JP2003188775A - 移動体通信システム、基地局、移動体端末及び移動体通信方法 - Google Patents

移動体通信システム、基地局、移動体端末及び移動体通信方法

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JP2003188775A
JP2003188775A JP2002292334A JP2002292334A JP2003188775A JP 2003188775 A JP2003188775 A JP 2003188775A JP 2002292334 A JP2002292334 A JP 2002292334A JP 2002292334 A JP2002292334 A JP 2002292334A JP 2003188775 A JP2003188775 A JP 2003188775A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無瞬断ハードハンドオーバ時の呼損により切
り替え前の呼に係る通信が途絶えてしまう事態を解消し
た移動体通信システムを提供する。 【解決手段】 移動体端末11と基地局12とは、第1
通信チャネル上で第1の呼に係る通信(伝送路21)を
行い、当該通信中に切り替え時刻及び切り戻し時刻を取
り決め、切り替え時刻が到来するとそれまでの通信を停
止して、第2通信チャネル上で第1の呼に係る通信と第
2の呼に係る通信とを組み合わせた通信(伝送路22)
を開始するために拡散符号同期の確立を試み、切り戻し
時刻が到来するまでに同期確立が成立しなかった場合に
は、同期確立の試みを中止し、第1の呼に係る通信(伝
送路21)を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無瞬断ハードハン
ドオーバを行う移動体通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】W−CDMAには、1つの移動体端末で
複数の音声通信の組、複数のパケット通信の組、及び音
声通信とパケット通信の組というように複数の呼を組み
合わせて同時に通信することができる機能がある(例え
ば特許文献1)。図8はその一例を示す図である。移動
体端末1は、基地局2、基地局3等を通じて別の移動体
端末と音声通信を行い、この通信と同時に、インターネ
ット上のサーバ5とパケット通信を行っている。
【0003】またW−CDMAでは、無瞬断ハードハン
ドオーバ(以下、HHOと略す)と呼ばれる、無瞬断で
チャネルを切替える技術が標準化されている(例えば特
許文献2)。これら2つの技術を利用して移動体通信シ
ステムでは、通信中に無瞬断で呼を増減することがで
き、例えば、移動体端末は、あるチャネルで他の移動体
端末と音声通信を行い、その通信の最中にHHOを行っ
て、当該音声通信とパケット通信とを組み合わせたチャ
ネルへと切替えることができる。
【0004】
【特許文献1】特開2001−309432号公報
【0005】
【特許文献2】特開2001−231063号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、呼を追
加するチャネル切替えの場合、呼を削減するチャネル切
替えよりも呼損を起こす確率が高い。なぜならW−CD
MAにおいては、チップレートを一定にした場合、シン
ボルレートと拡散率とは反比例の関係にあるので、呼を
追加すればシンボルレートは上がり拡散率は低くなる。
そして拡散率が低いほど干渉電力が上がり、拡散符号同
期を確立することが困難となるからである。
【0007】そして呼損した場合、追加しようとした呼
の通信が開始できないだけでなく、それまで接続してい
た呼の通信も途絶えてしまうという問題がある。そこで
本発明は、このような問題を容易な手順により解消した
移動体通信システム及び方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の移動体通信システムは、移動体端末と基地
局とからなるCDMA方式の移動体通信システムであっ
て、移動体端末と基地局との間で、第1通信チャネルを
使用して第1の呼に係る通信を行う通信手段と、移動体
端末と基地局との間で、切り替え時刻及び切り戻し時刻
を取り決める取り決め手段と、前記切り替え時刻が到来
すると、前記通信手段に前記第1通信チャネルを使用し
た通信を停止させ、前記第1通信チャネルとは別の第2
通信チャネル上で前記第1の呼に係る通信と第2の呼に
係る通信とを組み合わせた通信を開始させるために、前
記移動体端末と前記基地局との間で同期確立することを
試みる同期確立手段と、前記切り戻し時刻が到来するま
でに同期確立できなかった場合には、前記同期確立手段
に同期確立の試みを中止させ、前記通信手段に前記第1
通信チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再開
させる再開手段とを備える。
【0009】また前記通信手段は、前記移動体端末に備
えられており、前記基地局と第1通信チャネルを使用し
て第1の呼に係る通信を行う端末側通信手段と、前記基
地局に備えられており、前記移動体端末と第1通信チャ
ネルを使用して第1の呼に係る通信を行う基地局側通信
手段とにより構成され、前記取り決め手段は、前記移動
体端末に備えられており、ユーザよりチャネル切り替え
の要求を受け付けて、当該要求を基地局へ通知する要求
通知手段と、前記基地局に備えられており、当該要求に
応じて切り替え時刻及び切り戻し時刻を決定して移動体
端末に通知する時刻通知手段と、前記移動体端末に備え
られており、前記通知された切り替え時刻及び切り戻し
時刻を取得する取得手段とにより構成され、前記同期確
立手段は、前記基地局に備えられており、前記切り替え
時刻が到来すると、前記第2通信チャネルに同期確立す
るための同期信号を配信する配信手段と、前記移動体端
末に備えられており、前記切り替え時刻が到来すると、
前記同期信号を受信して同期タイミングを検出し、検出
できた場合には同期確立できたものとしてその旨を前記
基地局に通知する通知手段とにより構成され、前記再開
手段は、前記移動体端末に備えられ、前記切り戻し時刻
が到来するまでに同期タイミングが検出できなかった場
合には、前記検出手段に同期タイミングの検出を中止さ
せ、前記端末側通信手段に前記第1通信チャネルを使用
した前記第1の呼に係る通信を再開させる端末側再開手
段と、前記基地局に備えられ、前記切り戻し時刻が到来
するまでに同期タイミングが検出された旨の通知を受け
なかった場合には、前記基地局側通信手段に前記第1通
信チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再開さ
せる基地局側再開手段とを備えてもよい。
【0010】また、前記取り決め手段は、さらに、前記
移動体端末と前記基地局との間で再切り替え時刻を取り
決め、前記再開手段は、さらに、前記通信手段による前
記第1通信チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信
が、前記再切替時刻が到来するまでに再開できていない
場合には、前記同期確立手段に、前記同期確立を再び試
みさせることを特徴としてもよい。
【0011】また、本発明の移動体通信システムは、移
動体端末と基地局とからなるCDMA方式の移動体通信
システムであって、前記基地局は、前記移動体端末との
間で第1通信チャネルを使用して第1の呼に係る通信を
行う第1通信手段と、前記第1通信手段による通信と並
行して、前記移動体端末との間で前記第1の呼に係る通
信と第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信を行う第
2通信手段とを備え、前記移動体端末は、前記基地局と
の間で、前記第1通信チャネルを使用して前記第1の呼
に係る通信を行う第3通信手段と、切り替え時刻及び切
り戻し時刻を予め記憶する記憶手段と、前記切り替え時
刻が到来すると、前記第3通信手段に前記第1通信チャ
ネルを使用した通信を停止させ、前記第2通信チャネル
上で前記第1に係る通信と第2の呼に係る通信とを組み
合わせた通信を開始させるために、前記基地局との間で
同期確立することを試みる同期確立手段と、前記切り戻
し時刻が到来するまでに同期確立ができなかった場合に
は、前記同期確立手段に同期確立の試みを中止させ、前
記第3通信手段に前記第1通信チャネルを使用した前記
第1の呼に係る通信を再開させる再開手段とを備える。
【0012】また、前記同期確立手段は、さらに、前記
同期確立に成功した場合にその旨を前記基地局に通知
し、前記第1通信手段は、さらに、前記同期確立手段に
より前記通知があった場合に通信を停止するよう構成し
てもよい。また、本発明の基地局は、移動体通信システ
ムに用いられる基地局であって、移動体端末との間で第
1通信チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う第
1通信手段と、前記第1通信手段による通信と並行し
て、前記移動体端末との間で前記第1の呼に係る通信と
第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信を行う第2通
信手段とを備える。
【0013】また、本発明の移動体端末は、移動体通信
システムに用いられる移動体端末であって、基地局との
間で、前記第1通信チャネルを使用して前記第1の呼に
係る通信を行う通信手段と、切り替え時刻及び切り戻し
時刻を予め記憶する記憶手段と、前記切り替え時刻が到
来すると、前記通信手段に前記第1通信チャネルを使用
した通信を停止させ、前記第2通信チャネル上で前記第
1及び第2の呼を組み合わせた通信を開始させるため
に、前記基地局との間で同期確立することを試みる同期
確立手段と、前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確
立ができなかった場合には、前記同期確立手段に同期確
立の試みを中止させ、前記通信手段に前記第1通信チャ
ネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再開させる再
開手段とを備える。
【0014】また本発明の移動体通信方法は、移動体端
末と基地局との間で行うCDMA方式の移動体通信方法
であって、移動体端末と基地局との間で、第1通信チャ
ネルを使用して第1の呼に係る通信を行う通信ステップ
と、移動体端末と基地局との間で、切り替え時刻及び切
り戻し時刻を取り決める取り決めステップと、前記切り
替え時刻が到来すると、前記通信ステップによる前記第
1通信チャネルを使用した通信を停止させ、前記第1通
信チャネルとは別の第2通信チャネル上で前記第1の呼
に係る通信と第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信
を開始させるために、前記移動体端末と前記基地局との
間で同期確立することを試みる同期確立ステップと、前
記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立できなかった
場合には、前記同期確立ステップによる同期確立の試み
を中止させ、前記第1通信チャネルを使用した前記第1
の呼に係る通信を再開させる再開ステップとを含む。
【0015】また本発明の移動体通信方法は、移動体端
末と基地局との間で行うCDMA方式の移動体通信方法
であって、前記基地局は、前記移動体端末との間で第1
通信チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う第1
通信ステップと、前記第1通信手段による通信と並行し
て、前記移動体端末との間で前記第1の呼に係る通信と
第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信を行う第2通
信ステップとを行い、前記移動体端末は、前記基地局と
の間で、前記第1通信チャネルを使用して前記第1の呼
に係る通信を行う第3通信ステップと、内部メモリに切
り替え時刻及び切り戻し時刻を記憶するし、前記切り替
え時刻が到来すると、前記第3通信ステップによる前記
第1通信チャネルを使用した通信を停止させ、前記第2
通信チャネル上で前記第1に係る通信と第2の呼に係る
通信とを組み合わせた通信を開始させるために、前記基
地局との間で同期確立することを試みる同期確立ステッ
プと、前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立がで
きなかった場合には、前記同期確立ステップによる同期
確立の試みを中止させ、前記第3通信ステップに前記第
1通信チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再
開させる再開ステップとを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態について図面を用いて説明する。図1
(a)(b)は、本実施形態の移動体通信システムの概
略構成と当システムが行うHHOの前後の無線伝送路の
状態を示す。
【0017】同図において移動体通信システムは、移動
体端末11と基地局12とを備える。同図(a)は、H
HOが行われる前における、移動体端末11と基地局1
2との間の伝送路の状態を示す。HHOの前において
は、移動体端末11と基地局12とは、伝送路21を使
って音声通信を行う。伝送路21には、音声データと制
御情報とが双方向に伝送されている。
【0018】同図(b)は、HHOが行われた後におけ
る、移動体端末11と基地局12との間の伝送路の状態
を示す。HHOの後においては、移動体端末11と基地
局12とは、伝送路22を使って、音声通信を行い、そ
れと同時に動画配信サービス等のためのパケット通信を
行う。伝送路22には、音声データと制御情報とが双方
向に伝送されており、それに加えて、図外の動画配信サ
ーバから基地局12を通じて移動体端末11に配信され
る動画ストリームデータや移動体端末11が基地局12
を通じて他の端末へ発信する動画ストリームデータ等が
双方向に伝送されている。
【0019】基地局12から移動体端末11に伝送され
た音声データは、移動体端末11により再生される。ま
た基地局12から移動体端末11に伝送された音声デー
タは、移動体端末11からパーソナルコンピュータ(同
図においてPC)13に転送され、パーソナルコンピュ
ータ13により再生される。図1(a)における通信は
音声通信に限らず、パケット通信でもよい。同図(b)
における通信は、音声通信とパケット通信との組み合わ
せに限らず他の組み合わせでもよく、例えば、複数の音
声通信の組み合わせでもよいし、複数のパケット通信の
組み合わせでもよい。またパケット通信の内容は、上記
に限らず、音楽配信サービスやテレビ電話サービス、イ
ンターネット接続サービス等でもよい。
【0020】移動体端末11と基地局12とは、HHO
を行うことによって、図2に示すように伝送路21から
伝送路22へと伝送路を切りかえる。また逆に、HHO
により伝送路22から伝送路21へと伝送路を切りかえ
ることもできる。このHHOは、移動体端末11のユー
ザからの要求や、網側から基地局12に送られてくる指
示等を、移動体端末11又は基地局12が受け付けた場
合に行われる。
【0021】例えば、移動体端末11と基地局12とが
伝送路21を使って音声通信を行っている最中に、移動
体端末11がユーザからパケット通信を追加する指示を
受け付けると、移動体端末11はその旨を基地局12に
通知する。そして移動体端末11と基地局12とは、伝
送路21を切断し、伝送路22による接続を試みる。接
続を試みるとは、つまり移動体端末11と基地局12と
が、伝送路22を使った通信において拡散符号同期を確
立しようとすることである。拡散符号同期を確立すると
は、送信側からの拡散信号に対して移動体端末11が拡
散コードを用いて逆拡散を行う時刻を、拡散信号の拡散
時刻に合わせる操作を言う。拡散符号同期が確立できた
ら、移動体端末11と基地局12とは、伝送路22によ
る通信を開始する。
【0022】ただし移動体端末11と基地局12とは、
上記確立しようとした時から時間を計測し、所定時間経
過しても、伝送路22の通信で同期確立できない場合に
は、その操作を中止して、伝送路21による通信に同期
確立し、伝送路21を使った音声通信を再開する。続い
て移動体端末11及び基地局12それぞれの機能構成に
ついて説明する。
【0023】≪移動体端末の構成≫図3は、移動体端末
11の機能ブロック図を示す。同図に示すように移動体
端末11は、アンテナ300、受信系301、送信系3
03、クロック系302及びマイクロプロセッサ321
から構成される。 ≪受信系の構成≫アンテナ300に入力された無線信号
は、低雑音増幅器により増幅され、A/D変換され、受
信系301に入力される。以後、アンテナ300から受
信系301に入力される信号を拡散信号と呼ぶこととす
る。
【0024】まず、基準タイミングが移動体端末11で
生成される仕組みについて説明する。 ここで基準タイ
ミングとは、移動体端末11が基地局12と拡散符号同
期を確立するために用いるタイミングである。このタイ
ミングは基地局12が送信する基準タイミング配信ch
信号を基に生成されるものである。アンテナ300から
受信系301に入力された拡散信号は、逆拡散ユニット
306の基準タイミング配信ch用ユニット307と逆
拡散コード切替部305とに入力される。基準タイミン
グ配信ch用ユニット307は、入力された拡散信号に
対して、特有の拡散コードを用いて逆拡散を行い、拡散
信号に含まれる基準タイミングch信号を選択的に復調
する。そして基準タイミング配信ch用ユニット307
は、基準タイミング配信ch信号を、クロック系302
の装置内クロック生成部315に伝送する。
【0025】装置内クロック生成部315は、PLL回
路を備え、クロック源316からの基準信号を、前記基
準タイミング配信ch信号に同期させる。これにより、
装置内クロック生成部315は、移動体端末11が用い
るべき基準タイミング信号を生成し、当該信号を送受信
系の各部へ送る。次に、音声データや動画ストリームデ
ータの復調について説明する。
【0026】逆拡散ユニット306は、307以外に、
ユーザが通信に使用するチャンネルに対応する逆拡散ユ
ニットを2つ有する。HHO前用ユニット308とHH
O後用ユニット309である。HHO前用ユニット30
8は、HHOを行う前における伝送路21を用いた通信
により受信される拡散信号を復調するための拡散コード
を記憶しており、入力された拡散信号を当該拡散コード
で逆拡散して、音声データ及び制御情報を含むデータを
抽出する。HHO後用ユニット309は、HHO処理を
行った後における伝送路22を用いた通信により受信さ
れる拡散信号を復調するための拡散コードを記憶してお
り、入力された拡散信号を当該拡散コードで逆拡散し
て、音声データ、制御情報及び動画ストリームデータを
含むデータを抽出する。
【0027】HHO前用ユニット308及びHHO後用
ユニット309のそれぞれが記憶している拡散コード
は、HHO前用ユニット308及びHHO後用ユニット
309のそれぞれが、それら拡散コードを用いて拡散を
行う時より前に、マイクロプロセッサ321が制御チャ
ンネルを通じて基地局12と通信することにより特定し
ているものである。
【0028】HHO前用ユニット308とHHO後用ユ
ニット309とを択一的に切替えて動作させるために逆
拡散コード切替部305と逆拡散コード選択部310と
がある。逆拡散コード切替部305は、HHO前用ユニ
ット308及びHHO後用ユニット309のいずれか一
方に拡散信号を入力して処理を行わせる。逆拡散コード
選択部310は、HHO前用ユニット308とHHO後
用ユニット309からの出力を択一的に切り替えて、一
方の出力を同期監視部304に渡す。逆拡散コード切替
部305と逆拡散コード選択部310とは、マイクロプ
ロセッサ321による指示に従って、HHO前用ユニッ
ト308とHHO後用ユニット309との切替を行う。
【0029】マイクロプロセッサ321は、制御チャン
ネルを通じて基地局12と通信することにより、逆拡散
コード切替部305及び逆拡散コード選択部310とを
どのタイミングで切り替えるかということを示す情報
(以下、HHO情報と呼ぶ)を、基地局12から受け取
っている。このHHO情報については、図5で説明す
る。マイクロプロセッサ321は、このHHO情報と装
置内クロック生成部315が発生する基準タイミングと
に従って、逆拡散コード切替部305と逆拡散コード選
択部310に指示を出し、2つのユニットの切替を行わ
せる。マイクロプロセッサ321の制御により、HHO
切替前においてはHHO前用ユニット308が動作し、
HHO切替後においてはHHO後用ユニット309が動
作することになる。
【0030】逆拡散コード選択部310の出力は、同期
監視部304で同期を監視される。そしてチャネルコー
デック部318に送られて誤り符号訂正されて音声デー
タや映像ストリームデータ等を抽出された後、上位機能
319へ送られる。上位機能319は、電話機能を有す
る部分あるいはパーソナルコンピュータ13へのインタ
ーフェース部分である。
【0031】≪送信系の構成≫次に送信系303につい
て説明する。移動体端末11から基地局12へ送信する
ための音声データや動画ストリームデータ等のユーザデ
ータが、上位機能319からチャネルコーデック部31
8に送られてくると、チャネルコーデック部318はそ
のユーザデータについて無線フレームの組み立てを行
い、送信系303内の拡散コード切替部314に送る。
【0032】拡散コード切替部314及び拡散コード選
択部311は、受信系301の逆拡散コード切替部30
5及び逆拡散コード選択部310と同様に、HHO前用
ユニット312とHHO切替後用ユニット313とを択
一的に切替えて動作させる。この切替は、受信系301
の場合と同様に、マイクロプロセッサ321の制御によ
る。この制御によりHHO切替前においてはHHO前用
ユニット312が動作し、HHO切替後においてはHH
O切替後用ユニット313が動作することになる。
【0033】HHO前用ユニット312は、HHOを行
う前における伝送路21を用いた通信により送信する、
音声データ及び制御情報を含んだデータを拡散するため
の拡散コードを記憶しており、入力されたデータを当該
拡散コードで拡散して、その結果の拡散信号を出力す
る。HHO切替後用ユニット313は、HHOを行った
後における伝送路22を用いた通信により送信する、音
声データ、制御情報及び動画ストリームデータを含んだ
データを拡散するための拡散コードを記憶しており、入
力されたデータを当該拡散コードで拡散して、その結果
の拡散信号を出力する。
【0034】HHO前用ユニット312及びHHO後用
ユニット313のそれぞれが記憶している拡散コード
は、HHO前用ユニット312及びHHO後用ユニット
313のそれぞれが、それら拡散コードを用いて拡散を
行う時より前に、マイクロプロセッサ321が制御チャ
ンネルを通じて基地局12と通信することにより特定し
ているものである。
【0035】拡散コード選択部311により選択されて
出力される拡散信号は、アナログ変調を経てアンテナ3
00から無線信号として出力される。 ≪クロック系の構成≫次にクロック系302について説
明する。クロック系302は、装置内クロック生成部3
15、クロック源316、監視タイマ317を備える。
【0036】装置内クロック生成部315は、先に述べ
たように、基地局12より送られる基準タイミングch
信号からタイミングを抽出し、このタイミングにクロッ
ク源316が発生する基準信号を同期させることにより
移動体端末11のための基準タイミング信号を発生し、
この信号をマイクロプロセッサ321及び送受信系の各
部に送る。
【0037】また装置内クロック生成部315は、同期
監視部304から現在の同期が確立しているか外れてい
るかの報告を受ける。同期外れの報告を受けると、装置
内クロック生成部315は、クロック源316のクロッ
クが基準タイミングと同期しているかの確認をする。 ≪基地局の構成≫続いて基地局12について説明する。
【0038】図4は、基地局12の構成を示すブロック
図である。同図の基地局12は、基本的に移動体端末1
1の構成と同じである。異なる点は、基地局12は、逆
拡散ユニット406に基準タイミング配信ch用ユニッ
トを備えず、その代わりに拡散ユニット420に基準タ
イミング配信ch用ユニット407を備えていることで
ある。
【0039】これは、基準タイミング配信chが基地局
12から移動体端末11への一方向の通信であるためで
ある。すなわち、基地局12は、クロック源416で発
生したクロックを装置内クロック生成部415で、適当
な周波数に分周し、これを基準タイミングとして基地局
12内の各部で利用し、また基準タイミングに基づいて
基準タイミング配信ch信号を生成し、基準タイミング
配信ch用407で拡散し拡散コード選択部411、ア
ンテナ400を通じて移動体端末11へ配信する。
【0040】逆拡散コード切替部405、逆拡散コード
選択部410、拡散コード選択部411、拡散コード切
替部414によるユニットの切替は、移動体端末11と
同様にマイクロプロセッサ421により制御されて、移
動体端末11と同期して行われる。 ≪処理の流れ≫次に図5(a)(b)を使って、処理の
流れを説明する。
【0041】図5(a)(b)は基地局12と移動体端
末11の両方が実施する動作を説明するための図であ
る。図5(a)と図5(b)とは、図5(a)の方が図
5(b)よりも過去の時間帯における動作を示す。同図
(a)(b)において、J−6、J−5、・・・、J、
J+1、・・・、K−1、K、・・・、L−1、L、・
・・、M−1、M、・・・が付加された矩形それぞれ
は、フレーム列を示している。
【0042】同図(a)では、フレームJの始期に、H
HOを行っている。このHHOタイミングの直前まで
は、基地局12と移動体端末は機能チャンネルL(伝送
路21)により通信を行い、HHOタイミング直後から
機能チャンネルH(伝送路22)に切替え、当該機能チ
ャンネルHにおいて拡散符号同期を確立しようとする。
HHOタイミング201は、基地局12から送られてく
るHHO情報と基準タイミングとに基づいて、基地局1
2と移動体端末11との間で取り決められる時刻であ
る。
【0043】HHOタイミング201における切替の
後、基地局12及び移動体端末11の同期監視部304
及び404は、機能チャンネルHにおいて拡散符号同期
が確立したか否かを監視する。先のHHO情報には、H
HOタイミング201から拡散符号同期の確立に成功す
るまでの期間の上限が定められており、その期間を保護
期間と呼ぶ。監視タイマ317及び417は、保護期間
202の経過を検出し、検出の時に同期確立に成功して
いない場合には、基地局12と移動体端末11とはHH
O前の機能チャンネルLにチャンネルを切り戻し、機能
チャンネルLで同期確立を試みる。
【0044】さらにこの機能チャンネルLに切替えた時
から保護期間が経過するまでの間に当該チャンネルで同
期確立できない場合には、基地局12と移動体端末11
とは再びHHO後の機能チャンネルHにチャンネルを切
替えて同期確立を試みる。基地局12と移動体端末11
とは、同期確立がされない限り、2つのチャンネルの間
で切替え及び切り戻しを繰り返す。
【0045】また、この繰り返しによっていずれかのチ
ャンネルでの同期確立に成功するまでの期間の上限が定
められており、その期間を監視期間と呼ぶ。監視タイマ
317及び417は、この監視期間についても経過を検
出する。そして監視経過した時にいずれのチャンネルに
も同期確立していない場合には、ここで通信を切断す
る。
【0046】保護期間及び監視時間は固定値ではなく、
適宜変更され得る。本実施形態においては、例えば保護
期間は500ms、監視期間は2秒とする。最も、これ
らは毎回同じ値でなくてもよく、1回毎に長くし若しく
は短くするようにしてもよい。このように基地局12と
移動体端末11は、HHOタイミングの直後の機能チャ
ンネルにおいて同期確立できない場合には、HHOタイ
ミングの前の機能チャンネルに切替えて同期確立を行う
ので、例えば、HHO前に低速通信を行っていて、それ
よりも高速の通信に切替えて通信を行おうとする場合の
ように、拡散率が低いために同期確立が困難なチャネル
に切替えようとする場合であっても、切替後所定期間内
に同期確立できなければ、同期確立の比較的容易な低速
通信のチャネルに切替えて同期確立を行うことで、通信
の切断を効果的に回避する。そしてこの間、2つのチャ
ンネルの拡散コードは他の通信に使用されることはな
い。
【0047】図6は、基地局12と移動体端末11の状
態遷移を示す。基地局12と移動体端末11とは、通信
状態501においてHHOが起動されると、HHOタイ
ミングを契機として、HHO後の機能チャンネルchで
の同期確立を試みる、同期確立待ち状態502に遷移す
る。両者は、この状態502に遷移した直後から保護期
間を計測し、保護期間のタイムアウトを契機として、H
HO前の機能チャンネルchでの同期確立の試みを開始
し、同期確立待ち状態503に遷移する。
【0048】状態502のときと同様に、両者は、状態
503に遷移した直後から保護期間を計測し、保護期間
のタイムアウトを契機として、HHO後の機能チャンネ
ルchでの同期確立の試みを開始し、同期確立待ち状態
502に遷移する。このようにして状態502と状態5
03とを往復し、どちらかの状態で保護期間経過前に同
期が確立したら、その時を契機に通信状態501へ遷移
する。
【0049】あるいは基地局12と移動体端末11は、
通信状態501から状態502に遷移した直後から監視
期間を計測し、状態502又は状態503の状態におい
て監視期間が経過したら、その時を契機に、状態502
又は状態503から切断状態504に遷移して同期確立
の試みを停止する。 <第2実施形態>以下、本発明の第2実施形態につい
て、第1実施形態とは異なる部分を中心に説明する。
【0050】図7は本実施形態を説明するための図であ
る。同図において伝送路61は図2の伝送路21に相当
し、伝送路62は伝送路22に相当する。基地局12は
伝送路61と伝送路62による伝送を同時に行ってい
る。つまり基地局12は伝送路61を用いて音声通信の
ための音声データ及び制御情報を移動体端末11に伝送
し、それと同時に伝送路62を用いて音声通信とパケッ
ト通信のための音声データ、制御情報及び動画ストリー
ムデータの伝送を行っている。
【0051】移動体端末11はHHO前においては伝送
路61を使って基地局12と音声通信を行い、HHO後
においては伝送路62を使って基地局12と音声通信及
びパケット通信を行う。このように第2実施形態では、
基地局12は伝送路61及び伝送路62の両方を同時に
使って各種データを伝送しており、それに対して移動体
端末11はHHO前には伝送路61を使いHHO後には
伝送路62を使う。
【0052】移動体端末11は、伝送路61で通信を行
っている最中にHHOの指示を受け付けると、伝送路6
2での同期捕捉処理を開始する。移動体端末は、この開
始の時から内部のタイマにより時間の計測を開始する。
そして移動体端末11は、予め記憶している保護期間を
経過するより前に伝送路62で同期確立できた場合に
は、伝送路61を切断するよう基地局12に通知する。
もし保護期間を経過しても伝送路62で同期確立できな
かった場合には伝送路62での同期捕捉処理を中止し
て、伝送路61で同期捕捉を行い、伝送路61での通信
に戻る。
【0053】もしここで、伝送路61で同期捕捉を開始
したときから所定期間が経過しても同期確立できない場
合には、移動体端末11は再び伝送路62での同期捕捉
処理を開始する。
【0054】
【発明の効果】本発明の移動体通信システムは、移動体
端末と基地局とからなるCDMA方式の移動体通信シス
テムであって、移動体端末と基地局との間で、第1通信
チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う通信手段
と、移動体端末と基地局との間で、切り替え時刻及び切
り戻し時刻を取り決める取り決め手段と、前記切り替え
時刻が到来すると、前記通信手段に前記第1通信チャネ
ルを使用した通信を停止させ、前記第1通信チャネルと
は別の第2通信チャネル上で前記第1の呼に係る通信と
第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信を開始させる
ために、前記移動体端末と前記基地局との間で同期確立
することを試みる同期確立手段と、前記切り戻し時刻が
到来するまでに同期確立できなかった場合には、前記同
期確立手段に同期確立の試みを中止させ、前記通信手段
に前記第1通信チャネルを使用した前記第1の呼に係る
通信を再開させる再開手段とを備える。これは、同期確
立の試みが行われるより先に、基地局と移動体端末とが
切り戻し時刻を取り決めていることにより実現される。
【0055】なお、取り決め手段は、切り戻し時刻の代
わりに所定期間(保護期間)を取り決めてもよい。所定
期間は切り替え時刻から切り戻し時刻までの間の期間に
相当する。そしてこの場合、同期確立手段と再開手段と
は、切り戻し時刻の代わりに、切り替え時刻から所定時
間が経過した時に、それぞれの処理を行う。切り替え時
刻から所定時間が経過したことの検出は、基地局及び移
動局が内部タイマを備えて、切り替え時刻からの経過時
間を計測することで行われる。
【0056】この構成によれば移動体端末と基地局と
は、切り戻し時刻が到来しても第2通信チャネルにおけ
る拡散符号同期を確立できていない場合には、第1通信
チャネルにおける通信を再開するので、第2の呼の追加
に失敗した場合であっても、第1の呼に係る通信を続け
ることができる。また前記通信手段は、前記移動体端末
に備えられており、前記基地局と第1通信チャネルを使
用して第1の呼に係る通信を行う端末側通信手段と、前
記基地局に備えられており、前記移動体端末と第1通信
チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う基地局側
通信手段とにより構成され、前記取り決め手段は、前記
移動体端末に備えられており、ユーザよりチャネル切り
替えの要求を受け付けて、当該要求を基地局へ通知する
要求通知手段と、前記基地局に備えられており、当該要
求に応じて切り替え時刻及び切り戻し時刻を決定して移
動体端末に通知する時刻通知手段と、前記移動体端末に
備えられており、前記通知された切り替え時刻及び切り
戻し時刻を取得する取得手段とにより構成され、前記同
期確立手段は、前記基地局に備えられており、前記切り
替え時刻が到来すると、前記第2通信チャネルに同期確
立するための同期信号を配信する配信手段と、前記移動
体端末に備えられており、前記切り替え時刻が到来する
と、前記同期信号を受信して同期タイミングを検出し、
検出できた場合には同期確立できたものとしてその旨を
前記基地局に通知する通知手段とにより構成され、前記
再開手段は、前記移動体端末に備えられ、前記切り戻し
時刻が到来するまでに同期タイミングが検出できなかっ
た場合には、前記検出手段に同期タイミングの検出を中
止させ、前記端末側通信手段に前記第1通信チャネルを
使用した前記第1の呼に係る通信を再開させる端末側再
開手段と、前記基地局に備えられ、前記切り戻し時刻が
到来するまでに同期タイミングが検出された旨の通知を
受けなかった場合には、前記基地局側通信手段に前記第
1通信チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再
開させる基地局側再開手段とを備えてもよい。
【0057】また、前記取り決め手段は、さらに、前記
移動体端末と前記基地局との間で再切り替え時刻を取り
決め、前記再開手段は、さらに、前記通信手段による前
記第1通信チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信
が、前記再切替時刻が到来するまでに再開できていない
場合には、前記同期確立手段に、前記同期確立を再び試
みさせることを特徴としてもよい。
【0058】この構成によれば、移動体端末と基地局と
は、再切り替え時刻が到来したとき第2通信チャネルに
おける第1及び第2の呼の通信を行うための拡散符号同
期の確立に再挑戦するので、呼損率を削減することがで
きる。また、本発明の移動体通信システムは、移動体端
末と基地局とからなるCDMA方式の移動体通信システ
ムであって、前記基地局は、前記移動体端末との間で第
1通信チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う第
1通信手段と、前記第1通信手段による通信と並行し
て、前記移動体端末との間で前記第1の呼に係る通信と
第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信を行う第2通
信手段とを備え、前記移動体端末は、前記基地局との間
で、前記第1通信チャネルを使用して前記第1の呼に係
る通信を行う第3通信手段と、切り替え時刻及び切り戻
し時刻を予め記憶する記憶手段と、前記切り替え時刻が
到来すると、前記第3通信手段に前記第1通信チャネル
を使用した通信を停止させ、前記第2通信チャネル上で
前記第1に係る通信と第2の呼に係る通信とを組み合わ
せた通信を開始させるために、前記基地局との間で同期
確立することを試みる同期確立手段と、前記切り戻し時
刻が到来するまでに同期確立ができなかった場合には、
前記同期確立手段に同期確立の試みを中止させ、前記第
3通信手段に前記第1通信チャネルを使用した前記第1
の呼に係る通信を再開させる再開手段とを備える。
【0059】この構成によれば基地局は第1通信チャネ
ルと第2通信チャネルの両方を同時に使用して通信を行
い、一方移動体端末は、最初に第1通信チャネルで基地
局と通信を行い、切り替え時刻が到来すると、第1通信
チャネルの通信を停止して第2通信チャネルで基地局と
拡散符号同期を確立することを試み、切り戻し時刻まで
に確立できれば第2通信チャネルで通信を行い、切り戻
し時刻までに確立できなければ第1通信チャネルでの通
信を再開する。これにより移動体端末は、基地局との間
で切り替え時刻及び切り戻し時刻を取り決める必要がな
く、基地局は切り替え時刻及び切り戻し時刻の到来をタ
イマ等により監視する必要がなくなる。
【0060】また、前記同期確立手段は、さらに、前記
同期確立に成功した場合にその旨を前記基地局に通知
し、前記第1通信手段は、さらに、前記同期確立手段に
より前記通知があった場合に通信を停止するよう構成し
てもよい。この構成によれば、第1通信手段は、第2通
信チャネルでの同期確立後に、第1通信チャネルを解放
することになるので、トラフィック利用効率が上がる。
【0061】また、本発明の基地局は、移動体通信シス
テムに用いられる基地局であって、移動体端末との間で
第1通信チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う
第1通信手段と、前記第1通信手段による通信と並行し
て、前記移動体端末との間で前記第1の呼に係る通信と
第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信を行う第2通
信手段とを備える。
【0062】また、本発明の移動体端末は、移動体通信
システムに用いられる移動体端末であって、基地局との
間で、前記第1通信チャネルを使用して前記第1の呼に
係る通信を行う通信手段と、切り替え時刻及び切り戻し
時刻を予め記憶する記憶手段と、前記切り替え時刻が到
来すると、前記通信手段に前記第1通信チャネルを使用
した通信を停止させ、前記第2通信チャネル上で前記第
1及び第2の呼を組み合わせた通信を開始させるため
に、前記基地局との間で同期確立することを試みる同期
確立手段と、前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確
立ができなかった場合には、前記同期確立手段に同期確
立の試みを中止させ、前記通信手段に前記第1通信チャ
ネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再開させる再
開手段とを備える。
【0063】また本発明の移動体通信方法は、移動体端
末と基地局との間で行うCDMA方式の移動体通信方法
であって、移動体端末と基地局との間で、第1通信チャ
ネルを使用して第1の呼に係る通信を行う通信ステップ
と、移動体端末と基地局との間で、切り替え時刻及び切
り戻し時刻を取り決める取り決めステップと、前記切り
替え時刻が到来すると、前記通信ステップによる前記第
1通信チャネルを使用した通信を停止させ、前記第1通
信チャネルとは別の第2通信チャネル上で前記第1の呼
に係る通信と第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信
を開始させるために、前記移動体端末と前記基地局との
間で同期確立することを試みる同期確立ステップと、前
記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立できなかった
場合には、前記同期確立ステップによる同期確立の試み
を中止させ、前記第1通信チャネルを使用した前記第1
の呼に係る通信を再開させる再開ステップとを含む。
【0064】また本発明の移動体通信方法は、移動体端
末と基地局との間で行うCDMA方式の移動体通信方法
であって、前記基地局は、前記移動体端末との間で第1
通信チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う第1
通信ステップと、前記第1通信手段による通信と並行し
て、前記移動体端末との間で前記第1の呼に係る通信と
第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信を行う第2通
信ステップとを行い、前記移動体端末は、前記基地局と
の間で、前記第1通信チャネルを使用して前記第1の呼
に係る通信を行う第3通信ステップと、内部メモリに切
り替え時刻及び切り戻し時刻を記憶するし、前記切り替
え時刻が到来すると、前記第3通信ステップによる前記
第1通信チャネルを使用した通信を停止させ、前記第2
通信チャネル上で前記第1に係る通信と第2の呼に係る
通信とを組み合わせた通信を開始させるために、前記基
地局との間で同期確立することを試みる同期確立ステッ
プと、前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立がで
きなかった場合には、前記同期確立ステップによる同期
確立の試みを中止させ、前記第3通信ステップに前記第
1通信チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再
開させる再開ステップとを備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は、本実施形態の移動体通信シス
テムの概略構成と当システムが行うHHOの前後の無線
伝送路の状態を示す。
【図2】HHOによるチャネル切替えを説明する図であ
る。
【図3】移動体端末11の機能ブロック図を示す。
【図4】基地局12の構成を示すブロック図である。
【図5】(a)(b)は基地局12と移動体端末11の
両方が実施する動作を説明するための図である。
【図6】基地局12と移動体端末11の状態遷移を示
す。
【図7】本実施形態を説明するための図である。
【図8】音声通信とパケット通信のの呼を組み合わせて
同時に通信する様子を示す図である。
【符号の説明】
11 移動体端末 12 基地局 304 同期監視部 305 逆拡散コード切替部 306 逆拡散ユニット 307 基準タイミング配信ch用ユニット 308 HHO前用ユニット 309 HHO後用ユニット 310 逆拡散コード選択部 311 拡散コード選択部 312 HHO前用ユニット 313 HHO後用ユニット 314 拡散コード切替部 315 装置内クロック生成部 316 クロック源 317 監視タイマ 318 チャネルコーデック部 321 マイクロプロセッサ 405 逆拡散コード切替部 406 逆拡散ユニット 407 基準タイミング配信ch用ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE36 5K067 AA26 BB04 CC10 EE02 EE10 EE16 EE43 FF03 JJ04 JJ12 JJ23 JJ39 JJ43 JJ53 JJ62 JJ74 KK13 KK15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体端末と基地局とからなるCDMA
    方式の移動体通信システムであって、 移動体端末と基地局との間で、第1通信チャネルを使用
    して第1の呼に係る通信を行う通信手段と、 移動体端末と基地局との間で、切り替え時刻及び切り戻
    し時刻を取り決める取り決め手段と、 前記切り替え時刻が到来すると、前記通信手段に前記第
    1通信チャネルを使用した通信を停止させ、前記第1通
    信チャネルとは別の第2通信チャネル上で前記第1の呼
    に係る通信と第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信
    を開始させるために、前記移動体端末と前記基地局との
    間で同期確立することを試みる同期確立手段と、 前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立できなかっ
    た場合には、前記同期確立手段に同期確立の試みを中止
    させ、前記通信手段に前記第1通信チャネルを使用した
    前記第1の呼に係る通信を再開させる再開手段とを備え
    ることを特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記通信手段は、 前記移動体端末に備えられており、前記基地局と第1通
    信チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う端末側
    通信手段と、 前記基地局に備えられており、前記移動体端末と第1通
    信チャネルを使用して第1の呼に係る通信を行う基地局
    側通信手段とにより構成され、 前記取り決め手段は、 前記移動体端末に備えられており、ユーザよりチャネル
    切り替えの要求を受け付けて、当該要求を基地局へ通知
    する要求通知手段と、 前記基地局に備えられており、当該要求に応じて切り替
    え時刻及び切り戻し時刻を決定して移動体端末に通知す
    る時刻通知手段と、 前記移動体端末に備えられており、前記通知された切り
    替え時刻及び切り戻し時刻を取得する取得手段とにより
    構成され、 前記同期確立手段は、 前記基地局に備えられており、前記切り替え時刻が到来
    すると、前記第2通信チャネルに同期確立するための同
    期信号を配信する配信手段と、 前記移動体端末に備えられており、前記切り替え時刻が
    到来すると、前記同期信号を受信して同期タイミングを
    検出し、検出できた場合には同期確立できたものとして
    その旨を前記基地局に通知する通知手段とにより構成さ
    れ、 前記再開手段は、 前記移動体端末に備えられ、前記切り戻し時刻が到来す
    るまでに同期タイミングが検出できなかった場合には、
    前記検出手段に同期タイミングの検出を中止させ、前記
    端末側通信手段に前記第1通信チャネルを使用した前記
    第1の呼に係る通信を再開させる端末側再開手段と、 前記基地局に備えられ、前記切り戻し時刻が到来するま
    でに同期タイミングが検出された旨の通知を受けなかっ
    た場合には、前記基地局側通信手段に前記第1通信チャ
    ネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再開させる基
    地局側再開手段とを備えることを特徴とする請求項1に
    記載の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記取り決め手段は、さらに、前記移動
    体端末と前記基地局との間で再切り替え時刻を取り決
    め、 前記再開手段は、さらに、前記通信手段による前記第1
    通信チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信が、前
    記再切替時刻が到来するまでに再開できていない場合に
    は、前記同期確立手段に、前記同期確立を再び試みさせ
    ることを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 移動体端末と基地局とからなるCDMA
    方式の移動体通信システムであって、 前記基地局は、 前記移動体端末との間で第1通信チャネルを使用して第
    1の呼に係る通信を行う第1通信手段と、 前記第1通信手段による通信と並行して、前記移動体端
    末との間で前記第1の呼に係る通信と第2の呼に係る通
    信とを組み合わせた通信を行う第2通信手段とを備え、 前記移動体端末は、 前記基地局との間で、前記第1通信チャネルを使用して
    前記第1の呼に係る通信を行う第3通信手段と、 切り替え時刻及び切り戻し時刻を予め記憶する記憶手段
    と、 前記切り替え時刻が到来すると、前記第3通信手段に前
    記第1通信チャネルを使用した通信を停止させ、前記第
    2通信チャネル上で前記第1に係る通信と第2の呼に係
    る通信とを組み合わせた通信を開始させるために、前記
    基地局との間で同期確立することを試みる同期確立手段
    と、 前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立ができなか
    った場合には、前記同期確立手段に同期確立の試みを中
    止させ、前記第3通信手段に前記第1通信チャネルを使
    用した前記第1の呼に係る通信を再開させる再開手段と
    を備えることを特徴とする移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 前記同期確立手段は、さらに、前記同期
    確立に成功した場合にその旨を前記基地局に通知し、 前記第1通信手段は、さらに、前記同期確立手段により
    前記通知があった場合に通信を停止することを特徴とす
    る請求項4に記載の移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項4の移動体通信システムに用いら
    れる基地局であって、 移動体端末との間で第1通信チャネルを使用して第1の
    呼に係る通信を行う第1通信手段と、 前記第1通信手段による通信と並行して、前記移動体端
    末との間で前記第1の呼に係る通信と第2の呼に係る通
    信とを組み合わせた通信を行う第2通信手段とを備える
    ことを特徴とする基地局。
  7. 【請求項7】 請求項4の移動体通信システムに用いら
    れる移動体端末であって、 基地局との間で、前記第1通信チャネルを使用して前記
    第1の呼に係る通信を行う通信手段と、 切り替え時刻及び切り戻し時刻を予め記憶する記憶手段
    と、 前記切り替え時刻が到来すると、前記通信手段に前記第
    1通信チャネルを使用した通信を停止させ、前記第2通
    信チャネル上で前記第1及び第2の呼を組み合わせた通
    信を開始させるために、前記基地局との間で同期確立す
    ることを試みる同期確立手段と、 前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立ができなか
    った場合には、前記同期確立手段に同期確立の試みを中
    止させ、前記通信手段に前記第1通信チャネルを使用し
    た前記第1の呼に係る通信を再開させる再開手段とを備
    えることを特徴とする移動体端末
  8. 【請求項8】 移動体端末と基地局との間で行うCDM
    A方式の移動体通信方法であって、 移動体端末と基地局との間で、第1通信チャネルを使用
    して第1の呼に係る通信を行う通信ステップと、 移動体端末と基地局との間で、切り替え時刻及び切り戻
    し時刻を取り決める取り決めステップと、 前記切り替え時刻が到来すると、前記通信ステップによ
    る前記第1通信チャネルを使用した通信を停止させ、前
    記第1通信チャネルとは別の第2通信チャネル上で前記
    第1の呼に係る通信と第2の呼に係る通信とを組み合わ
    せた通信を開始させるために、前記移動体端末と前記基
    地局との間で同期確立することを試みる同期確立ステッ
    プと、 前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立できなかっ
    た場合には、前記同期確立ステップによる同期確立の試
    みを中止させ、前記第1通信チャネルを使用した前記第
    1の呼に係る通信を再開させる再開ステップとを含むこ
    とを特徴とする移動体通信方法
  9. 【請求項9】 移動体端末と基地局との間で行うCDM
    A方式の移動体通信方法であって、 前記基地局は、 前記移動体端末との間で第1通信チャネルを使用して第
    1の呼に係る通信を行う第1通信ステップと、 前記第1通信手段による通信と並行して、前記移動体端
    末との間で前記第1の呼に係る通信と第2の呼に係る通
    信とを組み合わせた通信を行う第2通信ステップとを行
    い、 前記移動体端末は、 前記基地局との間で、前記第1通信チャネルを使用して
    前記第1の呼に係る通信を行う第3通信ステップと、 内部メモリに切り替え時刻及び切り戻し時刻を記憶する
    し、前記切り替え時刻が到来すると、前記第3通信ステ
    ップによる前記第1通信チャネルを使用した通信を停止
    させ、前記第2通信チャネル上で前記第1に係る通信と
    第2の呼に係る通信とを組み合わせた通信を開始させる
    ために、前記基地局との間で同期確立することを試みる
    同期確立ステップと、 前記切り戻し時刻が到来するまでに同期確立ができなか
    った場合には、前記同期確立ステップによる同期確立の
    試みを中止させ、前記第3通信ステップに前記第1通信
    チャネルを使用した前記第1の呼に係る通信を再開させ
    る再開ステップとを備えることを特徴とする移動体通信
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008092381A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Ntt Docomo Inc Rrc接続時のセル/キャリア切り換えおよび切り戻し制御
JP2008252313A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Kyocera Corp 無線通信端末
JP5916175B1 (ja) * 2015-03-05 2016-05-11 ソフトバンク株式会社 通信中継装置、通信端末及びプログラム

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