JP2003204199A - 生産装置、生産装置管理装置および生産装置管理システム - Google Patents

生産装置、生産装置管理装置および生産装置管理システム

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JP2003204199A
JP2003204199A JP2002276880A JP2002276880A JP2003204199A JP 2003204199 A JP2003204199 A JP 2003204199A JP 2002276880 A JP2002276880 A JP 2002276880A JP 2002276880 A JP2002276880 A JP 2002276880A JP 2003204199 A JP2003204199 A JP 2003204199A
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板を組み立てる配線板製造シス
テムにおいて、システムを直接見ることができない遠隔
地からシステムおよびシステムを構成する作業機の状況
を把握することを可能とする。 【解決手段】 製造システム10のホストコンピュータ
29にWWWサーバ804を設け、LAN800またはインタ
ーネット802を経由して、製造システムの稼働率や、
各作業機の状況等を生産管理者や装置管理者にHTTPによ
り配信する。ホストコンピュータ29に電子メール送信
プログラム815を設け、電子部品装着装置18,22
の部品切れや、エラーによるシステムの停止など特定の
オペレータに報知すべき情報を、そのオペレータの携帯
電話816に電子メールで送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生産装置に属する作
業機の状態を外部装置に知らせ、あるいは外部から作業
機の状態を調べることを容易にする技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリント配線板に電気部品(電
子部品を含む)を取り付けてプリント回路板を製造する
プリント配線板製造装置のような生産装置は、複数台の
作業機を含む構成とされることが多い。この種の生産装
置においては、各作業機が予め定められた作業を行うの
であるが、近年は殆どの作業機が自動機となっており、
オペレータは作業機がエラーにより停止した場合等に、
作業機の表示装置の表示やシグナルタワーの点灯等によ
り何らかの処置が必要であることが知らされた場合に、
必要な処置を行えばよい。しかし、そのためには、オペ
レータは表示装置の表示やシグナルタワーの点灯を目視
できる場所に居ることが必要である。
【0003】また、工程管理者等、生産装置の管理者が
生産装置の稼働率等を知りたいと思っても、生産現場に
おいて作成される作業日報などを見る他はなく、必要な
時点に生産装置から直接情報を得るためには、生産装置
のある現場まで出向くことが必要であった。また、生産
装置にオペレータには手に負えない不具合が発生した場
合に、生産装置を管理するエンジニアに相談の電話等が
掛けられた場合、オペレータとの会話では生産装置の詳
細な状態が判らず、結局、現場まで出向かざるを得なく
なることがしばしばあった。さらに、ユーザ社内のエン
ジニアでは処置できず、生産装置あるいはそれに属する
作業機のディーラやメーカ等社外のエンジニアに相談す
る必要が生じた場合にも同様な問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】本発明は、以上の事情を背景とし、生産装置から離
れた場所にいる者が、その生産装置の構成機械たる作業
機の状態を知ることを容易にすることを課題としてなさ
れたものであり、本発明によって、下記各態様の生産装
置、生産装置管理装置および生産装置管理システムが得
られる。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に
番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式
で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易に
するためであり、本明細書に記載の技術的特徴およびそ
れらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定される
と解釈されるべきではない。また、一つの項に複数の事
項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒
に採用しなければならないわけではない。一部の事項の
みを選択して採用することも可能なのである。
【0005】なお、以下の各項において、(2)項が請求
項1に相当し、(3)項が請求項2に、(1), (4)および
(5)項を組み合わせたものが請求項3に、 (6)項が請求
項4に、 (7)項が請求項5に、 (8)項が請求項6に、(1
4)項が請求項7にそれぞれ相当する。また、(15)項が請
求項8に、(20)項が請求項9に、(25)項が請求項10に
それぞれ相当する。
【0006】(1)作業対象物に予め定められた作業を
行う作業機を少なくとも1台含み、目的物を生産する生
産工程の少なくとも一部を実行する生産装置において、
公衆回線を経由して情報の送信と受信との少なくとも一
方を行う通信装置を設けたことを特徴とする生産装置。 (2)作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を
少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工程の少な
くとも一部を実行する生産装置において、前記少なくと
も1台の作業機に関する情報を配信するWWWサーバを設
けたことを特徴とする生産装置。本項の生産装置におけ
るWWW(world wide web)サーバは、公衆回線を経て情報
を外部装置に配信するものとすることも可能であるが、
不可欠ではない。私有の通信回線を経て外部装置に情報
を配信するものとすることも可能なのである。公衆回線
と私有の通信回線との両方に情報を配信し得るものとす
ることも可能である。「外部装置」の意味は、生産装置
にとって外部の装置という意味であって、必ずしも生産
装置を保有している工場ないし会社の外部を意味しな
い。WWWサーバを設けることにより、作業機および生産
装置の状態を直接見ることができない遠隔地から作業機
に関する情報を必要なときに取得することが可能とな
る。さらに、外部装置との間で情報を送受する場合に、
一般的なブラウザたるWWWブラウザすなわちインターネ
ットブラウザを使用するため、専用のソフトウェアが必
要でなくなる。 (3)作業対象物に予め定められた作業を行う作業機を
少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工程の少な
くとも一部を実行する生産装置において、前記少なくと
も1台の作業機の状態に関連する電子メールを発信する
電子メール発信装置を設けたことを特徴とする生産装
置。 (4)前記通信装置が、前記少なくとも1台の作業機の
オペレータ向けの情報を公衆回線を経由して携帯端末に
送信する対オペレータ情報送信装置を含む (1)項に記載
の生産装置。対オペレータ情報送信装置は、作業機に設
けられてもよく、複数台の作業機に接続され、それら複
数台の作業機を含む生産装置を制御するホストコンピュ
ータに設けられてもよい。後者の場合は、作業機からの
オペレータ向けの情報がホストコンピュータを介して公
衆回線へ送信されることとなる。本項に記載の発明によ
れば、エラーによる停止情報等、オペレータに迅速に報
知すべき情報について、必要なときに対象を特定して情
報を送信することが可能となる。 (5)前記オペレータ向けの情報が、前記作業機がエラ
ーにより停止したことをオペレータに知らせるエラー停
止情報を含む (4)項に記載の生産装置。従来の生産装置
においては、エラー停止情報は、作業機の表示装置の表
示やシグナルタワーの点灯等によりオペレータに報知さ
れていたため、オペレータは常に表示装置やシグナルタ
ワーを視認できる場所で監視している必要があった。こ
れに対して本項に記載の発明によれば、作業機がエラー
により停止すれば、その旨を示す情報がオペレータの携
行する携帯端末に送信されるので、オペレータは作業機
から離れた場所で待機することが可能となる。 (6)前記少なくとも1台の作業機がプリント基板に電
気部品を装着する電気部品装着機を含み、前記オペレー
タ向けの情報が、その電気部品装着機において装着され
るべき電気部品の少なくとも1種類のものがなくなった
こと、あるいは近い将来になくなることをオペレータに
知らせる部品切れ情報を含む (4)項または(5)項のいず
れかに記載の生産装置。 (7)前記通信装置が、前記少なくとも1台の作業機に
おける作業に関する当該生産装置の管理者向けの情報で
あって、前記作業機の稼働率に関する情報を含む情報を
公衆回線を経由して端末コンピュータに送信する対管理
者情報送信装置を含む (1)項,(4)項ないし (6)項のい
ずれかに記載の生産装置。上記管理者には、生産装置の
工程管理者等、当該生産装置を保有している工場ないし
会社の内部管理者や、生産装置のサービスエンジニヤ,
設計者等、生産措置の販売会社や製造会社の外部管理者
が含まれる。オペレータ,生産装置,生産工程等を管理
するユーザ側管理者や、生産装置を管理するメーカ側管
理者が含まれるのである。 (8)前記作業機がその作業機の状態を表示する表示装
置を含み、前記管理者向けの情報がその表示装置の表示
内容を含む (7)項に記載の生産装置。上記「作業機の状
態の表示」には、前記エラーによる停止や部品切れ自体
の表示あるいはそれらの詳細を示す表示や、作業の進捗
状態等、作業機の状態を表す狭義の状態表示は勿論、オ
ペレータに対して何らかの操作や処置を要求あるいは教
示する表示も、生産装置がそれら要求や教示をしている
状態にあることを示す状態表示の一種であると広義に解
されるべきものとする。 (9)前記作業機が、前記公衆回線を経て供給される情
報を受信する情報受信装置を含む (1)項,(4)項ないし
(8)項のいずれかに記載の生産装置。 (10)前記作業機がその作業機の状態を表示する表示
装置を含み、前記情報受信装置がその表示装置の画面を
切り替えるべきことを指令する画面切替指令を受信する
画面切替指令受信部を含む(9)項に記載の生産装置。 (11)前記情報受信装置が、前記作業機をリモートコ
ントロールするためのリモートコントロール信号を受信
するリモートコントロール信号受信部を含む (9)項また
は(10)項に記載の生産装置。 (12)前記通信装置が、前記公衆回線を経由して外部
装置と電子メールの送受信を行う電子メール送受信装置
を含む (1)項, (4)項ないし(11)項のいずれかに記載の
生産装置。電子メール送受信装置は、特定の相手との情
報の送信あるいは受信を行うものである。「外部装置」
の意味は (2)項におけると同じである。 (13)前記通信装置が、前記公衆回線を経由して外部
装置とWWW情報の送受信を行うWWW情報送受信装置を含む
(1)項, (4)項ないし(12)項のいずれかに記載の生産装
置。WWW情報送受信装置は、不特定多数に向かって情報
を発信すること、あるいは不特定多数に向かって情報を
発信している外部装置から情報を取得することができる
ものである。また、WWW情報は、文字情報,音声情報,
静止画像情報,動画情報の少なくとも1つを含むものと
することができる。「外部装置」の意味は (2)項におけ
ると同じである。 (14)前記作業機がプリント基板に対して予め定めら
れた作業を行う対回路基板作業機であり、前記生産装置
がプリント回路板を製造するプリント回路板製造工程の
少なくとも一部を実行するプリント回路板製造装置であ
る (1)項ないし(13)項のいずれかに記載の生産装置。
【0007】(15)作業対象物に予め定められた作業
を行う作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する
生産工程の少なくとも一部を実行する生産装置を、その
生産装置の外部から管理するための生産装置管理システ
ムであって、前記生産装置に設けられた、(a)少なくと
も前記作業機の状態を表示画面として表示する表示装
置、および、(b)その表示装置と接続され、その表示装
置に表示された表示画面の画面情報を送信する画面情報
送信部を備えて通信回線を経由して通信する通信装置
と、前記生産装置の外部に設けられ、前記画面情報を受
信する画面情報受信部を有して通信回線を経由して通信
する通信部と、受信した前記画面情報に基づいて、前記
表示装置に表示された表示画面を含む表示画面を表示す
る表示部とを備えた管理装置とを含む生産装置管理シス
テム。 (16)前記管理装置が、前記表示装置の画面表示の操
作を自身によって行うために自身に対して行われる操作
に関する情報である操作情報を取得する操作情報取得部
を備え、かつ、前記通信部にその操作情報を送信する操
作情報送信部を備え、前記通信装置が、前記操作情報を
受信する操作情報受信部を有し、前記表示装置が、受信
されたその操作情報に基づいて自身の画面表示の操作を
実行する外部情報依拠操作部を備えた(15)項に記載の生
産装置管理システム。 (17)前記表示装置が、自身に対して行われる自身の
画面表示の操作に利用される操作画面を表示画面として
表示するものであり、前記操作情報取得部が、前記表示
部に表示された表示画面であって前記操作画面を含む表
示画面に基づいて行われる操作に関し、かつ、前記操作
画面に関連付けられた前記操作情報を取得するものであ
る(16)項に記載の生産装置管理システム。 (18)前記表示装置が、前記外部情報依拠操作部によ
る画面表示の操作の際、自身が表示する前記操作画面内
に、実行される操作内容を、前記操作情報に基づいて表
示させる操作内容表示部を備えた(17)項に記載の生産装
置管理システム。 (19)前記通信装置が、前記表示装置に表示された表
示画面の画面情報を配信可能なWWWサーバを備え、か
つ、前記管理装置が、そのWWWサーバによって配信され
る画面情報を閲覧可能なWWWブラウザを備えた(15)項な
いし(18)項のいずれかに記載の生産管理システム。
【0008】(20)作業対象物に予め定められた作業
を行う作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する
生産工程の少なくとも一部を実行するとともに、自身の
外部に存在する管理装置によって管理される生産装置で
あって、少なくとも前記作業機の状態を表示画面として
表示する表示装置と、その表示装置と接続され、その表
示装置に表示された表示画面の画面情報を、前記管理装
置がその表示画面を自身の表示画面に含むことが可能と
される状態で、前記管理装置に送信する画面情報送信部
を備えた通信装置とを含む生産装置。 (21)前記通信装置が、前記表示装置の画面表示の操
作を前記管理装置によって行わせるために前記管理装置
に対して行われる操作に関する情報である操作情報を受
信する操作情報受信部を有し、前記表示装置が、受信さ
れたその操作情報に基づいて自身の画面表示の操作を実
行する外部情報依拠操作部を備えた(20)項に記載の生産
装置。 (22)前記表示装置が、自身に対して行われる自身の
画面表示の操作に利用される操作画面を表示画面として
表示するものであり、前記操作情報が、前記操作画面に
関連付けられた情報である(21)項に記載の生産装置。 (23)前記表示装置が、前記外部情報依拠操作部によ
る画面表示の操作の際、自身が表示する前記操作画面内
に、実行される操作内容を、前記操作情報に基づいて表
示させる操作内容表示部を備えた(22)項に記載の生産装
置。 (24)前記通信装置が、前記表示装置に表示された表
示画面の画面情報を配信可能なWWWサーバを備えた(20)
項ないし(23)項のいずれかに記載の生産装置。
【0009】(25)作業対象物に予め定められた作業
を行う作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する
生産工程の少なくとも一部を実行し、少なくとも前記作
業機の状態を表示画面として表示する表示装置を含む生
産装置を、その生産装置の外部から管理するための管理
装置であって、前記表示装置の表示画面の画面情報を受
信する画面情報受信部を有して通信回線を経由して通信
する通信部と、受信した前記画面情報に基づいて、前記
表示装置に表示された表示画面を含む表示画面を表示す
る表示部とを含む生産装置管理装置。 (26)当該生産管理装置が、前記表示装置の画面表示
の操作を自身が行うために、自身に対して行われる操作
に関する情報である操作情報を取得する操作情報取得部
を備え、かつ、前記通信部にその操作情報を送信する操
作情報送信部を備えた(25)項に記載の生産装置管理装
置。 (27)前記表示装置が、自身に対して行われる自身の
画面表示の操作に利用される操作画面を表示画面として
表示するものであり、前記操作情報取得部が、前記表示
部に表示された表示画面であって前記操作画面を含む表
示画面に基づいて行われる操作に関し、かつ、前記操作
画面に関連付けられた前記操作情報を取得するものであ
る(26)項に記載の生産装置管理装置。 (28)前記操作情報が、前記表示装置の画面表示の操
作を前記管理装置によって行う際に、前記表示装置の操
作画面内に実行される操作内容を表示するための操作内
容表示情報を含む(27)項に記載の生産装置管理装置。 (29)前記表示装置に表示された表示画面の画面情報
がWWWサーバによって配信されるものであり、当該生産
管理装置が、そのWWWサーバによって配信される画面情
報を閲覧可能なWWWブラウザを含む(25)項ないし(28)項
のいずれかに記載の生産装置管理装置。
【0010】上記(15)項ないし(29)項に記載の態様は、
生産装置を外部から管理するのに適した態様であり、生
産装置側の表示装置の表示画面と、管理装置側の表示画
面との関係を特徴付けた態様である。(15)項ないし(19)
項は、生産装置側およびそれを管理する側の装置を含む
システムの全体構成に関し、(20)項ないし(24)項は、生
産装置側の構成、(25)項ないし(29)項は、管理する側の
構成に関するものである。(15)項,(20)項,(25)項の態
様によれば、作業機の操作盤等の表示画面の内容をその
まま管理装置で観察できることから、生産装置から離れ
た管理者が、その生産装置の作業機の状態を容易に把握
することが可能となる。(16)項,(21)項,(26)項に記載
の態様によれば、表示画面の切り替え等の生産装置側の
表示画面の操作を、例えば遠隔地にある管理装置側で行
うことができ、作業機の状態の把握がより容易に行え
る。その際、(17)項,(22)項,(27)項の態様によれば、
管理装置側の表示画面に含まれる生産装置側の操作画面
に基づいて管理者が生産装置が備える表示装置を操作で
きるため、より簡便に作業機の状態の把握ができる。ま
たその際、(18)項,(23)項、(24)項の態様によれば、
管理装置側での操作の内容が、生産装置側において操作
画面内で確認できる。上記(15)項ないし(29)項に記載の
態様において、生産装置と管理装置とは通信回線によっ
て接続されているが、その通信回線は、その態様が特に
限定されない。有線回線であっても、無線回線であって
もよく、また、私有の専用回線であっても、公衆回線で
あっても構わない。遠隔地による管理の場合、例えば、
生産装置を提供する装置メーカが管理者側である場合等
には、公衆回線を利用すれば、簡単に接続できる。公衆
回線による接続の場合、生産装置側の通信装置と管理装
置とが直に通信を行う態様であってもよく、また、イン
ターネットを介して通信を行う態様であってもよい。(1
9)項,(24)項,(29)項に記載の態様のように、生産装置
側の通信装置がWWWサーバを備え、管理装置にWWW
ブラウザを備える場合、既に存在するプロトコルに従っ
て画面情報に関する情報を簡便に通信することが可能と
なる。なお、上記(15)項ないし(29)項に記載の態様にお
いて、管理装置の表示画面には生産装置側の表示装置に
表示された表示画面を含むとされているが、表示装置に
おける表示画面を全体を含む態様であってもよく、ま
た、表示装置における表示画面の一部分のみを含むもの
であってもよい。また、上記(15)項ないし(29)項に記載
の態様において、(1)項に関する説明の内容と同様に、
「外部」とは生産装置にとっての外部を意味し、必ずし
も生産装置を保有している工場ないし会社の外部を意味
するものではない。また、上記(15)項ないし(29)項に記
載の態様は、(14)項に記載の技術的特徴を付加した態
様、すなわち、前記作業機がプリント基板に対して定め
られた作業を行う対回路基板作業機であり、前記生産装
置がプリント回路板を製造するプリント回路板製造工程
の少なくとも一部を実行するプリント回路板製造装置で
ある態様において、有効的である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
プリント配線板製造システムについて詳細に説明する。
図1に示すように、本システム10は上流側(図1にお
いて左側)から順に、(a)回路基板たるプリント配線板
(図2参照。以下、電気部品装着前のプリント基板と装
着後のプリント回路板とをプリント配線板と総称する)
12にクリーム半田を印刷するマスク印刷装置14と、
(b)主に小型の電子部品を高速で装着する高速電子部品
装着装置18と、(c)主に大型・異形の電子部品を装着
する汎用電子部品装着装置22とを含む。本システム1
0の各装置の間には、プリント配線板12を搬送する配
線板搬送装置が設けられ、各装置における作業が終了す
る毎に、下流側の装置へ搬送されるようにされている。
汎用電子部品装着装置22の下流側には、仮止めされた
電気部品などを固定するためのリフロー炉26が設けら
れ、さらに下流側において、電子部品の組み立て結果を
検査する検査装置28が設けられている。本システム1
0においては、以上の各装置が共通のホストコンピュー
タ29に接続されている。以下順に説明する。
【0012】まず、マスク印刷装置14について説明す
る。本マスク印刷装置14は、特開2001−1165
28号公報に記載されているものとほぼ同じであるので
簡単に説明する。
【0013】図2において、符号30はベースである。
ベース30上には、印刷対象材としてのプリント配線板
12を搬送する搬送装置たる配線板コンベヤ32,配線
板コンベヤ32により搬送されてきたプリント配線板1
2を支持して昇降する対象材支持装置の一種である対象
材支持昇降装置たる配線板支持昇降装置34,配線板支
持昇降装置34による配線板支持時にプリント配線板1
2を押さえる配線板押さえ装置(図示省略),マスク版
36を支持するマスク位置決め支持装置38,プリント
配線板12に被印刷剤の一種であるクリーム半田を印刷
する印刷装置40,マスク版36のマスクを清掃するマ
スク清掃装置42等が設けられている。
【0014】配線板コンベヤ32は、図2に示すように
一対のレール48,50を有する。これらレール48,
50にはそれぞれ、巻掛部材たる無端のベルト(図示省
略)が長手方向に沿って取り付けられており、プリント
配線板12はこれらベルト上に載置され、ベルトが図示
しないベルト駆動装置によって周回させられることによ
り搬送される。一対のレール48,50の互いの距離
は、プリント配線板12の寸法に合わせて調節可能とさ
れている。プリント配線板12は、図示しないストッパ
装置により、搬送方向においてクリーム半田の印刷が行
われる印刷位置に停止させられる。
【0015】配線板支持昇降装置34は、印刷装置40
の下方に設けられ、一対のレール48,50の間を通っ
て昇降可能に設けられた対象材支持台たる配線板支持台
60を有する。配線板支持台60は、本実施形態におい
ては、負圧によりプリント配線板12を吸着し、水平に
支持するものであり、昇降装置62により、配線板コン
ベヤ32の下方に位置する下降端位置と、プリント配線
板12を配線板コンベヤ32のベルトから持ち上げてマ
スク版36のマスクの下面に接触させる上昇端位置とに
昇降させられる。
【0016】マスク版36は、図3に示すように、マス
ク64の周縁部がマスク枠66の下面に固定されて成
る。マスク64は、本実施形態ではステンシルマスクと
されており、ニッケル合金,ステンレススチール等によ
り作られている。このマスク64には、厚さ方向に貫通
する透孔65が複数、形成されている。本実施形態にお
いては、複数の透孔65はいずれも、マスク64の板面
に平行な断面形状が矩形(正方形を含む)をなす。プリ
ント配線板12の一平面状をなす表面上には、クリーム
半田が塗布される複数の印刷スポットがあり、マスク6
4のそれら印刷スポットに対応する位置にそれぞれ透孔
65が形成されている。透孔65は、本実施形態では、
上記断面形状である矩形の一方の辺がX軸方向に平行と
なり、他方がY軸方向に平行となるように形成されてい
る。
【0017】ベース30上に4本の支柱70が立設さ
れ、それら支柱70上に、マスク版36を支持するマス
ク支持台68が固定されている。マスク版36は、前述
のマスク位置決め支持装置38を介してマスク支持台6
8に支持されており、水平方向位置が調節可能とされて
いる。マスク位置決め支持装置38については、本出願
とは直接関係がないので説明を省略する。
【0018】印刷装置40を説明する。この印刷装置4
0は、特開平9−39214号公報に記載のマスク印刷
装置と同様に構成されており、簡単に図示および説明す
る。マスク支持台68上には、スライド122が基板搬
送方向たる配線板搬送方向と直角な方向に移動可能に設
けられている。スライド122は、マスク支持台68に
より回転可能かつ軸方向に移動不能に支持されたボール
ねじ124、スライド122に固定されてボールねじ1
24に螺合されたナット126,印刷ヘッド移動用サー
ボモータ(図5参照)128を含む駆動装置130によ
り、ガイドレール120に案内されて配線板搬送方向と
直角なY軸方向である印刷方向に移動させられる。スラ
イド122,駆動装置130が印刷ヘッド移動装置13
2を構成し、一対のガイドレール120が案内装置を構
成している。
【0019】印刷ヘッド134は、スライド122に設
けられた印刷ヘッド昇降装置を構成する印刷ヘッド昇降
用エアシリンダ136により昇降させられる。印刷ヘッ
ド134は、接触荷重調節用エアシリンダ138や荷重
センサ(図5参照)144等を介して印刷ヘッド昇降用
エアシリンダ136に取り付けられており、これら荷重
センサ144の検出値に基づいて接触荷重調節用エアシ
リンダ138が制御され、印刷ヘッド134が予め設定
された荷重でマスク64に接触させられる。
【0020】印刷ヘッド134は、印刷剤としてのクリ
ーム半田を収容し、マスク64の上面と対向する部分に
おいて幅方向に延びる吐出口から一定の圧力でクリーム
半田を押し出すようにされている。印刷ヘッド134
が、吐出口がマスク64の上面に接触させられた状態で
クリーム半田を押し出しつつマスク64上を移動するこ
とにより、透孔65にクリーム半田が充填されて、プリ
ント配線板12にクリーム半田が印刷される。クリーム
半田を半田収容器から押し出す押出圧力は、押出圧力セ
ンサ(図5参照)180により監視されている。
【0021】印刷装置40には、さらに、マスク64を
清掃するマスク清掃装置42が設けられている。マスク
清掃装置42は、特開平9−39214号公報に記載の
マスク清掃装置と同様に構成されており、本発明と直接
関係がないので説明を簡略化して行う。マスク清掃装置
42は、図2に示すように、マスク64の下面、すなわ
ちプリント配線板12が接触させられる配線板接触面側
に配設された洗浄装置204と、マスク64の上面、す
なわちクリーム半田が透孔65に押し込まれる被印刷剤
押込面たる半田押込面側に配設された拭取装置210と
を含む。マスク清掃装置42はスライド122に水平方
向移動不能かつ昇降可能に保持され、印刷装置40とと
もにマスク64に対して印刷方向に沿って移動する。
【0022】以上のように構成されるマスク印刷装置1
4は、制御装置220によって制御される。図5に示す
ように、制御装置220は、PU240,ROM24
2,RAM244およびそれらを接続するバス246を
備えるコンピュータ248を主体として構成される。バ
ス246には、さらに、入出力インタフェース250が
接続され、駆動回路258を介して、配線板コンベヤ3
2,配線板支持昇降装置34およびマスク清掃装置42
等に接続されるとともに、荷重センサ144,押出圧力
センサ180,各種モータの回転を検出するエンコーダ
260等が接続されている。入出力インタフェース25
0にはさらに、本システム10を統括するホストコンピ
ュータ29が接続されている。制御装置220は、操作
盤280を備える。操作盤280は、表示装置たるディ
スプレイ282と入力装置たるキーボード284と報知
装置たるシグナルタワー286とを備え、入出力インタ
フェース250に接続されている。
【0023】コンピュータ248には、メインプログラ
ムを始めとする種々のプログラムが格納され、マスク印
刷装置14を作動を制御するとともに、ホストコンピュ
ータ29にマスク印刷装置14の作動に関する情報を順
次伝達するようにされている。マスク印刷装置14の作
動および作動に関する情報については、後で詳細に説明
する。
【0024】次に高速電子部品装着装置18について説
明する。本電子部品装着装置18は、電気部品の一種で
ある電子部品のうち主に小型の電子部品を装着し、本出
願人による特願2001−172915号に記載されて
いるものとほぼ同様に構成されるので、簡単に説明す
る。
【0025】図6において、符号450は電気部品装着
装置の一種である高速電子部品装着装置18のベースで
ある。ベース450上には、部品供給装置454,部品
装着装置456,および基板保持装置たるプリント配線
板保持装置458が設けられ、高速電子部品装着装置1
8を構成している。
【0026】部品供給装置454は、少なくとも1台、
本実施形態においては二台の部品供給テーブル460,
462を含んでいる。これら部品供給テーブル460,
462はそれぞれ、フィーダ支持台464とフィーダ支
持台464上に搭載された複数のフィーダ466とを有
する。フィーダ466は詳細な図示は省略するが、本実
施形態では電気部品の一種である電子部品468(図7
参照)を部品保持テープに保持させてテープ化電子部品
とした状態で供給するものとされている。
【0027】電子部品468は、部品保持テープに形成
された多数の部品収容凹部にそれぞれ1個ずつ収容さ
れ、各部品収容凹部の開口が部品保持テープに貼り付け
られたカバーテープにより覆われている。テープ化電子
部品は、テープ送り装置(図示省略)により送られ、電
子部品468が順次、部品供給部に送られる。複数のフ
ィーダ466は、その部品供給部が、一線上、例えば水
平な一直線上に並ぶ状態でフィーダ支持台464上に着
脱可能に取り付けられている。
【0028】高速電子部品装着装置18全体について後
述するようにXY座標面が設定され、このXY座標面上
において部品供給テーブル460,462,プリント配
線板保持装置458等、各種移動部材の移動データ等が
設定される。上記複数のフィーダ466の各部品供給部
は、このXY座標面のX軸方向(図6においては左右方
向)に平行に並べられている。
【0029】部品供給テーブル460,462の各フィ
ーダ支持台464にはそれぞれ、ナット469が固定さ
れており、送りねじたるボールねじ470がそれぞれ、
支持テーブル駆動用モータ472によって回転させられ
ることにより、部品供給テーブル460,462はそれ
ぞれガイドレール474を含む案内装置により案内され
てX軸方向に移動させられ、複数のフィーダ466の各
部品供給部が部品供給位置に選択的に位置決めされる。
これらボールねじ470および支持テーブル駆動用モー
タ472等が部品供給テーブル移動装置476を構成し
ている。2台の部品供給テーブル460,462はそれ
ぞれ、専用の部品供給テーブル移動装置476によって
独立して移動させられる。なお、ガイドレール474は
2つの部品供給テーブル460,462に共用である。
2つの部品供給テーブル460,462による電子部品
468の供給は、例えば、特公平8−21791号公報
に記載されているように既に知られているので、説明を
省略する。なお、図6においては、一方の部品供給テー
ブル460については、ナット469が図示されてフィ
ーダ466の図示が省略され、他方の部品供給テーブル
462についてはフィーダ466が図示されてナット4
69の図示が省略されている。
【0030】プリント配線板保持装置458は、回路基
板の一種であるプリント配線板12を水平に保持し、基
板保持装置移動装置たるXYテーブル484により、前
記XY座標面上の任意の位置へ移動させられる。XYテ
ーブル484は、X軸スライド駆動用モータ488およ
び送りねじとしてのボールねじ490により、ガイドレ
ール492を含む案内装置により案内されてX軸方向に
移動させられるX軸スライド494と、そのX軸スライ
ド494上においてY軸スライド駆動用モータ496お
よび送りねじとしてのボールねじ498によりガイドレ
ール500を含む案内装置により案内されてY軸方向に
移動させられるY軸スライド502とを備えている。
【0031】プリント配線板保持装置458は、Y軸ス
ライド502上に設けられ、プリント配線板12を下方
から水平な姿勢で支持している。プリント配線板12の
表面ないし上面には、電子部品468が装着される複数
の被装着位置ないし被装着面が予め設定されており、プ
リント配線板保持装置458の移動により、被装着位置
が順次、後述する部品装着装置456の装着位置に対応
する位置に位置決めされる。
【0032】プリント配線板12の表面には、複数、本
実施形態においては2個の基準マーク508が設けられ
ている。プリント配線板保持装置458により保持され
たプリント配線板12の基準マーク508は、撮像装置
たる基準マークカメラ510により撮像される。基準マ
ークカメラ510は、図示を省略するフレームに静止し
て下向きに設けられ、基準マーク508を上方から撮像
する。
【0033】基準マークカメラ510は固体イメージセ
ンサの一種であるCCD(電荷結合素子)と結像レンズ
を含むレンズ系とを備えるとともに、被写体の2次元像
を一挙に取得する撮像装置の一種である面撮像装置とさ
れている。CCDは、一平面上に多数の微小な受光素子
が配列されたものであり、各受光素子の受光状態に応じ
た電気信号を発生させる。多数の受光素子により撮像領
域ないし撮像面が形成されている。なお、基準マークカ
メラ510に対応して図示を省略する照明装置が設けら
れ、撮像時に被写体およびその周辺を照明する。
【0034】本実施形態の部品装着装置456は、特開
平6−342998号公報に記載の電子部品装着装置お
よびまだ未公開であるが、本出願人による特願2000
−164958号の出願に記載の電子部品装着装置と同
様に構成されているので、簡単に説明する。図6に示す
ように、部品装着装置456は、間欠回転する円盤状の
間欠回転盤530を備え、それに複数、本実施形態にお
いては16個の保持ヘッド532が等角度間隔に保持さ
れており、間欠回転盤530の回転にしたがって、その
旋回軌跡上に設定された部品保持位置ないし、部品吸着
位置ないし部品受取位置,部品姿勢変更位置,部品保持
姿勢検出位置,部品姿勢修正位置,部品装着位置,保持
ヘッド姿勢復帰位置,保持部検出位置,保持部選択位置
等、16個の停止位置に順次停止させられる。
【0035】保持ヘッド532は、図7に示すように、
6個のノズル保持部が形成された回転保持体542を備
え、ノズル保持部それぞれにおいて吸着ノズル550を
保持している。ただし、図にはノズル保持部および吸着
ノズル550が一つだけ示されている。各保持ヘッド5
32は、それら吸着ノズル550のうちのいずれか1つ
を垂直方向下向きの姿勢で電子部品468を保持する部
品保持位置に位置決めする。部品供給装置460,46
2から電子部品468を受け取る部品受け取り位置に到
達すれば、吸着ノズル550に負圧が供給されることに
より電子部品468を吸着保持し、プリント配線板12
に電子部品468を装着する電子部品装着位置におい
て、図示しない正圧源に連通させられて電子部品468
を解放する。保持ヘッド532は、回転時に電子部品4
68がプリント配線板12などに干渉しない高さに設け
られているが、部品受け取り位置と部品装着位置とにお
いて保持ヘッド532を昇降させる昇降装置が設けら
れ、電子部品468を受け取り、装着可能な高さに昇降
される。保持ヘッド532は、軸線周りに回転可能に保
持されており、電子部品468の保持姿勢修正位置等に
おいて図示しない回転装置により回転させられる。
【0036】16個の保持ヘッド532にはそれぞれ、
保持ヘッド532を特定する名称の一種であるコードが
付され、6つのノズル保持部の各々にも、各ノズル保持
部を特定するコードが付されている。また、ノズル保持
部と、ノズル保持部に保持される吸着ノズル550の種
類とは対応付けて記憶されており、上記2種類のコード
データおよび吸着ノズルデータに基づいて、保持ヘッド
532に保持されて作用位置に位置決めされている吸着
ノズル550の種類が特定される。
【0037】前記部品保持姿勢検出位置には、複数組、
本実施形態では2組の部品カメラ,導光装置および照明
装置が設けられ、撮像装置552を構成している。撮像
装置552は、本実施形態においては、特開平5−19
6441号公報に記載の部品カメラと同様に構成されて
いるので説明を省略する。
【0038】以上のように構成される高速電子部品装着
装置18は、図8に示す制御装置560によって制御さ
れる。制御装置560は、図5に示す制御装置220と
同様に構成される。制御装置560は、PU240,R
OM242,RAM244およびそれらを接続するバス
246を有するコンピュータ248を主体とするもので
ある。バス246には、入出力インタフェース250が
接続され、エンコーダ260等、各種センサが接続され
ている。
【0039】入出力インタフェース250にはまた、駆
動回路258を介して支持テーブル駆動用モータ472
等の各種アクチュエータが接続されている。これらモー
タ等はそれぞれ駆動源を構成し、電動モータの一種であ
る電動回転モータであって、回転角度の精度よい制御が
可能なサーボモータにより構成されている。サーボモー
タに代えてステップモータを用いてもよい。また、支持
テーブル駆動用モータ472等、各モータの回転角度は
それぞれ、回転角度検出装置としてのエンコーダ260
により検出され、その検出結果に基づいてモータ等が制
御される。
【0040】入出力インタフェース250にはさらに、
制御回路572を介して前記基準マークカメラ510お
よび撮像装置552が接続されている。これら駆動回路
258,制御回路572およびコンピュータ248が制
御装置560を構成している。さらに、RAM244に
は、電子部品468をプリント配線板12に装着するた
めのプログラム等、種々のプログラムおよびデータ等が
記憶されている。
【0041】さらに、本制御装置560もホストコンピ
ュータ29に接続されており、各種センサにより取得さ
れたデータや、駆動装置の制御データ等、高速電子部品
装着装置18の装置状態に関連する情報が伝達される。
【0042】次に汎用電子部品装着装置22について説
明する。上記高速電子部品装着装置18において保持ヘ
ッド532は、間欠回転盤530によって垂直軸線まわ
りに旋回可能に保持されていたが、汎用電子部品装着装
置22においては、電子部品468を吸着・保持する保
持ヘッドは、XY移動装置により、プリント配線板12
の表面に平行な平面内において互いに直交するX軸とY
軸とに平行なX軸方向およびY軸方向に移動させられ
る。本電子部品装着装置22を図9に基づいて説明す
る。汎用電子部品装着装置22は主に、大型・異形の電
子部品468をプリント配線板12に装着する。この種
の電気部品装着装置は、例えば、特許第2824378
号公報等において既に知られており、簡単に説明する。
【0043】図9において600は汎用電子部品装着装
置22のシステム本体としてのベースである。ベース6
00上には、回路基板の一種であるプリント配線板12
をX軸方向(図9においては左右方向)に搬送する配線
板コンベヤ604,プリント配線板12を保持する基板
保持装置たるプリント配線板保持装置606,プリント
配線板12に電子部品468を装着する部品装着装置6
08および部品装着装置608に電子部品468を供給
する部品供給装置610,612等が設けられている。
【0044】本実施形態においてプリント配線板12
は、配線板コンベヤ604により水平な姿勢で搬送さ
れ、図示を省略する停止装置によって予め定められた作
業位置において停止させられるとともに、ベース600
の作業位置に対応する部分に設けられたプリント配線板
保持装置606により保持される。本実施形態において
プリント配線板12は、その電子部品468が装着され
る被装着面が水平な姿勢で支持される。
【0045】部品供給装置610,612は、図9に示
すように、XY座標面内においてX軸方向と直交するY
軸方向に互いに隔たって、配線板コンベヤ604の両側
に位置を固定して静止して設けられている。図示の例に
おいては、部品供給装置610がフィーダ型部品供給装
置とされ、部品供給装置612がトレイ型部品供給装置
とされている。
【0046】フィーダ型部品供給装置610は、多数の
フィーダ614がフィーダ支持台616上に、各部品供
給部が一線上、例えばX軸方向に平行な方向に並べて配
列された部品供給テーブル618を有する。各フィーダ
614は、前記フィーダ466と同様に、電子部品46
8を部品保持テープに保持させ、テープ化電子部品とし
た状態で供給する。
【0047】トレイ型部品供給装置612は、電子部品
468を部品トレイ620に収容して供給する。部品ト
レイ620は、上下方向に配設された多数の部品トレイ
収容箱内にそれぞれ1枚ずつ支持されている。部品トレ
イ収容箱内の部品トレイ620から後述する保持ヘッド
630が1個ずつ電子部品468を取り出す。このトレ
イ型部品供給装置612は、特公平2−57719号公
報に記載の部品供給装置と同じであり、説明は省略す
る。
【0048】部品装着装置608は、保持ヘッド630
が互いに直交するX軸方向およびY軸方向の成分を有す
る方向に直線移動して電子部品468を搬送し、プリン
ト配線板12の表面ないし上面である被装着面に装着す
るものとされている。そのため、図9に示すように、ベ
ース600の配線板コンベヤ604のY軸方向における
両側にはそれぞれボールねじ632がX軸方向に平行に
設けられるとともに、これらボールねじ632がそれぞ
れ、X軸スライド駆動用モータ633によって回転させ
られることにより、X軸スライド634がX軸に平行な
方向の任意の位置へ移動させられる。
【0049】X軸スライド634は、図9に示すよう
に、フィーダ型部品供給装置610から配線板コンベヤ
604を越えてトレイ型部品供給装置612にわたる長
さを有する。
【0050】X軸スライド634上には、ボールねじ
(図示省略)がY軸方向に平行に設けられるとともに、
Y軸スライド652がナットにおいて螺合されている。
ボールねじがY軸スライド駆動用モータ656によりギ
ヤ658,660を介して回転させられることにより、
Y軸スライド652は案内部材たる一対のガイドレール
662に案内されてY軸方向に平行な任意の位置に移動
させられる。以上、X軸スライド634,Y軸スライド
652およびそれらを駆動する駆動用モータにより、保
持ヘッド630は、水平面内の任意の位置へ移動させら
れる。
【0051】Y軸スライド652に、保持ヘッド630
が昇降可能かつ軸線周りに回転可能に支持されている。
図示は省略するが、保持ヘッド630を昇降させるヘッ
ド軸方向移動装置たるヘッド昇降装置と、保持ヘッド6
30をその軸線まわりに回転させるヘッド回転装置とが
設けられており、これら保持ヘッド630,ヘッド昇降
装置,ヘッド回転装置等が部品装着ユニット674を構
成している。本実施形態では、部品装着ユニット674
は1組設けられているのであるが、複数組設けてもよ
い。例えば、Y軸スライド652に複数の部品装着ユニ
ット674をY軸方向に平行に1列に並べて設けること
ができる。
【0052】本実施形態の部品装着ユニット674は、
特許第3093339号公報に記載の部品装着ユニット
と同様に構成されており、本発明とは直接関係がないの
で説明を省略する。
【0053】Y軸スライド652にはまた、プリント配
線板12に設けられた複数の基準マーク508を撮像す
る撮像装置たる基準マークカメラ680が移動不能に設
けられている。基準マークカメラ680は、本実施形態
においては、CCDカメラにより構成されるとともに、
面撮像装置とされている。基準マークカメラ680に対
応して照明装置682が配設されており、基準マーク5
08およびその周辺を照明する。
【0054】X軸スライド634には、ちょうどX軸ス
ライド634を移動させる2つのボールねじ632にそ
れぞれ対応する位置であって、フィーダ型部品供給装置
610とプリント配線板12との間およびトレイ型部品
供給装置612とプリント配線板12との間の位置にそ
れぞれ、撮像装置690が移動不能に取り付けられてい
る。これら撮像装置690の構成は特願2001−22
0967の出願等に記載されているものと同じであり、
本発明とは直接関係がないので説明を省略する。なお、
図9には、撮像装置690のうち、電子部品の像を形成
する像形成光を撮像面に導くための導光装置の一部のみ
描かれている。
【0055】汎用電子部品装着装置22は、制御手段と
して、図10に示す制御装置700を備えている。制御
装置700は、前記制御装置220と同様にコンピュー
タ248を主体として構成されており、同じ作用を為す
構成要素には同一の符号を付して対応関係を示し、詳細
な説明を省略する。なお、本実施形態においても、駆動
源たるX軸スライド駆動用モータ633等は、サーボモ
ータにより構成され、その回転角度がエンコーダ260
により検出されてコンピュータ248に入力される。ま
た、RAM244には、図示は省略するが、メインルー
チン,電子部品装着プログラム等を始めとする種々のプ
ログラムおよびそれらプログラムの実行等に必要なデー
タ等が記憶させられている。制御装置700はさらに、
ホストコンピュータ29に接続されており、装置状態に
関連する情報を伝達するとともに、ホストコンピュータ
29から出力される指示を受信可能とされている。
【0056】検査装置28は、前述の汎用電子部品装着
装置22とほぼ同じ構成であるので、共通の符号を用い
ることにより簡単に説明する。Y軸スライド652に、
プリント配線板12に装着された複数の電子部品468
を撮像する撮像装置たる検査用カメラ710が移動不能
に設けられている。検査用カメラ710は、本実施形態
においては、CCDカメラにより構成されるとともに、
面撮像装置とされている。検査用カメラ710に対応し
て照明装置682が配設されており、電子部品468お
よびその周辺を照明する。
【0057】検査装置28は、前述の制御装置220と
同様に構成された制御装置712を備え、コンピュータ
248のROM242にメインルーチンをはじめ検査プ
ログラム等、種々のプログラムが記憶されている。制御
装置712は、コンピュータ248の入出力インタフェ
ース250においてホストコンピュータ29に接続され
ており、検査結果に関連する情報をホストコンピュータ
29へ伝達するようにされている。
【0058】ホストコンピュータ29は、前述の制御装
置220と同様にPU240,ROM242,RAM2
44およびそれらを接続するバス246を備えるコンピ
ュータ248を主体として構成されている(図13参
照)。ホストコンピュータ29は、送信受信制御回路7
50とモデム752とを備える。ホストコンピュータ2
9は、後で詳細に説明するように、送受信制御回路75
0を介して工場内のローカルエリアネットワーク(LA
N)800に接続されるとともに、モデム752を介し
て公衆回線754を通してインターネット802に接続
されている。図1に示すように、LAN800はファイア
ウォール(fire wall)を介して公衆回線754に接続さ
れており、不正な侵入から保護されている。
【0059】ホストコンピュータ29のROM242に
は、作業機たるマスク印刷装置14,電子部品装着装置
18,22,リフロー炉26および検査装置28の制御
に必要なパラメータが記憶されており、それぞれの制御
装置220,560,700,712に適切なパラメー
タを選択して伝達する。具体的には、例えば、マスク印
刷装置14について、マスク64の種類(または透孔6
5の形状)や印刷剤の種類に基づいて、クリーム半田の
押し出し圧力および印刷ヘッド134の移動速度が予め
定められているが、それらの値のうち今回の印刷作業に
好適な値を選択して制御装置220に伝達するのであ
る。電子部品装着装置18,22については、プリント
配線板12の種類に基づいて、装着作業の段取りや装着
すべき電気部品468の種類,装着位置などが記憶され
ており、今回装着すべきプリント配線板12の種類に基
づいて、適切な情報をそれぞれの制御装置560,70
0に伝達する。
【0060】前述のようにホストコンピュータ29は、
私有の通信回線を通して工場内のローカルエリアネット
ワーク(LAN)800に接続されるとともに、公衆回線
754を通してインターネット802に接続されてい
る。図14に示すように、ホストコンピュータ29は、
WWWサーバ804を備え、プリント配線板製造システム
10を構成する各作業機に関する作業機情報を逐次取得
するとともに、それら作業機情報をHTTP(ハイパーテキ
スト・トランスファ・プロトコル,hypertext transfar
protocol)に従って配信可能とされている。なお、図1
4には、作業機の制御装置を代表して高速電子部品装着
装置18の制御装置560が示されている。作業機情報
は、工場内における生産管理者や企業の経営管理者、装
置を提供したディーラの装置管理者等に対して伝達され
る。このことにより、上記管理者は、遠隔地にあって
も、現場にあって直接製造システム10を見るのと同様
に、情報を取得することができる。なお、製造システム
10の状況を外部から監視する生産管理者,経営管理者
および装置管理者をまとめて示すときは単に管理者と称
する。上記HTTPは、WWWサーバとWWWブラウザとがファイ
ルなどの情報を送受するのに使用されるプロトコルであ
る。
【0061】本実施形態においては、製造システム10
の外部において、LAN800または公衆回線754を通
じてホストコンピュータ29に接続可能なコンピュータ
813が複数設けられ、管理者がそれらコンピュータ8
13を利用することにより、作業機の操作盤280のデ
ィスプレイ282に表示される画面とほぼ同じ画面を見
ることができる。なお、外部のコンピュータ813であ
って、公衆回線754を通じてホストコンピュータ29
に接続されているものにも、ファイアウォール760が
設けられ不正な侵入から保護されている。
【0062】作業機情報を配信する配信機能について、
さらに具体的に説明する。図14に示すように、制御装
置560に、制御装置560とホストコンピュータ29
との間で情報を送受するためのシェルたるリモートシェ
ル(Shell)806が設けられ、ホストコンピュータ29
側にリモートシェルサーバ808が設けられている。こ
のことにより、ホストコンピュータ29と制御装置56
0との間で情報の送受信が可能となる。例えば、オペレ
ータが高速電子部品装着装置18のヒューマンマシンイ
ンタフェース(HMI)たる操作盤280から取得し得る情
報を、それらリモートシェル806およびリモートシェ
ルサーバ808を介してホストコンピュータ29に伝達
可能とされている。さらに、ホストコンピュータ29は
CGI(コモン・ゲートウェイ・インタフェース,common g
ateway interface)プログラム810およびWWWサーバ8
04を備え、パールシェル(Perl Shell)812によりWW
Wサーバ804とリモートシェルサーバ808との間で
情報を送受可能な状態とする。WWWサーバ804は、さ
らに、HTTPを使用することにより製造システム10の外
部のコンピュータ813と情報の送受信を実行すること
ができる。ここで、シェル806,812は、ユーザと
オペレーティング・システム(OS)との間のソフトウ
ェア・インタフェースであり、CGIプログラムは、WWWサ
ーバがゲートウェイと呼ばれるバックエンド・プログラ
ムとの間で情報の送受に用いるインタフェースであり、
WWWブラウザがWWWサーバ経由でデータベース・サーバた
るリモートシェルサーバ808に問い合わせを発行する
場合に利用される。以上のようにして、ホストコンピュ
ータ29が製造システム10に関する種々の情報をHTTP
により配信するので、製造システム10の外部において
WWWブラウザ814を備えるコンピュータ813によ
り、管理者が製造システム10の情報を獲得可能とな
る。
【0063】ホストコンピュータ29は、上記WWWサー
バ804によりホストコンピュータ29または各作業機
を操作するための操作情報を受信可能とされている。後
で詳細に説明するが、外部のコンピュータ813には、
各作業機の操作盤280におけるディスプレイ282に
表示される表示画面とほぼ同じ画面が表示可能とされて
いるが、そのコンピュータ813側のディスプレイにお
いて画面にしたがってコマンドを入力することにより、
あたかも操作盤280においてコマンドを入力したよう
に操作することができるのである。操作情報には例え
ば、外部のコンピュータ813に作業機のディスプレイ
282に示される画面の情報を送信する場合に、送信す
べき画面情報を切り換える画面切換指令や、作業機の作
動を制御する作動制御指令などが含まれる。
【0064】さらに、ホストコンピュータ29には、図
15に示すように、インターネット802(図13参
照)を経由して電子メールを送信する電子メール送信プ
ログラム815が記憶されている。本実施形態において
は、現場において製造システム10の、監視,保守,部
品供給などを実行する作業者たるオペレータが、電子メ
ールを受信する受信装置としての携帯端末たる携帯電話
816を携行しており、ホストコンピュータ29が、供
給部品の部品切れや作業機の停止等、オペレータに報知
すべき情報を取得すれば、現にその作業機を担当してい
るオペレータに作業機の状態に関する情報を含む電子メ
ールを送信する。このことにより、担当オペレータは、
電子メールで呼び出された場合に現場に行けばよく、常
に作業機のディスプレイ282やシグナルタワー286
が目視できる場所で監視することが不可欠ではなくな
る。
【0065】以上のように構成されるプリント配線板製
造システム10の作動について説明する。本システム1
0のプリント配線板を製造する作動は、前記特許第28
24378号公報およびまだ未公開であるが、本出願人
に係る特願2000−343641の出願等に記載され
ているので簡単に説明する。
【0066】まず、プリント配線板12が、図示を省略
する搬入装置によりマスク印刷装置14に搬入されれ
ば、配線板コンベヤ32と配線板支持昇降装置34とに
より、印刷位置に位置決め支持される。マスク64の水
平方向位置が調節されるとともに、昇降装置62により
プリント配線板12が上昇させられてマスク64の下側
面に接触させられる。その状態において印刷ヘッド13
4がマスク64の上側面に接触させられた状態で移動さ
せられれば、クリーム半田が吐出口から押し出され、透
孔65にクリーム半田が充填されるとともに、吐出口を
形成する部材であって印刷方向の上流側の部材によりマ
スク64の透孔65からはみ出した分が掻き取られて、
プリント配線板12に適量のクリーム半田が印刷され
る。印刷作業が終了すれば、プリント配線板12が昇降
装置62により搬送可能な位置まで下降させられ、高速
電子部品装着装置18に向かって搬送される。上記印刷
作業に並行して、マスク清掃装置42がスライド122
により印刷ヘッド134と一体的にマスク64に対して
相対移動させられ、マスク64を清掃する。
【0067】次にプリント配線板12が、高速電子部品
装着装置18に到達すれば、プリント配線板保持装置4
58により支持される。まず、2つのFマーク508を
Fマークカメラ510により撮像する撮像位置に位置決
めされ、プリント配線板12の保持姿勢の水平方向およ
び回転方向の位置ずれが検出される。その位置ずれに基
づいてプリント配線板12の電子部品468が装着され
るべき被装着位置が補正され、補正された被装着位置が
部品装着装置456の装着位置の真下に位置するように
XYテーブル484が移動させられプリント配線板12
が位置決めされる。部品装着装置456の保持ヘッド5
32は、部品受け取り位置においてフィーダ466から
電子部品468を受け取り、保持姿勢検査位置において
撮像装置552により保持姿勢が撮像され、保持姿勢修
正位置において回転方向位置が修正されて装着位置に到
達する。装着位置において吸着ノズル550が下降させ
られて電子部品468がプリント配線板12に装着され
る。吸着ノズル550が正圧源に連通させられて電子部
品468を解放し、吸着ノズル550が上昇させられれ
ば、電子部品468はプリント配線板12上に取り残さ
れる。以上で1回の電子部品装着作業が終了する。
【0068】次にプリント配線板12が汎用電子部品装
着装置22に搬入されれば、さらに電子部品468が装
着される。プリント配線板12が配線板コンベヤ604
により部品装着位置まで搬送され、プリント配線板保持
装置606により位置決め保持される。部品装着ユニッ
ト674が水平方向に移動させられて、部品供給装置6
10,612のいずれかから電子部品468を受け取
り、プリント配線板12の被装着位置上の部品装着位置
にむかって移動する。その際、撮像装置690を通過す
るので、電子部品468が撮像され保持姿勢が検出され
る。装着ユニット674が、撮像装置690上から部品
装着位置に向かう間に保持姿勢の位置ずれが検出され補
正された状態で、電子部品468が装着される。
【0069】全ての電子部品468が装着されれば、プ
リント配線板12はリフロー炉26に搬入されて加熱さ
れ、クリーム半田が固体化されて電子部品486が固着
される。
【0070】プリント配線板12がリフロー炉26を経
て検査装置28に到達すれば、配線板コンベヤ604に
より位置決め位置まで搬送されて、プリント配線板保持
装置606により保持される。検査用カメラ710によ
り、まず基準マーク508が撮像されて位置決め位置が
確認され、その後プリント配線板12の表面が順に撮像
される。予め定められている電子部品468の装着位置
に電子部品468が装着されているか否か、装着されて
いる場合には、電子部品468の像の形状に基づいて種
類や装着姿勢等が正しいか否かが検査される。この検査
結果は、ホストコンピュータ29に逐次伝達される。上
記検査装置28による検査結果には、部品の水平方向位
置および回転方向位置が含まれ、不良品が発生した場合
には、不良箇所に関する情報が添付される。ホストコン
ピュータ29は、それら検査結果に基づいて、製造シス
テム10の稼働率や、不良品の発生率、不良原因などの
データを統計的に処理して、それらの情報についても開
示している。
【0071】上記検査結果の他にも、各作業機からホス
トコンピュータ29に種々の情報が伝達されており、ホ
ストコンピュータ29は、それぞれの情報について適切
な態様で配信するようにされている。具体的には、携帯
電話816により受信可能な電子メールおよび、WWWブ
ラウザ814を備えるコンピュータ813により受信可
能なWWW情報を配信する。なお、前述のHTTPを使用して
送受信される情報をWWW情報と称する。各作業機から伝
達される情報は、作業の現在の進行状態を始めとして、
例えば、マスク印刷装置14からは、クリーム半田の押
出圧力や、印刷ヘッド134の接触荷重,移動速度な
ど、各種センサ144,180等により測定された値が
含まれる。電子部品装着装置18,22からは、供給部
品の残量に関する情報や、プリント配線板12および電
子部品468の保持姿勢に関する検査結果等が含まれ
る。それら開示されるべき情報は、全てWWWサーバ80
4を介して配信されるとともに、エラーにより製造シス
テム10の作業が停止させられたことを報知するエラー
停止情報や、供給部品の部品切れを報知する部品切れ情
報等、迅速にオペレータに伝達すべき情報については、
必要に応じて特定のオペレータに電子メールにより配信
される。本実施形態においては、エラー停止情報や部品
切れ情報は電子メールとWWW情報との両方により配信さ
れるのである。以下、順に説明する。
【0072】まず、電子メールにより送信される情報の
うち部品切れ情報について説明する。高速および汎用電
子部品装着装置18,22における各フィーダ466の
電子部品468の残量がそれぞれの制御装置560,7
00により監視されている。例えば、高速電子部品装着
装置18のフィーダ466のうちの1つについて、電子
部品468の残量が予め定められた規定値より低下した
と仮定すると、それの制御装置560によりシグナルタ
ワー286が点灯させられるとともに、ディスプレイ2
82にその旨が表示されて、オペレータに近い未来に部
品切れが生じることが報知され、さらに、部品切れを予
告する部品切れ予告情報がホストコンピュータ29に伝
達される。ホストコンピュータ29は、部品切れ予告情
報を受け取れば、直ちに高速電子部品装着装置18を担
当する担当オペレータの携帯電話816に、部品切れを
予告する内容の電子メールを送信する。同様にして、大
型電子装着装置22においても、部品供給装置610,
612の少なくとも一方について、供給し得る電子部品
468の残量が規定値を下回れば、シグナルタワー28
6が点灯させられディスプレイ282に部品切れを予告
する予告情報が表示されるとともに、ホストコンピュー
タ29を経て作業者の携帯電話816に電子メールが送
信される。
【0073】なお、ディスプレイ282に部品切れを予
告する情報が表示されると同時に携帯電話816に電子
メールが送信されるようにすることは不可欠ではなく、
別のタイミングで送信されるようにしてもよい。例え
ば、オペレータが現場にいて部品切れに迅速に対応する
ことが可能な状態であれば、携帯電話816に電子メー
ルが送信されず、オペレータがシグナルタワー286の
点灯およびディスプレイ282を目視できない場合に電
子メールが送信されるようにしてもよい。具体的には、
例えば、電子部品装着装置18,22において部品切れ
が予告(ディスプレイ表示およびシグナルタワー点灯)
されて一定時間が経過しても、オペレータがその情報を
確認したことを示す入力や実際にフィーダ466を交換
することなど、予告に対する反応がない場合に、部品切
れ予告情報がホストコンピュータ29に伝達され、電子
メールが送信されるようにしてもよいのである。
【0074】本実施形態においては、エラーが発生する
ことにより製造システム10の製造作業が停止した場合
にも、オペレータに報知するためにシグナルタワー28
6が点灯させられるとともに、オペレータの携帯電話8
16に電子メールが送信される。オペレータはディスプ
レイ282の表示等にしたがって、エラー原因を取り除
いて製造システム10の稼働を再開させるようにされて
いる。
【0075】これに対して、製造システム10に異常が
生じた場合であって、オペレータが手におえないと判断
すれば、オペレータは、まず工場内における管理者たる
生産管理者に電話等適宜の連絡手段で連絡をする。生産
管理者は、オペレータからの連絡に応じて、自身のコン
ピュータ813をLAN800を通じて製造システム10
のホストコンピュータ29に接続し、作業機のエラー情
報や検査結果等、製造システム10の状況に関する情報
を呼び出す。具体的には、今回情報を取得すべき作業機
を特定すれば、その作業機の現にディスプレイ282に
表示されている表示画面がコンピュータ813に接続さ
れたディスプレイに表示される。ここで、ディスプレイ
282にエラーに関するメッセージが表示されていると
すれば、生産管理者は、いちいち現場に行かなくても製
造システム10のエラー情報を取得することができるの
で、迅速に対応することができる。具体的には、電子部
品装着装置18,22における部品切れ等、オペレータ
により対応可能な場合には、オペレータとほぼ同じ画面
を見ながら指示を出すことができるので説明が容易とな
る。
【0076】さらに、工場内の生産管理者によっても対
応できない場合には、生産管理者からディーラ側の管理
者たる装置管理者に電話等で連絡する。装置管理者も自
身のコンピュータ813をインターネットを通じて、ホ
ストコンピュータ29に接続することが可能とされてい
る。装置管理者も遠隔地において作業機の状態を把握す
ることができるのである。このことにより、装置管理者
は、作業機が故障して製造システム10が停止した場合
であっても、現場に行く前に原因を突き止めることが可
能であるので、例えば、原因となった箇所の交換部品の
手配などがスムーズに行なわれ得る。
【0077】本実施形態においては、生産管理者や装置
管理者は、製造システム10の停止時など現場からの連
絡にしたがって情報を見るだけでなく、定期的に稼働率
を監視することにより、稼働率が低下した場合にはエラ
ーが発生する前に製造システム10の保全作業を実行し
て稼働率の向上を図ることができる。例えば、製造シス
テム10を販売するディーラに定期的に保守・点検作業
を実行するよう依頼した場合に、ディーラ側の装置管理
者は、定期的にWWWサーバ804にアクセスして、生産
状況に関する情報を取得し、稼働率が低下するなど、製
造システム10の異常を知れば、重大な故障が発生する
前に現場に行って保守作業を行うか、生産管理者,オペ
レータ等に可能な保守作業を指示することにより、重大
な故障による製造システム10の停止を回避し、稼働率
の向上を図ることができる。さらに、点検作業のために
現場に行くことが不可欠ではなくなるので、点検作業の
効率化を図ることができる。
【0078】具体的には、まず、今回管理者が監視すべ
き作業機を特定すれば、図16に示すように、その作業
機のディスプレイ282に表示される装置画面850が
リモートシェル806により取りこまれて、その画面の
画面データがCGIプログラム810を経てWWWサーバ80
4からコンピュータ813に送られて、コンピュータ8
13のディスプレイに表示される。このことにより管理
者は、外部から作業機の操作盤280におけると同様の
画面を見ることができる。
【0079】ここで、操作盤280のディスプレイ28
2に表示される装置画面850には、コマンド入力手段
としてのコマンドボタン852が複数表示されており、
画面上のそれらコマンドボタン852をクリックして指
示することによりコマンドが入力可能とされているが、
本実施形態においては、管理者が、外部のコンピュータ
813のディスプレイに表示されたコマンドボタン85
2をクリックした場合であっても、同様にそのコマンド
を実行させることができる。コンピュータ813におい
てコマンドボタン852を指示したことが、WWWサーバ
804を介して制御装置560に伝達されるので、製造
システム10の外部からであってもコマンドを入力する
ことができるのである。本システム10においては、操
作盤280により入力可能なコマンドは全て外部からで
あっても入力可能とされており、具体的には、作業機を
エラーの発生記録や稼働率などに基づいて評価するため
の評価コマンド,メンテナンスを指示するメンテナンス
コマンド,段取り替えなど設定を指示する装置設定コマ
ンド等が含まれる。ただし、これらコマンドのうち、作
業機の作動に干渉する可能性のあるメンテナンスコマン
ドや装置設定コマンド等は、作業機の自動運転中には入
力不能とされている。
【0080】上記コマンドのいずれかが指示されれば、
外部のコンピュータ813のディスプレイに表示される
画面が、そのコマンドの実行に適した画面に切り換えら
れる。本システム10においては、コマンドの少なくと
も一部が画面の切換を指示する画面切換指令を含んでい
るのである。具体的には、例えば、外部のコンピュータ
813により評価コマンドの実行が指示されれば、その
作業機の作業状況に関する情報がディスプレイに表示さ
れ、メンテナンスコマンドや装置設定コマンドの実行が
指示されれば、さらに詳細な入力を行うための画面が表
示される。
【0081】以上のようにして、ディーラ側の装置管理
者は、作業機の自動運転時間外に各作業機の状況をチェ
ックし、必要があればメンテナンスコマンドを利用して
メンテナンスを実行することができる。さらに、重大な
故障が発生することが予測される場合に、その作業機を
使用する現場に報告して、注意を喚起したり、早期に修
理・調整を実行することを推奨することができる。その
場合に、例えば、生産管理者,オペレータ等に可能な保
守作業であれば、より具体的な指示を与えることが可能
であるし、ディーラ側の装置管理者による保守作業が必
要な場合であっても効率よく作業を行うことができる。
このような外部からのコマンド入力作業は、工場内の生
産管理者によっても可能であり、前述のエラー発生時に
おいても実行することができる。
【0082】さらに、本製造システム10は、工場を経
営する企業の経営管理者等にも接続可能とされており、
経営管理者は、例えば、上記評価コマンドを利用するこ
とにより、生産に関する日報,月報などを待つことなく
必要なときに最新の情報を取得することが可能となる。
【0083】多くの内容は繰り返しとなるが、ここで、
生産装置側の表示画面と、その生産装置の管理装置とし
ての外部コンピュータ813の表示画面との関係、およ
び、外部コンピュータ813による生産装置側の表示画
面の操作について、具体例を挙げてさらに詳しく説明す
る。
【0084】図16は、作業機の操作盤280のディス
プレイ282に表示される操作画面としての表示画面で
ある。操作盤280にこの画面が表示されているとき
に、外部コンピュータ813には、図21に示すよう
な、表示画面が表示される。つまり、操作盤280のデ
ィスプレイ282に表示されている操作画面の全部が、
外部コンピュータ813のディスプレイに表示されてい
るのである。オペレータが、図16における右下あたり
にある[メンテナンス]の操作ボタンをクリックすれば
(ディスプレイ282は、タッチパネルとなっており、
実際にはタッチ操作である)、当該操作ボタンの表示色
が変化した後、図22に示す表示画面に切り替わる。こ
のとき、外部コンピュータ813のディスプレイの表示
も、図23に示す表示画面に切り替わる。
【0085】また、外部コンピュータ813のディスプ
レイに図16に示す操作画面を含む表示画面が表示され
ている際に、その外部コンピュータ813の操作によ
り、その表示画面の[メンテナンス]の操作ボタンをク
リックした場合、操作盤280のディスプレイ282に
表示されている操作画面の[メンテナンス]の操作ボタ
ンは、オペレータがディスプレイ282を操作した場合
と同様に、表示色が変化し、その後、ディスプレイ28
2の表示は図22に示す操作画面に切り替わる。この画
面表示の切り替わりに応じて、外部コンピュータ813
のディスプレイも、図23に示す画面に切り替わる。
【0086】すなわち、外部コンピュータ813は、自
身になされた操作を操作情報として取得し、その操作情
報を生産装置に送信し、この操作情報を受け取った生産
装置は、自らが有する作業機の操作盤280の画面表示
を、その操作情報に基づいて操作するのである。送信さ
れる操作情報には、外部コンピュータ813のデスプレ
イ上の操作ボタンに関する位置に対応するところの、操
作盤280のディスプレイ282上のその操作ボタンの
位置を示す位置情報が含まれ、その位置情報に基づいて
操作盤280は自らの操作を実行するのである。つま
り、操作情報には、操作画面に関連付けられた情報とさ
れているのである。
【0087】本実施形態では、外部コンピュータ813
による操作の内容が、操作盤280のディスプレイ28
2の操作ボタンの表示色の変化として、生産装置側でオ
ペレータに対して認識可能に表示される。すなわち、外
部コンピュータ813による操作の内容が、操作盤28
0のディスプレイ282に表示されている操作画面内に
表示されるのである。ことから、オペレータは、外部コ
ンピュータ813を操作する管理者の意思を正確に把握
することが可能とされる。例えば、オペレータと管理者
とがともに同じ内容が表示されているそれぞれの画面表
示を見ながら、両者が電話による通話をする等すれば、
作業機の状態の把握を容易にするでけでなく、管理者に
よる画面操作の方法をより正確にオペレータに教示でき
ることになるのである。
【0088】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、送信受信制御回路750とモデム752
と、ホストコンピュータ29の電子メール送信プログラ
ム815を実行する部分とが互いに共同して「電子メー
ル発信装置」および「対オペレータ情報送信装置」を構
成し、送信受信制御回路750とモデム752とWWWサ
ーバ804とが互いに共同して「対管理者情報送信装
置」を構成している。
【0089】なお、本実施形態について、画面表示およ
びその操作に関しての生産装置側および外部コンピュー
タ813を主体とする管理装置側の機能ブロックを概念
的に示せば、図24のようになる。この機能ブロック図
を、前述の説明に対応付けて説明すれば、以下のように
なる。生産装置900には、各作業機の操作盤280お
よびそのデスプレイ282を主体とし、作業機の状態を
始めとして操作画面をも表示する表示装置902が設け
られている。また、生産装置900には、送信・受信制
御回路750,モデム752,WWWサーバ804等を
有するホストコンピュータ29,これと各作業機とが接
続されたLAN800等を含んで管理装置との通信を行
う通信装置904が設けられている。また、WWWブラ
ウザ814を有する外部コンピュータ813を主体とす
る管理装置906は、ディスプレイおよびそれの表示を
司る部分を主体とする表示部908と、生産装置900
との通信を行う通信部910とを含んで構成されてい
る。
【0090】通信装置904には、表示装置902に表
示された表示画面の画面情報を送信する機能部分である
画面情報送信部912が備わっており、通信部910に
は、その画面情報を受信する機能部分である画面情報受
信部914が備わっている。また、管理装置906は、
表示装置902の画面表示の操作を自らが行うために自
身に対して行われる操作に関する情報である操作情報を
取得する機能部分として、操作情報取得部916を備え
ており、また、通信部910に、その操作情報を生産装
置900に送信する機能部分として、操作情報送信部9
18を備えているのである。通信装置904は、その操
作情報を受信する機能部分として、操作情報受信部92
0を備えており、また、表示装置902は、受信された
その操作情報に基づいて自身の画面表示の操作を実行す
る機能部分として、外部情報依拠操作部922を備えて
いるのである。さらに、表示装置902は、操作画面に
関連付けられた情報に基づいて管理装置906の操作に
よって実行される操作内容を、自らが表示する表示画面
内に表示させる機能部分として、操作内容表示部924
を備えているのである。
【0091】本プリント配線板製造システム10によれ
ば、ホストコンピュータ29がWWWサーバ804と電子
メール送信プログラム815とを備えることにより、製
造システム10の停止を報知する場合等、緊急性を要す
る情報については電子メールで送信し、電子メールによ
り送信される情報を含む全ての情報についてHTTPを使用
して配信することにより、製造システム10を直接目視
できない遠隔地において、製造システム10の状況を知
ることが容易となる。製造システム10の外部から情報
を取得する場合に、一般的なWWWのブラウザソフトを用
いればよく、専用のソフトウェアが不要となる。
【0092】本実施形態においては、検査装置28は、
リフロー炉26の下流に設けられ、プリント配線板12
に装着された電子部品468が固定された後で検査が実
行されているが、それ以外の段取りで検査が実行される
ようにしてもよい。例えば、各作業機の下流側にそれぞ
れの作業機による作業の結果を検査する検査装置を設け
てもよいし、各作業機が検査機能を備えるようにしても
よい。後者の場合には、例えば、検査用のカメラを備え
るようにしてもよいし、Fマークを撮像するFマークカ
メラ等に検査のための撮像作業を実行させるようにして
もよい。
【0093】本実施形態においては、製造システム10
を統括して制御するホストコンピュータ29を備え、そ
のホストコンピュータ29にWWWサーバ804と電子メ
ール送信プログラム815とが備えられていたが、図1
7ないし図20に示すように、それら通信機能は各作業
機に設けられてもよい。その場合には、作業機たるマス
ク印刷装置14,電子部品装着装置18,22および検
査装置28のそれぞれの制御装置220,560,70
0,712に送信・受信制御回路750およびモデム7
52が設けられ、ROM242にWWWサーバ804と電
子メール送信プログラム815とが記憶されることによ
り、各作業機が直接LAN800およびインターネット8
02に接続されて情報を配信する。各制御装置の操作盤
280に表示された情報やRAM244に蓄積された情報
等がCGIプログラム810によって取りこまれ、WWWサー
バ804を介して配信される。なお、図18ないし図2
0には作業機を代表して高速電子部品装着装置18の制
御装置560が示されている。
【0094】本態様によれば、作業機から直接LAN80
0やインターネット802に直接接続することが可能と
なり、ホストコンピュータ29を設けることが不可欠で
はなくなる。
【0095】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるプリント配線板製造
システムを示すブロック図である。
【図2】上記システムのマスク印刷装置を示す正面図で
ある。
【図3】上記マスク印刷装置の平面図である。
【図4】上記マスク印刷装置の側面図である。
【図5】上記マスク印刷装置の制御装置を説明するため
のブロック図である。
【図6】上記システムの高速電子部品装着装置を示す平
面図である。
【図7】上記高速電子部品装着装置の要部を拡大して示
す側面断面図である。
【図8】上記高速電子部品装着装置の制御装置を説明す
るためのブロック図である。
【図9】上記システムの汎用電子部品装着装置を示す平
面図である。
【図10】上記汎用電子部品装着装置の制御装置を示す
ブロック図である。
【図11】上記システムの検査装置を示す平面図であ
る。
【図12】上記検査装置の制御装置を示す平面図であ
る。
【図13】上記システムのホストコンピュータのハード
ウェアを示すハードブロック図である。
【図14】上記ホストコンピュータの機能を説明するた
めの機能ブロック図である。
【図15】上記ホストコンピュータの別の機能を説明す
るための機能ブロック図である。
【図16】上記制御装置のいずれかのディスプレイに表
示される画面の一例を示す図である。
【図17】本発明の別の実施形態であるプリント配線板
製造システムを示すブロック図である。
【図18】上記システムのマスク印刷装置の制御装置を
説明するためのブロック図である。
【図19】上記マスク印刷装置の機能を説明するための
機能ブロック図である。
【図20】上記マスク印刷装置の別の機能を説明するた
めの機能ブロック図である。
【図21】図16に示す画面に対応して外部のコンピュ
ータに表示される画面を示す図である。
【図22】上記制御装置のいずれかのディスプレイに表
示される画面の別の一例を示す図である。
【図23】図22に示す画面に対応して外部のコンピュ
ータに表示される画面を示す図である。
【図24】画面表示およびその操作に関しての生産装置
側および外部コンピュータを主体とする管理装置側の機
能ブロックを概念的に示す図である。
【符号の説明】
10:プリント配線板製造システム 12:プリン
ト配線板 14:マスク印刷装置 18:高速
電子部品装着装置 22:汎用電子部品装着装置
26:リフロー炉 28:検査装置 2
9:ホストコンピュータ 220,560,70
0,712:制御装置 240:PU 242:ROM 244:RAM 246:バ
ス 248:コンピュータ 250:入出力イ
ンタフェース 258:駆動回路 280:操
作盤 282:ディスプレイ 284:キーボ
ード 286:シグナルタワー 750:送信
受信制御回路 752:モデム 754:公衆回線 800:LAN 802:インター
ネット 804:WWWサーバ 806:リモー
トシェル 808:リモートシェルサーバ 810:CGIプログラム 812:パールシェル
813:コンピュータ 814:WWWブラウザ
815:電子メール送信プログラム 816:携帯電話 900:生産装置 90
2:表示装置 904:通信装置 906:管理装置 90
8:表示部 910:通信部 912:画面情
報送信部 914:画面情報受信部 916:
操作情報取得部 918:操作情報送信部 9
20:操作情報受信部 922:外部情報依拠操作
部 924:操作内容表示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業対象物に予め定められた作業を行う
    作業機を少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工
    程の少なくとも一部を実行する生産装置において、 前記少なくとも1台の作業機に関する情報を配信するWW
    Wサーバを設けたことを特徴とする生産装置。
  2. 【請求項2】 作業対象物に予め定められた作業を行う
    作業機を少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工
    程の少なくとも一部を実行する生産装置において、 前記少なくとも1台の作業機の状態に関連する電子メー
    ルを発信する電子メール発信装置を設けたことを特徴と
    する生産装置。
  3. 【請求項3】 作業対象物に予め定められた作業を行う
    作業機を少なくとも1台含み、目的物を生産する生産工
    程の少なくとも一部を実行する生産装置において、 公衆回線を経由して情報の送信と受信との少なくとも一
    方を行う通信装置を設け、その通信装置が、前記少なく
    とも1台の作業機のオペレータ向けの情報を公衆回線を
    経由して携帯端末に送信する対オペレータ情報送信装置
    を含み、前記オペレータ向けの情報が、前記作業機がエ
    ラーにより停止したことをオペレータに知らせるエラー
    停止情報を含む生産装置。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1台の作業機がプリント
    基板に電気部品を装着する電気部品装着機を含み、前記
    オペレータ向けの情報が、その電気部品装着機において
    装着されるべき電気部品の少なくとも1種類のものがな
    くなったこと、あるいは近い将来になくなることをオペ
    レータに知らせる部品切れ情報を含む請求項3に記載の
    生産装置。
  5. 【請求項5】 前記通信装置が、前記少なくとも1台の
    作業機における作業に関する当該生産装置の管理者向け
    の情報であって、前記作業機の稼働率に関する情報を含
    む情報を公衆回線を経由して端末コンピュータに送信す
    る対管理者情報送信装置を含む請求項4に記載の生産装
    置。
  6. 【請求項6】 前記作業機がその作業機の状態を表示す
    る表示装置を含み、前記管理者向けの情報がその表示装
    置の表示内容を含む請求項5に記載の生産装置。
  7. 【請求項7】 前記作業機がプリント基板に対して予め
    定められた作業を行う対回路基板作業機であり、前記生
    産装置がプリント回路板を製造するプリント回路板製造
    工程の少なくとも一部を実行するプリント回路板製造装
    置である上記いずれかの項に記載の生産装置。
  8. 【請求項8】 作業対象物に予め定められた作業を行う
    作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する生産工
    程の少なくとも一部を実行する生産装置を、その生産装
    置の外部から管理するための生産装置管理システムであ
    って、 前記生産装置に設けられた、(a)少なくとも前記作業機
    の状態を表示画面として表示する表示装置、および、
    (b)その表示装置と接続され、その表示装置に表示され
    た表示画面の画面情報を送信する画面情報送信部を備え
    て通信回線を経由して通信する通信装置と、 前記生産装置の外部に設けられ、前記画面情報を受信す
    る画面情報受信部を有して通信回線を経由して通信する
    通信部と、受信した前記画面情報に基づいて、前記表示
    装置に表示された表示画面を含む表示画面を表示する表
    示部とを備えた管理装置とを含む生産装置管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 作業対象物に予め定められた作業を行う
    作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する生産工
    程の少なくとも一部を実行するとともに、自身の外部に
    存在する管理装置によって管理される生産装置であっ
    て、 少なくとも前記作業機の状態を表示画面として表示する
    表示装置と、 その表示装置と接続され、その表示装置に表示された表
    示画面の画面情報を、前記管理装置がその表示画面を自
    身の表示画面に含むことが可能とされる状態で、前記管
    理装置に送信する画面情報送信部を備えた通信装置とを
    含む生産装置。
  10. 【請求項10】 作業対象物に予め定められた作業を行
    う作業機を少なくとも1台含んで目的物を生産する生産
    工程の少なくとも一部を実行し、少なくとも前記作業機
    の状態を表示画面として表示する表示装置を含む生産装
    置を、その生産装置の外部から管理するための管理装置
    であって、 前記表示装置の表示画面の画面情報を受信する画面情報
    受信部を有して通信回線を経由して通信する通信部と、 受信した前記画面情報に基づいて、前記表示装置に表示
    された表示画面を含む表示画面を表示する表示部とを含
    む生産装置管理装置。
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