JP2003205657A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2003205657A
JP2003205657A JP2002007004A JP2002007004A JP2003205657A JP 2003205657 A JP2003205657 A JP 2003205657A JP 2002007004 A JP2002007004 A JP 2002007004A JP 2002007004 A JP2002007004 A JP 2002007004A JP 2003205657 A JP2003205657 A JP 2003205657A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い用紙に両面印字するインクジェット記録
装置において用紙搬送用吸着ベルトからの用紙分離性を
向上する。 【解決手段】 書き込み部を備えたキャリッジ8の位置
に吸着ベルト7により搬送された用紙3aの両面に印字
する際、該書き込み部にて表面に印字した用紙3aの後
端が搬送ローラ1と先端コロ11のニップから抜け出る
位置まで搬送した後、吸着ベルト7と搬送ローラ1を逆
回転して、印字後の用紙3aを、逆方向に搬送し、反転
ユニット12にて表裏を反転して、正回転に切り戻され
た搬送ローラ1と吸着ベルト7に再搬送し、前記書き込
み部にて用紙3aの裏面に印字することとし、かつ、転
写ローラ15の位置から印字開始位置18迄の距離より
も用紙3aの先端又は後端位置を検知するレジストセン
サ検知位置10から印字開始位置18迄の距離を大きく
すると共に、用紙3aの先端及び/又は後端部にて吸着
ベルト7の吸着力を無くす又は弱くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置(即ち、画像形成装置)に関し、特に、両面印字
を実施するインクジェット記録装置に関する。本発明に
係るインクジェット記録装置は、例えば、両面印字を実
施するFAX,複写機,プリンタ全般、並びに、両面読
取り/書き込み装置に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】印刷用紙の両面印字を実現するインクジ
ェット記録装置に関する従来技術としては各種の技術が
開示されている。例えば、特開2000−1010号公
報「インクジェット記録装置」においては、両面印字の
際に、まず表面側を印字した後、一旦、用紙を当該イン
クジェット記録装置外に排出して、裏面側に反転してか
ら再度給紙する方法が採用されている。このため、一旦
排出した際に、用紙が誤って取り除かれてしまったり、
外因により汚されたり、破損したりする危険性が大き
い。また、スイッチバック方式の再給紙機構を採用して
おり、機構が複雑化すると共に、搬送路が長くなり、両
面印字の生産性、用紙搬送の信頼性が低下してしまうと
いう欠点が生じる結果となっている。
【0003】また、特開平7−149009号公報「イ
ンクジェット記録装置」においては、本発明に係るイン
クジェット記録装置の場合と同様に、両面印字時に、外
部に一旦用紙を搬出することなく、給紙ユニットから下
流側の用紙反転機構で用紙の表裏面の反転を行って搬送
手段を逆送させて再給紙を実施する機構とはしている
が、本発明の場合とは異なり、反転ローラやコロなどの
用紙反転部分をユニット化して、着脱容易にすることが
容易ではなく、また、薄紙の用紙に印字せんとする場合
に、搬送部に用紙が吸着されて分離せずに、巻き込まれ
てしまう危険性もある。また、本発明の目的の一つであ
る、用紙の後端余白を0mmにすることは不可能であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係るインクジ
ェット記録装置は、前述の従来技術において記載したご
とき問題に鑑みてなされたものであり、両面印字の際で
あっても、用紙を一旦当該インクジェット記録装置の外
部に搬出する必要はなく、装置内で自動的に反転するこ
とを可能とし、かつ、用紙反転部分を、反転ローラと加
圧コロと用紙の搬送路を切り替えるための切り替え板
(即ち、ガイド面)とを用いて、ユニット化し、着脱容
易にすることを可能せんとするものである。
【0005】更には、たとえ、用紙反転部分をユニット
化した場合であっても、両面印字が不要となる場合に備
えて、該用紙反転部分をオプション化して、用紙反転部
分のユニットを設置しない場合においても、インクジェ
ット記録装置を構成することができ、更に、用紙排出部
(用紙スタッカ)のレイアウト位置が、当該用紙反転ユ
ニットの装着の有無に関わらず、同一構成を採用するこ
とを可能にせんとするものである。また、両面印字の際
であっても、用紙の後端余白を0mmにすることも可能
にせんとするものである。
【0006】更には、印字の用紙の種類として、通常の
普通紙であれば、書き込み部へ用紙を搬送するために吸
着ベルトを用いるような用紙搬送手段においても、曲率
(即ち、吸着ベルトの駆動ローラの径と従動ローラの
径)により用紙を吸着ベルトから分離することができる
が、一方、用紙の厚さが薄い(即ち、腰がない)場合に
は、従来技術では、吸着ベルトから用紙を分離すること
ができずに、吸着ベルトの駆動/従動ローラ側に巻き付
いたりする可能性がある。本発明は、かかる問題に関す
る解決手段をも提供せんとするものであり、用紙の種類
によって、吸着ベルトに対する吸着力を無くす、あるい
は、減らす用紙上の範囲を制御し、表面印字、裏面印字
のための用紙反転ユニットへの搬送、裏面印字時の各段
階における、吸着ベルトからの用紙の分離性を向上させ
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、用紙を該用紙の副走査方向の正方向及び逆方向に搬
送することができる搬送ローラと、該搬送ローラに対向
する位置に設けられて該搬送ローラに該用紙を押圧し
て、該用紙に搬送力を与える先端コロと、前記搬送ロー
ラ以降において前記用紙の副走査方向の正方向及び逆方
向への搬送を行うことができる搬送ベルトと、該搬送ベ
ルト並びに前記搬送ローラの逆回転により印字後の前記
用紙を逆方向に搬送し、用紙搬送路の切り替え手段を介
して、前記用紙の表裏面を反転させて、正方向に切り戻
されて、再度、正回転している前記搬送ローラ並びに前
記搬送ベルトに向って、表裏面が反転された前記用紙の
副走査方向に前記用紙を再搬送する反転ユニットと、イ
ンクを吐出する書き込み部を構成するインクジェットヘ
ッドを搭載したキャリッジが前記用紙の主走査方向に往
復移動し、前記搬送ベルトにより前記用紙の副走査方向
の正方向に搬送されてくる前記用紙上に画像を形成する
インクジェット記録装置であって、前記用紙の両面印字
を行う両面印字モードにおいては、正方向に回転する前
記搬送ローラ並びに前記搬送ベルトにより搬送されてき
た前記用紙の表面に、前記書き込み部において画像を形
成し、前記搬送ローラと前記先端コロのニップから前記
用紙の後端が抜け出る位置まで前記搬送ベルトにより前
記用紙を搬送した後、前記搬送ベルト並びに前記搬送ロ
ーラを逆回転させて、前記用紙の後端側から、用紙搬送
路の切り替え手段を介して、前記用紙を前記反転ユニッ
トに搬送して、前記用紙の表裏面を反転させた後、再
度、正方向に切り戻されて正回転する前記搬送ローラ並
びに前記搬送ベルトに再搬送することにより、前記書き
込み部において前記用紙の裏面側に画像を形成させるイ
ンクジェット記録装置に於いて、前記搬送ベルトに対し
て電荷を与える帯電ローラの位置から前記書き込み部に
より前記用紙に対する印字を開始する印字開始位置迄の
距離Lbと、前記用紙の先端又は後端位置を検知するレ
ジストセンサ検知位置から前記印字開始位置迄の距離L
sとの関係が、Lb<Lsの関係で構成されているイン
クジェット記録装置とすることを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のインクジェット記録装置に於いて、前記用紙を搬送す
る搬送ベルトと前記用紙との吸着部分に関して、当該用
紙の種類に応じて、前記搬送ベルトと前記用紙との間の
吸着力を無くす又は吸着力を弱くする吸着力制御範囲の
大きさを制御することを可能とする吸着力制御方式を備
えているインクジェット記録装置とすることを特徴とす
るものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のインクジェット記録装置に於いて、前記用紙の種類に
応じて、前記用紙の先端部分あるいは後端部分、あるい
は、両方の部分に対して、前記吸着力制御範囲の用紙副
走査方向の大きさを制御する吸着力制御方式を備えてい
るインクジェット記録装置とすることを特徴とするもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインクジェッ
ト記録装置の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。まず、用紙を搬送する搬送ベルトに用紙を吸
着させる吸着ベルトの方式としては、特開2000−6
2259号公報「インクジェット記録装置」において開
示されている、多数の気孔を形成した吸着ベルト側に用
紙をファン装置を用いて吸引するようにしたエア吸引方
式や、あるいは、粘着吸引等の方式であっても同様な効
果が得られるが、以下の実施の形態の説明においては、
電荷が一定値以上残留する高分子からなる吸着ベルトに
帯電ローラから電荷を与えるようにした静電吸着方式を
用いている場合について説明することとする。
【0011】即ち、かかる静電吸着方式の吸着ベルトの
一例としては、例えば、本出願人が先に出願した発明に
おいても示しているが、図6及び図7に示すごとき吸着
ベルトの構造を有し、電荷が一定値以上残留することが
できる高分子からなる吸着ベルトを用いて、該吸着ベル
トに帯電ローラから電荷を与えるようにした吸着ベルト
があり、以下の本実施の形態の説明においては、かかる
静電吸着方式を用いた吸着ベルトの場合を例にとって説
明を行うこととする。ここに、図6は、吸着ベルトの構
造の一例としてグリップローラからなっている場合を示
す斜視図であり、図7は、吸着ベルトの構造の他の一例
としてタイミングベルトが形成されている場合を示す斜
視図である。
【0012】即ち、図6は、吸着ベルトを確実に移動駆
動させるために、駆動ローラ6や従動ローラ5が、複数
の突起22を表面に備えることにより吸着ベルトがスリ
ップすることを防止するグリップローラ21によって形
成されている場合を示すものである。
【0013】また、図7は、搬送ベルト即ち吸着ベルト
7の用紙と接触しない内側の全面又は一部をタイミング
ベルト23で形成することにより、駆動ローラ6や従動
ローラ5と吸着ベルト7との間の滑りを確実に防止する
ことができ、更には、吸着ベルト7の一部に用紙の搬送
精度に合わせたピッチで周期的な凹凸を形成したり、周
期的に光の反射率が変化したりする2進スケール24が
設けられて、該2進スケール24からの反射光を図示し
ていない光センサにて検出することにより、用紙に画像
を形成する際、搬送ベルトの停止位置制御を精度良く行
なわせることを可能とする例を示している。
【0014】図1は、本発明に係るインクジェット記録
装置の概略構成の一例を示す概略構成図であり、例え
ば、図6や図7に示すごとき静電吸着方式の吸着ベルト
の構造を備えているものである。ここで、本発明に係る
インクジェット記録装置にあっては、搬送ローラ1以降
の用紙3aの搬送を行う搬送ベルト即ち吸着ベルト7に
対して電荷を与える帯電ローラ即ち転写ローラ15の転
写位置(Bt)17から前記用紙3aに対する印字を開
始する印字開始位置(A点)18迄の距離Lb(即ち、
転写距離Lb)と、前記用紙3aの先端や後端の位置を
検知するレジストセンサ検知位置(Ss)10から前記
印字開始位置(A点)18迄の距離Ls(即ち、センサ
距離Ls)との関係が、Lb<Lsの関係で構成されて
いることを特徴としている。
【0015】かくのごとく、前記センサ距離Lsよりも
短い転写距離Lbからなるインクジェット記録装置を構
成することにより、印字終了時に、排紙したり、あるい
は、両面印字のために反転ユニット12へ用紙3aを逆
方向に搬送させたりする際の、吸着ベルト7からの用紙
3aの分離性を向上させることが可能となる。なお、本
発明のインクジェット記録装置の構成と動作についての
以下の説明においては、前記センサ距離Lsを50m
m、及び、前記転写距離Lbを47mmとするように構
成されたインクジェット記録装置を一例として用いてい
る。まず、印字用の用紙種類が普通紙(即ち、20ポン
ド紙)を用いた場合について説明を行う。
【0016】両面印字命令が入力されると、吸着ベルト
7は、駆動ローラ6と従動ローラ5との正回転により、
Vs(mm/sec)の速度で、図1の矢印a方向に正
回転を開始し、一方、用紙3aは、用紙トレイ3から給
紙ローラ2と分離パッド4とにより1枚ずつに分離され
て、ガイド板13を通り、切り替え板14を用紙3aの
先端により持ち上げて、用紙3aを搬送する搬送ローラ
1と、該搬送ローラ1に対向する位置に設けられてスプ
リング16により押圧された押さえ板9を用いて該用紙
3aに搬送力を与える先端コロ11のニップとにより搬
送され、該押さえ板9上に搭載されているレジストセン
サにより、レジストセンサ検知位置(Ss)10におい
て用紙3aの先端を検知する。
【0017】しかる後において、用紙3aを搬送ローラ
1以降の搬送を行うための搬送ベルトとして、従動ロー
ラ5と駆動ローラ6との間に横架されている吸着ベルト
7上に、用紙3aが移送されて、更に、正方向に回転し
ている吸着ベルト7により、用紙3aが、用紙3aの主
走査方向に往復移動するキャリッジ8の下面に装着され
ているインクジェットヘッド(即ち、インク滴を吐出す
るヘッド)からなる書き込み部まで搬送されてくると、
吸着ベルト7の回転が一旦停止されて、用紙3aの副走
査方向に搬送されている用紙3aの表面側の最初の印字
位置に、キャリッジ8にて主走査方向に往復移動する前
記書き込み部により印字が行なわれる。
【0018】しかる後、再度、吸着ベルト7の正方向へ
の回転動作が開始されて、次の印字位置まで用紙3aが
搬送されて、前記書き込み部により、用紙3aの表面に
は順次印字が行なわれて、画像が形成されていく。
【0019】ここで、かかる書き込み動作が開始される
際にあっては、用紙3aの先端がレジストセンサ検知位
置(Ss)10で検知された後、検知後用紙搬送距離と
して6mm搬送した後に、転写ローラ15には、電圧値
±Vt(V)かつ周波数f(Hz)の電圧が印加され
る。なお、転写ローラ15への印加電圧の電圧値と周波
数及び前記検知後用紙搬送距離は、用紙3aの種類によ
り、最適な値が異なっている。
【0020】即ち、本発明においては、例えば、前記検
知後用紙搬送距離として、用紙3aを搬送する搬送ベル
ト即ち吸着ベルト7と当該用紙3aとの吸着部分に関し
て、用紙3aの種類に応じて、吸着ベルト7と当該用紙
3aとの間の吸着力を無くす又は吸着力を弱くする吸着
力制御範囲の大きさを制御する吸着力制御方式を提供し
ている。
【0021】該吸着力制御方式の一例として、当該用紙
3aの先端部分あるいは後端部分、あるいは、両方の部
分の3つの場合のいずれかにおいて、前記吸着力制御範
囲として用紙3aの副走査方向の大きさを制御すること
も可能である。以下の説明においては、用紙3aの先端
部分に対して、前記吸着力制御範囲として用紙3aの副
走査方向の大きさを制御する吸着力制御方式を提供して
いる場合について説明する。
【0022】更に、実験によれば、普通紙(即ち、20
ポンド紙)に対しては、吸着ベルト7の搬送速度が20
0mm/secである場合にあっては、前記検知後用紙
搬送距離を搬送した後における転写ローラ15への印加
電圧は、電圧値Vtが±(2〜3)KV、周波数fが
(8〜10)Hzとする場合が適正値であった。
【0023】しかる後、用紙3aの先端が、キャリッジ
8の下面に装着されているインクジェットノズルによる
印字を行うことが可能な位置である印字開始位置(A
点)18の位置迄来るように、吸着ベルト7によって搬
送され、印字開始位置(A点)18の位置に到達する
と、一旦搬送が停止されて、印字が開始される。
【0024】この時、前記吸着力制御範囲としては、用
紙3aの副走査方向において、用紙3の先端から内側に
向って3mm(=センサ距離Ls−転写距離Lb−検知
後用紙搬送距離=50−47−6mm=−3mm)とさ
れており、前記吸着力制御範囲即ち用紙3の先端から内
側に向って3mm迄の吸着ベルト7には、電荷が帯電さ
れていないため、用紙3aに対する吸着ベルト7の吸着
力は無いか、あるいは、極めて弱い状態になっていると
いう吸着力制御がなされている。そのため、印字がされ
た後も逐次継続して搬送されている用紙3aは、用紙3
aの腰と吸着ベルト7の駆動ローラ6の曲率とによっ
て、用紙3aの先端から内側に向って3mmの範囲にお
いて、吸着ベルト7から容易に分離されて、以降に続く
用紙3aも次々に吸着ベルト7から分離される状態にな
る。
【0025】図2に、用紙3aの先端が、吸着ベルト7
から分離された状態の一例を示す。図2において、分離
された用紙3b(即ち、図2に示す吸着ベルト7の駆動
ローラ6の右上側に排紙されてくる用紙)として示すよ
うに、用紙3aの先端が、駆動ローラ6側の吸着ベルト
7に巻き付くことなく、吸着ベルト7から容易に分離さ
れて、インクジェット記録装置から排出される状態にな
る。しかる後において、継続して、用紙3aに対して印
字が行われて、レジストセンサ検知位置(Ss)10に
より、用紙3aの後端が検知されると、転写ローラ15
への電圧の印加が停止される。
【0026】前述のように、前記センサ距離Ls(用紙
の先端や後端を検知するレジストセンサ検知位置(S
s)10と印字開始位置(A点)18迄の距離)を50
mm、及び、前記転写距離Lb(帯電ローラ即ち転写ロ
ーラ15の転写位置(Bt)17と印字開始位置(A
点)18迄の距離)を47mmとした場合、用紙3aの
後端の検知後、直ちに、転写ローラ15への電圧の印加
を停止してしまうことにより、前述の用紙3aの先端を
検知した場合と同様に、用紙3aの後端から用紙3aの
内側に向って3mmの間、用紙3aに対する吸着ベルト
7の吸着力が無いか、あるいは、極めて弱い状態にな
る。而して、吸着ベルト7と用紙3aとの間の吸着力を
無くす又は吸着力を弱くする吸着力制御範囲の大きさと
して、用紙3aの後端部における3mmの用紙副走査方
向の間も、用紙3aの先端部と同様に、吸着ベルト7と
の分離が容易な状態にされる吸着力制御方式が提供され
ている。
【0027】以上の動作は、用紙3aが普通紙(即ち、
20ポンド紙)の場合についての説明であったが、用紙
3aの種類として、腰のない薄紙(即ち、16ポンド
紙)の場合にあっては、吸着ベルト7と用紙3aとの間
の吸着力を無くす又は吸着力を弱くする吸着力制御範囲
の大きさとして、普通紙よりも広い幅、例えば、用紙3
aの先端及び/又は後端から4mmの幅としたり、更
に、印加電圧の周波数を低くする、即ち、切り替え周期
(交番間隔)を広くすることにより、用紙3aに対する
吸着ベルト7の吸着力が小さくなるように制御すること
にすれば、薄紙の場合の用紙3aであっても、吸着ベル
ト7からの分離がより容易に可能となる。
【0028】更に、実験によれば、薄紙(即ち、16ポ
ンド紙)に対しては、吸着ベルト7の搬送速度が200
mm/secの場合には、転写ローラ15への印加電圧
として、電圧値Vtは±(2〜3)KV、周波数fは
(5〜7)Hzが適正値であった。
【0029】逆に、用紙3aの種類として、腰の強い用
紙(即ち、24ポンド紙)の場合には、前述の普通紙と
同等あるいは若干吸着力を上げることとすれば良い。実
験によれば、普通紙(即ち、20ポンド紙)と同一の制
御、即ち、吸着ベルト7の搬送速度が200mm/se
cの場合においては、吸着力制御範囲の大きさとして、
用紙3aの先端及び/又は後端から3mmの幅とし、ま
た、転写ローラ15への印加電圧として、電圧値Vtが
±(2〜3)KV、周波数fが(8〜10)Hzでも、
問題は無かった。
【0030】また、両面印字の命令が入力された場合に
は、用紙3aの表面側への画情報の印字が終了した際
に、用紙3aの後端がレジストセンサ検知位置(Ss)
10を通過していない場合にあっては、用紙3aの正方
向への搬送を継続して行うことにより、レジストセンサ
検知位置(Ss)10が用紙3aの後端を検知して、レ
ジストセンサがOFFになるまで、用紙3aを排紙方向
(即ち、正方向)に搬送し、搬送ローラ1と先端コロ1
1のニップから用紙3aが外れるまで搬送する。一方、
画情報の印字が終了した際に、既に、用紙3aの後端が
レジストセンサ検知位置(Ss)10を通過して、レジ
ストセンサがOFFし、搬送ローラ1と先端コロ11の
ニップから用紙3aが外れている場合にあっては、前述
の用紙3aを排紙方向(即ち、正方向)に更に搬送する
動作は不要である。
【0031】ここで、搬送ローラ1と先端コロ11のニ
ップから用紙3aが外れて抜け出るまで搬送された状態
にあっては、用紙3aの搬送路の切り替え手段である切
り替え板14のガイド面からも用紙3aが抜け出てしま
っていて、用紙3aの腰による支えがなくなり、切り替
え板14は自重によって右方向に回転して待機位置まで
回転する。ここに、図3は、切り替え板14のガイド面
から用紙3aが抜け出て、切り替え板14が待機位置ま
で回転した状態の一例を示す概略構成図である。
【0032】両面印字命令が入力された場合、まず、画
情報を用紙3aの表面側に書き込むため、キャリッジ8
の下面のインクジェットノズルからなる書き込み部へ用
紙3aを吸着ベルト7により搬送し、書き込み動作を終
了させると共に、用紙3aの後端部が搬送ローラ1と先
端コロ11のニップから外れて抜け出る状態にする。続
いて、用紙3aの裏面側に印字するために、用紙3aを
搬送する搬送ベルト即ち吸着ベルト7と搬送ローラ1と
を、図4に示す逆方向の矢印b方向に逆回転させ、用紙
3aを、当該用紙3aの後端側に、即ち、逆方向に搬送
させ、反転ローラ12aと加圧コロ12bとから構成さ
れる反転ユニット12側へ搬送する。
【0033】ここで、前述のごとく、逆方向に搬送され
る用紙3aの後端にあっては、当該用紙3aの種類に応
じて吸着ベルト7と当該用紙3aとの間の吸着力を無く
す又は吸着力を弱くする前記吸着力制御範囲の大きさが
制御される吸着力制御方式が適用されているので、例え
ば、普通紙(即ち、20ポンド紙)の場合には、用紙3
aの後端部における3mmの用紙副走査方向の幅が、前
述の先端部の場合と同様に、吸着ベルト7との分離が容
易な状態にされているので、用紙3の後端部が、従動ロ
ーラ5側の吸着ベルト7に巻き付けられることなく、搬
送ローラ1の方向に、用紙3の後端部が搬送されて、反
転ユニット12側に導かれていくことになる。
【0034】ここに、反転ユニット12は、用紙3aの
表裏を反転させて、用紙搬送路切り替え手段を提供する
切り替え板14を介して、逆方向(即ち、矢印b方向)
の回転状態から再度正方向(即ち、矢印a方向)の回転
状態に切り替えられている搬送ローラ1並びに搬送ベル
ト即ち吸着ベルト7に対して再給紙するためのものであ
る。図4は、用紙3aを反転ユニット12側に搬送する
状態の一例を示す概略構成図である。
【0035】切り替え板14は、前述のごとく、図4に
示すように、自重で待機位置にあるので、逆方向(即
ち、矢印b方向)に回転する搬送ベルト即ち吸着ベルト
7と搬送ローラ1とにより逆方向に搬送される用紙3a
の後端は、切り替え板14の上面を通り、反転ユニット
12内に設けられているそれぞれ2つの反転ローラ12
aと加圧コロ12bとを通過して、用紙3aの表裏面が
反転された状態とされて、更に、搬送されて、切り替え
板14側に給紙される状態になる。
【0036】ここで、反転された用紙3aの後端は、切
り替え板14を持ち上げて、続いて、正方向(矢印a方
向)に回転する回転状態に切り戻された搬送ローラ1と
先端コロ11のニップに達し、押さえ板9に搭載されて
いるレジストセンサによって、レジストセンサ検知位置
(Ss)10において、反転された用紙3aの後端(こ
の場合、用紙3aの表裏面が反転しているので、用紙3
aの裏面の先端を検知したことになる)を検知し、更
に、正方向(矢印a方向)に回転する回転状態に切り戻
された吸着ベルト7により搬送されることによって、キ
ャリッジ8の下面に装着されているインクジェットノズ
ルからなる書き込み部で、用紙3aの裏面側に画情報を
書き込む。
【0037】ここに、図5は、反転された用紙3aの裏
面に印字する状態の一例を示す概略構成図である。用紙
3aの裏面の先端部分への画情報の印字が終了して、吸
着ベルト7により搬送されていくと、用紙3aの裏面側
の先端は、吸着ベルト7から分離されて、排紙方向に用
紙3aが排出される状態になり、しかる後において、用
紙3aに対して印字が継続して行われ、レジストセンサ
検知位置(Ss)10により、用紙3aの裏面側の後端
が検知されると、転写ローラ15への電圧の印加が停止
される。用紙3aの裏面への画情報の印字が終了した
ら、排紙方向に用紙3aは搬送されて、インクジェット
記録装置から排紙されることになる。
【0038】かくのごとき反転ユニット12の構成とす
ることによって、両面印字の際であっても、用紙3aを
一旦当該インクジェット記録装置の外部に搬出する必要
はなく、当該インクジェット記録装置内で自動的に反転
することを可能とし、かつ、用紙反転部分を、反転ロー
ラ12aと加圧コロ12bと用紙の搬送路を切り替える
ための切り替え板(即ち、ガイド面)14とを用いて、
ユニット化し、着脱容易にすることを可能としている。
【0039】また、たとえ、用紙反転部分をユニット化
した反転ユニット12の構成とした場合であっても、両
面印字が不要となる場合に備えて、該用紙反転部分をオ
プション化して、用紙反転部分のユニットを設置しない
状態としても、インクジェット記録装置を構成すること
ができ、更に、用紙排出部(用紙スタッカ)のレイアウ
ト位置が、当該用紙反転部分のユニットの有無に関わら
ず、同一構成を採用することも可能としている。
【0040】また、本実施例においては、キャリッジ8
の下面部に装着されているインクジェットヘッドからな
る書き込み部の位置に用紙3aが搬送されてきた場合で
あっても、吸着ベルト7により用紙3aは吸着された状
態で搬送されることにより、印字精度を確保可能な状態
に維持されており、該書き込み部近傍にある用紙3aを
搬送ベルト即ち吸着ベルト7側に押圧するために、該書
き込み部と同じ側に、圧接ローラや圧接コロを設ける必
要はなく、両面印字の際であっても、用紙の後端余白を
略0mmにすることが可能である。
【0041】また、本実施例の普通紙(20ポンド紙)
の場合においては、用紙3aの先端部や後端部に3mm
の吸着力制御範囲即ち非帯電部分(即ち、非吸着範囲)
が確保される場合の一例を示しているが、用紙3aの種
類に応じて、搬送ローラ1以降の用紙3aの搬送を行う
搬送ベルト即ち吸着ベルト7に対して電荷を与える帯電
ローラ即ち転写ローラ15の転写位置(Bt)17から
用紙3aに対する印字を開始する印字開始位置(A点)
18迄の前記転写距離Lbと、用紙3aの先端や後端の
位置を検知するレジストセンサ検知位置(Ss)10か
ら前記印字開始位置(A点)18迄の前記センサ距離L
sとの関係を調整することにより、用紙3aの先端部や
後端部における吸着力制御範囲即ち非帯電部分(即ち、
非吸着範囲)を最適な範囲に設定することも可能であ
る。
【0042】用紙3aの種類の選択は、使用者が印字命
令を発する段階において、使用者が用紙の種類を選択し
たり、又は、使用者が事前に当該インクジェット記録装
置に用紙種類を登録したりする等により、選択して設定
することが出来る。ここで、例えば、次の表1に示すご
とく、印字速度即ち搬送速度と用紙3aの種類とに対応
して、吸着ベルト7に対するそれぞれの制御情報を登録
する吸着力制御テーブルを備え、前述のような選択によ
り設定された用紙3aの種類に対して、それぞれに対応
する用紙3aの先端部と後端部との吸着力制御範囲即ち
非帯電部分(非吸着範囲)、及び、印加電圧の電圧値と
周波数とを参照することにより、それぞれの用紙3aの
種類に対して適正な印字制御を行うことを可能としてい
る。
【0043】なお、非吸着範囲とは、前述の吸着力制御
方式を提供するために、吸着ベルト7と当該用紙3aと
の間の吸着力を無くす又は吸着力を弱くする吸着力制御
範囲の用紙副走査方向の大きさを示すものであり、それ
ぞれ当該用紙3aの先端部及び後端部において、吸着ベ
ルト7との分離が容易な状態にし得る最低の副走査方向
の幅を示している。また、印加電圧の電圧値と周波数と
は、帯電ローラ即ち転写ローラ15により吸着ベルト7
に帯電させるために転写ローラ15へ印加すべきAC電
圧の上限値と下限値との各電圧値と、該AC電圧の周波
数とを示している。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明に係るインクジェット記録装置に
よれば、搬送速度と印字対象の用紙の種類とに応じて、
搬送ベルト即ち吸着ベルトへの用紙の吸着力を無くす又
は減らすべき適正な吸着力制御範囲即ち非吸着範囲の設
定、及び、帯電ローラへ印加すべきAC電圧の電圧値と
周波数の制御を実施することによって、薄紙であって
も、用紙を搬送する搬送ベルト即ち吸着ベルトの駆動ロ
ーラや従動ローラ側への用紙の巻き付きを防止すること
が可能になり、用紙搬送性が向上し、薄紙の表裏両面へ
の印字が可能となる。
【0046】更に、両面印字の際に、用紙を一旦当該イ
ンクジェット記録装置の外部に搬出して反転する必要は
なく、当該インクジェット記録装置内の反転ユニットに
て自動的に反転することを可能とし、かつ、用紙の反転
ユニットとして、反転ローラと加圧コロと用紙の搬送路
を切り替えるための切り替え板(即ち、ガイド面)とを
用いて、ユニット化することにより、両面印刷の有無に
応じて、反転ユニットを着脱容易にすることを可能とし
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクジェット記録装置の概略
構成の一例を示す概略構成図である。
【図2】 用紙の先端が、吸着ベルトから分離された状
態の一例を示す概略構成図である。
【図3】 切り替え板のガイド面から用紙が抜け出て、
切り替え板が待機位置まで回転した状態の一例を示す概
略構成図である。
【図4】 用紙を反転ユニット側に搬送する状態の一例
を示す概略構成図である。
【図5】 反転された用紙の裏面に印字する状態の一例
を示す概略構成図である。
【図6】 吸着ベルトの構造の一例としてグリップロー
ラからなっている場合を示す斜視図である。
【図7】 吸着ベルトの構造の他の一例としてタイミン
グベルトが形成されている場合を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…搬送ローラ、2…給紙ローラ、3…用紙トレイ、3
a…用紙、3b…分離された用紙、4…分離パッド、5
…吸着ベルトの従動ローラ、6…吸着ベルトの駆動ロー
ラ、7…吸着ベルト(搬送ベルト)、8…キャリッジ、
9…押さえ板、10…レジストセンサ検知位置(S
s)、11…先端コロ、12…反転ユニット、12a…
反転ローラ、12b…加圧コロ、13…ガイド板、14
…切り替え板、15…転写ローラ(帯電ローラ)、16
…スプリング、17…転写位置(Bt)、18…印字開
始位置(A点)、21…グリップローラ、22…突起、
23…タイミングベルト、24…2進スケール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を該用紙の副走査方向の正方向及び
    逆方向に搬送することができる搬送ローラと、該搬送ロ
    ーラに対向する位置に設けられて該搬送ローラに該用紙
    を押圧して、該用紙に搬送力を与える先端コロと、前記
    搬送ローラ以降において前記用紙の副走査方向の正方向
    及び逆方向への搬送を行うことができる搬送ベルトと、
    該搬送ベルト並びに前記搬送ローラの逆回転により印字
    後の前記用紙を逆方向に搬送し、用紙搬送路の切り替え
    手段を介して、前記用紙の表裏面を反転させて、正方向
    に切り戻されて、再度、正回転している前記搬送ローラ
    並びに前記搬送ベルトに向って、表裏面が反転された前
    記用紙の副走査方向に前記用紙を再搬送する反転ユニッ
    トと、インクを吐出する書き込み部を構成するインクジ
    ェットヘッドを搭載したキャリッジが前記用紙の主走査
    方向に往復移動し、前記搬送ベルトにより前記用紙の副
    走査方向の正方向に搬送されてくる前記用紙上に画像を
    形成するインクジェット記録装置であって、前記用紙の
    両面印字を行う両面印字モードにおいては、正方向に回
    転する前記搬送ローラ並びに前記搬送ベルトにより搬送
    されてきた前記用紙の表面に、前記書き込み部において
    画像を形成し、前記搬送ローラと前記先端コロのニップ
    から前記用紙の後端が抜け出る位置まで前記搬送ベルト
    により前記用紙を搬送した後、前記搬送ベルト並びに前
    記搬送ローラを逆回転させて、前記用紙の後端側から、
    用紙搬送路の切り替え手段を介して、前記用紙を前記反
    転ユニットに搬送して、前記用紙の表裏面を反転させた
    後、再度、正方向に切り戻されて正回転する前記搬送ロ
    ーラ並びに前記搬送ベルトに再搬送することにより、前
    記書き込み部において前記用紙の裏面側に画像を形成さ
    せるインクジェット記録装置に於いて、前記搬送ベルト
    に対して電荷を与える帯電ローラの位置から前記書き込
    み部により前記用紙に対する印字を開始する印字開始位
    置迄の距離Lbと、前記用紙の先端又は後端位置を検知
    するレジストセンサ検知位置から前記印字開始位置迄の
    距離Lsとの関係が、Lb<Lsの関係で構成されてい
    ることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置に於いて、前記用紙を搬送する搬送ベルトと前記用紙
    との吸着部分に関して、当該用紙の種類に応じて、前記
    搬送ベルトと前記用紙との間の吸着力を無くす又は吸着
    力を弱くする吸着力制御範囲の大きさを制御することを
    可能とする吸着力制御方式を備えていることを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のインクジェット記録装
    置に於いて、前記用紙の種類に応じて、前記用紙の先端
    部分あるいは後端部分、あるいは、両方の部分に対し
    て、前記吸着力制御範囲の用紙副走査方向の大きさを制
    御する吸着力制御方式を備えていることを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
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