JP2003198391A - 同一の非線形増幅器によって伝送される複数の搬送波を含む信号をクリップする方法 - Google Patents

同一の非線形増幅器によって伝送される複数の搬送波を含む信号をクリップする方法

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JP2003198391A
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    • H04L27/36Modulator circuits; Transmitter circuits
    • H04L27/366Arrangements for compensating undesirable properties of the transmission path between the modulator and the demodulator
    • H04L27/367Arrangements for compensating undesirable properties of the transmission path between the modulator and the demodulator using predistortion
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線形化手段に結合された同一の電力増幅器を
使用して複数の搬送波を伝送する方法を提供すること。 【解決手段】 線形化装置に結合された同一の電力増幅
器を使用して複数の搬送波を伝送する方法であって、搬
送波を含む合成信号が、伝送する信号の平均電力に対す
るピーク電力の比を制限するために、増幅器の入力部に
印加される前にクリップされる。各搬送波は個々にクリ
ップされ、各搬送波に対するクリッピング電力密度は、
各搬送波の電力の関数である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる搬送波を変
調する複数の信号を同時に増幅するように構成された電
力増幅器を使用して電気通信信号を伝送する方法に関
し、より詳細には、増幅器の効率を最適化するために、
複数の搬送波を変調する信号を含む合成信号が増幅器の
上流側でクリップされる、上記種類の方法に関する。
【0002】また、本発明は、無線トランスミッタ、無
線トランスミッタを備えた電気通信システムの基地局、
および無線トランスミッタを備えた移動電話ネットワー
クへの上記種類の方法の適用に関する。
【0003】
【従来の技術】関連出願の相互参照本出願は、2001
年12月11日出願のフランス特許出願第01 14
602号に基づくものであり、その開示は、参照により
その全体が本出願に組み込まれる。
【0004】増幅器は、一般に非線形挙動を示す電子素
子である。非線形挙動とは、入力信号に対して、出力信
号にしばしば歪みが生じることを意味している。そのた
めに、電気通信システムには、増幅器を線形化するため
の手段が含まれている。最も広く用いられている方法
は、増幅器入力の上流側の信号に予め歪を印加すること
からなっている。予め印加する歪(予歪)とは、予歪を
印加する前の入力信号を忠実に表す信号が増幅器の出力
に得られるような歪みのことである。予歪は、ディジタ
ル歪みであっても、あるいはアナログ歪みであっても良
い。
【0005】従来技術による増幅器を線形化するための
他の方法は、増幅器の入力信号と増幅器の出力信号を比
較することからなっている。この比較により、出力信号
に逆位相で結合される誤差信号が提供され、結合信号は
入力信号を忠実に表す。
【0006】また、伝送システムに使用される増幅器
は、電力消費を制限し、かつ、増幅器の大きさを制限す
るために、可能な最大効率を有していなければならな
い。効率とは、出力信号の電力と増幅器が消費する総電
力の比のことである。
【0007】しかしながら、出力信号には限界値あるい
は飽和値があるため、効率の高さと入力信号のダイナミ
ックレンジの広さとは両立しない。入力信号の値がどの
ような値であれ、出力信号は、この限界値を超えること
はできない。したがって、入力信号が、増幅器が飽和す
る値を超えると、効率が低下することは明らかである。
さらに、増幅器は、利得が一定の場合、最も微弱な入力
信号に対して線形挙動し、かつ、出力信号が飽和に向か
って増加すると非線形挙動し、出力電力が増加すると利
得が小さくなる。したがって上記種類の増幅器は、一般
的に飽和電力が最大ピークすなわち出力信号ピークに対
応し、かつ、平均出力電力が増幅器の線形領域内になる
ように定格化されている。dBで表される増幅器の飽和
電力と増幅器の平均動作電力の比が、「バックオフ」と
して知られる増幅器の電力マージンを構成している。通
常、dB単位の電力マージンが、入力信号の平均電力に
対する入力信号のピーク電力の比に等しい増幅器が選択
されている。この比は、一般的に平均に対するピーク比
(PAR)と呼ばれている。PARが大きくなる程、増
幅器の効率が低下する。
【0008】増幅器の入力部の信号の振幅を制限するク
リッピング方式を最大値に適用することによって増幅器
の効率が向上することは、当分野で知られている。限界
(または閾)値すなわちクリッピング半径は、増幅器が
その一部をなしている伝送システムによって伝送される
信号の最も好ましくない場合(「最悪例シナリオ」)の
関数として、つまりその信号のピーク電力と平均電力の
最大可能比の関数として決定されている。
【0009】あらゆる非線形形態の場合と同様、クリッ
ピングによって信号が減衰するだけでなく、信号がひず
む原因にもなるため、増幅器入力部の信号の品質に影響
する誘導妨害を最小化するためには、限界値は正確に選
ばなければならない。それ以上に、増幅する信号のスペ
クトル特性を妨害しないために、クリッピングのスペク
トルを制御しなければならない。スペクトル特性は、線
形化増幅器の残留欠陥を使用して得られる特性より良好
に維持しなければならない(好ましくは1桁)。
【0010】歪み欠陥および減衰欠陥は、さらに、対応
する無線規格によってしばしば定義される伝送システム
の品質制約および忠実性制約に準拠しなければならな
い。例えばUMTS規格では、これらの制約は、3GP
P勧告TS25−104およびTS25−141によっ
て定義されている。
【0011】電力増幅器の予歪パラメータ、バイアス、
電圧および定格は、最大伝送電力を得るために、一般的
に最大効率を得るべく選択される。したがって、効率
は、低電力に対しては必ずしも最適ではない。これは、
電力が小さい場合、静的消費(バイアス電流による)が
信号を増幅するために必要な動的電力を上回るために、
増幅器の効率が悪いことによるものである。
【0012】クリッピングにより、通常、規格によって
許容されないスプリアスが、伝送周波数帯域の外側に生
成される。この効果を制限することは可能であり、例え
ばPCT出願WO9965172号に記載されている、
漸進的クリッピングにより、クリッピングによるスペク
トル誤差を所望の伝送帯域中に復帰させる技法を使用す
ることによって制限することができる。
【0013】
【特許文献1】国際公開WO99/65172号パンフ
レット
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実施態
様に関係なく、複数の変調搬送波が同時に伝送される
と、導入された歪みが搬送波の各々のアクティビティ
(すなわち振幅)に従って変化することが分かってい
る。詳細には、歪みは、最も微弱な搬送波に対して最大
になる。クリッピング閾値およびPARの縮小は、搬送
波間の電力コントラストによって制限されている。
【0015】本発明は、この欠点を除去するものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】伝送する各搬送波の歪み
を最小化するために、本発明による方法は、各変調搬送
波の瞬時電力を決定し、変調搬送波の各々に、その瞬時
電力に依存するクリッピング電力スペクトル密度が割り
当てられる。
【0017】したがって、各変調搬送波のクリッピング
雑音が最適化され、歪みすなわち誤差が、すべての搬送
波に対して、制御された適応性のある方法で分散され、
その結果総合的なクリッピング閾値が低減される。
【0018】したがって、平均クリッピング歪み電力
は、すべての搬送波に対して同じではなく、フィルタの
総合特性は、信号の瞬時スペクトル特性に理想的に対応
している。それにもかかわらず、フィルタの特性は、ク
リップする多重搬送波合成信号の特性より単純である。
例えば、密度の低い最小電力を有する搬送波を除くすべ
ての搬送波に、同じクリッピング電力スペクトル密度を
採用することができる。
【0019】各搬送波の電力は、各搬送波の電力変動に
適応するべく、十分に頻繁に決定されることが好まし
い。例えば、符号分割多重アクセス伝送あるいはUMT
S伝送の場合、各搬送波の電力は、シンボル毎に、ある
いは少なくともタイムスロット毎に決定されている。
【0020】増幅器は、すべての搬送波が最大電力であ
る状況を考慮して定格化されているが、本発明による方
法により、搬送波間に高コントラストが生じた場合の歪
みが最小化される。
【0021】一実施形態では、フィルタの特性は、搬送
波間の保護帯域における減衰が小さくなるように選択さ
れている。したがって、これらの帯域を使用することに
よって歪みを吸収することができる。
【0022】したがって本発明の目的は、線形化手段に
結合された同一の電力増幅器を使用して複数の搬送波を
伝送する方法を提供することである。
【0023】本発明の方法によれば、線形化手段に結合
された同一の電力増幅器を使用して複数の搬送波を伝送
する方法であって、複数の搬送波を含む合成信号が、伝
送する信号の平均電力に対するピーク電力の比を制限す
るために、合成信号が増幅器の入力部に印加される前に
クリップされ、各搬送波が個々にクリップされ、各搬送
波に対するクリッピング電力密度が各搬送波の電力の関
数である方法。
【0024】クリッピングが、伝送すべき前記信号のス
ペクトルを再生するスペクトル特性をもつ適応フィルタ
リングによって実施される請求項1に記載の方法。
【0025】一実施形態では、隣接する帯域間に存在す
る減衰がより小さい一実施形態では、最小電力を有する
搬送波が決定され、その搬送波に第1のクリッピングス
ペクトル密度閾値が割り当てられ、他の搬送波に、第1
のクリッピングスペクトル密度閾値より高い第2のクリ
ッピングスペクトル密度閾値が割り当てられている。
【0026】クリッピングスペクトル密度レベルは、予
めメモリに記憶されているセット、例えば詳細にはフィ
ルタセットから選択される。
【0027】一実施形態では、搬送波を変調している伝
送すべき信号は符号分割多重アクセス信号であり、この
場合、各搬送波の電力は、各タイムスロットの間、少な
くとも1つのシンボルに対して評価されている。
【0028】各搬送波は、例えばタイムスロットの最長
シンボルに対して評価されている。
【0029】評価を実施するシンボルのコーディングサ
ンプル毎に電力を評価することができる。
【0030】他の実施形態では、搬送波帯域が時分割多
重化信号を伝送している。
【0031】一実施形態には、クリッピングによる利得
変動にもかかわらず、合成信号と実質的に同じ振幅の信
号を増幅器の入力部に得るための利得補償が含まれてい
る。
【0032】搬送波は、例えば隣接する帯域内に存在し
ている。
【0033】また、本発明には、電気通信システムの基
地局への、上で定義した方法の適用が含まれている。
【0034】本発明には、さらに、電気通信システムの
端末への、上で定義した方法の適用が含まれている。
【0035】本発明のその他の特徴および利点について
は、添付の本発明の実施形態の図面に照らして行う説明
から明らかになるであろう。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に行う説明では、基地局が端
末に符号分割多重アクセス信号を伝送するUMTS電気
通信システムを参照する。
【0037】符号分割多重アクセス伝送の原理は、簡潔
には、信号がシンボルの形で伝送され、各シンボルがコ
ードを表す「チップ」と呼ばれる多数のサンプル(4〜
128あるいは256サンプル)を含む。基地局は、複
数の端末に同時に送信する。すべての端末が基地局から
送信されるすべての信号を受信するが、各端末には、他
の端末とは異なる特定のコードが割り当てられているた
め、また、コードが直交しているため、端末は、その端
末に割り当てられた特定のコードに一致する信号を効果
的に分離することができる。
【0038】UMTS電気通信システムには、それぞれ
5MHzの帯域幅を有する複数の搬送波が使用されてい
る。経済上の理由から、基地局のすべての変調搬送波
は、単一の増幅器によって伝送されている。図1aに示
す実施例では、隣接する3つの搬送波帯域f、f
が存在している。
【0039】搬送波には大きく異なる電力を割り当てる
ことができ、この実施形態の場合、搬送波fの電力が
最も大きく、搬送波fの電力が最も小さくなってい
る。これらの搬送波の各々は、幅5MHzの周波数帯域
に対応している。
【0040】従来技術では、上記のような状況では、3
つの帯域f、f、fに対して一定のクリップ電力
平均統計密度が使用されている。つまり、帯域f、f
およびf内の信号の振幅を同じ値Mに制限するフィ
ルタが使用されている。
【0041】密度Mは、異なる振幅を有する3つの帯域
に対して同一であり、したがって、信号対雑音比が異な
っている。したがって、搬送波fの信号対雑音比が搬
送波fの信号対雑音比より相当高くなっていることが
分かる。
【0042】本発明の第1の態様によれば、各搬送波に
適用されるクリッピングは、各搬送波の電力の関数にな
っている。したがって図1aに示す実施形態では、搬送
波f のクリップ電力平均統計密度mが最も高く、搬
送波fの対応する密度mが最も低くなっている。つ
まり、クリッピング用として、入力信号f、f、f
の特性に対応するフィルタ特性10が選択されてい
る。これにより最も微弱な搬送波の歪みが最小化され、
また、クリップ電力平均統計密度が入力信号と共に変化
するため、密度が常に最適化される。図1aから、最も
大きい密度mが従来技術の技法による密度Mより低い
ことが分かる。クリップ電力平均統計密度が最適化され
ると、増幅器の定格を緩和することができる。
【0043】第1の態様とは独立して使用することがで
きる本発明の他の態様によれば、平均クリッピング半径
が入力信号の総電力と共に変化し、増幅器の電力マージ
ン(すなわちdB単位における飽和電力と平均動作電力
の差)が信号の総電力と共に変化している。
【0044】増幅器が3つないし4つの搬送波帯域を伝
送する簡易実施形態では、電力が最小の搬送波が検出さ
れ、その搬送波に、最小クリッピング電力密度を生成す
るフィルタが割り当てられ、同一電力密度が他の2つ
(または3つ)の搬送波帯域に割り当てられている。こ
の場合、適応フィルタリングは、ごく限られた数のフィ
ルタの中から選択することが必要である。また、この実
施形態を使用して得られる結果は、クリッピングフィル
タが入力信号を正確に反映している場合に得られる結果
と実質的に同じである。
【0045】図1bは、このフィルタリングの実施例を
示したもので、フィルタ特性が2つのクリッピング電力
密度m’およびm’を有していることが分かる。密
度m’は、搬送波fおよびfに割り当てられ、密
度m’は、振幅が最も小さい搬送波fに割り当てら
れている。
【0046】本発明の他の態様によれば、搬送周波数帯
域f、fおよびfの間の保護帯域を使用して、所
望帯域内のあらゆる残留歪みをこれらの帯域内で除去
し、それにより搬送波の歪みに対する寄与を微弱なもの
にしている。したがって図1aから分かるように、フィ
ルタはクリッピング電力密度mとmの間で減衰12
が小さくなっており、同様に、フィルタは帯域fとf
の間で減衰14も小さくなっている。
【0047】図2は、本発明による方法を使用した基地
局をブロック図の形で示したものである。
【0048】図1aの実施形態の場合と同様、この基地
局も、隣接する3つの周波数帯域f 、fおよびf
を伝送するように構成されている。変調搬送波f、f
およびfすなわちコードが割り当てられるシンボル
は、それぞれの電力評価および伝送デバイス22、24
および26のそれぞれの入力部20、20および2
に印加されている。
【0049】デバイス22は、信号を異なる搬送波上で
合成するために、入力信号fをデバイス28の第1の
入力部28に伝送している。同様に、デバイス24の
出力部は、デバイス28の第2の入力部28に接続さ
れ、デバイス26の出力部は、デバイス28の第3の入
力部28に接続されている。
【0050】デバイス22、24および26によって提
供される電力評価量は、マイクロプロセッサ30の入力
部30に印加されている。
【0051】デバイス28は、その出力部28に合成
信号を提供し、その合成信号は、クリッピングユニット
32の入力部に印加されている。クリッピングユニット
32で図1aに示すフィルタ特性10が適用される。こ
のフィルタ特性を適用するデータは、マイクロプロセッ
サの2つの出力部30および30から供給されてい
る。出力部30は、それぞれの搬送波f、fおよ
びfの電力P1、P2およびP3の合計から、すなわ
ちマイクロプロセッサ30の入力部30に印加される
信号から合成信号のクリッピング閾値を決定している。
【0052】出力部30は、フィルタ特性10を供給
している。これには、各搬送波上に同様の歪みを維持す
るために、搬送波間の比例関係が遵守されており、それ
によって、いわゆる同調フィルタを得ている。
【0053】ユニット32の出力部は、可変利得コンポ
ーネント38を介してディジタル予歪ユニット36の入
力部に接続されている。可変利得コンポーネント38
は、マイクロプロセッサ30の出力部30に接続され
たクリッピング利得制御入力部38を有している。出
力部30から分配される信号は、クリッピング半径お
よび総電力すなわち電力P1、P2およびP3の合計の
関数として利得を制御している。この利得は、コンポー
ネント38の出力信号の振幅が、ユニット32の入力部
の信号の振幅に実質的に等しくなるようになっている。
この利得は比較的単純な関数であり、作表することがで
きる。
【0054】ディジタル予歪ユニット36の出力部は、
線形化する電力増幅器40の入力部40に接続されて
いる。ユニット36は第2の入力部36を有し、第2
の入力部36は、測値レシーバによるモードに適応す
るディジタル予歪を学習するために、増幅器40の出力
部から入力される、予歪テーブルを更新するためのデー
タを、測定コンポーネント42を介して従来通りに受け
取る。
【0055】増幅器40は、2つの電源入力部40
よび40を有しており、第1の入力部40は、マイ
クロプロセッサ30の出力30によって決定される電
圧を供給する電源ユニット44の出力部に接続されてい
る。第2の入力部40は、マイクロプロセッサ30の
出力部30から、トランジスタのゲートのバイアス電
流を決定する制御信号を受け取っている。この制御信号
は、入力部40および40に印加され、いずれも総
電力P1+P2+P3に依存している。
【0056】この実施形態では、ユニット38の出力信
号と、入力部36のレシーバ42からの信号とを比較
することにより、ユニット36の中で予歪係数が計算さ
れ、かつ、更新されている。ユニット36は、マイクロ
プロセッサの入力部30に接続された出力部を有して
いる。したがって、マイクロプロセッサは予歪テーブル
のコンバージェンスの状態をモニタする。このコンバー
ジェンスの状態は、出力部30および30からの制
御信号によって、増幅器40の動作点の変化率の条件を
定めている以下を参照のこと)。
【0057】最後に、マイクロプロセッサ30は、増幅
器40が依然として受け取ることができる電力表示を電
気通信システムに供給する出力部30を有している。
この瞬時許容電力は、増幅器の現行の飽和点と現行のク
リッピング半径の差に関係している(以下を参照のこ
と)。瞬時許容電力は、現行の電力に対する増幅器の飽
和点におけるマージンに全面的に、あるいは部分的に対
応している。
【0058】動作に関しては以下の通りである。
【0059】ユニット22、24および26が、搬送波
、fおよびfの各々の電力を評価する。そのた
めに、ユニット22、24および26は、少なくとも1
つのシンボル、好ましくは最長シンボルすなわち256
サンプルに対して、1タイムスロット未満の時間期間に
渡って連続サンプル(個別ビット)の電力を合計してい
る。UMTS規格の場合、個々のビットの出現頻度(す
なわち、この実施形態において選択されたサンプリング
周波数)は3.84MHzである。したがって、この評
価は、33μsから666μsまでの範囲に渡って、タ
イムスロット毎に実施され、かつ、666μsのインタ
ーバルで繰り返される。
【0060】各タイムスロットにおけるシンボルを選択
することにより、各搬送波の電力変動を速やかに検出す
ることができる。
【0061】マイクロプロセッサ30は、タイムスロッ
ト毎に評価された電力P1、P2およびP3から、3つ
の当該搬送波に対して、先ずクリッピング半径を決定
し、次にフィルタ特性10(図1a)を決定する。図1
bに示す簡易方法も、同様に良く使用される。
【0062】一実施形態では、マイクロプロセッサ30
は、メモリにフィルタセットを記憶しており、所定のテ
ーブル関数としてフィルタが選択されている。これらの
定義済みテーブルは、計算あるいは経験的事実のいずれ
かによって決定されている。
【0063】経験的には、3つの搬送波の場合、あるい
は多くても4つの搬送波の場合、例えば搬送波の電力間
の最大18dBのコントラストに対して、ごく限られた
数のフィルタをメモリに記憶させるだけで良いことが分
かっている。したがって、3つの搬送波に対して、有限
インパルス応答フィルタの場合、それぞれ最大32〜2
56個の複合係数を有するおよそ10個のフィルタで十
分である。
【0064】搬送波電力P1、P2およびP3の合計に
基づいて、タイムスロット毎に計算されるクリッピング
半径すなわち閾値は、例えば3つのUMTS搬送波が存
在している場合、総電力より約+4dB大きい値を有し
ている。
【0065】増幅器40の入力部40および40
印加される制御信号は、増幅器の効率を高い状態に維持
するべく、その特性を調整している。この実施形態の場
合、マイクロプロセッサ30は、1dBの圧縮点が、適
切な効率として適切な予歪の効力およびコンバージェン
スを同時に維持するために、クリッピングサークルの近
くにとどまるように、入力部40に印加される電流i
の値Iおよび入力部40に印加される電圧Uを調整す
るためのテーブルをメモリに記憶、している。あらゆる
ループすなわち適応システムと同様、コンバージェンス
は、多数の反復(コンバージェンス時間)の後、予歪テ
ーブルからの値がもはや修正されることなく(ループ雑
音を無視して)、線形化増幅器の入力信号と出力信号の
スペクトル差を最小化する増幅器の逆伝達関数の最良表
現をもたらす安定状態を指している。
【0066】また、1dB圧縮点が、利得が線形領域に
おける利得より1dB小さい強力な信号に対する動作点
(クリッピング半径の近傍における)であることを記憶
されていよう。
【0067】図2に示す局の様々なユニットの時定数
は、すべて同じではない。したがって、デバイス22〜
26で生成される電力評価の時定数は、1マイクロ秒〜
100マイクロ秒のオーダであり、ディジタル予歪ユニ
ット36の時定数は、10分の1ミリ秒〜数ミリ秒のオ
ーダである。また、パラメータIおよびUの調整時定数
は、1ミリ秒から1秒まで、あるいはそれ以上すなわち
1分である。これは、パラメータIおよびUが予歪係数
の適応を許容しなければならないため、それほど迅速に
は変化することができないことによるものである。つま
り、パラメータIおよびUの変化率は、予歪テーブルを
更新するための計算を実行することができるよう、十分
に小さいものでなければならない。
【0068】好ましい実施形態では、電圧の減少が電圧
の上昇より遅くなるよう、ヒステリシスを用いて増幅器
電圧が制御されており、そのために、搬送波の1つの電
力が急激に増加した場合に、増幅器は、有効な予歪テー
ブルを使用して十分な電力マージンを維持することがで
きる。
【0069】つまり、このヒステリシスの挙動は、動作
点を高くする前に混乱なく追加ユーザを吸収することが
できるようでなければならない。したがって増幅器の飽
和点は、対応するクリッピング半径が、少数ユーザのた
めの追加電力の要求に適応することができなければなら
ない。
【0070】例えば、30ワット(すなわち10ワット
の搬送波を3つ)を伝送することができる電力増幅器の
場合、2ワット程度のマージンにすることができる。し
たがって、増幅器の電圧Uを上昇させる前に、増幅器
は、追加要求を吸収するために使用することができる、
2ワットのマージンという利点を有している。したがっ
て、瞬時のクリッピング半径に無関係に、増幅器のバイ
アスは、この実施例の場合、28ワットの最大に達した
場合に、依然として実質2ワット高く、また、非通話状
態であっても、決して4ワット(2ワットのマージンお
よび各搬送波またはセルの共通チャネルを送信するため
の約2ワット)未満に低下することはない。閑散時の平
均電力を繁忙時の平均電力の1/10に低減することが
できるため、1日に渡る平均効率は依然として高い。
【0071】ディジタル予歪信号のコンバージェンスと
増幅器の特性の適応とを結合するためには、コンバージ
ェンス時間が100マイクロ秒から数ミリ秒までの高速
ディジタル予歪アルゴリズムを使用しなければならな
い。したがって、最小平均二乗(LMS)アルゴリズム
が使用されている。
【0072】また、時間領域(周波数領域ではなく)に
おけるループを使用することもできる。この主題に関し
ては、最新の適応ディジタル予歪方式は、次のいずれか
の方法によってテーブルを学習し、かつ、更新するため
の2つの異なる手法を使用することができることを記憶
されていよう。
【0073】送信を要求されている(ユニット38の出
力部に)各サンプルと増幅器によって送信される各信号
サンプルを、広帯域レシーバを使用して実時間に比較す
ることによる方法。これは時間領域におけるループであ
り、その高速性により、この実施例で使用されている。
【0074】あるいは、ユニット38の出力信号のスペ
クトルと送信帯域を掃引する狭帯域レシーバによって各
副帯域に対して周期的に解析される、送信スペクトルと
の比較による方法。これは周波数領域におけるループで
あり、収束速度は遅いが、コストを低く押えることがで
きる。
【0075】マイクロプロセッサ30に必要な処理電力
は、テーブルの形で予め計算され、あるいは予め決定さ
れている適応パラメータを使用している場合は比較的小
さい。
【0076】UMTS移動電話規格の適用の場合、すべ
ての搬送波(認可割当てスキームによれば、最大搬送波
数は4である)に対して電力の制御精度が維持されてお
り、一方、合成信号は、3つの搬送波に対して、4dB
のピーク電力対平均電力比を有している。また、効率
は、従来の基地局の効率が5%から8%までであるのに
対し、最大出力電力を15%凌駕することができる。
【0077】また、適応クリッピングフィルタのお陰
で、局の最適オペレーションで妥協することなく搬送波
間の高コントラストに耐えることができる。したがっ
て、1つの搬送波をフル「ロード」にし、他の搬送波を
非ロードすなわち信号のみを伝送することができる。ま
た、2つの同心セル、すなわち比較的広いカバーエリア
セルと、半径が極めて小さく、かつ、大量のトラフィッ
クをサポートするセルに対して、同じ増幅器を使用する
ことも同様に可能である。
【0078】さらに、これらのパラメータを特定の適用
に適合させるために増幅器の電源電圧Uを変更し、か
つ、電力マージンを変更することによって、電力消費を
約1/2に減らすことができる。また、これにより、電
力増幅器の信頼性延いては電力増幅器を使用した基地局
の信頼性が改善される。
【0079】十分な容量を得るために符号分割多重アク
セス技法を(したがってUMTSに)使用する場合、そ
のセルおよび他のセルに誘導される妨害を最小化するこ
とが不可欠であるため、計算された電力マージンを送信
電力監視アルゴリズムに使用することができる。そのた
めには、移動電話に関して取り決めたサービス品質の関
数として、1dBさらには0.5dBよりより良く厳密
に必要な電力のみを送信するために、タイムスロット
(666μs)毎に各ユーザ(コード)に伝送される電
力および各ユーザから伝送される電力を、制御された精
度の高いやり方で再定義しなければならない。
【0080】以上の説明は、符号分割多重アクセス伝送
について本発明の使用に関したものであるが、本発明
は、その適用に限定されるものではない。本発明は、複
数の搬送波上の時分割多重アクセス伝送にも等しく良好
に使用することができる。
【0081】本発明は、主として電気通信システムの基
地局に適用されるが、複数の搬送波上に同時に送信しな
ければならない端末にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明による方法の一実施形態を示す線図で
ある。
【図1b】本発明による他の実施形態の、図1aの実施
形態と同様の線図である。
【図2】本発明による方法を使用した基地局の線図であ
る。
【符号の説明】
、f、f 搬送波周波数 M 密度 m、m、m、m’、m’ クリッピング電力
密度 10 フィルタ特性 12、14 減衰 22、24、26 電力評価および伝送デバイス 28 デバイス 28、28、28 デバイス28の入力 30 マイクロプロセッサ 32 クリッピングユニット 36 ディジタル予歪ユニット 38 可変利得コンポーネント 40 電力増幅器 42 測定コンポーネント(レシーバ) 44 電源ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 AA41 CA21 CA36 FA00 KA00 KA11 KA33 MA11 SA14 TA01 TA03 5J091 AA01 AA41 CA21 CA36 FA00 KA00 KA11 KA33 MA11 SA14 TA01 TA03 5K060 BB07 CC04 CC13 HH06 HH09 LL01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線形化手段に結合された同一の電力増幅
    器を使用して複数の搬送波を伝送する方法であって、前
    記複数の搬送波を含む合成信号が、伝送する信号の平均
    電力に対するピーク電力の比を制限するために、前記合
    成信号が前記増幅器の入力部に印加される前にクリップ
    され、各搬送波が個々にクリップされ、各搬送波に対す
    るクリッピング電力密度が各搬送波の電力の関数である
    方法。
  2. 【請求項2】 前記クリッピングが、伝送すべき前記信
    号のスペクトルを再生するスペクトル特性をもつ適応フ
    ィルタリングによって実施される請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 隣接する帯域間に存在する減衰がより小
    さい請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 最小電力を有する前記搬送波が決定さ
    れ、その搬送波に第1のクリッピングスペクトル密度閾
    値が割り当てられ、他の搬送波に、前記第1のクリッピ
    ングスペクトル密度閾値より高い第2のクリッピングス
    ペクトル密度閾値が割り当てられる請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記クリッピングスペクトル密度のレベ
    ルが、予めメモリに記憶されているセット、特にフィル
    タセットから選択される請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記搬送波を変調している前記伝送すべ
    き信号が符号分割多重アクセス信号であり、各搬送波の
    電力が、各タイムスロットの間、少なくとも1つのシン
    ボルに対して評価される請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 各搬送波が、前記タイムスロットの最長
    シンボルに対して評価される請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 評価を実施する前記シンボルのコーディ
    ングサンプル毎に電力が評価される請求項6に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 搬送波帯域が時分割多重化信号を伝送す
    る請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記クリッピングによる利得変動にも
    かかわらず、前記合成信号と実質的に同じ振幅の信号を
    前記増幅器の入力部に得るための利得補償を含む請求項
    1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記搬送波が隣接する帯域内に存在す
    る請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 電気通信システムの基地局への請求項
    1に記載の方法の適用。
  13. 【請求項13】 電気通信システムの端末への請求項1
    に記載の方法の適用。
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