JP2003190100A - 医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム並びにプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム並びにプログラムを記録した記録媒体

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JP2003190100A
JP2003190100A JP2001396695A JP2001396695A JP2003190100A JP 2003190100 A JP2003190100 A JP 2003190100A JP 2001396695 A JP2001396695 A JP 2001396695A JP 2001396695 A JP2001396695 A JP 2001396695A JP 2003190100 A JP2003190100 A JP 2003190100A
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medical image
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Hiroshi Kurahashi
央 倉橋
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、医用画像の劣化を防ぎ、出力
装置別に医用画像を出力させることである。 【解決手段】医用画像を撮影する撮影台１Ａに接続し医
用画像を処理する医用画像処理装置１と、出力装置であ
る、表示端末２Ａ，２Ｂと、イメージャ３とを通信ネッ
トワーク４で接続する医用画像出力システムαにおい
て、医用画像処理装置１上に、各出力装置に対応するサ
ンプリング特性データ及び画像処理特性データを記憶
し、医用画像処理装置１において、撮影台１Ａで撮影し
た医用画像の画像データを前記サンプリング特性データ
を用いてサンプリングし、サンプリング済画像データを
記憶し、当該サンプリング済画像データを前記画像処理
特性データを用いて画像処理し、当該画像処理済画像デ
ータを出力装置へ送信し、出力装置は、当該画像処理済
画像データを受信して出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用画像を処理す
る医用画像処理装置、医用画像処理方法及びそのプログ
ラム、並びにそのプログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、医療の分野においては、Ｘ線等の
放射線を利用したＸ線撮影装置、ＲＩ（Radio Isotop
e）装置、ＣＲ（Computed Radiography）装置、ＣＴ（C
omputedTomography）装置、超音波を利用した超音波撮
影装置、磁気を利用したＭＲＩ（Magnetic Resonance I
maging）装置等の医用画像撮影装置が患者の診断のため
に用いられている。
【０００３】そして、前記医用画像撮影装置によって撮
影された画像は、ある一定のサンプリングにより撮影時
のアナログデータからデジタルデータに変換されて、周
波数処理等の画像処理を施されて処理済画像データとし
て記憶し、画面に出力するモニタ、フィルムに感光する
イメージャに出力させていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の医用画
像撮影装置においては、撮影した画像に一定のサンプリ
ングをかけて記憶していたので、種類、機種、解像度等
の特性の異なる出力装置に出力するためには、記憶され
た画像データを、各出力装置にあわせて、再サンプリン
グして画像処理を施し、画像処理済画像データを出力す
るので、サンプリングを少なくとも２回かけることにな
り、画像の劣化が避けられなかった。
【０００５】例えば、再サンプリングする際、間引き処
理、補間処理のために画像が劣化していた。
【０００６】本発明の課題は、医用画像の劣化を防ぎ、
出力装置別に医用画像を出力させることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項１記載の発明は、撮影された医用画像を読
取り、当該医用画像を複数の出力装置へ出力するための
医用画像処理装置であって、前記各出力装置の、解像度
を示すサンプリング特性情報を含む、特性情報を記憶す
る特性情報記憶手段と、前記撮影された医用画像を読取
る読取り手段と、前記読取り手段において読取られた前
記医用画像の読取り画像を、前記特性情報記憶手段に記
憶された特性情報のうちのサンプリング特性情報を用い
て、前記出力装置別にサンプリングするサンプリング手
段と、を具備してなることを特徴とする。
【０００８】請求項２記載の発明は、請求項１記載の医
用画像処理装置において、前記サンプリング手段におい
てサンプリングされたサンプリング画像を、画像処理す
る画像処理手段を更に具備することを特徴とする。
【０００９】請求項３記載の発明は、請求項２記載の医
用画像処理装置において、前記特性情報は、前記各出力
装置の画像処理特性を示す画像処理特性情報を含み、前
記画像処理手段は、前記サンプリング手段においてサン
プリングされたサンプリング画像を、前記特性情報記憶
手段に記憶された特性情報のうちの画像処理特性情報を
用いて、前記出力装置別に画像処理することを特徴とす
る。
【００１０】請求項４記載の発明は、請求項１、２又は
３記載の医用画像処理装置において、前記サンプリング
手段においてサンプリングされたサンプリング画像を記
憶する画像記憶手段を更に具備することを特徴とする。
【００１１】請求項５記載の発明は、請求項２、３又は
４記載の医用画像処理装置において、前記画像処理手段
において画像処理された画像処理画像を記憶する画像記
憶手段を更に具備することを特徴とする。
【００１２】請求項６記載の発明は、サンプリングされ
た医用画像を読出し、当該医用画像を複数の出力装置へ
出力するための画像処理を行う医用画像処理装置であっ
て、前記各出力装置の、画像処理特性を示す画像処理特
性情報を含む、特性情報を記憶する特性情報記憶手段
と、前記サンプリングされた医用画像を読出す読出し手
段と、前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報のう
ちの画像処理特性情報を用いて、前記読出し手段におい
て読出された前記医用画像のサンプリング画像を、前記
出力装置別に画像処理する画像処理手段と、を具備して
なることを特徴とする。
【００１３】請求項７記載の発明は、請求項６記載の医
用画像処理装置において、前記特性情報は、前記各出力
装置の解像度を示すサンプリング特性情報を含み、前記
特性情報記憶手段に記憶された特性情報のうちのサンプ
リング特性情報を用いて、前記読出し手段において読出
されたサンプリング画像を、前記出力装置別に再度サン
プリングするサンプリング手段を更に具備し、前記画像
処理手段は、前記サンプリング手段において再度サンプ
リングされた再サンプリング画像を、前記特性情報記憶
手段に記憶された特性情報のうちの画像処理特性情報を
用いて、前記出力装置別に画像処理することを特徴とす
る。
【００１４】請求項８記載の発明は、撮影された医用画
像を読取り、当該医用画像を複数の出力装置へ出力する
ための医用画像処理方法であって、前記撮影された医用
画像を読取り、前記各出力装置の解像度を示すサンプリ
ング特性情報を含む特性情報を記憶する特性情報記憶手
段から、特性情報としてサンプリング特性情報を読込
み、前記読込まれたサンプリング特性情報を用いて、前
記読取られた医用画像の読取り画像を、前記出力装置別
にサンプリングする、ことを特徴とする。
【００１５】請求項９記載の発明は、サンプリングされ
た医用画像を読出し、当該医用画像を複数の出力装置へ
出力するための画像処理を行う医用画像処理方法であっ
て、前記サンプリングされた医用画像を読出し、前記各
出力装置の画像処理特性を示す画像処理特性情報を含む
特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性情報と
して画像処理特性情報を読込み、前記読込まれた画像処
理特性情報を用いて、前記読出された医用画像のサンプ
リング画像を、前記出力装置別に画像処理する、ことを
特徴とする。
【００１６】請求項１０記載の発明は、コンピュータ
に、撮影された医用画像を読取る機能と、複数の出力装
置の解像度を示すサンプリング特性情報を含む特性情報
を記憶する特性情報記憶手段から、特性情報としてサン
プリング特性情報を読込む機能と、前記読込まれたサン
プリング特性情報を用いて、前記読取られた医用画像の
読取り画像を前記出力装置別にサンプリングする機能
と、を実現させるためのプログラムであることを特徴と
する。
【００１７】請求項１１記載の発明は、コンピュータ
に、サンプリングされた医用画像を読出す機能と、前記
各出力装置の画像処理特性を示す画像処理特性情報を含
む特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性情報
として画像処理特性情報を読込む機能と、前記読込まれ
た画像処理特性情報を用いて、前記読出された医用画像
のサンプリング画像を、前記出力装置別に画像処理する
機能と、を実現させるためのプログラムであることを特
徴とする。
【００１８】請求項１２記載の発明は、コンピュータ
に、撮影された医用画像を読取る機能と、複数の出力装
置の解像度を示すサンプリング特性情報を含む特性情報
を記憶する特性情報記憶手段から、特性情報としてサン
プリング特性情報を読込む機能と、前記読込まれたサン
プリング特性情報を用いて、前記読取られた医用画像の
読取り画像を前記出力装置別にサンプリングする機能
と、を実現させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【００１９】請求項１３記載の発明は、コンピュータ
に、サンプリングされた医用画像を読出す機能と、前記
各出力装置の画像処理特性を示す画像処理特性情報を含
む特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性情報
として画像処理特性情報を読込む機能と、前記読込まれ
た画像処理特性情報を用いて、前記読出された医用画像
のサンプリング画像を、前記出力装置別に画像処理する
機能と、を実現させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体であることを特徴とす
る。
【００２０】請求項１、８、１０又は１２記載の発明に
よれば、撮影された医用画像を読取り、特性情報記憶手
段から、特性情報としてサンプリング特性情報を読込
み、前記読取られた医用画像の読取り画像を、前記サン
プリング特性情報を用いて前記出力装置別にサンプリン
グする。
【００２１】従って、請求項１、８、１０又は１２記載
の発明によれば、撮影された医用画像を出力装置に対応
させてサンプリングし、画像劣化する再サンプリングを
防いで、医用画像を加工して出力することができる。
【００２２】請求項２記載の発明によれば、サンプリン
グされたサンプリング画像を画像処理する。
【００２３】従って、請求項２記載の発明によれば、サ
ンプリングされたサンプリング画像を画像処理すること
ができる。
【００２４】請求項３記載の発明によれば、特性情報と
してサンプリング特性情報及び画像処理特性情報を特性
情報記憶手段から読込み、出力装置別に、医用画像の読
取り画像を、前記サンプリング特性情報を用いてサンプ
リングし、前記画像処理特性情報を用いて画像処理す
る。
【００２５】従って、請求項３記載の発明によれば、撮
影された医用画像を出力装置に対応させてサンプリング
及び画像処理し、画像劣化する再サンプリングを防い
で、医用画像を出力することができる。
【００２６】請求項４記載の発明によれば、医用画像の
読取り画像をサンプリングしたサンプリング画像を画像
記憶手段に記憶する。
【００２７】従って、請求項４記載の発明によれば、サ
ンプリング画像を画像記憶手段に記憶させるので、画像
処理特性情報を出力装置に対応させて変更すれば、変更
された画像処理特性情報に基づき、記憶されたサンプリ
ング画像を画像処理することができる。
【００２８】請求項５記載の発明によれば、医用画像の
読取り画像を画像処理した画像処理画像を画像記憶手段
に記憶する。
【００２９】従って、請求項５記載の発明によれば、画
像処理画像を画像記憶手段に記憶させるので、記憶され
た画像処理画像を再出力することができる。
【００３０】請求項６、９、１１又は１３記載の発明に
よれば、サンプリングされた医用画像を読出し、特性情
報として画像処理特性情報を読込み、当該画像処理特性
情報を用いて、前記読出された医用画像のサンプリング
画像を、出力装置別に画像処理する。
【００３１】従って、請求項６、９、１１又は１３記載
の発明によれば、サンプリングされた医用画像のサンプ
リング画像を、出力装置に対応させて画像処理すること
ができる。
【００３２】請求項７記載の発明によれば、サンプリン
グされた医用画像を読出し、特性情報としてサンプリン
グ特性情報及び画像処理特性情報を読込み、出力装置別
に、前記読出された医用画像のサンプリング画像を、前
記サンプリング特性情報を用いて、再サンプリングし、
前記画像処理特性情報を用いて、画像処理する。
【００３３】従って、請求項７記載の発明によれば、サ
ンプリングされた医用画像のサンプリング画像を、出力
装置に対応させて再サンプリング及び画像処理すること
ができる。
【００３４】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の第１の実施の形態及び第２の実施の形態につき順に
説明する。
【００３５】（第１の実施の形態）本実施の形態を図１
〜図６を参照して説明する。先ず、図１〜図３を参照し
て本実施の形態の装置的特長を説明する。図１は、本実
施の形態の医用画像出力システムαを示す図であり、図
２は、図１に示す医用画像処理装置１の内部構成を示す
図であり、図３は、図１に示す表示端末２Ａ，２Ｂ、イ
メージャ３の内部構成を示す図である。
【００３６】本実施の形態の医用画像出力システムα
は、図１に示すように、医用画像の撮影制御及び処理を
行う医用画像処理装置１と、医用画像を撮影し医用画像
処理装置１へ送信する撮影台１Ａと、医用画像処理装置
１から受信した医用画像を表示出力する、それぞれ解像
度の異なる表示端末２Ａ，２Ｂと、画像処理装置１から
受信した医用画像をフィルムにプリント出力するイメー
ジャ３と、医用画像処理装置１、表示端末２Ａ，２Ｂ、
イメージャ３を通信接続する通信ネットワーク４とから
構成される。
【００３７】通信ネットワーク４は、例えばＬＡＮ（Lo
cal Area Network）等のネットワークであり、ＷＡＮ
（Wide Area Network）を含めてもよく、電話回線網、
ＩＳＤＮ回線網、広域帯通信回線網、専用線、移動体通
信網、通信衛星回線、ＣＡＴＶ回線、光通信回線、無線
通信回線と、それらを接続するインターネットサービス
プロバイダ等を含む構成でもよい。
【００３８】図２に示すように、医用画像処理装置１
は、各部の中央制御を行うＣＰＵ（Central Processing
Unit）１ａと、操作者に情報を入力させる入力部１ｂ
と、情報を一時的に格納するＲＡＭ（Random Access Me
mory）１ｃと、操作者に情報を表示する表示部１ｄと、
情報を記憶する記憶装置１ｅと、通信ネットワーク４へ
の情報の送受信を制御する通信制御部１ｆと、撮影台１
Ａと接続して医用画像の撮影を制御する撮影制御部１ｇ
と、ＣＰＵ１ａ、入力部１ｂ、ＲＡＭ１ｃ、表示部１
ｄ、記憶装置１ｅ、通信制御部１ｆ、撮影制御部１ｇを
接続するバス１ｈとを備える。
【００３９】ＣＰＵ１ａは、医用画像生成処理を実行す
る。ＣＰＵ１ａは、医用画像生成処理の実行により、撮
影指示を操作者に入力部１ｂから入力させ、入力された
撮影指示の撮影条件情報に基づいて撮影台１Ａに医用画
像を撮影させ、記憶装置１ｅに記憶された出力特性デー
タベースＣのサンプリング特性データｃ１，ｃ３，ｃ５
を読込み、読込んだサンプリング特性データｃ１，ｃ
３，ｃ５に基づき、撮影された画像データをサンプリン
グし、前記入力された撮影指示の出力装置情報に対応す
る出力特性データベースＣの画像処理特性データを読込
み、読込んだ画像処理特性データに基づき、サンプリン
グ済画像データを画像処理し、当該画像処理済画像デー
タを出力装置情報に記載の出力装置へ通信制御部１ｆ、
通信ネットワーク４を介して送信する（図５参照）。Ｃ
ＰＵ１ａは、請求項に記載のサンプリング手段、画像処
理手段、読出し手段の機能を有する。
【００４０】入力部１ｂは、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びポインテ
ィングデバイスとしてマウスを含み、操作者によりキー
ボードで押下された押下信号やマウスの位置信号をＣＰ
Ｕ１ａに出力する。
【００４１】ＲＡＭ１ｃは、各種プログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果等の各種データを、ＣＰＵ
１ａでランダムアクセス展開可能に格納するメモリ領域
を有して、各種状態を記憶するメモリである。
【００４２】表示部１ｄは、ＣＲＴ（Cathode Ray Tub
e）、又はＬＣＤ（Liquid Crystal Display）等により
構成され、ＣＰＵ１ａから入力される表示指示に従って
各種表示データの画面表示を行う。
【００４３】記憶装置１ｅは、プログラムやデータなど
が予め記憶されまたは書込み可能な記録媒体（図示せ
ず）を有し、当該記録媒体は、磁気的、光学的記録媒
体、若しくは半導体等の不揮発性メモリ等のＣＰＵ１ａ
読取り可能な記録媒体で構成されている。記録媒体は、
ハードディスク等の固定的に設けたもの、若しくはＣＤ
−ＲＯＭ、メモリカード等の着脱自在に装着する可搬型
のものを含む。
【００４４】記憶装置１ｅには各種処理プログラム、及
びこれらのプログラムで処理する又は処理されたデータ
等の各種データを格納する。ＲＡＭ１ｃ及び記憶装置１
ｅは、ＣＰＵ１ａの制御により内部データの書換が可能
な構成である。記憶装置１ｅは、請求項に記載の特性情
報記憶手段、画像記憶手段の機能を有する。
【００４５】また、記憶装置１ｅに記憶されたプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部を外部機器から
ＬＡＮ、ＷＡＮ等の通信ネットワーク４を介して通信制
御部１ｆから受信して格納する構成にしてもよく、ま
た、記憶装置１ｅは通信ネットワーク４上に構築された
外部機器の記憶装置であってもよい。更に、前記各種プ
ログラムを通信ネットワーク４を介して外部機器へ送信
及びインストールする構成にしてもよい。
【００４６】通信制御部１ｆは、通信ネットワーク４を
介して、外部機器との通信を行うためのネットワークカ
ード、モデム、ＴＡ（Terminal Adapter）、ルータ等に
よって構成される。
【００４７】撮影台１Ａは、Ｘ線を患者の体に照射して
医用画像を撮像する装置であり、医用画像処理装置１の
撮影制御部１ｇから送信された撮影条件情報に基づき、
医用画像の撮影を行う装置であるが、これに限るもので
はなく、ＣＴ装置、ＩＲ装置、ＣＲ装置、ＣＴ装置、超
音波撮影装置、ＭＲＩ装置等の医用画像撮影方式の装置
でもよい。撮影制御部１ｇは、請求項に記載の読取り手
段の機能を有する。
【００４８】なお、医用画像処理装置１は、本実施の形
態は、１台の情報処理装置で表現しているが、通信ネッ
トワーク４を介した複数の装置を設置して、各種処理を
各装置で分散して実行する構成でもよい。この場合、各
種処理を実行する負荷が分散される。
【００４９】図３に示すように、表示端末２Ａは、ＣＰ
Ｕ２Ａａ、ＲＡＭ２Ａｃ、記憶装置２Ａｅ、通信制御部
２Ａｆ、バス２Ａｈ、出力部２Ａｉを備える。表示端末
２Ｂは、ＣＰＵ２Ｂａ、ＲＡＭ２Ｂｃ、記憶装置２Ｂ
ｅ、通信制御部２Ｂｆ、バス２Ｂｈ、出力部２Ｂｉを備
える。イメージャ３は、ＣＰＵ３ａ、ＲＡＭ３ｃ、記憶
装置３ｅ、通信制御部３ｆ、バス３ｈ、出力部３ｉを備
える。
【００５０】表示端末２Ａ、２Ｂ、イメージャ３のそれ
ぞれにおける、ＣＰＵ２Ａａ，２Ｂａ，３ａ、ＲＡＭ２
Ａｃ，２Ｂｃ，３ｃ、記憶装置２Ａｅ，２Ｂｅ，３ｅ、
通信制御部２Ａｆ，２Ｂｆ，３ｆ、バス２Ａｈ，２Ｂ
ｈ，３ｈは、それぞれ医用画像処理装置１のＣＰＵ１
ａ、ＲＡＭ１ｃ、記憶装置１ｅ、通信制御部１ｆ、バス
１ｈと同様であり、異なる部分の説明を行う。
【００５１】ＣＰＵ２Ａａ，２Ｂａ，３ａは、医用画像
出力処理を実行する。ＣＰＵ２Ａａ，２Ｂａ，３ａは、
医用画像出力処理の実行により、医用画像処理装置１か
ら画像処理済画像データを通信ネットワーク４、通信制
御部２Ａｆ，２Ｂｆ，３ｆを介して受信し、当該受信し
た画像処理済画像データを出力部２Ａｉ，２Ｂｉ，３か
ら出力させる（図６参照）。
【００５２】表示端末２Ａの出力部２Ａｉは、医用画像
の画像データを用いて解像度の高い医用画像を表示する
出力部であり、ＣＲＴ、ＬＣＤ等により構成され、ＣＰ
Ｕ２Ａａから入力される表示指示に従って各種表示デー
タの画面表示を行う。表示端末２Ｂの出力部２Ｂｉは、
表示端末２Ａの出力部２Ａｉと同様であるが、出力部２
Ａｉに比べて解像度の低い表示出力部であるとする。イ
メージャ３の出力部３ｉは、医用画像の画像データを用
いてフィルムに視覚的にプリントする出力部である。イ
メージャは一般的に表示端末よりも高い解像度を要求さ
れ、イメージャ３の出力部３ｉは、表示端末２Ａ，２Ｂ
よりも解像度の高い出力部であるとする。
【００５３】出力装置の出力特性は、表示端末２Ａ，２
Ｂ、イメージャ３のように、出力の解像度、出力装置の
種類で異なるが、他にも、同じ種類の出力装置で異なる
等の構成でもよい。
【００５４】本実施の形態は、出力装置として、表示端
末２Ａ，２Ｂ、イメージャ３を通信ネットワーク４上に
設置したが、出力装置の数、種類はこれに限定されるも
のではない。
【００５５】次に、図４を参照して、医用画像処理装置
１の記憶装置１ｅに記憶する出力特性データベースＣを
説明する。図４は、出力特性データベースＣの構成を示
す図である。
【００５６】記憶装置１ｅに記憶する出力特性データベ
ースＣは、表示端末２Ａの画像の出力特性であるサンプ
リング特性データｃ１と、同じく、各種画像処理の画像
処理特性データｃ２を記憶する。サンプリング特性デー
タは、解像度を示す画素サイズのデータであり、例え
ば、高解像度の出力部３ｉを備えるイメージャ３には、
高精細の解像度のデータを記憶する。画像処理特性デー
タは、各種画像処理のデータであり、本実施の形態で
は、周波数処理の特性データを記憶するものとする。
【００５７】周波数処理では、撮影された実画像に対し
て、あるマスクサイズのボケ画像を生成し、当該ボケ画
像から実画像を差し引き、特定の周波数成分を強調して
画像を観察し易くする処理である。画像処理データとし
ては他にも、高濃度部のつぶれ又は低濃度部とびを補正
するダイナミックレンジ圧縮処理、複数の周波数成分に
ついての周波数処理である多重解像度周波数処理等のデ
ータでもよく、複数種の画像処理のデータでもよい。
【００５８】出力特性データベースＣは、他に、表示端
末２Ｂ用の出力特性データである、サンプリング特性デ
ータｃ３、画像処理特性データｃ４、イメージャ３用の
出力特性データである、サンプリング特性データｃ５、
画像処理特性データｃ６を記憶する。
【００５９】次に、本実施の形態の動作を説明する。先
ず、図５及び図６を参照して、医用画像処理装置１で実
行する医用画像生成処理を説明する。図５は、医用画像
処理装置１で実行する医用画像生成処理のフローチャー
トであり、図６は、出力装置で実行する医用画像出力処
理のフローチャートである。医用画像生成処理は、撮影
台１Ａで撮影した画像を出力装置である表示端末２Ａ，
２Ｂ、イメージャ３別の出力特性に合せて送信する処理
である。
【００６０】予め、医用画像処理装置１において、表示
端末２Ａ，２Ｂ、イメージャ３別の出力特性に合せて、
設定された出力特性データベースＣを記憶装置１ｅ上に
記憶されているものとする。ＣＰＵ１ａは、記憶装置１
ｅに予め記憶されている医用画像生成処理のプログラム
データをＲＡＭ１ｃに展開して、医用画像生成処理の実
行を開始する。
【００６１】図５のフローチャートは、医用画像処理装
置１を構成するコンピュータに各機能を実現させるため
の処理を説明する為のものである。この処理は、ＣＰＵ
１ａが読取可能なプログラムコードの形態で記憶装置１
ｅに格納されている例で説明するが、全ての機能を記憶
装置１ｅに格納する必要は無く、必要に応じてその一部
若しくは全部を通信ネットワーク４を介して通信制御部
１ｆから受信して実現するようにしてもよい。この説明
は、出力装置で実行する医用画像出力処理、第２の実施
の形態の医用画像出力指示処理でも同様である。
【００６２】先ず、ＣＰＵ１ａは、操作者に、医用画像
の撮影条件情報及び出力装置情報を含む撮影指示を、入
力部１ｂを介して入力させる（ステップＳ１）。そし
て、ＣＰＵ１ａは、撮影指示の入力が完了したかを判別
する（ステップＳ２）。撮影指示の入力が完了していな
い場合（ステップＳ２；ＮＯ）、ステップＳ１へ戻る。
【００６３】撮影指示の入力が完了した場合（ステップ
Ｓ２；ＹＥＳ）、ＣＰＵ１ａは、ステップＳ１で入力さ
れた撮影指示中の撮影条件情報を撮影制御部１ｇから撮
影台１Ａへ送信し、撮影台１Ａに患者の医用画像を撮影
させて、撮影した医用画像の画像データを撮影制御部１
ｇから受信し、ＲＡＭ１ｃに格納する（ステップＳ
３）。
【００６４】そして、ＣＰＵ１ａは、記憶装置１ｅに記
憶された出力特性データベースＣのサンプリング特性デ
ータｃ１，ｃ３，ｃ５を読込む（ステップＳ４）。そし
て、ＣＰＵ１ａは、ステップＳ４で読込んだサンプリン
グ特性データｃ１，ｃ３，ｃ５を用いて、ステップＳ３
で受信した、撮影した画像データをサンプリングする
（ステップＳ５）。
【００６５】そして、ＣＰＵ１ａは、サンプリング特性
データｃ１，ｃ３，ｃ５でそれぞれサンプリングした各
サンプリング済画像データを記憶装置１ｅに記憶する
（ステップＳ６）。そして、ＣＰＵ１ａは、記憶装置１
ｅに記憶された出力特性データベースＣの画像処理特性
データｃ２，ｃ４，ｃ６のうち、ステップＳ１で入力さ
れた撮影指示中の出力装置情報の出力装置に対応する画
像処理特性データを読込む（ステップＳ７）。
【００６６】そして、ＣＰＵ１ａは、ステップＳ７で読
込んだ画像処理特性データを用いて、ステップＳ５でサ
ンプリングしたサンプリング済画像データのうち、ステ
ップＳ１で入力された撮影指示中の出力装置情報の出力
装置に対応するサンプリング済画像データを画像処理す
る（ステップＳ８）。
【００６７】そして、ＣＰＵ１ａは、ステップＳ８で画
像処理した画像処理済画像データを、通信制御部１ｆ、
通信ネットワーク４を介して、対応する出力装置に送信
し（ステップＳ９）、医用画像生成処理を終了する。
【００６８】ステップＳ６で、全ての出力装置に対応す
るサンプリング済画像データを記憶しているので、医用
画像生成処理実行後、操作者が入力装置１ｂから出力指
示を入力して、出力させていない出力装置に対応して、
記憶装置１ｅ上に記憶されたサンプリング済画像データ
を画像処理して出力装置へ出力させることができる。
【００６９】出力装置である表示端末２Ａ，２Ｂ、イメ
ージャ３では、医用画像処理装置１で実行された画像撮
影処理で送信された画像処理済画像データを出力する医
用画像出力処理を実行する。ここでは、医用画像を出力
する出力装置として表示端末２Ａに画像データが送信さ
れたものとし、表示端末２Ａを代表して説明する。ＣＰ
Ｕ２Ａａは、記憶装置２Ａｅに予め記憶されている医用
画像出力処理のプログラムデータをＲＡＭ２Ａｃに展開
して、医用画像出力処理の実行を開始する。
【００７０】先ず、ＣＰＵ２Ａａは、通信ネットワーク
４、通信制御部２Ａｆを介して、医用画像処理装置１か
ら画像処理済画像データを受信し、受信した画像処理済
画像データをＲＡＭ２Ａｃへ格納する（ステップＴ
１）。画像処理済画像データの受信を完了していない場
合（ステップＴ１；ＮＯ）、ステップＴ１へ戻る。
【００７１】画像処理済画像データの受信を完了した場
合（ステップＴ１；ＹＥＳ）、ステップＴ１で受信しＲ
ＡＭ２Ａｃ上に記憶された画像処理済画像データを、出
力部２Ａｉから高解像度に表示出力し（ステップＴ
３）、医用画像出力処理を終了する。ステップＴ３は、
表示端末２Ｂにおいては、同様に出力部２Ｂｉから、受
信した画像処理済画像データを低解像度に表示出力す
る。イメージャ３においては、同様に出力部３ｉから、
受信した画像処理済画像データを、表示端末２Ａ，２Ｂ
よりも高解像度に、フィルムにプリント出力する。
【００７２】よって、本実施の形態によれば、出力装置
別に対応させて、撮影された画像データをサンプリング
及び画像処理し、再サンプリングによる画像劣化を防い
で画像処理済画像データを出力することができる。
【００７３】また、サンプリング済画像データを記憶装
置１ｅに記憶させるので、医用画像生成処理の実行後、
画像処理を変更して実行したい場合も、画像処理特性デ
ータを自在に変更すれば、変更した画像処理特性データ
に基づき、記憶されたサンプリング済画像データを画像
処理して、画像処理済画像データを出力させることがで
きる。
【００７４】次に、図７を参照して、本実施の形態の医
用画像生成処理の変形例を説明する。図７は、医用画像
処理装置１で実行する医用画像生成処理の変形例のフロ
ーチャートである。本変形例は、ステップＵ１〜Ｕ３
は、ステップＳ１〜Ｓ３と同様のステップである。そし
て、ＣＰＵ１ａは、記憶装置１ｅの出力特性データベー
スＣのサンプリング特性データｃ１，ｃ３，ｃ５に加え
て、画像処理特性データｃ２，ｃ４，ｃ６を読込む（ス
テップＵ４）。
【００７５】そして、ＣＰＵ１ａは、ステップＵ４で読
込んだ出力特性データベースＣのサンプリング特性デー
タｃ１，ｃ３，ｃ５を用いて、ステップＳ５と同様に、
全ての出力装置毎に、撮影された画像データをサンプリ
ングする（ステップＵ５）。そして、ＣＰＵ１ａは、ス
テップＵ４で読込んだ出力特性データベースＣの、画像
処理特性データｃ２，ｃ４，ｃ６を用いて、ステップＵ
５でサンプリングしたサンプリング済画像データを、全
ての出力装置毎に、画像処理する（ステップＵ６）。
【００７６】そして、ＣＰＵ１ａは、ステップＵ６で画
像処理した画像処理済画像データを記憶装置１ｅへ記憶
する（ステップＵ７）。そして、ＣＰＵ１ａは、ステッ
プＵ７で記憶された画像処理済画像データのうち、ステ
ップＵ１の撮影指示中の出力装置情報の出力装置に、当
該出力装置に対応する画像処理済画像データを送信し
（ステップＵ８）、医用画像生成処理の変形例を終了す
る。
【００７７】よって、出力装置毎に画像処理が固定され
ている場合、画像処理特性データの変更を行わないの
で、本変形例のように画像処理済画像データを記憶する
構成としてもよく、記憶装置１ｅに記憶された画像処理
済画像データを再出力することができる。
【００７８】（第２の実施の形態）本実施の形態を図８
を参照して説明する。先ず、本実施の形態の装置的特長
は、第１の実施の形態と同様であり、異なる部分のみを
説明する。
【００７９】ＣＰＵ１ａは、医用画像出力指示処理を実
行する。ＣＰＵ１ａは、医用画像出力指示処理の実行に
より、出力指示を操作者に入力部１ｂから入力させ、入
力された出力指示中の出力装置情報の出力装置に対応す
る、記憶装置１ｅに記憶された出力特性データベースＣ
のサンプリング特性データ及び画像情報特性データを読
込み、読込んだサンプリング特性データに基づき、予め
記憶されているサンプリング済画像データを再サンプリ
ングし、読込んだ画像処理特性データに基づき、再サン
プリング済画像データを画像処理し、当該画像処理済画
像データを出力装置情報に記載の出力装置へ通信制御部
１ｆ、通信ネットワーク４を介して送信する（図８参
照）。
【００８０】次に、図８を参照して本実施の形態の動作
を説明する。図８は、医用画像処理装置１で実行する医
用画像出力指示処理のフローチャートである。予め、医
用画像処理装置１の記憶装置１ｅには出力特性テーブル
Ｃが記憶され、撮影台１Ａで医用画像を撮影し、撮影し
た医用画像の画像データをある割合でサンプリングして
サンプリング済画像データとして記憶装置１ｅに記憶し
ているものとする。そして、ＣＰＵ１ａは、記憶装置１
ｅに予め記憶されている医用画像出力指示処理のプログ
ラムデータをＲＡＭ１ｃに展開して、医用画像出力指示
処理の実行を開始する。
【００８１】先ず、ＣＰＵ１ａは、操作者に、医用画像
を出力する出力装置情報を含む出力指示を、入力部１ｂ
を介して入力させる（ステップＶ１）。そして、ＣＰＵ
１ａは、出力指示の入力が完了したかを判別する（ステ
ップＶ２）。出力指示の入力が完了していない場合（ス
テップＶ２；ＮＯ）、ステップＶ１へ戻る。
【００８２】出力指示の入力が完了した場合（ステップ
Ｖ２；ＹＥＳ）、ＣＰＵ１ａは、記憶装置１ｅの出力特
性データベースＣのサンプリング特性データｃ１，ｃ
３，ｃ５及び画像処理特性データｃ２，ｃ４，ｃ６のう
ち、ステップＶ１の出力指示中の出力装置情報に記載の
出力装置に対応するサンプリング特性データ及び画像処
理特性データを読込む（ステップＶ３）。
【００８３】そして、ＣＰＵ１ａは、ステップＶ３で読
込んだ出力特性データベースＣのサンプリング特性デー
タを用いて、出力装置情報の出力装置別に、記憶装置１
ｅに記憶されたサンプリング済画像データを再サンプリ
ングする（ステップＶ４）。そして、ＣＰＵ１ａは、ス
テップＶ３で読込んだ出力特性データベースＣの、画像
処理特性データを用いて、ステップＶ４で再サンプリン
グした再サンプリング済画像データを、出力装置情報の
出力装置別に、画像処理する（ステップＶ５）。
【００８４】そして、ＣＰＵ１ａは、ステップＶ５で画
像処理された画像処理済画像データを、出力装置情報の
出力装置へ、通信制御部１ｆ、通信ネットワーク４を介
して送信し（ステップＶ６）、医用画像出力処理を終了
する。
【００８５】よって、本実施の形態によれば、サンプリ
ングされたサンプリング済画像データを、出力装置に対
応させて、再サンプリング及び画像処理することができ
る。
【００８６】なお、第１及び第２の実施の形態において
は、医用画像処理装置１とは別に、通信ネットワーク４
上のデータベースにサンプリング済画像データを記憶
し、出力指示があった場合に、前記記憶されたサンプリ
ング済画像データを、医用画像処理装置１で取得し、取
得したサンプリング済画像データを画像処理して、出力
装置へ送信する構成でもよく、同様に、第１の実施の形
態の変形例において、通信ネットワーク４上のデータベ
ースにサンプリング済画像データを記憶する構成でもよ
い。これに関して、第１の実施の形態においては、ステ
ップＳ８の画像処理を実行しない構成でもよく、この場
合、医用画像生成処理の後、記憶されたサンプリング済
画像データを、医用画像処理装置１又は他の装置で画像
処理する。
【００８７】また、第２の実施の形態においては、サン
プリング済画像データを再サンプリングせずに、出力装
置に対応して画像処理を行う構成でもよい。また、第２
の実施の形態において、ステップＶ４における再サンプ
リング済み画像データ、又はステップＶ５における画像
処理済み画像データを記憶装置１ｅに記憶する構成でも
よい。
【００８８】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
【００８９】
【発明の効果】本発明の請求項１、８、１０又は１２記
載の発明によれば、撮影された画像を出力装置に対応さ
せてサンプリングして、再サンプリングによる画像劣化
を防いで医用画像を出力することができる。
【００９０】本発明の請求項２記載の発明によれば、サ
ンプリングされたサンプリング画像を画像処理すること
ができる。
【００９１】本発明の請求項３記載の発明によれば、撮
影された医用画像を出力装置に対応させてサンプリング
及び画像処理し、画像劣化する再サンプリングを防い
で、医用画像を出力することができる。
【００９２】本発明の請求項４記載の発明によれば、サ
ンプリング画像を画像記憶手段に記憶させるので、画像
処理特性情報を出力装置に対応させて変更すれば、変更
された画像処理特性情報に基づき、記憶されたサンプリ
ング画像を画像処理することができる。
【００９３】本発明の請求項５記載の発明によれば、画
像処理画像を画像記憶手段に記憶させるので、記憶され
た画像処理画像を再出力することができる。
【００９４】本発明の請求項６、９、１１又は１３記載
の発明によれば、サンプリングされた医用画像のサンプ
リング画像を、出力装置に対応させて画像処理すること
ができる。
【００９５】本発明の請求項７記載の発明によれば、サ
ンプリングされた医用画像のサンプリング画像を、出力
装置に対応させて再サンプリング及び画像処理すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の医用画像出力システムα
を示す図である。
【図２】図１に示す医用画像処理装置１の内部構成を示
す図である。
【図３】図１に示す表示端末２Ａ，２Ｂ、イメージャ３
の内部構成を示す図である。
【図４】出力特性データベースＣの構成を示す図であ
る。
【図５】医用画像処理装置１で実行する医用画像生成処
理のフローチャートである。
【図６】出力装置で実行する医用画像出力処理のフロー
チャートである。
【図７】医用画像処理装置１で実行する医用画像生成処
理の変形例のフローチャートである。
【図８】医用画像処理装置１で実行する医用画像出力指
示処理のフローチャートである。
【符号の説明】
α…医用画像出力システム １…医用画像処理装置 １ａ，２Ａａ，２Ｂａ，３ａ…ＣＰＵ １ｂ…入力部 １ｃ，２Ａｃ，２Ｂｃ，３ｃ…ＲＡＭ １ｄ…表示部 １ｅ，２Ａｅ，２Ｂｅ，３ｅ…記憶装置 １ｆ…通信制御部 １ｇ…撮影制御部 １ｈ，２Ａｈ，２Ｂｈ，３ｈ…バス １Ａ…撮影台 ２Ａ，２Ｂ…表示端末 ２Ａｉ，２Ｂｉ，３ｉ…出力部 ３…イメージャ ４…通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｇ０６Ｆ 17/60 １２６ Ａ６１Ｂ 5/05 ３９０

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】撮影された医用画像を読取り、当該医用画
    像を複数の出力装置へ出力するための医用画像処理装置
    であって、 前記各出力装置の、解像度を示すサンプリング特性情報
    を含む、特性情報を記憶する特性情報記憶手段と、 前記撮影された医用画像を読取る読取り手段と、 前記読取り手段において読取られた前記医用画像の読取
    り画像を、前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報
    のうちのサンプリング特性情報を用いて、前記出力装置
    別にサンプリングするサンプリング手段と、 を具備してなる医用画像処理装置。
  2. 【請求項２】前記サンプリング手段においてサンプリン
    グされたサンプリング画像を、画像処理する画像処理手
    段を更に具備することを特徴とする請求項１記載の医用
    画像処理装置。
  3. 【請求項３】前記特性情報は、前記各出力装置の画像処
    理特性を示す画像処理特性情報を含み、 前記画像処理手段は、前記サンプリング手段においてサ
    ンプリングされたサンプリング画像を、前記特性情報記
    憶手段に記憶された特性情報のうちの画像処理特性情報
    を用いて、前記出力装置別に画像処理することを特徴と
    する請求項２記載の医用画像処理装置。
  4. 【請求項４】前記サンプリング手段においてサンプリン
    グされたサンプリング画像を記憶する画像記憶手段を更
    に具備することを特徴とする請求項１、２又は３記載の
    医用画像処理装置。
  5. 【請求項５】前記画像処理手段において画像処理された
    画像処理画像を記憶する画像記憶手段を更に具備するこ
    とを特徴とする請求項２、３又は４記載の医用画像処理
    装置。
  6. 【請求項６】サンプリングされた医用画像を読出し、当
    該医用画像を複数の出力装置へ出力するための画像処理
    を行う医用画像処理装置であって、 前記各出力装置の、画像処理特性を示す画像処理特性情
    報を含む、特性情報を記憶する特性情報記憶手段と、 前記サンプリングされた医用画像を読出す読出し手段
    と、 前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報のうちの画
    像処理特性情報を用いて、前記読出し手段において読出
    された前記医用画像のサンプリング画像を、前記出力装
    置別に画像処理する画像処理手段と、 を具備してなる医用画像処理装置。
  7. 【請求項７】前記特性情報は、前記各出力装置の解像度
    を示すサンプリング特性情報を含み、 前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報のうちのサ
    ンプリング特性情報を用いて、前記読出し手段において
    読出されたサンプリング画像を、前記出力装置別に再度
    サンプリングするサンプリング手段を更に具備し、 前記画像処理手段は、前記サンプリング手段において再
    度サンプリングされた再サンプリング画像を、前記特性
    情報記憶手段に記憶された特性情報のうちの画像処理特
    性情報を用いて、前記出力装置別に画像処理することを
    特徴とする請求項６記載の医用画像処理装置。
  8. 【請求項８】撮影された医用画像を読取り、当該医用画
    像を複数の出力装置へ出力するための医用画像処理方法
    であって、 前記撮影された医用画像を読取り、 前記各出力装置の解像度を示すサンプリング特性情報を
    含む特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性情
    報としてサンプリング特性情報を読込み、 前記読込まれたサンプリング特性情報を用いて、前記読
    取られた医用画像の読取り画像を、前記出力装置別にサ
    ンプリングする、 ことを特徴とする医用画像処理方法。
  9. 【請求項９】サンプリングされた医用画像を読出し、当
    該医用画像を複数の出力装置へ出力するための画像処理
    を行う医用画像処理方法であって、 前記サンプリングされた医用画像を読出し、 前記各出力装置の画像処理特性を示す画像処理特性情報
    を含む特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性
    情報として画像処理特性情報を読込み、 前記読込まれた画像処理特性情報を用いて、前記読出さ
    れた医用画像のサンプリング画像を、前記出力装置別に
    画像処理する、 ことを特徴とする医用画像処理方法。
  10. 【請求項１０】コンピュータに、撮影された医用画像を
    読取る機能と、 複数の出力装置の解像度を示すサンプリング特性情報を
    含む特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性情
    報としてサンプリング特性情報を読込む機能と、 前記読込まれたサンプリング特性情報を用いて、前記読
    取られた医用画像の読取り画像を前記出力装置別にサン
    プリングする機能と、 を実現させるためのプログラム。
  11. 【請求項１１】コンピュータに、 サンプリングされた医用画像を読出す機能と、 前記各出力装置の画像処理特性を示す画像処理特性情報
    を含む特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性
    情報として画像処理特性情報を読込む機能と、 前記読込まれた画像処理特性情報を用いて、前記読出さ
    れた医用画像のサンプリング画像を、前記出力装置別に
    画像処理する機能と、 を実現させるためのプログラム。
  12. 【請求項１２】コンピュータに、 撮影された医用画像を読取る機能と、 複数の出力装置の解像度を示すサンプリング特性情報を
    含む特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性情
    報としてサンプリング特性情報を読込む機能と、 前記読込まれたサンプリング特性情報を用いて、前記読
    取られた医用画像の読取り画像を前記出力装置別にサン
    プリングする機能と、 を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項１３】コンピュータに、 サンプリングされた医用画像を読出す機能と、 前記各出力装置の画像処理特性を示す画像処理特性情報
    を含む特性情報を記憶する特性情報記憶手段から、特性
    情報として画像処理特性情報を読込む機能と、 前記読込まれた画像処理特性情報を用いて、前記読出さ
    れた医用画像のサンプリング画像を、前記出力装置別に
    画像処理する機能と、 を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読取り可能な記録媒体。
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