JP2003188793A - システムlsi及び移動通信端末 - Google Patents

システムlsi及び移動通信端末

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JP2003188793A JP2001381596A JP2001381596A JP2003188793A JP 2003188793 A JP2003188793 A JP 2003188793A JP 2001381596 A JP2001381596 A JP 2001381596A JP 2001381596 A JP2001381596 A JP 2001381596A JP 2003188793 A JP2003188793 A JP 2003188793A
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saving operation
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Akihiro Kano
明弘 狩野
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】CPUを介さずに各デバイスに対する省電力設
定を可能とする。 【解決手段】CPU11が搭載されたシステムLSI1
0の中に、CPU11のアドレスバス及びデータバスに
接続された各周辺デバイス(内部回路12、アナログ・
フロント・エンド部4、チャネル・コーデック部8、音
声コーデック部9、機能ブロック15)に対する省電力
設定を実現するハードウェアとして自動書込み制御部1
3を設ける。この自動書込み制御部13はCPU11が
通常動作モードから省電力動作モードへ移行する場合に
は省電力動作モードへ移行した後に、CPU11が省電
力動作モードから通常動作モードへ移行する場合には通
常動作モードへ移行する前に、上記各周辺デバイスに対
して電力制御用のデータを書き込む。これにより、CP
U11を介さずに各デバイスに対する省電力設定を可能
とし、CPU11の省電力動作期間を延ばすことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話端末など
の移動通信端末に用いられるシステムLSI及び移動通
信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信端末に用いられているシ
ステムLSIでは、その端末の主制御を司るCPUが搭
載されており、このシステムLSIの内部及び外部の各
周辺デバイスに対する省電力設定をCPUが行ってい
る。
【0003】すなわち、携帯電話端末の待ち受け制御を
例にすると、ページングチャネルの受信前後では無駄な
消費電力を抑えるために、CPUが各周辺デバイスの動
作モードを通常動作モードから省電力動作モードに切り
替えている。この場合、これらの周辺デバイスに対する
切り替え制御を完了するまではCPUは通常動作モード
にあり、切り替え制御完了後にCPU自体が省電力動作
モードに入ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のようにCPUが内部/外部の各周辺デバイスに対する
省電力設定を行う構成では、各周辺デバイスの動作モー
ドを切り替えるまで、CPU自体が省電力動作モードに
移行できず、その間の消費電力を抑えることができない
といった問題があった。
【0005】また、近年の移動通信端末では、動作モー
ドの切り替えを必要とするデバイスが増えており、これ
に伴いCPUの設定処理も増大し、更に、複数デバイス
間の動作モード設定で相互タイミング制約が要求される
場合もあり、省電力設定に関わるCPUの処理が煩雑に
なる一方である。このため、設定ミスなどが発生し易
く、開発効率を悪化させる要因にもなっていた。
【0006】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、CPUを介さずに各デバイスに対する省電力設定
を可能とするシステムLSI及び移動通信端末を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムLSI
は、通常動作モード及び省電力動作モードを有するCP
Uが搭載されたシステムLSIであって、上記CPUの
動作モードを検出し、上記CPUが省電力動作モードに
あるときに上記CPUのアドレスバス及びデータバスに
接続された内部及び外部の各周辺デバイスに対してデー
タの書込み制御を行う書込み制御手段を備え、上記書込
み制御手段は、上記CPUが通常動作モードから省電力
動作モードへ移行する場合には省電力動作モードへ移行
した後に、上記CPUが省電力動作モードから通常動作
モードへ移行する場合には通常動作モードへ移行する前
に、上記各周辺デバイスに対して電力制御用のデータを
所定の順に書き込むように構成される。
【0008】このような構成のシステムLSIによれ
ば、CPUのアドレスバス及びデータバスに接続された
各周辺デバイスに対する省電力設定を、CPUが省電力
動作モードに移行した状態でCPU以外のハードウェア
として設けられた書込み制御手段にて実現することがで
きる。
【0009】また、上記システムLSIを携帯電話端末
等の移動通信端末に用いることで、例えば待ち受け時に
通常動作モードから省電力動作モードへ移行したり、省
電力動作モードへ移行する場合などにおいて、CPUを
介することなく各デバイスに対する省電力設定を実現で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係るシステム
LSIを搭載した携帯電話端末の構成を示すブロック図
である。
【0012】この携帯電話端末1は、基地局2との間で
無線通信を行う無線部3の他に、データのアナログ/デ
ジタル変換処理を行うアナログ・フロント・エンド部
4、音声を入力する送話器としてのマイク5、音声を出
力する受話器としてのスピーカ6、デジタル無線データ
の変復調を行う変復調部7、チャネル符号化/復号化を
行うチャネル・コーデック部8、デジタル音声データの
音声符号化/復号化を行う音声コーデック部9などの各
種デバイスを備えると共に、本端末の基本/拡張機能を
実現するためのデバイスを代表したものとして機能ブロ
ック15を備える。無線部3を除く上記各周辺デバイス
は、省電力動作モード及び通常動作モードを有するCP
U11のバス11aに接続されている。なお、このバス
11aにはアドレスバス及びデータバスが含まれる。
【0013】ここで、本実施形態において、携帯電話端
末1にはシステムLSI10が組み込まれており、この
システムLSI10には本端末の主制御を司るCPU1
1やROMやRAMなどの内部回路12の他に、本発明
の特徴となる自動書込み制御部13及びタイマ制御部1
4が設けられている。自動書込み制御部13は、後述す
るテーブル13aを参照してCPU11にバス接続され
た各周辺デバイスに対するデータ書込み制御を行う。タ
イマ制御部14は、この自動書込み制御部13によるデ
ータ書込み時のタイミングを制御する。
【0014】また、この携帯電話端末1は、通常動作モ
ード時に使用される高速クロックCK1を発生するクロ
ック発生部16aと、省電力動作モード時に使用される
低速クロックCK2を発生するクロック発生部16bと
を備える。上記システムLSI10は、クロック発生部
16aの高速クロックCK1あるいはクロック発生部1
6bの低速クロックCK2を受けて動作する。
【0015】なお、特に図示していないが、この携帯電
話端末1はバッテリを駆動源として動作するものであ
り、そのバッテリの電圧を各デバイスの動作に必要なレ
ベルに変換して供給するための電源供給回路なども設け
られている。
【0016】次に、一般的な携帯電話端末における待ち
受け時の制御を例にして省電力設定について説明する。
【0017】待ち受け時では、基地局2から所定の周期
で送られてくるページングチャネル信号を受信して、そ
の中に自身の電話番号があるか否かをチェックすること
が行われており(これをページング処理と呼ぶ)、その
ページングチャネルの受信以外では、無駄な電力の消費
を抑えるために通常動作モードから省電力動作モードに
切り替えられる。
【0018】ここで、従来方式のように、システムLS
I10内のCPU11が内部/外部の各周辺デバイスに
対して省電力動作モードの設定制御を行う構成では、図
4に示すように、周辺のデバイスを省電力設定した後
に、CPU11自体が省電力動作モードに移行すること
になる。図4の例では、変復調部7、チャネル・コーデ
ック部8、音声コーデック部9、機能ブロック15、ア
ナログ・フロント・エンド部4、内部回路12の順で省
電力設定し、最後にCPU11自体が省電力モードに移
行する状態を示している。また、通常動作モードに復帰
する場合には、その逆の順番となり、CPU11が最初
に立ち上がってから各周辺デバイスを順に立ち上げてい
くことになる。このように、省電力時にはCPU11が
最後となり、復帰時にはCPU11が最初になるため、
CPU11としての省電力動作期間が短くなる問題があ
る。さらに、周辺デバイスの増加に伴い、省電力設定に
関わる処理が複雑化すると、CPU11に負担がかかる
と共にCPU機能の拡張を必要とすることから開発効率
が低下するなどの問題がある。
【0019】そこで、本発明では、上述したような各周
辺デバイスに対する省電力設定をCPU以外のハードウ
ェアで実現するものである。そのハードウェアが図1に
示す自動書込み制御部13及びタイマ制御部14であ
り、これらはシステムLSI10に実装されている。
【0020】以下に、図2及び図3を参照して本実施形
態における携帯電話端末の動作について説明する。
【0021】図2は自動書込み設定値の一例を示す図で
あり、図2(a)は省電力動作モード移行時に用いられ
る設定値、同図(b)は通常動作モード復帰時に用いら
れる設定値を示している。また、図3は待ち受け制御時
における省電力設定のタイミングの一例を示す図であ
る。
【0022】システムLSI10内のCPU11は、例
えば電源投入直後の初期設定処理として、通常動作モー
ドから省電力動作モードに移行する場合と、省電力動作
モードから通常動作モードに復帰する場合の2つの動作
モード用の設定値を自動書込み制御部13に設けられた
テーブル13aに予め設定しておく。この設定値には、
「アドレス」、「設定データ」そして「設定タイミン
グ」が含まれる。「アドレス」はCPU11にバス接続
された各周辺デバイスに対応しており、データの書込み
先を示している。「設定データ」は各周辺デバイスを省
電力動作モードへ移行させたり、通常動作モードへ復帰
させるための電力制御のデータ(パワーオフ/パワーオ
ンデータ)を示している。また、「設定タイミング」は
各周辺デバイスに対応したデータの書き込むタイミング
を示す情報であり、省電力動作モード移行時や通常動作
モード復帰時において、このタイミングに従った時間間
隔で各周辺デバイスに対する電力制御用のデータの書込
みがなされる。
【0023】このようなアドレス/データ/設定タイミ
ングを含む設定値は、3つの連続データを一組として扱
われ、自動書込み制御部13のテーブル13aへはこれ
らを羅列して設定し、さらに、アドレスに「0xFFF
F」といった特定のデータ(設定完了フラグ)を設定す
ることで、最後の設定値であることを認識できるように
しておく。
【0024】図2の例では、周辺デバイスのアドレス0
〜5は、変復調部7、チャネル・コーデック部8、音声
コーデック部9、機能ブロック部15、アナログ・フロ
ント・エンド部4、システムLSI内部回路12に相当
する。これらは1つのモジュールとして存在し、それぞ
れに図示せぬレジスタを備えて、このレジスタにセット
される電力制御用のデータの内容に応じて省電力動作モ
ードあるいは通常動作モードに切り替えられる。
【0025】また、設定データA0〜5は省電力動作モ
ード移行時に各周辺デバイスに書き込むべきデータ、設
定データB0〜5は通常動作モード復帰時に各周辺デバ
イスに書き込むべきデータを示している。設定タイミン
グA0〜5は省電力動作モード移行時における各周辺デ
バイスに対するデータ書込みタイミング、設定タイミン
グB0〜5は通常動作モード復帰時における各周辺デバ
イスに対するデータ書込みタイミングである。例えば、
変復調部7はアドレス0として定められ、この変復調部
7には省電力動作モード移行時に設定データA0が設定
タイミングA0で書き込まれる。
【0026】なお、各周辺デバイスを省電力動作モード
へ移行させる順番は、消費電力の高い順であると共に、
機能的に矛盾のない順である。消費電力の高い順とは、
各周辺デバイスはそれぞれに消費電力の値が異なるた
め、最も消費電力が高いものから順に落としていくこと
が効率的である。また、機能的に矛盾のない順とは、各
周辺デバイスには機能的に連動しているものがあり、先
に省電力動作モードになると他のデバイスが省電力動作
モードへ移行できなくなる場合があるため、他のデバイ
スに支障のない順に落としていく必要がある。各周辺デ
バイスを通常動作モードへ復帰させる順番については基
本的には省電力動作モード移行時とは逆の順番となり、
消費電力の高いものが後になり、その際に機能的に矛盾
のないことを前提とする。
【0027】次に、実際の待ち受け制御で、通常動作モ
ードから省電力動作モードへ移行する場合について説明
する。
【0028】待ち受け時において、携帯電話端末1は基
地局2から所定の周期で送られて来るページングチャネ
ルを受信することで、その中に自身の電話番号があるか
否かをチェックしている。自身の電話番号があれば、呼
び出しがあったものとして応答する。
【0029】ここで、ページングチャネルが送られて来
ない期間では、無駄な電力消費を防ぐために、まず、C
PU11が省電力動作モードに入る。これを自動書込み
制御部13が検出することにより、クロック発生部16
bの低速クロック信号を基準としたタイマ制御部14か
ら与えられるタイミング信号に同期してCPU11にバ
ス接続された各周辺デバイスに対する省電力設定を行
う。すなわち、CPU11が省電力動作モードにあると
きに、自動書込み制御部13はテーブル13aに事前に
設定されているアドレス/設定データ/設定タイミング
を参照して、各周辺デバイスに対して省電力動作モード
に移行させるためのデータ(パワーオフデータ)をタイ
ミング情報に従った時間間隔で所定の順に書き込んでい
く。このデータの書込みにより、各周辺デバイスは通常
動作モードから省電力動作モードに切り替わる。
【0030】このように、省電力時には、まず、CPU
11が先に省電力動作モードに入り、続いて、自動書込
み制御部13の制御の下で各周辺デバイスが所定の順で
省電力動作モードに移行する。つまり、図3の例のよう
に、CPU11を先頭にして、変復調部7、チャネル・
コーデック部8、音声コーデック部9、機能ブロック1
5、アナログ・フロント・エンド部4、内部回路12と
いった順で省電力動作モードへ移行することになる。
【0031】一方、ページングチャネルの受信時には、
CPU11が省電力動作モードから通常動作モードへ移
行する。その際、CPU11が通常動作モードへ移行す
る前に、タイマ制御部14と自動書込み制御13が動作
し、自動書込み制御部13はタイマ制御部14から与え
られるタイミング信号に同期してCPU11にバス接続
された各周辺デバイスに対する復帰設定を行う。すなわ
ち、CPU11が省電力動作モードにあるときに、自動
書込み制御部13はテーブル13aに事前に設定されて
いるアドレス/設定データ/設定タイミングを参照し
て、各周辺デバイスに対して通常動作モードに復帰させ
るためのデータ(パワーオンデータ)を順にタイミング
情報に従った時間間隔で所定の順に書き込んでいく。こ
のデータの書込みにより、各周辺デバイスは省電力動作
モードから通常動作モードに切り替わる。
【0032】そして、最後にCPU11へタイマ割込み
信号等を入力することで通常動作モードに復帰させる。
これにより、図3の例のように、内部回路12、アナロ
グ・フロント・エンド部4、機能ブロック15、音声コ
ーデック部9、チャネル・コーデック部8、変復調部7
といった順で通常動作モードに復帰し、最後にCPU1
1が通常動作モードに復帰する。
【0033】このように、CPU11のアドレスバス及
びデータバスに接続された各周辺デバイスに対する省電
力設定を、CPU11が省電力動作モードにある状態
で、CPU以外のハードウェアで実現することで、CP
U11の処理負担を軽減してCPU11の省電力動作期
間を延長することができる。また、省電力設定をハード
ウェアの設定値として一元管理することが可能であるた
め、周辺デバイスの増加に伴いCPU11の機能拡張等
が不要となり、開発効率を向上させることができる。
【0034】なお、CPU11を介さずにデータ書込み
制御を行う自動書込み制御部13を動作させる方法とし
て、以下のように何通りかの方法がある。
【0035】第1の方法は、省電力動作モード時に使用
されるクロック発生部16bの低速クロックCK2を用
いて自動書込み制御部13を動作させる方法である。通
常、この種の端末では高速用と低速用の2種類のクロッ
ク信号を備えており、動作モードに応じて適宜切り替え
て使用している。このうちの低速クロックCK2を自動
書込み制御部13に与えて動作させることで、消費電力
を少しでも抑えることができるといった利点がある。こ
の場合、タイマ制御部14は不要である。つまり、自動
書込み制御部13は上記低速クロックCK2に従って各
周辺デバイスに対するデータの書込みを所定の時間間隔
で行うことになる。また、テーブル13aに各周辺デバ
イスに対応したタイミング情報が設定されている場合に
は、そのタイミング情報によってデータ書込み時の時間
間隔が変更される。
【0036】第2の方法は、低速クロックCK2を基準
クロックとするタイマ制御部14を用いて自動書込み制
御部13を動作させる方法である。この場合、自動書込
み制御部13によるデータの書込みは、タイマ制御部1
4から与えられるタイミング信号に同期して行われる。
また、テーブル13aに各周辺デバイスに対応したタイ
ミング情報が設定されている場合には、そのタイミング
情報によってデータの書込み時の時間間隔が変更され
る。
【0037】第3の方法は、通常動作モード時に使用さ
れるクロック発生部16aの高速クロックCK1を用い
て自動書込み制御部13を動作させる方法である。これ
は、低速用のクロック信号を備えていない端末に限定さ
れるものであり、動作的には上記第1の方法と同様であ
る。
【0038】第4の方法は、高速クロックCK1を基準
クロックとするタイマ制御部14を用いて自動書込み制
御部13を動作させる方法であり、上記第3の方法と同
様に低速用のクロック信号を備えていない端末に限定さ
れるものであり、動作的には上記第3の方法と同様であ
る。
【0039】上記実施形態では、上記第2の方法を用い
た場合の構成が示されているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、他の方法を用いて自動書込み制御部
13を動作させることでも、本発明が目的している効果
を得ることができるものである。
【0040】また、上記実施形態では携帯電話端末を例
にとって説明したが、本発明はこれに限らず、例えばP
DA(Personal Digital Assistants)等の他の移動通
信端末にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
PUにバス接続された各周辺デバイスに対する省電力設
定を、CPUが省電力動作モードにある状態でCPU以
外のハードウェアで実現するようにしたため、CPUの
処理負担を軽減してCPUの省電力動作期間を延長する
ことができると共に、省電力設定をハードウェアの設定
値として一元管理することができ、CPUの機能拡張等
を不要して開発効率の向上につながるという効果が奏せ
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムLSIを搭
載した携帯電話端末の構成を示すブロック図。
【図2】自動書込み設定値の一例を示す図であり、図2
(a)は省電力動作モード移行時に用いられる設定値、
同図(b)は通常動作モード復帰時に用いられる設定値
を示す図。
【図3】本発明を用いた場合の待ち受け制御時における
省電力設定のタイミングの一例を示す図。
【図4】従来方式による待ち受け制御時における省電力
設定のタイミングの一例を示す図。
【符号の説明】
1…端末装置 2…基地局 3…無線部 4…アナログ・フロント・エンド部 5…マイク 6…スピーカ 7…変復調部 8…チャネル・コーデック部 9…音声コーデック部 10…システムLSI 11…CPU 12…システムLSI内部回路 13…自動書込み制御部 14…タイマ制御部 15…機能ブロック 16a…高速用のクロック発生部 16b…低速用のクロック発生部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常動作モード及び省電力動作モードを
    有するCPUが搭載されたシステムLSIであって、 上記CPUの動作モードを検出し、上記CPUが省電力
    動作モードにあるときに上記CPUのアドレスバス及び
    データバスに接続された内部及び外部の各周辺デバイス
    に対してデータの書込み制御を行う書込み制御手段を備
    え、 上記書込み制御手段は、上記CPUが通常動作モードか
    ら省電力動作モードへ移行する場合には省電力動作モー
    ドへ移行した後に、上記CPUが省電力動作モードから
    通常動作モードへ移行する場合には通常動作モードへ移
    行する前に、上記各周辺デバイスに対して電力制御用の
    データを所定の順に書き込むように構成されたシステム
    LSI。
  2. 【請求項2】 上記各周辺デバイスに対応したアドレス
    及び電力制御用のデータを保持したテーブル手段を備
    え、 上記書込み制御手段は、上記CPUが省電力動作モード
    にあるときに上記テーブル手段を参照することで、上記
    各周辺デバイスに対して上記電力制御用のデータを所定
    の順に書き込むことを特徴とする請求項1記載のシステ
    ムLSI。
  3. 【請求項3】 上記各周辺デバイスに対応したアドレス
    及び電力制御用のデータを保持すると共にデータ書込み
    時のタイミング情報を保持したテーブル手段を備え、 上記書込み制御手段は、上記CPUが省電力動作モード
    にあるときに上記テーブル手段を参照することで、上記
    各周辺デバイスに対して上記電力制御用のデータを上記
    タイミング情報に従って時間間隔で所定の順に書き込む
    ことを特徴とする請求項1記載のシステムLSI。
  4. 【請求項4】 通常動作モード及び省電力動作モードを
    有するCPUが搭載されたシステムLSIを用いて動作
    する通信端末装置であって、 上記システムLSIに上記CPUの動作モードを検出
    し、上記CPUが省電力動作モードにあるときに上記C
    PUのアドレスバス及びデータバスに接続された各デバ
    イスに対してデータの書込み制御を行う書込み制御手段
    を設け、 上記CPUが通常動作モードから省電力動作モードへ移
    行する場合には省電力動作モードへ移行した後に、上記
    CPUが省電力動作モードから通常動作モードへ移行す
    る場合には通常動作モードへ移行する前に、上記書込み
    制御手段によって上記各デバイスに対して電力制御用の
    データを所定の順に書き込むことを特徴とする移動通信
    端末。
  5. 【請求項5】 上記システムLSIには、上記各周辺デ
    バイスに対応したアドレス及び電力制御用のデータを保
    持したテーブル手段が備えられ、 上記書込み制御手段は、上記CPUが省電力動作モード
    にあるときに上記テーブル手段を参照することで、上記
    各周辺デバイスに対して上記電力制御用のデータを所定
    の順に書き込むことを特徴とする請求項4記載の移動通
    信端末。
  6. 【請求項6】 上記システムLSIには、上記各周辺デ
    バイスに対応したアドレス及び電力制御用のデータを保
    持すると共にデータ書込み時のタイミング情報を保持し
    たテーブル手段が備えられ、 上記書込み制御手段は、上記CPUが省電力動作モード
    にあるときに上記テーブル手段を参照することで、上記
    各周辺デバイスに対して上記電力制御用のデータを上記
    タイミング情報に従った時間間隔で所定の順に書き込む
    ことを特徴とする請求項4記載の移動通信端末。
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