JP2003203871A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2003203871A
JP2003203871A JP2002002443A JP2002002443A JP2003203871A JP 2003203871 A JP2003203871 A JP 2003203871A JP 2002002443 A JP2002002443 A JP 2002002443A JP 2002002443 A JP2002002443 A JP 2002002443A JP 2003203871 A JP2003203871 A JP 2003203871A
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JP
Japan
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reaction tube
nozzle
boat
semiconductor manufacturing
reaction
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JP2002002443A
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English (en)
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Makoto Sanbe
誠 三部
Yasuhiro Inokuchi
泰啓 井ノ口
Atsushi Moriya
敦 森谷
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高清浄雰囲気で良質の薄膜を成長し、特にB濃
度の均一性を向上することのできる半導体製造装置の反
応管構造を提供する。 【解決手段】半導体製造装置において、反応室を構成す
る反応管(1)とウエハ(8)を保持するボート(9)
との間を可能な限り短く設定し、反応管(1)とボート
(9)との間にプロセスガスを導入するノズル部を設
け、反応管(1)の内壁に、上記ノズル部を収納可能に
するよう、反応管(1)の外側に突出させたノズル突出
部(7)を設けた反応管を具備する半導体製造装置とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置の反
応室の構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の半導体製造装置、例えば成膜装置
における反応室構造の一例を図2(a)、(b)に示
す。図2(a)は縦断面構造を示し、図2(b)は、図
2(a)のA−A矢視図を示す。図2において、20は
スリムチューブ(反応管)、21は反応ガスノズル、2
2はドーパントガスノズル、23はドーパントガスノ
ズル、24はドーパントガスノズル、25はドーパ
ントガスノズル、26はウエハ、27はボート、28
はボート支柱、29は距離B、30は回転駆動部、31
はプロセスガス入口、32はプロセスガス出口、33は
ガスの流れを示す。 【0003】この従来の反応管構造は、反応ガスノズル
21、ドーパントガスノズル〜22〜25を、スリ
ムチューブ20の内壁に溶接等で固定する構造であり、
また、ウエハ26を搭載したボート27を回転させる構
造であるので、図2(b)に示すスリムチューブ20の
内壁とウエハ26との距離B(29)を比較的大きくと
る必要があり、このため成膜反応(例えば、B濃度)が
不均一となる問題があり、また、B濃度の均一性を向上
させるために回転機構(回転軸30)を設けているが、
ボート27が回転するためスリムチューブ20と上記ノ
ズル21、22〜25とのクリアランスの関係で、スリ
ムチューブ20の内径を小さくすることができないとい
う問題があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図2の従来の反応管構
造を有する成膜装置において、膜厚の均一性を向上する
ために長尺のスリムチューブ(細長い反応管)20を採
用していたが、反応ガスノズル21や、ドーパントガス
ノズル〜22〜25を、ウエハ26とスリムチュー
ブ20の内壁との間に設ける構造であるため、図2
(b)に示す距離B(29)が大きくなり、例えばドー
パント物質であるB(ボロン)濃度の均一性が良くなか
った。 【0005】また、B濃度の均一性を向上するために、
回転機構(回転駆動部30)を設けているが、ウエハ2
6を搭載したボート27が回転するため、上記スリムチ
ューブ20の内壁と上記ノズル21、22〜25のクリ
アランスの関係で、スリムチューブ20の内径を小さく
することはできなかった。 【0006】本発明の目的は、上記従来技術における問
題点を解決し、特にB等のドーパント濃度の均一性を向
上することのできる半導体製造装置を提供することにあ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は特許請求の範囲に記載のような構成とする
ものである。すなわち、本発明は請求項1に記載のよう
に、半導体製造装置において、反応管とボートとの間に
プロセスガスを導入するノズル部を設け、上記反応管の
内壁に、上記ノズル部を収納可能にするよう、上記反応
管の外側に突出させたノズル突出部を設けた反応管を具
備する半導体製造装置とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の半導体製造装置は、図1
(a)、(b)に示すごとく、反応室を構成している長
尺の反応管(スリムチューブ)1の内壁と、ボート9に
保持されているウエハ(基板)8との距離〔距離A(1
1)〕を可能な限り短く設定すると共に、上記反応管1
と上記ボート9の間にプロセスガスを導入するノズル部
(例えば、反応ガスノズル2、ドーパントガスノズル
〜3〜6)を設け、かつ反応管1の内壁に、上記ノズ
ル部のみ収納可能な大きさの窪みを有するノズル突出部
7を、上記反応管の外側に突出させて設けた反応管構造
とするものであり、これによりスリムチューブ(反応
管)1の内径をさらに小さく設定することが可能とな
り、例えば、B(ボロン)等のドーパントガスの反応性
の均一化を図り、B濃度均一性を向上できる反応管構造
を備えた半導体製造装置である。なお、図1において、
10はボート支柱、12は回転駆動部、13はプロセス
ガス入口、14はプロセスガス出口、15はガスの流れ
を示す。 【0009】本発明の反応管構造は、上記反応管1とボ
ート9との間に、プロセスガスを導入する複数のガスノ
ズルを設けるものであって、例えば、減圧CVD法によ
り、Siエピタキシャル成長膜またはSiGeエピタキ
シャル成長膜をウエハ8上に成長させる場合には、反応
ガスとしてSiH(0.5〜3 l/min)およびG
eH(0〜3 l/min、ただし、Siエピタキシ
ャル成長ではGeHの流量を零とする)およびキャリ
アガスとしてH(0.1〜10 l/min)を反応ガ
スノズル2より反応管1中に導入し、さらにドーピング
ガスとして、例えば、BCl(0〜20cm/mi
n、ただし、ドーピングするB濃度により流量を変更す
る)を、ドーパントガスノズル〜3〜6に分割して
導入する。 【0010】そして、上記複数のノズル部は、反応管1
の内壁に、上記ノズル部のみ収納可能な大きさの窪みを
有するノズル突出部7を、上記反応管1の外側に突出さ
せて設けた反応管構造とするものであり、これによりス
リムチューブ(反応管)1の内径をさらに小さく設定す
ることが可能となり、反応管1とボート9との距離を短
くすることができ、高清浄雰囲気で良質の薄膜を生成
し、例えば、B(ボロン)等のドーパントガスの反応性
の均一化を図ることができ、B濃度均一性を向上するこ
とができる。 【0011】本発明の反応管構造を備えた半導体製造装
置を用い、反応ガスとしてSiHの流量を0.5〜3
l/minおよびGeHの流量を0〜3 l/mi
n、キャリヤガスとしてHの流量を0.1〜10 l/
min、ドーピングガスとしてBClの流量を0〜2
0cm/min、にそれぞれ設定し、成膜圧力を10
〜60 Pa、成膜温度400〜600℃で、減圧CV
D法により、200mmウエハ上にSiGeのエピタキ
シャル成長膜を形成した。そして、このSiGe膜をウ
エハ面内9ポイントのシート抵抗面内分布(±%)を測
定した結果、図3(b)に示す従来の標準反応管では、
シート抵抗面内分布が±7.2%であったが、図3
(a)に示す本発明のスリムチューブ反応管を用いた場
合のシート抵抗面内分布は±2.8%であり、優れたB
濃度の均一性を示した。 【0012】また、本発明の半導体製造装置は、プロセ
スガスを導入する複数のガスノズル部のみを反応管1の
内壁を外側に突出させたノズル突出部7に設ける構造と
することにより、細長いスリムチューブ型の反応管1の
内径をさらに小さくすることができ、上記反応管1の内
壁とウエハ8を保持するボート9との距離を限りなく小
さく設定することが可能となり、例えば成膜組成、膜厚
の均一化、B等のドーパント濃度の均一化を図ることが
可能となる。また、その際、ボート9を回転させるが、
プロセスガスを導入するノズル部は、上記反応管の突出
部7に設けているのでボート9の回転は自在である。 【0013】また、本発明の反応管構造において、例え
ば、拡散装置用のチューブ(ノズルが反応管外壁に溶接
されている)のような構造にすれば、反応管内径を小さ
くすることも可能であるが、本発明は上記複数のノズル
を溶接などで固定せず、単独で交換可能な構造に設けて
いるので、反応管のノズル部の保守点検ならびに補修が
極めて容易となる。 【0014】また、本発明の反応管構造を用いることに
より、上記B等のドーパント濃度の均一性以外にも、他
膜種の成分組成の均一化、あるいは膜厚の均一性の向上
等も可能となる。 【0015】 【発明の効果】本発明の半導体製造装置は、プロセスガ
スを導入するノズル部のみを反応管の内壁に設けたノズ
ル突出部の内部に収納する構造であるので、反応管の内
径をいっそう小さくすることができ、ウエハを搭載した
ボートと反応管内壁との距離を短い距離に設定すること
ができ、成膜組成、膜厚の均一化およびB等のドーパン
ト濃度の均一化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態で例示した半導体製造装置
の反応管構造を示す模式図。 【図2】従来の半導体製造装置の反応管構造を示す模式
図。 【図3】本発明の実施の形態で例示したウエハ面内9ポ
イントのシート抵抗面内分布の測定点を示す図。 【符号の説明】 1…スリムチューブ(反応管) 2…反応ガスノズル 3…ドーパントガスノズル 4…ドーパントガスノズル 5…ドーパントガスノズル 6…ドーパントガスノズル 7…ノズル突出部 8…ウエハ 9…ボート 10…ボート支柱 11…距離A 12…回転駆動部 13…プロセスガス入口 14…プロセスガス出口 15…ガスの流れ 20…スリムチューブ(反応管) 21…反応ガスノズル 22…ドーパントガスノズル 23…ドーパントガスノズル 24…ドーパントガスノズル 25…ドーパントガスノズル 26…ウエハ 27…ボート 28…ボート支柱 29…距離B 30…回転駆動部 31…プロセスガス入口 32…プロセスガス出口 33…ガスの流れ
フロントページの続き (72)発明者 森谷 敦 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 4K030 AA03 AA06 AA20 BA26 BA29 CA12 EA06 GA13 KA04 KA05 5F045 AC01 AC19 DP19 EM08 EM10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】半導体製造装置において、反応管とボート
    との間にプロセスガスを導入するノズル部を設け、上記
    反応管の内壁に、上記ノズル部を収納可能にするよう、
    上記反応管の外側に突出させたノズル突出部を設けた反
    応管を具備することを特徴とする半導体製造装置。
JP2002002443A 2002-01-09 2002-01-09 半導体製造装置 Pending JP2003203871A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8002895B2 (en) 2006-08-04 2011-08-23 Tokyo Electron Limited Heat processing apparatus for semiconductor process
KR101814478B1 (ko) * 2010-06-15 2018-01-04 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 지지체 구조, 처리 용기 구조 및 처리 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8002895B2 (en) 2006-08-04 2011-08-23 Tokyo Electron Limited Heat processing apparatus for semiconductor process
KR101814478B1 (ko) * 2010-06-15 2018-01-04 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 지지체 구조, 처리 용기 구조 및 처리 장치

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