JP2003189103A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003189103A
JP2003189103A JP2001387691A JP2001387691A JP2003189103A JP 2003189103 A JP2003189103 A JP 2003189103A JP 2001387691 A JP2001387691 A JP 2001387691A JP 2001387691 A JP2001387691 A JP 2001387691A JP 2003189103 A JP2003189103 A JP 2003189103A
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JP
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image
signal
correction
density
forming apparatus
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Application number
JP2001387691A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Tanaka
靖幸 田中
Shigeru Tsukada
茂 塚田
Takayuki Sunaga
貴行 須長
Toru Misaizu
亨 美斉津
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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  • Color, Gradation (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 擬似的に階調画像を形成する画像形成装置に
おいて、環境変化などに伴う出力画像の面内濃度むらを
補正できるようにする。 【解決手段】 濃度センサで走査出力系130の面内濃
度むらに関する情報を取得する。補正値算出部122
は、取得された面内濃度むらに基づいて補正値を計算す
る。補正用画像生成部124は、面内各部の補正値に基
づき補正画像信号を生成する。中間調処理部126は、
補正用画像生成部124により生成された補正画像信号
を中間調処理することで、2値化された補正信号を生成
する。画像記録信号生成部128は、プリンタコントロ
ーラ系110から送られた基準画像信号に、中間調処理
部126で生成された補正信号を、各色成分、各画素ご
とに重畳することで、濃度むらが補正された画像記録信
号を生成する。たとえば、基準画像信号の差分として加
減算または論理和や論理積として画像記録信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、擬似的に多階調の
画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】擬似的に多階調の画像を形成する画像形
成装置が広く知られている。たとえば、電子写真技術を
利用した、複写装置やレーザビームプリンタ、あるいは
これらを組み合わせたマルチファンクション機などであ
る。
【0003】ところでこれらの画像形成装置では、経時
変動や周辺の環境変化などによって、装置内の各デバイ
スの特性などが変動し、これにより装置が再現できる画
像の再現性が変動する。たとえば、白黒機であれば濃度
むら(明度むら)として、カラー機であれば色むらとな
って現れる。
【0004】特にフルカラープリンタおよび複写機にお
いては、その変化が、印刷物に与える影響が大きい。そ
のため、色再現特性を、印刷物の測色結果やセンサでの
検出結果をもとに、デバイス・パラメータを変更した
り、記録信号を補正することで、色再現性の変動に対処
している。
【0005】記録信号の補正方法としては、たとえば特
開平6−135051号に示されるように、感光体ドラ
ムの周方向あるいは軸方向の色変動を、周方向あるいは
軸方向の位置に対応したLUT(Look Up Table) など
により補正する手法が提案されてきた。このほか、特開
平5−153397号においては、軸方向の色変動を、
軸方向に対応した乗算係数により補正する手法が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術においては、印刷媒体の縦あるいは横方向の何れかの
方向のみの色変動を補正する方法を提案していた。とこ
ろが実際の画像形成装置においては、縦横両方向の補正
が必要になる可能性がある。これに対処するには、縦横
の両方向の補正を組み合わせることで対処することが考
えられる。
【0007】しかしながら、画像形成装置の特性によっ
ては、縦横の一次元的な補正を組み合わせるだけでは不
十分である。たとえば印刷媒体の右側後端のみだけ印刷
濃度レベルが低下している場合においては、この部分の
印刷濃度レベルを上げる必要があるが、一次元的な補正
を組み合わせる場合は、右側の後端以外や後端の左側に
ついても濃度レベルをある程度上げる必要があり、十分
な補正を行なうことができない。つまり、2次元状に分
布した濃度のむら(以下面内濃度むらともいう)に対し
ては、縦横の両方向の補正を組み合わせただけでは適切
にその面内濃度むらを補正することはできない。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、面内濃度むらをより適切に補正することができ
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
画像形成装置は、所定の出力媒体上に、擬似的に多階調
の画像を形成する画像形成装置であって、出力媒体上に
擬似的に形成される出力画像の面内濃度に関する濃度情
報を取得する濃度情報取得部と、濃度情報取得部により
取得された濃度情報に基づいて、出力画像に現れ得る面
内濃度のむらを補正する面内濃度制御部とを備えた。
【0010】また従属項に記載された発明は、本発明に
係る画像形成装置のさらなる有利な具体例を規定する。
【0011】なお本発明に係る画像形成装置は、電子計
算機(コンピュータ)を用いてソフトウェア的に実現す
ることもできる。この場合、本発明に係る画像処理装置
を電子計算機を用いてソフトウェアで実現するために好
適なプログラムが提供されてもよい。そして、このプロ
グラムは、コンピュータ読取り可能な記憶媒体に格納さ
れて提供されてもよいし、有線あるいは無線による通信
手段を介して配信されてもよい。
【0012】
【作用】上記構成の画像形成装置において、濃度情報取
得部は、出力画像の面内濃度に関する濃度情報を取得す
る。つまり、2次元状に現れる面内濃度むらを直接に取
得する。
【0013】面内濃度制御部は、濃度情報取得部により
直接に取得された2次元状に現れ得る面内濃度むらに基
づいて、面内濃度むらを直接に補正する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係る画像形成装置を備え
た画像処理システム(以下単にシステムという)を示す
ブロック図である。システム1は、画像入力端末3、画
像処理装置5、および画像出力端末7を備える。画像処
理装置5および画像出力端末7により、本発明に係る画
像形成装置9が構成される。
【0016】画像入力端末3は、デジタルドキュメント
(以下単にドキュメントという)DOCを作成したり編
集などの処理する、たとえばパソコン(パーソナルコン
ピュータ)31、カラースキャナ32、デジタルカメラ
33、またはハードディスクなどの記憶媒体34など、
任意数の画像ソースを含み得る。たとえば、図示しない
通信網を介して画像を取得する通信機能を備えた端末装
置であってもよい。
【0017】これらの各端末装置には、ドキュメントD
OC作成用のアプリケーションプログラムなどが組み込
まれる。ドキュメントDOCを表す、たとえば8ビット
(多階調)のデジタル画像データは、画像処理装置5で
処理可能な画像フォーマット(たとえば、JPEG、B
MP、PNGなど)で記述される。画像入力端末3は、
ドキュメントDOCを、システム1の一部を構成する画
像処理装置5に入力する。
【0018】画像処理装置5は、ドキュメントDOCを
表すデジタル画像データを取得する画像データ取得部5
2と、画像データを一時的に記憶する画像データ格納部
54と、画像データ取得部52が取得した画像が圧縮画
像であるときにはその画像を伸張する伸張処理部55
と、必要に応じて画像を設定された任意の解像度に拡大
または縮小する(纏めて変倍という)したりあるいは色
調変更などの編集処理をする画像編集処理部56と、編
集処理された画像を表す画像データD10を画像出力端
末7に入力する画像データ出力部59とを備える。
【0019】画像データ格納部54は、画像データ取得
部52が取得した入力画像、画像編集処理部56により
編集処理された画像データ、あるいは画像編集処理部5
6における編集処理に用いられる各種の途中演算結果や
処理パラメータなどを保持する。
【0020】画像出力端末7は、画像処理装置5の各種
機能とともに動作可能であって、システム1をデジタル
印刷システムとして稼働させるためのラスタ出力スキャ
ン(ROS:Raster Output Scanner) ベースのプリン
トエンジン70を備える。
【0021】プリントエンジン70は、画像処理装置5
から出力された画像データD10に対してプリント出力
用の所定の処理をするプリント出力処理部72と、光ビ
ームを発する半導体レーザアレイなどのレーザ光源74
と、プリント出力処理部72から出力された2値化画像
信号に従ってレーザ光源74を制御すなわち変調するレ
ーザ駆動部76と、レーザ光源74から発せられた光ビ
ームを感光性部材(像担持体)79に向けて反射させる
ポリゴンミラー(回転多面鏡)78とを有する。
【0022】プリント出力処理部72は、画像を表す画
像データD10に対して、周知技術に従って、複数好ま
しくは最低3つの分解色を表すデータを生成しレンダリ
ング(ラスタデータに展開)する。たとえばカラー画像
を可視像として出力する際には、画像を表すデータは最
低3つ(好ましくは4つ)の色分解データ(たとえば
C,M,Y,Kなど)を含み、各色は別個の画像面とし
て、または輝度−クロミナンス形式で処理される。
【0023】具体的には、画像データD10が表すR,
G,BもしくはYCrCb表色系から最低3つ(好まし
くは4つ)、たとえばCMY表色系あるいはCMYK表
色系へのマッピングをしプリント出力用に色分解された
ラスタデータを生成する。つまり、プリント出力処理部
72は、多階調画像に基づいて、ブラック(K)、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の2値化画
像信号を得、各2値化画像信号をレーザ駆動部76に出
力する。
【0024】またプリント出力処理部72は、このよう
なラスタデータ化の処理に際して、カラー画像のCMY
成分を減色するアンダーカラー除去(UCR)、あるい
は減色されたCMY成分を部分的にK成分と交換するグ
レー成分交換(GCR)をする。さらにプリント出力処
理部72は、出力データ(CMYKなど)に応答して作
成される出力画像のトナー像を調整するために、色分解
の直線化または同様の処理をすることもある。
【0025】この構成により、プリントエンジン70に
おいては、2値化画像信号に基づいてレーザ光源74か
ら選択的に発せられる光ビームをポリゴンミラー78上
の複数の面で反射させて感光性部材79を露光し、スキ
ャン走査によって感光性部材79上に潜像を形成する。
【0026】潜像が形成されると、当該技術分野で公知
の多数の方法のうち任意の方法に従って像を現像し、画
像処理装置5にて編集処理されたカラー画像を可視像と
して出力する。勿論、編集処理されていないカラー画像
を可視像として出力することもできる。
【0027】図2は、プリントエンジン70の走査出力
(ROS)系130の詳細例を示した図である。ここで
図2(A)は、その構造例を示し、図2(B)は、ベル
ト状の中間転写体(以下中間転写体ベルトという)の所
定位置にトナーパッチを形成することで面内濃度むらを
検出する手法を説明する図である。
【0028】この走査出力系130は、感光性部材79
と一次転写ロールとで中間転写体ベルトに画像を転写
し、この中間転写体ベルトの転写画像部分と記録紙Pと
を二次転写ロール対で挟み付けることにより画像を記録
紙Pに印刷する構成である。
【0029】すなわち先ず図2(A)に示すように、走
査出力系130は、一方向に順次一定間隔をおいて並置
されたY,M,C,Kの各色の転写部131(それぞれ
にY,M,C,Kを付す;その他の部材についても同
様;纏めていうときには色を省略して示す)を有する。
【0030】転写部131の中央部には、感光性部材7
9が配され、この感光性部材79の周囲には、一次帯電
器133、現像器134、および2値化画像信号に基づ
いて潜像を感光性部材79に記録するための、レーザ光
源74(図1参照)により駆動される露光器132など
の書込走査光学系を有する。
【0031】また各色用の転写部131の下部には、中
間転写体ベルト136を挟持するように感光性部材79
に対向して一次転写ロール135が配設されている。中
間転写体ベルト502は、複数のベルト搬送ロール13
7(図では137a〜137eの5つ)に架けられてい
る。1つのベルト搬送ロール137cと対向する位置に
は、二次転写ロール138が配設されている。また、二
次転写ロール138の記録紙Pの搬送方向下流側には、
定着ロール対139が配設されている。
【0032】このような構成の走査出力系130におい
ては先ず、イエロー(Y)用のレーザ光源74(図1参
照)は、プリント出力処理部72からのイエローの2値
化画像信号によって駆動されることで、イエローの2値
化画像信号を光信号に変換し、この変換されたレーザ光
を露光器132Yに向けて照射する。これによりレーザ
光は、露光器132Yを介して一次帯電器133Yによ
って帯電された感光性部材79Y上を走査することで、
感光性部材79Y上に静電潜像を形成する。
【0033】この静電潜像は、イエローのトナーが供給
される現像器134Yによってトナー像とされる。そし
て、感光性部材79Yと一次転写ロール135Yとが対
をなし中間転写体ベルト136を搬送することで、トナ
ー像は中間転写体ベルト136に転写される。そして転
写後は、図示しないクリーナによって感光性部材79Y
上から余分なトナーが除去される。
【0034】同様に、 プリント出力処理部72からの
イエローの2値化画像信号に対して順次一定間隔をおい
て得られる対応するM,C、Kの各色の2値化画像信号
に基づいて露光器132M,132C,132Kを介し
てを介して一次帯電器133M,133C,133Kに
よって帯電された感光性部材79M,79C,79K上
を走査することで、感光性部材79M,79C,79K
上に静電潜像を順次形成する。
【0035】各静電潜像は、各色のトナーが供給される
現像器134M,134C,134Kによって順次トナ
ー像とされ、各トナー像は、一次転写ロール135M,
135C,135Kによって中間転写体ベルト136上
に順次転写される。そして転写後は、図示しないクリー
ナによって感光性部材79M,79C,79K上から余
分なトナーが除去される。
【0036】この転写後は、中間転写体ベルト136の
画像が転写された部位(転写画像部分)が、二次転写ロ
ール138の方向に搬送される。一方、図示しない用紙
搬送ロール対は、ベルト搬送ロール137cと二次転写
ロール138との当接部に向けて、記録紙Pを搬送す
る。そして、中間転写体ベルト136上の転写画像部分
と記録紙Pとを二次転写ロール138で挟み付けながら
下流側に搬送することにより、画像を記録紙Pに印刷す
る。そして、このようにY,M,C,Kの各色のトナー
像が順次多重転写された記録紙Pは、中間転写体ベルト
136から剥離され、定着ローラ対139によってトナ
ー像が熱定着されることでトナー像が記録紙P上に固着
され、その後、図示しない排出ローラによって機外に排
出される。
【0037】このとき、このとき、感光体ドラムと現像
器との間のギャップが不均一であると、画像に濃度むら
が生じたり、カラー機の場合には色むらが生じる。
【0038】このため、走査出力系130には、この濃
度むらを検知する濃度情報取得部90として、複数の濃
度センサ92(図では92a〜92cの3つ)が設けら
れている。たとえばオペレータから、面内の色変動を計
測するための複数のパッチ画像形成が指示されたときに
は、上記走査出力系130は、パッチ画像を表すトナー
パッチTPを中間転写体ベルト136上に転写する。濃
度センサ92は、このトナーパッチTPの濃度を検知可
能な位置に設けられる。
【0039】本実施形態では、図2(B)に示すよう
に、ブラック用の感光性部材79の搬送方向下流側でそ
の幅方向に沿うように、3つの濃度センサ92a〜92
cを所定の間隔を隔てて設けているが、必ずしもこのよ
うな形態に限らない。たとえば、長尺状のCCDライン
センサを、その長手方向が感光性部材79Kの幅方向に
沿うように配設してもよい。
【0040】図3は、システム1が取り扱うドキュメン
トDOCの一例であって、画像入力端末3の一例である
パソコン31から送られてくるページ記述言語(PD
L:Page Description Language )の例を示す図であ
る。ここでは、ページ記述言語をイメージ部分(Imag
e) 、文字部分、およびグラフィックス部分に分離した
例で示している。
【0041】図4は、図3に示したページ記述言語を解
釈して、感光性部材79上に画像を形成するまでのイメ
ージデータパスに基づいて、画像形成装置9の第1実施
形態を示した機能ブロック図である。ここでは、プリン
タにおける例で示している。
【0042】この場合、図示するように、パソコン31
は、ユーザの操作の結果、アプリケーション・ソフトで
作成された画像情報を示す、文字・図形情報や色情報な
どの印刷データをプリンタドライバを介してプリンタに
送る。本実施形態では、印刷データを、PDLデータ
(ページ記述言語)の形で送る。
【0043】プリンタは、画像形成の主要部分である走
査出力系(プリンタエンジン主要部)130と、プリン
タコントローラ系110と、走査出力系130を制御す
るエンジンコントローラ系120の3つの系列部分に分
割できる。エンジンコントローラ系120が、本発明に
係る面内濃度制御部の一例として機能する。
【0044】パソコン31から送られたPDLデータ
は、プリンタコントローラ系110の図示しないプリン
タ・インターフェイスを経由し、図示しない受信バッフ
ァに一時的に保持される。そしてPDLデータは、先ず
プリンタコントローラ系110において、多階調で処理
された後、さらに印刷に適するように2値化されて基準
画像信号に変換される。
【0045】一方、エンジンコントローラ系120にお
いて、エンジン特性すなわち走査出力系130の面内濃
度むらに関する濃度情報を取得し、この濃度情報に基づ
いて、入力画像信号(本例ではPDLデータ)に影響を
与えにくい面内の色変動を補正するための2値化画像信
号(以下補正信号という)を入力画像信号から生成する
基準画像信号とは別に生成する。
【0046】そして、プリンタコントローラ系110か
ら出力された基準画像信号と、エンジンコントローラ系
120において得られた補正信号とに基づいて画像記録
信号を生成し、画像記録信号を走査出力系130に送
る。以下具体的に説明する。
【0047】先ず、画像データ出力部59(図1参照)
に設けられたPDL解釈部112は、画像入力端末3の
一例であるパソコン31から送られてくるPDLデータ
(ページ記述言語;上記図3参照)をコマンド解釈す
る。プリント出力処理部72(図1参照)に設けられた
描画部114は、PDL解釈部112により解釈された
コマンドに基づいて、オブジェクトごとに、たとえば写
真(image) ,文字(font),グラフィック(graphi
c) などに分類し、オブジェクトに応じた処理をしてラ
スタデータに描画展開する。
【0048】この描画展開の際、PDLデータからペー
ジごとに、より低水準の中間言語で記述された中間デー
タへと変換されることもある。また上述のように、この
描画展開の際には、たとえばRGB色空間のデータをY
MC色空間もしくはYMCK色空間のデータに変換する
色変換処理や、プリンタの色再現域を考慮した色補正処
理が施される。なお色変換の方式はここでは問わない。
【0049】描画部114は、生成したYMCKの画像
信を中間調処理部116に送る。ここで中間調処理部1
16には、スクリーニング部117と閾値処理部118
とを有する。この中間調処理部116は、入力された多
階調画像(たとえば8ビットで表現)を、この多階調画
像の信号レベルに応じて、出力媒体上で黒画素(あるい
は白画素)の数を制御し、擬似的に階調を表現するため
の2値化処理(疑似中間調処理)をする。これにより、
出力媒体上では、擬似的に階調表示(疑似中間調表示)
されることになる。
【0050】たとえば中間調処理部116は、YMCK
の画像信号を、スクリーニング部117によりオブジェ
クトに応じて2値のディザ(Dither)閾値マトリクスを
切り替え、閾値処理部118はそのディザ閾値マトリク
スを用いて大小を比較し、閾値よりも大きければ印字
(“1”を出力)し、閾値以下なら印字しない(“0”
を出力)ようにする基準画像信号を生成する。疑似中間
調処理が施された基準画像信号は、各色ごとに、エンジ
ンコントローラ系120へと転送される。
【0051】なお、プリンタコントローラ系110とエ
ンジンコントローラ系120とが別基板となる場合、転
送に必要なバス幅を低減するために、必要に応じ、転送
の前後でデータの圧縮・伸張処理を施すとよい。
【0052】一方、エンジンコントローラ系120は、
走査出力系130の面内濃度むら(エンジン特性)を補
正するための補正値を算出する補正値算出部122と、
補正値算出部122により算出された補正値を一時的に
保存する補正値バッファ123と、補正値バッファ12
3から読み出した補正値に基づいて補正用の多階調画像
を生成する補正用画像生成部124とを有する。
【0053】またエンジンコントローラ系120は、補
正用画像生成部124により生成された補正用画像を2
値化処理(疑似中間調処理)する中間調処理部126
と、中間調処理部126により生成された2値化補正画
像を表す補正信号およびプリンタコントローラ系110
から出力された基準画像信号に基づいて面内濃度むらが
補正された画像記録信号を生成する画像記録信号生成部
128とを有する。これらの機能要素は、ハードウェア
で構成することができるのはいうまでもない。
【0054】このエンジンコントローラ系120は先
ず、走査出力系130に面内の色変動を計測するための
複数のパッチ画像形成を指示し、走査出力系130内部
に設けてある複数の濃度センサ92(図2参照)で測色
した結果などに基づいて、経時変動や環境差などによっ
て生じる走査出力系130の面内濃度むら(エンジン特
性)に関する濃度情報を取得する。
【0055】なお、この面内濃度むらに関する濃度情報
の取得は、画像形成装置(本実施形態ではプリンタ)の
起動時や周辺の温度など、環境変化が生じたとき、また
は印刷が長期間なされなかった後の印刷開始時、あるい
はは連続印刷における所定ページ数印刷後などの、任意
のタイミングに実施すればよい。
【0056】補正値算出部122は、濃度センサ92に
より得られたエンジン特性に基づいて、白黒機や白黒モ
ードでは明度、フルカラーモードではCMYK各色成分
の面内各部の補正値を算出する。算出された補正値は、
補正値バッファ123に蓄積される。
【0057】たとえば補正値算出部122は、走査出力
系130に設けた反射濃度計などの複数の濃度センサ9
2により面内の複数の位置でトナーパッチTP(図2参
照)の濃度を計測し、計測点(前例では3箇所)の座標
と計測結果に加え、予め測定しておいた補正用画像の中
間調処理とプリンタの色再現性の対応に基づいて補正値
を計算する。このとき、各計測点間については、補間演
算により補正値を求める。なお濃度センサ92としてラ
インセンサを用いたときには面全体に亘る一様なトナー
パッチを形成することで補間演算は不要になる。
【0058】補正用画像生成部124は、面内各部の補
正値に基づいて、黒単色またはC,M,Y,K各色成分
に対して、面内各画素の補正値を求め、補正用画像を表
す補正画像信号を生成する。なお、補正用画像生成部1
24は、基準画像信号に同期して、補正用画像を逐次生
成することで補正用画像のバッファ容量を低減する。
【0059】中間調処理部126は、補正用画像生成部
124により生成された補正画像信号を中間調処理する
ことで、2値化された補正信号を生成する。補正画像信
号の中間調処理方法については、たとえば、補正用に面
内の各画素に対する色補正量を計算して得たラスタ画像
状の信号を、特定のスクリーン構造を持たない誤差拡散
法や平均誤差最小法などの、いわゆるFMスクリーン手
法を利用できる。具体的には、正のみの補正値の場合は
単純な誤差拡散が利用可能である。
【0060】画像記録信号生成部128は、プリンタコ
ントローラ系110から送られた基準画像信号に、中間
調処理部126で生成された補正信号を、各色成分、各
画素ごとに重畳することで、面内濃度むらが補正された
画像記録信号を生成する。たとえば、基準画像信号の差
分として加減算または論理和や論理積として補正済の画
像記録信号を得る。
【0061】たとえば中間調処理部126が、前述のよ
うに正のみの補正値の場合に単純な誤差拡散を適用した
場合において、白画素を“0”、黒(または色)画素を
“1”とすると、画像記録信号生成部128は、補正用
画像を中間調処理して得た補正信号と基準画像信号の論
理和をとることで、補正済みの画像記録信号を得る。
【0062】逆に負のみの補正値の場合は、画像記録信
号生成部128は、同様に補正値の絶対値を画素値とす
る補正用画像から誤差拡散により得た結果の論理を反転
し、基準画像の論理積から画像記録信号を得る。
【0063】画像記録信号生成部128は、生成した画
像記録信号を走査出力系130に送る。これにより、走
査出力系130は、自身に適応した補正処理済みの画像
をプリントすることができる。
【0064】図5は、上記第1実施形態の処理を適用す
る概要例を示す図である。この例では、印刷画像の右上
側の部分において、濃度が高めに再現される特性がある
場合(同図(d)参照)、基準画像信号(同図(a)参
照)に対して、右上側が明るく再現されるような補正値
を持つ補正信号(同図(b)参照)を生成する。この補
正方法では、同図(f)に示すように、基準画像信号
(a)と補正信号(b)の2つのレイヤーを重ねて画像
記録信号(c)を得る。
【0065】基準画像信号(a)に補正信号(b)を差
分信号として重畳した結果、画像形成装置9(上記第1
実施形態ではプリンタ)に送る画像記録信号は、同図
(c)に示すように、右上部分が明るく補正された画像
となる。この結果、プリンタによる印刷結果は、同図
(e)に示すように、何れの色成分についても、基準画
像信号(a)に近い明度再現が得られる。これにより、
カラープリンタであれば、カラーの基準画像信号に近い
色再現が得られる。
【0066】図6は、上記第1実施形態の処理を適用し
た具体例を示す図である。同図においては、2値のディ
ザにより中間調処理された基準画像信号(同図(a)参
照)と、補正画像信号を誤差拡散法で中間調処理して得
た補正信号(同図(b)参照)との論理和から得られた
画像記録信号(同図(c)参照)を部分的に拡大した画
像として示す。
【0067】また同図(d)には、基準画像信号が多値
のものに対して、同様の補正信号との論理和から得た画
像信号を中間調処理した画像を示しており、同図(a)
〜(c)の処理とほぼ同様な結果が得られていることが
確認できる。
【0068】以上説明したように、上記第1実施形態に
よれば、濃度センサ92により直接に取得された2次元
状に現れる面内濃度むらに基づいて2次元的な補正信号
を生成し、また補正対象つまり基準画像信号および補正
信号の何れをも2値化された信号で取り扱うことで、経
時変動や環境差などによって生じる面内濃度のむらを比
較的容易にかつ適切に補正することができる。
【0069】また、補正用画像の中間調処理に誤差拡散
法などを用いることで、補正レベルの変化点での境界が
視認される可能性がなくなるため、補正値の変化点で境
界が視認される現象を押さえることもできる。
【0070】また上記特開平6−135051号の方法
においては、2次元の領域ごとのLUTを有する必要が
あるものの、処理装置に必要な記憶容量が膨大なものと
なるのに対して、上記第1実施形態では、補正用画像生
成部124により、基準画像信号に同期して補正用画像
を逐次生成することで、補正用画像のバッファ容量を低
減することができる。
【0071】なお上記第1実施形態では、入力画像信号
(前例ではPDLデータから取得したラスタデータ)に
対する中間調処理としてディザ法を適用し、補正画像信
号に対する中間調処理として誤差拡散法を適用した例で
示したが、必ずしもこのような組合せに限るものではな
い。入力画像信号および補正画像信号に対する中間調処
理として、ディザ法や誤差拡散法あるいはその他の疑似
中間調画像を生成するための中間調処理の手法を適用し
且つそれらを任意に組み合わせてもよい。
【0072】ただし、入力画像信号および補正画像信号
に対する中間調処理として、ともにディザ法を適用する
手法は、補正が強調されたり逆に信号成分をゼロにする
方向に作用することで結果としてモアレが強調される虞
れがあるのであまり好ましくない。
【0073】上記第1実施形態では、PDLデータから
取得した多階調画像を表すラスタデータに対して中間調
処理を施すことで、補正対象の基準画像信号を得ていた
が、必ずしもこのような形態に限らない。たとえばパソ
コン側のプリンタドライバにおいて中間調生成のための
ディザ処理や誤差拡散処理により2値化された画像を補
正対象の基準画像信号としてもよい。すなわち、上記第
1実施形態によれば、ホストコンピュータなどにおいて
2値化された画像を対象とする場合であっても、面内濃
度むらを十分に補正することができる。
【0074】具体的には、白黒画像を対象とする場合で
あれば面内明度むら、カラー画像を対象とする場合であ
れば面内色むらを、それぞれ十分に補正することができ
る。上記特開平5−153397号や特開平6−135
051号に記載の補正方法では、補正対象つまり基準画
像信号が多階調の画像である必要があるのとは大きく異
なる。
【0075】なお第1実施形態ではプリンタを対象とし
て、2値化された補正対象の基準画像信号と2値化され
た補正信号とに基づいて面内濃度むらが補正された画像
記録信号を生成していたが、必ずしもこのような形態に
限らない。たとえば、疑似中間調画像を生成する手法と
しては、多値のディザ閾値マトリクスを利用する形態で
あってもよい。
【0076】また図6(d)に示したように、多階調画
像信号を補正信号で補正した後に、ディザ処理などの中
間調処理を施すことで、面内濃度むらを補正してもよ
い。さらに、補正対象の基準画像信号が中間調処理され
ているか否かにかかわらず、この基準画像信号と2値化
された補正信号とに基づいて面内濃度むを十分に補正す
ることができる。
【0077】図7は、画像形成装置9の第2実施形態を
示した機能ブロック図である。基本的なデータパスは第
1実施形態と同じであるが、中間調処理部126で生成
された補正画像信号を再利用するように構成している点
が異なる。すなわち、この第2実施形態は、中間調処理
部126で生成された補正画像信号を一時的に保存する
補正画像信号バッファ127を備える一方、補正値バッ
ファ123を備えていない。
【0078】画像形成装置9(本例ではプリンタ)の状
態が変化しなければ、中間調処理部126で生成された
画像は殆ど変化しない。そこで、この第2実施形態で
は、補正画像信号バッファ127を設けることでバッフ
ァ容量を大きくし、一度生成した補正画像信号を再利用
することとしている。
【0079】図8は、画像形成装置9の第3実施形態の
主要部を示した機能ブロック図である。この第3実施形
態は、補正値が正負両方の値をとる場合の誤差拡散方法
の一例である。入力画像信号である補正画像の画素値I
ijは1画素8ビットの符号付整数とし、“−127(明
るく補正)〜127(暗く補正)”の値を設定する。画
素値Iijは上流の処理結果から得られた誤差値Eijが加
算部(エラーバッファ)240で加算された後、比較器
などからなる閾値処理部260に送られる。
【0080】閾値処理部260は、加算値を閾値N1=
−42,N2=42と比較して、出力画像信号Oijを出
力する。出力画像信号Oijは、同図に示す関係から、
“−127,0,127”の3値をとる。減算部270
は、出力画像信号Oijと“Iij+Eij”の差分をとる。
この差分は誤差フィルタ250に入力された後、後段の
画素値に対する誤差値Eijとして、加算部240に加算
される。
【0081】この処理の結果得られた出力信号の値Oij
に応じて、基準画像信号は、Oij=−127のとき白画
素に、Oij=0のとき基準画像のまま、Oij=127の
とき黒(または色)画素に、のように補正される。
【0082】以上説明したように、上記第2実施形態に
よっても、経時変動や環境差などによって生じる面内濃
度のむらを比較的容易に補正することができる。
【0083】なお上記各実施形態の説明では、面内濃度
むらの補正機能要素をハードウェアで構成する例を示し
たが、これに限らず、CPU、ROM(read only memo
ry)、RAM、通信I/F(インターフェース)、ハー
ドディスク装置、FD(flexible disk)ドライブ、お
よびCD−ROM(compact disk ROM) ドライブなど
を備えた電子計算機で構成することもできる。
【0084】そして電子計算機により構成される濃度む
らの補正機能部分は、上記に示した各実施形態の基本的
な構成および動作と同様とすることができる。たとえ
ば、上記実施形態の処理手順をコンピュータに実行させ
るプログラムは、CD−ROMなどの記録媒体を通じて
配布される。あるいは、前記プログラムは、CD−RO
MではなくFDに格納されてもよい。
【0085】また、MOドライブを設け、MOに前記プ
ログラムを格納してもよく、またフラッシュメモリなど
の不揮発性の半導体メモリカードなどのその他の記録媒
体に前記プログラムを格納してもよい。またサーバなど
からインターネットなどの通信網を経由して前記プログ
ラムをダウンロードして取得したり、あるいは更新して
もよい。
【0086】なお、記録媒体としては、フレキシブルデ
ィスクやCD−ROMなどの他にも、DVDなどの光学
記録媒体、MDなどの磁気記録媒体、PDなどの光磁気
記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミ
ニチュアーカードなどの半導体メモリーを用いることが
できる。
【0087】記録媒体の一例としてのフレキシブルディ
スクやCD−ROMなどには、上記実施形態で説明した
濃度むら補正機能部分(前例ではエンジンコントローラ
系120)の一部の機能を格納することができる。した
がって、以下のプログラムや当該プログラムを格納した
記憶媒体を提供することができる。
【0088】たとえば、エンジンコントローラ系120
のプログラム、すなわちRAMなどにインストールされ
るソフトウェアは、上記実施形態に示されたエンジンコ
ントローラ系120と同様に、補正値算出部122、補
正用画像生成部124、中間調処理部126、および画
像記録信号生成部128の各機能部をソフトウェアとし
て備える。
【0089】そして、上述したエンジンコントローラ系
120における各機能部を構成するためのプログラムを
格納したCD−ROMなどからプログラムを読み出して
ハードディスク装置などにインストールさせておき、ハ
ードディスク装置からプログラムを読み出してCPUが
上記の処理手順を実行することにより、上記機能をソフ
トウェア的に実現することができる。
【0090】たとえばCD−ROMドライブは、CD−
ROMからデータまたはプログラムを読み取ってCPU
に渡す。そしてソフトウエアはCD−ROMからハード
ディスク装置にインストールされる。ハードディスク装
置は、FDドライブまたはCD−ROMドライブによっ
て読み出されたデータまたはプログラムや、CPUがプ
ログラムを実行することにより作成されたデータを記憶
するとともに、記憶したデータまたはプログラムを読み
取ってCPUに渡す。
【0091】ハードディスク装置に格納されたソフトウ
エアは、RAMに読み出された後にCPUにより実行さ
れる。たとえばCPUは、記録媒体の一例であるROM
およびRAMに格納されたプログラムに基づいて上記各
実施形態と同様に処理する。
【0092】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更また
は改良を加えることができ、そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、
上記の実施形態は、クレームにかかる発明を限定するも
のではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の
組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らな
い。
【0093】たとえば、上記実施形態では、面内濃度む
らを検知する濃度情報取得部として、複数の濃度センサ
を感光性部材近傍に配設していたが、面内濃度むらに関
する情報を取得できるものである限り、濃度情報取得部
は必ずしもこのような構成に限らない。たとえば複写機
に本願発明を適用する場合、読取部(スキャナ部)を濃
度情報取得部として機能させることができる。すなわ
ち、濃度むらを検知するためのテスト信号に基づいて走
査出力系で印刷した印刷物を、読取部で読み取ることで
面内濃度のむらに関する情報を取得することができる。
【0094】またたとえば、出力画像の2次元状の濃度
変化をユーザの視覚で判断し、あるいは専用の測定器で
測定してもよい。この場合、濃度情報取得部は、それら
の結果に基づく面内濃度のむらに関する情報を受け付け
る構成であればよい。
【0095】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、2次元
状に現れる面内濃度むらを濃度情報取得部により取得す
るようにしたので、2次元状に現れる面内濃度むらを適
切に、しかも簡単に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置を備えた画像処理
システムを示すブロック図である。
【図2】 プリントエンジンの走査出力系の詳細例を示
した図である。
【図3】 画像処理システムが取り扱うドキュメント
(PDLデータ)の一例である。
【図4】 画像形成装置の第1実施形態を示した機能ブ
ロック図である。
【図5】 第1実施形態の処理を適用する概要例を示す
図である。
【図6】 第1実施形態の処理を適用した具体例を示す
図である。
【図7】 画像形成装置の第2実施形態を示した機能ブ
ロック図である。
【図8】 画像形成装置の第3実施形態の主要部を示し
た機能ブロック図である。
【符号の説明】
1…画像処理システム、3…画像入力端末、5…画像処
理装置、7…画像出力端末、9…画像形成装置、52…
画像データ取得部、54…画像データ格納部、56…画
像編集処理部、59…画像データ出力部、70…プリン
トエンジン、72…プリント出力処理部、74…レーザ
光源、76…レーザ駆動部、78…ポリゴンミラー、7
9…感光性部材、90…濃度情報取得部、92…濃度セ
ンサ、110…コントローラ系、112…PDL解釈
部、114…描画部、116…中間調処理部、117…
スクリーニング部、118…閾値処理部、120…エン
ジンコントローラ系、122…補正値算出部、124…
補正用画像生成部、126…中間調処理部、128…画
像記録信号生成部、走査出力系130、240…加算
部、250…誤差フィルタ、260…閾値処理部、27
0…減算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/52 H04N 1/46 B (72)発明者 須長 貴行 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 美斉津 亨 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 AQ06 AR01 KK13 KK18 KK25 KK26 KK28 KK32 2C262 AA04 AA24 AB05 BB03 BB08 BB36 BC10 EA04 FA13 GA02 2H027 DA09 DE09 EA18 EB01 EC03 EC07 EC11 EC20 ZA07 5C077 LL04 MM03 MM27 MP01 MP08 NN11 PP15 PP33 PP37 PP47 5C079 HB03 HB12 JA23 LA12 LB02 LC09 MA10 NA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の出力媒体上に、擬似的に多階調の
    画像を形成する画像形成装置であって、 前記出力媒体上に擬似的に形成される出力画像の面内濃
    度に関する濃度情報を取得する濃度情報取得部と、 前記濃度情報取得部により取得された濃度情報に基づい
    て、前記出力画像に現れ得る面内濃度のむらを補正する
    面内濃度制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記面内濃度制御部は、前記濃度情報取
    得部により取得された濃度情報に基づいて補正信号を生
    成し、この補正信号と入力画像である基準画像信号とに
    基づいて、前記面内濃度のむらが補正された画像記録信
    号を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記面内濃度制御部は、補正信号とし
    て、前記基準画像信号の面内各画素に対応する補正量を
    画素値としてもつラスタ画像状の信号を生成することを
    特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記面内濃度制御部は、前記補正信号を
    前記基準画像信号に重畳することにより、前記画像記録
    信号を生成することを特徴とする請求項2または3に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記補正信号は、前記基準画像信号から
    の差分信号を表すことを特徴とする請求項2から4のう
    ちの何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記補正信号は、擬似的な多階調で表さ
    れた画像信号であることを特徴とする請求項2から5の
    うちの何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記補正信号は、平均誤差最小法または
    誤差拡散法による中間調処理で生成された、擬似的な多
    階調で表された画像信号であることを特徴とする請求項
    6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記面内濃度制御部は、前記濃度情報取
    得部により取得された濃度情報に基づいて、擬似的な多
    階調で表された補正信号を生成し、この補正信号と擬似
    的な多階調で表された入力画像である基準画像信号とに
    基づいて、前記面内濃度のむらが補正された画像記録信
    号を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7374854B2 (en) 2005-03-24 2008-05-20 Fuji Xerox Co., Ltd. Image-forming method and image-forming apparatus using the same
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