JP2003198568A - 送受信装置、送受信方法および送受信システム - Google Patents

送受信装置、送受信方法および送受信システム

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JP2003198568A
JP2003198568A JP2002273812A JP2002273812A JP2003198568A JP 2003198568 A JP2003198568 A JP 2003198568A JP 2002273812 A JP2002273812 A JP 2002273812A JP 2002273812 A JP2002273812 A JP 2002273812A JP 2003198568 A JP2003198568 A JP 2003198568A
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communication
protocol
transmission
interface
network
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JP2002273812A
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Takuro Noda
卓郎 野田
Makoto Sato
真 佐藤
Takuya Igarashi
卓也 五十嵐
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Sony Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な動作で相手機器が対応するプロトコル
情報およびアドレスを取得して、対応するプロトコルで
通信を行う。 【解決手段】 機器(1)1は、ネットワーク内の所定
通信エリア内の機器(2)4に対して対応するプロトコ
ル情報8を要求すると共に、機器(2)4から対応する
プロトコル情報8を取得する非接触ICインターフェー
ス2と、送信信号処理および受信信号処理を行うIEE
E802.11bインターフェース3と、IEEE80
2.11bインターフェース3を用いて試し通信を行う
試し通信手段と、試し通信手段による試し通信が可能で
あったときに、取得されたプロトコル情報8のプロトコ
ルで通信を行う通信手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、送信され
た情報を受信すると共に、受信した信号を出力する送受
信装置、送受信方法および送受信システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ブルーツース(Blue
tooth)による無線通信部を備えた電子機器から周
辺機器の探索(inquiry)を行う場合には、以下
に示すように処理を行っていた。
【0003】マスターは、例えば、312.5μsec
ごとに探索(inquiry)のためのパケットを転送
することにより送信(TX)状態となり、この送信時点
から625μsec後にこの送信(TX)状態から探索
(inquiry)応答のためのパケットを受信するた
めの受信(RX)状態へ移行する。
【0004】スレーブは、例えば、11.25msec
の期間だけマスターからの探索(inquiry)のた
めのパケットを受信するための受信(RX)状態とな
り、この受信時点から1.28sec後に探索(inq
uiry)応答のためのパケットを送信するための送信
(TX)状態または次の受信(RX)状態となる。この
探索(inquiry)により、マスターはスレーブか
らネットワーク内のアドレスBDADDRを取得するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、マスターが複数のスレーブに対して探索(inqu
iry)を行うことにより、ピコネットまたはスキャタ
ーネットの選択や、ネットワーク内のアドレスBDAD
DRの取得動作に一定の時間がかかるという不都合があ
った。
【0006】また、マスターが複数のスレーブに対して
探索(inquiry)を行う場合には、相手機器がブ
ルーツース(Bluetooth)による無線通信部を
備えていることが前提となっているため、相手機器が他
のプロトコルに対応している場合には、マスターはスレ
ーブからネットワーク内のアドレスBDADDRを取得
することができないという不都合があった。
【0007】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、簡単な動作で相手機器が対応するプロ
トコル情報およびアドレスを取得して、対応するプロト
コルで通信を行うことができる送受信装置、送受信方法
および送受信システムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の送受信装置は、
ネットワーク内の送信装置から入力信号に送信信号処理
を施して送信を行うと共に、ネットワーク内の受信装置
において受信した信号に受信信号処理を施して出力する
送受信装置において、ネットワーク内の所定通信エリア
内の受信装置に対して対応するプロトコル情報を要求す
るプロトコル要求手段と、受信装置から対応するプロト
コル情報を取得するプロトコル取得手段と、送信信号処
理および受信信号処理を行うインターフェース手段と、
インターフェース手段を用いて試し通信を行う試し通信
手段と、試し通信手段による試し通信が可能であったと
きに、プロトコル取得手段により取得されたプロトコル
情報のプロトコルで通信を行う通信手段とを備えるもの
である。
【0009】また、本発明の送受信方法は、ネットワー
ク内の送信装置から入力信号に送信信号処理を施して送
信を行うと共に、ネットワーク内の受信装置において受
信した信号に受信信号処理を施して出力する送受信方法
において、ネットワーク内の所定通信エリア内の受信装
置に対して対応するプロトコル情報を要求するプロトコ
ル要求ステップと、受信装置から対応するプロトコル情
報を取得するプロトコル取得ステップと、送信信号処理
および受信信号処理を行うインターフェースステップ
と、インターフェースステップを用いて試し通信を行う
試し通信ステップと、試し通信ステップによる試し通信
が可能であったときに、プロトコル取得ステップにより
取得されたプロトコル情報のプロトコルで通信を行う通
信ステップとを備えるものである。
【0010】また、本発明の送受信システムは、ネット
ワーク内の送信装置から入力信号に送信信号処理を施し
て送信を行うと共に、ネットワーク内の受信装置におい
て受信した信号に受信信号処理を施して出力する送受信
システムにおいて、ネットワーク内の所定通信エリア内
の受信装置に対して対応するプロトコル情報を要求する
プロトコル要求手段と、受信装置から対応するプロトコ
ル情報を取得するプロトコル取得手段と、送信信号処理
および受信信号処理を行うインターフェース手段と、イ
ンターフェース手段を用いて試し通信を行う試し通信手
段と、試し通信手段による試し通信が可能であったとき
に、プロトコル取得手段により取得されたプロトコル情
報のプロトコルで通信を行う通信手段とを有する送信装
置と、対応するプロトコル情報を記憶する記憶手段と、
ネットワーク内の所定通信エリア内の送信装置に対して
対応するプロトコル情報を転送するプロトコル転送手段
と、送信信号処理および受信信号処理を行うインターフ
ェース手段と、記憶手段に記憶されたプロトコル情報の
プロトコルで通信を行う通信手段とを有する受信装置と
を備えるものである。
【0011】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。送信装置は、プロトコル要求手段を介してネットワ
ーク内の所定通信エリア内の受信装置に対して対応する
プロトコル情報を記述したプロトコル一覧を要求する。
【0012】受信装置のプロトコル一覧は、対応するプ
ロトコル情報が記述されている。そこで、受信装置は、
プロトコル転送手段を介してネットワーク内の所定通信
エリア内の送信装置に対して対応するプロトコル情報を
記述したプロトコル一覧を転送する。
【0013】送信装置は、プロトコル取得手段を介し
て、受信装置から対応するプロトコル情報を記述したプ
ロトコル一覧を取得する。送信装置は、インターフェー
ス手段を介して、送信信号処理および受信信号処理を行
う。送信装置は、試し通信手段を介して、インターフェ
ース手段を用いて試し通信を行う。送信装置は、通信手
段を介して、試し通信が可能であったときに、プロトコ
ル取得手段により取得されたプロトコル一覧に記述され
たプロトコル情報のプロトコルで通信を行う。
【0014】また、受信装置は、インターフェース手段
を介して、送信信号処理および受信信号処理を行う。受
信装置は、通信手段を介して、プロトコル一覧に記述さ
れたプロトコル情報のプロトコルで通信を行う。
【0015】これにより、受信装置が対応しているプロ
トコル情報によりインターフェース手段のうち、送信装
置により試し通信が可能であったインターフェース手段
のプロトコルを用いて、受信装置のインターフェース手
段との間で、送信装置は、通信を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。本実施の形態に適用される送受信システムは、
任意の2つの機器が、それぞれの複数のプロトコルに対
応しているとき、それぞれの機器が優先的に利用したい
順にプロトコルを記述しておくことにより、自動的に最
適なプロトコルを選択して通信することができるもので
ある。
【0017】[通信システム]図1は、本実施の形態に
適用される通信システムの構成を示す図である。図1に
おいて、機器(1)1は、非接触によりプロトコル8を
取得可能な非接触IC(Integrated Cir
cuit)インターフェース2と、IEEE802.1
1b規格による無線通信が可能なIEEE802.11
bインターフェース3とを有して構成される。機器
(2)4は、非接触によりプロトコル8を転送可能な非
接触ICインターフェース5と、ブルーツース(Blu
etooth)ブルーツース規格による無線通信が可能
な(Bluetooth)インターフェース6と、IE
EE802.11b規格による無線通信が可能なIEE
E802.11bインターフェース7とを有して構成さ
れる。
【0018】また、この通信システムは、ネットワーク
内の機器(1)1から入力信号に送信信号処理を施して
送信を行うと共に、ネットワーク内の機器(2)4にお
いて受信した信号に受信信号処理を施して出力する通信
システムにおいて適用される。
【0019】ここで、機器(1)1は、ネットワーク内
の所定通信エリア内の機器(2)4に対して対応するプ
ロトコル情報8を要求すると共に、機器(2)4から対
応するプロトコル情報8を取得する非接触ICインター
フェース2と、送信信号処理および受信信号処理を行う
IEEE802.11bインターフェース3と、IEE
E802.11bインターフェース3を用いて試し通信
を行う試し通信手段と、試し通信が可能であったとき
に、非接触ICインターフェース2により取得されたプ
ロトコル情報のプロトコルで通信を行う通信手段とを有
して構成される。
【0020】また、機器(2)4は、対応するプロトコ
ル情報8を記憶する記憶手段と、ネットワーク内の所定
通信エリア内の機器(1)1に対して対応するプロトコ
ル情報8を転送する非接触ICインターフェース2と、
送信信号処理および受信信号処理を行うブルーツース
(Bluetooth)インターフェース6およびIE
EE802.11bインターフェース7とを有し、記憶
手段に記憶されたプロトコル情報8のプロトコルで通信
を行う通信手段とを有して構成される。
【0021】このように構成された通信システムの動作
を以下に説明する。図1において、機器(1)1の非接
触ICインターフェース2は、ネットワーク内の所定通
信エリア内の機器(2)4に対して対応するプロトコル
情報8を要求する。
【0022】機器(2)4の記憶手段は、対応するプロ
トコル情報8を記憶している。そこで、機器(2)4の
非接触ICインターフェース5は、ネットワーク内の所
定通信エリア内の機器(1)1に対して対応するプロト
コル情報8を転送する。
【0023】機器(1)1の非接触ICインターフェー
ス2は、機器(2)4から対応するプロトコル情報8を
取得する。機器(1)1のIEEE802.11bイン
ターフェース3は、送信信号処理および受信信号処理を
行う。機器(1)1の試し通信手段は、IEEE80
2.11Bインターフェース3を用いて試し通信を行
う。機器(1)1の通信手段は、試し通信が可能であっ
たときに、非接触ICインターフェース2により取得さ
れたプロトコル情報のプロトコルで通信を行う。
【0024】また、機器(2)4のブルーツース(Bl
uetooth)インターフェース6またはIEEE8
02.11bインターフェース7は、送信信号処理およ
び受信信号処理を行う。機器(2)4の通信手段は、記
憶手段に記憶されたプロトコル情報8のプロトコルで通
信を行う。
【0025】これにより、機器(2)4が対応している
プロトコル情報8によりブルーツース(Bluetoo
th)インターフェース6およびIEEE802.11
bインターフェース7のうち、機器(1)1の試し通信
手段により試し通信が可能であったIEEE802.1
1bインターフェース3のプロトコルを用いて、機器
(2)4のIEEE802.11bインターフェース7
との間で、機器(1)1の通信手段は、通信を行うこと
ができる。
【0026】[プロトコルの記述ファイル]図2および
図3は、機器(1)1の非接触ICインターフェース2
および機器(2)4の非接触ICインターフェース5の
非接触ICカードに記述されるそれぞれの機器の対応す
るプロトコルの記述ファイルを示す図である。
【0027】図2において、機器(1)1の対応するプ
ロトコルの記述ファイルは、以下のように構成される。
まず、<protocol>エレメントは、この中にプ
ロトコルに関する情報が書かれていることを示してい
る。次に、21に示すように、<upnp(unive
rsal network protocol)>エレ
メントは、機器(1)1がIEEE802.3規格に準
拠したイーサネット(登録商標)上で動くプロトコルに
対応した機器であり、このネットワーク上のアドレスと
して<uuid>1003d00−0040−0000
−0000−000080000001を持つことを示
している。これにより、このプロトコル<upnp>を
用いて、イーサネット(登録商標)を介して、IEEE
802.3規格の通信を行うことができる。
【0028】図3において、機器(2)4の対応するプ
ロトコルの記述ファイルは、以下のように構成される。
まず、<protocol>エレメントは、この中にプ
ロトコルに関する情報が書かれていることを示してい
る。次に、31に示すように、<bluetooth>
エレメントは、機器(2)4がブルーツース(Blue
tooth)規格に準拠したプロトコルに対応した機器
であり、このネットワーク上のアドレスとして<bd_
addr>010000127b35を持つことを示し
ている。
【0029】また、32で示すように、<upnp>エ
レメントは、機器(2)4がIEEE802.3規格に
準拠したイーサネット(登録商標)上で動くプロトコル
に対応した機器であり、このネットワーク上のアドレス
として<uuid>0518003d00−030a−
000a−1ec0−008700004000を持つ
ことを示している。これにより、このプロトコル<up
np>を用いて、イーサネット(登録商標)を介して、
IEEE802.3規格の通信を行うことができる。
【0030】ここでは、<protocol>エレメン
ト中の先に書かれている31に示す<bluetoot
h>エレメントが後に書かれている32で示す<upn
p>エレメントよりも優先順位が高いことを示してい
る。これにより、優先順位の高いプロトコルから低いプ
ロトコルへ順次切り替えて最適なプロトコルを用いて通
信を行うことができる。
【0031】上述した31に示す<bluetooth
>エレメントにおける<bd_addr>および32で
示す<upnp>エレメントにおける<uuid>は、
それぞれのプロトコルにおいて機器の同一性を調べるた
めの必要なパラメータである。
【0032】図4は、機器(2)4の非接触ICインタ
ーフェース5の非接触ICカードに記述されるそれぞれ
の機器の対応するプロトコルの他の記述ファイルを示す
図である。図4において、機器(2)4の対応するプロ
トコルの他の記述ファイルは、以下のように構成され
る。まず、41に示すように、<protocol p
riority=1>エレメントは、この中に最も優先
順位の高い優先順位1のプロトコルに関する情報が書か
れていることを示している。次に、42に示すように、
<bluetooth>エレメントは、機器(2)4が
ブルーツース(Bluetooth)規格に準拠したプ
ロトコルに対応した機器であり、このネットワーク上の
アドレスとして<bd_addr>010000127
b35を持つことを示している。
【0033】また、43で示すように、<protoc
ol priority=2>エレメントは、この中に
2番目に優先順位の高い優先順位2のプロトコルに関す
る情報が書かれていることを示している。次に、44で
示すように、<upnp>エレメントは、機器(2)4
がIEEE802.3規格に準拠したイーサネット(登
録商標)上で動くプロトコルに対応した機器であり、こ
のネットワーク上のアドレスとして<uuid>051
8003d00−030a−000a−1ec0−00
8700004000を持つことを示している。これに
より、このプロトコル<upnp>を用いて、イーサネ
ット(登録商標)を介して、IEEE802.3規格の
通信を行うことができる。
【0034】また、45で示すように、<protoc
ol priority=3>エレメントは、この中に
3番目に優先順位の高い優先順位3のプロトコルに関す
る情報が書かれていることを示している。次に、46で
示すように、<・・・・>エレメントは、機器(2)4
が・・・・プロトコルに対応した機器であり、このネッ
トワーク上のアドレスとして<・・・・>を持つことを
示している。
【0035】ここでは、<protocol prio
rity=n(正の整数:1,2,3・・・)>エレメ
ント中のnに書かれている数字が小さいほど優先順位が
高いことを示している。これにより、優先順位の高いプ
ロトコルから低いプロトコルへ順次切り替えて最適なプ
ロトコルを用いて通信を行うことができる。
【0036】上述した42に示す<bluetooth
>エレメントにおける<bd_addr>および43に
示す<upnp>エレメントにおける<uuid>は、
それぞれのプロトコルにおいて機器の同一性を調べるた
めの必要なパラメータである。
【0037】[動作を示すタイムチャート]図5は、動
作を示すタイムチャートである。図5において、機器
(1)1は、T1時点において、C1で示すように、プ
ロトコル一覧を機器(2)4に要求する。機器(2)4
は、T2時点において、機器(1)1からプロトコル一
覧要求を取得する。機器(2)4は、T3時点におい
て、C2で示すように、プロトコル一覧を機器(1)1
へ転送する。機器(1)1は、T4時点において、プロ
トコル一覧を機器(2)4から取得する。
【0038】機器(1)1は、T5時点において、C3
で示すように、プロトコル<upnp>で機器(2)4
に対して通信可能か否かを試し通信を行うことにより調
べる。機器(2)4は、T6時点において、機器(1)
1からのプロトコル<upnp>による試し通信を受信
する。機器(2)4は、T7時点において、C4で示す
ように、機器(1)1からのプロトコル<upnp>に
よる試し通信が可能(OK)であったことを示す受領信
号(ACK)を機器(1)1へ返送する。機器(1)1
は、T8時点において、受領信号(ACK)を機器
(1)から取得する。
【0039】これにより、T8時点以降において、C5
で示すように、機器(1)1は、機器(2)4との間
で、プロトコル<upnp>による通信を行うことがで
きる。
【0040】[機器(1)1による機器(2)4のプロ
トコル一覧の取得]図6は、機器(1)1による機器
(2)4のプロトコル一覧の取得を示す図である。図6
において、機器(1)1は、機器(1)1の制御を司る
CPU(Central Processing Un
it)61と、機器(1)1の制御プログラムを格納す
るROM(Read Only Memory)62
と、機器(1)1の制御データを格納するRAM(Ra
ndom Access Memory)63と、非接
触により後述するプロトコル一覧70を機器(2)4か
ら取得可能なRF(Radio Frequency)
リーダ64と、バス65と、IEEE802.11b規
格による無線通信が可能なIEEE802.11bイン
ターフェース3とを有して構成される。
【0041】機器(2)4は、機器(2)4の制御を司
るCPU66と、機器(2)4の制御プログラムを格納
するROM67と、機器(2)4の制御データを格納す
るRAM68と、対応するプロトコルを記述したプロト
コル一覧70と、非接触によりプロトコル一覧70を機
器(1)1へ転送可能なRFタグ69と、バス71と、
ブルーツース(Bluetooth)規格による無線通
信が可能なブルーツース(Bluetooth)インタ
ーフェース6と、IEEE802.11b規格による無
線通信が可能なIEEE802.11bインターフェー
ス7とを有して構成される。
【0042】ここで、機器(1)1のRFリーダ64は
図1に示した非接触ICインターフェース2に対応す
る。また、機器(2)4のRFタグ69は図1に示した
非接触ICインターフェース5に対応する。
【0043】このように構成された機器(1)1および
機器(2)4における、機器(1)1による機器(2)
4のプロトコル一覧の取得動作を以下に説明する。
【0044】図6において、機器(1)1のCPU61
はROM62に格納された制御プログラムをRAM63
を用いて動作させて、機器(2)4のCPU66はRO
M67に格納された制御プログラムをRAM68を用い
て動作させて、以下の動作をさせる。
【0045】機器(1)1のCPU61は、RFリーダ
64を介してネットワーク内の所定通信エリア内の機器
(2)4に対して対応するプロトコル情報を記述したプ
ロトコル一覧70を要求する。
【0046】機器(2)4のプロトコル一覧70は、対
応するプロトコル情報が記述されている。そこで、機器
(2)4のCPU66は、RFタグ69を介してネット
ワーク内の所定通信エリア内の機器(1)1に対して対
応するプロトコル情報を記述したプロトコル一覧70を
転送する。
【0047】機器(1)1のCPU61は、RFリーダ
64を介して、機器(2)4から対応するプロトコル情
報を記述したプロトコル一覧70を取得する。機器
(1)1のCPU61は、IEEE802.11bイン
ターフェース3を介して、送信信号処理および受信信号
処理を行う。機器(1)1のCPU61は、試し通信手
段を介して、IEEE802.11bインターフェース
3を用いて試し通信を行う。機器(1)1のCPU61
は、通信手段を介して、試し通信が可能であったとき
に、RFリーダ64により取得されたプロトコル一覧7
0に記述されたプロトコル情報のプロトコルで通信を行
う。
【0048】また、機器(2)4のCPU66は、ブル
ーツース(Bluetooth)インターフェース6お
よびIEEE802.11bインターフェース7を介し
て、送信信号処理および受信信号処理を行う。機器
(2)4のCPU66は、通信手段を介して、プロトコ
ル一覧70に記述されたプロトコル情報のプロトコルで
通信を行う。
【0049】これにより、機器(2)4が対応している
プロトコル情報によりブルーツース(Bluetoot
h)インターフェース6およびIEEE802.11b
インターフェース7のうち、機器(1)1のCPU61
により試し通信が可能であったIEEE802.11b
インターフェース3のプロトコルを用いて、機器(2)
4のIEEE802.11bインターフェース7との間
で、機器(1)1のCPU61は、通信を行うことがで
きる。
【0050】[動作を示すフローチャート]図7は、動
作を示すフローチャートである。図7において、ステッ
プS1で、機器(1)1が相手機器(2)4のプロトコ
ル一覧を取得する。ステップS2で、機器(1)1が相
手機器(2)4のプロトコル一覧がまだ見つかっていな
いか判断する。ステップS2で機器(1)が相手機器
(2)4のプロトコル一覧が見つかったときは、ステッ
プS3で、相手機器(2)4のプロトコル一覧から相手
機器(2)4が自機器(1)1と対応しているプロトコ
ルを備えているかを調べる。
【0051】ステップS4で、自機器(1)1が対応し
ているプロトコルか否かを判断する。ステップS4で自
機器(1)1が対応しているプロトコルであるときは、
ステップS5で、機器(1)1は、試し通信をしてみて
確認する。ステップS6で、自機器(1)1が対応して
いるインターフェースであるか否かを判断する。ステッ
プS6で自機器(1)1が対応しているインターフェー
スであるときは、ステップS7で、機器(1)1は、機
器(2)4との間で見つかったプロトコルで通信を行
う。
【0052】ステップS4で自機器が対応しているプロ
トコルでないとき、ステップS6で自機器が対応してい
るインターフェースでないときは、終了する。
【0053】上述したように、機器(1)1が機器
(2)4と他のプロトコルで通信をしたいときは、機器
(1)1が機器(2)4のプロトコル情報を取得して、
機器(1)1の対応しているプロトコルの<upnp>
エレメントを検索する。機器(2)4のプロトコル情報
の中にプロトコルの<upnp>エレメントが見つかれ
ば、機器(1)1はその中に書かれているアドレスの<
uuid>に対してIEEE802.11bインターフ
ェースを用いて試し通信を試み、成功すれば、それ以降
<upnp>プロトコルを用いて機器(1)1は、機器
(2)4との間で通信を行うことができる。
【0054】もし、プロトコルが一致していてもインタ
ーフェースが一致しない場合は、通信できない可能性が
あるが、その場合は機器(1)1が他のインターフェー
スを持っているときは、インターフェースを変えて試し
通信を試み、それでも通信できない場合は、優先順位に
基づいて順次プロトコルを切り替えて、他のプロトコル
について同様に試し通信を試みる。
【0055】なお、ここでは、プロトコルの<blue
tooth>エレメントおよび<upnp>エレメント
の記述例を示したが、これに限らず、他のプロトコルに
ついても同様に記述しそれを調べることによって適用す
ることができる。
【0056】上述した本実施の形態によれば、他のプロ
トコルを起動する仕組みを用意することにより、プロト
コルの役割分担をすることができ、機器が複数のプロト
コルに対応しているとき、その優先順位を記述しておく
ことにより、最適なプロトコルを用いて通信を行うこと
ができる。
【0057】また、プロトコルの種類だけを記述すれば
よいので、それぞれのプロトコルにおける細かい規約は
それぞれのプロトコルにまかせることができる。
【0058】上述した本実施の形態では、RFタグに記
述された相手機器情報をRFリーダを用いて読み取る例
を示したが、これに限らず、他の非接触ICインターフ
ェースを用いて相手機器情報を読み取るようにしてもよ
い。以下に、赤外線インターフェースを用いて相手機器
情報を読み取る実施の形態の例を説明する。
【0059】図8は、赤外線インターフェースを用いた
機器1による機器2のネットワークへのアクセスポイン
ト接続のためのパラメータ取得を示す図である。図8
は、ネットワーク85へのアクセスポイント接続により
ネットワークに対して通信を行うインフラストラクチャ
モードを示すものである。インフラストラクチャモード
は、ある機器がネットワークに接続されているいずれか
の機器との間で通信を行うモードである。
【0060】図8において、機器(1)1は、機器
(1)1の制御を司るCPU61と、機器(1)1の制
御プログラムを格納するROM62と、機器(1)1の
制御データを格納するRAM63と、非接触により後述
するパラメータ83を機器(2)4から取得可能な赤外
線インターフェース81と、バス65と、IEEE80
2.11b規格による無線通信が可能なIEEE80
2.11bインターフェース3とを有して構成される。
【0061】機器(2)4は、ネットワーク85へのI
EEE802.11b規格による無線通信が可能なIE
EE802.11bアクセスポイント84と、非接触に
より後述するパラメータ83を機器(1)1へ転送可能
な赤外線インターフェース82とを有して構成される。
ここで、機器(2)4は、機器(1)1と赤外線インタ
ーフェースを介して通信可能な周辺機器としてのペリフ
ェラルであってもよい。
【0062】ここで、機器(1)1の赤外線インターフ
ェース81は図1に示した非接触ICインターフェース
2に対応する。また、機器(2)4の赤外線インターフ
ェース82は図1に示した非接触ICインターフェース
5に対応する。
【0063】このように構成された機器(1)1および
機器(2)4における、機器(1)1による機器(2)
4の後述するパラメータ83の取得動作を以下に説明す
る。
【0064】図8において、機器(1)1のCPU61
はROM62に格納された制御プログラムをRAM63
を用いて動作させて、以下の動作をさせる。
【0065】機器(1)1のCPU61は、赤外線イン
ターフェース81を介してネットワーク85へのアクセ
スポイントに接続するために所定通信エリア内の機器
(2)4に対して対応するネットワーク85へのアクセ
スポイント接続のための情報を記述したパラメータ83
を要求する。
【0066】機器(2)4のパラメータ83は、対応す
るネットワーク85へのアクセスポイント接続のための
情報が記述されている。そこで、機器(2)4は、赤外
線インターフェース82を介してネットワーク内の所定
通信エリア内の機器(1)1に対して対応するネットワ
ーク85へのアクセスポイント接続のための情報を記述
したパラメータ83を転送する。
【0067】機器(1)1のCPU61は、赤外線イン
ターフェース81を介して、機器(2)4から対応する
ネットワーク85へのアクセスポイント接続のための情
報を記述したパラメータを取得する。機器(1)1のC
PU61は、IEEE802.11bインターフェース
3を介して、送信信号処理および受信信号処理を行う。
機器(1)1のCPU61は、通信設定手段を介して、
IEEE802.11bインターフェース3へのパラメ
ータの設定を行う。機器(1)1のCPU61は、通信
手段を介して、試し通信が可能であったときに、赤外線
インターフェース81により取得されたパラメータに記
述されたネットワーク85へのアクセスポイント接続の
ための情報の通信設定を行う。パラメータ83は、通信
プロトコルを設定するための具体的な通信条件を設定す
るための情報である。
【0068】ここで、機器(1)1のCPU61は、機
器(2)4のIEEE802.11bアクセスポイント
84を介して、ネットワーク85へのアクセスを行う。
機器(1)1のCPU61は、機器(2)4のIEEE
802.11bアクセスポイント84を介して、ネット
ワーク85に対して通信を行う。機器(2)4は、例え
ば、ネットワーク85に接続されている端末装置へのダ
イヤルアップ手段であってもよい。また、機器(2)4
は、例えば、ネットワーク85としてのインターネット
に接続されているサーバの内容を閲覧可能なインターネ
ットエクスプローラであってもよい。
【0069】これにより、機器(2)4が対応している
パラメータ情報により、機器(1)1のCPU61によ
り試し通信が可能であったIEEE802.11bイン
ターフェース3のパラメータを用いて通信設定を行っ
て、機器(2)4のIEEE802.11bアクセスポ
イント84を介して、機器(1)1のCPU61は、ネ
ットワーク85に対して通信を行うことができる。
【0070】[ネットワークへのアクセスポイント接続
のためのパラメータの記述ファイル]図9は、機器
(1)1の非接触ICインターフェース2および機器
(2)4の非接触ICインターフェース5の非接触IC
カードに記述されるネットワーク85へのアクセスポイ
ント接続のためのパラメータの記述ファイルを示す図で
ある。
【0071】図9において、ネットワーク85へのアク
セスポイント接続のためのパラメータの記述ファイル
は、以下のように構成される。まず、<accessP
oint>エレメントは、この中にネットワーク85へ
のアクセスポイント接続のためのパラメータに関する情
報が書かれていて、タイトルがローカルネットであるこ
とを示している。次に、91に示すように、<802.
11b>エレメントは、機器(1)1が、機器(2)4
のIEEE802.11bアクセスポイント84を介し
てIEEE802.11b規格に準拠した通信を行う際
に、ネットワーク85へのアクセスポイント接続のため
のパラメータとして、このネットワーク上の通信グルー
プの識別番号として<essid(service s
et identification>0000、およ
び電話線と同等の暗号設定・解読キーとして<wep
(wire equivalent privacy)
key>samplが設定されることを示している。こ
れにより、機器(1)1は、このパラメータ91を用い
て、機器(2)4のIEEE802.11bアクセスポ
イント84を介して、ネットワーク85に接続してIE
EE802.11b規格の通信を行うことができる。
【0072】[ネットワークへのアクセスポイント接続
のためのパラメータ取得動作を示すフローチャート]図
12は、ネットワークへのアクセスポイント接続のため
のパラメータ取得動作を示すフローチャートである。図
12の動作の主体は機器(1)1のCPU61である。
【0073】図12において、ステップS11で、ネッ
トワークへのアクセスポイント接続のためのパラメータ
を要求する。具体的には、機器(1)1のCPU61
は、赤外線インターフェース81を介してネットワーク
85へのアクセスポイントに接続するために所定通信エ
リア内の機器(2)4に対して対応するネットワーク8
5へのアクセスポイント接続のための情報を記述したパ
ラメータ83を要求する。機器(2)4のパラメータ8
3は、対応するプロトコルネットワーク85へのアクセ
スポイント接続のための情報が記述されている。
【0074】ステップS12で、ネットワークへのアク
セスポイント接続のためのパラメータを受け取る。具体
的には、機器(2)4は、赤外線インターフェース82
を介してネットワーク内の所定通信エリア内の機器
(1)1に対して対応するネットワーク85へのアクセ
スポイント接続のための情報を記述したパラメータ83
を転送する。機器(1)1のCPU61は、赤外線イン
ターフェース81を介して、機器(2)4から対応する
ネットワーク85へのアクセスポイント接続のための情
報を記述したパラメータを取得する。
【0075】ステップS13で、受け取ったパラメータ
を用いてネットワークの設定を行う。具体的には、機器
(1)1のCPU61は、IEEE802.11bイン
ターフェース3を介して、送信信号処理および受信信号
処理を行う。機器(1)1のCPU61は、通信設定手
段を介して、IEEE802.11bインターフェース
3へのパラメータの設定を行う。機器(1)1のCPU
61は、通信手段を介して、試し通信が可能であったと
きに、赤外線インターフェース81により取得されたパ
ラメータに記述されたネットワーク85へのアクセスポ
イント接続のための情報の通信設定を行う。
【0076】ステップS14で、設定されたネットワー
クで通信を行う。具体的には、機器(1)1のCPU6
1は、機器(2)4のIEEE802.11bアクセス
ポイント84を介して、ネットワーク85へのアクセス
を行う。機器(1)1のCPU61は、機器(2)4の
IEEE802.11bアクセスポイント84を介し
て、ネットワーク85に対して通信を行う。
【0077】これにより、機器(2)4が対応している
パラメータ情報によりIEEE802.11bインター
フェース7のうち、機器(1)1のCPU61により試
し通信が可能であったIEEE802.11bインター
フェース3のパラメータを用いて通信設定を自動的に行
って、機器(2)4のIEEE802.11bアクセス
ポイント84を介して、機器(1)1のCPU61は、
ネットワーク85に対して通信を行うことができる。
【0078】図10は、赤外線インターフェースを用い
た機器1による機器2のローカルネットワークの機器接
続のためのパラメータ取得を示す図である。図10は、
ローカルネットワークの接続機器に対して通信を行うア
ドホックモードを示すものである。アドホックモード
は、ローカルネットワークに対等で主従の関係のないよ
うに接続された1対1の機器間でピアツーピア通信を行
うモードである。
【0079】図10において、機器(1)1は、機器
(1)1の制御を司るCPU61と、機器(1)1の制
御プログラムを格納するROM62と、機器(1)1の
制御データを格納するRAM63と、非接触により後述
するパラメータ103を機器(2)4から取得可能な赤
外線インターフェース101と、バス65と、IEEE
802.11b規格による無線通信が可能なIEEE8
02.11bインターフェース3とを有して構成され
る。
【0080】機器(2)4は、機器(2)4の制御を司
るCPU66と、機器(2)4の制御プログラムを格納
するROM67と、機器(2)4の制御データを格納す
るRAM68と、非接触により後述するパラメータ10
3を機器(2)4から取得可能な赤外線インターフェー
ス102と、バス65と、IEEE802.11b規格
による無線通信が可能なIEEE802.11bインタ
ーフェース7とを有して構成される。
【0081】ここで、機器(1)1の赤外線インターフ
ェース101は図1に示した非接触ICインターフェー
ス2に対応する。また、機器(2)4の赤外線インター
フェース102は図1に示した非接触ICインターフェ
ース5に対応する。機器(1)1および機器(2)4
は、IEEE802.11b規格による無線通信が可能
なローカルネットワークを構成している。
【0082】このように構成された機器(1)1および
機器(2)4における、機器(1)1による機器(2)
4の後述するパラメータ103の取得動作を以下に説明
する。
【0083】図10において、機器(1)1のCPU6
1はROM62に格納された制御プログラムをRAM6
3を用いて動作させて、機器(2)4のCPU66はR
OM67に格納された制御プログラムをRAM68を用
いて動作させて、以下の動作をさせる。
【0084】機器(1)1のCPU61は、赤外線イン
ターフェース101を介してローカルネットワークの所
定通信エリア内の機器(2)4接続のための情報を記述
したパラメータ103を要求する。
【0085】機器(2)4のパラメータ103は、対応
するローカルネットワークの機器接続のための情報が記
述されている。そこで、機器(2)4は、赤外線インタ
ーフェース102を介してローカルネットワーク内の所
定通信エリア内の機器(1)1に対して対応するローカ
ルネットワークの機器接続のための情報を記述したパラ
メータ103を転送する。
【0086】機器(1)1のCPU61は、赤外線イン
ターフェース101を介して、機器(2)4から対応す
るローカルネットワークの機器接続のための情報を記述
したパラメータを取得する。機器(1)1のCPU61
は、IEEE802.11bインターフェース3を介し
て、送信信号処理および受信信号処理を行う。機器
(1)1のCPU61は、通信設定手段を介して、IE
EE802.11bインターフェース3へのパラメータ
の設定を行う。機器(1)1のCPU61は、通信手段
を介して、試し通信が可能であったときに、赤外線イン
ターフェース101により取得されたパラメータに記述
されたローカルネットワークの機器接続のための情報の
通信設定を行う。パラメータ103は、通信プロトコル
を設定するための具体的な通信条件を設定するための情
報である。
【0087】ここで、機器(2)4のCPU66は、I
EEE802.11bインターフェース7を介して、送
信信号処理および受信信号処理を行う。機器(2)4の
CPU66は、通信設定手段を介して、IEEE80
2.11bインターフェース7へのパラメータの設定を
行う。機器(2)4のCPU66は、通信手段を介し
て、試し通信が可能であったときに、赤外線インターフ
ェース102により転送されたパラメータに記述された
ローカルネットワークの機器接続のための情報の通信設
定を行う。
【0088】これにより、機器(2)4が対応している
パラメータ情報によりIEEE802.11bインター
フェース7のうち、機器(1)1のCPU61により試
し通信が可能であったIEEE802.11bインター
フェース3のパラメータを用いて通信設定を行って、機
器(1)1のCPU61は、ローカルネットワークの接
続機器(2)4とIEEE802.11b規格の通信を
行うことができる。
【0089】[ローカルネットワークの機器接続のため
のパラメータの記述ファイル]図11は、機器(1)1
の非接触ICインターフェース2および機器(2)4の
非接触ICインターフェース5の非接触ICカードに記
述されるローカルネットワークの機器接続のためのパラ
メータの記述ファイルを示す図である。
【0090】図11において、ローカルネットワークの
機器接続のためのパラメータの記述ファイルは、以下の
ように構成される。まず、<Local Networ
k>エレメントは、この中にローカルネットワークの機
器接続のためのパラメータに関する情報が書かれてい
て、タイトルがローカルネットであることを示してい
る。次に、111に示すように、<802.11b>エ
レメントは、機器(1)1が、ローカルネットに接続さ
れた機器(2)4とIEEE802.11b規格に準拠
した通信を行う際に、ローカルネットワークの機器接続
のためのパラメータとして、このローカルネットワーク
上の通信グループの識別番号として<essid(se
rvice set identification>
0000、および電話線と同等の暗号設定・解読キーと
して<wep(wire equivalent pr
ivacy)key>samplが設定されることを示
している。これにより、機器(1)1は、このパラメー
タ111を用いて、ローカルネットワークに接続された
機器(2)4とIEEE802.11b規格の通信を行
うことができる。
【0091】[ローカルネットワークの機器接続のため
のパラメータ取得動作を示すフローチャート]図13
は、ローカルネットワークの機器接続のためのパラメー
タ取得動作を示すフローチャートである。図13の動作
の主体は機器(1)1のCPU61である。
【0092】図13において、ステップS21で、ロー
カルネットワークの機器接続のためのパラメータを要求
する。具体的には、機器(1)1のCPU61は、赤外
線インターフェース101を介してローカルネットワー
クの機器に接続するために所定通信エリア内の機器
(2)4に対してローカルネットワークの機器接続のた
めの情報を記述したパラメータ103を要求する。機器
(2)4のパラメータ103は、ローカルネットワーク
の機器接続のための情報が記述されている。
【0093】ステップS22で、ローカルネットワーク
の機器接続のためのパラメータを受け取る。具体的に
は、機器(2)4は、赤外線インターフェース102を
介してローカルネットワーク内の所定通信エリア内の機
器(1)1に対してローカルネットワークの機器接続の
ための情報を記述したパラメータ103を転送する。機
器(1)1のCPU61は、赤外線インターフェース1
01を介して、機器(2)4からローカルネットワーク
の機器接続のための情報を記述したパラメータを取得す
る。
【0094】ステップS23で、受け取ったパラメータ
を用いてローカルネットワークの設定を行う。具体的に
は、機器(1)1のCPU61は、IEEE802.1
1bインターフェース3を介して、送信信号処理および
受信信号処理を行う。機器(1)1のCPU61は、通
信設定手段を介して、IEEE802.11bインター
フェース3へのパラメータの設定を行う。機器(1)1
のCPU61は、通信手段を介して、試し通信が可能で
あったときに、赤外線インターフェース81により取得
されたパラメータに記述されたローカルネットワークの
機器接続のための情報の通信設定を行う。
【0095】ステップS24で、設定されたローカルネ
ットワークの機器と通信を行う。具体的には、機器
(1)1のCPU61は、ローカルネットワークの機器
(2)4に対してアクセスを行う。機器(1)1のCP
U61は、ローカルネットワークの機器(2)4と通信
を行う。
【0096】これにより、機器(2)4が対応している
パラメータ情報によりIEEE802.11bインター
フェース7のうち、機器(1)1のCPU61により試
し通信が可能であったIEEE802.11bインター
フェース3のパラメータを用いて通信設定を自動的に行
って、ローカルネットワークの機器(2)4との間で、
機器(1)1のCPU61は、通信を行うことができ
る。
【0097】上述した本実施の形態によれば、赤外線イ
ンターフェースおよび他のネットワークによる通信イン
ターフェースを有する機器において、ネットワークによ
る通信インターフェースを用いてネットワークに接続す
る際に必要な情報を赤外線インターフェースを用いて情
報を得ることにより、ネットワークに接続する通信設定
を自動的に行うことができる。
【0098】従来は、IEEE802.11b規格の通
信や、ブルーツース(Bluetooth)による無線
通信のネットワークを形成する際に、必要な情報をオペ
レータが入力する必要があり、それらの情報は文字の羅
列などでわかりにくく、そのために入力間違いがあり、
設定のための動作が煩雑であり、ネットワークにある程
度の知識を必要としていたが、これにより、手作業で必
要な情報を入力する必要がなく、ネットワークの設定を
自動的に行うことができる。
【0099】また、設定するためにそのネットワークに
対する知識や操作法などをあらかじめオペレータが学習
する必要がなく、赤外線インターフェースを用いて必要
な情報を得るだけで、自動的に設定を行うことができ
る。
【0100】なお、上述した記述ファイルは、XML
(extensible markup langua
ge)を用いてもよい。
【0101】また、上述した本実施の形態では、パラメ
ータ情報によりIEEE802.11b規格の通信を行
う例を示したが、これに限らず、ブルーツース(Blu
etooth)による無線通信に適用するようにしても
よい。この場合には、非接触ICカードに記述される情
報が適用されるその通信規格のネットワークに対応する
ように変更されるものとすることはいうまでもない。
【0102】[IEEE802.11による無線LAN
の構成]相互に直接通信できる無線端末装置でセルが構
成される。それぞれの無線端末装置はIEEE802.
11形式の固有のID番号からなるアドレスが与えられ
ている。複数のセルを分散ネットワークで接続し、それ
によって間接的に通信可能な無線端末装置の集合を拡張
セルと呼ぶ。セルと分散ネットワークは集中制御局によ
って接続されている。他のIEEE802.11規格の
LANとの通信は接続装置によって行われる。
【0103】IEEE802.11による無線LANの
プロトコル(通信手順)の階層モデルは、最下層の物理
層としては、直接拡散方式(DS−SS)、周波数ホッ
ピング方式(FH)、直交周波数分割多重方式(OFD
M)および赤外線(IR)の仕様が規定されている。物
理層の上部には、これら4種類の伝送媒体に対して同一
のアクセス制御を行うために、伝送媒体吸収層を有する
アクセス制御層が設けられる。
【0104】上述したプロトコル階層で、アクセス制御
層は分散制御および集中制御の機能を有する。分散制御
の主な機能は、非同期パケット伝送、通信制御、セキュ
リティなどである。基本的なアクセス制御方式はCSM
A/CAを用いる。データ転送の手順は、RTS(re
quest to send、送信要求)、CTS(c
lear to send、送信可)、データ伝送、そ
してACK(acknowledgement、送達確
認)である。集中制御の機能としては、各端末装置の送
信タイミングの調整、遅延時間制限付伝送、および無線
端末装置が電池動作の場合を考慮した電力管理などがあ
る。
【0105】IEEE802.11によるパケット形式
は、無線ヘッダとアクセス制御パケットからなる。無線
ヘッダは、プリアンブル、フレーム同期、信号、サービ
ス、MACフレーム長、ヘッダ検査(CRC16)から
構成される。アクセス制御パケットは、制御パケット
(RTS、CTS)と、一般的なアクセス制御層のパケ
ットとから構成される。制御パケット(RTS)は、フ
レーム制御、媒体占有時間、宛先アドレス、発信アドレ
ス、フレーム検査(CRC32)から構成される。制御
パケット(CTS)は、フレーム制御、媒体占有時間、
宛先アドレス、フレーム検査(CRC32)から構成さ
れる。一般的なアクセス制御層のパケットは、フレーム
制御、媒体占有時間、セルID、宛先アドレス、発信ア
ドレス、シーケンス番号、フラグメント番号、アドレ
ス、情報フィールド、フレーム検査(CRC32)から
構成される。
【0106】[ブルーツース(Bluetooth)に
よる無線通信部]一般的に、ブルーツース(Bluet
ooth)による無線通信部を備えた電子機器のマスタ
は、ブルーツース(Bluetooth)の無線通信回
線を介してスレーブと接続されている。マスタは、一般
的に、Bluetooth送受信部として、Bluet
ooth規格による無線伝送信号を受信し送信するため
のアンテナと、受信し送信するBluetooth規格
による無線伝送信号を高周波信号処理するRF部と、リ
ンク確立や制御を行うベースバンド信号処理を行うベー
スバンドコントローラ部と、データの分割および組立、
フロー制御などのデータ転送に関する制御を行うCPU
と、制御データを格納するSRAMや仕様に応じた各種
パラメータを格納するフラッシュメモリなどからなるメ
モリとを有して構成される。
【0107】また、この他にも、マスタは、ホストコン
トローラとのインターフェースを行うパス制御部と、各
種表示を行う表示部と、入力操作を行うボタンと、音声
を出力するスピーカと、音声を入力するマイクとを有し
て構成されている。このような一般的なBluetoo
th送受信部は、送受信に用いられる。なお、スレーブ
も同様のBluetooth送受信部を有している。
【0108】近距離無線データ通信方式としてのBlu
etooth規格では、例えば、2.4GHz帯の周波
数帯域を用いて、64kbps〜1Mbpsまでのデー
タ転送速度を用いることができるものである。
【0109】なお、上述した本実施の形態では、通信装
置の間の伝送をBluetooth規格、IEEE80
2.11b規格による近距離無線伝送を行う例を示した
が、これに限らず、ワイヤレスIEEE1394規格の
無線伝送を行う場合に適用しても良い。
【0110】以下、RFタグおよびRFリーダについて
説明する。 [RFタグの構成]RFタグに適用されるワイヤレスタ
グは、13.56MHzの周波数を用いて、タグとRF
リーダとの通信を可能とするものであって、特に、6層
もしくは7層構造のタグ1の構造を簡略化するものであ
る。
【0111】プラスティック材には、アンテナインダク
タンスを形成するコイル部が形成され、コイル部は3層
構造からなるコンデンサ部と接続され、さらに、コンデ
ンサ部にIC(集積回路)が実装されている。
【0112】さらに、コンデンサ部はプラスティック材
にて補強され、プラスティック材の装置の基体に貼着す
る一方の面側に両面接着剤が剥離紙により被覆されて構
成されており、RFタグを装置の基体に貼着する際に
は、この剥離紙を剥離することにより、両面接着剤によ
りRFタグが装置の基体に貼着される。
【0113】また、プラスティック材の両面接着剤5が
貼着された面とは反対側の他方の面側、すなわち装置の
基体に貼着したとき表面となる面には、プラスティック
材に両面接着剤が塗布され、さらにこの両面接着剤がコ
ート紙により被覆されて構成されており、コート紙面上
が記入面となっている。この結果、RFタグの構造は、
全部で6層構造、部分的には7層構造となっている。
【0114】[RFタグのブロックダイヤグラム]アン
テナは、後述するRFリーダからの電波を受信し、受信
した電波に対応する信号を同調回路および電源回路に供
給するようになされている。同調回路は、アンテナより
供給された信号から、RFタグとRFリーダとの間の通
信に用いられる搬送波周波数を抽出するようになされて
いる。
【0115】増幅回路は、入力された信号を所定のレベ
ルにまで増幅した後、出力するようになされている。復
調回路は、搬送波周波数に変調された信号を復調し、対
応する所定のデータに変換するようになされている。通
信制御回路は、データの送受信を切り替えられるように
なされている。CPUは、ROMに記憶された制御プル
グラムに従って各部を制御するようになされている。ま
た、通信制御回路を介して供給されたデータのうち、記
憶しておく必要のあるデータを適宜、EEPROM(E
lectrically Erasable and
Programmable ROM)に供給するように
なされている。
【0116】EEPROMは、CPUより供給されたデ
ータを記憶するようになされている。変調回路は、通信
制御回路より供給されたデータを搬送波周波数の信号に
変調し、出力するようになされている。増幅回路は、変
調回路より供給された搬送波周波数に変調された信号
を、通信に必要なレベルにまで増幅するようになされて
いる。そして、アンテナは、増幅回路によって増幅され
た搬送波周波数の信号を電波によって送信するようにな
されている。
【0117】次に、このように構成されたタグの動作を
説明する。まず、RFリーダから送信された電波を受信
し、それをEEPROMに記憶させる場合の処理手順に
ついて説明する。アンテナによって受信されたRFリー
ダからの電波は、対応する電気信号に変換され、同調回
路に供給される。同調回路は、アンテナより供給された
信号のうち、所定の搬送波周波数に対応する信号だけ抽
出し、増幅回路に供給する。増幅回路は、同調回路より
供給された信号を所定のレベルにまで増幅した後、復調
回路に供給する。
【0118】復調回路は、増幅回路より供給された信号
を復調し、通信制御回路に供給する。通信制御回路は、
この場合、受信モードに切り替えられており、復調回路
より供給された信号をディジタルのデータに変換した
後、CPUに供給する。通信制御回路よりCPUに供給
されたデータは、CPUにより記憶しておくべきデータ
であるか否かが判定され、判定の結果に基づいて、適
宜、EEPROMに供給され、記憶される。
【0119】アンテナより供給された電気信号は、電源
回路にも供給される。ここでは、RFリーダから送信さ
れる搬送波との電磁結合により、エネルギーが取り出さ
れ、必要な電力が各部に供給される。このように、RF
タグには、外部から電源が供給される。
【0120】次に、通信制御回路より供給されたRFリ
ーダからのデータ(コマンド)が、EEPROMに記憶
されているデータの伝送要求である場合の動作について
説明する。CPUは、通信制御回路を介してデータの送
信要求に対応するデータ(コマンド)を受信すると、E
EPROMから、そこに記憶されているデータを読み出
して、読み出したデータを通信制御回路に供給する。通
信制御回路は、動作モードを送信モードに切り替え、C
PUより供給されたデータを変調回路に供給する。
【0121】変調回路は、通信制御回路より供給された
信号を搬送波周波数に変調し、増幅回路に供給する。増
幅回路は、変調回路より供給された信号を、通信に必要
なレベルにまで増幅する。増幅回路によって増幅された
信号は、アンテナを介して送信される。
【0122】[RFリーダのブロックダイアグラム]ア
ンテナは、RFタグに対して所定の信号を送信したり、
RFタグとの間の通信を行うために、所定の搬送波の送
受信を行うようになされている。また、RFタグに対し
て電源を供給するための磁界を発生するようにもなされ
ている。
【0123】同調回路は、アンテナより供給された信号
から、RFタグとRFリーダとの間の通信に用いられる
搬送波周波数を抽出するようになされている。増幅回路
は、入力された信号を所定のレベルにまで増幅した後、
出力するようになされている。復調回路は、搬送波周波
数に変調された信号を復調し、所定のデータに変換する
ようになされている。通信制御回路は、データの送受信
を切り替えられるとともに、通信を制御するようになさ
れている。CPUは、ROMに記憶された制御プルグラ
ムに従って各部を制御するようになされている。また、
通信制御回路を介して供給されたデータを適宜、RAM
に供給するようになされている。
【0124】RAMは、CPUより供給されたデータを
記憶するようになされている。変調回路は、通信制御回
路より供給されたデータを搬送波周波数の信号に変調
し、出力するようになされている。増幅回路は、変調回
路より供給された搬送波周波数に変調された信号を、通
信に必要なレベルにまで増幅するようになされている。
そして、アンテナは、増幅回路によって増幅された搬送
波周波数の信号を電波によって送信するようになされて
いる。
【0125】次に、このように構成されたRFリーダの
動作を説明する。まず、RFタグから送信された電波を
受信する場合の動作について説明する。アンテナによっ
て受信されたRFタグからの電波は、対応する電気信号
に変換され、同調回路に供給される。同調回路は、アン
テナより供給された信号のうち、所定の搬送波周波数に
対応する信号だけ抽出し、増幅回路に供給する。増幅回
路は、同調回路より供給された信号を所定のレベルにま
で増幅した後、復調回路に供給する。
【0126】復調回路は、搬送波周波数に変調された信
号を復調し、通信制御回路に供給する。通信制御回路
は、受信モードに切り替えられ、復調回路より供給され
た信号をディジタルのデータに変換した後、CPUに供
給する。CPUは、通信制御回路より供給されたデータ
を一旦RAMに記憶させる。その後、通信線を介して図
示しない外部回路に伝送する。
【0127】次に、データ伝送要求が発生し、RFリー
ダからRFタグに対して、所定のデータを伝送する場合
の動作について説明する。その場合、必要に応じて、通
信線を介して、外部回路からCPUに対して、RFタグ
に記憶させたいデータ等が伝送される。CPUは、通信
線を介して供給されたデータまたはRAMに記憶されて
いるデータを通信制御回路に供給する。
【0128】通信制御回路は、CPUより供給されたデ
ータをアナログの信号に変換した後、変調回路に供給す
る。変調回路は、通信制御回路より供給された信号を所
定の搬送波周波数に変調し、増幅回路に供給する。増幅
回路は、変調回路より供給された信号を、通信に必要な
レベルにまで増幅した後、アンテナを介して送信する。
【0129】アンテナを介して送信された信号は、RF
タグのアンテナによって受信され、上述したようにし
て、EEPROMに書き込まれる。このようにして、R
FタグとRFリーダとの間でデータの送受信を行うこと
ができる。
【0130】[相互電磁誘導結合の説明]RFタグのア
ンテナがコイルで構成され、RFリーダのアンテナがコ
イルで構成されている例を示す。そして、RFタグのコ
イルとRFリーダのコイルとは、相互電磁誘導結合する
ようになされている。
【0131】RFタグにおいては、コイルで直列にダイ
オードが接続され、このダイオードにはさらに抵抗とコ
ンデンサが、コイルと共振回路を構成するように接続さ
れている。この共振回路により、同調回路が構成されて
いる。
【0132】コンデンサには、抵抗とFET(Fiel
d Effect Transister)の直列回路
が並列に接続されている。FETのゲートは、ゲートシ
ーケンサにより制御されるようになされている。ダイオ
ードの一端はまた、コンデンサを介して、ゲートシーケ
ンサに接続されていると共に、電源回路にも接続されて
いる。一方、リーダーライター側においては、コイルに
並列に発振回路と復調回路とが接続されている。
【0133】この構成例においては、RFタグ側には、
データ伝送のための発振回路が設けられておらず、デー
タの伝送は、ゲートシーケンサがFETのインピーダン
スを送信データに対応して変化させることで行われる。
このとき、コイルの両端から、FETの向きのインピー
ダンスが変化し、その結果、誘導結合しているRFリー
ダのコイルのインピーダンスも変化する。復調回路は、
このコイルの両端の電流および電圧の変動を検出し、R
Fリーダからの信号を復調する。
【0134】RFリーダからデータを送信する場合に
は、データに対して発振回路の発振する周波数が変化さ
れる。この変化が、RFリーダのコイルからRFタグの
コイルに誘導結合により伝達され、その信号がコンデン
サを介して、ゲートシーケンサに入力される。ゲートシ
ーケンサは、これによりRFリーダからの信号を受信す
ることができる。
【0135】上述したように、RFタグとRFリーダと
の通信には、電磁誘導および相互インダクタンス結合の
原理が用いられるが、これはRFタグへの電力供給方法
として電磁誘導による誘導電流がRFタグのコイル部に
誘起されることで実現している。
【0136】[使用状態の説明]上述したRFタグを、
デスクトップ型パーソナルコンピュータに装着し、携帯
電話やノート型パーソナルコンピュータに装着されたR
Fリーダ内のICに対してデータの転送が行われる状態
を説明する。RFタグの装着されたネットワーク内であ
るプロトコルおよび他のプロトコルで通信を行うことが
可能なデスクトップ型パーソナルコンピュータにRFリ
ーダが装着された他のプロトコルで通信を行うことが可
能な携帯電話やノート型パーソナルコンピュータがネッ
トワーク内で近接すると、携帯電話やノート型パーソナ
ルコンピュータに装着されたRFリーダがデスクトップ
型パーソナルコンピュータに装着されたRFタグから、
対応するプロトコル情報が記述されたプロトコル一覧を
取得する。携帯電話やノート型パーソナルコンピュータ
はプロトコル一覧に記述されたプロトコル情報に基づい
て試し通信を行い、試し通信が可能と確認されたプロト
コルで携帯電話やノート型パーソナルコンピュータはデ
スクトップ型パーソナルコンピュータとの間で通信を行
う。
【0137】次に、赤外線インターフェースについて説
明する。 [irDA(Infrared Data Assoc
iation)通信システム]irDA通信システム
は、赤外線インターフェースに用いるものである。ir
DA標準規格は、パーソナルコンピュータや携帯端末間
のデータ転送を目的としたirDA Data規格と、
パーソナルコンピュータやディジタル家電製品などの制
御を目的としたirDA Control規格という2
つに分類される。
【0138】irDA Data規格は、隣接する情報
機器間の1対1のデータ通信を対象とした規格である。
irDA Data規格は、これら機器間のシリアル・
パラレルケーブルを双方向の赤外線通信に置き換えるこ
とで、1m程度の短い通信距離での簡単なワイヤレス接
続を可能にする。
【0139】irDA Data規格は、赤外線送受信
部の物理的な仕様や変復調方式などの通信の基本部分を
規定した物理層規格と、機器間で透過的かつ信頼性のあ
る通信路を提供するために通信の制御を行うデータリン
ク層規格、そしてさまざまな応用を実現する上位層規格
から構成される。
【0140】データ通信を行うために必要となるいくつ
かの通信規約は、データリンク層以上で規定されてい
る。irDA Data規格のデータリンク層のプロト
コルには、irLAP(infrared link
access protocol)とirLMP(in
frared link management pr
otocol)があり、これらプロトコルの実装が必須
となっている。
【0141】irLAPは、相手局の発見、半二重不平
衡通信(一方が親局、他方が子局となり、親局が送信権
を制御する方式)の制御、通信障害の検出と回復手順、
両局間の最適通信速度の決定手順、通信パケット長な
ど、重要な通信制御のほとんどを規定している。一方、
irLMPは、確立した1本の伝送路で、上位層に対し
て複数のデータコネクションを提供する多重機能や、両
局のサービス機能の問い合わせ方法について規定してい
る。
【0142】irDA Control規格は、マウ
ス、キーボード、ジョイスティックなどパーソナルコン
ピュータ入力周辺機器の無線化や、テレビジョン受像機
やビデオレコーダーなどの家電製品のディジタル化、ネ
ットワーク化に合わせたリモートコマンダーの高機能化
を対象とした規格で、機器の制御や少量の情報交換を目
的としている。irDA Control規格は、双方
向の赤外線通信を使って、リモートコマンダーなみの長
距離、広範囲の通信領域で、1台でパーソナルコンピュ
ータやディジタル家電製品に複数台の入出力装置の接続
を実現する。なお、irDA Data規格とirDA
Control規格の通信方式は全く互換性がなく、
互いに通信はできない。
【0143】irDA Control規格も、赤外線
送受信部の物理的な仕様や変復調方式などの通信の基本
部分を規定した物理層規格と、1対Nの通信の制御を行
うデータリンク層規格から構成される。
【0144】irDA Controlシステムは、1
台のホストと、複数台のプリフェラル(最大8台)から
構成される。例えば、パーソナルコンピュータはホスト
として、マウス、キーボード、ジョイスティックなどパ
ーソナルコンピュータ入力周辺機器はペリフェラルとし
て動作する。
【0145】irDA Control規格のデータリ
ンク層は、このシステムにおいて、ホストが複数台のペ
リフェラルと同時に赤外線データ通信できるように設計
されている。ホストは各ペリフェラルに対してポーリン
グを行い、ペリフェラルの通信を制御する。各ペリフェ
ラルはホストからポールパケットを受信したときにの
み、その応答としてパケットを送信することが許可され
る。
【0146】
【発明の効果】この発明の送受信装置は、ネットワーク
内の送信装置から入力信号に送信信号処理を施して送信
を行うと共に、ネットワーク内の受信装置において受信
した信号に受信信号処理を施して出力する送受信装置に
おいて、ネットワーク内の所定通信エリア内の受信装置
に対して対応するプロトコル情報を要求するプロトコル
要求手段と、受信装置から対応するプロトコル情報を取
得するプロトコル取得手段と、送信信号処理および受信
信号処理を行うインターフェース手段と、インターフェ
ース手段を用いて試し通信を行う試し通信手段と、試し
通信手段による試し通信が可能であったときに、プロト
コル取得手段により取得されたプロトコル情報のプロト
コルで通信を行う通信手段とを備えるので、他のプロト
コルを起動する仕組みを用意することにより、プロトコ
ルの役割分担をすることができ、機器が複数のプロトコ
ルに対応しているとき、その優先順位を記述しておくこ
とにより、最適なプロトコルを用いて通信を行うことが
でき、また、プロトコルの種類だけを記述すればよいの
で、それぞれのプロトコルにおける細かい規約はそれぞ
れのプロトコルに従うことができ、簡単な動作で相手機
器が対応するプロトコル情報およびアドレスを取得し
て、対応するプロトコルで通信を行うことができる送受
信装置を提供することができるという効果を奏する。
【0147】また、この発明の送受信装置は、上述にお
いて、プロトコル情報は優先順位に対応して複数設けら
れるので、優先順位に対応して複数設けられたプロトコ
ルのうちの最適なプロトコルを用いて通信を行うことが
できるという効果を奏する。
【0148】また、この発明の送受信装置は、上述にお
いて、プロトコル情報は高い優先順位から低い優先順位
へ順に接続を切り替え可能であるので、高い優先順位か
ら低い優先順位へ順に接続を切り替えることにより、最
適なプロトコルを用いて通信を行うことができるという
効果を奏する。
【0149】また、この発明の送受信方法は、ネットワ
ーク内の送信装置から入力信号に送信信号処理を施して
送信を行うと共に、ネットワーク内の受信装置において
受信した信号に受信信号処理を施して出力する送受信方
法において、ネットワーク内の所定通信エリア内の受信
装置に対して対応するプロトコル情報を要求するプロト
コル要求ステップと、受信装置から対応するプロトコル
情報を取得するプロトコル取得ステップと、送信信号処
理および受信信号処理を行うインターフェースステップ
と、インターフェースステップを用いて試し通信を行う
試し通信ステップと、試し通信ステップによる試し通信
が可能であったときに、プロトコル取得ステップにより
取得されたプロトコル情報のプロトコルで通信を行う通
信ステップとを備えるので、他のプロトコルを起動する
仕組みを用意することにより、プロトコルの役割分担を
することができ、機器が複数のプロトコルに対応してい
るとき、その優先順位を記述しておくことにより、最適
なプロトコルを用いて通信を行うことができ、また、プ
ロトコルの種類だけを記述すればよいので、それぞれの
プロトコルにおける細かい規約はそれぞれのプロトコル
にまかせることができ、簡単な動作で相手機器が対応す
るプロトコル情報およびアドレスを取得して、対応する
プロトコルで通信を行うことができるという効果を奏す
る。
【0150】また、この発明の送受信方法は、上述にお
いて、プロトコル情報は優先順位に対応して複数設けら
れるので、優先順位に対応して複数設けられたプロトコ
ルのうちの最適なプロトコルを用いて通信を行うことが
できるという効果を奏する。
【0151】また、この発明の送受信方法は、上述にお
いて、プロトコル情報は高い優先順位から低い優先順位
へ順に接続を切り替え可能であるので、高い優先順位か
ら低い優先順位へ順に接続を切り替えることにより、最
適なプロトコルを用いて通信を行うことができるという
効果を奏する。
【0152】また、この発明の送受信システムは、ネッ
トワーク内の送信装置から入力信号に送信信号処理を施
して送信を行うと共に、ネットワーク内の受信装置にお
いて受信した信号に受信信号処理を施して出力する送受
信システムにおいて、ネットワーク内の所定通信エリア
内の受信装置に対して対応するプロトコル情報を要求す
るプロトコル要求手段と、受信装置から対応するプロト
コル情報を取得するプロトコル取得手段と、送信信号処
理および受信信号処理を行うインターフェース手段と、
インターフェース手段を用いて試し通信を行う試し通信
手段と、試し通信手段による試し通信が可能であったと
きに、プロトコル取得手段により取得されたプロトコル
情報のプロトコルで通信を行う通信手段とを有する送信
装置と、対応するプロトコル情報を記憶する記憶手段
と、ネットワーク内の所定通信エリア内の送信装置に対
して対応するプロトコル情報を転送するプロトコル転送
手段と、送信信号処理および受信信号処理を行うインタ
ーフェース手段と、記憶手段に記憶されたプロトコル情
報のプロトコルで通信を行う通信手段とを有する受信装
置とを備えるので、他のプロトコルを起動する仕組みを
用意することにより、プロトコルの役割分担をすること
ができ、機器が複数のプロトコルに対応しているとき、
その優先順位を記述しておくことにより、最適なプロト
コルを用いて通信を行うことができ、また、プロトコル
の種類だけを記述すればよいので、それぞれのプロトコ
ルにおける細かい規約はそれぞれのプロトコルに従うこ
とができ、簡単な動作で相手機器が対応するプロトコル
情報およびアドレスを取得して、対応するプロトコルで
通信を行うことができる送受信システムを提供すること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用される通信システムの構成
を示す図である。
【図2】機器1の対応するプロトコル情報を記載した記
述ファイルを示す図である。
【図3】機器2の対応するプロトコル情報を記載した記
述ファイルを示す図である。
【図4】機器2の対応するプロトコル情報を記載した他
の記述ファイルを示す図である。
【図5】動作を示すタイムチャートである。
【図6】機器1による機器2のプロトコル一覧の取得を
示す図である。
【図7】動作を示すフローチャートである。
【図8】赤外線インターフェースを用いた機器1による
機器2のネットワークへのアクセスポイント接続のため
のパラメータ取得を示す図である。
【図9】ネットワークへのアクセスポイント接続のため
のパラメータの記述ファイルを示す図である。
【図10】赤外線インターフェースを用いた機器1によ
る機器2のローカルネットワークの機器接続のためのパ
ラメータ取得を示す図である。
【図11】ローカルネットワークの機器接続のためのパ
ラメータの記述ファイルを示す図である。
【図12】ネットワークへのアクセスポイント接続のた
めのパラメータ取得動作を示すフローチャートである。
【図13】ローカルネットワークの機器接続のためのパ
ラメータ取得動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……機器1、2……非接触ICインターフェース、3
……IEEE802.11bインターフェース、4……
機器2、5……非接触ICインターフェース、6……ブ
ルーツース(Bluetooth)インターフェース、
7……IEEE802.11bインターフェース、8…
…プロトコル情報、21……プロトコル、31……プロ
トコル、32……プロトコル、41……優先順位1、4
2……プロトコル、43……優先順位2、44……プロ
トコル、45……優先順位3、46……プロトコル、6
1……CPU、62……ROM、63……RAM、64
……RFリーダ、65……バス、66……CPU、67
……ROM、68……RAM、69……RFタグ、70
……プロトコル一覧、81……赤外線インターフェー
ス、82……赤外線インターフェース、83……パラメ
ータ、84……IEEE802.11bアクセスポイン
ト、85……ネットワーク、91……パラメータ、10
1……赤外線インターフェース、102……赤外線イン
ターフェース、103……パラメータ、111……パラ
メータ
フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 卓也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K033 CB14 CB17 DA17 5K034 AA17 BB03 DD02 EE03 JJ24 LL01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク内の送信装置から入力信号
    に送信信号処理を施して送信を行うと共に、上記ネット
    ワーク内の受信装置において受信した信号に受信信号処
    理を施して出力する送受信装置において、 上記ネットワーク内の所定通信エリア内の受信装置に対
    して対応するプロトコル情報を要求するプロトコル要求
    手段と、 上記受信装置から対応するプロトコル情報を取得するプ
    ロトコル取得手段と、 上記送信信号処理および受信信号処理を行うインターフ
    ェース手段と、 上記インターフェース手段を用いて試し通信を行う試し
    通信手段と、 上記試し通信手段による試し通信が可能であったとき
    に、プロトコル取得手段により取得されたプロトコル情
    報のプロトコルで通信を行う通信手段と、 を備えることを特徴とする送受信装置。
  2. 【請求項2】 上記プロトコル情報は優先順位に対応し
    て複数設けられることを特徴とする請求項1に記載の送
    受信装置。
  3. 【請求項3】 上記プロトコル情報は高い優先順位から
    低い優先順位へ順に接続を切り替え可能であることを特
    徴とする請求項1に記載の送受信装置。
  4. 【請求項4】 ネットワーク内の送信装置から入力信号
    に送信信号処理を施して送信を行うと共に、上記ネット
    ワーク内の受信装置において受信した信号に受信信号処
    理を施して出力する送受信方法において、 上記ネットワーク内の所定通信エリア内の受信装置に対
    して対応するプロトコル情報を要求するプロトコル要求
    ステップと、 上記受信装置から対応するプロトコル情報を取得するプ
    ロトコル取得ステップと、 上記送信信号処理および受信信号処理を行うインターフ
    ェースステップと、 上記インターフェースステップを用いて試し通信を行う
    試し通信ステップと、 上記試し通信ステップによる試し通信が可能であったと
    きに、プロトコル取得ステップにより取得されたプロト
    コル情報のプロトコルで通信を行う通信ステップと、 を備えることを特徴とする送受信方法。
  5. 【請求項5】 上記プロトコル情報は優先順位に対応し
    て複数設けられることを特徴とする請求項4に記載の送
    受信方法。
  6. 【請求項6】 上記プロトコル情報は高い優先順位から
    低い優先順位へ順に接続を切り替え可能であることを特
    徴とする請求項4に記載の送受信方法。
  7. 【請求項7】 ネットワーク内の送信装置から入力信号
    に送信信号処理を施して送信を行うと共に、上記ネット
    ワーク内の受信装置において受信した信号に受信信号処
    理を施して出力する送受信システムにおいて、上記ネッ
    トワーク内の所定通信エリア内の受信装置に対して対応
    するプロトコル情報を要求するプロトコル要求手段と、 上記受信装置から対応するプロトコル情報を取得するプ
    ロトコル取得手段と、 上記送信信号処理および受信信号処理を行うインターフ
    ェース手段と、 上記インターフェース手段を用いて試し通信を行う試し
    通信手段と、 上記試し通信手段による試し通信が可能であったとき
    に、プロトコル取得手段により取得されたプロトコル情
    報のプロトコルで通信を行う通信手段と、 を有する送信装置と、 対応するプロトコル情報を記憶する記憶手段と、 上記ネットワーク内の所定通信エリア内の送信装置に対
    して対応するプロトコル情報を転送するプロトコル転送
    手段と、 上記送信信号処理および受信信号処理を行うインターフ
    ェース手段と、 上記記憶手段に記憶されたプロトコル情報のプロトコル
    で通信を行う通信手段と、 を有する受信装置と、 を備えることを特徴とする送受信システム。
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