JP2003197613A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003197613A
JP2003197613A JP2001397066A JP2001397066A JP2003197613A JP 2003197613 A JP2003197613 A JP 2003197613A JP 2001397066 A JP2001397066 A JP 2001397066A JP 2001397066 A JP2001397066 A JP 2001397066A JP 2003197613 A JP2003197613 A JP 2003197613A
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Masayuki Asai
優幸 浅井
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスの混入による液体原料の供給量の変動を
防止する。 【解決手段】 液体原料31を貯溜するタンク32と、
液体原料を気化させる気化器21と、液体原料をタンク
32から気化器21へ供給する液体原料供給配管35
と、液体原料を気化させてなる原料ガス51を気化器2
1からウエハ1に成膜する処理室11へ供給するガス供
給配管20を有するMOCVD装置10において、タン
ク32が気化器21よりも高い位置に配置されており、
液体原料供給配管35は液体原料取入口36が最も高い
位置になるように構成されている。 【効果】 液体原料供給配管中で発生した気泡は液体原
料供給配管の頂上の取入口からタンク内へ放出されるた
め、気泡の混入による液体原料の供給量の変動の発生を
防止でき、MOCVD装置の膜厚の再現性を向上でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板処理装置、特
に、液体原料が使用される基板処理装置に関し、例え
ば、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Depos
ition )装置に利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Random Access Memo
rry )のキャパシタ(Capacitor )の静電容量部(絶縁
膜)の材料としての高誘電体薄膜を形成するのに、Ta
25 (五酸化タンタル)が使用されて来ている。Ta
25 は高い誘電率を持つため、微細面積で大きな静電
容量を得るのに適している。そして、生産性や膜質等の
観点からDRAMの製造方法においては、Ta25
MOCVD装置によって成膜することが要望されてい
る。
【0003】Ta25 の成膜に使用されるMOCVD
装置は、半導体集積回路の一例であるDRAMが作り込
まれる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)を処理す
る処理室と、この処理室に一端が接続された原料ガス供
給配管と、この原料ガス供給配管の他端に接続されて液
体原料を気化させる気化器と、この気化器に液体原料を
供給する液体原料供給装置とを備えており、液体原料供
給装置から気化器に液体原料を供給し、この液体原料を
気化器において気化させ、気化させた原料ガスを処理室
に供給することにより処理室内のウエハにTa25
を形成するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液体原料を使
用するMOCVD装置には、気体原料を用いるCVD装
置に比べて膜厚の再現性を確保し難いという問題点があ
る。その要因の一つは、供給量の制御が気体よりも液体
の方が困難であるためと言われている。供給量の制御が
困難である原因としては、液体原料中に溶け込んでいる
と推測される不活性ガス(窒素ガスやヘリウムガス等)
の量を一定に制御することができないためと、考えられ
る。すなわち、液体原料が処理室(気化器)に近づくに
従って圧力が低くなり、溶け込んでいる不活性ガスが気
泡となって液体原料の内部に出て来るため、そのガスの
発生量によって液体原料の供給量が変動してしまうから
である。
【0005】本発明の目的は、ガスの混入による液体原
料の供給量の変動を防止することができる基板処理装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための第
一の手段は、液体原料を貯溜するタンクと、前記液体原
料を気化する気化器と、前記液体原料を前記タンクから
前記気化器へ供給する液体原料供給配管と、前記液体原
料を気化したガスを前記気化器から基板を処理する処理
室へ供給するガス供給配管とを備えている基板処理装置
であって、前記タンクが前記気化器よりも高い位置に配
置されており、前記液体原料供給配管は前記液体原料の
取入口が最も高い位置になるように構成されていること
を特徴とする。
【0007】この第一の手段によれば、液体原料の取入
口が最も高い位置に設定されているため、液体原料供給
配管中において発生したガスは液体と気体との比重の関
係によって液体原料供給配管に充満した液体原料中を通
じて、取入口からタンクの内部へ放出されることにな
る。したがって、液体原料中のガスを常に排出させるこ
とができるため、ガスの混入による液体原料の供給量の
変動の発生を防止することができる。
【0008】課題を解決するための第二の手段は、液体
原料を貯溜するタンクと、前記液体原料を気化する気化
器と、前記液体原料を前記タンクから前記気化器へ供給
する液体原料供給配管と、前記液体原料を気化したガス
を前記気化器から基板を処理する処理室へ供給するガス
供給配管とを備えている基板処理装置であって、前記液
体原料供給配管には前記液体原料で発生したガスを貯留
するバッファ部が設けられていることを特徴とする。
【0009】この第二の手段によれば、液体原料供給配
管中において発生したガスは液体と気体との比重の関係
によって液体原料供給配管に充満した液体原料中を通じ
て、バッファ部の内部へ放出されることになる。したが
って、液体原料中のガスを常に排出させることができる
ため、ガスの混入による液体原料の供給量の変動の発生
を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。
【0011】本実施の形態において、図1に示されてい
るように、本発明に係る基板処理装置はMOCVD装置
として構成されており、このMOCVD装置はDRAM
の製造方法におけるキャパシタの静電容量部のTa2
5 膜を成膜する工程(以下、キャパシタ形成工程とい
う。)に使用される。
【0012】図1に示されているMOCVD装置10は
処理室11を形成した筐体12を備えており、筐体12
は枚葉式コールドウオール形減圧CVD装置として構成
されている。筐体12の下部には処理室11を排気する
ための排気管13が接続されており、筐体12の上部に
は処理室11に酸素(O2 )ガスを供給するための酸素
ガス供給管14が接続されている。筐体12の底壁には
支持軸15が回転自在かつ昇降自在に挿通されており、
支持軸15は図示しない駆動装置によって回転かつ昇降
駆動されるように構成されている。支持軸15の処理室
11における上面には被処理基板であるウエハ1を保持
するためのサセプタ16が配置されている。支持軸15
の上端部の内部にはヒータ17がサセプタ16に保持さ
れたウエハ1を均一に加熱するように装備されている。
筐体12の側壁の一部にはウエハ1を出し入れするため
のウエハ搬入搬出口18が開設されており、ウエハ搬入
搬出口18はゲート19によって開閉されるようになっ
ている。
【0013】筐体12の天井壁には原料ガスを処理室1
1へ供給するための原料ガス供給配管20の一端部が挿
入されており、原料ガス供給配管20の他端には液体原
料を気化させる気化器21が接続されている。原料ガス
供給配管20の挿入端部には原料ガスをシャワー状に吹
き出す吹出ヘッド22が設置されている。気化器21と
後述する液体流量制御装置37との間には一端がキャリ
アガスを供給するキャリアガス供給源23に接続された
キャリアガス供給配管24の他端が接続されており、キ
ャリアガス供給配管24の途中には可変流量制御弁25
が介設されている。気化器21には液体原料供給装置3
0が接続されている。なお、図1では便宜上、液体流量
制御装置37と気化器21とは、配管により所定距離を
隔てて配置されているが、実際には、液体流量制御装置
37と気化器21とはきわめて接近して配置されてい
る。
【0014】液体原料供給装置30は液体原料31を貯
溜するタンク32を備えており、タンク32は気化器2
1よりも重力的に高い位置に配置されている。タンク3
2の天井壁の中央部にはキャップ34によって閉塞され
た注入口33が開設されている。タンク32の底壁の中
央部には液体原料31を気化器21に供給する液体原料
供給配管35の一端部が接続されており、液体原料供給
配管35はその液体原料の取入口36であるタンク32
との接続口が液体原料供給配管35のうち最も高い位置
(頂上)すなわち重力に逆らう供給経路を持たないよう
に構成されている。液体原料供給配管35の他端部は気
化器21に接続されており、液体原料供給配管35の途
中には液体流量制御弁や液体流量計および開閉弁等によ
って構成された液体流量制御装置37が介設されてい
る。
【0015】タンク32の天井壁には液体原料を送り出
すための送出ガス42を供給する送出ガス供給配管43
の一端が接続されており、送出ガス供給配管43の他端
は窒素ガス等の不活性ガスを送出ガス42として供給す
る送出ガス供給源41に接続されている。送出ガス供給
配管43のタンク32への挿入端部はタンク32内にお
ける液体原料31の上方空間32aにおいて開口されて
いる。送出ガス供給配管43には止め弁44が介設され
ている。
【0016】次に、以上の構成に係るMOCVD装置1
0が使用されるDRAMの製造方法におけるキャパシタ
形成工程を説明する。
【0017】本実施の形態において、キャパシタの静電
容量部はTa25 膜によって形成される。したがっ
て、MOCVD装置10の処理室11に搬入されるウエ
ハ1には、キャパシタの静電容量部を形成する前の所定
のパターンが形成されている。そして、液体原料供給装
置30のタンク32にはTa(OC255 (ペンタ
・エトキシ・タンタル。以下、PETaという。)が液
体原料31として貯溜されている。
【0018】所定のパターンが形成されたウエハ1は図
示しないハンドリング装置によって保持されて、ゲート
19が開放されたウエハ搬入搬出口18から処理室11
に搬入されるとともに、サセプタ16の上に受け渡され
る。サセプタ16に受け渡されたウエハ1はヒータ17
によって所定の温度(430〜480℃)に加熱され、
支持軸15によって上昇されて回転される。処理室11
は排気管13に接続された真空ポンプ(図示せず)によ
って、所定の圧力(20〜40Pa)に排気される。処
理室11が所定の圧力に安定すると、図1に二点鎖線矢
印で示されているように、酸素ガス供給管14から酸素
ガス50が供給される。
【0019】液体原料供給装置30の送出ガス供給配管
43の止め弁44が開かれて、送出ガス供給源41から
送出ガス42がタンク32の上方空間32aに供給され
ると、送出ガス42がタンク32に貯溜された液体原料
31の液面を押し下げるため、液体原料31が液体原料
供給配管35に送り出される。そして、液体原料供給配
管35の液体流量制御装置37の制御により、液体原料
31としてのPETaが液体原料供給配管35を通じて
気化器21に供給される。
【0020】ところで、液体原料31であるPETaの
液中には不純物として窒素ガスやヘリウムガス等が溶け
込んでおり、これらのガスは液体原料31が処理室11
(気化器21)に近づくに従って液体原料31の圧力が
低くなると、液中に溶け込んでいられなくなるため、図
1に示されているように、気泡53となって液体原料3
1の液中に出てきてしまう。この気泡53が液体流量制
御装置37に流れ込むと、液体流量制御装置37による
液体原料31の流量制御が気泡53の含有量によって影
響されるため、その気泡53の発生量によって液体原料
31の気化器21への供給量が変動してしまうことにな
る。
【0021】しかし、本実施の形態においては、液体原
料供給配管35は液体原料31の取入口36が最も高い
位置に設定されているため、液体原料供給配管35の内
部において発生した比重が液体よりも遙に小さい気泡5
3は液体原料供給配管35に充満した液体原料31の液
中を上昇することにより、取入口36からタンク32の
上方空間32aへ放出されることになる。したがって、
気泡53が液体流量制御装置37に流れ込むのを防止す
ることができるため、液体流量制御装置37による液体
原料31の流量制御が気泡53の発生量によって影響さ
れることはなく、液体流量制御装置37は予め設定され
た流量の液体原料31を気化器21に供給することがで
きる。
【0022】以上のようにして液体流量制御装置37に
よって予め設定された流量に適正に制御された液体原料
31であるPETaは、気化器21に供給されて噴霧さ
れ微粒子化するとともに、気化器21に内蔵されたカー
トリッジヒータによって加熱されることにより効果的に
気化して、原料ガスになる。一方、気化器21にはキャ
リアガスとして、例えば、N2 (窒素)ガス等の不活性
ガスがキャリアガス供給源23からキャリアガス供給配
管24を通じて導入される。
【0023】図1に示されているように、気化器21に
おいてPETaが気化して構成された原料ガス51はキ
ャリアガス52と混合し、気化器21から原料ガス供給
配管20を流通して、処理室11に吹出ヘッド22から
シャワー状に吹き出す。処理室11に吹き出したPET
aの気化ガスである原料ガス51は充分に気化している
ため、ウエハ1の上でTa25 となってサセプタ16
に保持されて加熱されたウエハ1の上に熱CVD反応に
よって堆積する。この堆積により、ウエハ1の表面には
Ta25 膜が形成される。なお、Ta25 膜の形成
処理条件は次の通りである。成膜温度は352〜520
℃、圧力は15〜300Pa、キャリアガスの流量は
0.1〜1SLM(スタンダード・リットル・毎分)、
圧送ガス圧力は0.05〜0.3MPa、原料ガスの流
量は0.01〜0.5ccm(立方センチメートル毎
分)。
【0024】Ta25 膜の形成処理について予め設定
された時間が経過すると、気化器21の液体原料供給配
管35の液体流量制御装置37の開閉弁およびキャリア
ガス供給配管24の可変流量制御弁25が閉じられるこ
とにより、液体原料31としてのPETaおよびキャリ
アガス52の供給が停止される。
【0025】以上のようにしてTa25 膜を形成され
たウエハ1はハンドリング装置によって処理室11から
搬出される。以降、前述した作業が繰り返されることに
より、ウエハ1にTa25 膜が形成処理されて行く。
【0026】前記実施の形態によれば、次の効果が得ら
れる。
【0027】1) 液体原料供給配管の液体原料の取入口
を最も高い位置に設定することにより、液体原料供給配
管の内部において発生した気泡(ガス)を取入口からタ
ンクの上方空間へ放出させることができるため、気泡が
液体流量制御装置に流れ込むのを防止することができ
る。
【0028】2) 液体原料供給配管の液体原料中に発生
した気泡が液体流量制御装置に流れ込むのを防止するこ
とにより、液体流量制御装置による液体原料の流量制御
が気泡の発生量によって影響されるのを防止することが
できるため、液体流量制御装置は予め設定された流量の
液体原料を気化器に適正に供給することができる。
【0029】3) 予め設定された流量の液体原料を気化
器に適正に供給することにより、気化器は予め設定され
た量の原料ガスを処理室に供給することができるため、
MOCVD装置において膜厚の再現性の良好な成膜を確
保することができる。
【0030】図2は本発明の第二の実施の形態であるM
OCVD装置を示す模式図である。
【0031】本実施の形態が前記実施の形態と異なる点
は、タンク32Aは任意の高さに配置されており、液体
原料供給配管35Aの一端がタンク32Aの天井壁に挿
入されて取入口36Aが液体原料31の液中で開口さ
れ、かつ、液体原料31の液中において発生した気泡
(ガス)を一時的に貯留するバッファ部としてのバッフ
ァ管38が液体原料供給配管35Aの途中に接続されて
いる点、である。
【0032】本実施の形態によれば、液体原料31の液
中において発生した気泡53を液体原料供給配管35A
の途中に接続されたバッファ管38によって捕集するこ
とができるため、気泡53が液体流量制御装置37に流
れ込むのを防止することができ、前記実施の形態と同様
の効果を奏することができる。そして、本実施の形態に
よれば、タンク32Aを任意の高さに配置することがで
きるため、MOCVD装置10のレイアウトの自由度を
高めることができる。なお、処理室11に近いほど圧力
が低くなり気泡が発生しやすくなることから、バッファ
管38の設置位置はできるだけ処理室11に近い方が好
ましい。すなわち、気化器21の近傍が好ましい。ま
た、バッファ管38は複数箇所に設けても構わない。例
えば、タンク32Aと液体流量制御装置37との間の複
数箇所に設けるようにしてもよい。また、バッファ管3
8には捕集した気泡を抜くための排出管を設けるように
しても構わない。
【0033】図3は膜厚の再現性向上効果を示すグラフ
であり、縦軸には膜厚が取られ、横軸にはウエハの処理
枚数が取られている。折れ線Aは従来例の場合を示し、
折れ線Bは本発明の第一の実施の形態の場合を示し、折
れ線Cは本発明の第二の実施の形態の場合を示してい
る。
【0034】図3によれば、従来例を示す折れ線Aがき
わめて膜厚の再現性が劣るのに対して、第一の実施の形
態を示す折れ線Bおよび第二の実施の形態を示す折れ線
Cにおいては、膜厚の再現性がきわめて良好に改善され
ているのが、理解される。
【0035】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0036】例えば、液体原料としては、PETaを使
用するに限らず、Nb25 (五酸化ニオブ)を成膜す
るためのNb(OC255 (ペンタ・エトキシ・ニ
オブ)、TiOx(チタンオキサイド)を成膜するため
のTi(OC374 (テトラ・イソプロピル・チタ
ン)、ZrO2 (二酸化ジルコニウム)を成膜するため
のZr(OC494 (テトラ・ブトキシ・ジルコニ
ウム)、HfO2 (二酸化ハウフニウム)を成膜するた
めのHf(OC494 (テトラ・ブトキシ・ハウフ
ニウム)等を使用してもよい。
【0037】また、DRAMの製造方法におけるキャパ
シタ形成工程に適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、FRAM(ferro electric
RAM)のキャパシタ形成のためのPZT(PbZrT
iO3 )あるいはイリジウム、ルテニウム、銅等の金属
膜およびそれらの金属酸化膜の成膜技術にも適用するこ
とができる。
【0038】基板処理装置は枚葉式コールドウオール形
CVD装置に構成するに限らず、枚葉式ホットウオール
形CVD装置や枚葉式ウオーム(Warm)ウオール形CV
D装置等に構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガスの混入による液体原料の供給量の変動を防止するこ
とができるため、処理の品質を安定化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であるMOCVD装
置を示す模式図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態であるMOCVD装
置を示す模式図である。
【図3】膜厚再現性向上効果を示すグラフである。
【符号の説明】
1…ウエハ(基板)、10…MOCVD装置(基板処理
装置)、11…処理室、12…筐体、13…排気管、1
4…酸素ガス供給管、15…支持軸、16…サセプタ、
17…ヒータ、18…ウエハ搬入搬出口、19…ゲー
ト、20…原料ガス供給配管、21…気化器、22…吹
出ヘッド、23…キャリアガス供給源、24…キャリア
ガス供給配管、25…可変流量制御弁、30…液体原料
供給装置、31…液体原料、32、32A…タンク、3
2a…上方空間、33…注入口、34…キャップ、3
5、35A…液体原料供給配管、36、36A…取入
口、37…液体流量制御装置、38…バッファ管(バッ
ファ部)、41…送出ガス供給源、42…送出ガス、4
3…送出ガス供給配管、44…止め弁、50…酸素ガ
ス、51…原料ガス、52…キャリアガス、53…気
泡。
フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 AA11 BA17 BA42 CA04 CA12 EA01 EA03 5F045 AA04 AB31 AC07 AD07 AD08 AD09 AE19 AE21 BB01 DC63 DP03 EC08 EE02 EE03 EE04 EF05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体原料を貯溜するタンクと、前記液体
    原料を気化する気化器と、前記液体原料を前記タンクか
    ら前記気化器へ供給する液体原料供給配管と、前記液体
    原料を気化したガスを前記気化器から基板を処理する処
    理室へ供給するガス供給配管とを備えている基板処理装
    置であって、前記タンクが前記気化器よりも高い位置に
    配置されており、前記液体原料供給配管は前記液体原料
    の取入口が最も高い位置になるように構成されているこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 液体原料を貯溜するタンクと、前記液体
    原料を気化する気化器と、前記液体原料を前記タンクか
    ら前記気化器へ供給する液体原料供給配管と、前記液体
    原料を気化したガスを前記気化器から基板を処理する処
    理室へ供給するガス供給配管とを備えている基板処理装
    置であって、前記液体原料供給配管には前記液体原料中
    に発生したガスを貯留するバッファ部が設けられている
    ことを特徴とする基板処理装置。
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