JP2003204518A

JP2003204518A - 監視システム

Info

Publication number: JP2003204518A
Application number: JP2002001523A
Authority: JP
Inventors: Shintaro Nagai; 真太郎長井; Masaaki Sato; 正章佐藤
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2002-01-08
Filing date: 2002-01-08
Publication date: 2003-07-18

Abstract

(57)【要約】【課題】監視レコーダへの処理負荷集中およびそれに
付随する監視ネットワークの局所部分への通信負荷集中
を回避することの可能な監視システムを提供する。【解決手段】全監視端末からの視聴の要求が例えば監
視レコーダ131に集中した時、監視レコーダ131から監視
レコーダ132へ記録済みの監視映像を転送させ、監視端
末に対して監視レコーダ132より視聴するよう、管理サ
ーバ141が指定する。監視端末での記録済み監視映像の
視聴の処理を複数の監視レコーダに分散させることがで
き、監視レコーダへの処理負荷集中およびそれに付随す
る監視ネットワークの局所部分への通信負荷集中を回避
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は監視映像を記録し、
後に視聴のための記録映像の再生を行う監視レコーダを
具備した監視システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】監視システムを、ＩＰ(Internet Protoc
ol)ネットワークにより構成するシステムが提案されて
いる。とくに、犯罪発生時の証拠保持や、事件発生中に
おいて発生時点まで遡って監視映像を視聴するような目
的をもつシステムにおいては、映像サーバと同様の技術
を用いて監視映像を蓄積・配信する監視レコーダを具備
するものがある。

【０００３】図５に示す従来の監視システムでは、カメ
ラ511、512、513、514で撮影された監視映像は、監視ネ
ットワーク501により監視レコーダ531へ伝送され蓄積さ
れる。監視端末521、522、523では、通常は、各カメラ
の監視映像をリアルタイムで視聴するが、必要に応じ
て、監視レコーダ531内に記録された監視映像を監視ネ
ットワーク501上に再生配信させ、それを受信し視聴す
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】各カメラからリアルタ
イムに配信される監視映像は、監視ネットワーク上では
同報配信され、１つの通信路のリソースを消費するだけ
で複数の監視端末にて同時に視聴可能であるが、監視レ
コーダから再生される監視映像については、各監視端末
ごとに再生する箇所が異なるため、同報通信できず、各
監視端末ごとにリソースを消費する。特に、緊急時に複
数の監視端末が記録済みの監視映像を同時に再生し視聴
しようとすると、監視レコーダへの再生処理が集中し、
さらに監視ネットワークにおいて監視レコーダの接続部
分の通信負荷が増大してしまうという問題があった。

【０００５】本発明は、前記従来の問題を解決するため
になされたもので、監視レコーダへの処理負荷集中およ
びそれに付随する監視ネットワークの局所部分への通信
負荷集中を回避することの可能な監視システムを提供す
ることを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の監視システム
は、監視ネットワークと、前記監視ネットワークに接続
された複数台のカメラと、前記監視ネットワークに接続
された複数台の監視端末と、前記監視ネットワークに接
続された複数台の監視レコーダと、前記監視ネットワー
クに接続された管理サーバとを具備し、前記カメラは監
視映像を撮影して送信し、前記監視端末は前記カメラか
ら送出される監視映像を受信して視聴するとともに前記
監視レコーダに記録済みの監視映像の視聴を必要に応じ
て前記管理サーバに要求し、前記管理サーバの指定した
監視レコーダから記録済みの映像を受信して視聴し、前
記監視レコーダは前記カメラの内の予め定められた担当
分の監視映像と他の監視レコーダから送出される監視映
像とを受信して記録するとともに前記監視端末または前
記管理サーバからの要求に対して記録済みの監視映像を
送信し、前記管理サーバは前記監視端末からの視聴の要
求が特定の監視レコーダに集中したとき、前記視聴要求
が集中した監視レコーダから別の監視レコーダへ記録済
みの監視映像を転送させ、一部の監視端末に対して転送
先の監視レコーダより視聴するよう指定することを特徴
とする。

【０００７】この構成により、監視端末での記録済み監
視映像の視聴の処理を複数の監視レコーダに分散させる
ことができ、監視レコーダへの処理負荷集中およびそれ
に付随する監視ネットワークの局所部分への通信負荷集
中を回避することができる。

【０００８】また、本発明の監視システムは、前記の監
視システムに加えて、各監視レコーダの間で監視映像を
転送する転送ネットワークを具備した構成を有してい
る。

【０００９】この構成により、監視映像の転送時におけ
る監視ネットワークへの通信負荷増大を回避することが
できる。

【００１０】さらに、本発明の監視システムは、監視ネ
ットワークと、前記監視ネットワークに接続された複数
台の監視端末と、前記監視ネットワークに接続された複
数台の監視レコーダと、前記監視ネットワークに接続さ
れた管理サーバと、前記複数台の監視レコーダの各々に
接続されたカメラネットワークと、前記カメラネットワ
ークの各々に接続された複数台ずつのカメラとを具備
し、前記カメラは監視映像を撮影して送信し、前記監視
端末は前記監視レコーダを介して前記カメラから配信さ
れる監視映像を視聴するとともに前記監視レコーダに記
録済みの監視映像の視聴を必要に応じて前記管理サーバ
に要求し、前記管理サーバの指定した監視レコーダから
記録済みの映像を受信して視聴し、前記監視レコーダは
前記カメラから前記カメラネットワークに送信されたの
監視映像を受信して記録するとともに、前記カメラネッ
トワークからの監視映像を前記監視ネットワークへ中継
し、他の監視レコーダから送信される監視映像を前記監
視ネットワークより受信して記録し、前記監視端末また
は前記管理サーバの要求に対して記録済みの監視映像を
前記監視ネットワークに送信し、前記管理サーバは前記
監視端末からの視聴の要求が特定の監視レコーダに集中
したとき、前記視聴要求が集中した監視レコーダから別
の監視レコーダへ記録済みの監視映像を転送させ、一部
の監視端末に対して転送先の監視レコーダより視聴する
よう指定することを特徴とする。

【００１１】この構成により、監視端末での記録済み監
視映像の視聴の処理を複数の監視レコーダに分散させる
とともに、カメラから監視レコーダへのネットワークリ
ソースを監視映像の視聴のためのネットワークリソース
から分離することができ、監視レコーダへの処理負荷集
中およびそれに付随する監視ネットワークの局所部分へ
の通信負荷集中を回避することができる。

【００１２】そして、本発明の監視システムは、前記の
監視システムに加えて、各カメラネットワークの間で監
視映像を転送するゲートウェイを具備した構成を有して
いる。

【００１３】この構成により、監視映像の転送時におけ
る監視ネットワークへの通信負荷増大を回避することが
できる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。

【００１５】（第１の実施の形態）本発明の第１の実施
の形態の監視システムは、図１に示すように、監視ネッ
トワーク101と、監視ネットワーク101に接続されたカメ
ラ111、112、113、114と、監視ネットワーク101に接続
された監視端末121、122、123と、監視ネットワーク101
に接続された監視レコーダ131、132と、管理サーバ141
とからなる。

【００１６】カメラ111、112、113、114は、それぞれの
監視エリアを撮影して監視映像を生成し、監視ネットワ
ーク101へ送出する。

【００１７】監視端末121、122、123は、各カメラから
送出される監視映像を監視ネットワーク101を介して受
信し視聴する。また、監視レコーダ131、132に記録済み
の監視映像の視聴を必要に応じて管理サーバ141に要求
し、管理サーバ141の指定した監視レコーダから記録済
みの映像を受信して視聴する。

【００１８】監視レコーダ131、132は、カメラ111、11
2、113、114の内の予め定められた担当分の監視映像と
他の監視レコーダから送出される監視映像とを受信して
記録する。また、監視レコーダ131、132は、監視端末12
1、122、123または管理サーバ141からの要求に対して記
録済みの監視映像を監視ネットワーク101へ送出する。

【００１９】管理サーバ141は、監視端末121、122、123
から視聴の要求を管理し、監視端末121、122、123から
の視聴の要求が特定の監視レコーダに集中したとき、視
聴の要求が集中した監視レコーダから別の監視レコーダ
へ記録済みの監視映像を転送させ、一部の監視端末に対
して転送先の監視レコーダより視聴するよう指定する。
視聴の要求が特定の監視レコーダに集中していない場合
は、監視端末121、122、123から要求のあった監視レコ
ーダからの受信・視聴を許可する。

【００２０】以上のように構成された監視システムにつ
いてその動作を説明する。カメラ111、112、113、114で
撮影された監視映像は、監視ネットワーク101により監
視レコーダ131、132へ伝送され記録される。監視端末12
1、122、123では、通常は、各カメラから送信された監
視映像を監視ネットワーク101を介してリアルタイムで
視聴する。また、必要に応じて、監視レコーダ131、132
内に記録済みの監視映像を監視ネットワーク101を介し
て受信し視聴するために、管理サーバ141に対して、監
視レコーダ131、132内に記録済みの監視映像の視聴を要
求する。

【００２１】管理サーバ141は、視聴の要求が特定の監
視レコーダに集中していないか否かを判断する。そし
て、視聴の要求が特定の監視レコーダに集中していると
判断した場合は、視聴の要求が集中した監視レコーダか
ら別の監視レコーダへ記録済みの監視映像を転送させ、
監視端末に対して転送先の監視レコーダより視聴するよ
う指定する。

【００２２】監視端末は、指定された監視レコーダに対
して、記録済み映像の送信を要求し、監視ネットワーク
101を介して受信し視聴する。視聴の要求が特定の監視
レコーダに集中していないと判定した場合は、監視端末
に対して要求どおりの監視レコーダより視聴することを
許可する。この場合、監視端末は、視聴を許可された監
視レコーダに対して、記録済み映像の送信を要求し、監
視ネットワーク101を介して受信し視聴する。

【００２３】このように、本発明の第１の実施の形態に
よれば、監視端末からの視聴の要求が特定の監視レコー
ダに集中したとき、視聴の要求が集中した監視レコーダ
から別の監視レコーダへ記録済みの監視映像を転送させ
ることで、監視端末での記録済み監視映像の視聴の処理
を複数の監視レコーダに分散させることができ、監視レ
コーダへの処理負荷集中およびそれに付随する監視ネッ
トワークの局所部分への通信負荷集中を回避することが
できる。

【００２４】（第２の実施の形態）本発明の第２の実施
の形態の監視システムは、第１の実施の形態の監視シス
テにおいて、各監視レコーダの間を転送ネットワークで
接続し、監視映像の転送時における監視ネットワークへ
の通信負荷増大を回避するものである。

【００２５】本発明の第２の実施の形態の監視システム
を図２に示す。この図において、図１と同名の構成要素
は図１の構成要素と同様な構成を有する。

【００２６】本発明の第２の実施の形態の監視システム
では、監視レコーダ231、232の間が監視映像を転送する
転送ネットワーク202により接続されている。その他の
部分は第１の実施の形態と同様に構成されている。

【００２７】以上のように構成された監視システムにお
いて、カメラ211、212、213、214の監視映像を監視端末
221、222、223でリアルタイムに視聴する際の動作、そ
の監視映像を監視レコーダ231、232で記録する際の動
作、および監視端末221、222、223が、監視レコーダ23
1、232に記録済みの監視映像の視聴を管理サーバに要求
し、監視端末221、222、223からの視聴の要求が特定の
監視レコーダに集中したとき、視聴の要求が集中した監
視レコーダから別の監視レコーダへ記録済みの監視映像
を転送させ、一部の監視端末に対して転送先の監視レコ
ーダより視聴するよう指定することは第１の実施の形態
と同様である。

【００２８】管理サーバ241は、第１の実施の形態と同
様に全監視端末221、222、223からの視聴の要求が特定
の監視レコーダ、例えば監視レコーダ231に集中したと
きには、監視レコーダ231から別の監視レコーダ232へ記
録済みの監視映像を転送させ、監視端末に対して転送先
の監視レコーダ232より視聴するよう指定する。このと
き、監視映像を監視レコーダ231から監視レコーダ232へ
転送する際に、転送ネットワーク202を使用する。これ
により、監視映像の転送時における監視ネットワーク20
1への通信負荷増大を回避することができる。

【００２９】このように、本発明の第２の実施の形態に
よれば、監視端末からの視聴の要求が特定の監視レコー
ダに集中したときには、転送ネットワークを介して監視
レコーダの間の映像転送を行うことで、監視映像の転送
時における監視ネットワークへの通信負荷増大を回避す
ることができる。

【００３０】（第３の実施の形態）本発明の第３の実施
の形態の監視システムでは、カメラを複数のグループに
分け、それぞれのグループをカメラネットワークと監視
レコーダを介して監視ネットワークに接続することで、
カメラから監視レコーダへのネットワークリソースを監
視映像の視聴のためのネットワークリソースから分離し
た。

【００３１】本発明の第３の実施の形態の監視システム
は、図３に示すように、監視ネットワーク301と、監視
ネットワーク301に接続された監視端末321、322、323
と、監視ネットワーク301に接続された監視レコーダ33
1、332と、監視ネットワーク301に接続された管理サー
バ341と、監視レコーダ331に接続されたカメラネットワ
ーク302と、監視レコーダ332に接続されたカメラネット
ワーク303と、カメラネットワーク302に接続されたカメ
ラ311、312と、カメラネットワーク303に接続されたカ
メラ313、314とからなる。

【００３２】カメラ311、312は、それぞれの監視エリア
を撮影して監視映像を生成し、カメラネットワーク302
へ送出する。カメラ313、314は、それぞれの監視エリア
を撮影して監視映像を生成し、カメラネットワーク303
へ送出する。

【００３３】監視端末321、322、323は、カメラ311、31
2からカメラネットワーク302へ送出された監視映像を監
視レコーダ331および監視ネットワーク301を介して視聴
する。また、監視端末321、322、323は、カメラ313、31
4からカメラネットワーク303へ送出された監視映像を監
視レコーダ332および監視ネットワーク301を介して視聴
する。さらに、監視端末321、322、323は、必要に応じ
て、監視レコーダ331、332内に記録された監視映像を監
視ネットワーク301を介して受信し視聴するために、管
理サーバ341に対して、監視レコーダ331、332内に記録
済みの監視映像の視聴を要求する。

【００３４】監視レコーダ331は、カメラ311、312から
カメラネットワーク302へ送信された監視映像を受信し
て記録する。また、監視レコーダ331は、カメラネット
ワーク302からの監視映像を監視ネットワーク301へ中継
し、他の監視レコーダから送信される監視映像を監視ネ
ットワーク301より受信して記録する。さらに、監視レ
コーダ331は、監視端末321、322、323または管理サーバ
341の要求に対して記録済みの監視映像を監視ネットワ
ーク301へ送信する。

【００３５】監視レコーダ332 は、カメラ313、314から
カメラネットワーク303へ送信された監視映像を受信し
て記録する。また、監視レコーダ332は、カメラネット
ワーク303からの監視映像を監視ネットワーク301へ中継
し、他の監視レコーダから送信される監視映像を監視ネ
ットワーク301より受信して記録する。さらに、監視レ
コーダ331は、監視端末321、322、323または管理サーバ
341の要求に対して記録済みの監視映像を監視ネットワ
ーク301へ送信する。

【００３６】管理サーバ341は、監視端末321、322、323
から視聴の要求を管理し、視聴の要求が特定の監視レコ
ーダに集中したとき、視聴の要求が集中した監視レコー
ダから別の監視レコーダへ記録済みの監視映像を転送さ
せ、一部の監視端末に対して転送先の監視レコーダより
視聴するよう指定する。

【００３７】以上のように構成された監視システムにつ
いてその動作を説明する。カメラ311、312で撮影された
監視映像は、カメラネットワーク302により監視レコー
ダ331へ伝送され記録される。同様に、カメラ313、314
で撮影された監視映像は、カメラネットワーク303によ
り監視レコーダ332へ伝送され記録される。

【００３８】監視端末321、322、323は、カメラ311、31
2からカメラネットワーク302へ送信された監視映像の視
聴を監視レコーダ331に要求し、監視レコーダ331および
監視ネットワーク301を介して視聴する。また、監視端
末321、322、323は、カメラ313、314からカメラネット
ワーク303へ送信された監視映像の視聴を監視レコーダ3
32に要求し、監視レコーダ332および監視ネットワーク3
01を介して視聴する。さらに、監視端末321、322、323
は、必要に応じて、監視レコーダ331、332内に記録済み
の監視映像を監視ネットワーク301を介して受信し視聴
するために、管理サーバ341に対して、監視レコーダ33
1、332内に記録済みの監視映像の視聴を要求する。

【００３９】管理サーバ341は、監視端末321、322、323
から視聴の要求が特定の監視レコーダに集中していない
か否かを判断する。そして、視聴の要求が特定の監視レ
コーダに集中していると判断した場合は、視聴の要求が
集中している監視レコーダから別の監視レコーダへ記録
済みの監視映像を転送させ、監視端末に対して転送先の
監視レコーダより視聴するよう指定する。

【００４０】監視端末は、指定された監視レコーダに対
して、記録済み映像の送信を要求し、監視ネットワーク
301を介して受信し視聴する。視聴の要求が特定の監視
レコーダに集中していないと判定した場合は、監視端末
に対して要求どおりの監視レコーダより視聴することを
許可する。この場合、監視端末は、視聴を許可された監
視レコーダに対して、記録済み映像の送信を要求し、監
視ネットワーク301を介して受信し視聴する。

【００４１】このように、本発明の第３の実施の形態に
よれば、監視端末での記録済み監視映像の視聴の処理を
複数の監視レコーダに分散させるとともに、カメラから
監視レコーダへのネットワークリソースを監視映像の視
聴のためのネットワークリソースから分離することがで
き、監視レコーダへの処理負荷集中およびそれに付随す
る監視ネットワークの局所部分への通信負荷集中を回避
することができる。

【００４２】（第４の実施の形態）本発明の第４の実施
の形態の監視システムは、第３の実施の形態の監視シス
テにおいて、各カメラネットワークの間をゲートウェイ
で接続し、監視映像の転送時における監視ネットワーク
への通信負荷増大を回避するものである。

【００４３】本発明の第４の実施の形態の監視システム
を図４に示す。この図において、図３と同名の構成要素
は図３の構成要素と同様な構成を有する。

【００４４】本発明の第４の実施の形態の監視システム
では、カメラネットワーク402、403の間が監視映像を転
送するゲートウェイ451により接続されている。その他
の部分は第３の実施の形態と同様に構成されている。

【００４５】以上のように構成された監視システムにお
いて、カメラ411、412の監視映像をカメラネットワーク
402 を介して監視レコーダ431に記録する際の動作、お
よびカメラ413、414の監視映像をカメラネットワーク40
3を介して監視レコーダ432に記録する際の動作は第３の
実施の形態と同様である。また、各カメラの監視映像を
監視端末421、422、423で視聴する際の動作も第３の実
施の形態と同様である。さらに、監視端末421、422、42
3が監視レコーダ431、432に記録済みの監視映像の視聴
を管理サーバ441に要求し、監視端末421、422、423から
の視聴の要求が特定の監視レコーダに集中したとき、視
聴の要求が集中した監視レコーダから別の監視レコーダ
へ記録済みの監視映像を転送させ、一部の監視端末に対
して転送先の監視レコーダより視聴するよう指定するこ
とは第３の実施の形態と同様である。

【００４６】管理サーバ441は、第３の実施の形態と同
様に全監視端末421、422、423からの視聴の要求が特定
の監視レコーダ、例えば監視レコーダ431に集中したと
きには、監視レコーダ431から別の監視レコーダ432へ記
録済みの監視映像を転送させ、監視端末に対して転送先
の監視レコーダ432より視聴するよう指定する。このと
き、監視映像を監視レコーダ431から監視レコーダ232へ
転送する際に、ゲートウェイ451を介してカメラネット
ワーク402からカメラネットワーク403への経路を用いて
監視映像の転送を行う。これにより、監視映像の転送時
における監視ネットワーク401への通信負荷増大を回避
することができる。

【００４７】このように、本発明の第４の実施の形態に
よれば、監視端末からの視聴の要求が特定の監視レコー
ダに集中したときには、ゲートウェイを介して監視レコ
ーダの間の映像転送を行うことで、監視映像の転送時に
おける監視ネットワークへの通信負荷増大を回避するこ
とができる。

【００４８】

【発明の効果】以上のように本発明は、複数の監視レコ
ーダに監視映像の記録および再生の処理を分散させるこ
とができ、特定の監視レコーダへの処理負荷集中および
それに付随する監視ネットワークの局所部分への通信負
荷集中を回避することができるという優れた効果を有す
る監視システムを提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態における監視システ
ムのブロック図、

【図２】本発明の第２の実施の形態における監視システ
ムのブロック図、

【図３】本発明の第３の実施の形態における監視システ
ムのブロック図、

【図４】本発明の第４の実施の形態における監視システ
ムのブロック図、

【図５】従来の監視システムのブロック図である。

【符号の説明】

101 監視ネットワーク 111、112、113、114 カメラ 121、122、123 監視端末 131、132 監視レコーダ 141 管理サーバ 201 監視ネットワーク 202 転送ネットワーク 211、212、213、214 カメラ 221、222、223 監視端末 231、232 監視レコーダ 241 管理サーバ 301 監視ネットワーク 302、303 カメラネットワーク 311、312、313、314 カメラ 321、322、323 監視端末 331、332 監視レコーダ 341 管理サーバ 401 監視ネットワーク 402、403 カメラネットワーク 411、412、413、414 カメラ 421、422、423 監視端末 431、432 監視レコーダ 441 管理サーバ 451 ゲートウェイ

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Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】監視ネットワークと、前記監視ネットワ
ークに接続された複数台のカメラと、前記監視ネットワ
ークに接続された複数台の監視端末と、前記監視ネット
ワークに接続された複数台の監視レコーダと、前記監視
ネットワークに接続された管理サーバとを具備し、前記カメラは監視映像を撮影して送信し、前記監視端末
は前記カメラから送信される監視映像を受信して視聴す
るとともに前記監視レコーダに記録済みの監視映像の視
聴を必要に応じて前記管理サーバに要求し、前記管理サ
ーバの指定した監視レコーダから記録済みの映像を受信
して視聴し、前記監視レコーダは前記カメラの内のあら
かじめ定められた担当分の監視映像と他の監視レコーダ
から送出される監視映像とを受信して記録するとともに
前記監視端末または前記管理サーバからの要求に対して
記録済みの監視映像を送信し、前記管理サーバは前記監
視端末からの視聴の要求が特定の監視レコーダに集中し
たとき、前記視聴要求が集中した監視レコーダから別の
監視レコーダへ記録済みの監視映像を転送させ、一部の
監視端末に対して転送先の監視レコーダより視聴するよ
う指定することを特徴とする監視システム。
【請求項２】各監視レコーダの間で監視映像を転送す
る転送ネットワークを具備することを特徴とする請求項
１記載の監視システム。
【請求項３】監視ネットワークと、前記監視ネットワ
ークに接続された複数台の監視端末と、前記監視ネット
ワークに接続された複数台の監視レコーダと、前記監視
ネットワークに接続された管理サーバと、前記複数台の
監視レコーダの各々に接続されたカメラネットワーク
と、前記カメラネットワークの各々に接続された複数台
ずつのカメラとを具備し、前記カメラは監視映像を撮影して送信し、前記監視端末
は前記監視レコーダを介して前記カメラから配信される
監視映像を視聴するとともに前記監視レコーダに記録済
みの監視映像の視聴を必要に応じて前記管理サーバに要
求し、前記管理サーバの指定した監視レコーダから記録
済みの映像を受信して視聴し、前記監視レコーダは前記
カメラから前記カメラネットワークに送信された監視映
像を受信して記録するとともに前記カメラネットワーク
からの監視映像を前記監視ネットワークへ中継し、他の
監視レコーダから送信される監視映像を前記監視ネット
ワークより受信して記録し、前記監視端末または前記管
理サーバの要求に対して記録済みの監視映像を前記監視
ネットワークへ送信し、前記管理サーバは前記監視端末
からの視聴の要求が特定の監視レコーダに集中したと
き、前記視聴要求が集中した監視レコーダから別の監視
レコーダへ記録済みの監視映像を転送させ、一部の監視
端末に対して転送先の監視レコーダより視聴するよう指
定することを特徴とする監視システム。
【請求項４】各カメラネットワークの間で監視映像を
転送するゲートウェイを具備することを特徴とする請求
項３記載の監視システム。