JP2003188954A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JP2003188954A
JP2003188954A JP2001386251A JP2001386251A JP2003188954A JP 2003188954 A JP2003188954 A JP 2003188954A JP 2001386251 A JP2001386251 A JP 2001386251A JP 2001386251 A JP2001386251 A JP 2001386251A JP 2003188954 A JP2003188954 A JP 2003188954A
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Kaoru Takahashi
薫 高橋
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、携帯情報端末の内部メモリ
に記憶されたデータのバックアップをとることが容易に
行えるようにすることである。 【解決手段】 SIMカード1bが装着された電源オフ
状態の携帯情報端末1が接続された場合に、充電器2の
マイクロコントローラ2aは、携帯情報端末1のSIM
カード1bに記憶されたSIM IDを読み取り、読み
取ったSIM IDがSIM ID記憶部2cに記憶され
ていれば、携帯情報端末1のメモリ1aに記憶されてい
るデータをフラッシュメモリ2bに記憶するとともに、
携帯情報端末1のバッテリ1dへの充電を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末を充
電する充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の携帯情報端末が普及
している。この携帯情報端末は、購入時に標準オプショ
ンとして装備されている充電器または充電スタンド等に
より充電を行っている。
【0003】また、携帯情報端末には、例えば、電話帳
機能、スケジュール管理機能、メモ機能、メール送受信
機能等の機能やこれらの機能により処理された電話帳、
スケジュール、メモ、送受信したメール等のデータが内
部メモリに記憶されている。
【0004】また、携帯情報端末は、その利便性から様
々な場所や状況下で使用されることが想定されるため、
故障または紛失の可能性があり、内部メモリに記憶され
ているデータが失われることがあった。これに対応し
て、内部メモリに記憶されたデータをパソコンに転送し
てバックアップを取るための通信ケーブルやソフトウェ
ア等が販売されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
は、標準オプションとして、携帯情報端末の内部メモリ
に記憶されたデータのバックアップを取るための手段が
装備されていなかったため、携帯情報端末の内部メモリ
に記憶されたデータのバックアップを取るために、パソ
コン、通信ケーブル、及びソフトウェア等を購入する必
要があり、これらを用いてデータを転送することは手間
とコストがかかるという問題があった。このため、多く
の一般のユーザは、携帯情報端末の内部メモリにデータ
の再登録を行うことを余儀無くされ、面倒であった。つ
まり、標準オプションとして装備される充電器等により
データのバックアップを行うことが望まれていた。
【0006】本発明の課題は、携帯情報端末の内部メモ
リに記憶されたデータのバックアップを取ることが容易
に行えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、接続された携
帯情報端末を充電する充電器において、前記携帯情報端
末の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記携帯
情報端末の接続を検出すると、前記携帯情報端末の識別
情報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否かを
自動判別する判別手段と、前記判別手段により前記携帯
情報端末の識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶され
ていると判別された場合に、前記携帯情報端末に記憶さ
れているデータを読み出して記憶手段に記憶させる制御
手段と、を更に備えることを特徴としている。
【0008】本発明は、前記携帯情報端末のユーザ情報
を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記判別手段により
前記携帯情報端末の識別情報が前記識別情報記憶手段に
記憶されていないと判別された場合に、前記携帯情報端
末からユーザ情報を入力させ、このユーザ情報が前記ユ
ーザ情報記憶手段に記憶されているか否かを判別するユ
ーザ判別手段と、を更に備え、前記制御手段は、前記ユ
ーザ判別手段により前記ユーザ情報が前記ユーザ情報記
憶手段に記憶されていると判別された場合に、前記携帯
情報端末の識別情報を前記識別情報記憶手段に記憶させ
ることを特徴としている。
【0009】本発明は、前記判別手段は、前記携帯情報
端末に装着された使用者を特定するIDカードに記憶さ
れた識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されている
か否かを判別することを特徴としている。
【0010】本発明は、前記記憶手段に記憶されたデー
タと、前記携帯情報端末に記憶されているデータとを比
較し、データ内容が更新されているか否かを判別する更
新判別手段を更に備え、前記制御手段は、前記更新判別
手段により、データ内容が更新されたと判別された場合
に、前記携帯情報端末に記憶されているデータを読み出
して前記記憶手段に記憶させることを特徴としている。
【0011】本発明は、前記更新判別手段によりデータ
内容が更新されたと判別されなかった場合に、前記記憶
手段に記憶されたデータと、前記携帯情報端末に記憶さ
れているデータとを比較し、データ内容が一致するか否
かを判別する一致判別手段を更に備え、前記制御手段
は、前記一致判別手段により、データ内容が一致しない
と判別された場合に、前記記憶手段に記憶されたデータ
を前記携帯情報端末に転送することを特徴としている。
【0012】本発明は、前記制御手段は、前記携帯情報
端末からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されたデ
ータを該携帯情報端末に転送することを特徴としてい
る。
【0013】本発明は、前記携帯情報端末の電源状態を
判別する電源状態判別手段を更に備え、前記制御手段
は、前記電源状態判別手段により前記携帯情報端末が電
源オフ状態で接続されたと判別された場合に、前記携帯
情報端末からの操作入力を必要としないことを特徴とし
ている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して、本
発明を適用した充電器2の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0015】まず、構成を説明する。図1は、充電器2
を用いた充電システムの全体構成を示すブロック図であ
る。図1において、充電システムは、携帯情報端末1
と、充電器2とが充電/通信端子5により電気的に接続
されて構成される。このとき、コンセント4から供給さ
れたAC電源がACアダプタ3によりDC電源に変換さ
れ、このDC電源が充電器2を介して携帯情報端末1へ
と供給される。これにより、携帯情報端末1内のバッテ
リ1dに充電が行われる。なお、この充電は、携帯情報
端末1内部または充電器2内部に設けられた充電制御回
路により満充電検出がなされるまで行われる。
【0016】ここで、携帯情報端末1は、図1に示すよ
うに、メモリ1a、SIM(Subscriber Identity Modu
le)カード1b、CPU1c、バッテリ1d、受信部1
e、送信部1f、デュプレクサ1g、及びアンテナ1h
を備えて構成される。
【0017】メモリ1aは、RAM(Random Access Me
mory)、及びROM(Read only Memory)等によって構
成され、CPU1cによって実行される各種処理プログ
ラムやこれら各種処理プログラムにかかるデータ等を一
時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0018】SIMカード1bは、SIM ID(例え
ば、電話番号)やセキュリティに関する情報等の使用者
に関する識別情報を記録したICカードであり、携帯情
報端末1に着脱可能に装着される。なお、SIMカード
1b以外に、USIM(Universal Subscriber Identit
y Module)カード、UIM(User Identity Module)カ
ード等を用いることとしてもよい。
【0019】CPU1cは、W-CDMA(Wideband Co
de Division Multiple Access:広帯域符号分割多元接
続)方式に基づく送受信動作に基づく送受信動作を制御
するとともに、送受信する信号やデータを処理する。
【0020】バッテリ1dは、リチウムイオン電池、ニ
ッケル水素電池等により構成され、外部から供給される
電源により充電を行い、充電した電源を携帯情報端末1
の各部へ供給する。
【0021】受信部1eは、デュプレクサ1gを介して
入力された受信信号を復調してベースバンド信号を生成
し、CPU1cへ出力する。
【0022】送信部1fは、CPU1cから入力された
ベースバンド信号を変調して所定周波数の変調波を生成
し、デュプレクサ1gを介してアンテナ1hから外部へ
送信する。
【0023】デュプレクサ1gは、送信フィルタ、受信
フィルタ等を備えており、受信部1eと送信部1fとの
間に挿入される。そして、送信部1fから入力される信
号(つまり送信信号)と、アンテナ1hで受信した信号
(つまり受信信号)と、を送信フィルタ及び受信フィル
タにより送信信号及び受信信号の周波数の違いで分離
(分波)する。そして、この分離により、送信信号をア
ンテナ1hに出力し、受信信号を受信部1eに出力す
る。
【0024】また、充電器2は、マイクロコントローラ
2a、フラッシュメモリ2b、SIM ID記憶部2c
等により構成される。
【0025】マイクロコントローラ2aは、図示しない
が、CPU、RAM、ROM等を備えて構成され、CP
Uは、ROMに格納された基本制御プログラムに基づい
て、充電器2の各部を制御する。
【0026】また、マイクロコントローラ2aは、充電
/通信端子5によって携帯情報端末1が接続されたこと
を検出すると、この携帯情報端末1の電源状態(オン/
オフ)に応じて、後述する端末パワーオフ処理(図2参
照)または後述する端末パワーオン処理(図3参照)を実
行する。そして、充電/通信端子5によって接続された
携帯情報端末1のSIMカード1bに記憶されたSIM
IDを読み取り、読み取ったSIM IDが、SIM
ID記憶部2cに記憶されているか否かを自動判別す
る。
【0027】ここで、接続された携帯情報端末1のSI
M IDがSIM ID記憶部2cに記憶されていれば、
マイクロコントローラ2aは、携帯情報端末1のメモリ
1aに記憶されているデータが更新されたか否かを判別
し、データ内容が更新されていると判別した場合に、携
帯情報端末1のメモリ1aに記憶されているデータの内
の更新部分をフラッシュメモリ2bに記憶する、もしく
はメモリ1aのデータ全てを上書きするとともに、携帯
情報端末1のバッテリ1dへの充電を行う。また、マイ
クロコントローラ2aは、前回バックアップ時からの更
新によるものでなく、携帯情報端末1のメモリ1aに記
憶されているデータと、フラッシュメモリ2bに記憶さ
れているデータとが異なる(一致しない)場合に、携帯
情報端末1からのリストアの要求に応じて、携帯情報端
末1からパスワードを入力させてユーザを確認し、その
後フラッシュメモリ2bに記憶されたデータを携帯情報
端末1のメモリ1aに転送してデータのリストアを行う
とともに、携帯情報端末1のバッテリ1dへの充電を行
う。
【0028】また、接続された携帯情報端末1のSIM
IDがSIM ID記憶部2cに記憶されていなけれ
ば、マイクロコントローラ2aは、携帯情報端末1から
のSIM IDの更新要求に応じて、携帯情報端末1か
らパスワードを入力させてユーザを確認し、その後SI
Mカード1bに記憶されたSIM IDをSIM ID記
憶部2cに記憶する。上述のように、マイクロコントロ
ーラ2aは、判別手段、制御手段、ユーザ判別手段、更
新判別手段、一致判別手段、及び電源状態判別手段とし
ての機能を有する。
【0029】RAMは、携帯情報端末1から読み取っ
た、SIM ID、パスワード、データ(例えば、電話
帳、スケジュール、メモ、メール)等を一時格納するワ
ークメモリエリアを有する。
【0030】ここで、ROMは、充電器2の動作を制御
するための基本プログラム、各機能を実行制御するため
の制御プログラム、及び各種データ等を記憶している。
CPUはこれらの各プログラムやデータに従ったデータ
処理を行う。
【0031】フラッシュメモリ2bは、携帯情報端末1
のメモリ1aから読み取られたデータ(例えば、電話
帳、スケジュール、メモ、メール)を記憶する。すなわ
ち、フラッシュメモリ2bは、記憶手段としての機能を
有する。
【0032】SIM ID記憶部2cは、携帯情報端末
1に対応するSIM ID(識別情報)と、ユーザを識
別するために予め登録されたパスワード等のユーザ情報
とを記憶する。すなわち、SIM ID記憶部2cは、
識別情報記憶手段、及びユーザ情報記憶手段としての機
能を有する。
【0033】次に、動作を説明する。図2及び図3に示
すフローチャートに記述されている各機能を実現するた
めのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの
形態でマイクロコントローラ2a内のROMに格納され
ており、マイクロコントローラ2a内のCPUはこのプ
ログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。ま
た、マイクロコントローラ2a内のCPUは伝送媒体を
介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った
動作を逐次実行することもできる。すなわち、マイクロ
コントローラ2a内のROMの他、伝送媒体を介して外
部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形
態特有の動作を実行することもできる。
【0034】充電器2のマイクロコントローラ2aは、
SIMカード1bが装着された携帯情報端末1が充電/
通信端子5によって接続されたことを検出すると、携帯
情報端末1が電源オン状態か電源オフ状態かを判別し、
電源オフ状態の場合に、図2に示す端末パワーオフ処理
を実行し、電源オン状態の場合に図3に示す端末パワー
オフ処理を実行する。
【0035】まず、図2に示す端末パワーオフ処理を参
照して、充電器2に、SIMカード1bが装着された電
源オフ状態の携帯情報端末1が接続された場合について
説明する。
【0036】図2において、充電器2のマイクロコント
ローラ2aは、携帯情報端末1のSIMカード1bに記
憶されたSIM IDを読み取り、読み取ったSIM I
Dが、SIM ID記憶部2cに記憶されているか否か
を判別する(ステップS1)。
【0037】ここで、マイクロコントローラ2aは、接
続された携帯情報端末1のSIMIDがSIM ID記
憶部2cに記憶されていると判別すると(ステップS
2;YES)、携帯情報端末1のメモリ1aに記憶され
ているデータと、フラッシュメモリ2bに記憶されてい
るデータとを比較し(ステップS3)、携帯情報端末1
のメモリ1aに記憶されているデータが前回バックアッ
プ時から更新されたものか否かを自動判別する(ステッ
プS4)。
【0038】ここで、データ内容が更新されたものと判
別すると(ステップS4;YES)、マイクロコントロ
ーラ2aは、携帯情報端末1のメモリ1aに記憶されて
いるデータの内の更新部分をフラッシュメモリ2bに記
憶する、もしくはメモリ1aのデータ全てを上書きする
とともに、携帯情報端末1のバッテリ1dへの充電を行
う(ステップS5)。
【0039】また、ステップS2において携帯情報端末
1のSIM IDがSIM ID記憶部2cに記憶されて
いないと判別した場合(ステップS2;NO)や、ステ
ップS4においてデータ内容が前回バックアップ時から
更新されたものではないと判別した場合に(ステップS
4;NO)、マイクロコントローラ2aは、携帯情報端
末1のバッテリ1dへの充電のみを行う(ステップS
6)。ここで、ステップS4でのデータ内容が更新され
たものか否かの判別については様々な方法が考えられる
が、例えば、バックアップを1回行う毎に、マイクロコ
ントローラ2aにて毎回異なったバックアップIDを生
成し、携帯情報端末1のメモリ1aに上書きしていくと
ともにSIM ID記憶部2cに記憶しておいてこれら
バックアップIDの一致/不一致を基にデータ更新され
たものか否かを判断してもよい。
【0040】次に、図3に示す端末パワーオン処理を参
照して、充電器2に、SIMカード1bが装着された電
源オン状態の携帯情報端末1が接続された場合について
説明する。
【0041】図3において、充電器2のマイクロコント
ローラ2aは、携帯情報端末1のSIMカード1bに記
憶されたSIM IDを読み取り、読み取ったSIM I
Dが、SIM ID記憶部2cに記憶されているか否か
を判別する(ステップS11)。
【0042】ここで、マイクロコントローラ2aは、携
帯情報端末1のSIM IDがSIM ID記憶部2cに
記憶されていると判別すると(ステップS12;YE
S)、携帯情報端末1のメモリ1aに記憶されているデ
ータと、フラッシュメモリ2bに記憶されているデータ
とを比較し(ステップS13)、携帯情報端末1のメモ
リ1aに記憶されているデータが前回バックアップ時か
ら更新されたものか否かを自動判別する(ステップS1
4)。
【0043】ここで、データ内容が更新されたものであ
ると判別すると(ステップS14;YES)、マイクロ
コントローラ2aは、携帯情報端末1のメモリ1aに記
憶されているデータの内の更新部分をフラッシュメモリ
2bに記憶する、もしくはメモリ1aのデータ全てを上
書きするとともに、携帯情報端末1のバッテリ1dへの
充電を行う(ステップS15)。
【0044】また、ステップS12において携帯情報端
末1のSIM IDがSIM ID記憶部2cに記憶され
ていないと判別した場合に(ステップS12;NO)、
マイクロコントローラ2aは、携帯情報端末1に、例え
ば、「新規SIM IDを登録し、バックアップを行い
ますか?‘YES’or‘NO’」等のメッセージを表
示部(図示省略)に表示させるよう指示し、携帯情報端
末1から入力される要求を受け付ける。
【0045】ここで、携帯情報端末1からSIM ID
の登録バックアップを行わないという要求が入力される
と(ステップS16;NO)、マイクロコントローラ2
aは、ステップS25に移行し、携帯情報端末1のバッ
テリ1dへの充電のみを行う。
【0046】また、ここで、携帯情報端末1からSIM
IDの登録を行うという要求が入力されると(ステッ
プS16;YES)、マイクロコントローラ2aは、携
帯情報端末1に対してパスワードの入力促進メッセージ
等を送信してパスワードを入力させ(ステップS1
7)、入力されたパスワードとSIM ID記憶部2c
に記憶されているパスワードとが一致するか否かを判別
する(ステップS18)。
【0047】このとき、携帯情報端末1から入力された
パスワードと、SIM ID記憶部2cに記憶されてい
るパスワードとが一致しないと判別すると(ステップS
18;NO)、マイクロコントローラ2aは、ステップ
S25に移行し、携帯情報端末1のバッテリ1dへの充
電のみを行う。
【0048】また、携帯情報端末1から入力されたパス
ワードと、SIM ID記憶部2cに記憶されているパ
スワードとが一致すると判別した場合に、マイクロコン
トローラ2aは、携帯情報端末1のSIMカード1bか
らSIM IDを読み取り、SIM ID記憶部2cに記
憶(登録)し(ステップS19)、ステップS13に移
行する。
【0049】また、ステップS14において、携帯情報
端末1のメモリ1aに記憶されているデータが前回バッ
クアップ時から更新されたものでないと判別すると、マ
イクロコントローラ2aは、データ内容が一致するか否
かを判別する(ステップS20)。そして、マイクロコ
ントローラ2aは、データ内容が一致する場合に(ステ
ップS20;NO)、データ更新がなかったと判断し、
携帯情報端末1のバッテリ1dへの充電のみを行う(ス
テップS25)。
【0050】また、データ内容が一致しない場合に(ス
テップS20;YES)、マイクロコントローラ2a
は、携帯情報端末1のCPU1cに対して「リストアを
行いますか?」等のメッセージを表示部(図示省略)に
表示させるよう指示し、携帯情報端末1から入力される
指示を受け付ける(ステップS21)。ここで、携帯情
報端末1からリストアを行わないという指示を受け付け
ると(ステップS21;NO)、マイクロコントローラ
2aは、ステップS25に移行して携帯情報端末1のバ
ッテリ1dへの充電のみを行う。また、携帯情報端末1
からリストアを行うという指示を受け付けると(ステッ
プS21;YES)、マイクロコントローラ2aは、携
帯情報端末1に対してパスワードの入力促進メッセージ
等を送信してパスワードを入力させ(ステップS2
2)、入力されたパスワードがSIMID記憶部2cに
記憶されているパスワードと一致するか否かを判別する
(ステップS23)。
【0051】そして、携帯情報端末1から入力されたパ
スワードと、SIM ID記憶部2cに記憶されている
パスワードとが一致すると判別した場合に(ステップS
23;YES)、マイクロコントローラ2aは、フラッ
シュメモリ2bに記憶されているデータを携帯情報端末
1のメモリ1aに転送して記憶させるとともに、携帯情
報端末1のバッテリ1dへの充電を行う(ステップS2
4)。また、マイクロコントローラ2aは、携帯情報端
末1から入力されたパスワードと、SIM ID記憶部
2cに記憶されているパスワードとが一致しないと判別
した場合に(ステップS23;NO)、ステップS25
に移行し、携帯情報端末1のバッテリ1dへの充電のみ
を行う。
【0052】以上のように、SIMカード1bが装着さ
れた電源オフ状態の携帯情報端末1が接続された場合
に、充電器2のマイクロコントローラ2aは、携帯情報
端末1のSIMカード1bに記憶されたSIM IDを
読み取り、携帯情報端末1が登録されたものであること
が確認できれば、携帯情報端末1のメモリ1aに記憶さ
れているデータをフラッシュメモリ2bに記憶するとと
もに、携帯情報端末1のバッテリ1dへの充電を行う。
【0053】また、SIMカード1bが装着された電源
オン状態の携帯情報端末1が接続された場合に、充電器
2のマイクロコントローラ2aは、携帯情報端末1のS
IMカード1bに記憶されたSIM IDを読み取り、
携帯情報端末1が登録されたものであることが確認でき
ない場合は、携帯情報端末1からのSIM IDの更新
要求に応じて、携帯情報端末1からパスワードを入力さ
せてユーザを確認し、その後SIMカード1bに記憶さ
れたSIM IDをSIM ID記憶部2cに記憶する。
また、充電器2のマイクロコントローラ2aは、携帯情
報端末1からのリストアの要求に応じて、携帯情報端末
1からパスワードを入力させてユーザを確認し、充電器
2のフラッシュメモリ2bに記憶されたデータを携帯情
報端末1のメモリ1aに転送させて記憶させる。
【0054】したがって、電子機器を紛失したり破損し
た場合や携帯情報端末を買い替える場合等にも、データ
(電話帳、スケジュール、メモ、メール等)のバックア
ップをとることができるので、再入力等の煩雑な操作を
省略できる。
【0055】また、SIMカードの識別情報を利用して
携帯情報端末1の識別を行うため、通常のバックアップ
(携帯情報端末1の電源オフ状態でのバックアップ)は
IDの入力等の操作入力が必要なく、簡単にデータのバ
ックアップを行うことができる。また、SIMカードを
利用しているため、セキュリティが高く、重要なデータ
のバックアップやリストアを安心して行うことができ
る。
【0056】また、携帯情報端末1の電源オフ状態及び
電源オン状態のいずれの場合でもデータのバックアップ
を行うことができるため、便利である。
【0057】また、SIM IDの更新やデータのリス
トアの際は、携帯情報端末1が電源オン状態の時のみ受
け付けるようにしたので、携帯情報端末1の表示部を利
用してユーザに確認を促すことができる上、誤ってデー
タを上書きによって消失してしまうことがないという利
点がある。
【0058】なお、本実施の形態では、携帯情報端末の
メモリに記憶されたデータをフラッシュメモリ等の不揮
発メモリに記憶させることとしたが、これに限定され
ず、着脱自在なメモリカードに記憶させることとしても
よい。これにより、データの持ち運びやパソコンでの編
集等も可能になる。
【0059】また、本実施の形態では、携帯情報端末1
と充電器2とを充電/通信端子5により接続することと
したが、これに限定されず、図4に示すように、携帯情
報端末1とパソコン6とをUSBケーブル7により接続
させ、パソコンから直接充電できるようにしてもよい。
これにより、パソコン6にデータのバックアップを行う
ことが可能となり、利便性が向上する。
【0060】また、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、充電器により、データ
のバックアップをとることが容易に行えるので、煩雑な
操作を省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】充電器2を用いた充電システムの全体構成を示
すブロック図である。
【図2】端末パワーオフ処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図3】端末パワーオン処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図4】携帯情報端末1とパソコン6とをUSBケーブ
ル7により接続させた場合の例である。
【符号の説明】
1 携帯情報端末 1a メモリ 1b SIMカード 1c CPU 1d バッテリ 1e 受信部 1f 送信部 1g デュプレクサ 1h アンテナ 2 充電器 2a マイクロコントローラ 2b フラッシュメモリ 2c SIM ID記憶部 3 アダプタ 4 コンセント 5 充電/通信端子 6 パソコン 7 USBケーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続された携帯情報端末を充電する充電器
    において、 前記携帯情報端末の識別情報を記憶する識別情報記憶手
    段と、 前記携帯情報端末の接続を検出すると、前記携帯情報端
    末の識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されている
    か否かを自動判別する判別手段と、 前記判別手段により前記携帯情報端末の識別情報が前記
    識別情報記憶手段に記憶されていると判別された場合
    に、前記携帯情報端末に記憶されているデータを読み出
    して記憶手段に記憶させる制御手段と、 を更に備えることを特徴とする充電器。
  2. 【請求項2】前記携帯情報端末のユーザ情報を記憶する
    ユーザ情報記憶手段と、 前記判別手段により前記携帯情報端末の識別情報が前記
    識別情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合
    に、前記携帯情報端末からユーザ情報を入力させ、この
    ユーザ情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されている
    か否かを判別するユーザ判別手段と、を更に備え、 前記制御手段は、前記ユーザ判別手段により前記ユーザ
    情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判別
    された場合に、前記携帯情報端末の識別情報を前記識別
    情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1記
    載の充電器。
  3. 【請求項3】前記判別手段は、前記携帯情報端末に装着
    された使用者を特定するIDカードに記憶された識別情
    報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判
    別することを特徴とする請求項1または2に記載の充電
    器。
  4. 【請求項4】前記記憶手段に記憶されたデータと、前記
    携帯情報端末に記憶されているデータとを比較し、デー
    タ内容が更新されているか否かを判別する更新判別手段
    を更に備え、 前記制御手段は、前記更新判別手段により、データ内容
    が更新されたと判別された場合に、前記携帯情報端末に
    記憶されているデータを読み出して前記記憶手段に記憶
    させることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    充電器。
  5. 【請求項5】前記更新判別手段によりデータ内容が更新
    されたと判別されなかった場合に、前記記憶手段に記憶
    されたデータと、前記携帯情報端末に記憶されているデ
    ータとを比較し、データ内容が一致するか否かを判別す
    る一致判別手段を更に備え、 前記制御手段は、前記一致判別手段により、データ内容
    が一致しないと判別された場合に、前記記憶手段に記憶
    されたデータを前記携帯情報端末に転送することを特徴
    とする請求項4記載の充電器。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記携帯情報端末からの
    要求に応じて、前記記憶手段に記憶されたデータを該携
    帯情報端末に転送することを特徴とする請求項5記載の
    充電器。
  7. 【請求項7】前記携帯情報端末の電源状態を判別する電
    源状態判別手段を更に備え、 前記制御手段は、前記電源状態判別手段により前記携帯
    情報端末が電源オフ状態で接続されたと判別された場合
    に、前記携帯情報端末からの操作入力を必要としないこ
    とを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の充電器。
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