JP2003188110A - ドーピング方法およびイオン注入装置 - Google Patents

ドーピング方法およびイオン注入装置

Info

Publication number
JP2003188110A
JP2003188110A JP2001382189A JP2001382189A JP2003188110A JP 2003188110 A JP2003188110 A JP 2003188110A JP 2001382189 A JP2001382189 A JP 2001382189A JP 2001382189 A JP2001382189 A JP 2001382189A JP 2003188110 A JP2003188110 A JP 2003188110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ions
ion
substrate
mass
ion implantation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001382189A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Yokota
勝弘 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Industrial Promotion Organization
Original Assignee
Osaka Industrial Promotion Organization
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Industrial Promotion Organization filed Critical Osaka Industrial Promotion Organization
Priority to JP2001382189A priority Critical patent/JP2003188110A/ja
Publication of JP2003188110A publication Critical patent/JP2003188110A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浅いp形層またはn形層を形成することがで
きるドーピング方法、およびイオン注入装置を提供す
る。 【解決手段】 第1および第2のイオン源11aおよび
11bと、第1のイオン源11aから引き出されたイオ
ンの質量分離を行う第1の質量分離器13aと、第2の
イオン源11bから引き出されたイオンの質量分離を行
う第2の質量分離器13bと、第1および第2の質量分
離器13aおよび13bで分離されたイオンを基板20
に導入するための導入手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン基板にド
ーピングを行う方法、およびイオン注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子や半導体集積回路を製造する
場合、半導体基板に不純物イオンを注入してp形層やn
形層を形成する技術が重要となる。次世代の超大規模集
積回路では、従来の接合に比べてより浅い接合の形成が
必要とされる。現在、シリコン基板に浅い接合を形成す
るための技術として、一般的には、低エネルギーイオン
注入法と短時間熱処理技術とを組み合わせた技術が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不純物
イオン注入時には、シリコン基板に高密度で格子欠陥が
導入される。このうち、格子間シリコンは、イオン注入
されたボロンと反応してボロンの拡散速度を増加させ、
また、シリコン空孔格子は、イオン注入されたヒ素の拡
散速度を増加させる(W.K. Holkerら、Ap
pl. Phys. 4,125(1974))。した
がって、浅いp形層またはn形層を形成するために低エ
ネルギーイオン注入法で不純物をシリコン基板に注入し
ても、目的とする浅いp形層またはn形層を形成するこ
とが難しい。
【0004】上記の状況に鑑み、本発明は、従来の方法
よりも浅いp形層またはn形層を形成することができる
ドーピング方法、およびイオン注入装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のドーピング方法は、シリコン基板にドーピ
ングを行う方法であって、100℃以下の温度のシリコ
ン基板に、0.1keV〜15keVの範囲内のエネル
ギーで不純物イオンを注入し0.01keV〜4keV
の範囲内のエネルギーで水素イオンを注入する第1の工
程と、前記シリコン基板を600℃〜900℃の範囲内
の温度で熱処理する第2の工程とを含むことを特徴とす
る。
【0006】上記ドーピング方法では、前記不純物イオ
ンが、ボロン、リン、ヒ素、およびこれらの水素化合物
から選ばれる少なくとも1つのイオンであってもよい。
【0007】また、本発明のイオン注入装置は、基板に
イオンを注入するためのイオン注入装置であって、第1
および第2のイオン源と、前記第1のイオン源から引き
出されたイオンの質量分離を行う第1の質量分離器と、
前記第2のイオン源から引き出されたイオンの質量分離
を行う第2の質量分離器と、前記第1および第2の質量
分離器で分離されたイオンを前記基板に導入するための
導入手段とを備えることを特徴とする。
【0008】上記イオン注入装置では、前記基板が配置
されるステージをさらに備え、前記基板に注入されたイ
オンの量を測定するために前記ステージに接続された第
1の測定手段と、前記第1のイオン源から引き出された
イオンの量を測定するための第2の測定手段と、前記第
2のイオン源から引き出されたイオンの量を測定するた
めの第3の測定手段とをさらに備えてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0010】(実施形態1)実施形態1では、本発明の
ドーピング方法について説明する。
【0011】実施形態1の方法では、まず、100℃以
下の温度のシリコン基板に0.1keV〜15keVの
範囲内(より好ましくは、0.1keV〜5keVの範
囲内)のエネルギーで不純物イオンを注入し、0.01
keV〜4keVの範囲内(より好ましくは、0.01
keV〜1keVの範囲内)のエネルギーで水素イオン
を注入する(第1の工程)。このとき、不純物イオンの
注入エネルギーの方が、水素イオンの注入エネルギーよ
りも大きいことが好ましい。不純物イオンとしては、ボ
ロン、リン、ヒ素、およびこれらの水素化物から選ばれ
る少なくとも1つのイオンを用いることができる。上記
の水素化物としては、たとえば、B26、PH3、As
3などが挙げられる。シリコン基板の温度は、室温程
度(たとえば25℃以下)の低温でもよい。不純物イオ
ンと水素イオンとは、同時に注入してもよいし、別々に
注入してもよい。
【0012】次に、イオンが注入されたシリコン基板
を、600℃〜900℃の範囲内の温度で熱処理する
(第2の工程)。熱処理の時間については特に限定はな
いが、たとえば20分間〜100分間程度である。熱処
理は、常圧で不活性ガス雰囲気中で行うことが好まし
い。第2の工程の熱処理によって、注入されたイオンが
活性化されるとともに、イオン注入の際に発生した格子
欠陥が消滅してシリコン結晶が回復される。
【0013】実施形態1のドーピング方法では、第1の
工程において、低温の基板に低エネルギーで不純物イオ
ンと水素イオンとを浅く注入する。そして、第2の工程
において、不純物イオンと水素イオンとがともに注入さ
れたシリコン基板をアニールすることによって、不純物
イオンの拡散速度を増大させることなく不純物イオンを
活性化することができる。このため、実施形態1のドー
ピング方法では、イオン注入時の不純物分布とほとんど
変わらない分布で不純物を半導体中で活性化でき、従来
の方法に比べて浅い接合を形成することができる。
【0014】(実施形態2)実施形態2では、本発明の
イオン注入装置について一例を説明する。なお、実施形
態2の説明では、同一の部分については同一の符号を付
して重複する説明を省略する。
【0015】実施形態2のイオン注入装置の一例とし
て、イオン注入装置10の構成を図1に模式的に示す。
図1を参照して、イオン注入装置10は、第1および第
2のイオン源11aおよび11bと、第1および第2の
引き出し・収束器12aおよび12bと、第1および第
2の質量分離器13aおよび13bと、収束器14と、
X−Y方向偏向器15と、基板ステージ16が配置され
たターゲット室17と、第1および第2のビームモニタ
18aおよび18bと、イオンの注入量を測定するため
の測定手段19とを備える。
【0016】イオン注入装置10は、ターボ分子ポンプ
などの排気手段(図示せず)を備え、内部が減圧できる
ようになっている。基板ステージ16上には基板20が
配置されている。基板20は特に限定はないが、一般的
にはシリコン基板などの半導体基板である。
【0017】第1および第2のイオン源11aおよび1
1bは、異なるイオン種を生成するためのイオン源であ
る。これらのイオン源の種類は特に限定がなく、たとえ
ば、プラズマ型、カウフマン型、ECRプラズマ型など
のイオン源を用いることができる。
【0018】第1の引き出し・収束器12aは、第1の
イオン源11aで生成されたイオンを、引き出し電極に
電圧を印加することによって引き出し、第1の質量分離
器13aの入り口に収束させる。また、第2の引き出し
・収束器12bは、第2のイオン源11bで生成された
イオンを、引き出し電極に電圧を印加することによって
引き出し、第2の質量分離器13bの入り口に収束させ
る。このとき、第1および第2のビームモニタ18aお
よび18bによって、各イオン源から質量分離器に導入
されたイオンの量がモニタされる。第1および第2の引
き出し・収束器12aおよび12bでは、引き出し電極
の電圧を制御してイオンビームのエネルギーを制御す
る。
【0019】第1および第2の質量分離器13aおよび
13bは、イオン源から導入されたイオンのうち基板2
0に注入すべきイオンを選別し、収束器14に導入す
る。収束器14で収束させられた不純物イオン、水素イ
オン、またはそれらが混合されたイオンは、基板20に
一様にイオン注入を行うため、X−Y方向偏向器15に
導入され、基板20に注入される。収束器14およびX
−Y方向偏向器15は、質量分離器で分離されたイオン
を基板20に導入するための導入手段として機能する。
【0020】測定手段19は、基板20に注入されたイ
オンの量を測定するための装置である。具体的には、基
板ステージ16に接続された電量計などを用いることが
できる。イオン注入装置10では、第1および第2のビ
ームモニタ18aおよび18bで測定されたビーム強度
を、測定手段19を用いて校正できる。この校正によっ
て、基板20に不純物イオンと水素イオンとを同時に注
入したときでも不純物イオン量と水素イオン量とを個別
に求めることができ、これによって基板20に注入され
るイオンの量を制御できる。
【0021】なお、基板ステージ16は、基板20を加
熱するためのヒータ、または基板20を冷却するための
冷却装置を備えてもよい。
【0022】イオン注入装置10では、2つのイオン源
と2つの質量分離器とを用いることによって、異なるイ
オン種を同時または個別に基板20に注入することがで
きる。したがって、イオン注入装置10を用いることに
よって、実施形態1で説明した方法、すなわち、不純物
イオンと水素イオンとを低エネルギーでシリコン基板に
注入したのちに熱処理する方法を容易に実施できる。そ
のため、イオン注入装置10を用いることによって、イ
オン注入時の不純物の分布をそれほど変化させることな
く不純物を半導体中で活性化でき、従来の装置に比べて
浅い接合を形成することができる。さらに、イオン注入
装置10は、2つのイオン種を同時に注入できるため、
装置の稼働率が高くなり、半導体装置を低コストに製造
できる。
【0023】なお、本発明のイオン注入装置は、2つの
イオン源と、それに対応した2つの質量分離器と、イオ
ンを基板に導入するための導入手段を備えるものであれ
ばよく、図1のイオン注入装置10の構成に限らず、他
の様々な構成が可能である。以下に、複数の例を説明す
るが、以下の例はイオン注入装置10と同様の効果を奏
する。
【0024】(実施形態3)実施形態3では、本発明の
イオン注入装置について他の一例を説明する。実施形態
3のイオン注入装置10aの構成を、図2に模式的に示
す。イオン注入装置10aは、イオン注入装置10と比
較して、減速器21を備える点が異なるため、減速器2
1以外の部分は重複する説明を省略する。減速器21
は、質量分離器で分離されたイオンを減速する装置であ
り、これを用いてイオンを減速することによって、より
浅い接合を形成することが可能となる。
【0025】(実施形態4)実施形態4では、本発明の
イオン注入装置について他の一例を説明する。実施形態
3のイオン注入装置10bの構成を、図3に模式的に示
す。イオン注入装置10bは、イオン注入装置10と比
較して、第1および第2のイオン源11aおよび11
b、第1および第2の引き出し・収束器12aおよび1
2b、第1および第2の質量分離器13aおよび13
b、第1のビームモニタ18aの配置のみが異なるた
め、重複する説明を省略する。
【0026】イオン注入装置10bでは、第1の質量分
離器13a、第2の質量分離器13b、収束器14、X
−Y方向偏向器15、およびターゲット室17が、この
順序で一列になるように配置されている。そして、第1
の質量分離器13aには第1のイオン源11aが接続さ
れており、第2の質量分離器13bには、第2のイオン
源11bが接続されている。第1のイオン源11aで生
成されたイオンは、第1の引き出し・収束器12aによ
って引き出され、第1の質量分離器13aによって選別
される。同様に、第2のイオン源11bで生成されたイ
オンは、第2の引き出し・収束器12bによって引き出
され、第2の質量分離器13bによって選別される。第
1および第2の質量分離器13aおよび13bに選別さ
れたイオンは、収束器14とX−Y方向偏向器15とを
経て、基板20に注入される。第1のビームモニタ18
aは、図3に示すように第1の質量分離器13aを通過
したイオンをモニタできる位置に配置される。
【0027】(実施形態5)実施形態5では、本発明の
イオン注入装置について他の一例を説明する。実施形態
5のイオン注入装置10cの構成を、図4に模式的に示
す。イオン注入装置10cは、イオン注入装置10bと
比較して、減速器21を備える点のみが異なるため、減
速器21以外の部分は重複する説明を省略する。減速器
21は、質量分離器で分離されたイオンを減速する装置
であり、これを用いてイオンを減速することによって、
より浅い接合を形成することが可能となる。
【0028】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に
説明する。
【0029】(実施例1)実施例1では、実施形態1の
ドーピング方法でシリコン基板にボロンをドーピングし
た一例について説明する。
【0030】まず、シリコン基板に室温(25℃程度)
で、不純物イオン(B25 +。注入エネルギー:10k
eV)と水素イオン(H3+。注入エネルギー3.33k
eV)とを注入した。不純物イオンは、ジボランをイオ
ン化することによって生成させた。その後、イオンが注
入された複数のシリコン基板について、700℃、80
0℃または900℃のアニール温度で30分間熱処理を
行った。このようにして、注入したボロンを活性化した
シリコン基板を得た。
【0031】一方、比較例として、水素イオンを注入せ
ずにボロンイオン(B+)のみをシリコン基板に注入
し、上記と同様の熱処理条件で熱処理を行った。このよ
うにして、注入したボロンを活性化した比較例のシリコ
ン基板を得た。
【0032】イオン注入直後および熱処理後の上記シリ
コン基板について、二次イオン質量分析法(SIMS)
によって、表面からの距離とボロン原子密度との関係を
測定した。測定結果を図5に示す。なお、図5には、B
25 +とH3+とを注入した場合の水素原子の原子密度分
布(縦軸は、ボロン原子密度と同じ)についても示す。
【0033】図5から明らかなように、B25 +イオン
と水素イオンとを注入したシリコン基板では、同じアニ
ール温度で熱処理した比較例のシリコン基板に比べて、
ボロンの分布がかなり浅くなっていた。B25 +イオン
と水素イオンとを注入したシリコン基板では、800℃
で熱処理しても、ボロンの分布はイオン注入直後の分布
からあまり変化がなかった。このように、実施例1の方
法によって浅い接合を形成することができた。
【0034】(実施例2)実施例2では、実施形態1の
ドーピング方法でシリコン基板にボロンをドーピングし
た一例について説明する。
【0035】まず、シリコン基板に室温(25℃程度)
で、ボロンイオン(B+)と水素イオン(H3+)とを注
入した。ボロンイオンのドーズ量は5×1015cm-2
し、注入エネルギーは10keVとした。また、水素イ
オンのドーズ量は6×1015cm-2とし、注入エネルギ
ーは2keVとした。その後、イオンが注入された複数
のシリコン基板について、700℃、800℃または9
00℃のアニール温度で30分間熱処理を行った。この
ようにして、注入したボロンを活性化したシリコン基板
を得た。
【0036】一方、比較例として、水素イオンを注入せ
ずにボロンイオン(B+)のみをシリコン基板に注入
し、上記と同様の熱処理条件で熱処理を行った。このよ
うにして、注入したボロンを活性化した比較例のシリコ
ン基板を得た。
【0037】イオン注入直後および熱処理後の上記シリ
コン基板について、二次イオン質量分析法(SIMS)
によって、表面からの距離とボロン原子密度との関係を
測定した。測定結果を図6に示す。
【0038】図6から明らかなように、ボロンイオンと
水素イオンとを注入したシリコン基板では、同じアニー
ル温度で熱処理した比較例のシリコン基板に比べて、ボ
ロンの分布がかなり浅くなっていた。ボロンイオンと水
素イオンとを注入したシリコン基板では、800℃で熱
処理しても、ボロンの分布はイオン注入直後の分布から
あまり変化がなかった。このように、実施例2の方法に
よって浅い接合を形成することができた。
【0039】以上、本発明の実施の形態について例を挙
げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
ず本発明の技術的思想に基づき他の実施形態に適用する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドーピン
グ方法によれば、従来の方法と比較して浅いp形層また
はn形層を形成することができる。
【0041】また、本発明のイオン注入装置によれば、
異なるイオン種を交互または同時に基板に注入すること
ができるため、本発明のドーピング方法を容易かつ低コ
ストに実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のイオン注入装置について一例の構成
を模式的に示す図である。
【図2】 本発明のイオン注入装置について他の一例の
構成を模式的に示す図である。
【図3】 本発明のイオン注入装置についてその他の一
例の構成を模式的に示す図である。
【図4】 本発明のイオン注入装置についてさらにその
他の一例の構成を模式的に示す図である。
【図5】 本発明のドーピング方法を用いてドーピング
を行ったシリコン基板のSIMSによる測定結果の一例
を示す図である。
【図6】 本発明のドーピング方法を用いてドーピング
を行ったシリコン基板のSIMSによる測定結果の他の
一例を示す図である。
【符号の説明】
10、10a、10b、10c イオン注入装置 11a 第1のイオン源 11b 第2のイオン源 12a 第1の引き出し・収束器 12b 第2の引き出し・収束器 13a 第1の質量分離器 13b 第2の質量分離器 14 収束器(導入手段) 15 X−Y方向偏向器(導入手段) 16 基板ステージ 17 ターゲット室 18a 第1のビームモニタ(測定手段) 18b 第2のビームモニタ(測定手段) 19 測定手段 20 基板 21 減速器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 37/317 H01L 21/265 F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板にドーピングを行う方法で
    あって、 100℃以下の温度のシリコン基板に、0.1keV〜
    15keVの範囲内のエネルギーで不純物イオンを注入
    し0.01keV〜4keVの範囲内のエネルギーで水
    素イオンを注入する第1の工程と、 前記シリコン基板を600℃〜900℃の範囲内の温度
    で熱処理する第2の工程とを含むことを特徴とするドー
    ピング方法。
  2. 【請求項2】 前記不純物イオンが、ボロン、リン、ヒ
    素、およびこれらの水素化合物から選ばれる少なくとも
    1つのイオンである請求項1に記載のドーピング方法。
  3. 【請求項3】 基板にイオンを注入するためのイオン注
    入装置であって、 第1および第2のイオン源と、 前記第1のイオン源から引き出されたイオンの質量分離
    を行う第1の質量分離器と、 前記第2のイオン源から引き出されたイオンの質量分離
    を行う第2の質量分離器と、 前記第1および第2の質量分離器で分離されたイオンを
    前記基板に導入するための導入手段とを備えることを特
    徴とするイオン注入装置。
  4. 【請求項4】 前記基板が配置されるステージをさらに
    備え、 前記基板に注入されたイオンの量を測定するために前記
    ステージに接続された第1の測定手段と、 前記第1のイオン源から引き出されたイオンの量を測定
    するための第2の測定手段と、 前記第2のイオン源から引き出されたイオンの量を測定
    するための第3の測定手段とをさらに備える請求項3に
    記載のイオン注入装置。
JP2001382189A 2001-12-14 2001-12-14 ドーピング方法およびイオン注入装置 Withdrawn JP2003188110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001382189A JP2003188110A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 ドーピング方法およびイオン注入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001382189A JP2003188110A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 ドーピング方法およびイオン注入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003188110A true JP2003188110A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27592640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001382189A Withdrawn JP2003188110A (ja) 2001-12-14 2001-12-14 ドーピング方法およびイオン注入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003188110A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2917753A1 (fr) * 2007-06-20 2008-12-26 Quertech Ingenierie Sa Dispositif multi-sources rce pour le traitement de pieces par implantation ionique et procede le mettant en oeuvre
WO2012068039A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-24 Corning Incorporated Improved simultaneous multiple ion implantation process and apparatus semiconductor structure made using same
KR20140110858A (ko) * 2013-02-12 2014-09-17 애플 인크. 다단계 이온 주입

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2917753A1 (fr) * 2007-06-20 2008-12-26 Quertech Ingenierie Sa Dispositif multi-sources rce pour le traitement de pieces par implantation ionique et procede le mettant en oeuvre
WO2012068039A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-24 Corning Incorporated Improved simultaneous multiple ion implantation process and apparatus semiconductor structure made using same
CN103222028A (zh) * 2010-11-19 2013-07-24 康宁股份有限公司 改进的同步多离子注入工艺及使用该工艺制作的装置半导体结构
KR20140110858A (ko) * 2013-02-12 2014-09-17 애플 인크. 다단계 이온 주입
JP2015518517A (ja) * 2013-02-12 2015-07-02 アップル インコーポレイテッド マルチステップのイオンインプランテーション
KR101641807B1 (ko) * 2013-02-12 2016-07-21 애플 인크. 다단계 이온 주입

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8067302B2 (en) Defect-free junction formation using laser melt annealing of octadecaborane self-amorphizing implants
JP5911528B2 (ja) 炭素クラスターの注入により半導体デバイスを製造するためのシステムおよび方法
TW200939313A (en) Wafer bonding activated by ion implantation
TW200423185A (en) Method of introducing impurity
US20080242066A1 (en) Method Of Manufacturing Semiconductor
US20020187614A1 (en) Methods for forming ultrashallow junctions with low sheet resistance
CN111771265B (zh) 外延硅晶片的制造方法、外延硅晶片及固体摄像元件的制造方法
CN111902911B (zh) 半导体外延晶片的制造方法以及半导体器件的制造方法
US6077751A (en) Method of rapid thermal processing (RTP) of ion implanted silicon
JP2003188110A (ja) ドーピング方法およびイオン注入装置
CN113454756B (zh) 半导体外延晶片及其制造方法
TW200947534A (en) Method for forming cooled cleaving implant
US6518150B1 (en) Method of manufacturing semiconductor device
CN108885998A (zh) 外延晶圆的制造方法及外延晶圆
CN110223907B (zh) 半导体外延晶片的制造方法
US6982215B1 (en) N type impurity doping using implantation of P2+ ions or As2+ Ions
JP4045642B2 (ja) 半導体デバイスの製造方法
JPH05251378A (ja) 半導体装置の製造方法
JP6791293B2 (ja) エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法
JP7259706B2 (ja) エピタキシャルシリコンウェーハのパッシベーション効果評価方法
JP3296052B2 (ja) 不純物の活性化方法
JPH05243173A (ja) 半導体装置の製造方法
Rimini Ion implantation
JP2020035922A (ja) 半導体エピタキシャルウェーハの製造方法及び半導体デバイスの製造方法
CN111710598A (zh) 半导体器件的形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301