JP2003206062A - 枚葉紙をパイル上へ搬送して載置するための装置 - Google Patents

枚葉紙をパイル上へ搬送して載置するための装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Forming Counted Batches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ローラの、より迅速な側方運動を保証
し、かつ搬送ローラをシフトさせるための装置を汚染や
機械的作用に対して保護する。 【解決手段】 搬送ローラ1を枚葉紙の搬送方向に対し
て側方にシフトさせるための装置27の機構と、搬送ロ
ーラ1へ回転を伝達するための装置28の機構とが1つ
の管2の内部に配置されており、該管2に搬送ローラ1
が装着されており、さらに搬送ローラ1の位置を較正
し、かつパイル内部での高さ差を歪みなく補償するため
の手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にシートもしく
は枚葉紙を加工する機械、特にデジタル式の多色印刷機
に設けられた排紙装置内部での運転のための、枚葉紙を
少なくとも1つのパイル(積み紙)上へ搬送して載置す
るための装置であって、複数の搬送ローラを枚葉紙の搬
送方向に対して側方にシフトさせるための装置と、搬送
ローラへ回転を伝達するための装置とが設けられている
形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の装置は、特開平8−1
69609号公報に基づき公知である。
【0003】シートもしくは枚葉紙を加工する機械、特
に多色印刷機では、紙経路の終端部に設けられた構成ユ
ニットが排紙装置として使用される。これらの構成ユニ
ットは、紙枚葉紙、つまり枚葉紙をコントロールして、
既に存在するパイル(積み紙)上に載置させるか、また
は新しいパイルを形成することができる。このために
は、たとえば負圧および正圧を用いて作動するシステム
または純機械的に、たとえば舌片・押えシステムや、そ
の上に配置されたローラによって作用するようなシステ
ムが存在している。ドイツ連邦共和国特許出願公開第1
9957574号明細書に記載されている、このような
機械的なシステムは、極めて高い紙載置精度を実現して
いる。慣用の排紙装置の場合よりもあまり材料集中的で
はないエレメントが使用される。これにより、パイルを
搬出するためか、またはパイルを検査するためか、また
は枚葉紙を引き続き加工できるようにするために、十分
なスペースがパイル周辺領域に提供されている。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第1995
7574号明細書に記載の排紙装置では、紙経路内の特
に最後のローラ対が搬送ローラ対として使用される。こ
の搬送ローラ対は舌片対と押えとの上方に取り付けられ
ている。この搬送ローラ対の機能は、舌片対および押え
と協働して、排紙装置の範囲内へ搬送された枚葉紙を、
紙パイル上にぴたりと正確に載置させるか、または新し
いパイルを形成することである。
【0005】搬送ローラ対には回転運動を付与すること
ができる。搬送ローラ対は枚葉紙の搬送方向に対して側
方に運動可能である。搬送ローラの表面は極めて大きな
摩擦係数を有しており、それに対して、搬送ローラの真
下に位置する舌片はローラに面した側に極めて小さな摩
擦係数を有している。搬送ローラの側方可動性に基づ
き、場合によっては生じる枚葉紙の誤位置を、少なくと
も搬送方向に対して直交する方向での位置に関して補正
することが可能にする。さらに、パイル上での枚葉紙の
側方位置をコントロールすることもできるので、たとえ
ば種々の印刷オーダを区別するためにパイル内部に段差
を形成することができる。
【0006】回転するローラによって、枚葉紙はパイル
上へ迅速に搬送される。搬送ローラへの回転の伝達は駆
動軸から行われる。搬送ローラはアルミニウム管に装着
固定されており、このアルミニウム管が駆動軸に結合さ
れている。駆動軸は、たとえば歯付ベルトを介して駆動
され得る。
【0007】搬送ローラを側方にシフトさせるために、
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19957574号明
細書に記載の構成では、搬送ローラの上方に配置された
アクチュエータが設けられており、このアクチュエータ
はスピンドルを駆動する。このスピンドルには、相対回
動防止されたジョイントヘッドが装着されており、この
ジョイントヘッドはロッドを案内する。このロッドは搬
送ローラのアルミニウム管に設けられた、一緒に回転し
ない作動リングにねじ込まれている。横方向で、この作
動リングは搬送ローラと連結されており、これによって
搬送ローラの側方シフトが可能になる。
【0008】前記スピンドルに装着されたジョイントヘ
ッド内で、ロッドは開口によって案内される。パイル上
に新しい枚葉紙を載置したい場合、載置過程の間、搬送
ローラがパイルの表面から離脱することが必要となる。
このためには、駆動軸にレバーアームが設けられてい
る。
【0009】この場合、搬送ローラを側方に運動させる
ことのできる速度は制限されている。この速度は、たと
えば、より大きなスピンドルストロークを有するスピン
ドルを使用すれば増大可能になるが、しかし、システム
のこのような拡張は著しいコスト増大につながる。
【0010】搬送ローラの側方シフトを生ぜしめるスピ
ンドルはこの場合、開いた状態でかつ無防備な状態で存
在している。これにより、このスピンドルは容易に汚染
に見舞われ、また機械的な作用に対しても敏感となる。
これにより、スピンドルは損傷されるか、または機能面
で損なわれる恐れがある。
【0011】搬送ローラへ回転を伝達するための駆動軸
は、歯付ベルトによって駆動され得る。枚葉紙パイルは
各側の間で高さ差を有する場合があるので、搬送ローラ
を介して駆動軸も傾斜させられる恐れがある。このよう
な傾斜位置は最大4゜にもなり得る。歯付ベルト車は駆
動軸と固く連結されているので、この傾斜位置は歯付ベ
ルト車のフランジを形成するフランジディスクへも伝達
される。これにより、歯付ベルトはフランジディスクの
縁部に押し当てられ、傾斜位置を取ったまま徐々に摩滅
する。歯付ベルトのこのような摩耗により、歯付ベルト
を頻繁に交換することが必要となる。
【0012】
【特許文献1】特開平8−169609号公報
【特許文献2】ドイツ連邦共和国特許出願公開第199
57574号明細書
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、搬送
ローラを枚葉紙の搬送方向に対して側方にシフトさせる
際の速度を廉価に増大させ、汚染や不本意な外部の機械
的作用および/または損傷に対するスピンドルの保護を
も達成し、さらに、摩耗に基づき歯付ベルトを交換しな
ければならなくなるインターバルを延長させることであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭で述べた形式の、枚葉紙をパ
イル上へ搬送して載置するための装置において、搬送ロ
ーラを枚葉紙の搬送方向に対して側方にシフトさせるた
めの装置の機構と、搬送ローラへ回転を伝達するための
装置の機構とが1つの管の内部に配置されており、該管
に搬送ローラが装着されているようにした。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、複数の搬送ローラが1
つの管に装着固定されている。この管は2つのレバーア
ームに結合されており、この場合、管は自由に回転する
ことができると同時に、引き続き側方に運動可能のまま
となる。レバーアームを介して、管を搬送ローラと共に
鉛直方向に持ち上げることができる。このことは新しい
枚葉紙をパイル上に供給するために必要となる。このよ
うな配置形式の利点は、管が保持装置内でレバーアーム
により邪魔されることなく回転し得ることにある。この
場合、保持装置により損なわれない管の側方運動が可能
となり、ひいては搬送ローラの側方運動が可能となる。
本発明のこのような構成では搬送ローラが直接に管に結
合されているので、別のエレメントを介在させる必要な
しに搬送ローラを直接に鉛直方向に持ち上げることもで
きる。
【0016】当該装置は本発明によれば、搬送ローラへ
回転を伝達するための装置の各機構が管の内部に配置さ
れるように構成されている。搬送ローラへ回転を伝達す
るための装置の機構は駆動軸を有しており、この駆動軸
は管の一方の側に配置されていて、形状的な拘束に基づ
いた形状接続により、つまり嵌合に基づいた係合によ
り、管に結合されている。この駆動軸は管と駆動連結さ
れていて、つまり管に駆動力が伝達されるように管と連
結されている。この駆動軸には回転運動を付与すること
ができるので、駆動軸を介して搬送ローラへトルクを伝
達することができる。こうして、搬送ローラの駆動メカ
ニズムは管の内部にコンパクトに存在している。また、
排紙装置の全幅を占めるような駆動軸も必要とならな
い。すなわち、排紙装置の製造のためには少量の材料し
か必要にならない。さらに、管の他方の端部は自由のま
まとなるので、この端部に別の装置のための機構を装備
することができる。また、各搬送ローラが別個の駆動軸
によって個々に制御可能であることも考えられる。これ
により、搬送ローラが互いに異なる速度で回転し得るよ
うになることを保証することができる。搬送ローラの互
いに異なる回転速度は、枚葉紙の位置補正もしくは向き
補正のために利用することができるので有利である。駆
動軸が両搬送ローラの間に一貫して延びるように設けら
れていない場合には、搬送ローラの回転軸線は互いに異
なる相互角度をも取ることができる。この場合、搬送ロ
ーラの回転軸線は互いに平行に延びている必要はない。
これによって、枚葉紙位置のための別の補正手段が与え
られている。また、上方から枚葉紙へ一層容易に接近す
ることができるようにもなる。なぜならば、接近を制限
する構成エレメントが存在していないからである。さら
に、欠陥源も消滅する。なぜならば、従来よりも僅かな
摩耗部分しか回転伝達に関与していないからである。駆
動軸が完全に管の内部に位置しているので、駆動軸はも
はや汚染や潜在的な故障源にさらされていない。
【0017】本発明のさらに別の有利な構成では、駆動
軸が管に直接に結合されていない。このためには連行体
が設けられており、この連行体は駆動軸と管とに、ぴた
りと嵌合するように結合されている。連行体はこの場
合、駆動軸に沿ってかつ/または管の内面に沿って、水
平方向に自由に可動となる。このためには、駆動軸も管
の内面も、相応して連行体に適合された形状を有してい
る。
【0018】連行体は管の内側へまたは駆動軸へ嵌入さ
れるか、または圧入されてプレス嵌めされ得る。この場
合、駆動軸と管との間の結合部に関して連行体をもはや
水平方向にシフトさせることはできなくなる。これによ
り摩擦点を回避することができるので有利である。ま
た、駆動軸と連行体と管とから成るシステムの安定性も
増大する。管の内面または駆動軸の表面のうちの少なく
とも1つの面に沿って連行体が水平方向に自由に運動可
能であることによってはじめて、管が側方にシフト可能
となることが保証される。これによってのみ、搬送ロー
ラも、枚葉紙を位置決めするために側方に移動調節され
得る。駆動軸は連行体を介して搬送ローラへ回転を伝達
する。このためには、連行体の片側が固定的に取り付け
られていると最も好都合である。したがって、本発明の
有利な構成では、連行体が管の内面に固く結合されてい
る。連行体は駆動軸と回転運動に関しては連動するよう
に結合されており、側方シフトに関しては分離されてい
る。すなわち、連行体と駆動軸との間では、側方シフト
の運動が伝達されない。
【0019】上記課題を解決するための本発明の解決手
段では、搬送ローラを枚葉紙の搬送方向に対して側方に
シフトさせるための装置の機構が管の内部に配置されて
いる。すなわち、管の他方の端部、つまり搬送ローラへ
回転を伝達するための装置が位置する方の端部とは反対
の側の端部には、スピンドルと、このスピンドルに装着
されたスピンドルナットとが存在している。スピンドル
ナットは管に結合されており、この場合、スピンドルナ
ットは回転に関しては完全に分離されている。すなわ
ち、スピンドルナットと管との間では、回転運動が伝達
されない。この目的のために本発明による装置では、ス
ピンドルナットと管との間の結合部が軸受けの形で設け
られていてよい。さらに、スピンドルナットは側方シフ
トに関しては管と連動するように結合されていることが
望ましい。この連動結合は本発明によれば、スピンドル
ナットを回転に関しては管から分離させる軸受けを介し
て行うことができる。スピンドルナットは拘束的に(s
chluessig)かつぴたりと嵌合するように軸受
けに結合されていてよいので、スピンドルナットの側方
シフトは直接に軸受けへ伝達され、ひいては管自体へ伝
達され得る。こうして、搬送ローラの著しく正確な制御
を行うこともできる。なぜならば、この場合に行われ
る、スピンドルナットのぴたりと嵌合した取付けの場合
には、もはや遊びがほとんど存在しなくなるようにスピ
ンドルナットを2つの軸受けの間に取り付けることがで
きるからである。本発明のこのような構成では、スピン
ドルが管の内部に位置していて、こうして汚染や機械的
な負荷に対して保護されている。スピンドルの損傷や故
障の低減を得ることができる。スピンドルは管の側方シ
フトを直接に生ぜしめるので、スピンドルの回転数によ
り高められた側方シフト速度を容易に達成することがで
きる。シフトの伝達には、高められた速度を受けて損傷
を受けてしまうような付加的なエレメントは全く関与し
ておらず、また駆動装置自体も、制限エレメントにはな
らない。
【0020】本発明のさらに別の有利な構成では、レバ
ーアームがジョイントヘッドを介して管に結合されてい
る。このジョイントヘッドは管の端部の周辺領域に位置
していると好都合である。こうして、レバーアームを管
の傾動から分離させることが可能になる。このような傾
動は、パイルがパイル表面の種々異なる点の間に高さ差
を有している場合に必ず出現する。搬送ローラは枚葉紙
載置過程の間、一時的にパイル上に載置されている。こ
うして、パイルの傾斜が直接に管へ伝達される。本発明
のこの構成では、レバーアームがジョイントヘッドを介
して、傾動に関しては管から分離されているので、レバ
ーアームには僅かな剪断力しか作用しなくなるので好都
合である。
【0021】本発明のさらに別の有利な構成では、駆動
軸もスピンドルも軸ジョイントを介して駆動エレメント
に結合されている。この軸ジョイントはジョイントヘッ
ドに対して同心的に管の軸線に配置されていると有利で
ある。こうして、搬送ローラの傾斜がレバーアームに
も、駆動エレメントにも、つまり駆動軸にもスピンドル
にも伝達されなくなることが保証されている。駆動エレ
メントは軸受けを介してのみレバーアームに結合されて
いることが望ましく、管に対しては直接的な結合が存在
していないことが望ましい。軸と軸受けとを介して、駆
動エレメントは回転に関してか、または側方運動に関し
て、管とは連動しないように分離されている。本発明に
よれば、歯付ベルトが設けられていてよい。この歯付ベ
ルトは歯付ベルト車として形成された駆動エレメントへ
力を伝達する。歯付ベルト車は、フランジを形成するフ
ランジディスクを備えており、このフランジディスクは
歯付ベルトを側方で取り囲むように把持している。歯付
ベルトに対して相対的に歯付ベルト車が傾動させられる
と、歯付ベルトはフランジディスクに当て付けられた状
態で走行するようになって、摩耗されてしまう。すなわ
ち、本発明のこの構成では、このような傾動を軸ジョイ
ントによって回避し、ひいては歯付ベルトの寿命を延長
することができる。同様のことは別の駆動システム、た
とえば歯車にも云える。
【0022】本発明による装置の拡張形では、管の少な
くとも一方の側に、管の位置、特に搬送ローラの位置を
検知するための少なくとも1つの位置検出ユニットが設
けられている。この位置検出ユニットはジョイントヘッ
ドの周辺に、有利にはレバーアームに準備されていてよ
い。位置検出ユニットは有利にはレバーアームに設けら
れたフォーク形ライトバリヤ、つまりフォーク形の光学
式通過センサと、管に装着固定された皿形ディスクとか
ら成っていてよい。この位置検出ユニットは2つの機能
を満たすことができる。第1に、これによって、管が側
方へ大きくシフトさせられて、ジョイントヘッド、駆動
エレメントまたは別の装置構成要素が歯付ベルト車の内
部で損傷されるか、または破壊されてしまうことを回避
することができる。皿形ディスクはこの場合、管に固定
の位置で配置されている。この位置は、ちょうど管の側
方シフトが所定の最大値を超過したときに皿形ディスク
がフォーク形ライトバリヤを起動させるように設定され
ている。このためには、本発明による装置では、管の端
部に2つの位置検出ユニットが設けられていてよい。す
なわち、管の両端部にそれぞれ1つの位置検出ユニット
が設けられていてよい。
【0023】第2の実施態様では、前記位置検出ユニッ
トを搬送ローラの位置を較正するために使用することが
できる。このためには1つの位置検出ユニットしか必要
にならない。管に固定された皿形ディスクと搬送ローラ
との間隔は一定であって、既知であるので、皿形ディス
クの位置を検出することによって直接に搬送ローラの位
置を推量することができる。このことは、パイル上への
枚葉紙のできるだけ正確な載置を保証するために有利に
なる。
【0024】本発明のその他の特徴は、以下に説明する
発明の実施の形態に記載されている。しかし、本発明は
以下の発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0026】図1には、シートもしくは枚葉紙をパイル
(積み紙)上へ搬送して載置するための装置の平面図が
示されている。搬送ローラ1が管2に固く結合された状
態で管2に装着されている。この管2は2つのジョイン
トヘッド3を介してレバーアーム4に支承されている。
これらのレバーアーム4は旋回支点5を介してハウジン
グ(図示しない)に旋回可能に結合されている。管2の
両端部には、歯付ベルト車6,7が配置されている。さ
らに、位置検出ユニットが図示されている。この位置検
出ユニットは、レバーアーム4の周辺に設けられたフォ
ーク形ライトバリヤ(フォーク形の光学式通過センサ)
19と、管2の両端部に設けられた2つの皿形ディスク
20とから成っている。
【0027】搬送ローラ1は、管2に対して直角の角度
を取るように管2に装着されている。管2の両端部に
は、搬送ローラ1を側方にシフトさせるための装置27
と、搬送ローラ1へ回転を伝達するための装置28とが
準備されている。
【0028】図2には、図1の、搬送ローラ1を側方に
シフトさせるための装置27が図示されている範囲が拡
大されて示されている。管2はジョイントヘッド3を介
してレバーアーム4に支承されている。このレバーアー
ム4はスリーブ10を介して、玉軸受け9によって歯付
ベルト車6に結合されている。この歯付ベルト車6は、
駆動のために設けられた歯付ベルト(図示しない)を案
内するためにフランジディスク8を有している。歯付ベ
ルト車6を介して軸片11に回転を伝達することができ
る。この軸片11は軸ジョイント12を介してスピンド
ル13と連結されている。軸ジョイント12の中心点は
この場合、ジョイントヘッド3の中心点と一致してい
る。スピンドル13上には、スピンドルナット14が位
置決めされており、このスピンドルナット14は、玉軸
受け15を介して回転運動に関して管2から分離されて
いる。すなわち、スピンドルナット14と管2との間で
回転運動は伝達されない。スピンドルナット14には、
スリーブ16が続いている。このスリーブ16はスピン
ドル13と軸ジョイント12と軸片11とを取り囲んで
いる。このスリーブ16は管2の内部で、管2内にプレ
ス嵌めされている滑り軸受け17に支承されていて、こ
うして回転運動に関して管2から分離されている。すな
わち、スリーブ16と管2との間では、やはり回転運動
は伝達されない。管2は滑り軸受け17をもって成端し
ており、したがって管2はスリーブ16全長にわたって
スリーブ16を取り囲んでいるわけではない。スリーブ
16の端部には、クランプブロック18が配置されてい
る。このクランプブロック18は二面幅(Schlue
sselweite)を有していて、この二面幅を介し
てスリーブ10に相対回動不能に結合されている。スリ
ーブ10の内部には、クランプブロック18とスリーブ
16とのための自由スペース29,30が切り欠かれて
いる。さらに、レバーアーム4にはフォーク形ライトバ
リヤ19が位置決めされている。このフォーク形ライト
バリヤ19は管2に装着された皿形ディスク20によっ
て起動させることができる。
【0029】図3には、図1の、搬送ローラ1へ回転を
伝達するための装置28の機構を有する範囲が拡大され
て示されている。この場合にも、歯付ベルト車7は玉軸
受け21によってスリーブ22に支承されている。この
スリーブ22はレバーアーム4に結合されている。この
歯付ベルト車7にも、歯付ベルト(図示しない)を案内
するためのフランジディスク8が設けられている。歯付
ベルト車7を介して軸片23が駆動される。この軸片2
3は軸ジョイント24を介して駆動軸25に結合されて
いる。軸ジョイント24の中心点は、レバーアーム4に
結合されたジョイントヘッド3の中心点に位置してい
る。駆動軸25は連行体26を介して管2に結合されて
いる。この管2は相応する嵌合形状を有しているので、
連行体26は相対回動不能に管2に結合されている。す
なわち、連行体26は二面幅を介して管2と連結されて
いる。スリーブ22の内部には、管2のための自由スペ
ース31,32が切り欠かれている。レバーアーム4に
は、フォーク形ライトバリヤ19が位置決めされてお
り、このフォーク形ライトバリヤ19は、管2に取り付
けられた皿形ディスク20と共に管2の位置を検出する
ことができる。
【0030】図4には、歯付ベルト車6の横断面図が示
されている。この横断面図からは、搬送ローラ1を側方
にシフトさせるための装置27を形成する各機構が判
る。クランプブロック18はスリーブ16に装着されて
おり、クランプブロック18の軸線を貫いて軸片11が
設けられている。クランプブロック18は二面体(Zw
eiflach)の特徴を有しており、スリーブ10は
相応する形状を有しているので、クランプブロック18
の運動は自由スペース30の方向でしか可能とならな
い。クランプブロック18の回動は不可能である。これ
により、スピンドルナット14とスリーブ16とを介し
てクランプブロック18と連結されたスピンドル13は
回動防止もしくは回転防止されている。
【0031】図5には、管2の一方の端部を斜め上方か
ら見た図が示されているので、位置検出ユニットが見え
ている。フォーク形ライトバリヤ19はレバーアーム4
に固く組み付けられている。管2に装着された皿形ディ
スク20の形状は、管2の規定の位置が超えられると、
皿形ディスク20の外縁部がフォーク形ライトバリヤ1
9の開口33に進入するように設計されている。
【0032】図1に示したような構造を用いると、枚葉
紙を積み紙もしくはパイル上に載置することができる。
搬送ローラ1は管2と一緒に共通の軸線を中心にして回
転する。これによって枚葉紙を搬送することができる。
なぜならば、搬送ローラ1の表面が大きな摩擦係数を有
しているからである。管2への回転運動の伝達は歯付ベ
ルト車7を介して行われる。1枚の枚葉紙を搬送方向に
搬送する際には、この枚葉紙がパイルの表面に載置され
ており、この場合、枚葉紙とパイルとの間には舌片(図
示しない)が設けられている。搬送ローラ1はこのと
き、枚葉紙に載置されている。舌片を除去できるように
するためには、搬送ローラ1を持ち上げることが必要で
ある。このためには、管2がレバーアーム4によって持
ち上げられる。このためには、レバーアーム4が旋回支
点5によってハウジング(図示しない)に結合されてい
る。これにより、レバーアーム4を鉛直方向へ持ち上げ
ることができる。次いで、この位置で枚葉紙は押えシス
テム(図示しない)の補助によってパイル上へ位置固定
される。新しい枚葉紙をパイル上へ搬送するためには、
搬送ローラ1がこの新しい枚葉紙上へ降下させられ、こ
の場合、この枚葉紙は搬送ローラ1とパイルとの間に位
置固定される。枚葉紙の側方位置が、所望の位置に相当
していない場合(このことは、たとえばパイル内部に段
差を形成したい場合にも云える)には、搬送ローラ1に
よって枚葉紙を側方に押しずらすこと、つまり側方にシ
フトさせることが可能である。これにより、所望の位置
が占められる。このために、本発明の図示の実施例で
は、両レバーアーム4の間で管2を側方にシフトさせる
ことが可能になる。管2を側方にシフトさせるための装
置27は歯付ベルト車6によって駆動される。
【0033】枚葉紙の側方シフトを正確に保証しかつパ
イルを、枚葉紙の搬送方向に対して直角な所望の位置で
積み重ねるためには、搬送ローラ1の絶対的な位置を決
定することが必要である。このためには、管2の一方の
端部に位置検出ユニットが設けられている。この位置検
出ユニットはフォーク形ライトバリヤ19と、管2に固
定された皿形ディスク20とから成っている。枚葉紙の
搬送が開始される前に、この位置検出ユニットを介して
搬送ローラ1の絶対的な位置が決定され、これによって
搬送ローラ1を側方にシフトさせるための装置27が較
正される。このために管2は前記装置27によって、管
2に固定された皿形ディスク20の外縁部がフォーク形
ライトバリヤ19に通される程度にまで側方にシフトさ
せられる。これにより信号がリリースされるので、皿形
ディスク20の位置が既知となる。搬送ローラ1と皿形
ディスク20との間の間隔は不変であるので、このこと
から搬送ローラ1の位置も正確に測定可能となる。この
既知のデータは電子制御装置(図示しない)を介して、
枚葉紙を的確にかつ搬送方向に対して正確に側方で載置
するために利用することができる。
【0034】管2には、フォーク形ライトバリヤ19と
皿形ディスク20とから成る第2の位置検出ユニットが
設けられている。この第2の位置検出ユニットは第1の
位置検出ユニットと協働して、管2の、大き過ぎる側方
シフトを阻止するという目的を果たす。管2のこのよう
な大き過ぎる側方シフトは、歯付ベルト車6または歯付
ベルト7の内部の各構成エレメントの破壊または搬送ロ
ーラ1を側方にシフトさせるための装置27および搬送
ローラ1へ回転を伝達するための装置28の各機構の破
壊を招く恐れがある。管2は歯付ベルト車6,7内にま
で突入するので、最大値を超えた管2の側方シフトは回
避されなければならない。したがって、皿形ディスク2
0は管2の所定の位置、つまり管2の側方シフトがちょ
うどこの最大値に達したときに皿形ディスク20の外縁
部がその都度フォーク形ライトバリヤ19を起動させる
ように設定されている位置に配置されている。
【0035】図2および図3に示した各装置エレメント
を用いて、搬送ローラ1の側方シフトおよび搬送ローラ
1への回転伝達を保証することができる。搬送ローラ1
を側方にシフトさせるための装置27も、搬送ローラ1
へ回転を伝達するための装置28も、管2の内部に位置
している。搬送ローラ1は、前記装置27,28により
運動させられる管2に配置されている。こうして、管2
の内部に位置する前記装置27,28の各機構は、汚染
や外部からの作用に対して保護されている。ジョイント
ヘッド3を介してレバーアーム4が管2に結合されてい
る。こうして、上で説明したように、支承部により損な
われることなく管2を自由に回転させ、かつ側方にシフ
トさせることができる。
【0036】図2に示した、搬送ローラ1を側方にシフ
トさせるための装置27の各機構の働きにより、搬送さ
れた枚葉紙が所望通りにパイル上に載置され得るように
搬送ローラ1を位置決めすることができる。搬送ローラ
1は管2に装着されている。側方シフトはスピンドルナ
ット14を介して管2へ伝達される。このためには、ス
ピンドルナット14が軸受け15,17を介して管2に
結合されており、この場合、軸受け17との結合はスリ
ーブ16を介して行われる。このスリーブ16はスピン
ドルナット14に接続されている。スピンドルナット1
4とスリーブ16とから成るシステムは、両軸受け1
7,15の間に形成された中間室内に固く嵌入されてお
り、この場合、スピンドルナット14の側方シフトは直
接に管2に伝達される。軸受け15は玉軸受けとして形
成されており、軸受け17は滑り軸受けとして形成され
ている。こうして、スピンドルナット14が一緒に運動
させられることなしに管2を回転させることができる。
スリーブ16はこの実施例ではスピンドルナット14に
被さるように螺合されていて、とりわけ管2の内部でス
ピンドルナット14を軸方向に位置固定するために働
く。また、他方では、両軸受け15,17を介して両方
向への側方シフトの一層良好な伝達も可能となる。なぜ
ならば、一方の軸受け15がスピンドルナット14の始
端部に位置していて、他方の軸受け17がスリーブ16
の終端部に取り付けられているからである。このために
は、スリーブ16がこの端部で軸受け17のプロファイ
ル(横断面輪郭)に適合されている。軸受け17は管2
内に固くプレス嵌めされている。
【0037】スピンドルナット14の側方シフトはこの
場合、スピンドル13を介して行われる。このスピンド
ル13は軸ジョイント12と軸片11とを介して回転さ
せられる。回転運動の伝達は外部から歯付ベルト車6に
よって行われる。この歯付ベルト車6は歯付ベルト(図
示しない)によって駆動される。この歯付ベルトは両フ
ランジディスク8の間に位置することが望ましい。こう
して、外部の駆動装置を用いて、歯付ベルトを介して管
2の側方シフトを達成することができる。
【0038】スピンドルナット14とスリーブ16とを
さらに位置固定するためには、スリーブ16の端部にク
ランプブロック18が取り付けられている。このクラン
プブロック18は、図4に示したように二面幅を有して
いる。より正確に云えば、クランプブロック18は二面
体として形成されている。このクランプブロック18は
スリーブ10内に嵌め込まれているので、スリーブ16
の側方回動は不可能になる。スリーブ10はこの場合、
玉軸受け9を介して歯付ベルト車6をレバーアーム4に
結合するために働く。管2が側方に少なくとも所定の最
大値にまでシフト可能になるようにするためには、歯付
ベルト車6の内部に自由スペース29が設けられてい
る。管2が鉛直方向に傾動可能にもなり、しかもこの傾
動運動が歯付ベルト車6に伝達されることなしに実現可
能になるようにするためには、管2がジョイントヘッド
3を介してレバーアーム4に結合されている。管2と歯
付ベルト車6との間には、直接的な結合は存在していな
い。管2が鉛直方向に傾動させられた場合に、クランプ
ブロック18とスリーブ10との間に接触が生じないよ
うにするためには、スリーブ16とクランプブロック1
8との上方に自由スペース30が設けられている。これ
によって、クランプブロック18またはスリーブ16が
スリーブ10の内部でひっかかることなしに、管2を、
前記自由スペース30により規定された最大角度にまで
傾動させることが可能になる。
【0039】図3には、図2と同様に、搬送ローラ1へ
回転を伝達するための装置28の機能形式が示されてい
る。この装置28は歯付ベルト車7に巻き掛けられて走
行する歯付ベルトによって駆動される。歯付ベルトはこ
の場合、両フランジディスク8の間に位置している。歯
付ベルト車7は玉軸受け21を介してスリーブ22に装
着されている。このスリーブ22はレバーアーム4との
結合を形成する。トルクは歯付ベルト車7から軸片23
へ伝達される。次いで、トルクは軸ジョイント24を介
してさらに軸片25へ伝達される。軸片23〜25から
成る駆動軸全体は、管2によって取り囲まれている。管
2とレバーアーム4との結合は管2のこの側でジョイン
トヘッド3を介して行われる。軸ジョイント24はジョ
イントヘッド3の内部に同心的に位置している。管2
は、パイルの高さ差に基づき搬送ローラ1を介して傾動
させられる場合があり、これによりレバーアーム4に関
する管2の角度変化が生じる。ジョイントヘッド3によ
り、レバーアーム4の内部に不都合な応力もしくは歪み
が生じ得ることなしに管2を傾動させることが可能にな
る。管2は歯付ベルト車7にも直接に結合されていない
ので、管2の傾斜位置は歯付ベルト車7へは伝達されな
い。したがって、歯付ベルト車7はレバーアーム4と、
歯付ベルトの走行方向とに対して常に平行に向けられて
いる。したがって、歯付ベルトの高められた摩耗は生じ
ない。なぜならば、歯付ベルトはこの場合、従来汎用の
構成の場合とは異なりフランジディスク8に接触したま
ま走行しないからである。
【0040】軸片25は、連行体26に調和された二面
幅を有している。したがって、この連行体26を軸片2
5に対して相対的に回動させることはできない。ただ
し、連行体26は側方へは軸片25に沿って自由に摺動
可能である。他方において、連行体26は、対応する嵌
合形状を有する管2に、やはり相対回動不能に結合され
ている。連行体26は管2に対して相対的に自由に運動
することはできない。したがって、連行体26は軸片2
5の回転運動を直接に管2へ伝達する。他方において、
管2は側方へ移動することもでき、しかもこの運動は軸
片25へ伝達されることなく可能となる。なぜならば、
連行体26がこの方向では軸片25に沿って自由にスラ
イドし得るからである。また、管2が側方シフト時に歯
付ベルト車7内部の構成エレメントを損傷できないよう
にするためには、スリーブ22の内部に長手方向で自由
スペース31が設けられている。管2の上方で歯付ベル
ト車7の内部では、管2とスリーブ22との間に別の自
由スペース32が設けられており、これによって管2
は、損傷を引き起こすことなしに傾動することもでき
る。こうして、歯付ベルト車7が損傷されることなし
に、かつ歯付ベルトが著しく摩耗されることなしに、搬
送ローラ1は側方へシフトされ得るようになり、そして
パイルの高さ差に自動的に適合することができる。
【0041】さらに、管2の側方シフトを確保し、かつ
搬送ローラ1の側方シフトの較正を確保するためには、
フォーク形ライトバリヤ19と皿形ディスク20とから
成る位置検出ユニットが働く。詳細な機能形式について
は、既に図1につき説明済みである。
【0042】図4から判るように、スリーブ10の内部
には、搬送ローラ1を側方にシフトさせるための装置2
7の各機構が相対回動不能に嵌め込まれている。軸片1
1はスリーブ16内に位置している。スリーブ16と軸
片11との間には、中間スペースが存在しており、この
中間スペースは、スリーブ16が軸片11に対して相対
的に管2の傾斜位置に関連して十分に傾動し得るように
するためには十分である。スリーブ16は直接にスピン
ドルナット14に結合されていて、クランプブロック1
8を介してスリーブ10内で、ひいては歯付ベルト車6
内で安定化される。このためには、クランプブロック1
8が二面体として形成されており、この場合、このクラ
ンプブロック18を取り囲むスリーブ10も、対応する
形状を有している。さらに、クランプブロック18とス
リーブ10との間には自由スペース30が準備されるの
で、クランプブロック18はスリーブ10の内部で搬送
ローラ1の位置に関連して傾動することができる。自由
スペース30はこの場合、スリーブ16を介してクラン
プブロック18と連結されている管2が1つの平面内で
のみ傾動可能となるように設計されている。
【0043】図5からは、位置検出ユニットがどのよう
に機能するのかを正確に知ることができる。皿形ディス
ク20は管2に直接に結合されている。したがって、管
2の側方シフトは直接に皿形ディスク20へ作用する。
この皿形ディスク20の縁部は規定のシフト量が達成さ
れるとフォーク形ライトバリヤ19の開口33内へ進入
する。これにより、皿形ディスク20の位置を検出する
ことができる。皿形ディスク20と搬送ローラ1との間
の間隔は一定でかつ既知となるので、これにより搬送ロ
ーラ1の位置も測定される。すなわち、歯付ベルト車
6,7の内部での管2の、目には見えない端部の位置を
も検出することができる。これらの情報は引き続き、搬
送ローラ1の位置を較正するために使用され得るか、ま
たは搬送ローラ1がさらに最大値を超えて側方シフトさ
せられて、ひいては歯付ベルト車6,7の内部で管2に
よる損傷が引き起こされることを阻止するために使用さ
れ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】枚葉紙をパイル上へ搬送して載置するための本
発明による装置を示す概略図である。
【図2】搬送ローラを側方にシフトさせるための装置を
示す断面図である。
【図3】搬送ローラへ回転を伝達するための装置を示す
断面図である。
【図4】図2に示した、搬送ローラを側方にシフトさせ
るための装置の各機構と駆動装置との間の結合部を示す
概略図である。
【図5】位置検出ユニットを示す概略図である。
【符号の説明】
1 搬送ローラ、 2 管、 3 ジョイントヘッド、
4 レバーアーム、5 旋回支点、 6,7 歯付ベ
ルト車、 8 フランジディスク、 9 玉軸受け、
10 スリーブ、 11 軸片、 12 軸ジョイン
ト、 13 スピンドル、 14 スピンドルナット、
15 玉軸受け、 16 スリーブ、17 滑り軸受
け、 18 クランプブロック、 19 フォーク形ラ
イトバリヤ、 20 皿形ディスク、 21 玉軸受
け、 22 スリーブ、 23軸片、 24 軸ジョイ
ント、 25 駆動軸、 26 連行体、 27 搬送
ローラを側方にシフトさせるための装置、 28 搬送
ローラへ回転を伝達するための装置、 29,30,3
1,32 自由スペース、 33 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルッツ レベートゲ ドイツ連邦共和国 キール シュタルンベ ルガー シュトラーセ 73アー Fターム(参考) 3F049 DB05 DB11 EA00 LA06 LB03 3F053 CA06 DA05 LA06 LB03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枚葉紙を少なくとも1つのパイル上へ搬
    送して載置するための装置であって、搬送ローラ(1)
    を枚葉紙の搬送方向に対して側方にシフトさせるための
    装置と、搬送ローラ(1)へ回転を伝達するための装置
    とが設けられている形式のものにおいて、搬送ローラ
    (1)を枚葉紙の搬送方向に対して側方にシフトさせる
    ための装置の機構と、搬送ローラ(1)へ回転を伝達す
    るための装置の機構とが1つの管(2)の内部に配置さ
    れており、該管(2)に搬送ローラ(1)が装着されて
    いることを特徴とする、枚葉紙をパイル上へ搬送して載
    置するための装置。
  2. 【請求項2】 管(2)が、回転可能でかつ側方に運動
    可能にレバーアーム(4)に結合されている、請求項1
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 管(2)の内部に設けられた、搬送ロー
    ラ(1)へ回転を伝達するための装置の機構が、管
    (2)の一方の端部に駆動軸(25)を有しており、該
    駆動軸(25)が管(2)と駆動連結されていて、かつ
    管(2)に形状接続的に結合されている、請求項1また
    は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動軸(25)が、該駆動軸(2
    5)に沿ってかつ/または管(2)の内側に沿って側方
    に自由に運動可能である連行体(26)に結合されてお
    り、該連行体(26)が、回転運動に関して管(2)と
    も前記駆動軸(25)とも連動するように結合されてお
    り、管(2)も前記駆動軸(25)も、前記連行体(2
    6)のための対応する嵌合形状を有している、請求項1
    から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 管(2)の他方の端部で管(2)の内部
    に、スピンドル(13)に装着されたスピンドルナット
    (14)が配置されており、該スピンドルナット(1
    4)が、回転運動に関しては軸受け(15,17)を介
    して管(2)とは分離されており、側方運動に関しては
    該軸受け(15,17)を介して管(2)と連動するよ
    うに結合されている、請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 管(2)が、ジョイントヘッド(3)に
    よって、管(2)の両端部の周辺領域でレバーアーム
    (4)に結合されている、請求項1から5までのいずれ
    か1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動軸(25)も前記スピンドル
    (13)も、それぞれ1つの軸ジョイント(24,1
    2)に結合されており、該軸ジョイント(24,12)
    がジョイントヘッド(3)の内部に同心的に位置してい
    て、各1つの駆動エレメントに結合されている、請求項
    1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 有利にはフォーク形ライトバリヤ(1
    9)と、該フォーク形ライトバリヤ(19)に所属の、
    管(2)に装着された皿形ディスク(20)とから成
    る、少なくとも1つの位置検出ユニットが、管(2)の
    少なくとも一方の側でジョイントヘッド(3)の周辺
    に、有利にはレバーアーム(4)に準備されている、請
    求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
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