JP2003188905A - サーバ/クライアントシステムにおけるtcp/ip通信の多重化方式および方法 - Google Patents

サーバ/クライアントシステムにおけるtcp/ip通信の多重化方式および方法

Info

Publication number
JP2003188905A
JP2003188905A JP2001387824A JP2001387824A JP2003188905A JP 2003188905 A JP2003188905 A JP 2003188905A JP 2001387824 A JP2001387824 A JP 2001387824A JP 2001387824 A JP2001387824 A JP 2001387824A JP 2003188905 A JP2003188905 A JP 2003188905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
tcp
server
port number
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001387824A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Namekai
豊 行貝
Katsunori Nishimura
勝徳 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP2001387824A priority Critical patent/JP2003188905A/ja
Publication of JP2003188905A publication Critical patent/JP2003188905A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】TCP/IP通信の多重化に伴い、TCP/I
P通信の高品質性、高信頼性を実現するシステムの提供
することにある。 【解決手段】サーバ1、クライアント2は、ユーザプロ
セス部112,212からTCPポートの使用確認要求
があるとユーザプロセス部の確立すべきリンクおよび複
数の予備リンクそれぞれの確立の有無のチェックを行う
リンク確立部1111,2111と、予め決められた間
隔毎に確立すべき相手先の全てのTCPポートに対して
テストメッセージを送信することでヘルスチェックを行
うリンク状態監視部1113,2113と、確立のチェ
ックの結果およびヘルスチェックの結果を管理し障害を
検出すると前記複数の予備リンクから未使用で優先順位
の高い予備リンクを抽出してユーザプロセス部112,
212に通知するリンク状態管理部1112,2112
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】TCP/IP通信をネットワ
ークを介してサーバとクライアント間で通信を行うサー
バ/クライアントシステムにおけるTCP/IP通信の
多重化方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のTCP/IPにおけるクライアン
ト/サーバ方式、例えば、特開平4−156703号公
報には、クライアント/サーバ間のリンクは1リンクと
なっており、その1リンクを使用してサーバとクライア
ント間で通信を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−156703号公報において、1リンクしか使用し
ていないため、何らかの原因で通信線障害で発生し切断
されたリンクに対して、自動的にリンクを復旧すること
ができないという問題点がある。
【0004】サーバ/クライアントシステムにおけるT
CP/IP通信では、通常1リンクで通信を行う。これ
らの方式を、通信ネットワークシステム内で利用した場
合、サーバ/クライアントシステムでも複数のリンクを
使用して通信できるネットワークを構築するシステムが
考えられ、そのため複雑かつ高負荷となる為、信頼性を
高める必要がある。また、この場合、何らかの原因で通
信線障害が発生し、切断されたリンクの回線が復旧した
場合、それに対応するリンクを自動的に復旧する手段が
必要となる。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、TC
P/IP通信の多重化に伴い、ネットワーク構成が複雑
でかつ高負荷となり得るサーバ/クライアントシステム
におけるTCP/IP通信の高品質性、高信頼性を実現
するシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のTCP/IP通信の多重化方式
は、TCP/IP通信をネットワークを介してサーバと
クライアント間で通信を行うサーバ/クライアントシス
テムにおけるTCP/IP通信の多重化方式であって、
相手先と予めユーザプロセス毎に設定された複数のTC
Pポート番号間でリンクを張って通信を行う場合に、前
記設定された複数のリンクの共有の予備として予備リン
クを優先順位をつけて複数準備する準備手段を有するこ
とを特徴としている。
【0007】また、本発明の第2のTCP/IP通信の
多重化方式は、TCP/IP通信をネットワークを介し
てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方式
であって、前記サーバおよび前記クライアントそれぞれ
は、ユーザプロセスからリンクの確立の確認要求がある
と前記ユーザプロセスの確立すべきリンクおよび複数の
予備リンクそれぞれの確立の有無のチェックを行うリン
ク確立手段と、前記リンク確立手段による前記確立の有
無を管理し前記確立すべきリンクの確立が無であれば前
記複数の予備リンクから未使用で優先順位の高い予備リ
ンクを抽出して前記ユーザプロセスに通知するリンク状
態管理手段と、前記確立すべきリンクおよび予備リンク
それぞれのTCPポートを備え接続先のTCPポートと
通信を行うデータ送受信手段と、を有することを特徴と
している。
【0008】また、本発明の第3のTCP/IP通信の
多重化方式は、TCP/IP通信をネットワークを介し
てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方式
であって、前記サーバおよび前記クライアントそれぞれ
は、予め決められた間隔毎に自装置内に登録されている
相手先の前記全てのTCPポートに対してテストメッセ
ージを送信することでヘルスチェックを行うリンク状態
監視手段と、前記リンク状態監視手段による前記ヘルス
チェックの結果を管理し前記ヘルスチェックの結果が異
常でかつ異常となったリンクが使用中であれば前記複数
の予備リンクから未使用の優先順位の高い予備リンクを
抽出しその抽出した予備リンクに切り替えるように異常
となったリンクを使用しているユーザプロセスに通知す
るリンク状態管理手段と、前記確立すべきリンクおよび
予備リンクそれぞれのTCPポートを備え接続先のTC
Pポートと通信を行うデータ送受信手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0009】更に、上記の第2の第3のTCP/IP通
信の多重化方式において、前記サーバおよび前記クライ
アントそれぞれは、予め決められた間隔毎に前記確立す
べきリンクおよび前記予備リンクの相手先の前記全ての
TCPポートに対してテストメッセージを送信すること
でヘルスチェックを行うリンク状態監視手段を有し、前
記リンク状態管理手段は、前記リンク状態監視手段によ
る前記ヘルスチェックの結果を管理し前記ヘルスチェッ
クの結果が異常でかつ異常となったリンクが使用中であ
れば前記複数の予備リンクから未使用の優先順位の高い
予備リンクを抽出しその抽出した予備リンクに切り替え
るように異常となったリンクを使用している前記ユーザ
プロセスに通知する手段を有することを特徴としてい
る。
【0010】更に、上記の第2または第3の第1のTC
P/IP通信の多重化方式において、前記リンク状態管
理手段は、前記ヘルスチェックの結果、前記予備リンク
を使用している前記ユーザプロセスの前記確立すべきリ
ンクの確立が正常に復帰した場合には前記予備リンクを
使用している前記ユーザプロセスに復帰したことを通知
する手段を有することを特徴としている。
【0011】また、本発明の第1のTCP/IP通信の
多重化方法は、TCP/IP通信をネットワークを介し
てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法
であって、相手先と予めユーザプロセス毎に設定された
複数のTCPポート番号間でリンクを張って通信を行う
場合に、前記設定された複数のリンクの共有の予備とし
て予備リンクを優先順位をつけて複数準備することを特
徴としている。
【0012】また、本発明の第1のTCP/IP通信の
多重化方法は、TCP/IP通信をネットワークを介し
てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法
であって、TCPポート番号毎に、使用するTCPポー
トの優先順位と、自TCPポート番号と相手TCPポー
ト番号間のリンクが使用可かどうかを示すリンク状態
と、ユーザプロセスが前記リンクを使用中かどうかを示
す使用リンクフラグとを含む管理テーブルを前記サーバ
および前記クライアント双方に準備し、各前記ユーザプ
ロセスが確立すべきリンクのTCPポート番号と、前記
確立すべきリンクのTCPポート番号の予備リンクとな
る複数のTCPポート番号と、前記TCPポート番号に
対して使用する優先の順位を示す優先順位とを、予め前
記管理テーブルに登録しておき、前記サーバおよび前記
クライアントそれぞれが、前記ユーザプロセスからTC
Pポートの使用確認要求があると前記管理テーブルに載
っている前記確立すべきリンクおよび複数の前記予備リ
ンクそれぞれの確立の有無のチェックをテストメッセー
ジを前記相手TCPポート番号宛に送信することで行
い、前記テストメッセージに対する結果を前記リンク状
態に登録し、前記リンク確立の有無のチェックが終了す
ると、前記確立すべきリンクのTCPポートに該当する
リンク状態が使用不可であれば前記予備リンクのTCP
ポート番号から前記使用リンクフラグが未使用で優先順
位の高いリンクを抽出して使用できるリンクとして前記
ユーザプロセスに対して前記抽出したリンクのTCPポ
ート番号を通知することを特徴としている。
【0013】また、本発明の第2のTCP/IP通信の
多重化方法は、TCP/IP通信をネットワークを介し
てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法
であって、TCPポート番号毎に、使用するTCPポー
トの優先順位と、自TCPポート番号と相手TCPポー
ト番号間のリンクが使用可かどうかを示すリンク状態
と、ユーザプロセスが前記リンクを使用中かどうかを示
す使用リンクフラグとを含む管理テーブルを前記サーバ
および前記クライアント双方に準備し、各前記ユーザプ
ロセスが確立すべきリンクのTCPポート番号と、前記
確立すべきリンクのTCPポート番号の予備リンクとな
る複数のTCPポート番号と、前記TCPポート番号に
対して使用する優先の順位を示す優先順位とを、予め前
記管理テーブルに登録しておき、予め決められた間隔で
前記管理テーブルに載っている前記TCPポート間のリ
ンク全てに対するヘルスチェックとしてテストメッセー
ジを前記相手TCPポート番号宛に送信することで行
い、前記ヘルスチェックに対する結果を前記リンク状態
に登録し、前記ヘルスチェックの結果によりリンク状態
が使用不可でかつ前記使用リンクフラグが使用中の異常
のリンクがあれば、予備リンクから優先順位が高くて前
記使用リンクフラグが未使用のリンクのTCPポート番
号を前記管理テーブルから抽出し、その抽出したリンク
のTCPポート番号への接続に切り替えることを前記異
常のリンクのTCPポート番号を使用している前記ユー
ザプロセスに通知することを特徴としている。
【0014】また、本発明の第3のTCP/IP通信の
多重化方法は、TCP/IP通信をネットワークを介し
てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法
であって、TCPポート番号毎に、使用するTCPポー
トの優先順位と、自TCPポート番号と相手TCPポー
ト番号間のリンクが使用可かどうかを示すリンク状態
と、ユーザプロセスが前記リンクを使用中かどうかを示
す使用リンクフラグとを含む管理テーブルを前記サーバ
および前記クライアント双方に準備し、各前記ユーザプ
ロセスが確立すべきリンクのTCPポート番号と、前記
確立すべきリンクのTCPポート番号の予備リンクとな
る複数のTCPポート番号と、前記TCPポート番号に
対して使用する優先の順位を示す優先順位とを、予め前
記管理テーブルに登録しておき、前記サーバおよび前記
クライアントそれぞれが、TCPポートの使用確認要求
があると前記管理テーブルに載っている前記確立すべき
リンクおよび複数の前記予備リンクそれぞれの確立の有
無のチェックをテストメッセージを前記相手TCPポー
ト番号宛に送信することで行い、前記テストメッセージ
に対する結果を前記リンク状態に登録し、前記リンク確
立の有無のチェックが終了すると、前記確立すべきリン
クのTCPポートに該当するリンク状態が使用不可であ
れば前記予備リンクのTCPポート番号から前記使用リ
ンクフラグが未使用で優先順位の高いリンクを抽出して
使用できるリンクとして前記ユーザプロセスに対して前
記抽出したリンクのTCPポート番号を通知し、前記リ
ンク確立の有無のチェックが終了すると、予め決められ
た間隔で前記管理テーブルに載っている前記TCPポー
ト間のリンク全てに対するヘルスチェックとしてテスト
メッセージを前記相手TCPポート番号宛に送信するこ
とで行い、前記ヘルスチェックに対する結果を前記リン
ク状態に登録し、前記ヘルスチェックの結果により前記
リンク状態が使用不可でかつ前記使用リンクフラグが使
用中の異常のリンクがあれば、予備リンクから優先順位
が高くて前記使用リンクフラグが未使用のリンクを前記
管理テーブルから抽出し、その抽出したリンクのTCP
ポート番号への接続に切り替えることを前記異常のリン
クのTCPポート番号を使用している前記ユーザプロセ
スに通知することを特徴としている。
【0015】更に、上記の第1、第2、または第3のT
CP/IP通信の多重化方法において、前記サーバおよ
び前記クライアントそれぞれが、前記ヘルスチェックの
結果、前記予備リンクを使用している前記ユーザプロセ
スの前記確立すべきリンクの確立が正常に復帰した場合
に前記予備リンクを使用している前記ユーザプロセスに
復帰したことを通知することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次の本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0017】図2を参照すると、本発明における実施の
形態を示す構成図であって、ワークステーション、サー
バ、パソコン等の情報処理装置であるサーバ1と、ワー
クステーション、パソコン等の情報処理装置であるクラ
イアント2と、サーバ1とクライアント2とを接続する
回線3とから構成される。図2の実施の形態は、サーバ
1とクライアント2と間の1本の回線(1つの伝送路を
意味する)を、この1本の回線を多重化(例えば、複数
のTCPポート接続、時分割多重によるチャネル番号間
(チャネルをTCPポートに振り向け)の接続等)する
ことで複数のリンクの確立を発生させる。なお、本発明
の実施の形態例では、回線を1本としたが、複数本あっ
ても良い。また、サーバと1対1の構成としたが、回線
にブランチ接続またはリング接続にし、それぞれ複数存
在しても良い。
【0018】図2のサーバ1は、プロセッサ(CPU)
によりプログラム制御で動作する制御部11と、クライ
アント2とのデータのやり取りを行うインタフェース部
12と、内部情報テーブル13と、起動後予め決められ
た時間が来ると制御部11に割り込む起動タイマ14
と、起動後予め決められた時間が来ると制御部11に割
り込む監視タイマ15とから構成される。なお、内部情
報テーブル13は、図示していないメモリ(例えば、R
AM)内に割り付けられている。
【0019】図2のクライアント2は、プロセッサ(C
PU)によりプログラム制御で動作する制御部21と、
サーバ1とのデータのやり取りを行うインタフェース部
22と、内部情報テーブル23と、起動後予め決められ
た時間が来ると制御部21に割り込む起動タイマ24
と、起動後予め決められた時間が来ると制御部21に割
り込む監視タイマ25とから構成される。なお、内部情
報テーブル23は、図示していないメモリ(例えば、R
AM)内に割り付けられている。
【0020】図3を参照すると、図1のサーバ1の内部
情報テーブル13およびクライアント2の内部情報テー
ブル23内の構成の概略を示しており、リンク毎(TC
Pポート毎)にそれぞれのリンク情報が管理されてい
る。すなわち、内部情報テーブル13,23には、相手
先のIPアドレス毎に存在し、かつ自TCPポート番号
毎に管理できるように、確立すべき自TCPポート番号
を示す自TCPポート番号と、自TCPポート番号を相
手と接続する場合における優先順位を示す優先順位と、
接続先のクライアント2のTCPポート番号を示す相手
TCPポート番号と、各TCPポート番号間のリンクが
「ACT」(接続可能)か「SBY」(接続不可)かを
示すリンク状態と、TCPポート番号間のリンクを使用
しているかどうか(使用している場合は「Y」(使用
可)を示し、使用していない場合は「N」(使用不可)
を示す)を示す使用リンクフラグと、複数のユーザプロ
セス部112(または212)の識別番号を示すユーザ
プロセス識別番号とから構成されている。なお、ユーザ
プロセス部112または212については、語術の図1
で説明。
【0021】図3において、各ユーザプロセス部112
または212が使用するTCPポートは予め決まってい
るため、内部情報テーブル13または23内の優先順位
は、各ユーザプロセス部112または212にリンク
(TCPポート番号)が予め割り当てられている場合に
は全て優先順位が「1」で、予備となるリンク(TCP
ポート)の場合には「2」から順に設定されている。こ
の場合、数値が低いほど優先順位が高いことを示してい
る。従って、内部情報テーブル13または23内の相手
先IPアドレスと自TCPポート番号と優先順位と相手
TCPポート番号との各エリアには、予め設定されてい
る。更に、ユーザプロセス識別番号に関しては、優先順
位「1」に該当するエリアには予め設定されており、優
先順位「2」以降の値に該当するエリアには、使用リン
クフラグが「Y」の間だけ、そのとき利用するユーザプ
ロセスの識別番号が入り、使用リンクフラグが「N」の
場合にはブランク(クリアでも良い)である。なお、本
実施の形態例では、リンクとなる自TCPポート番号と
相手TCPポート番号とは一致している。
【0022】図1を参照すると、図2のサーバ1の制御
部11およびクライアント2の制御部21がプログラム
制御で動作する場合の制御部11内および制御部21内
それぞれの機能ブロックの構成を示しており、制御部1
1は、多重リンクの通信の管理を行う通信プロセス部1
11と、リンクを使用するアプリケーションプログラム
を動作する場合のユーザプロセス部112とを有し、制
御部21は、多重リンクの通信の管理を行う通信プロセ
ス部211と、リンクを使用するアプリケーションプロ
グラムを動作する場合のユーザプロセス部212とを有
している。なお、ユーザプロセス部112,212は、
複数存在する。
【0023】また、図1を参照すると、通信用プロセス
部111と通信用プロセス部211と間をTCP/IP
リンク31で接続している。すなわち、TCP/IPリ
ンク31は、回線3内に複数のTCP/IPリンクが張
られていることになる。なお、実際には、図2で示した
ように、インタフェース部12およびインタフェース部
22が中継することになるが、省略している(以降の説
明でも、サーバ1とクライアント2と間の説明で説明の
都合上、省略することもある)。
【0024】図1の通信プロセス部111は、リンク確
立部1111と、リンク状態管理部1112と、リンク
状態監視部1113と、データ送受信部1114とを有
し、通信プロセス部211は、リンク確立部2111
と、リンク状態管理部2112と、リンク状態監視部2
113と、データ送受信部2114とを有している。
【0025】図1のリンク確立部1111は、サーバ1
のプロセッサが通信用プロセス部111の通信プロセス
起動時(ユーザプロセス部112からの呼設定に伴うリ
ンク(TCPポート番号)の確立の確認要求時に起動)
に、確立すべき全てのTCPポート間のリンクおよび予
備の全てのTCPポート間のリンクそれぞれに対する確
立の有無のチェック(テストメッセージを対向のクライ
アント2のTCPポートに送信し、対向のクライアント
2からテストメッセージの返信メッセージが返って来れ
ばリンク状態が確立、返信メッセージが返って来なけれ
ばリンク状態が未確立と判断する)を行い、リンク状態
管理部1112に対して内部情報テーブル13のリンク
状態を更新させる。
【0026】図1のリンク状態監視部1113は、起動
タイマ14による予め決められた時間間隔で発生する割
り込みにより周期的に動作し、内部情報テーブル13に
登録されている全てのリンクに対してヘルスチェック
(テストメッセージを対向のクライアント2のTCPポ
ートに送信し、対向のクライアント2からテストメッセ
ージの返信メッセージが返って来ればリンク状態正常、
返信メッセージが返って来なければリンク状態異常と判
断する)を行って、リンクがどのような状態になってい
るかを判断し、リンク状態管理部1112に対して内部
情報テーブル13のリンク状態を更新させる。
【0027】図1のリンク状態管理部1112は、リン
ク確立部1111によるリンクの確立のチェックの結果
(確立されたリンク、確立されなかったリンクの情報)
およびリンク状態監視部1113によるヘルスチェック
の結果を内部情報テーブル13に登録することにより管
理する。また、リンク状態管理部1112は、全てのリ
ンクの状態および現在、通信に使用しているリンクを管
理し、呼設定に伴うリンクの確認要求時に1リンクでも
リンクが確立されている場合には、そのTCPポート番
号を知らせることで通信可能状態であることをユーザプ
ロセス部112に通知する。また、リンク状態管理部1
112は、リンク状態監視部1113によるヘルスチェ
ックの結果、今まで通信に使用していたリンクが通信不
能(異常)となったことを検出した場合には、優先順位
に従って予備のリンクで使用できる予備リンク(予備の
TCPポート番号)を抽出し、通信使用可能リンクとし
て内部情報テーブル13の使用リンクフラグを更新する
と共に、使用可能なリンク(自TCポート番号と相手T
CPポート番号)を異常のあったユーザプロセス部11
2に通知する。
【0028】図1のデータ送受信受信部1114は、相
手のクライアントとポート間でTCP/IP通信できる
ように、複数のポートを持っており、ポート番号毎にデ
ータ送受信の管理を行いながら相手のクライアント2と
の通信を行う。
【0029】図1のユーザプロセス部112は、呼設定
を行うために、リンクの確立の確認(接続できるTCP
ポート番号の要求)をリンク確立部1111に対して行
い、リンクの確立の確認結果に伴い、通知のあった相手
のクライアント2のTCPポート番号との通信を行う。
また、ユーザプロセス部112は、リンク状態管理部1
112から異常検出による切り替えの通知を受けた場合
には、通知を受けたリンク(TCPポート番号)を使用
してデータ送受信部1114を介して相手先のクライア
ント2のTCPポートと再接続を行い、データの送受信
を行う。
【0030】図1のリンク確立部2111は、クライア
ント2のプロセッサが通信用プロセス部211の通信プ
ロセス起動時(ユーザプロセス部212からの呼設定に
伴うリンク(TCPポート番号)の確立の確認要求時に
起動)に、確立すべき全てのTCPポート間のリンクお
よび予備の全てのTCPポート間のリンクそれぞれに対
する確立の有無のチェック(テストメッセージを対向の
サーバ1のTCPポートに送信し、対向のサーバ1から
テストメッセージの返信メッセージが返って来ればリン
ク状態が確立、返信メッセージが返って来なければリン
ク状態が未確立と判断する)を行い、リンク状態管理部
2112に対して内部情報テーブル23のリンク状態を
更新させる。
【0031】図1のリンク状態監視部2113は、起動
タイマ24による予め決められた時間間隔で発生する割
り込みにより周期的に動作し、内部情報テーブル23に
登録されている全てのリンクに対してヘルスチェック
(テストメッセージを対向のサーバ1のTCPポートに
送信し、対向のサーバ1からテストメッセージの返信メ
ッセージが返って来ればリンク状態正常、返信メッセー
ジが返って来なければリンク状態異常と判断する)を行
って、リンクがどのような状態になっているかを判断
し、リンク状態管理部2112に対して内部情報テーブ
ル23のリンク状態を更新させる。
【0032】図1のリンク状態管理部2112は、リン
ク確立部2111によるリンクの確立のチェックの結果
(確立されたリンク、確立されなかったリンクの情報)
およびリンク状態監視部2113によるヘルスチェック
の結果を内部情報テーブル23に登録することにより管
理する。また、リンク状態管理部2112は、全てのリ
ンクの状態および現在、通信に使用しているリンクを管
理し、呼設定に伴うリンクの確認要求時に1リンクでも
リンクが確立されている場合には、そのTCPポート番
号を知らせることで通信可能状態であることをユーザプ
ロセス部212に通知する。また、リンク状態管理部2
112は、リンク状態監視部2113によるヘルスチェ
ックの結果、今まで通信に使用していたリンクが通信不
能(異常)となったことを検出した場合には、優先順位
に従って予備のリンクで使用できる予備リンク(予備の
TCPポート番号)を抽出し、通信使用可能リンクとし
て内部情報テーブル23の使用リンクフラグを更新する
と共に、使用可能なリンク(自TCポート番号と相手T
CPポート番号)を異常のあったユーザプロセス部21
2に通知する。
【0033】図1のデータ送受信受信部2114は、相
手のクライアントとポート間でTCP/IP通信できる
ように、複数のポートを持っており、ポート番号毎にデ
ータ送受信の管理を行いながら相手のサーバ1との通信
を行う。
【0034】図1のユーザプロセス部212は、呼設定
を行うために、リンクの確立の確認(接続できるTCP
ポート番号の要求)をリンク確立部2111に対して行
い、リンクの確立の確認結果に伴い、通知のあった相手
のサーバ1のTCPポート番号との通信を行う。また、
ユーザプロセス部212は、リンク状態管理部2112
から異常検出による切り替えの通知を受けた場合には、
通知を受けたリンク(TCPポート番号)を使用してデ
ータ送受信部2114を介して相手先のサーバ1のTC
Pポートと再接続を行い、データの送受信を行う。
【0035】次に、図1〜図5を参照して、本発明の実
施の形態の動作を説明する。
【0036】クライアント2側のユーザプロセス部21
2がサーバ1側のユーザプロセス112と通信をする場
合、それぞれのシステム上に存在する通信用プロセス部
211および通信用プロセス部111を介して通信を行
う。
【0037】制御部11(または111)の通信用プロ
セス部111(または211)は、通信プロセス起動時
すなわちユーザプロセス部112(または212)から
の呼設定に伴うリンクの確立の確認要求時(TCPポー
ト要求時)にリンク確立部1111に制御を渡す。制御
を渡されたリンク確立部1111(または2111)
は、相手先IPアドレス毎の内部情報テーブル13(ま
たは23)に登録されている要求のあったユーザプロセ
ス部112(または212)のTCPポート番号間での
確立すべきリンク(すなわち、要求のあったユーザプロ
セス部の識別番号に該当するTCPポート番号間のリン
クを示す)および予備(この場合の予備は、内部情報テ
ーブル内の優先順位1以外の全てのTCPポート番号に
相当)となるリンクに該当する送信中フラグを「Y」に
し、更に、確認すべき全てのTCPポート番号間のリン
ク(送信中フラグが「Y」のもの)についてテストメッ
セージを作成し、相手先のクライアント2(またはサー
バ1)に対してデータ送受信部1114(2114)お
よびインタフェース部12(または22)を介して送信
する(図4のステップS101)。
【0038】チェックすべきTCPポート番号毎に対応
したテストメッセージを全て送信終えると、リンク確立
部1111は、予め設定された時間(例えば、10m
s)に割り込むように設定された監視タイマ15(また
は25)を起動し、送信先のTCPポート番号からの返
信メッセージを待つ(ステップS102)。
【0039】すると、インタフェース部22(または1
2)を介してテストメッセージを受信したクライアント
2(またはサーバ1)の制御部21(または11)は、
通信プロセス部111(または211)を介して制御を
データ送受信部2114(または1114)に渡す。制
御を渡されたデータ送受信部2114(または111
4)は、メッセージのコマンドを解析することによりテ
ストメッセージと判断し、受信したTCPポート番号に
対する返信メッセージを作成してインタフェース部22
(または12)を介して作成した返信メッセージをサー
バ1に返信する。
【0040】サーバ1(またはクライアント2)のリン
ク確立部1111(または2111)は、予め決められ
た時間(10ms)の間、テストメッセージに対する返
信メッセージを待っている。やがて、インタフェース部
12(または22)を介して返信メッセージをサーバ1
の制御部11が受信すると、通信プロセス部111を介
してデータ送受信部1114に制御を渡す。制御を渡さ
れたデータ送受信部1114(または2114)は、受
信した返信メッセージのコマンドを解析することにより
テストメッセージの返信と判断し、リンク確立部111
1(または2111)に受信した返信メッセージを渡
す。すると、リンク確立部1111(または2111)
は、返信メッセージを解析することにより相手のTCP
ポート番号からの返信と判断し、リンク確立が成功した
として、リンク状態管理部1112(または2112)
を介して内部情報テーブル13(または23)内で該当
するTCPポート番号のリンク状態エリアに「ACT」
として登録する。このようにして、TCP毎に返信され
る返信メッセージの受信を繰り返す毎にそのTCPポー
ト番号が使用可能と判断して、リンク確立部1111
(または2111)は、リンク状態管理部1112を介
して内部情報テーブル13(または23)内で該当する
TCPポート番号のリンク状態エリアに「ACT」とし
て登録する(ステップS103,S105)。
【0041】やがて、監視タイマ15(または25)が
タイムアウトになると、通信プロセス部111(または
211)のリンク確立部1111(または2111)
は、リンク状態管理部1112(2112)を介して内
部情報テーブル13(または23)でテストメッセージ
送信中(送信中フラグが「Y」)になっているTCPポ
ート番号を使用不可として判断して該当するTCPポー
ト番号のリンク状態エリアに「SBY」を登録し、送信
中フラグをクリアする(ステップS104)。
【0042】更に、リンク確立部1111(または21
11)は、制御をリンク状態管理部1112(211
2)に渡す。すると、リンク状態管理部1112(また
は2112)は、内部情報テーブル13(または23)
において、要求のあったユーザプロセス部112(また
は212)のTCPポートのリンク状態が「ACT」か
チェックし、「ACT」であれば、要求のあったユーザ
プロセスのTCPポートの使用リンクフラグを「Y」に
設定し、要求のあったユーザプロセス部112(または
212)に対して使用できるTCPポート番号(自TC
Pポート番号および他TCPポート番号)を通知する
(ステップS106,S107,S108)。
【0043】ステップS107において、「SBY」で
あれば、リンク状態管理部1112(または2112)
は、内部情報テーブル13(または23)において、予
備のTCPポートでリンク状態が「ACT」のもので優
先順位の高いTCPポート番号を抽出し、そのTCPポ
ート番号に該当する使用リンクフラグを「Y」に設定
し、ユーザプロセス識別番号エリアにユーザプロセス部
112(または212)の識別番号を使用中の間だけ設
定する。更に、リンク状態管理部1112(または21
12)は、要求のあったユーザプロセス部112(また
は212)に対して抽出した予備のTCPポート番号
(自TCPポート番号および他TCPポート番号)を使
用できるTCPポート番号として通知する(ステップS
107,S109〜S111)。
【0044】このようにして、TCPポート要求時のリ
ンク確立部1111(または2111)およびリンク状
態管理部1112(または2112)の一連の処理が終
わると、通信用プロセス部111(または211)は、
リンク状態監視部112のヘルスチェック処理が予め決
められた時間(例えば、1秒)毎に起動するように起動
タイマ14(または24)を起動し、終了する(ステッ
プS112)。
【0045】一方、使用できるTCPポート番号の通知
を受けたユーザプロセス部112(または212)は、
通信用プロセス部111のデータ送受信部1114を介
して相手のユーザプロセス部211との通信を通知のあ
ったTCPポート番号間で行う。
【0046】一方、起動された起動タイマ14が1秒毎
に制御部11に割り込みをかけると、制御部11は、通
信用プロセス部111(または211)を介してリンク
状態監視部1113(または2113)を起動する。1
秒毎に起動されたリンク状態監視部1113(または2
113)は、相手先IPアドレス毎の内部情報テーブル
13(または23)に登録されている全TCPポート番
号間のリンクに該当する送信中フラグを「Y」にし、更
に、確認すべき全てのTCPポート番号間のリンクにつ
いてテストメッセージを作成し、相手先のクライアント
2(またはサーバ1)に対してデータ送受信部1114
(2114)およびインタフェース部12(または2
2)を介して送信する(図5のステップS201)。
【0047】チェックすべきTCPポート番号毎に対応
したテストメッセージを全て送信終えると、リンク状態
監視部1113(または2113)は、予め設定された
時間(例えば、10ms)に割り込むように設定された
監視タイマ15(または25)を起動し、送信先のTC
Pポート番号からの返信メッセージを待つ(ステップS
202)。
【0048】すると、インタフェース部22(または1
2)を介してテストメッセージを受信したクライアント
2(またはサーバ1)の制御部21(または11)は、
通信プロセス部111(または211)を介して制御を
データ送受信部2114(または1114)に渡す。制
御を渡されたデータ送受信部2114(または111
4)は、メッセージのコマンドを解析することによりテ
ストメッセージと判断し、受信したTCPポート番号に
対する返信メッセージを作成してインタフェース部22
(または12)を介して作成した返信メッセージを返信
する。
【0049】サーバ1(またはクライアント2)のリン
ク状態監視部1113(または2113)は、予め決め
られた時間(10ms)の間、テストメッセージに対す
る返信メッセージを待っている。やがて、インタフェー
ス部12(または22)を介して返信メッセージをサー
バ1の制御部11が受信すると、通信プロセス部111
を介してデータ送受信部1114に制御を渡す。制御を
渡されたデータ送受信部1114(または2114)
は、受信した返信メッセージのコマンドを解析すること
によりテストメッセージの返信と判断し、リンク状態監
視部1113(または2113)に受信した返信メッセ
ージを渡す。すると、リンク状態監視部1113(また
は2113)は、返信メッセージを解析することにより
相手のTCPポート番号からの返信と判断し、リンク確
立が成功したとして、リンク状態管理部1112(また
は2112)を介して内部情報テーブル13(または2
3)内で該当するTCPポート番号のリンク状態エリア
に「ACT」として登録する。このようにして、TCP
毎に返信される返信メッセージの受信を繰り返す毎にそ
のTCPポート番号が使用可能と判断して、リンク状態
監視部1113(または2113)は、リンク状態管理
部1112を介して内部情報テーブル13(または2
3)内で該当するTCPポート番号のリンク状態エリア
に「ACT」として登録する(ステップS203,S2
05)。
【0050】やがて、監視タイマ15(または25)が
タイムアウトになると、リンク状態監視部1113(ま
たは2113)は、リンク状態管理部1112(211
2)を介して内部情報テーブル13(または23)でテ
ストメッセージ送信中(送信中フラグが「Y」)になっ
ているTCPポート番号を使用不可として判断して該当
するTCPポート番号のリンク状態エリアに「SBY」
を登録し、送信中フラグをクリアする(ステップS20
4)。
【0051】ヘルスチェックの結果、リンク状態監視部
1113(または2113)は、制御をリンク状態管理
部1112(または2112)に渡す。すると、リンク
状態管理部1112(または2112)は、リンク状態
が「SBY」に更新した場合に、使用中(内部情報テー
ブルの使用リンクフラグが「Y」になっている)であれ
ば、切り替えるべきTCPポート番号として内部情報テ
ーブル13(または23)内で優先順位に従って、使用
リンクフラグが「N」でリンク状態が「ACT」になっ
ている自TCPポート番号と相手ポート番号とを抽出し
て、異常のあったTCPポートを使用しているユーザプ
ロセス部112に切替通知(自TCPポート番号と相手
ポート番号も添付)を行うと共に、切り替えるべきTC
Pポート番号に該当する使用リンクフラグを「Y」に設
定する(ステップS206〜S208)。
【0052】一方、ヘルスチェックにより切り替えの通
知を受けると、ユーザプロセス部112は、通知を受け
たTCPポート番号間で通信できるようにデータ送受信
部1114を介して接続先(通知された相手先IPアド
レス)であるクライアント2(またはサーバ)と再接続
を行い、切り替えたTCPポートを介してサーバ1のユ
ーザプロセス部112とクライアント2のユーザプロセ
ス部212と間で通信を行う。
【0053】更に、ステップS208の処理後、リンク
状態管理部1112(または2112)は、内部情報テ
ーブル13(または23)において、予備TCPポート
を使用しているユーザプロセス部112(または21
2)の元のTCPポート番号のリンク状態が「SBY」
から「ACT」に換わったかをユーザプロセス識別番号
を検索することでチェックする(ステップS209)。
【0054】ステップS209において、存在するもの
があれば、リンク状態管理部1112(または211
2)は、該当するユーザプロセス部112に対して、復
帰したことを通知し、起動タイマ14(または24)を
起動し終了する(ステップS210〜S212)。
【0055】一方、ユーザプロセス部112(または2
12)通信がやがて終了すると、ユーザプロセス部11
2(または212)は、制御部11(または21)、通
信用プロセス部111(または211)を介して、リン
ク状態管理部1112(または2112)に対して終了
通知を行う。すると、リンク状態管理部1112(また
は2112)は、内部情報テーブル13(または23)
内で終了通知を行ったユーザプロセス部112(または
212)に該当する使用リンクフラグを「Y」から
「N」(クリアでも良い)に設定する。更に、リンク状
態管理部1112(または2112)は、他のリンクに
使用中(使用リンクフラグが「Y」)のものがあるかを
検索し、使用中のリンクが存在しなければ起動タイマ1
4を停止して終了し、使用中のリンクが存在すれば引き
続きヘルスチェックを行うため何もしないで終了する。
【0056】以上説明したように、本発明は、上記のリ
ンク状態管理部1112および2112が予備リンクを
含む多重化されたTCP/IPリンクを管理しているた
め、常に通信可能なリンクを使用してデータ送信を行う
事が可能となる。
【0057】また、リンク状態監視部1113および2
113がリンクのヘルスチェックを行っているため、確
立されていたリンクが何らかの原因で通信線障害が発生
し通信不能になった場合それを検出して、予備のリンク
に切り替えて通信することができ、反対に通信不能にな
っていたリンクが障害復旧して通信可能となった場合そ
れを検出する事ができる。
【0058】また、これら予備リンクの切り替えとリン
クの障害復旧の動作を組み合わせる事により、TCP/
IPリンクの多重管理および障害復旧時の自動復旧が可
能となり、信頼性を更に、高めることが可能となる。
【0059】また、リンクに優先順位を使用しているた
め、障害が起こっても、同じTCPポートを選択するこ
とにつながり、自動的にサーバ1とクライアント2と間
で取ることができる。
【0060】すなわち、クライアント2のユーザプロセ
ス部212であるサーバ1と通信を行うアプリケーショ
ンソフトの処理と、サーバ1のユーザプロセス部112
であるクライアント2と通信を行うアプリケーションソ
フトの処理とは、リンク上に障害が発生してもTCP/
IPの多重化リンクを使用した通信が可能となる。
【0061】
【発明の効果】本発明は、予め使用することになってい
たリンクに対して共通の複数の予備リンクを準備してい
るため、サーバ/クライアントシステム間のTCP/I
Pリンクの障害を考慮したTCP/IP通信の多重化が
できるという効果がある。
【0062】また、本発明は、相手接続時に予め決めら
れたリンクに障害があっても、予備リンクに変えて通信
することができるという効果がある。
【0063】また、本発明は、全てのリンクのヘルスチ
ェックを行っているため、障害が発生しても自動的に回
復する可能となり、更に、障害の復帰も検出できるた
め、自動復帰が可能となり、高負荷、高信頼性を必要と
する通信事業者内の通信ネットワークシステム内でのI
Pネットワークでも十分耐用出来るシステムを提供する
ことが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のサーバおよびクライアント内のプロセッ
サが本実施の形態をプログラム制御で動作した場合の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるサーバ/クライア
ントのシステム構成を示すブロック図である。
【図3】図2のサーバおよびクライアントの内部情報テ
ーブルの構成例を示す構成図である。
【図4】図1のサーバおよびクライアントのユーザプロ
セス部が呼設定に伴ってTCPポートの要求を行った場
合の通信用プロセス部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】図1の起動タイマ14の割り込みが発生した場
合の通信用プロセス部の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 サーバ 2 クライアント 3 回線 11,21 制御部 12,22 インタフェース部 13,23 内部情報テーブル 14,24 起動タイマ 15,25 監視タイマ 31 TCP/IP回線 111,211 通信用プロセス部 112,212 ユーザプロセス部 1111,2111 リンク確立部 1112,2112 リンク状態管理部 1113,2113 リンク状態監視部 1114,2114 データ送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GB02 HB02 KA12 KC24 MC17 5K030 HA08 JT03 JT06 LB08 LC09 LE05 MC03 MD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TCP/IP通信をネットワークを介し
    てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
    アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方式
    であって、相手先と予めユーザプロセス毎に設定された
    複数のTCPポート番号間でリンクを張って通信を行う
    場合に、前記設定された複数のリンクの共有の予備とし
    て予備リンクを優先順位をつけて複数準備する準備手段
    を有することを特徴とするサーバ/クライアントシステ
    ムにおけるTCP/IP通信の多重化方式。
  2. 【請求項2】 TCP/IP通信をネットワークを介し
    てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
    アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方式
    であって、前記サーバおよび前記クライアントそれぞれ
    は、ユーザプロセスからリンクの確立の確認要求がある
    と前記ユーザプロセスの確立すべきリンクおよび複数の
    予備リンクそれぞれの確立の有無のチェックを行うリン
    ク確立手段と、前記リンク確立手段による前記確立の有
    無を管理し前記確立すべきリンクの確立が無であれば前
    記複数の予備リンクから未使用で優先順位の高い予備リ
    ンクを抽出して前記ユーザプロセスに通知するリンク状
    態管理手段と、前記確立すべきリンクおよび予備リンク
    それぞれのTCPポートを備え接続先のTCPポートと
    通信を行うデータ送受信手段と、を有することを特徴と
    するサーバ/クライアントシステムにおけるTCP/I
    P通信の多重化方式。
  3. 【請求項3】 TCP/IP通信をネットワークを介し
    てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
    アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方式
    であって、前記サーバおよび前記クライアントそれぞれ
    は、予め決められた間隔毎に自装置内に登録されている
    相手先の前記全てのTCPポートに対してテストメッセ
    ージを送信することでヘルスチェックを行うリンク状態
    監視手段と、前記リンク状態監視手段による前記ヘルス
    チェックの結果を管理し前記ヘルスチェックの結果が異
    常でかつ異常となったリンクが使用中であれば前記複数
    の予備リンクから未使用の優先順位の高い予備リンクを
    抽出しその抽出した予備リンクに切り替えるように異常
    となったリンクを使用しているユーザプロセスに通知す
    るリンク状態管理手段と、前記確立すべきリンクおよび
    予備リンクそれぞれのTCPポートを備え接続先のTC
    Pポートと通信を行うデータ送受信手段と、を有するこ
    とを特徴とするサーバ/クライアントシステムにおける
    TCP/IP通信の多重化方式。
  4. 【請求項4】 前記サーバおよび前記クライアントそれ
    ぞれは、予め決められた間隔毎に前記確立すべきリンク
    および前記予備リンクの相手先の前記全てのTCPポー
    トに対してテストメッセージを送信することでヘルスチ
    ェックを行うリンク状態監視手段を有し、前記リンク状
    態管理手段は、前記リンク状態監視手段による前記ヘル
    スチェックの結果を管理し前記ヘルスチェックの結果が
    異常でかつ異常となったリンクが使用中であれば前記複
    数の予備リンクから未使用の優先順位の高い予備リンク
    を抽出しその抽出した予備リンクに切り替えるように異
    常となったリンクを使用している前記ユーザプロセスに
    通知する手段を有することを特徴とする請求項2記載の
    サーバ/クライアントシステムにおけるTCP/IP通
    信の多重化方式。
  5. 【請求項5】 前記リンク状態管理手段は、前記ヘルス
    チェックの結果、前記予備リンクを使用している前記ユ
    ーザプロセスの前記確立すべきリンクの確立が正常に復
    帰した場合には前記予備リンクを使用している前記ユー
    ザプロセスに復帰したことを通知する手段を有すること
    を特徴とする請求項2,3,または4記載のサーバ/ク
    ライアントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化
    方式。
  6. 【請求項6】 TCP/IP通信をネットワークを介し
    てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
    アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法
    であって、相手先と予めユーザプロセス毎に設定された
    複数のTCPポート番号間でリンクを張って通信を行う
    場合に、前記設定された複数のリンクの共有の予備とし
    て予備リンクを優先順位をつけて複数準備することを特
    徴とするサーバ/クライアントシステムにおけるTCP
    /IP通信の多重化方法。
  7. 【請求項7】 TCP/IP通信をネットワークを介し
    てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
    アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法
    であって、TCPポート番号毎に、使用するTCPポー
    トの優先順位と、自TCPポート番号と相手TCPポー
    ト番号間のリンクが使用可かどうかを示すリンク状態
    と、ユーザプロセスが前記リンクを使用中かどうかを示
    す使用リンクフラグとを含む管理テーブルを前記サーバ
    および前記クライアント双方に準備し、各前記ユーザプ
    ロセスが確立すべきリンクのTCPポート番号と、前記
    確立すべきリンクのTCPポート番号の予備リンクとな
    る複数のTCPポート番号と、前記TCPポート番号に
    対して使用する優先の順位を示す優先順位とを、予め前
    記管理テーブルに登録しておき、前記サーバおよび前記
    クライアントそれぞれが、前記ユーザプロセスからTC
    Pポートの使用確認要求があると前記管理テーブルに載
    っている前記確立すべきリンクおよび複数の前記予備リ
    ンクそれぞれの確立の有無のチェックをテストメッセー
    ジを前記相手TCPポート番号宛に送信することで行
    い、前記テストメッセージに対する結果を前記リンク状
    態に登録し、前記リンク確立の有無のチェックが終了す
    ると、前記確立すべきリンクのTCPポートに該当する
    リンク状態が使用不可であれば前記予備リンクのTCP
    ポート番号から前記使用リンクフラグが未使用で優先順
    位の高いリンクを抽出して使用できるリンクとして前記
    ユーザプロセスに対して前記抽出したリンクのTCPポ
    ート番号を通知することを特徴とするサーバ/クライア
    ントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法。
  8. 【請求項8】 TCP/IP通信をネットワークを介し
    てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
    アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法
    であって、TCPポート番号毎に、使用するTCPポー
    トの優先順位と、自TCPポート番号と相手TCPポー
    ト番号間のリンクが使用可かどうかを示すリンク状態
    と、ユーザプロセスが前記リンクを使用中かどうかを示
    す使用リンクフラグとを含む管理テーブルを前記サーバ
    および前記クライアント双方に準備し、各前記ユーザプ
    ロセスが確立すべきリンクのTCPポート番号と、前記
    確立すべきリンクのTCPポート番号の予備リンクとな
    る複数のTCPポート番号と、前記TCPポート番号に
    対して使用する優先の順位を示す優先順位とを、予め前
    記管理テーブルに登録しておき、予め決められた間隔で
    前記管理テーブルに載っている前記TCPポート間のリ
    ンク全てに対するヘルスチェックとしてテストメッセー
    ジを前記相手TCPポート番号宛に送信することで行
    い、前記ヘルスチェックに対する結果を前記リンク状態
    に登録し、前記ヘルスチェックの結果によりリンク状態
    が使用不可でかつ前記使用リンクフラグが使用中の異常
    のリンクがあれば、予備リンクから優先順位が高くて前
    記使用リンクフラグが未使用のリンクのTCPポート番
    号を前記管理テーブルから抽出し、その抽出したリンク
    のTCPポート番号への接続に切り替えることを前記異
    常のリンクのTCPポート番号を使用している前記ユー
    ザプロセスに通知することを特徴とするサーバ/クライ
    アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方
    法。
  9. 【請求項9】 TCP/IP通信をネットワークを介し
    てサーバとクライアント間で通信を行うサーバ/クライ
    アントシステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法
    であって、TCPポート番号毎に、使用するTCPポー
    トの優先順位と、自TCPポート番号と相手TCPポー
    ト番号間のリンクが使用可かどうかを示すリンク状態
    と、ユーザプロセスが前記リンクを使用中かどうかを示
    す使用リンクフラグとを含む管理テーブルを前記サーバ
    および前記クライアント双方に準備し、各前記ユーザプ
    ロセスが確立すべきリンクのTCPポート番号と、前記
    確立すべきリンクのTCPポート番号の予備リンクとな
    る複数のTCPポート番号と、前記TCPポート番号に
    対して使用する優先の順位を示す優先順位とを、予め前
    記管理テーブルに登録しておき、前記サーバおよび前記
    クライアントそれぞれが、TCPポートの使用確認要求
    があると前記管理テーブルに載っている前記確立すべき
    リンクおよび複数の前記予備リンクそれぞれの確立の有
    無のチェックをテストメッセージを前記相手TCPポー
    ト番号宛に送信することで行い、前記テストメッセージ
    に対する結果を前記リンク状態に登録し、前記リンク確
    立の有無のチェックが終了すると、前記確立すべきリン
    クのTCPポートに該当するリンク状態が使用不可であ
    れば前記予備リンクのTCPポート番号から前記使用リ
    ンクフラグが未使用で優先順位の高いリンクを抽出して
    使用できるリンクとして前記ユーザプロセスに対して前
    記抽出したリンクのTCPポート番号を通知し、前記リ
    ンク確立の有無のチェックが終了すると、予め決められ
    た間隔で前記管理テーブルに載っている前記TCPポー
    ト間のリンク全てに対するヘルスチェックとしてテスト
    メッセージを前記相手TCPポート番号宛に送信するこ
    とで行い、前記ヘルスチェックに対する結果を前記リン
    ク状態に登録し、前記ヘルスチェックの結果により前記
    リンク状態が使用不可でかつ前記使用リンクフラグが使
    用中の異常のリンクがあれば、予備リンクから優先順位
    が高くて前記使用リンクフラグが未使用のリンクを前記
    管理テーブルから抽出し、その抽出したリンクのTCP
    ポート番号への接続に切り替えることを前記異常のリン
    クのTCPポート番号を使用している前記ユーザプロセ
    スに通知することを特徴とするサーバ/クライアントシ
    ステムにおけるTCP/IP通信の多重化方法。
  10. 【請求項10】 前記サーバおよび前記クライアントそ
    れぞれが、前記ヘルスチェックの結果、前記予備リンク
    を使用している前記ユーザプロセスの前記確立すべきリ
    ンクの確立が正常に復帰した場合に前記予備リンクを使
    用している前記ユーザプロセスに復帰したことを通知す
    ることを特徴とする請求項7,8,または9記載のサー
    バ/クライアントシステムにおけるTCP/IP通信の
    多重化方法。
JP2001387824A 2001-12-20 2001-12-20 サーバ/クライアントシステムにおけるtcp/ip通信の多重化方式および方法 Pending JP2003188905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001387824A JP2003188905A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 サーバ/クライアントシステムにおけるtcp/ip通信の多重化方式および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001387824A JP2003188905A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 サーバ/クライアントシステムにおけるtcp/ip通信の多重化方式および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003188905A true JP2003188905A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27596536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001387824A Pending JP2003188905A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 サーバ/クライアントシステムにおけるtcp/ip通信の多重化方式および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003188905A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115918A (ja) * 2003-09-19 2005-04-28 Ricoh Co Ltd WWWサーバ機能を有する組み込み機器、ポート情報共有方法、ポート情報共有プログラム、および、Webシステム
JP2006020318A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Zarlink Semiconductor Inc パケット交換通信網における迅速な端末間フェイルオーバーを提供する方法及び装置
US7111779B2 (en) 2004-01-30 2006-09-26 Nec Corporation System, method, and program for generating transaction profile for measuring and analyzing computer system performance
JP2006287538A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd 無線装置
US7342930B2 (en) 2002-08-20 2008-03-11 Ntt Docomo, Inc. Communication equipment, communication system, and communication method
US7760719B2 (en) 2004-06-30 2010-07-20 Conexant Systems, Inc. Combined pipelined classification and address search method and apparatus for switching environments
JP2021090101A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 富士通株式会社 通信監視装置、通信監視方法及び通信監視プログラム
CN113304470A (zh) * 2021-05-26 2021-08-27 网易(杭州)网络有限公司 虚拟角色的跨服方法、设备及存储介质

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7342930B2 (en) 2002-08-20 2008-03-11 Ntt Docomo, Inc. Communication equipment, communication system, and communication method
JP2005115918A (ja) * 2003-09-19 2005-04-28 Ricoh Co Ltd WWWサーバ機能を有する組み込み機器、ポート情報共有方法、ポート情報共有プログラム、および、Webシステム
JP4602707B2 (ja) * 2003-09-19 2010-12-22 株式会社リコー WWWサーバ機能を有する組み込み機器、ポート情報共有方法、ポート情報共有プログラム、および、Webシステム
US7111779B2 (en) 2004-01-30 2006-09-26 Nec Corporation System, method, and program for generating transaction profile for measuring and analyzing computer system performance
JP2006020318A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Zarlink Semiconductor Inc パケット交換通信網における迅速な端末間フェイルオーバーを提供する方法及び装置
JP2010057190A (ja) * 2004-06-30 2010-03-11 Conexant Systems Inc パケット交換通信網における迅速な端末間フェイルオーバーを提供する方法及び装置
US7760719B2 (en) 2004-06-30 2010-07-20 Conexant Systems, Inc. Combined pipelined classification and address search method and apparatus for switching environments
US7813263B2 (en) 2004-06-30 2010-10-12 Conexant Systems, Inc. Method and apparatus providing rapid end-to-end failover in a packet switched communications network
JP2006287538A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd 無線装置
JP2021090101A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 富士通株式会社 通信監視装置、通信監視方法及び通信監視プログラム
JP7456133B2 (ja) 2019-12-02 2024-03-27 富士通株式会社 通信監視装置、通信監視方法及び通信監視プログラム
CN113304470A (zh) * 2021-05-26 2021-08-27 网易(杭州)网络有限公司 虚拟角色的跨服方法、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6906998B1 (en) Switching device interfaces
US20040001449A1 (en) System and method for supporting automatic protection switching between multiple node pairs using common agent architecture
US7424640B2 (en) Hybrid agent-oriented object model to provide software fault tolerance between distributed processor nodes
JP2003188905A (ja) サーバ/クライアントシステムにおけるtcp/ip通信の多重化方式および方法
US5384783A (en) Network system and line switching method used therein
JP4387937B2 (ja) 電話システムおよび交換システム
EP1793626A1 (en) System and method for implementing service switching
CN111669280B (zh) 一种报文传输方法、装置及存储介质
JPH09326810A (ja) 障害時のコネクション切り替え方法
JPH1141282A (ja) 二重化中継装置
JP4692419B2 (ja) ネットワーク装置及びそれに用いる冗長切替え方法並びにそのプログラム
KR20200101117A (ko) 노드장애를 감지할 수 있는 네트워크 시스템 및 노드장애 감지방법
JP2000244526A (ja) 多重化したネットワーク接続装置システム
JP2962062B2 (ja) プロセッサ監視方式
CN115102897B (zh) 一种基于链路聚合的堆叠***保护方法
CN113079099B (zh) 一种采用共识协议栈同步网络状态的方法及***
JP4035820B2 (ja) 回線切替装置及びデータ伝送システム及び回線切替方法
KR970002779B1 (ko) 지능망 서비스 제어/관리 시스템의 프로세서 상태관리 방법
JP2002026948A (ja) ネットワーク装置
JP3888740B2 (ja) 多重化lan切り替え方法およびシステム
JP2000115219A (ja) 回線管理機能を備えたlan接続ネットワーク
JPH10173775A (ja) 二重化電子交換システム
JP2804876B2 (ja) 多重系装置を含むネットワークシステムの通信方法
JP2000092100A (ja) 光二重ループ型伝送装置
JPH10173676A (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041117

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070529