JP2003208204A - プラント制御監視装置およびこのプラント監視制御装置における制御ロジック編集方法 - Google Patents

プラント制御監視装置およびこのプラント監視制御装置における制御ロジック編集方法

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JP2003208204A
JP2003208204A JP2002003240A JP2002003240A JP2003208204A JP 2003208204 A JP2003208204 A JP 2003208204A JP 2002003240 A JP2002003240 A JP 2002003240A JP 2002003240 A JP2002003240 A JP 2002003240A JP 2003208204 A JP2003208204 A JP 2003208204A
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program
module
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Nobuhisa Osaki
暢久 大崎
Wataru Sasaki
亘 笹木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編集装置に編集監視プログラムを組み込むこ
となく、制御ロジックの編集及び監視を行うプラント制
御監視装置を提供する。 【解決手段】 プラントを制御する制御ロジックを編
集,コンパイル,ロード,モニタリングなどを行う編集装
置1と、編集されたロジックを用いてプラント制御を行
う制御装置2が、通信手段によって接続されたプラント
監視制御装置において、編集装置1が、制御装置2から
編集プログラム21を取り込む編集起動プログラム11
と伝送制御処理14を備え、制御装置2が、編集プログ
ラム21と制御ロジック22と伝送制御処理を備え、編
集装置1上で実行する編集プログラム21を制御装置2
上に組込み、編集を行う際に制御装置2から編集装置1
に通信手段を介して編集プログラム21を取り込み、取
り込んだ編集プログラム12を用いて制御ロジック13
の編集を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント制御に用
いる制御ロジックの編集および実行状態のモニタリング
を行うロジック編集監視装置、および制御ロジックを実
行するプラント制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、従来のプラント監視
制御装置は、編集装置1と、制御装置2と、入力装置3
と、表示装置4とから構成されている。編集装置1は、
編集プログラム12と、制御ロジック13と、伝送処理
手段14とを有して構成される。制御装置2は、伝送処
理手段25と、制御ロジック22と、実行プログラム2
3と、プロセス入出力処理手段24とを有して構成され
る。
【0003】このような構成を有するプラント監視制御
装置は、制御ロジックの編集・コンパイル・ロード、ま
たは実行状態のモニタリングを編集装置1で行い、通信
手段で接続されたプラント制御装置2にて制御ロジック
22を実行することによりプラントの監視および制御を
行っている。これらの装置には、それぞれ、制御ロジッ
クの編集などを行う編集プログラム12とロードされた
制御ロジック22を解釈して実行する実行プログラム2
3が組み込んである。
【0004】このような装置においては、制御ロジック
の編集・コンパイル・ロード・モニタリングを行うプロ
グラムは、予め編集装置に組み込んでおく必要があっ
た。通常、制御ロジックの編集は複数人で行い、かつパ
ーソナルコンピュータの普及により編集を行うユーザが
各人1台づつ編集装置を持つのが普通になってきてい
る。そのため、制御装置に比べ編集装置の数が多数とな
り、多数の編集装置に編集プログラムの組込みを行う必
要があった。
【0005】また、編集装置を制御装置に接続して編集
等を行おうとしたところ、編集装置に組み込んである編
集プログラムと制御装置上の制御ロジックを作成した編
集プログラムのバージョンが異なり、編集作業などが出
来ない、あるいは誤った動作を起こすというおそれがあ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に注目してなされたものであり、前記の編集プログラ
ムの組込みを容易に行うこと、およびバージョンの不整
合による誤動作を未然に防ぐことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
次の方法により解決している。編集プログラムを予め編
集装置に組み込むのではなく制御装置上に組み込んでお
き、編集を行うときに制御装置から使用する機能単位で
通信手段を介して編集装置に編集プログラムを取り込
み、編集プログラムを実行するようにする。
【0008】詳細には、本発明は、プラントを制御する
制御ロジックを編集,コンパイル,ロード,モニタリング
などを行う編集装置と、編集されたロジックが格納され
実行されることによりプラント制御を行う制御装置が、
通信手段によって接続されたプラント監視制御装置にお
いて、編集装置が、制御装置から編集プログラムを取り
込む編集起動プログラムと伝送制御処理を備え、制御装
置が、編集プログラムと制御ロジックと伝送制御処理を
備え、編集装置上で実行する編集プログラムを制御装置
上に組込み、編集を行う際に制御装置から編集装置に通
信手段を介して編集プログラムを取り込み、この編集プ
ログラムを用いて制御ロジックの編集を行うことを特徴
とする。
【0009】本発明は、上記プラント監視制御装置にお
いて、制御装置上に組み込んだ編集プログラムが、機能
毎に分割された、編集装置に取り込む際に分割された機
能毎に取り込みができかつ機能毎に実行できる機能モジ
ュールとして構成され、編集プログラム起動時には起動
に必要な最小限の機能モジュールのみ取り込み、ユーザ
の操作によりその他の機能モジュールが必要となったと
きに、その機能モジュールを制御装置から取り込ことを
特徴とする。また、現在実行している機能の次に実行す
る機能の機能モジュールを現在実行している機能に対応
して記述した次実行モジュールテーブルを備え、編集プ
ログラム起動時には、起動に必要な最小限の機能モジュ
ールのみ取り込み、ユーザの実行している機能から次に
使用が想定される機能である次実行機能の機能モジュー
ルを取り込むことを特徴とする。
【0010】本発明は、上記プラント監視制御装置にお
いて、次実行機能モジュールの実行情報を記述した次実
行機能モジュール優先テーブルを設け、編集機能の実行
中に機能モジュールの実行情報を採取しておき、前記実
行情報を元に複数の次実行機能モジュールの中から取り
込みを行う優先順位をつけ、前記優先順位に従って機能
モジュールを取り込むことを特徴とする。
【0011】本発明は、上記プラント監視制御装置にお
いて、使用機能の実行情報を使用ユーザ毎に保持し、ユ
ーザ毎に取り込む機能モジュールの優先順位を決定する
ことを特徴とする。
【0012】本発明は、制御装置から編集プログラムを
取り込む編集起動プログラムと伝送制御処理を備え、プ
ラントを制御する制御ロジックを編集,コンパイル,ロー
ド,モニタリングなどを行う編集装置と、編集装置上で
実行する編集プログラムと制御ロジックと伝送制御処理
を備え、編集された制御ロジックが格納され実行される
ことによりプラント制御を行う制御装置が、通信手段に
よって接続されたプラント監視制御装置における制御ロ
ジック編集方法において、編集を行う際に制御装置から
編集装置に通信手段を介して編集プログラムと制御ロジ
ックを取り込み、取り込んだ編集プログラムを用いて制
御ロジックの編集を行うことを特徴とする。
【0013】本発明は、上記プラント監視制御装置にお
けるロジック編集方法において、制御装置上に組み込ん
だ編集プログラムが機能毎に分割された、編集装置に取
り込む際に分割された機能毎に取り込みができかつ機能
毎に実行できる機能モジュールとして構成され、編集プ
ログラム起動時には起動に必要な最小限の機能モジュー
ルのみ取り込み、ユーザの操作によりその他の機能モジ
ュールが必要となったときに、その機能モジュールを制
御装置から取り込ことを特徴とする。
【0014】本発明は、上記プラント監視制御装置にお
ける制御ロジック編集方法において、編集プログラム起
動時には、起動に必要な最小限の機能モジュールのみ取
り込み、ユーザの実行している機能から次に使用が想定
される機能である次実行機能の機能モジュールを取り込
むことを特徴とする。
【0015】本発明は、上記プラント監視制御装置にお
ける制御ロジック編集方法において、編集機能の実行中
に機能モジュールの実行情報を採取しておき、前記実行
情報を元に複数の次実行機能モジュールの中から取り込
みを行う優先順位をつけ、前記優先順位に従って機能モ
ジュールを取り込むことを特徴とする。
【0016】本発明は、上記プラント監視制御装置にお
ける制御ロジック編集方法において、使用機能の実行情
報を使用ユーザ毎に保持し、ユーザ毎に取り込む機能モ
ジュールの優先順位を決定することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるプラ
ント監視制御装置を構成する機能の概略を示すブロック
図である。
【0018】本発明の第1の実施の形態にかかるプラン
ト監視制御装置は、編集装置1と、制御装置2と、入力
装置3と、表示装置4とから構成される。
【0019】編集装置1は、編集起動プログラム11
と、編集プログラム12と、制御ロジック13と、伝送
制御処理14とを有して構成される。
【0020】編集起動プログラム11は、編集作業の開
始時に編集プログラム12の取り込みのみを行うプログ
ラムである。
【0021】編集プログラム12は、編集装置において
実行される編集のプログラムである。
【0022】制御ロジック13は、編集の対象となるロ
ジックである。
【0023】伝送制御処理14は、通信手段を介して制
御装置2とプログラムを含むデータの授受を行う処理で
ある。
【0024】制御装置2は、編集プログラム21と、制
御ロジック22と、実行プログラム23と、プロセス入
出力手段24とを有して構成される。
【0025】制御装置2は、プラントの監視及び制御を
制御ロジック22に基づいて行う装置である。
【0026】編集プログラム21は、編集装置1におい
て実行される編集のプログラムである。
【0027】制御ロジック22は、プラント監視制御装
置2が実行する監視制御の手順などからなるロジックで
ある。
【0028】実行プログラム23は、制御ロジック22
を実行するプログラムである。
【0029】プロセス入出力手段24は、実行プログラ
ム23の監視制御対象となる機器などとの間で指令やデ
ータを入出力する処理である。
【0030】制御装置2の環境構築時には、編集装置1
において実行される編集プログラム21、編集装置1に
て生成されロードされた制御ロジック22を解釈して実
行する実行プログラム23と、実行プラグラムからの指
令によりプロセスデータの入出力を行うプロセス入出力
処理24、および通信手段を介して編集装置1とプログ
ラムを含むデータの授受を行う伝送制御処理25の組込
みを行う。制御ロジック22は編集装置1における制御
ロジックの編集による成果物なので組込みの対象とはな
らない。
【0031】編集装置1には、編集作業の開始時に編集
プログラム12の取り込みのみを行う編集起動プログラ
ム11と、および通信手段を介して制御装置2とプログ
ラムを含むデータの授受を行う伝送制御処理14を具備
する。
【0032】図2を用いて、制御装置2上の既存の制御
ロジック22の編集を編集装置1で行い、コンパイル、
ロードによって編集後の制御ロジックを制御装置2に反
映する編集処理の流れを説明する。ユーザが編集装置1
に接続されているマウス、キーボードなどの入力装置3
から編集起動プログラム11に対して編集プログラム1
2の起動の操作を行うと(S1)、編集装置1は、制御
装置2に組み込まれている編集プログラム21を伝送制
御処理14、25を介して取り込み(S2)、編集装置
1上で編集プログラム12を起動する(S3)。
【0033】次に、ユーザが起動された編集プログラム
12に対して既存制御ロジック13の編集を指示する
(S4)。指示を受けた編集プログラム12は、制御装
置2から伝送制御処理14を介して所望の制御ロジック
22を編集装置1に取り込み(S5)、取込んだ制御ロ
ジック13を編集プログラムが解析して、取り込んだ制
御ロジックの22内容を表示装置4に表示する(S
6)。
【0034】ユーザは、編集装置1上で編集処理を実行
する(S7)。編集を実行した後に編集プログラム12
に対してコンパイルを行い制御ロジック13が更新され
る(S8)。その後にロードの操作を行なって更新され
た制御ロジック13を伝送制御処理14、25を介して
制御装置2にロードする(S9)。ロードされた編集後
の制御ロジックは、制御装置1において制御ロジック2
2として格納される。
【0035】このようにして、編集装置1は、制御装置
2が有する編集ロジックを使用して、既存の制御ロジッ
クを編集するので、複数の編集装置で既存の制御ロジッ
クを編集する場合でも、それぞれの編集装置に共通した
編集ロジックで編集処理を行うことができる。
【0036】上記第1の実施の形態にかかる方式により
取り込む編集プログラムを機能単位のモジュールに分割
し、各モジュール単位を編集装置上に取り込む方式であ
る第2の実施の形態について、図3を用いて説明する。
制御装置2の編集プログラム21は、基本機能モジュー
ル211・取り込み(セーブ)モジュール212・編集
画面表示モジュール213・編集操作モジュール214
・コンパイルモジュール215・ロードモジュール21
6・ファイル入力モジュール217・ファイル出力モジ
ュール218・モニタリングモジュール219のように
機能単位のモジュールに分割される。編集装置1は、編
集プログラム21のうち必要とするモジュール単位、例
えば基本機能モジュール121、セーブモジュール12
2、編集画面表示モジュール123を編集装置1上に取
り込む。
【0037】各機能モジュールはそれぞれ以下のような
機能を持っている。基本機能モジュール211、121
は、起動時に一番最初に編集装置1に取込まれ、他モジ
ュールの取り込み、実行などの管理を行う機能を有して
いる。セーブモジュール212、122は、制御装置2
上の制御ロジック22を編集装置1上に取り込む機能を
有している。編集画面表示モジュール213,123
は、制御ロジックを解釈し、ロジック内容を編集画面に
表示する機能を有している。編集操作モジュール214
は、編集画面に表示されたロジックに対してユーザが行
った追加、変更、削除など操作の反映を行う機能を有し
ている。コンパイルモジュール215は、編集結果を解
釈し制御ロックに変換する機能を有している。ロードモ
ジュール216は、コンパイル機能により生成された制
御ロジックを制御装置2にロードする機能を有してい
る。ファイル入力モジュール217は、ファイル出力に
より記憶媒体に保存された内容を読み込む機能を有して
いる。ファイル出力モジュール218は、編集中の内容
を編集装置1に接続された記憶媒体に書き込む機能を有
している。モニタリングモジュール219は、制御装置
上で実行している制御ロジックの実行状態を表示する機
能を有している。
【0038】これらの機能モジュールは、各機能モジュ
ール単位で実行が可能となっており、全ての機能モジュ
ールの取り込みを行わなくても、基本モジュール12
1、編集画面表示モジュール122、編集操作モジュー
ル123の3モジュールのように対象となる機能モジュ
ールだけで実行可能である。
【0039】この方式による編集プログラムの実行処理
を、図4のタイムチャートを用いて説明する。ユーザの
編集実行操作により編集起動プログラムが起動され
(A)、基本モジュールを取り込み起動をかけた(B)
後、基本モジュール(C)は、ユーザによるセーブ操作
によってセーブモジュール(D)、編集画面表示モジ
ュール(E)、編集操作モジュール(F)の順に機能モ
ジュールの取り込みを行い編集処理を実行する。その後
ユーザによるコンパイル操作によって基本モジュール
がコンパイルモジュールを取り込み(G)、コンパイル
を行う。また同様にロード操作を行ったときに、基本
モジュールがロードモジュール取り込み(H)、編集し
た制御ロジックのロードを行う。
【0040】このように編集プログラムを、編集処理の
実行に必要となるモジュール単位で取り込むので、ユー
ザが編集プログラム起動操作を行ってから実際に編集作
業を開始できるまでの時間が短縮される。
【0041】しかしながら、上記の方式では、編集装置
に取り込みが行われていない機能モジュールを使用する
機能を実行する操作を行った場合には、機能モジュール
の取り込みが終わった後に機能が使用可能となるために
実際に機能を使用できるまでに取り込みの時間だけ時間
が掛かることとなる。
【0042】第2の実施の形態における編集装置上に取
り込まれていない機能モジュールを使用する時の機能使
用操作から実際に実行されるまでの時間を短縮するよう
にした第3の実施の形態について説明する。一般的に編
集作業は、制御ロジックの画面表示、編集、コンパイ
ル、ロード、モニタリングのように一連の作業の流れが
想定できる。この実施の形態では、前記の編集作業の特
性に着目し、ユーザがある機能を使用しているときに、
次実行機能の機能モジュールの取り込みを先に行うもの
である。
【0043】第3の実施の形態にかかるプラント監視制
御装置の機能構成の概要を図5を用いて説明する。第3
の実施の形態にかかるプラント監視制御装置は、編集装
置1に次実行モジュールテーブル16を設け、制御装置
2に次実行モジュールテーブル26を設けた点に特徴を
有している。
【0044】制御装置2に設けた次実行モジュールテー
ブル26に次実行機能を記憶しておき、セーブ操作時に
この次実行モジュールテーブルを編集装置に取り込み、
現在の機能を実行している間に、次実行モジュールテー
ブル16を参照して次実行機能モジュールが何であるか
を判断し、その機能モジュールを制御装置2から取り込
んでおく。
【0045】次実行モジュールテーブルは、図6に示す
ようにユーザの操作に対応して次に実行される機能モジ
ュールを特定して構成される。例えば、ユーザが編集操
作を実行している場合、次にはコンパイル機能およびフ
ァイル出力機能を使用することが予想されるために、そ
れぞれコンパイルモジュール、ファイル出力モジュール
の取り込みを行うというようになる。次実行モジュール
テーブルは、制御装置2上に配置し、編集プログラムの
起動時に基本機能モジュールにより編集装置上に取り込
む。
【0046】第4の実施の形態は、第3の実施の形態に
おいて、次実行機能が複数ある場合に機能モジュールの
取り込みに優先順位を付け、優先順位の高いモジュール
から順に取り込みを行うものである。機能モジュールの
取り込みの優先順位は、ある機能を実行していた後に実
行された回数の多い順に優先順位が高いと決める。この
回数は、図7に示す各機能の実行回数を記録している実
行モジュール回数テーブルに保持する。このテーブルは
制御装置2上に配置され編集プログラム起動時に基本機
能モジュールにより編集装置1に取込まれ、編集作業実
行中の機能の切り替え時に基本機能モジュールが変更情
報を採取し更新する。そして編集プログラム終了時に制
御装置2に反映する。優先順位と取り込み順の例として
は、編集操作の次にはコンパイルおよびファイル出力が
予想されるが、実行回数はコンパイルが5回、ファイル
出力が11回であるために、ファイル出力操作が優先順
位が高いとし、ファイル出力モジュールの取り込みを先
に行い、次にコンパイルモジュールの取り込みを行う。
こにれにより頻繁に使用する機能モジュールが先に読み
込まれ、ユーザが使用操作を行ったときに機能モジュー
ルの取り込みが完了していることが多くなり、ユーザが
操作後に当該機能モジュールの取り込みが実行され機能
の実行までに時間が掛かることが少なくなる。
【0047】第5の実施の形態は、第4の実施の形態に
おいて、機能の実行回数を記憶する実行モジュール回数
テーブルを使用するユーザ毎に設け、ユーザ毎の使用傾
向により機能モジュールの取り込みを行うものである。
編集装置1にて編集操作を行う場合、操作をするユーザ
が設計者、検査員等によって操作傾向が異なる。そのた
め実行モジュール回数テーブルに記憶される値も異なっ
てくる。そこで、制御装置2上にユーザ毎に実行モジュ
ール回数テーブルを設け、編集装置1ではユーザに対応
したテーブルを取り込み参照および更新を行うようにす
る。ユーザの識別は、編集装置に搭載されているオペレ
ーティングシステム(以下「OS」と呼ぶ)がユーザ認
証機能を持っている場合にはOSの情報を参照する。O
Sに当該機能が無い場合には、基本機能モジュールにて
ユーザIDの入力を行いユーザを識別する。
【0048】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明のプラント
制御監視装置によれば、編集装置に対する編集プログラ
ムの組込みを行うこと無く、制御プログラムの編集およ
び監視が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるプラント監
視制御装置の構成の概要を説明する機能ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかるプラント監
視制御装置における編集処理の流れを説明するフローチ
ャート。
【図3】機能モジュールの取り込みを説明する図。
【図4】機能モジュールの取り込みを説明するタイムチ
ャート。
【図5】次実行機能の機能モジュールを取り込むように
したプラント監視制御装置の構成の概要を説明する機能
ブロック図。
【図6】次実行機能の情報を保持する次実行モジュール
テーブルの構造を説明する図。
【図7】機能の実行回数情報を保持する実行モジュール
回数テーブルの構造を説明する図。
【図8】従来のプラント監視制御装置の構造の概要を説
明する機能ブロック図。
【符号の説明】
1 編集装置 11 編集起動プログラム 12 編集プログラム(取り込み後) 121 基本機能モジュール(取り込み後) 122 セーブモジュール(取り込み後) 123 編集画面表示モジュール(取り込み後) 13 制御ロジック 14 伝送制御処理 16 次実行モジュールテーブル(取り込み後) 2 制御装置 21 編集プログラム(取り込み前) 211 基本機能モジュール(取り込み前) 212 セーブモジュール(取り込み前) 213 編集画面表示モジュール(取り込み前) 22 制御ロジック 23 実行プログラム 24 プロセス入出力装置 25 伝送制御処理 26 次実行モジュールテーブル(取り込み前) 3 入力装置 4 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹木 亘 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 Fターム(参考) 5H220 AA01 BB05 CX10 JJ12 JJ24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントを制御するロジック(以下「制
    御ロジック」という)を編集,コンパイル,ロード,モニ
    タリングなどを行うロジック編集監視装置(以下「編集
    装置」という)と、編集されたロジックが格納され実行
    されることによりプラント制御を行うプロセス制御装置
    (以下「制御装置」という)が、通信手段によって接続
    されたプラント監視制御装置において、編集装置が、制
    御装置から編集プログラムを取り込む編集起動プログラ
    ムと伝送制御処理を備え、制御装置が、編集プログラム
    と制御ロジックと伝送制御処理を備え、編集装置上で実
    行する編集プログラムを制御装置上に組込み、編集を行
    う際に制御装置から編集装置に通信手段を介して編集プ
    ログラムを取り込み、この編集プログラムを用いて制御
    ロジックの編集を行うことを特徴とするプラント監視制
    御装置。
  2. 【請求項2】 制御装置上に組み込んだ編集プログラム
    が、機能毎に分割された、編集装置に取り込む際に分割
    された機能毎に取り込みができかつ機能毎に実行できる
    機能モジュールとして構成され、編集プログラム起動時
    には起動に必要な最小限の機能モジュールのみ取り込
    み、ユーザの操作によりその他の機能モジュールが必要
    となったときに、その機能モジュールを制御装置から取
    り込ことを特徴とする請求項1に記載のプラント監視制
    御装置。
  3. 【請求項3】 現在実行している機能の次に実行する機
    能の機能モジュールを現在実行している機能に対応して
    記述した次実行モジュールテーブルを備え、編集プログ
    ラム起動時には、起動に必要な最小限の機能モジュール
    のみ取り込み、ユーザの実行している機能から次に使用
    が想定される機能である次実行機能の機能モジュールを
    取り込むことを特徴とする請求項2に記載のプラント監
    視制御装置。
  4. 【請求項4】 次実行機能モジュールの実行情報を記述
    した次実行機能モジュール優先テーブルを設け、編集機
    能の実行中に機能モジュールの実行情報を採取してお
    き、前記実行情報を元に複数の次実行機能モジュールの
    中から取り込みを行う優先順位をつけ、前記優先順位に
    従って機能モジュールを取り込むことを特徴とする請求
    項3に記載のプラント監視制御装置。
  5. 【請求項5】 使用機能の実行情報を使用ユーザ毎に保
    持し、ユーザ毎に取り込む機能モジュールの優先順位を
    決定することを特徴とする請求項4に記載のプラント監
    視制御装置。
  6. 【請求項6】 制御装置から編集プログラムを取り込む
    編集起動プログラムと伝送制御処理を備え、プラントを
    制御する制御ロジックを編集,コンパイル,ロード,モニ
    タリングなどを行う編集装置と、編集装置上で実行する
    編集プログラムと制御ロジックと伝送制御処理を備え、
    編集された制御ロジックが格納され実行されることによ
    りプラント制御を行う制御装置が、通信手段によって接
    続されたプラント監視制御装置における制御ロジック編
    集方法において、編集を行う際に制御装置から編集装置
    に通信手段を介して編集プログラムと制御ロジックを取
    り込み、取り込んだ編集プログラムを用いて制御ロジッ
    クの編集を行うことを特徴とするプラント監視制御装置
    における制御ロジック編集方法。
  7. 【請求項7】 制御装置上に組み込んだ編集プログラム
    が機能毎に分割された、編集装置に取り込む際に分割さ
    れた機能毎に取り込みができかつ機能毎に実行できる機
    能モジュールとして構成され、編集プログラム起動時に
    は起動に必要な最小限の機能モジュールのみ取り込み、
    ユーザの操作によりその他の機能モジュールが必要とな
    ったときに、その機能モジュールを制御装置から取り込
    ことを特徴とする請求項6に記載のプラント監視制御装
    置における制御ロジック編集方法。
  8. 【請求項8】 編集プログラム起動時には、起動に必要
    な最小限の機能モジュールのみ取り込み、ユーザの実行
    している機能から次に使用が想定される機能である次実
    行機能の機能モジュールを取り込むことを特徴とする請
    求項7に記載のプラント監視制御装置における制御ロジ
    ック編集方法。
  9. 【請求項9】 編集機能の実行中に機能モジュールの実
    行情報を採取しておき、前記実行情報を元に複数の次実
    行機能モジュールの中から取り込みを行う優先順位をつ
    け、前記優先順位に従って機能モジュールを取り込むこ
    とを特徴とする請求項8に記載のプラント監視制御装置
    における制御ロジック編集方法。
  10. 【請求項10】 使用機能の実行情報を使用ユーザ毎に
    保持し、ユーザ毎に取り込む機能モジュールの優先順位
    を決定することを特徴とする請求項9に記載のプラント
    監視制御装置における制御ロジック編集方法。
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