JP2003190256A - 複連アンプル払出装置 - Google Patents

複連アンプル払出装置

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JP2003190256A
JP2003190256A JP2002297430A JP2002297430A JP2003190256A JP 2003190256 A JP2003190256 A JP 2003190256A JP 2002297430 A JP2002297430 A JP 2002297430A JP 2002297430 A JP2002297430 A JP 2002297430A JP 2003190256 A JP2003190256 A JP 2003190256A
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ampoule
rotor
standby position
ampule
dispensing device
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Application number
JP2002297430A
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Toshihiro Amatsu
俊宏 天津
Reiji Kitagawa
礼史 北川
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Yuyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作信頼性の高い複連アンプル払出装置を提
供する。 【解決手段】 断面略C字形で一方の側縁部に切刃10
が形成されたロータ8a,8bを上下方向に所定間隔で
配設してなる払出手段3により、ロータ8a,8bを受
取位置から切離位置を経て再び受取位置まで同期して回
転させ、第1アンプル4aを受取位置で受け取った後、
切離位置で切り離して払い出す。またこのとき、前記払
出手段3と同期するように設けた位置決め手段9によ
り、第1アンプル4aに隣接する第2アンプル4bを払
出位置に隣接する待機位置に位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複連アンプルから
アンプルを1つずつ切り離して払い出すための複連アン
プル払出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、合成樹脂製の
アンプルを、切り離し容易な切れ目を有する切離部を介
して複数連接してなる複連アンプル4が知られており、
この複連アンプル4からアンプルを1つずつ切り離して
払い出すための複連アンプル払出装置も種々提案されて
いる。例えば、収納容器内に5連プラスチックアンプル
を上下方向に積層した状態で保持し、最下部に設けた搬
送ベルトと、その上方に位置する保持手段と、ロータと
により、1本ずつ切断して排出するようにしたものが公
知である(例えば、特開平8−243146号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記複
連アンプル払出装置では、ロータの全周に亘ってアンプ
ルが位置する凹部を形成する必要があり、ロータ自身を
大きくせざるを得ない。しかも、ロータは上下に配設す
る必要がある。また、ロータによって切り離すアンプル
に隣接するアンプルは、ロータと、収納容器から側方に
突出させたガイド板とでガイドするようになっている。
したがって、払出部分の大型化は避けられない。
【0004】また、ベルトコンベアによって送出した複
連アンプルを順次ロータによって切り離していくだけの
構成であるので、アンプルが確実に切り離されているの
か、詰まり等が発生していないのか等の判断ができない
ため、動作信頼性の点で問題がある。
【0005】そこで、本発明は、コンパクトで、動作信
頼性の高い複連アンプル払出装置を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、送出手段により合成樹脂製の
アンプルが複数連接された複連アンプルを送出し、払出
手段により一端部に位置する第1アンプルから順に切り
離して払い出すようにした複連アンプル払出装置におい
て、前記送出手段は、前記第1アンプルを待機位置から
払出位置に送出し、当該第1アンプルに隣接する第2ア
ンプルを待機位置に送出するようにし、前記払出手段
は、断面略C字形で一方の側縁部に切刃が形成された一
対のロータを上下方向に所定間隔で配設し、該ロータを
前記切刃が離間した受取位置から前記切刃が接近した切
離位置を経て再び前記受取位置まで同期して回転させる
ことにより、前記払出位置にある前記第1アンプルを前
記受取位置で受け取った後、前記切離位置で切り離して
払い出す構成とし、前記払出手段により前記第1アンプ
ルを切り離す際、前記第2アンプルを前記待機位置に位
置決めする位置決め手段を、前記払出手段と同期するよ
うに設けたものである。
【0007】この構成により、複連アンプルの一端部に
位置する第1アンプルを、受取位置に回転させたロータ
によって確実に受け取ることができる。そして、ロータ
を回転させると、これと同期して位置決め手段が動作
し、第2アンプルを待機位置に位置決めすることができ
る。したがって、ロータが切離位置まで回転し、第1ア
ンプルを切り離す際、第2アンプルが位置決め手段によ
って位置ずれを防止されるので、切り離し作業に支障を
来たすことがない。
【0008】前記送出手段はベルトコンベアからなり、
前記位置決め手段は、前記ロータが前記切離位置に回転
した際、前記第2アンプルを、前記ベルトコンベア及び
前記上方側のロータと共に前記待機位置に位置決めする
押圧片で構成すると、部品点数を増大させることなく、
簡単な構成で第2アンプルの位置ずれを防止することが
可能となる点で好ましい。
【0009】前記第1アンプルが、前記待機位置を通過
したか否かを検出するアンプル位置検出手段を設け、該
アンプル位置検出手段で前記第1アンプルが前記待機位
置を通過したことを検出することにより、前記ロータを
回転させ、前記位置決め手段により前記第2アンプルを
前記待機位置に位置決めすると共に、前記ロータの切刃
で前記第1アンプルを切り離すようにすると、第1アン
プルのみを確実に切り離すことが可能となる点で好まし
い。
【0010】前記送出手段により前記複連アンプルを送
出しているにも拘わらず、前記アンプル位置検出手段に
より前記第1アンプルが前記待機位置を通過したことを
検出できない場合、前記ロータの回転方向及び前記送出
手段による送出方向を逆転させるようにすると、アンプ
ルの詰まり等を適切に解消して迅速に払出動作に復帰さ
せることが可能となる点で好ましい。また、前記ロータ
が前記受取位置にあるか否かを検出するロータ位置検出
手段を設け、該ロータ位置検出手段により前記ロータが
前記受取位置から回転して再び当該受取位置に戻ったこ
とを検出できない場合、前記ロータの回転方向及び前記
送出手段による送出方向を逆転させるようにすると、詰
まったアンプルを容易に取り出すことができる点で好ま
しい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。図1および図2は、本実施形
態に係る複連アンプル払出装置を示す。この複連アンプ
ル払出装置は、収容容器1と、該収納容器1の下部に配
設したベルトコンベア2と、下部側面に配設した払出手
段であるアンプル払出部3とを備える。
【0012】収納容器1内には、複連アンプル4が上下
に複数積層されている。以下の説明では、複連アンプル
4を構成する複数のアンプルのうち、一端部の切り離さ
れるアンプルを第1アンプル4a、この第1アンプル4
aに隣接するアンプルを第2アンプル4bとする。
【0013】ベルトコンベア2は、所定間隔で配設した
一対のローラ5a.5b間にベルト6を掛け渡したもの
で、上方側のベルト6の下面にはガイド板7が配設され
ている。
【0014】アンプル払出部3は、払出手段である、上
下方向に所定間隔で配設した一対のロータ8a,8b
と、これらロータ8a,8bと同期する位置決め手段で
ある図4に示す押圧片9とを備える。
【0015】ロータ8a,8bは断面略C字形で、一方
の側縁部に切刃10が形成され、この切刃10から他方
の側縁部に向かって内面及び外面が湾曲して延びてい
る。外面には、後述するアンプル位置検出センサ23の
突片24との干渉を避けるための逃がし溝8cが形成さ
れている。また、内面は、第1アンプル4aを受け取る
ことが可能な受取面11となっている。また、ロータ8
a,8bは回転軸12a,12bを有し、この回転軸1
2a,12bは収納容器1の下部側面から断面矩形状に
突設させたフレーム13に回転自在に支持されている。
図2中、矢印a方向が正回転、矢印b方向が逆回転であ
る。
【0016】回転軸12a,12bの一端の外周面には
被検出部14(永久磁石)が設けられ、ロータ位置検出
センサ26によりロータ8a,8bの回転位置を検出可
能となっている。これにより、切刃10が離間し、受取
面11によって第1アンプル4aを受け取ることができ
る受取位置(図3(a))から、切刃10が最も接近
し、複連アンプル4から第1アンプル4aを切り離すこ
とができる切離位置(図3(b))を経て、切り離され
た第1アンプル4aを払い出した後(図3(c))、再
び前記受取位置に戻るようにロータ8a,8bを回転さ
せることが可能となっている。ロータ8a,8bが受取
位置(図3(a))に回転していれば、ベルトコンベア
2によって複連アンプル4が送出されることにより、第
1アンプル4aがロータ8a,8bの受取面11に当接
し、払出位置に位置決めされる。
【0017】また、回転軸12a,12bの他端にはロ
ータギア15がそれぞれ一体化されている。ロータギア
15が互いに噛合することによりロータ8a,8bは同
期して逆方向に回転可能である。また、一方のロータギ
ア15には従動ギア16を介してモータ17の駆動軸1
7aに設けた駆動ギア18が噛合している。モータ17
は正逆回転駆動可能で、駆動ギア18、従動ギア16、
及びロータギア15を介してロータ8a,8bを正逆回
転させる。
【0018】また、上方側に位置するロータ8aの回転
軸12aには前記ロータギア15のほかに、図示しない
ワンウェイクラッチを介してカム19が一体化されてい
る。ワンウェイクラッチにより、ロータ8a,8bが逆
回転(矢印b方向)しても、カム19は回転することは
ない。また、カム19の外周面は、図4に示すように、
係止位置cから半径が徐々に大きくなる拡径部19a
と、略半周したところから同一半径となる最大径部19
bとから形成されている。したがって、前記係止位置c
には、後述する押圧片9の係止部22が係脱可能な段差
すなわち係止受部20が形成される。
【0019】押圧片9は、図4に示すように、支軸9a
を中心として回動自在に設けられ、図示しないスプリン
グにより図4中時計回り方向に付勢されている。押圧片
9の先端下面にはウレタン等の弾性材料からなるパッド
21が設けられ、複連アンプル4を損傷させることなく
押圧可能となっている。また、押圧片9の後端には下方
に向かって屈曲する係止部22が形成されている。係止
部22は、前記スプリングの付勢力により前記カム19
の外周面を摺接する。カム19の回転中、係止部22が
係止位置cから拡径部19aを摺接することにより、押
圧片9は支軸9aを中心として図4中反時計回り方向に
回動し、パッド21が複連アンプル4に接近する。そし
て、係止部22が最大径部19bを摺接する間、パッド
21により第2アンプル4bが待機位置に位置決めされ
る。
【0020】複連アンプル4が待機位置で停止したか否
か、および待機位置を通過したか否かは、図2に示すア
ンプル位置検出センサ23によって検出可能となってい
る。アンプル位置検出センサ23は、図示しないスプリ
ングによって図2中時計回り方向に付勢された突片24
と、この突片24の回動位置を検出するセンサ部25と
で構成されている。ベルトコンベア2によって複連アン
プル4が送出された際、突片24が第1アンプル4aの
外周面に圧接して図2中点線で示す位置に回動すること
によりセンサ部25からオン信号が出力される。これに
より、第1アンプルが待機位置で停止したか否かが検出
される。第1アンプル4aが待機位置を通過し、突片2
4が第1アンプル4aと第2アンプル4bとの連接部分
に位置して図2中実線で示す位置に復帰することによ
り、一旦センサ部25からオフ信号が出力され、続いて
突片24が第2アンプル4bに圧接すると、センサ部2
5からオン信号が出力される。これにより、第2アンプ
ル4bが待機位置で停止したか否か、および第1アンプ
ル4aが待機位置を通過したか否かが検出される。な
お、アンプル位置検出センサ23に突片24及びセンサ
部25からなる機械式のものを使用したのは、反射式や
透過式のセンサでは、無色透明なアンプルの検出が困難
となるためである。また、アンプル位置検出センサ23
は2箇所に並設され、複連アンプル4が傾いて送出され
ていないか否かも検出可能となっている。
【0021】次に、前記構成の複連アンプル払出装置の
動作を、図5のフローチャートに従って説明する。
【0022】電源を投入すると、所定時間だけロータ8
a,8bが逆回転すると共にベルトコンベア2の送出方
向が逆転し、その後ロータ8a,8bが正回転すると共
にベルトコンベア2の送出方向が元の状態に復帰する初
期動作を行う(ステップS1)。そして、アンプル位置
検出センサ23での検出信号に基づいて、待機位置に複
連アンプル4の第1アンプル4aが位置しているか否か
を判断する(ステップS2)。待機位置に第1アンプル
4aが位置していなければ、ベルトコンベア2の駆動を
続行し、位置していれば停止する(ステップS3)。
【0023】ここで、払出要求があったか否かを判断す
る(ステップS4)。払出要求は、処方箋情報に含まれ
る薬剤データに基づいて行われる。払出要求があれば、
モータ17を駆動することによりロータ8a,8bを受
取位置(図3(a))に回転させる(ステップS5)。
そして、ベルトコンベア2を駆動し、複連アンプル4を
ロータ8a,8b側に送出する(ステップS6)。ベル
トコンベア2による送出量は、アンプルの大きさ(外径
寸法)とロータ径(受取面の曲率半径)とから決定す
る。ここで、アンプル位置検出センサ23での検出信号
により、第1アンプル4aが待機位置を通過したか否か
を判断し(ステップS7)、通過したと判断すれば、ベ
ルトコンベア2を停止する(ステップS8)。これによ
り、図3(a)に示すように、第1アンプル4aは受取
位置に位置決めされる。
【0024】そこで、ベルトコンベア2を駆動して複連
アンプル4を送出させながら(本実施形態では5m
m)、モータ17を駆動することにより、図3(b)に
示すように、ロータ8a,8bを受取位置から切離位置
に回転させる(ステップS9)。ロータ8a,8bの回
転動作に伴い、カム19を介して押圧片9が回動し、パ
ッド21が待機位置に位置する第2アンプル4bに圧接
する。これにより、第2アンプル4bは、ベルトコンベ
ア2のローラ5と、上方側のロータ8aの外面と、押圧
片9のパッド21とによって待機位置で正確に位置決め
される。この結果、ロータ8a,8bの切刃10による
第1アンプル4aの切離時、衝撃により複連アンプル4
が位置ずれすること、特に傾くことを防止される。した
がって、第1アンプル4aを正確かつ確実に切り離すこ
とが可能となる。
【0025】ここで、ロータ8a,8bが受取位置から
回転する際にタイマーをスタートさせ、該タイマーの経
過時間tが予め設定した時間(設定時間T:本実施形態
では2秒)になったときに(ステップS10)、ロータ
位置検出センサ26によりロータ8a,8bが受取位置
に戻っているか否かを判断する(ステップS10−
1)。前記設定時間Tは、通常のアンプルの切離動作に
より、ロータ8a,8bが受取位置から切離位置に回転
した後、再び受取位置まで戻るのに要する時間である。
【0026】前記タイマーの経過時間tが設定時間Tに
なってもロータ8a,8bが受取位置に戻っていなけれ
ば、アンプルが詰まる等の不具合が発生しているものと
判断し、ロータ8a,8bを逆回転させると共に、ベル
トコンベア2による送出方向を逆転させるエラー処理動
作を行う(ステップS11)。このとき、ワンウェイク
ラッチの働きにより、カム19は回転せず、押圧片9は
待機位置から離間した状態を維持する。そして、エラー
表示を行った後(ステップS12)、各部材の動作を停
止してアンプルの切離動作を終了する。このように、切
離動作の停止前にロータ8a,8b及びベルトコンベア
2の逆転動作を行わせるようにしたので、詰まったアン
プルの取り出しを容易に行うことができる。
【0027】また、前記タイマーの経過時間tが設定時
間Tになったときロータ8a,8bが受取位置に戻って
いれば、第1アンプル5aが適切に切り離されたものと
判断してベルトコンベア2を駆動し(ステップS1
3)、アンプル位置検出センサ23から再びオン信号が
出力されて、次の第1アンプル4aが待機位置を通過し
た否かを判断する(ステップS13−1)。
【0028】ステップS13−1で次の第1アンプル4
aが通過していれば、ステップS4に戻って前記同様の
処理を繰り返し、処方箋情報に含まれる処方するアンプ
ル数量に到達すれば、払出処理を終了する。
【0029】次の第1アンプル4aが通過していなけれ
ば、次の第1アンプル4aを受取位置に移動できない不
具合が発生していると判断し、ロータ8a,8bを1回
転だけ逆回転させると共に、ベルトコンベア2による送
出方向を逆転させる(ステップS14)。このとき、ワ
ンウェイクラッチの働きにより、カム19は回転せず、
押圧片9は待機位置から離間した状態を維持する。そし
て、ロータ8a,8bを受取位置で停止させると共に、
ベルトコンベア2を正転させる復帰動作を行う(ステッ
プS15)。復帰動作により、アンプル位置検出センサ
23からオン信号が出力されれば(ステップS16)、
ステップS4に戻って前記同様の処理を繰り返し、処方
箋情報に含まれる処方するアンプル数量に到達すれば、
払出処理を終了する。一方、復帰動作を行っても、アン
プル位置検出センサ23からオン信号が出力されなけれ
ば(ステップS16)、前記同様にエラー表示すると共
に(ステップS12)、アンプルの切離動作を終了す
る。
【0030】なお、前記実施形態では、カム19を利用
して、位置決め手段である押圧片9を送出手段であるロ
ータ8a,8bと機械的に同期させたが、押圧片9に独
立した駆動部を設けて、該駆動部をロータ8a,8bの
駆動部と電気的に同期させてもよい。この場合、図3
(b)に示すように、第1アンプル4aの切り離し時の
み押圧片9を駆動させて複連アンプル4を押圧し、図3
(c)に示すように、第1アンプル4aの切り離し後、
直ちに押圧片9を複連アンプル4から離間させることが
できる。また、前記実施形態では、ベルトコンベア2に
より複連アンプル4を略水平方向に送出するようにした
が、例えば、図7(a)に示すスプリング100を使用
したり、図7(b)に示す傾斜面101を使用したり、
図7(c)に示す傾斜面102及び重り103を使用し
てもよい。図7(c)によれば、傾斜面102の角度を
図7(b)の傾斜面101の角度よりも小さく抑えるこ
とができ、上下方向の占有スペースを抑制可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、払出手段を断面略C字形の一対のロータで構
成し、このロータの回転に同期して位置決め手段を動作
させることにより第2アンプルの位置ずれを防止するよ
うにしたので、コンパクトな構成であるにも拘わらず、
アンプルの切り離しを確実に行わせることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る複連アンプル払出装置の概
略斜視図である。
【図2】 ベルトコンベアによる複連アンプルの送出状
態、アンプル検出センサの動作状態、及びロータの動作
状態を示す概略図である。
【図3】 ベルトコンベアによる複連アンプルの送出状
態、ロータの動作状態、及び押圧片の動作状態を示す概
略図である。
【図4】 ベルトコンベアによる複連アンプルの送出状
態、カムの動作状態、及び押圧片の動作状態を示す概略
図である。
【図5】 複連アンプルからアンプルを切り離して払い
出す処理を示すフローチャートである。
【図6】 複連アンプルからアンプルを切り離して払い
出す処理を示すフローチャートである。
【図7】 送出手段の他の例を示す概略図である。
【図8】 複連アンプルの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 収納容器 2 ベルトコンベア(送出手段) 3 アンプル払出部(払出手段) 4 複連アンプル 8 ロータ 9 押圧片(位置決め手段) 10 切刃 11 受取面 14 被検出部 19 カム 20 係止受部 22 係止部 23 アンプル位置検出センサ 24 突片 25 センサ部 26 ロータ位置検出センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出手段により合成樹脂製のアンプルが
    複数連接された複連アンプルを送出し、払出手段により
    一端部に位置する第1アンプルから順に切り離して払い
    出すようにした複連アンプル払出装置において、 前記送出手段は、前記第1アンプルを待機位置から払出
    位置に送出し、当該第1アンプルに隣接する第2アンプ
    ルを待機位置に送出するようにし、 前記払出手段は、断面略C字形で一方の側縁部に切刃が
    形成された一対のロータを上下方向に所定間隔で配設
    し、該ロータを前記切刃が離間した受取位置から前記切
    刃が接近した切離位置を経て再び前記受取位置まで同期
    して回転させることにより、前記払出位置にある前記第
    1アンプルを前記受取位置で受け取った後、前記切離位
    置で切り離して払い出す構成とし、 前記払出手段により前記第1アンプルを切り離す際、前
    記第2アンプルを前記待機位置に位置決めする位置決め
    手段を、前記払出手段と同期するように設けたことを特
    徴とする複連アンプル払出装置。
  2. 【請求項2】 前記送出手段はベルトコンベアからな
    り、 前記位置決め手段は、前記ロータが前記切離位置に回転
    した際、前記第2アンプルを、前記ベルトコンベア及び
    前記上方側のロータと共に前記待機位置に位置決めする
    押圧片で構成したことを特徴とする請求項1に記載の複
    連アンプル払出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1アンプルが、前記待機位置を通
    過したか否かを検出するアンプル位置検出手段を設け、 該アンプル位置検出手段で前記第1アンプルが前記待機
    位置を通過したことを検出することにより、前記ロータ
    を回転させ、前記位置決め手段により前記第2アンプル
    を前記待機位置に位置決めすると共に、前記ロータの切
    刃で前記第1アンプルを切り離すようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の複連アンプル払出装置。
  4. 【請求項4】 前記送出手段により前記複連アンプルを
    送出しているにも拘わらず、前記アンプル位置検出手段
    により前記第1アンプルが前記待機位置を通過したこと
    を検出できない場合、前記ロータの回転方向及び前記送
    出手段による送出方向を逆転させるようにしたことを特
    徴とする請求項3に記載の複連アンプル払出装置。
  5. 【請求項5】 前記ロータが前記受取位置にあるか否か
    を検出するロータ位置検出手段を設け、 該ロータ位置検出手段により前記ロータが前記受取位置
    から回転して再び当該受取位置に戻ったことを検出でき
    ない場合、前記ロータの回転方向及び前記送出手段によ
    る送出方向を逆転させるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の複連アンプル払出装置。
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