JP2003205190A - Embroidery sewing machine - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To suppress a vibration produced when vertically moving a needlebar raising/lowering body 35 at a high speed by providing a balancer 70 to a raising/ lowering lever 41. <P>SOLUTION: This embroidery sewing machine is so formed that a crank rod is reciprocated by turning a main shaft 5, a free end part of the raising/ lowering lever 41 is vertically swung, and the needlebar raising/lowering body 35 and the needlebar are vertically moved to perform sewing. This machine is also provided with the balancer whose gravity center is positioned in the opposite side of the free end part in one end of the raising/lowering lever 41 with a pivot point in the other end side set to the center relative to the raising/ lowering lever 41, so as to suppress the vibration produced when vertically moving the needlebar raising/lowering body 35 at a high speed. <P>COPYRIGHT: (C)2003,JPO

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は刺繍ミシンに関し、
詳しくは、主軸と、主軸の回転運動によって往復運動を
するようにしたクランクロッドと、一端を基枠に枢着し
中間部に上記クランクロッドの先端を枢着しクランクロ
ッドが往復運動をすることにより他端における自由端部
を上下に揺動させるようにした昇降レバー４１と、その
昇降レバー４１の自由端部と上下動自在に構成されてい
る針棒用昇降体３５とを連結するリンク４４と、上下動
自在に構成されている針棒とを備え、上記主軸５を回動
させてクランクロッドを往復動させると共に昇降レバー
４１の自由端部を上下に揺動させ、さらに針棒用昇降体
３５と針棒とを上下動させて縫製を行なうようにしてい
る刺繍ミシンに関する。 【０００２】 【従来の技術】従来より広く知られている刺繍ミシンと
しては、図５に示されるものがある（例えば特開平７−
１６３７７７号公報参照）。この図において１は多数の
刺繍ミシンヘッドを支える為のフレームで、ブリッジと
も称される部分である。２は上記フレーム１に装着した
一つのミシンヘッドを示す。３はミシンヘッド２の下方
において多頭ミシンのテーブルに取付けられている針板
で、その下には周知のように釜が配設してある。３ａは
針落孔である。４はミシンヘッドにおける基枠、５は基
枠４に貫挿されている駆動用の主軸、６は上下動自在の
針棒、７は布の浮き上がりを阻止する為の浮上阻止体
で、針棒６と同期して上下動するようにしてある。８は
主軸５の回転運動により針棒６を上下に駆動する為の針
棒昇降機構、９は浮上阻止体７の作動を制御する為の制
御機構を夫々示す。 【０００３】上記基枠４はフレーム１に固着される本体
１０と、本体１０に対してベアリング１２により水平横
動自在に取付けた針棒保持枠１１とを備える。針棒６は
複数本が上記保持枠１１に夫々上下動自在に装着してあ
り、又それらは保持枠１１の横動によって交換的に針落
ち孔３ａの上方にもたらされ得るように配列してある。
針棒６の下端に備えてある１４は針取付具であり、１５
は縫製用の針を示す。針棒６の上端に備えた１６は針棒
昇降機構８からの駆動力を受ける為の被動子で、上記機
構８における駆動子３７との嵌合用の嵌合部１７を備
え、針棒６の上端に固着してある。１８は回り止片嵌合
部で、針棒６の回り止めをする為の回り止片１９に対し
て相対的な上下動を自在に嵌合させてある。尚回り止片
１９は浮上阻止体７における一部の部材（後述の昇降杆
２１）と一体に形成してあるが、別体形成したものを保
持枠１１に取付けても良い。 【０００４】次に浮上阻止体７について説明する。２０
は布当片保持体で、保持枠１１に上下動自在に貫挿した
昇降杆２１と、その下端に固着した布当支持片２２と、
支持片２２の上部に上下への位置調節可能に取付けた受
動部材２３とから構成したものを例示する。該布当片保
持体２０は、針棒６と平行に上下動させる為に、布当支
持片２２の元部部材２２ａと受動部材２３に針棒６を貫
挿させているが、針棒６と平行な上下動が可能な状態に
保持枠１１にのみ装着した構造にしても良い。受動部材
２３は浮上阻止体７を上下に動かす力をばね３１，３２
及び制御機構９から受ける為の部材で、２８は制御機構
９との係合部を示す。２４は浮上阻止体７の上昇限度位
置を位置決する為の位置決部材で、上記元部部材を利用
したものを例示し、無音部材２５を介して保持枠１１に
当接して位置決を図るようにしてある。無音部材２５は
金属どうし（保持枠１１と位置決部材２４）の接触を防
止して、そこに微震動が加わっても音が出ないようにす
る為の部材で、Ｏリングを例示する。２９は布当片保持
体２０の下端に備えた布当片で、布から針を抜くときの
布の持ち上がりを阻止する為のものである。次に３１は
布当片保持体２０を下向きに付勢する為の第１ばねで、
被動子１６と受動部材２３との間に介在させた圧縮ばね
を例示する。又側方への飛び出し防止の為に針棒６に周
設してある。３２は布当片保持体２０を上向きに付勢す
る為の第２ばねで、上記第１ばね３１よりも弱く、保持
枠１１と受動部材２３との間に介装した圧縮ばねを例示
する。上記第１ばね３１と同様に側方への飛び出し防止
の為に昇降杆２１に周設してある。 【０００５】次に針棒昇降機構８について説明する。３
４は昇降体の上下動を案内する為の案内棒で、下部及び
上部を夫々基枠４の本体１０によって支えてある。３５
は針棒６を上下動させる為の針棒用昇降体で、案内棒３
４に上下動自在に装着した本体３６と、その本体３６に
取付けたソレノイドにより水平回動自在にしてある針棒
駆動子３７とから構成してある。針棒駆動子３７は伝動
を遮断したいときには周知のように回動退避させると針
棒昇降機構８を作動させていても、針棒６を非作動状態
にできる。３８は主軸５の回転運動を上下運動に変換し
て上記針棒用昇降体３５に伝えそれを上下動させる為の
駆動機構で、周知の梃子クランク機構を例示する。該機
構は、主軸５に取付けた偏心輪３９と、その偏心輪の回
動により上下動するようにしたクランクロッド４０と、
一端を枢着部材４２によって基枠４に枢着し、中間部に
上記クランクロッド４０を軸体４３でもって枢連結した
昇降レバー４１とから構成されている。昇降レバー４１
の自由端部には上記本体３６とを連結する周知構造のリ
ンク４４が連結されている。リンク４４において、符号
７５と、７６とは、レバーを示し、レバー７５の上端は
ピン７７によって枢着されており、レバー７６の下端は
ピン７９によって枢着されており、二つのレバーの中間
は、矢印８０方向に対して屈曲自在にピン７８によって
連結されている。ピン７８は、昇降レバー４１の自由端
部に設けたピン８１に対してレバー８２を介して連結を
されており、矢印８０方向に向けて設けられている案内
溝（図２，３に示されるリンク４４の構成参照、案内溝
は８０ａ）によって案内されるようにしてある。従っ
て、主軸５が回動すると昇降レバー４１の自由端部８１
が上下に揺動し、ピン７８を矢印８０方向に向けて往復
動させる。この動きに伴い、ピン７７はピン７９を基準
にして上下し、上記針棒用昇降体３５を案内棒３４に沿
って上下に往復動させる。 【０００６】次に上記構成のミシンの動作を説明する。
主軸５が回動すると、針棒用昇降体３５が下降し、その
駆動子３７による駆動によって針棒６は図５の上死点位
置から下死点位置に向け下降を行う。このとき、浮上阻
止体７は周知のように下降限度位置（針１５を布６５か
ら引き抜く際に布当片２９が布６５の浮き上がりを防止
するに適する位置であって、例えば針板３の上面から１
ｍｍ程度の位置）まで下降する。次に上記の如く針１５
が布６５を貫通して針棒６が下死点まで至った後、針棒
用昇降体３５の上昇によって針棒６は図の上死点まで上
昇を行う。又浮上阻止体７も図５の上昇限度位置まで上
昇する。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】上記の従来の多針ミシ
ンでは、主軸５の回転運動を、駆動機構３８を介して上
下往復運動に変換させることにより、針棒用昇降体３５
と針棒６とを上下動させて縫製を行なうようにしている
る為、機構的にどうしても上下の振動が発生しやすい。
一方、縫製工場においては縫製の能率向上を目指す方法
として、縫製時間の短縮化が要求されている。この要求
に応えて縫製時間の短縮化を図るには、主軸の回転数を
上げる事、すなわち針棒の上下運動のスピードを速くす
る事が要求される。しかし、高速運転になればなるほ
ど、上下の振動が大きくなり、目飛び或いは針落ち位置
の乱れ等、正確な縫製が困難になる。 【０００８】本件出願の目的は、縫製時間の短縮化の為
に、刺繍ミシンの高速運転、すなわち回転数を上げて
も、振動の増加比率を低減させるようにした刺繍ミシン
を提供しようとするものであり、高速運転時における振
動を少なくすることにより、目飛び或いは針落ち位置の
乱れを少なくして美しく正確な縫製が出来るようにした
刺繍ミシンを提供しようとするものである。 【０００９】 【課題を解決するための手段】本願発明の刺繍ミシンに
係わる構成は、主軸５と、主軸の回転運動によって往復
運動をするようにしたクランクロッド４０と、一端を基
枠に枢着し中間部に上記クランクロッドの先部を枢着し
クランクロッドが往復運動をすることにより他端におけ
る自由端部４１ｂを上下に揺動させるようにした昇降レ
バー４１と、その昇降レバー４１の自由端部と上下動自
在に構成されている針棒用昇降体３５とを連結するリン
ク４４と、上下動自在に構成されている針棒６とを備
え、上記主軸５を回動させてクランクロッドを往復動さ
せると共に昇降レバー４１の自由端部を上下に揺動さ
せ、さらに針棒用昇降体３５と針棒とを上下動させて縫
製を行なうようにしてある刺繍ミシンにおいて、上記昇
降レバー４１に対して、昇降レバー４１の一端の側にお
ける枢着点を中心にして他端における自由端部とは反対
の側に重心が位置するバランサー７０を具備させて、針
棒用昇降体３５を高速で上下動させるときに発生する振
動を抑制させるようにしたものである。 【００１０】 【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を示す
図面について説明する。図１〜図３の説明に当り、前述
の図５と同符号を用いた構成、部材等の機能、性質、特
徴等は、以下に於て加える新規な部材構成、組合せ等の
説明に係わる事項を除き、前述した説明と同旨と理解で
きるので、重複する説明は一部省略する。 【００１１】図においては刺繍ミシンの一例としてフレ
ーム１に対して多数の刺繍ミシンヘッド２、２，２を有
する周知の多頭刺繍ミシンを示し、共通する主軸５によ
って夫々は駆動される。次にその多数の刺繍ミシンヘッ
ドの内の一つのミシンヘッド２について説明する。図示
されている刺繍ミシンヘッドは次のような構成を備え
る。図４に示されるような回転数で回転する主軸５と、
主軸の回転運動によって往復運動をするようにしたクラ
ンクロッド４０と、一端４１ａを基枠１に対してピン４
２を用いて枢着し、中間部に上記クランクロッドをピン
４３を用いて枢着し、クランクロッドが往復運動をする
ことにより他端における自由端部４１ｂを上下に揺動さ
せるようにした昇降レバー４１を備える。さらにその昇
降レバー４１の自由端部４１ｂと上下動自在に構成され
ている針棒用昇降体３５とを連結するリンク４４、即
ち、前記図５に示すリンク４４と同機能を備え、図２，
図３に示す如く動作するリンク４４を備える。さらに、
上下動自在に構成されている針棒６とを備え、上記主軸
５を回動させてクランクロッド４０を往復動させると共
に昇降レバー４１の自由端部４１ｂを上下に揺動させ、
さらに針棒用昇降体３５と針棒とを上下動させて縫製を
行なうようにしている。 【００１２】上記昇降レバー４１に対しては、昇降レバ
ー４１の一端４１ａの側における枢着点４２を中心にし
て自由端部４１ｂとは反対の側４１ｃに重心が位置する
ようにしたバランサー７０を具備させてある。このバラ
ンサーとしては所要の重量をもつ金属製の中空のウェイ
ト７０が自由端部４１ｂとは反対の側に延設された部材
４１ｃの一部を包囲するように装着し、部材４１ｃに対
して止ネジ７１で着脱自在かつ取り替え自在に取付けら
れるようになっている。このウェイト７０はレバー４１
と一体材で形成したものでも良い。ウェイト７０の重さ
はピン４２からの距離にもよるが実施例では約９０ｇ前
後の重さにしてある。軸５の回転速度に応じてウェイト
７０の重さは適宜最適な重さに変更して、振動を抑制す
ると良い。このように構成すると、針棒用昇降体３５を
高速で上下動させるときに発生する振動を抑制できるよ
うになる。尚、フレーム１及びこれと一体化した基枠４
には、ウェイト７０が上下動できるように、空間８３が
設けてある。 【００１３】上記のような構成によるバランサー７０が
縫製時においてリンク機構４４を介し、針棒６を上下動
する事によって発生する振動に対して、カウンター効果
となって、振動を抑制する。図４にウェイト７０を備え
させた場合と、ウェイト７０を備えさせなかった場合と
の比較実験のデータを示す。この実験データは主軸５の
回転数を６００回転（Ｒ．Ｐ．Ｍ）から逐次高速化さ
せ、１２００回転にまで高めた状態における基枠４での
上下方向の振幅を示すものである。この図４の実験デー
タから明らかなように６００〜８００回転ではあまり効
果が認められない。しかしそれ以上の回転数になると顕
著な効果が認められる 【００１４】次に刺繍ミシンが基枠４の上部に備える周
知の天秤装置６０について説明する。天秤６０におい
て、６４は該機構における溝カムに設けたカム溝で、前
記主軸５に固着してある。天秤駆動レバー６３は基枠４
に支軸でもって上下動自在に枢着してある。よって主軸
５が回動すると、溝カムが回動し、カム溝６４に沿っ
て、天秤駆動レバー６３が支軸を支点にし、上下に揺動
する。針棒に対応させて並設する複数の天秤６１のう
ち、駆動子嵌合部５９に駆動子６６が嵌合している天秤
６１が上下に揺動し、かつ、駆動機構と連動され、周知
のようにして縫製が行なわれる。 【００１５】 【発明の効果】以上のように本発明に係る刺繍ミシンに
よれば、上記昇降レバー４１に対して、昇降レバー４１
の一端の側における枢着点を中心にして他端における自
由端部とは反対の側に重心を備えるバランサー７０を具
備させて、針棒用昇降体３５を高速で上下動させるとき
に発生する振動を抑制させるようにしてあるから、針棒
の上下動作するときの振動が抑制される。従って、高速
運転時における振動低減により、効率良く正確な縫製が
可能となる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an embroidery sewing machine,
Specifically, a main shaft, a crank rod that reciprocates by the rotational movement of the main shaft, and a crank rod that reciprocates by pivotally connecting one end to a base frame and the tip of the crank rod to an intermediate portion. And a link 44 connecting the free end of the lift lever 41 to the free end of the other end thereof and the needle bar lift body 35 configured to be vertically movable. And a needle bar configured to be movable up and down. The main shaft 5 is rotated to reciprocate the crank rod, and the free end of the elevating lever 41 is swung up and down. The present invention relates to an embroidery sewing machine that performs sewing by moving a body 35 and a needle bar up and down. 2. Description of the Related Art An embroidery sewing machine widely known from the prior art is shown in FIG.
163777). In this figure, reference numeral 1 denotes a frame for supporting a large number of embroidery sewing heads, which is also called a bridge. Reference numeral 2 denotes one sewing head mounted on the frame 1. Reference numeral 3 denotes a needle plate attached to a table of a multi-head sewing machine below the sewing head 2, and a shuttle is disposed below the needle plate as is well known. 3a is a needle drop hole. 4 is a base frame of the sewing machine head, 5 is a driving spindle inserted through the base frame 4, 6 is a vertically movable needle bar, and 7 is a floating stopper for preventing the cloth from floating. 6 to move up and down in synchronization with the vertical movement. Reference numeral 8 denotes a needle bar elevating mechanism for driving the needle bar 6 up and down by the rotational movement of the main shaft 5, and reference numeral 9 denotes a control mechanism for controlling the operation of the floating stopper 7. The base frame 4 includes a main body 10 fixed to the frame 1 and a needle bar holding frame 11 attached to the main body 10 by a bearing 12 so as to be horizontally and horizontally movable. A plurality of needle bars 6 are mounted on the holding frame 11 so as to freely move up and down, and they are arranged so that they can be exchangeably brought above the needle drop hole 3a by the lateral movement of the holding frame 11. It is.
The reference numeral 14 provided at the lower end of the needle bar 6 is a needle attachment,
Indicates a needle for sewing. Reference numeral 16 provided at the upper end of the needle bar 6 is a driven element for receiving a driving force from the needle bar elevating mechanism 8, and includes a fitting portion 17 for fitting with a driver 37 in the mechanism 8. It is fixed to the upper end. Reference numeral 18 denotes a detent piece fitting portion, which is fitted to a detent piece 19 for stopping the rotation of the needle bar 6 so as to freely move up and down relatively. Although the rotation preventing piece 19 is formed integrally with a part of the lifting prevention body 7 (a lift rod 21 described later), a separately formed one may be attached to the holding frame 11. [0004] Next, the floating preventing body 7 will be described. 20
Is a cloth contact piece holder, an elevating rod 21 penetrating the holding frame 11 movably up and down, a cloth contact support piece 22 fixed to the lower end thereof,
An example is shown in which a passive member 23 is attached to the upper part of the support piece 22 so as to be vertically adjustable. In order to move the cloth contact piece holder 20 up and down in parallel with the needle bar 6, the needle rod 6 is inserted through the base member 22a and the passive member 23 of the cloth contact support piece 22. May be mounted only on the holding frame 11 in such a manner as to be able to move up and down in parallel with. The passive member 23 applies forces for moving the levitation blocking member 7 up and down by the springs 31 and 32.
Reference numeral 28 denotes a member for receiving from the control mechanism 9. Reference numeral 24 denotes a positioning member for positioning the ascending limit position of the levitation blocking member 7, which exemplifies a member utilizing the above-mentioned base member, and which is brought into contact with the holding frame 11 via a silent member 25 to determine the position. It is. The silence member 25 is a member for preventing contact between the metals (the holding frame 11 and the positioning member 24) so that no sound is produced even when a slight vibration is applied thereto, and an O-ring is exemplified. Reference numeral 29 denotes a cloth piece provided at the lower end of the cloth piece holder 20 for preventing lifting of the cloth when removing a needle from the cloth. Next, 31 is a first spring for urging the cloth contact piece holding body 20 downward,
A compression spring interposed between the driven element 16 and the passive member 23 will be exemplified. Further, it is provided around the needle bar 6 in order to prevent the needle bar 6 from jumping out to the side. Reference numeral 32 denotes a second spring for urging the cloth contact piece holding member 20 upward, and is a compression spring which is weaker than the first spring 31 and is interposed between the holding frame 11 and the passive member 23. Like the first spring 31, it is provided around the elevating rod 21 to prevent it from jumping out to the side. Next, the needle bar lifting mechanism 8 will be described. Three
Reference numeral 4 denotes a guide rod for guiding the vertical movement of the elevating body. The lower and upper parts are supported by the main body 10 of the base frame 4, respectively. 35
Is a needle bar elevating body for moving the needle bar 6 up and down.
4 and a needle bar driver 37 that is horizontally rotatable by a solenoid attached to the main body 36. When it is desired to cut off the transmission, the needle bar driver 37 is rotated and retracted, as is well known, so that the needle bar 6 can be deactivated even if the needle bar lifting mechanism 8 is operated. Reference numeral 38 denotes a drive mechanism for converting the rotational motion of the main shaft 5 into a vertical motion and transmitting the vertical motion to the needle bar elevating body 35. The drive mechanism 38 is, for example, a well-known lever crank mechanism. The mechanism includes an eccentric wheel 39 attached to the main shaft 5, a crank rod 40 that moves up and down by the rotation of the eccentric wheel,
One end is pivotally attached to the base frame 4 by a pivoting member 42, and an elevating / lowering lever 41 pivotally connected to the intermediate portion by a shaft 43 at an intermediate portion. Lifting lever 41
Is connected to a link 44 having a well-known structure for connecting the main body 36 to the free end portion. In the link 44, reference numerals 75 and 76 denote levers, and the upper end of the lever 75 is pivotally connected by a pin 77, the lower end of the lever 76 is pivotally connected by a pin 79, and the middle of the two levers is , Are connected by pins 78 so as to be able to bend in the direction of arrow 80. The pin 78 is connected to a pin 81 provided at a free end of the lifting lever 41 via a lever 82, and has a guide groove provided in the direction of arrow 80 (shown in FIGS. 2 and 3). With reference to the configuration of the link 44, the guide groove is adapted to be guided by 80a). Therefore, when the main shaft 5 rotates, the free end 81 of the elevating lever 41
Swings up and down, and reciprocates the pin 78 in the direction of the arrow 80. With this movement, the pin 77 moves up and down with reference to the pin 79, and reciprocates the needle bar elevating body 35 up and down along the guide bar. Next, the operation of the sewing machine having the above configuration will be described.
When the main shaft 5 rotates, the needle bar elevating body 35 descends, and the needle bar 6 is lowered from the top dead center position to the bottom dead center position in FIG. At this time, as is well known, the surfacing prevention body 7 is located at a lower limit position (a position suitable for preventing the cloth contact piece 29 from lifting up the cloth 65 when the needle 15 is pulled out from the cloth 65, for example, the upper surface of the needle plate 3). From 1
mm). Next, as described above, the needle 15
After the needle bar 6 reaches the bottom dead center after penetrating the cloth 65, the needle bar 6 rises to the top dead center in the figure by the lifting of the needle bar elevating body 35. In addition, the floating stopper 7 also moves up to the upper limit position in FIG. In the above-mentioned conventional multi-needle sewing machine, the rotary motion of the main shaft 5 is converted into a vertical reciprocating motion via a drive mechanism 38, so that the needle bar lifting / lowering body 35 is moved.
Since the sewing is performed by moving the needle bar 6 up and down, the vertical vibration is likely to occur mechanically.
On the other hand, in a sewing factory, shortening of sewing time is required as a method of improving sewing efficiency. In order to shorten the sewing time in response to this demand, it is necessary to increase the rotation speed of the spindle, that is, to increase the speed of the vertical movement of the needle bar. However, the higher the speed, the greater the vertical vibration, and the more difficult it is to perform accurate sewing, such as skipping or disorder of the needle drop position. An object of the present application is to provide an embroidery sewing machine which operates at a high speed to reduce the sewing time, that is, the rate of increase in vibration is reduced even when the number of rotations is increased. An object of the present invention is to provide an embroidery sewing machine that can perform beautiful and accurate sewing by reducing vibration during high-speed operation, thereby reducing stuttering or disturbance of needle drop positions. An embroidery sewing machine according to the present invention comprises a main shaft 5, a crank rod 40 which reciprocates by rotating the main shaft, and one end pivotally connected to a base frame. An elevating lever 41 pivotally attached to the front end of the crank rod at an intermediate portion so that the crank rod reciprocates to swing a free end 41b at the other end up and down; A link 44 for connecting an end portion to a vertically movable needle bar elevating body 35, and a vertically movable needle bar 6 are provided. In the embroidery sewing machine, the free end of the lifting lever 41 is swung up and down and the needle bar lifting body 35 and the needle bar are moved up and down to perform sewing. 41, a balancer 70 whose center of gravity is located on the side opposite to the free end at the other end with the pivot point at one end of the lift lever 41 as the center is provided, and the needle bar elevating body 35 is moved. The vibration generated when moving up and down at high speed is suppressed. BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of the present invention. In the description of FIGS. 1 to 3, the functions, properties, characteristics, and the like of the components, members, and the like using the same reference numerals as those in FIG. , Except for the above, it can be understood to be the same as the above-described description, and a duplicate description will be partially omitted. In the drawing, a known multi-head embroidery sewing machine having a large number of embroidery sewing heads 2, 2, 2 with respect to a frame 1 is shown as an example of an embroidery sewing machine, and each is driven by a common main shaft 5. Next, one of the embroidery sewing heads 2 will be described. The illustrated embroidery sewing head has the following configuration. A spindle 5 rotating at a rotational speed as shown in FIG.
A crank rod 40 which is reciprocated by the rotation of the main shaft;
2 and the above-mentioned crank rod is pivotally connected to an intermediate portion using a pin 43, and the crank rod reciprocates to swing the free end 41b at the other end up and down. A lever 41 is provided. Further, the link 44 connects the free end portion 41b of the lifting lever 41 and the needle bar lifting body 35 configured to be vertically movable, that is, the link 44 has the same function as the link 44 shown in FIG.
It has a link 44 that operates as shown in FIG. further,
A needle bar 6 configured to be movable up and down, rotating the main shaft 5 to reciprocate the crank rod 40, and swinging the free end 41b of the elevating lever 41 up and down,
Further, the needle bar elevating body 35 and the needle bar are moved up and down to perform sewing. The balancer 70 has a center of gravity located on the side 41c opposite to the free end 41b with respect to the pivot point 42 on one end 41a of the lift lever 41. I have it. As this balancer, a metal hollow weight 70 having a required weight is mounted so as to surround a part of the member 41c extending on the side opposite to the free end 41b, and is stopped with respect to the member 41c. It can be detachably and interchangeably attached with a screw 71. This weight 70 is the lever 41
It may be formed integrally with the material. The weight of the weight 70 depends on the distance from the pin 42, but is about 90 g in this embodiment. Preferably, the weight of the weight 70 is changed to an optimal weight according to the rotation speed of the shaft 5 to suppress vibration. With this configuration, it is possible to suppress the vibration generated when the needle bar elevating body 35 is vertically moved at high speed. The frame 1 and the base frame 4 integrated therewith
Is provided with a space 83 so that the weight 70 can move up and down. The balancer 70 having the above-described configuration has a counter effect against vibration generated by moving the needle bar 6 up and down via the link mechanism 44 during sewing, thereby suppressing the vibration. FIG. 4 shows data of a comparative experiment between the case where the weight 70 is provided and the case where the weight 70 is not provided. This experimental data shows the vertical amplitude on the base frame 4 in a state where the rotation speed of the main shaft 5 is sequentially increased from 600 rotations (RPM) to 1200 rotations. As is evident from the experimental data of FIG. 4, a significant effect is not recognized at 600 to 800 rotations. However, a remarkable effect is recognized when the rotation speed is higher than that. Next, a known balance device 60 provided on the upper portion of the base frame 4 by the embroidery sewing machine will be described. In the balance 60, reference numeral 64 denotes a cam groove provided on a groove cam of the mechanism, and is fixed to the main shaft 5. The balance driving lever 63 is mounted on the base frame 4.
It is pivotally mounted on a shaft so that it can move up and down freely. Therefore, when the main shaft 5 rotates, the groove cam rotates, and the balance driving lever 63 swings up and down along the cam groove 64 with the support shaft as a fulcrum. Among the plurality of balances 61 arranged in parallel corresponding to the needle bar, the balance 61 in which the driver 66 is fitted to the driver fitting portion 59 swings up and down, and is interlocked with the driving mechanism, and is well known. Is sewn in the following manner. As described above, according to the embroidery sewing machine according to the present invention, the lifting lever 41 is
This occurs when a balancer 70 having a center of gravity is provided on the side opposite to the free end at the other end with the pivot point at one end as the center, and the needle bar elevating body 35 is moved up and down at high speed. Since the vibration is suppressed, the vibration when the needle bar moves up and down is suppressed. Accordingly, the sewing can be efficiently and accurately performed by reducing the vibration during the high-speed operation.

【図面の簡単な説明】 【図１】多頭式多針刺繍ミシン全体図 【図２】針棒上死点時におけるミシンヘッドの縦断面図 【図３】針棒下死点時におけるミシンヘッドの縦断面図 【図４】従来機及び防振機構付部材による測定結果表 【図５】従来機におけるミシンヘッドの縦断面図 【符号の簡単な説明】 ３ａ…針落孔、 ４…基枠、 ５…主軸、 ６…針棒、
１１…保持枠、 ３７…針棒駆動部材、 ４１…昇降
レバー、 ６０…天秤駆動部、 ７０…ウェイト：バラ
ンサーBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an overall view of a multi-head type multi-needle embroidery sewing machine. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the sewing machine head at the time of a needle bar top dead center. FIG. Longitudinal sectional view [FIG. 4] Table of measurement results by conventional machine and member with vibration damping mechanism [FIG. 5] Longitudinal sectional view of sewing machine head in conventional machine [Brief description of reference numerals] 3a: Needle drop hole, 4: Base frame, 5 ... spindle, 6 ... needle bar,
11: holding frame, 37: needle bar driving member, 41: lifting lever, 60: balance driving unit, 70: weight: balancer

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項１】 主軸と、主軸の回転運動によって往復運
動をするようにしたクランクロッドと、一端を基枠に枢
着し中間部に上記クランクロッドの先部を枢着しクラン
クロッドが往復運動をすることにより他端における自由
端部を上下に揺動させるようにした昇降レバーと、その
昇降レバーの自由端部と上下動自在に構成されている針
棒用昇降体とを連結するリンクと、上下動自在に構成さ
れている針棒とを備え、上記主軸を回動させてクランク
ロッドを往復動させると共に昇降レバーの自由端部を上
下に揺動させ、さらに針棒用昇降体と針棒とを上下動さ
せて縫製を行なうようにしてある刺繍ミシンにおいて、 上記昇降レバーに対して、昇降レバーの一端の側におけ
る枢着点を中心にして他端における自由端部とは反対の
側に重心が位置するバランサーを具備させて、針棒用昇
降体を高速で上下動させるときに発生する振動を抑制さ
せるようにしたことを特徴とした刺繍ミシン。Claims: 1. A main shaft, a crank rod reciprocating by a rotational movement of the main shaft, and one end pivotally connected to a base frame, and a front end of the crank rod pivotally connected to an intermediate portion. A lifting / lowering lever configured to swing a free end at the other end up and down by reciprocating a crank rod; and a lifting / lowering body for a needle bar configured to be vertically movable with the free end of the lifting / lowering lever. And a needle bar configured to be movable up and down, rotating the main shaft to reciprocate the crank rod and swinging the free end of the elevating lever up and down. In an embroidery sewing machine in which sewing is performed by vertically moving a rod elevating body and a needle bar, the free end at the other end with respect to the elevating lever around a pivot point at one end of the elevating lever. Opposite to Department By comprising a balancer center of gravity side is located, the embroidery sewing machine is characterized in that so as to suppress the vibration generated when the vertically moving the needle bar for lifting body at high speed.