JP2003185083A - 配管シール装置 - Google Patents

配管シール装置

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JP2003185083A
JP2003185083A JP2001381946A JP2001381946A JP2003185083A JP 2003185083 A JP2003185083 A JP 2003185083A JP 2001381946 A JP2001381946 A JP 2001381946A JP 2001381946 A JP2001381946 A JP 2001381946A JP 2003185083 A JP2003185083 A JP 2003185083A
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JP
Japan
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gas
pipe
pack
gas pack
hose
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JP2001381946A
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English (en)
Inventor
Masuo Shimohara
益夫 下原
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管を確実に塞ぐと共に、塞がれた配管空間
においてガス濃度の上昇を抑制する配管シール装置を提
供する。 【解決手段】 配管1の内部に挿入し得る円筒状のガス
パック10と、ガスパック10の内部にガスを入れて膨
らます膨脹用ホース11と、ガスパック10により塞が
れる配管空間1bにパージガスを導入するようガスパッ
ク10の一端面10aから他端面10bへ内部を貫通し
て配置されるパージ導入用ホース12と、配管空間1b
よりパージガスを排出するようガスパック10の他端面
10bから一端面10aへ内部を貫通して配置されるパ
ージ排出用ホース14と、ガスパック10の周囲に形成
される環状シール部16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LNG等のガスを
送給する配管を塞ぐ配管シール装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にLNG等のガスを送給する配管
は、供給源より送給先に送給するよう様々に張り巡らさ
れており、一部には閉止された末端の配管を備えてい
る。
【0003】このような末端の配管に新たな配管を接続
して拡張する際には、閉止弁等の閉止部分からLNG等
のガスが漏れても大丈夫なよう、配管の閉止部分から外
方までの間の部分を配管シール装置により更に塞いでい
る。
【0004】配管シール装置の一例は、図3に示す如
く、配管1内に挿入し得るスポンジ状の円盤体2を備
え、円盤体2の両側面には、円盤体2の径より小径の押
え板3を夫々配置し、円盤体2及び押え板3にボルト4
を貫通させることによりボルト4とナット5を締結して
円盤体2及び押え板3を固定している。
【0005】配管1を塞ぐ際には、押え板3を取り付け
た状態で円盤体2を配管1内に挿入し、ナット5を締め
て円盤体2の周囲部2aを広げ、円盤体2の周囲部2a
を配管1の内周面1aに密着させることにより配管1を
塞いでいる。
【0006】一方、配管シール装置の他の一例は、図4
に示す如く、配管1内に挿入し得る風船状のガスパック
6を備え、ガスパック6には、ボンベ等の導入手段(図
示せず)より不活性ガスを導入する膨脹用ホース7を備
えている。ここで、図4中、8は、配管1を閉止してい
る閉止弁を示している。
【0007】配管1を塞ぐ際には、萎んだガスパック6
を配管1内に挿入し、導入手段より膨脹用ホース7を介
し不活性ガスを導入してガスパック6を膨脹させ、ガス
パック6の周囲面6aを配管1の内周面1aに密着させ
ることにより配管1を塞いでいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配管シール装置は、円盤体2、ガスパック6を配管1の
内周面1aに密着させた際に、円盤体2の周囲部2a、
ガスパック6の周囲面6aが湾曲して配管1の内周面1
aに周方向で線接触するため、配管1を確実に塞ぐこと
ができないという問題があった。又、円盤体2、ガスパ
ック6により塞がれた配管空間1bにおいてLNG等の
ガスが漏れると、ガス濃度が高くなり、引火する虞れが
あった。
【0009】本発明は、配管を確実に塞ぐと共に、塞が
れた配管空間においてガス濃度の上昇を抑制する配管シ
ール装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の配管シール装置
は、配管の内部に挿入し得る円筒状のガスパックと、該
ガスパックの内部にガスを入れて膨らます膨脹用ホース
と、前記ガスパックにより塞がれる配管空間にパージガ
スを導入するようガスパックの一端面から他端面へ内部
を貫通して配置されるパージ導入用ホースと、前記配管
空間よりパージガスを排出するようガスパックの他端面
から一端面へ内部を貫通して配置されるパージ排出用ホ
ースと、前記ガスパックの周囲に形成される環状シール
部とを備えたものである。
【0011】又、本発明の配管シール装置は、環状シー
ル部を円筒状のガスパックの軸方向に沿って複数形成し
てもよい。
【0012】配管を塞ぐ際には、萎んだガスパックを配
管内に挿入し、膨脹用ホースよりガスを導入してガスパ
ックを膨脹させ、ガスパックの環状シール部を配管の内
周面に密着させることにより配管を塞ぐ。又、同時に、
ガスパックで塞がれた配管空間へパージ導入用ホースよ
りパージガスを導入し且つ配管空間のパージガスをパー
ジ排出用ホースにより排出する。
【0013】このように、ガスパックは円筒状に形成さ
れることにより配管の内周面に平行な面を形成すると共
に、環状シール部を備えるので、配管の内周面に適切に
密接して配管を確実に塞ぐことができる。又、パージ導
入用ホース及びパージ排出用ホースにより、ガスパック
で塞がれた配管空間を置換するので、配管空間のガス濃
度の上昇を抑制し、引火の虞れを確実に防止することが
できる。
【0014】環状シール部を円筒状のガスパックの軸方
向に沿って複数形成すると、環状シール部が配管の内周
面に完全に密接して配管を一層確実に塞ぐことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図示
例と共に説明する。
【0016】図1、図2は本発明の配管シール装置を実
施する形態例であって、図中、図3、図4と同一の符号
を付した部分は同一物を表わしている。
【0017】配管シール装置は、ブチルゴム等の伸縮可
能な材質で形成される円筒状のガスパック10を備え、
ガスパック10には、不活性ガスのボンベ等の導入手段
(図示せず)より延在し且つガスパック10の一端面1
0aの略軸心部分を貫通してガスパック10の内部に位
置する膨脹用ホース11と、不活性ガスのボンベ等の導
入手段(図示せず)より延在し且つガスパック10の一
端面10aの略軸心部分から他端面10bの略軸心部分
へ内部を貫通して導入手段の反対側に位置するパージ導
入用ホース12と、ガスパック10の他端面10bの略
軸心部分から一端面10aの略軸心部分へ内部を貫通し
て延在し且つ延在側の中途位置にガス検出器13を備え
たパージ排出用ホース14とを備えている。ここで、図
1、2中、15は膨脹用ホース11、パージ導入用ホー
ス12、パージ排出用ホース14をまとめる板材を示し
ている。
【0018】又、ガスパック10の周囲には、軟質ウレ
タン等の材質で形成された環状シール部16を、所定の
間隔を有するよう円筒状のガスパック10の軸方向に沿
って少なくとも二本以上(図はガスパック10の軸方向
の前後に一本ずつ計二本)備えている。
【0019】以下、本発明を実施する形態例の作用を説
明する。
【0020】配管1を塞ぐ際には、萎んだガスパック1
0を配管1内に挿入し、ボンベ等の導入手段より膨脹用
ホース11を介し不活性ガスを導入してガスパック10
を膨脹させ、ガスパック10の環状シール部16を配管
1の内周面1aに密着させることにより配管1を塞ぐ。
又、同時に、ガスパック10で塞がれた配管空間1b
へ、ボンベ等の導入手段よりパージ導入用ホース12を
介し不活性ガスのパージガスを導入し、且つ配管空間1
bのパージガスをパージ排出用ホース14により排出す
る。
【0021】又、排出されたパージガスはガス検出器1
3によりチェックされることにより配管空間1bのガス
濃度の状態が監視される。
【0022】ここで、配管1に新たな配管(図示せず)
を接続する際には、膨脹用ホース11、パージ導入用ホ
ース12、パージ排出用ホース14の中途位置に備えら
れたコネクタ17等(膨脹用ホース11、パージ導入用
ホース12のコネクタは図示せず)を外して接続用の新
たな配管を通し、膨脹用ホース11、パージ導入用ホー
ス12、パージ排出用ホース14のコネクタ17等を再
度接続した後、配管1に新たな配管を接続する。
【0023】このように、ガスパック10は円筒状に形
成されることにより配管1の内周面1aに平行な面を形
成すると共に、環状シール部16を備えるので、配管1
の内周面1aに適切に密接して配管1を確実に塞ぐこと
ができる。又、パージ導入用ホース12及びパージ排出
用ホース14により、ガスパック10で塞がれた配管空
間1bを置換するので、配管空間1bのガス濃度の上昇
を抑制し、引火の虞れを確実に防止することができる。
更に、パージ導入用ホース12及びパージ排出用ホース
14は、ガスパック10の外部を通ることなく内部を貫
通するので、環状シール部16を配管1の内周面1aに
一層密着させることができる。
【0024】環状シール部16を円筒状のガスパック1
0の軸方向に沿って複数形成すると、環状シール部16
が配管1の内周面1aに完全に密接して配管1を一層確
実に塞ぐことができる。
【0025】なお、本発明の配管シール装置は、上述の
実施の形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明の配管シール装置によれば、下記
の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0027】I)ガスパックは円筒状に形成されること
により配管の内周面に平行な面を形成すると共に、環状
シール部を備えるので、配管の内周面に適切に密接して
配管を確実に塞ぐことができる。又、パージ導入用ホー
ス及びパージ排出用ホースにより、ガスパックで塞がれ
た配管空間を置換するので、配管空間のガス濃度の上昇
を抑制し、引火の虞れを確実に防止することができる。
【0028】II)環状シール部を円筒状のガスパック
の軸方向に沿って複数形成すると、環状シール部が配管
の内周面に完全に密接して配管を一層確実に塞ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管シール装置を実施する形態の一例
を示す概略図である。
【図2】本発明の配管シール装置を実施する形態の一例
を示す縦断側面図である。
【図3】従来の配管シール装置の一例を示す縦断側面図
である。
【図4】従来の配管シール装置の他の一例を示す縦断側
面図である。
【符号の説明】
1 配管 1b 配管空間 10 ガスパック 10a 一端面 10b 他端面 11 膨脹用ホース 12 パージ導入用ホース 14 パージ排出用ホース 16 環状シール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の内部に挿入し得る円筒状のガスパ
    ックと、該ガスパックの内部にガスを入れて膨らます膨
    脹用ホースと、前記ガスパックにより塞がれる配管空間
    にパージガスを導入するようガスパックの一端面から他
    端面へ内部を貫通して配置されるパージ導入用ホース
    と、前記配管空間よりパージガスを排出するようガスパ
    ックの他端面から一端面へ内部を貫通して配置されるパ
    ージ排出用ホースと、前記ガスパックの周囲に形成され
    る環状シール部とを備えたことを特徴とする配管シール
    装置。
  2. 【請求項2】 環状シール部を円筒状のガスパックの軸
    方向に沿って複数形成した請求項1記載の配管シール装
    置。
JP2001381946A 2001-12-14 2001-12-14 配管シール装置 Pending JP2003185083A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101587761B1 (ko) * 2015-05-18 2016-02-03 주식회사 삼천리이엔지 배관용 에어백 장치
KR20180000084U (ko) * 2016-06-28 2018-01-05 주식회사 한국가스기술공사 배관용 퍼지장치
CN110686137A (zh) * 2019-08-29 2020-01-14 临涣焦化股份有限公司 一种用于管道抢修的多用途带压堵漏气囊及其使用方法

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