JP2003188047A - Dcブロック回路および通信装置 - Google Patents

Dcブロック回路および通信装置

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JP2003188047A
JP2003188047A JP2001382033A JP2001382033A JP2003188047A JP 2003188047 A JP2003188047 A JP 2003188047A JP 2001382033 A JP2001382033 A JP 2001382033A JP 2001382033 A JP2001382033 A JP 2001382033A JP 2003188047 A JP2003188047 A JP 2003188047A
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circuit
capacitor
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Minoru Tajima
実 田島
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/203Strip line filters
    • H01P1/20327Electromagnetic interstage coupling
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    • H01P1/20381Special shape resonators

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射特性と通過損失特性とをともに広帯域に
渡って良好にすることができないという課題があった。 【解決手段】 誘電体基板1の一方の面に実装され、電
気信号を通過する線路3と、線路3上に設けられ、線路
3で形成されたインターデジタルキャパシタ6と、イン
ターデジタルキャパシタ6を誘電体基板1とともに挟む
ように設けられ、インターデジタルキャパシタ6と並列
になるように線路3に接続されたチップキャパシタ4と
を備えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異なるバイアス
電源電圧をそれぞれ有する2つの電気回路の間を接続
し、一方の電気回路から他方の電気回路へのバイアス電
源電圧の干渉を防止するDCブロック回路に係るもので
あり、またこの発明は、DCブロック回路を適用した通
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光送受信器などの通信装置内で使われる
多重回路や分離回路、ドライバ、プリアンプは一般にI
C化されている。これらのIC回路は異なるプロセスで
作られることがある。例えば40Gbit/s光送受信
器の場合、多重回路ICや分離回路ICのように集積度
の高いものは消費電力や歩留りの点で有利なSiGeプ
ロセスが採用されることが多く、またドライバICやプ
リアンプICのように高速化を優先するものはInPま
たはGaAsプロセスが多い。
【0003】これらのIC回路はバイアス電源電圧も異
なることが通常であり、IC回路同士の接続においては
バイアス電源電圧の干渉を避けるため、DC成分を遮断
するDCブロック回路を接続したIC回路間に設ける必
要が生じる。DCブロック回路には、DC成分を遮断
し、かつ所定の伝送ビットレートを有する高周波信号を
低通過損失で通過させることが要求される。
【0004】図8は従来のDCブロック回路の構成例を
示す図であり、図8(a),図8(c)はそれぞれ上面
図、図8(b)は側面図である。図8において、101
は誘電体基板、102は誘電体基板101の一方の面に
設けられた地導体、103は誘電体基板101の他方の
面に設けられた線路である。図8のDCブロック回路は
マイクロストリップ線路を構成している。104は線路
103に装荷されたチップキャパシタである。チップキ
ャパシタ104を取り除いたときのDCブロック回路を
上面から見ると図8(c)のようになり、ギャップ10
5が設けられている。
【0005】図8では、線路103の信号ラインにギャ
ップ105を設け、このギャップ105の上からチップ
キャパシタ104をハンダ付等で装荷することにより、
DCブロック回路を簡単に構成している。チップキャパ
シタ104は、低周波領域から低い通過損失で信号を通
過させるため、線路103への装荷に支障の出ない範囲
で容量の大きなものが好ましく、0.1μF程度の容量
を有するものが選ばれることが多い。
【0006】もしチップキャパシタ104が純粋に容量
成分しか有していなければ、信号の周波数が高くなるほ
どチップキャパシタ104のインピーダンスも小さくな
り、高周波信号の通過損失も小さくなるところである。
しかしながら、実際のチップキャパシタ104は容量成
分と直列に誘導成分を必ず含んでいる。そのため、図8
のDCブロック回路は、チップキャパシタ104の自己
共振周波数を超える周波数帯では信号周波数が高くなる
ほど誘導成分によるインピーダンスも増大し、通過損失
が大きくなってしまう。
【0007】それでも、2.5Gbit/sまたは10
Gbit/s程度までの伝送ビットレートであれば、図
8のDCブロック回路でも実用的な通過損失にとどめる
ことが可能であった。しかしながら、40Gbit/s
の伝送ビットレートになってくると、およそ4MHz〜
60GHz程度の周波数帯域において低い通過損失の伝
送回路が必要となり、図8のDCブロック回路では通過
損失を十分小さくすることができなかった。
【0008】また、一般的に容量の大きなキャパシタほ
ど高周波信号に対する通過損失が大きくなってしまう傾
向にあるため、キャパシタの容量を小さくして高周波信
号に対する通過損失を低減しようとすると、低周波信号
に対する通過損失が増大してしまうという問題が生じ
る。
【0009】この問題の解決策として、低周波信号を低
い通過損失で通過させる大容量のキャパシタと、高周波
信号を低い通過損失で通過させる小容量のキャパシタと
を線路上に並列配置する手法が考えられる。
【0010】図9は大容量キャパシタと小容量キャパシ
タとを並列配置したDCブロック回路の構成バリエーシ
ョンを示す図であり、図9(a),図9(b)ともに上
面図である。図8と同一符号は同一または相当する構成
を示している。図9(a),図9(b)において、10
6は線路103で形成されたインターデジタルキャパシ
タである。
【0011】図9(a)では、線路103からインター
デジタルキャパシタ106を分岐して誘電体基板101
上に配置しており、また図9(b)では、図8(c)の
ギャップ105の部分にインターデジタルキャパシタ1
06を形成し、線路103からチップキャパシタ104
を分岐して誘電体基板101上に配置している。このよ
うに、図9(a),図9(b)いずれの場合も、インタ
ーデジタルキャパシタ106はチップキャパシタ104
に対して並列配置された構成となっている。
【0012】チップキャパシタ104と比較すると、イ
ンターデジタルキャパシタ106は、一般的に容量は小
さいが誘導成分も十分小さいため、高周波信号を通過さ
せるのに適している。つまり、チップキャパシタ104
のみを使って構成した図8のDCブロック回路と比較す
ると、図9のDCブロック回路は広帯域化を図ることが
できる。
【0013】しかしながら、これらのDCブロック回路
ではチップキャパシタ104とインターデジタルキャパ
シタ106とを図9のように分岐して誘電体基板101
上に配置しているため、線路103の分岐点で特性イン
ピーダンスが乱れてしまう。分岐点での特性インピーダ
ンスの乱れを抑制するためには、分岐した線路107の
幅を充分小さくする必要があり、そのため図9(a)で
は高周波信号の反射が大きくなってしまい(通過損失も
大)、一方図9(b)の場合には低周波信号の反射が大
きくなってしまう(通過損失も大)。
【0014】分岐後の線路幅を調整することで分岐点の
特性インピーダンス整合を図り、かつ高周波信号と低周
波信号の通過損失のバランスをとることは可能である
が、分岐点で周波数成分を分離することはできないの
で、結局高周波信号と低周波信号の通過損失をともに小
さくすることは困難である。また、チップキャパシタで
発生した反射がもう一方の分岐線路に流れ込み干渉波と
なるため、高周波信号の波形劣化が生じる。さらに分岐
線路があることで、磁界H(時間因子を無視し、同位相
成分のみを図示)の分布が図9(a),図9(b)のよ
うに乱れてしまうため、線路からの不要輻射が発生しや
すく、電子機器内における電磁干渉につながるという課
題もある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のDCブロック回
路は以上のように構成されているので、反射特性と通過
損失特性とをともに広帯域に渡って良好にすることがで
きないという課題があった。
【0016】また、従来の通信装置は、異なるバイアス
電源電圧を持った複数の電気回路で構成されると、高速
の伝送ビットレートに対応できないという課題があっ
た。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、反射特性と通過損失特性とをとも
に広帯域に渡って良好にすることが可能なDCブロック
回路を提供することを目的とする。
【0018】また、この発明は、異なるバイアス電源電
圧を持った複数の電気回路で構成された場合にも、高速
の伝送ビットレートに対応可能な通信装置を構成するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るDCブロ
ック回路は、誘電体基板の一方の面に実装され、電気信
号を通過する線路と、線路上に設けられ、線路で形成さ
れたインターデジタルキャパシタと、インターデジタル
キャパシタを誘電体基板とともに挟むように設けられ、
インターデジタルキャパシタと並列になるように線路に
接続されたチップキャパシタとを備えるようにしたもの
である。
【0020】この発明に係るDCブロック回路は、電気
信号を入出力するコネクタを線路が両端にそれぞれ備え
るようにしたものである。
【0021】この発明に係るDCブロック回路は、線路
の幅と、インターデジタルキャパシタの幅と、チップキ
ャパシタの幅とを略同一に形成するようにしたものであ
る。
【0022】この発明に係るDCブロック回路は、チッ
プキャパシタの幅を線路の幅よりも大きく形成するよう
にしたものである。
【0023】この発明に係るDCブロック回路は、イン
ターデジタルキャパシタの幅を線路の幅よりも大きく形
成するようにしたものである。
【0024】この発明に係るDCブロック回路は、絶縁
体のレジスト膜によってインターデジタルキャパシタが
コーティングされるようにしたものである。
【0025】この発明に係るDCブロック回路は、誘電
体基板の他方の面に地導体を備えてマイクロストリップ
線路を構成するようにしたものである。
【0026】この発明に係るDCブロック回路は、誘電
体基板の一方の面に地導体を備えてコプレーナ線路を構
成するようにしたものである。
【0027】この発明に係るDCブロック回路は、誘電
体基板の一方の面および他方の面に地導体をそれぞれ備
えてグラウンデッドコプレーナ線路を構成するようにし
たものである。
【0028】この発明に係る通信装置は、請求項1から
請求項9のうちいずれか1項記載のDCブロック回路
と、このDCブロック回路の一端に設けられた第1の電
気回路と、DCブロック回路の他端に設けられた第2の
回路とを有し、この第2の電気回路は第1の電気回路と
は異なるバイアス電源電圧を有するようにしたものであ
る。
【0029】この発明に係る通信装置は、ドライバ駆動
用の電気信号をDCブロック回路へ出力する多重回路I
Cを第1の電気回路として備えるとともに、DCブロッ
ク回路から入力される電気信号にしたがって、連続波光
信号を強度変調光信号として出力するドライバを第2の
電気回路として備えるようにしたものである。
【0030】この発明に係る通信装置は、強度変調光信
号を受光して振幅変調電気信号に光−電気変換するプリ
アンプを第1の電気回路として備えるとともに、振幅変
調電気信号を分離処理するデマルチプレクサを第2の電
気回路として備えるようにしたものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるD
Cブロック回路の構成例を示す図であり、図1(a),
図1(c)はそれぞれ上面図、図1(b)は側面図であ
る。図1において、1は誘電体基板、2は誘電体基板1
の一方の面に設けられた地導体、3は誘電体基板1の他
方の面に設けられた線路である。図1のDCブロック回
路はマイクロストリップ線路を構成している。4は線路
3に装荷されたチップキャパシタ、6はインターデジタ
ルキャパシタである。チップキャパシタ4を取り除いた
ときのDCブロック回路を上面から見ると図1(c)の
ようになり、インターデジタルキャパシタ6を誘電体基
板1とともに挟むように、チップキャパシタ4が設けら
れている。
【0032】図1に示すように、線路3で形成したイン
ターデジタルキャパシタ6の真上にチップキャパシタ4
を並列に装荷して分岐線路をなくすことができるため、
線路上の特性インピーダンスの乱れは抑制され、高周波
信号と低周波信号とを低反射・低通過損失で通過させる
DCブロック回路を実現することができる。特に線路3
の幅と、インターデジタルキャパシタ6の幅と、チップ
キャパシタ4の幅とを略同一に形成することで、磁界H
(時間因子を無視し、同位相成分のみを図示)の分布
(すなわち電磁界分布)は図1(c)のように乱れを抑
制できるため、反射波や不要輻射の発生を最小限に抑え
ることができる。
【0033】従来のDCブロック回路と比較すると、イ
ンターデジタルキャパシタ6で得られる容量に制限が生
じるが、以下に実現性を検証する。図2はインターデジ
タルキャパシタ6の概観を示す図である。電極(フィン
ガー)Fを有するインターデジタルキャパシタ6の容量
Cは、次の式(1)で求められる。
【0034】
【数1】 ただし、以下の式(2)〜(4)を満たすものとする。
【0035】
【数2】
【0036】
【数3】
【0037】ここで、電極Fの厚さを0としており、n
は電極Fの数、Lは電極Fの長さ、Wは電極Fの幅、S
は電極F間の間隔、εは真空の誘電率(≒8.854
×10−12F/m)、εは誘電体基板1の比誘電率
であり、K(k)は完全楕円積分である。また式におい
て誤差3%以内で下記の近似式が成立する。
【0038】
【数4】
【0039】ここで計算例として、厚さ0.5mmのア
ルミナ基板(ε=9とする)において、特性インピー
ダンスが50Ωである線路3上に、インターデジタルキ
ャパシタ6を形成した場合の容量を求める。線路3の特
性インピーダンスが50Ωとなる線路幅はほぼ0.5m
mであり、L=1mm,W=S=0.01mmとすると
n=26となり、式(1)〜(5)に代入して計算する
とC≒1.1pFと求まる。
【0040】この容量による抵抗は、例えば40GHz
では3.6Ω,60GHzでは2.4Ωとなり十分小さ
い値であるので、伝送ビットレートが40Gbit/s
のような高速の光送受信器の伝送回路においては、高周
波成分の通過損失を低減するためにインターデジタルキ
ャパシタの併用が有用であることが分かる。
【0041】なおこの計算例では電極の厚さを0として
いるが、実際にはある程度の厚さがあり、容量が計算値
よりも大きくなるので、高周波成分に対する抵抗はさら
に小さくなると考えて良い。またインターデジタルキャ
パシタの上に装荷するチップキャパシタは、その幅が線
路と同程度のものを選べば、広帯域にわたり反射係数を
十分小さくすることが可能である。
【0042】続いて、この実施の形態1によるDCブロ
ック回路を用いた通信装置の構成の一例について説明す
る。図3はこの発明の実施の形態1による通信装置の構
成例を示す図であり、図1のDCブロック回路を用いて
構成した40Gbit/s光送信装置を表している。
【0043】図3において、10は連続波の光信号を出
力するLD(レーザダイオード)、20は例えば40G
bit/sパルス波の差動電気信号を出力する多重回路
ICパッケージである。この多重回路ICパッケージ2
0には、不図示の多重回路IC(第1の電気回路)が内
包される。30はLD10からの光信号を例えば40G
bit/sなどの強度変調光信号に変調するドライバ内
蔵EA変調器である。このドライバ内蔵EA変調器30
には、不図示のドライバ(第2の電気回路)が内包され
る。40は図1に示したDCブロック回路、50はドラ
イバ内蔵EA変調器30,多重回路ICパッケージ20
とDCブロック回路40とを接続するワイヤやリボンな
どの接続部である。なお、ドライバ内蔵EA変調器30
は、内部に収納されたドライバと外部とを電気的に導通
するフィードスルー50aを有する。同様に、多重回路
ICパッケージ20も、内部に収納された多重回路IC
と外部とを電気的に導通するフィードスルー50bを有
する。DCブロック回路40を成す誘電体基板1は、両
端において、フィードスルー50a,50bとそれぞれ
接続される(接続部50)。その結果、多重回路ICと
ドライバとはDCブロック回路40によって接続され
る。ここでは、DCブロック回路40をなす誘電体基板
1の裏面に地導体2を備えた差動線路を想定しており、
多重回路ICパッケージ20とドライバ内蔵EA変調器
30との間の2本の信号線にインターデジタルキャパシ
タ6とチップキャパシタ4とを併設することで構成して
いる。
【0044】次に動作について説明する。LD10から
出力された光信号は、ドライバ内蔵EA変調器30へと
入力される。一方、多重回路ICパッケージ20は、高
速の差動電気信号を出力しており、DCブロック回路4
0を介して差動電気信号をドライバ内蔵EA変調器30
へ与え、ドライバ内蔵EA変調器30を駆動している。
ドライバ内蔵EA変調器30は、差動電気信号にしたが
って光信号を変調し、高速の強度変調光信号として出力
する。
【0045】ドライバ内蔵EA変調器30内部のドライ
バと多重回路ICパッケージ20内部の多重回路ICと
は、例えば前者がInP,GaAs,後者がSiGeな
どのように、そのプロセスの違いによってバイアス電源
電圧に差が生じている。これらの異なるバイアス電源電
圧が互いに他へ流入しないように、ドライバ内蔵EA変
調器30と多重回路ICパッケージ20との間にDCブ
ロック回路40を設けてDC成分を遮断している。多重
回路ICパッケージ20からの差動電気信号はDCブロ
ック回路40を介してドライバ内蔵EA変調器30へ与
えられている。前述したように、この実施の形態1によ
るDCブロック回路40は、低周波から高周波まで良好
な反射特性・通過損失特性を有しているので、40Gb
it/sという広帯域の差動電気信号に充分対応するこ
とができる。
【0046】なお、図3では、ドライバ内蔵EA変調器
30,多重回路ICパッケージ20とDCブロック回路
40とを接続部50によって接続して使用しているが、
この発明のDCブロック回路および通信装置はこれに限
定されるものではない。例えば、約20GHzまで対応
するSMAコネクタ(登録商標)や、約40GHzまで
対応するKコネクタ(登録商標)、約65GHzまで対
応するVコネクタ(登録商標)などの高周波用のコネク
タをDCブロック回路40の線路3の入力・出力両端に
それぞれ実装して使用することも可能である。高周波コ
ネクタをDCブロック回路40に実装することで、同一
の高周波コネクタを実装した任意の第1の電気回路、第
2の電気回路と簡単に接続できるようになり、DCブロ
ック回路40の汎用性を高くすることが可能になる。
【0047】また、図3では、第1の電気回路として多
重回路ICパッケージ20内部の多重回路IC,第2の
電気回路としてドライバ内蔵EA変調器30内部のドラ
イバを用いているが、DCブロック回路40を介して接
続される第1の電気回路、第2の電気回路はこれらに限
定されるものではない。例えば、高速の強度変調光信号
を受光して高速の振幅変調電気信号に変換するプリアン
プ内蔵PD(フォトダイオード)と、振幅変調電気信号
を分離処理するDMUX(デマルチプレクサ)との間を
DCブロック回路40で接続した光受信器としての通信
装置などのように、バイアス電源電圧に違いを有する2
種類の電気回路であれば良い。ここで第1の電気回路と
第2の電気回路との他の接続例も以下(A)〜(C)に
挙げておく。
【0048】(A) LDまたはPDなどの光素子と、
この光素子用のプリアンプまたはドライバとの間をDC
ブロック回路40で接続したLD/PDモジュールとし
ての通信装置。 (B) LDまたはPDなどの光素子と、この光素子用
のプリアンプまたはドライバとをともに備えたLD/P
Dモジュール(上記(A)のLD/PDモジュールも含
む)と、MUX(マルチプレクサ)、DMUXなどのI
C回路との間をDCブロック回路40で接続した光送受
信器としての通信装置。 (C) LDまたはPDなどの光素子と、この光素子用
のプリアンプまたはドライバとをともに備えたLD/P
Dモジュール(上記(A)のLD/PDモジュールも含
む)同士の間をDCブロック回路40で接続した光送/
受信器としての通信装置。
【0049】さらに、以上の説明では、図1に示したD
Cブロック回路40を用いているが、この実施の形態1
の通信装置はこれに限定されるものではなく、後述する
実施の形態2〜5のDCブロック回路を適用することも
もちろん可能である。
【0050】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、誘電体基板1の一方の面に実装され、電気信号を通
過する線路3と、線路3上に設けられ、線路3で形成さ
れたインターデジタルキャパシタ6と、インターデジタ
ルキャパシタ6を誘電体基板1とともに挟むように設け
られ、インターデジタルキャパシタ6と並列になるよう
に線路3に接続されたチップキャパシタ4とを備えるよ
うにしたので、反射特性と通過損失特性とをともに広帯
域に渡って良好にすることができるという効果が得られ
る。
【0051】また、この実施の形態1によれば、線路3
は、電気信号の入力端側および出力単側に電気信号を入
出力する高周波用のコネクタをそれぞれ備えるようにし
たので、汎用性の高いDCブロック回路を提供できると
いう効果が得られる。
【0052】さらに、この実施の形態1によれば、誘電
体基板1の他方の面に地導体2を備えてマイクロストリ
ップ線路を構成するようにしたので、反射特性と通過損
失特性とをともに広帯域に渡って良好にすることができ
るという効果が得られる。
【0053】さらに、この実施の形態1によれば、線路
3の幅と、インターデジタルキャパシタ6の幅と、チッ
プキャパシタ4の幅とを略同一に形成するようにしたの
で、特性インピーダンスの乱れを低く抑制することがで
き、反射特性と通過損失特性とをともに広帯域に渡って
良好にすることができるという効果が得られる。
【0054】さらに、この実施の形態1によれば、DC
ブロック回路40と、第1のバイアス電源電圧を有する
第1の電気回路と、第1のバイアス電源電圧と異なる第
2のバイアス電源電圧を有し、第1の電気回路とDCブ
ロック回路40を介して電気的に接続される第2の電気
回路とを備えるようにしたので、異なるバイアス電源電
圧を持った複数の電気回路で構成して、高速の伝送ビッ
トレートに対応できるという効果が得られる。
【0055】さらに、この実施の形態1によれば、ドラ
イブ用の電気信号をDCブロック回路40へ出力する多
重回路ICを第1の電気回路として備えるとともに、D
Cブロック回路40から入力される電気信号にしたがっ
て、LD10からの連続波光信号を強度変調光信号とし
て出力するドライバを第2の電気回路として備えるよう
にしたので、異なるバイアス電源電圧を持った複数の電
気回路で構成して、高速の伝送ビットレートに対応でき
るという効果が得られる。なお、この実施の形態1で
は、EA変調器内部にドライバが内包される場合につい
て説明した。しかし、この発明はこれに限定されるもの
ではなく、EA変調器の外部にドライバが存在しても良
い。
【0056】さらに、この実施の形態1によれば、強度
変調光信号を受光して振幅変調電気信号に光−電気変換
するプリアンプ内蔵フォトダイオードを第1の電気回路
として備えるとともに、振幅変調電気信号を分離処理す
るデマルチプレクサを第2の電気回路として備えるよう
にしたので、異なるバイアス電源電圧を持った複数の電
気回路で構成して、高速の伝送ビットレートに対応でき
るという効果が得られる。
【0057】実施の形態2.チップキャパシタと同程度
の幅のインターデジタルキャパシタではその容量が不足
する場合、インターデジタルキャパシタの電極幅を細く
して電極数を増加させ、容量を増やすことが考えられ
る。しかしながら、エッチング精度や短絡の危険性等の
理由により電極幅の加工には限界があるため、電極幅の
細さにも限界が生じる。この実施の形態2では、電極幅
を細くせずに充分な容量を確保する手法について説明す
る。
【0058】図4はこの発明の実施の形態2によるDC
ブロック回路の構成例を示す図であり、図4(a),図
4(c)はそれぞれ上面図、図4(b)は側面図であ
る。図1と同一符号は同一または相当する構成を示して
いる。図4において、6Wはインターデジタルキャパシ
タであり、チップキャパシタ4よりも幅が広く形成され
ている。
【0059】使用するチップキャパシタ4が小さく、チ
ップキャパシタ4と同程度の幅のインターデジタルキャ
パシタ6(図1)では容量が不十分な場合には、図6
(a),図6(c)に示すように、チップキャパシタ4
よりも幅広のインターデジタルキャパシタ6WをDCブ
ロック回路に用いることも有効である。この場合、イン
ターデジタルキャパシタ6Wの幅が大きくなるにつれて
反射特性が悪化していくが、線路に分岐を持たせた従来
の構成と比べると、反射を小さくすることができる。
【0060】なお、インターデジタルキャパシタ6Wの
幅の広げ方は特に限定されるものではないが、信号が伝
送する方向での線路3を中心にして左右対称的に広げる
ようにすることで、前述した電磁界分布の乱れが抑制可
能になり、反射特性・通過損失特性の劣化を低く抑える
ことができる。また、チップキャパシタ4の幅を線路3
の幅より大きくしても良く、チップキャパシタ4の容量
を十分に持たせることができる。
【0061】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、チップキャパシタ4よりも幅広のインターデジタル
キャパシタ6Wを備えるようにしたので、従来と比較し
て反射特性を改善しつつ、インターデジタルキャパシタ
6Wの容量を十分に持たせることができるという効果が
得られる。
【0062】また、この実施の形態2によれば、チップ
キャパシタ4の幅を線路3の幅よりも大きく形成するよ
うにしたので、従来と比較して反射特性を改善しつつ、
チップキャパシタ4の容量を十分に持たせることができ
るという効果が得られる。
【0063】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるDCブロック回路の構成例を示す図であり、
図5(a),図5(c)はそれぞれ上面図、図5(b)
は側面図である。図1と同一符号は同一または相当する
構成を示している。図5において、7は絶縁体のレジス
ト膜であり、インターデジタルキャパシタ6の上に形成
されている。
【0064】インターデジタルキャパシタ6上にチップ
キャパシタ4をハンダ付等で接着する場合、ハンダが広
がることによりインターデジタルキャパシタ6の隣り合
う電極が短絡され、DC成分を通過させてしまう可能性
がある。この対策として、図5(c)に示すように絶縁
体のレジスト膜7をインターデジタルキャパシタ6の上
に形成して、インターデジタルキャパシタ6をコーティ
ングしている。レジスト膜7の厚さはチップキャパシタ
4の接着に支障が出ない範囲で薄くしておけば良い。も
ちろん、この実施の形態3はインターデジタルキャパシ
タ6に限定されず、インターデジタルキャパシタ6Wに
適用しても良い。
【0065】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、インターデジタルキャパシタ6上に絶縁体のレジス
ト膜7をコーティングするようにしたので、インターデ
ジタルキャパシタ6の電極がハンダ付等によって短絡さ
れるのを防止し、DC成分の通過を回避できるという効
果が得られる。
【0066】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるDCブロック回路の構成例を示す図であり、
図6(a),図6(c)はそれぞれ上面図、図6(b)
は側面図である。図1と同一符号は同一または相当する
構成を示している。図6において、8は誘電体基板1の
一方の面に設けられた地導体である。図6のDCブロッ
ク回路はコプレーナ線路を構成している。
【0067】この発明のDCブロック回路は、実施の形
態1の構成に限定されず、図6に示すコプレーナ線路に
おいて構成した場合も実施の形態1と同様の効果があ
る。
【0068】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、誘電体基板1の一方の面に地導体8を備えてコプレ
ーナ線路を構成するようにしたので、反射特性と通過損
失特性とをともに広帯域に渡って良好にすることができ
るという効果が得られる。
【0069】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5によるDCブロック回路の構成例を示す図であり、
図7(a),図7(c)はそれぞれ上面図、図7(b)
は側面図である。図1,図6と同一符号は同一または相
当する構成を示している。図7のDCブロック回路はグ
ラウンデッドコプレーナ線路を構成している。
【0070】この発明のDCブロック回路は、実施の形
態1や実施の形態4の構成に限定されず、図7に示すよ
うに、誘電体基板1の他方の面と一方の面とに地導体
2,8をそれぞれ設けたグラウンデッドコプレーナ線路
において構成した場合も実施の形態1と同様の効果があ
る。
【0071】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、誘電体基板1の他方の面および一方の面に地導体
2,8をそれぞれ備えてグラウンデッドコプレーナ線路
を構成するようにしたので、反射特性と通過損失特性と
をともに広帯域に渡って良好にすることができるという
効果が得られる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、反射
特性と通過損失特性とをともに広帯域に渡って良好にす
ることができるという効果が得られる。
【0073】この発明によれば、異なるバイアス電源電
圧を持った複数の電気回路で構成した場合にも、高速の
伝送ビットレートに対応できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるDCブロック
回路の構成例を示す図である。
【図2】 インターデジタルキャパシタの概観を示す図
である。
【図3】 この発明の実施の形態1による通信装置の構
成例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるDCブロック
回路の構成例を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるDCブロック
回路の構成例を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるDCブロック
回路の構成例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるDCブロック
回路の構成例を示す図である。
【図8】 従来のDCブロック回路の構成例を示す図で
ある。
【図9】 大容量キャパシタと小容量キャパシタとを並
列配置したDCブロック回路の構成バリエーションを示
す図である。
【符号の説明】
1 誘電体基板、2,8 地導体、3 線路、4 チッ
プキャパシタ、6,6W インターデジタルキャパシ
タ、7 レジスト膜、10 LD(レーザダイオー
ド)、20 多重回路ICパッケージ(第1の電気回
路)、30 ドライバ内蔵EA変調器(第2の電気回
路)、40 DCブロック回路、50 接続部、H磁
界。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板の一方の面に実装され、電気
    信号を通過する線路と、 上記線路上に設けられ、上記線路で形成されたインター
    デジタルキャパシタと、 上記インターデジタルキャパシタを上記誘電体基板とと
    もに挟むように設けられ、上記インターデジタルキャパ
    シタと並列になるように上記線路に接続されたチップキ
    ャパシタとを備えることを特徴とするDCブロック回
    路。
  2. 【請求項2】 線路は、電気信号を入出力するコネクタ
    を両端にそれぞれ備えることを特徴とする請求項1記載
    のDCブロック回路。
  3. 【請求項3】 線路の幅と、インターデジタルキャパシ
    タの幅と、チップキャパシタの幅とを略同一に形成する
    ことを特徴とする請求項1記載のDCブロック回路。
  4. 【請求項4】 チップキャパシタの幅を線路の幅よりも
    大きく形成することを特徴とする請求項1記載のDCブ
    ロック回路。
  5. 【請求項5】 インターデジタルキャパシタの幅を線路
    の幅よりも大きく形成することを特徴とする請求項1記
    載のDCブロック回路。
  6. 【請求項6】 インターデジタルキャパシタは、絶縁体
    のレジスト膜によってコーティングされることを特徴と
    する請求項1記載のDCブロック回路。
  7. 【請求項7】 誘電体基板の他方の面に地導体を備えて
    マイクロストリップ線路を構成することを特徴とする請
    求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のDCブ
    ロック回路。
  8. 【請求項8】 誘電体基板の一方の面に地導体を備えて
    コプレーナ線路を構成することを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のうちのいずれか1項記載のDCブロック回
    路。
  9. 【請求項9】 誘電体基板の一方の面および他方の面に
    地導体をそれぞれ備えてグラウンデッドコプレーナ線路
    を構成することを特徴とする請求項1から請求項6のう
    ちのいずれか1項記載のDCブロック回路。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のうちいずれか
    1項記載のDCブロック回路と、 このDCブロック回路の一端に設けられた第1の電気回
    路と、 上記DCブロック回路の他端に設けられた第2の回路と
    を有し、 この第2の電気回路は上記第1の電気回路とは異なるバ
    イアス電源電圧を有することを特徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】 ドライバ駆動用の電気信号をDCブロ
    ック回路へ出力する多重回路ICを第1の電気回路とし
    て備えるとともに、 上記DCブロック回路から入力される上記電気信号にし
    たがって、連続波光信号を強度変調光信号として出力す
    るドライバを第2の電気回路として備えることを特徴と
    する請求項10記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 強度変調光信号を受光して振幅変調電
    気信号に光−電気変換するプリアンプを第1の電気回路
    として備えるとともに、 振幅変調電気信号を分離処理するデマルチプレクサを第
    2の電気回路として備えることを特徴とする請求項10
    記載の通信装置。
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