JP2003203287A - 位置検出システム - Google Patents

位置検出システム

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JP2003203287A
JP2003203287A JP2002001955A JP2002001955A JP2003203287A JP 2003203287 A JP2003203287 A JP 2003203287A JP 2002001955 A JP2002001955 A JP 2002001955A JP 2002001955 A JP2002001955 A JP 2002001955A JP 2003203287 A JP2003203287 A JP 2003203287A
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Yuukiken Hayafune
由紀見 早舩
Masayuki Araki
将之 荒木
Hiroyuki Kihara
啓之 木原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 決められた空間において、各人が自発的に行
き先を告げないで自席を離れるとどこへ行ったのかいう
絶対的な位置を把握できず、残った周りの人が迷惑をこ
うむりる。また、携帯電子機器の携帯者同士が一緒にい
るかどうかという相対的な位置を把握する位置検出シス
テムも求められている。 【解決手段】 複数の携帯電子機器と、該複数の携帯電
子機器と形態の異なる複数の電子機器とを有し、該複数
の電子機器と前記複数の携帯電子機器との位置関係を特
定する様な位置検出システムを構成する。また、更に、
前記複数の携帯電子機器と前記複数の電子機器との位置
関係を集中管理する管理装置を有しても良く、該管理装
置の制御に基づき前記複数の電子機器と前記複数の携帯
電子機器との位置関係を特定する様に構成することも可
能である。また、前記電子機器が、携帯型パーソナルコ
ンピュータあるいは据置型パーソナルコンピュータの構
成などが考えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電子機器を用
いて携帯者の絶対的あるいは相対的な位置関係を把握で
きる位置検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】会社の社内などにおいて、勤務時間中に
各人がどこにいるかを把握することは、仕事の潤滑な進
行において不可欠であり、通常どこの会社でも、行き先
表示板や、スケジューラなどのPCソフトを用いて、各人
が自発的に行き先を告げて自席を離れるのは常識となっ
ている。一方、人によっては行き先表示を忘れたり、わ
ざと行き先を告げずにどこかへ消えてしまうなど、残っ
た人にとっては電話などがかかってきたときその人がど
こにいるかわからずに迷惑をこうむる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、例えば会
社などの決められた空間において、各人が自発的に行き
先を告げないで自席を離れるとその人がどこに行ったか
という絶対的な(固定的な)位置を把握できず、残った
周りの人も迷惑をこうむり、仕事を潤滑に進行できな
い。また、例えば親子などが一緒にいるかどうかという
相対的な位置を把握する位置検出システムも求められて
いる。本発明の目的は各人がどこにいるかを、各人が自
発的に告げるのではなく、各人が携帯する携帯電子機器
を用いて自動的に位置情報を検出する絶対的な位置検出
システムあるいは各人同士の相対的な位置関係を把握す
る位置検出システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の課題を解決するた
めに、本発明による位置検出システムでは、複数の携帯
電子機器と、該複数の携帯電子機器と形態の異なる複数
の電子機器とを有し、該複数の電子機器と前記複数の携
帯電子機器との位置関係を特定する様に構成した。
【0005】また、更に、前記複数の携帯電子機器と前
記複数の電子機器との位置関係を集中管理する管理装置
を有し、該管理装置の制御に基づき前記複数の電子機器
と前記複数の携帯電子機器との位置関係を特定する様に
構成した。
【0006】また、前記電子機器が、携帯型パーソナル
コンピュータあるいは据置型パーソナルコンピュータの
いずれかである。
【0007】また、前記携帯電子機器が、第1の識別番
号を記憶する記憶手段と、前記第1の識別番号を送信す
る送信手段と、第1の識別番号と異なる種類の第2の識
別番号を受信する受信手段とを有し、前記電子機器が前
記第2の識別番号を送信する送信手段と、前記携帯電子
機器から前記第1の識別番号を受信する受信手段とを有
する。
【0008】また、前記携帯電子機器が、更に前記第2
の識別番号を記憶する外部記憶手段を有する。
【0009】また、前記管理装置が、前記第1の識別番
号と前記第2の識別番号と特定したの位置関係を記憶す
る記憶手段を有する。
【0010】また、前記管理装置からの制御に基づき、
所定の前記電子機器に対し、メッセージを発信する様に
構成した。
【0011】また、前記メッセージが、所定の前記電子
機器に設けられた表示装置に表示される様に構成した。
【0012】また、前記メッセージが、所定の前記電子
機器との位置関係が特定された所定の前記携帯電子機器
に設けられた表示装置に表示される様に構成した。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、上記課題を解決するための手段で説明
したように、ネットワークで相互に接続している複数の
電子機器である複数のパソコン端末と、複数の携帯電子
機器との間で、IDを送受信することで、携帯電子機器の
位置を特定するシステムである。以下、実施例1〜4
は、すべてPC端末の位置が固定されているものを例とし
て説明しているが、本発明ではPC端末は必ずしも所定の
位置に固定されている必要は無く、携帯PC端末でも同様
なことを実現可能である。例えば前記複数の電子機器も
携帯可能な大きさで、幼稚園の母親と子供の集いでの自
由時間において複数の電子機器を母親に携帯してもらい
複数の携帯電子機器を子供に携帯してもらって各親子が
どの程度一緒に行動しているか判断できるツールとして
役立てたいという具合に、複数の携帯電子機器と複数の
電子機器との各携帯者の相対的な位置関係を把握でき
る。例えば、各々の親子がどの程度一緒にいるかを把握
する位置検出システムを実現できる。更に、各々の親子
が相対的な位置関係のログ(記録)を取ることもシステ
ムに組み入れても良い。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の位置検出シ
ステムによる携帯電子機器のシステムブロック図であ
る。図1を用いて本発明の位置検出システムよる携帯電
子機器の動作を説明する。
【0015】本発明の位置検出システムによる携帯電子
機器は、発振回路102からのクロック信号を元に動作
するCPU101と、外部スイッチ103と、これらにバ
ス104を経由して接続された表示手段105と、外部
記憶装置106、および送受信部107から構成されて
いる。該送受信部107は、前記第1の識別番号を送信
する送信手段と、第1の識別番号と異なる種類の第2の
識別番号を受信する受信手段とを兼務し送受信を行う。
【0016】さらにCPU101は、CPUコア、プログラム
およびIDナンバーを格納するROM(Read Only Memory),
作業領域であるRAM(Random Access Memory)、および
周辺回路から構成されている。なお、前記第1の識別番
号を記憶する記憶手段として、通常は前記ROMを用いる
が、前記RAMを用いてIDナンバーを書き換えられる様に
構成しても良い。
【0017】図2は、本発明のシステム構成図である。
図2を用いて、本発明の概要を説明する。複数の携帯電
子機器201にはそれぞれ各人を識別するIDナンバーが
記録されている。各携帯電子機器は、例えば会社など
で、すべての会社員のIDナンバーが記録されており、各
人が常時携帯することを前提としているが、そのサイ
ズ、重さ、形態などは特に限定されるものではない。例
えば、首からぶら下げる名刺サイズのカードタイプでも
良いし、例えば胸にピンなどで止めるバッチ型の名札タ
イプでも良いし、腕時計タイプでもよい。あるいは、携
帯電話、PDA、小型PC端末など既存の情報端末装置に、I
Dナンバーと必要なプログラムを組み込むことで、本発
明を実現することも可能である。複数のPC端末202
は、既存のパーソナルコンピュータに、PCから信号送信
および携帯電子機器からの信号受信が可能な送受信部を
兼ね備えている。該送受信部は、前記第2の識別番号を
送信する送信手段と、前記複数の携帯電子機器201か
ら前記第1の識別番号を受信する受信手段とを兼務し送
受信を行う。また、送受信部は、PC内部に組み込んでも
良いし、外側に付けてもどちらでも良い。各携帯電子機
器は必要に応じてPC端末にIDナンバーを送信する。複数
のPC端末202は会社などで、各人の机の上に置かれた
パソコン端末を想定しており、本発明を実現するために
各PC端末のハードディスクには、各端末を識別するIDナ
ンバーが記録されている。また、各PC端末はLANを介し
て相互にネット接続されている。
【0018】複数のPC端末202とは別に、同様にLAN
で各PC端末と相互接続された管理装置203には、図5
および図6に示すような、複数の携帯電子機器201と
複数のPC端末202の個人情報データベースと、座席表
データベースが保管されている。これらのデータベース
は、各PC端末から常に閲覧することが可能である。
【0019】図3は本発明における複数の携帯電子機器
201と複数のPC端末202との間の通信フロー図であ
る。PC端末202からは、PC端末202の電源が入って
いる状態では常に確認信号がある一定のタイミングで送
信されている(ステップ1)。携帯電子機器2011、
2012、2013、2014を携帯した人がこの複数
のPC端末202のうちのいずれかの送信信号の受信可能
範囲に入りこの確認信号を受信すると、今度は携帯電子
機器携帯電子機器2011、2012、2013、20
14から確認信号を受信した旨の信号が送信される(ス
テップ2)。次に、PC端末側は、ID送信要求を送信する
(ステップ3)。ID送信要求を受信した携帯電子機器側
は、前記ROM(またはRAM)に保存されているIDを送信す
る(ステップ4)。IDを受信したPC端末側は、これをハ
ードディスクの所定の場所に保存する(ステップ5)。
PC端末側から送信要求が送信されてから、一定時間経過
しても携帯電子機器側からIDを受信できなかった場合
は、受信待ち状態を解除して再び確認信号を一定のタイ
ミングで送信する。上記位置検出の通信フローは、PC端
末側がクライアント、携帯電子機器側がサーバとして動
作しているが、これが逆であっても本発明による位置検
出を行うことは十分可能である。
【0020】携帯電子機器側のIDを保存したPC端末側
は、再び確認信号を一定のタイミングで送信する。所定
の携帯電子機器を携帯した人が、長時間同じPC端末のそ
ばにいる場合、上記ステップ1からステップ5までのフ
ローを繰り返す。
【0021】次に、所定の携帯電子機器を携帯した人
が、所定のPC端末の信号受信範囲から離れたときの状態
を説明する。携帯電子機器側のIDを保存したPC端末側
は、IDを保存してからの経過時間をタイマーでカウント
する。同じ携帯電子機器からのID送信が1分間なけれ
ば、保存していたIDを消去する。(ステップ7)この時
間は1分間より長くても短くても良いが、あまり長すぎ
ると、とっくに位置を移動した携帯電子機器のIDを保存
することになり正しい位置情報を提供できず、短すぎる
と、たまたま一瞬かがんでPC端末からの信号受信範囲か
ら外れてしまっただけで、あたかもその場所にいないか
のごとくの情報を提供してしまい不都合が生じる。
【0022】携帯電子機器IDは、必ずしもPC端末1台に
一つだけ保存されるわけではなく、PC端末の前に2個以
上の複数の携帯電子機器が近づいた場合も、同様に、PC
端末内のハードディスクに、複数個の携帯電子機器IDナ
ンバーが保存される。
【0023】次に、PC端末から、ある特定の携帯電子機
器の位置を検索する方法を図2を用いて説明する。例え
ば、PC端末2024から携帯電子機器2011の位置を
調べるとする。まず、管理装置203に保存されている
位置検索プログラムを起動し、携帯電子機器2011を
検索する。このとき、管理装置203上のID検索プログ
ラムは、LANを介して相互に接続されている各PC端末内
のハードディスク上のIDを検索し、携帯電子機器201
1のIDが見つかると検索を中止し、携帯電子機器201
1が保存されているPC端末のIDおよびフロア内のPC端末
の位置、その他データベースに保存されている情報をPC
端末2024に知らせる。
【0024】図5は、PC端末の位置情報その他を示すデ
ータベースの一例である。各PC端末には、位置番号、第
1の識別番号であるところの携帯電子機器ID、個人の氏
名または部屋の名前、内線番号、所属、などが関連付け
られている。図6は、位置情報を平面的に示した座席表
の一例である。図中の四角形は机をあらわし、アルファ
ベットと数値は図5の位置番号に対応している。図5と図
6を用いて、位置検出の具体的な方法について説明す
る。例えば第1の識別番号であるWD00089をIDとして持つ
携帯電子機器を常に携帯しているx1さんの机の上には第
2の識別番号であるPC00001をIDとして持つPCが置かれて
いるとする。このPCは位置N1に割り当てられており、位
置N1は図6により会議室Aと反対方向の端に位置付けられ
ている。x1さんが自分の机の前に座って仕事をしている
とき、携帯電子機器ID、WD00089がPCのID、PC00001のハ
ードディスクに送信され、PC00001はこれを保存してい
る。
【0025】図4は、携帯電子機器位置検出結果を示し
た表である。図4から、PC-ID、PC00001のPCの近くに、
携帯電子機器WD00089、WD00129、WD00622がいることを
示している。同様に、PC00003の近くには、WD00099が、
PC00004の近くにはWD00333が、PC00005の近くにはWD000
02がPC00008の近くにWD00011がいることを示している。
また、図5から、PC00001はWD00089と関連付けられてい
るので、図4の位置検出結果からはWD00089が自分の席に
いるということがわかる。
【0026】上記で説明したように、PC端末からある特
定の携帯電子機器の位置を検索すると、データベースに
保存されている情報をPC端末に知らせるが、このとき、
図6に示した座席表に、検索した携帯電子機器のIDの位
置を示すようにすれば、検索者にとってわかりやすい位
置情報となる。
【0027】このように、上記実施例1の技術を用いる
ことにより、携帯電子機器を携帯する個人の現在の位置
を特定することができる。
【0028】本発明では、会社などの決められた空間に
おいて、各人がどこにいるかを、各人が自発的に告げる
のではなく、各人が携帯する携帯電子機器を用いて自動
的に位置情報を検出する。本発明に従えば、残った周り
の人も迷惑をこうむることなく、仕事を潤滑に進行でき
る。
【0029】(実施例2)図7は、本発明実施例2によ
る複数の携帯電子機器201と複数のPC端末202との
間の通信フロー図である。図7を用いて実施例2を説明
する。
【0030】ステップ1からステップ5までは、実施例
1の図3で説明したものと同様(同一要素には同一ステ
ップ番号)であるので、説明を省略する。PC端末側は、
携帯電子機器側から送信されたIDをハードディスクに保
存したあと、ID送信確認信号を送信する(ステップ
6)。ID送信確認信号を受信した携帯電子機器側は、受
信した旨をPC端末側に送信する(ステップ7)。次に、
PC端末側はIDを送信する(ステップ8)。ここでいうID
とは、所定のPC端末のIDのことであり、第2の識別番号
のことである。PC端末側のIDを受信した携帯電子機器側
は、外部記憶装置にIDを保存する。PC端末側は、確認信
号を送信する(ステップ10)。このとき、携帯電子機
器がまた受信範囲にいれば、ステップ1からステップ9ま
でのフローを繰り返す。
【0031】実施例2は、例えば会社などで、各個人が
一日の仕事内容を詳細に報告する義務がある場合など
に、一日の自分の行動(ログ)を知る手がかりとなる。
つまり、一定時間毎にPCのIDを記録していくことで、何
時から何時まではどこにいたということがわかり、その
位置でどんな仕事をしていたかを思い出すきっかけとな
る。
【0032】さらに、携帯電子機器の外部記憶装置に記
録されたPC端末IDを自分の使用しているPC端末にダウン
ロードすることで、PC上のプログラムを用いて一日の自
分の行動を再現させることも可能である。
【0033】また、携帯電子機器の代わりに、PC端末と
LAN接続されている管理装置203の記憶装置に、各携
帯電子機器毎の一日のログを記録させても良い。この場
合、管理装置203は一定時間毎に各PC端末にアクセス
して、ハードディスクに保存されている携帯電子機器ID
を読み出し記録する。
【0034】管理装置203に各携帯電子機器の一日の
ログを記録することによって、例えば、会社の経営者な
どが各人の仕事を管理することができる。
【0035】本発明では、会社などの決められた空間に
おいて、各人がどこにいるかを、各人が自発的に告げる
のではなく、各人が携帯する携帯電子機器を用いて自動
的に位置情報を検出する。本発明に従えば、残った周り
の人も迷惑をこうむることなく、仕事を潤滑に進行でき
る。
【0036】(実施例3)実施例3では、ある特定の人
の現在位置を上記実施例1で説明した方法で検索したあ
と、その人に伝えたいメッセージを送るシステムについ
て説明する。会社などで不在者に連絡を取る場合、通常
内線電話を用いている。内線電話は、探している人がそ
の場所にいて電話に出た場合には非常に便利である反
面、呼び出し音によって、電話の周りの人達が、一瞬仕
事を中断され集中力がとぎれたり、探している人がその
場所にいない場合は電話を受けた人は探しに行かなけれ
ばならず、やはり仕事が中断されて集中力がとぎれると
いった不都合がある。本発明実施例3では、これらの不
快感を取り去り、仕事の進行を妨げないような環境を提
供するものである。
【0037】図8は、本発明実施例3による複数の携帯
電子機器201と複数のPC端末202との間の通信フロ
ー図である。図8を用いて実施例3を説明する。
【0038】ステップ1からステップ5までは、実施例
1の図3で説明したものと同様(同一要素には同一ステ
ップ番号)であるので、説明を省略する。PC端末Aおよ
びBは、それぞれ独立したふたつのPC端末であり互いに
ネットワークを介して接続している。そして例えばPC端
末Bは携帯電子機器側のIDを保存している位置情報を提
供する側のPC端末であり、PC端末Aは、位置情報を検索
する側のPC端末である。PC端末Bが携帯電子機器側から
送信されたIDをハードディスクに保存したあと、LANネ
ットワークを介してPC端末AからPC端末Bへ携帯電子機器
の検索要求が来る(ステップ7)。PC端末Bはハードデ
ィスクに保存している携帯電子機器のIDを、やはりLAN
ネットワークを介してPC端末Aに送る(ステップ8)。
【0039】PC端末Aで検索している人は、探している
人がPC端末Bのそばにいることがわかったので、LANネッ
トワークを介して必要なメッセージをPC端末Bに送り
(ステップ9)、PC端末Bの表示画面上に表示する(ス
テップ10)。メッセージの送信方法は、新たに作成し
た通信プログラムソフトを用いることも可能だし、既存
のプログラムを用いることも可能である。
【0040】また、PC端末Bの送受信装置を用いて、PC
端末Bに届いたメッセージを携帯電子機器側に送信し、
携帯電子機器側の表示画面に表示させることも可能であ
る。
【0041】上記実施例3の方式を用いれば、ある特定
の人を探して用件を伝えたい場合に、その人の位置を確
認後、電話などを用いずにメッセージを伝えることがで
きる。実施例3の方式を用いることによって、他の人の
仕事の進行を妨げないような環境を提供できる。
【0042】本発明では、会社などの決められた空間に
おいて、各人がどこにいるかを、各人が自発的に告げる
のではなく、各人が携帯する携帯電子機器を用いて自動
的に位置情報を検出する。本発明に従えば、残った周り
の人も迷惑をこうむることなく、仕事を潤滑に進行でき
る。
【0043】(実施例4)図9は、本発明実施例4によ
る複数の携帯電子機器201と複数のPC端末202との
間の通信フロー図である。図9を用いて実施例4を説明
する。
【0044】ステップ1からステップ5までは、実施例
1の図3で説明したものと同様(同一要素には同一ステ
ップ番号)であるので、説明を省略する。ステップ5で
PC端末側は、携帯電子機器側のIDを保存したあとに、こ
のIDがこのPC端末と関連付けられたIDであるかどうかを
チェックする。チェックしてこのIDがこのPC端末202
に対して特定のIDであり、かつPC端末202がロックさ
れていた場合ロックを解除し、PC端末202が使えるよ
うにする(ステップ6)。特定のIDとは、図5において
PC-ID0001に対して携帯電子機器WD00089であり、PC-ID0
001に対して携帯電子機器WD00089などののことである。
また、PC端末のロックとは、パソコンOSなどでのログ
アウト状態を意味し、ロックされているPC端末は、その
機能がまったく使用できないかあるいは極端に限定され
た機能しか使用できない状態にある。
【0045】ステップ7で、PC端末側は再び確認信号の
送信を開始する。携帯電子機器から確認信号受信の信号
が帰ってきた場合は、ステップ2からステップ6までの
フローを繰り返す。
【0046】ステップ7で、確認信号を送信後、1分以
上携帯電子機器からの確認信号受信の信号が返ってこな
ければ、PC端末202のIDを消去する(ステップ8)。同
時に、PC端末がロック解除状態であった場合は、これを
ロックする(ステップ9)。その後、PC端末は再び確認信
号の送信を開始する(ステップ10)。
【0047】実施例4で説明したシステムを用いて、PC
端末の所有者が席を離れたときにPCをロックし、その機
能を使用不可、あるいは使用機能を限定することによっ
て、第3者によってPC端末のハードディスク内のファイ
ルを勝手に見られたり、改ざんされたり、消去されたり
といった悪用される心配が無くなり、仕事のスムーズな
進行が図られる。
【0048】
【発明の効果】本発明では、複数の携帯電子機器と、該
複数の携帯電子機器と形態の異なる複数の電子機器とを
有し、該複数の電子機器と前記複数の携帯電子機器との
位置関係を特定する様に構成したことで、前記複数の携
帯電子機器と前記複数の電子機器の各携帯者同士の相対
的な位置関係を把握する位置検出システム、あるいは各
人が携帯する携帯電子機器を用いて自動的に位置情報を
検出し絶対的な位置関係を把握する位置検出システムを
提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための、携帯電子機器のシス
テムブロック図である。
【図2】本発明による位置検出システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2の位置検出システムの、携帯電子機器とPC
端末との間の通信フロー図である。
【図4】図2の位置検出システムを用いて検索した携帯
電子機器が、どのPC端末の近くにいるかを示す表であ
る。
【図5】図2の位置検出システムの、管理装置に保管さ
れているPC端末の位置および付属情報を示す表である。
【図6】図2の位置検出システムの位置情報を示す見取
り図の一例である。
【図7】本発明実施例2における、位置検出システム
の、携帯電子機器とPC端末との間の通信フロー図であ
る。
【図8】本発明実施例3における、位置検出システム
の、携帯電子機器とPC端末との間の通信フロー図であ
る。
【図9】本発明実施例4における、位置検出システム
の、携帯電子機器とPC端末との間の通信フロー図であ
る。
【符号の説明】
101 CPU 102 発振回路 103 スイッチ 104 バス 105 表示手段 106 外部記憶装置 107 送受信部 201 携帯電子機器群 2011〜2014 携帯電子機器 202 PC端末群 2021〜2024 PC端末 203 データ管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA33 AB01 BB02 BC02 CC12 DD08 DE14 FF02 GG01 GG07 GG08 5K067 AA21 BB21 DD17 DD20 DD51 EE10 EE16 FF03 FF23 HH22 JJ51 JJ61

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の携帯電子機器と、該複数の携帯電
    子機器と形態の異なる複数の電子機器とを有し、該複数
    の電子機器と前記複数の携帯電子機器との位置関係を特
    定する様に構成したことを特徴とする位置検出システ
    ム。
  2. 【請求項2】 更に、前記複数の携帯電子機器と前記複
    数の電子機器との位置関係を集中管理する管理装置を有
    し、該管理装置の制御に基づき前記複数の電子機器と前
    記複数の携帯電子機器との位置関係を特定する様に構成
    したことを特徴とする請求項1記載の位置検出システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記電子機器が、携帯型パーソナルコン
    ピュータあるいは据置型パーソナルコンピュータのいず
    れかであるしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    位置検出システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯電子機器が、第1の識別番号を
    記憶する記憶手段と、前記第1の識別番号を送信する送
    信手段と、第1の識別番号と異なる種類の第2の識別番
    号を受信する受信手段とを有し、前記電子機器が前記第
    2の識別番号を送信する送信手段と、前記携帯電子機器
    から前記第1の識別番号を受信する受信手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の位置検
    出システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯電子機器が、更に前記第2の識
    別番号を記憶する外部記憶手段を有することを特徴とす
    る請求項4記載の位置検出システム。
  6. 【請求項6】 前記管理装置が、前記第1の識別番号と
    前記第2の識別番号と特定したの位置関係を記憶する記
    憶手段を有することを特徴とする請求項4記載の位置検
    出システム。
  7. 【請求項7】 前記管理装置からの制御に基づき、所定
    の前記電子機器に対し、メッセージを発信する様に構成
    したことを特徴とする請求項2乃至6何れかに記載の位
    置検出システム。
  8. 【請求項8】 前記メッセージが、所定の前記電子機器
    に設けられた表示装置に表示される様に構成したことを
    特徴とする請求項7記載の位置検出システム。
  9. 【請求項9】 前記メッセージが、所定の前記電子機器
    との位置関係が特定された所定の前記携帯電子機器に設
    けられた表示装置に表示される様に構成したことを特徴
    とする請求項7記載の位置検出システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005275897A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Citizen Watch Co Ltd セキュリティシステム
JP2006113885A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Citizen Watch Co Ltd コンピュータ施錠システム及びコンピュータ施錠方法
JP2008078825A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Fujitsu Ltd 携帯端末検索方法および携帯端末検索システム
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