JP2003177461A - 写真撮影装置および方法 - Google Patents

写真撮影装置および方法

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JP2003177461A
JP2003177461A JP2001377459A JP2001377459A JP2003177461A JP 2003177461 A JP2003177461 A JP 2003177461A JP 2001377459 A JP2001377459 A JP 2001377459A JP 2001377459 A JP2001377459 A JP 2001377459A JP 2003177461 A JP2003177461 A JP 2003177461A
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JP
Japan
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photographing
flash
booth
subject
photography
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001377459A
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English (en)
Inventor
Teruhiro Akamatsu
彰宏 赤松
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Make Software Co Ltd
Original Assignee
Make Software Co Ltd
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Publication date
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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体に影ができない状態での写真撮影を可能
とする写真撮影装置とその方法を提供する。 【解決手段】撮影ブース9を形成する内面に向かって閃
光を照射する閃光照明装置30を備え、上記閃光照明装
置30の壁面での反射光により被写体2を撮影するよう
に構成されている。こうすることにより、被写体2には
影ができないか、もし、できたとしても気にならない程
度となり、はつらつとした明るさに満ちた写真が得ら
れ、また、いわゆる間接照明の形態となるから、被写体
2にとってはやわらかな感覚で受止められて快適であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームセンター等
に設置され、硬貨等の投入により使用者を含む被写体を
撮影し、撮影画像を写真プリント等として販売する写真
自販機の写真撮影装置およびその方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ゲームセンター等において、写真
を撮影してシールプリント等にする写真自販機が数多く
設置されている。このような写真自販機に採用されてい
るシステム構成としては、一般に、図11に示すような
ものが用いられている。このものは、本体52の内部
に、略45°の角度をもってハーフミラー53が設けら
れている。このハーフミラー53の奥に、使用者54を
撮影するカメラ55が設けられ、ハーフミラー53の下
方には、上記カメラ55で撮影された画像を表示するモ
ニタ56が設けられている。図において51はコントロ
ーラ、57は写真プリント58を印刷するプリンタであ
る。そして、使用者54の上方や下方には、適当な個数
の照明灯59が配置されており、照明手段としては閃光
式や通常の照明式が採用されている。
【0003】上記写真自販機では、ハーフミラー53を
透してカメラ55で撮影された画像がモニタ56に表示
され、このモニタ56に表示された画像がハーフミラー
53に反射して使用者54によって確認できるようにな
っている。そして、使用者54は、モニタ56に映った
自分の姿を確認しながら所望のポーズをとり、好みのと
ころでコントローラ51を操作して静止画を撮影するこ
とが行われる。そして、この静止画は、適当な背景色等
と合成されて写真プリント58として印刷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような方式であると、照明灯59が直接使用者54に照
射されるので、被写体に影ができる。このような照明で
撮影をすると、プリントされた撮影画像に影ができて、
使用者の好みを十分に満足できない場合がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、照明により被撮影者である被写体に影ができな
いようにした写真撮影装置とその方法の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、使用者を含む被写体の撮影を行う撮影ブ
ースと、上記撮影ブース内において被写体を撮影する撮
影手段と、上記撮影ブースを形成する内面に向かって閃
光を照射する閃光照明装置とを備え、上記閃光照明装置
の内面での反射光により被写体を撮影するように構成さ
れた写真撮影装置を第1の要旨とする。
【0007】一方、上記目的を達成するために、本発明
は、使用者を含む被写体の撮影を行う撮影ブースと、上
記撮影ブース内において被写体を撮影する撮影手段と、
上記撮影ブースを形成する内面に向かって閃光を照射す
る閃光照明装置とを準備し、上記閃光照明装置の内面で
の反射光により被写体を撮影するようにした写真撮影方
法を第2の要旨とする。
【0008】すなわち、本発明の第1の要旨である写真
撮影装置は、上記撮影ブースを形成する内面に向かって
閃光を照射する閃光照明装置を備え、上記閃光照明装置
の内面での反射光により被写体を撮影するように構成さ
れている。このように照明装置からの閃光が撮影ブース
の内面の各所で反射されるため、例えば、被写体の顎や
前髪の下等に影ができることがなく、もし、できたとし
ても気にならない軽微な程度となり、はつらつとした明
るさに満ちた写真が得られ、プリントされた写真の出来
映えがより一層向上する。さらに、閃光が被写体を直接
照明することなく、いわゆる間接照明の形態となるか
ら、被写体にとってはやわらかな感覚で受止められて快
適であり、閃光に驚いて目を閉じることもなくなる。
【0009】一方、本発明の第2の要旨である写真撮影
方法は、上記撮影ブース内の内面に向かって閃光を照射
する閃光照明装置とを準備し、上記閃光照明装置の内面
での反射光により被写体を撮影するように構成されてい
る。
【0010】したがって、第1の要旨と同様な影の発生
が回避されるので、上記第1の要旨と同様な作用効果が
得られる。
【0011】なお、本明細書において使用されている
「撮影ブースを形成する内面」という表現は、具体的に
は、撮影ブースの側壁および壁面,天井内面,床面を意
味している。
【0012】本発明の写真撮影装置および方法におい
て、上記閃光照明装置が、撮影ブース内の対面する内面
に向かって閃光を照射するよう複数設けられている場合
には、複数の閃光照明装置から発せられる閃光が対面す
る内面に照射されるので、撮影ブース内はいたるところ
全域において閃光が照射されることとなり、したがっ
て、被写体には気になるような影が生じることがない。
【0013】本発明の写真撮影装置および方法におい
て、上記閃光照明装置が、撮影ブース内の天井面と床面
に向かって閃光を照射するよう複数設けられている場合
には、上下方向からの閃光が被写体に照射されるので、
前述のように、顎や前髪の下側等に影ができることがな
い。
【0014】本発明の写真撮影装置および方法におい
て、上記閃光照明装置が、撮影ブース内の対面する側壁
に設けられている場合には、対面した側壁からの閃光が
撮影ブース内のいたるところ全域において閃光が照射さ
れることとなり、したがって、被写体には気になるよう
な影が生じることがない。
【0015】本発明の写真撮影装置および方法におい
て、上記閃光照明装置から発せられる閃光が、撮影ブー
スの内面の端部近傍から隣接している撮影ブースの内面
に向かって照射される場合には、閃光が隣接している撮
影ブースの内面に斜め方向から照射されるので、その閃
光は多方向にわたって反射し、被写体には気になるよう
な影が生じることがない。
【0016】本発明の写真撮影装置および方法におい
て、上記閃光照明装置を、使用者から直接見えないよう
に覆うカバー部材が設けられている場合には、ストロボ
等が隠蔽されて使用者から見えなくなるので、撮影ブー
ス内部の意匠を整えるのにきわめて有効である。そし
て、カバー部材自体も閃光の反射機能を果たし、撮影ブ
ース内のいたるところ全域において閃光が照射されるこ
ととなり、したがって、被写体には気になるような影が
生じることがない。
【0017】本発明の写真撮影装置および方法におい
て、上記閃光照明装置で閃光を照射される内面が実質的
に光を拡散する光拡散面である場合には、撮影ブースの
内面を光拡散性の良好な表面状態とすることにより、よ
り一層すぐれた閃光の反射機能を果たし、撮影ブース内
のいたるところ全域において閃光が照射されることとな
り、したがって、被写体には気になるような影が生じる
ことがない。
【0018】本発明の写真撮影装置および方法におい
て、上記撮影手段が、撮影ブース内において複数の撮影
光軸で撮影しうるように構成され、被写体の撮影位置を
撮影ブース内における複数箇所において撮影を行いうる
ようになっている場合には、複数の撮影光軸を採用する
ことにより、いわゆるカメラアングルが多様化され、被
写体を種々な方向から撮影できて、被写体と背景色等と
の相対位置関係が豊富なものとなる。よって、プリント
された写真は、被写体と背景色等との調和が最適な状態
になり、しかも、被写体と撮影光軸(カメラアングル)
がその人の好みに合った態様になり、使用者の満足度を
より高めた写真が提供できる。
【0019】なお、「背景色等」なる表現は、撮影ブー
ス内に背景として配置された絵柄や色彩等を総称してい
る。
【0020】さらに、被写体が撮影ブース内を適当に移
動できるように、撮影ブース内の床の広さや床面形状を
設定しておくことにより、被写体は自己の撮影位置を複
数箇所にわたって適宜選び、背景色等やスクリーン等と
の関係を好みに合わせてより一層豊富にすることがで
き、上記のような満足度を著しく高めることができる。
このように、撮影位置を複数箇所になし得ることは、背
景色等やスクリーンとの組合せ関係を多様化させるの
に、非常に有効である。
【0021】本発明の写真撮影装置および方法におい
て、撮影ブース内の撮影領域における光量が実質的に均
一になるよう設定されている場合には、撮影ブース内で
撮影する箇所のどこであっても閃光照明の光量が実質的
に均一化されるので、バックスクリーンに影ができたり
せず、他の背景画像との合成が首尾よく行えて、上述の
ような良好な写真が入手できる。特に、撮影ブース内の
撮影領域における光量の適正化であるから、いわゆる必
要な箇所の光量制御を行えばよく、したがって、閃光照
明装置の配置個数や照明光度を合理的に選定し、照明手
段の簡素化や原価低減にとって有効である。
【0022】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0023】図は、本発明の写真撮影装置および方法の
一実施の形態を示す図であり、図1および図2は、本発
明の写真撮影装置とその方法が適用される写真自販機を
図示している。
【0024】さらに、以下に説明する実施の形態は、本
発明の中核をなす閃光照明関連の事項と、それに組合わ
される各種の写真撮影装置部分の構成とから成り立って
いる。
【0025】図1,図2に示されているように、ここで
は、撮影専用として設置された撮影ブースと、その撮影
画像情報を被写体自身の好みに合わせ編集する編集ブー
スとに分割された形式を例示している。
【0026】この写真自販機は、内部および前面に各種
の装置が設けられた筐体1と、上記筐体1の上から被写
体2の背後まで達するように突き出された天井部3Aと
を備えている。
【0027】そして、上記天井部3Aの両側には図1の
奥側の側壁5Aと手前側に配置されている側壁5B(図
1には表れていない)が形成されている。これらの側壁
5A,5Bは、例えば、合成樹脂製のパネルや皺のない
状態で張られたシート材で形成されている。被写体2の
後方に出入口4Aが設けられ、そこにカーテン4が吊り
下げられている。被写体2の横側には側壁5Aに沿わせ
た状態でバックスクリーン28が配置されている。この
バックスクリーン28は、もう一方の側壁5B側にも必
要に応じて配置される。バックスクリーン28は、動作
ローラ28Eに巻き取られる構造とされ、複数の色彩の
バックスクリーンが選べるようになっている。ここで
は、例えば黄色のバックスクリーン28Cとピンクのバ
ックスクリーン28Dの2色式である。
【0028】上記筐体1の前面部,天井部3A,カーテ
ン4,図1の奥側の側壁5Aと手前側に配置されている
側壁5B,床面3B,バックスクリーン28等で囲まれ
た空間により被写体2の撮影用ブースが形成され、上記
筐体1が撮影用ブースの一部を構成するようになってい
る。なお、撮影ブースは上記のように空間部として形成
され、それは、符号9で示されている。
【0029】上記筐体1の内部には、被写体2を撮影す
るカメラ6Aが設けられ、上記筐体1のカメラ6Aの被
写体2側に位置する面には、ガラス等の透明板7が嵌め
込まれている。また、上記筐体1の前面には、その上部
と下部に、被写体2に対して正面から閃光を照射して照
明するストロボ8が設けられている。また、別のカメラ
6Bが、撮影ブース9内に突出した状態で枠材10に取
付けられている。
【0030】図3は、上記カメラ6Bが枠材10に取付
けられている状態を、拡大した正面図として示してい
る。
【0031】図1の撮影ブース左側の部分は、ちょうど
図6(A)の縦断面図に相当しており、したがって、図
1には後述の閃光照明装置30やストロボ32が図示さ
れている。この閃光照明装置30から照射された閃光が
撮影ブース9の各内面反射して、被写体を撮影するよう
に構成されている。なお、図1には閃光照明装置30が
1つだけしか図示されていないが、実際には、後述のよ
うに必要に応じて複数個配置される。
【0032】上記筐体1の内部には、上記カメラ6A,
6Bから画像データを受信して画像記憶等を行うコンピ
ュータ装置11が設けられている。また、上記筐体1の
被写体2側には、被写体2の好みのポーズ等が画像表示
されるディスプレイ12が配置されている。このディス
プレイ12には、カメラ6A,6Bからの画像信号がコ
ンピュータ装置11に入力され、これを被写体2が操作
して読み出すようになっている。なお、符号13は、デ
ィスプレイ12に備付けられたタッチペンである。な
お、符号16は、筐体1に取付けられたスピーカであ
り、コンピュータ装置11からの信号で動作し、被写体
に対して指示事項を音声で案内する。
【0033】さらに、上記筐体1には、コイン検出を行
うコインセレクタ14、すなわち対価を受領する手段が
設けられている。また、種々なポーズや背景色等との組
合わせで多数の写真が撮影されるのであるが、それを編
集するためには多数の写真を別の編集用のコンピュータ
装置から呼び出せるようにしておく必要がある。そのた
めに、記録カードが取出せるカードプリンタ15が設け
られている。このカードプリンタ15からは画像番号等
が印字されたメモリー用紙を出力してもよく、あるい
は、磁気カードの形で出力してもよい。
【0034】上記のメモリー用紙や磁気カードに代え
て、上記コンピュータ装置11に記憶させた暗証番号で
編集用のコンピュータ装置を使用できるようにしてもよ
い。
【0035】撮影ブースでの撮影メモリー、例えば、磁
気カードを媒体にして編集ブースで編集作業が行われ
る。編集ブースは符号17で示され、サーバ18を介し
て編集用のコンピュータ装置19が撮影用のコンピュー
タ装置11に接続されている。編集ブース17には、上
記磁気カードの読取装置19A,編集用のディスプレイ
20とそのタッチペン21,プリンタ22,カッタ23
等が配置され、また、符号24はプリンタ22から出て
きた印刷媒体である。なお、符号25はスピーカであ
る。
【0036】以上に説明した撮影ブース9と編集ブース
17における動作を説明する。
【0037】被撮影者である被写体2が撮影ブース9内
に入り、まず、所定額のコインをコインセレクタ14に
入れ、ここでコインがチェックされ金額等が正常である
かどうかが判定される。これによって、使用可能となっ
たコンピュータ装置11からの信号を受けてディスプレ
イ12に操作手順が表示され、被写体2はこの手順にし
たがってディスプレイ12の表面をタッチペン13でタ
ップ(軽く叩く)等することにより、各種の操作信号が
コンピュータ装置11に送られる。この操作の途上で、
被写体2は自己の画像をディスプレイ12で確認しなが
ら気に入った画像になったタイミングでシャッタ操作が
行われる。
【0038】上記シャッタ操作で撮影された画像データ
は、コンピュータ装置11を経てサーバ18に格納され
る。このとき、各撮影画像の画像データにそれぞれ撮影
画像番号等が割当てられ、各画像データは、上記撮影画
像番号等と関連付けた形でサーバ18に格納される。そ
して、撮影画数が所定の数量になったときには、撮影画
像番号等の信号がコンピュータ装置11からカードプリ
ンタ15へ送られており、被写体2は撮影画像番号等が
印字等により記録されたメモリー用紙あるいは磁気カー
ド等をカードプリンタ15から受領する。
【0039】ついで、被写体2は編集ブース17に入
り、上記の磁気カードを読取装置19Aにセットしたり
メモリー用紙を見ながら編集用のディスプレイ20にタ
ッチペン21を用いて撮影画像番号等を打込んだりする
ことにより、上記サーバ18に格納された画像データを
コンピュータ装置19に読み出して、ディスプレイ20
に表示する。そして、被写体2は、ディスプレイ20に
表示された撮影画像を吟味して、気に入った撮影画像を
選定し、編集作業を行う。
【0040】この編集作業は、例えば、上記タッチペン
21を用いて行われ、タッチペン21の先端をディスプ
レイ20の表面に接触させて文字や図形等を描いて入力
しうるようになっており、手書き入力された文字・図形
等の画像データやスタンプ画像等を、上記の撮影画像に
コンピュータ装置19で合成する。この合成された画像
をディスプレイ20に表示させ、最終的に確認してから
この合成画像をプリンタ22で印刷して、編集ブース1
7での作業が完了する。
【0041】図1,図2は、撮影ブース9と編集ブース
17とが分離した形態であるが、本発明を実施しその利
点を享受するに当たっては、上記両ブース9,17を一
体化して撮影と編集および印刷を同一筐体で行う形態に
しても、何ら変わるところはない。
【0042】つぎに、複数の撮影光軸や複数の撮影位置
に関する実施の形態を説明をする。
【0043】図1に示した撮影手段であるカメラ6A,
6Bは、被写体の指示により位置や向きを自由に変更で
きるように構成されている。カメラ6Aは、上下方向に
固定された真直ぐなレール26にスライド移動可能に取
付けられている。また、撮影ブース9内に突出している
カメラ6Bは、上下・左右・斜め等のあらゆる方向に回
動できる状態で取付けられている。これら両カメラの可
動取付け構造は、一般的なレールガイド機構、ユニバー
サルな首振り機構等を採用することにより、容易に実施
することができる。
【0044】このようなカメラの移動方向や範囲は、図
4に種々な形態として示されている。(A)は、図1の
カメラ6Aを正面から見た図であり、2点鎖線図示の枠
線27は透明板7の枠部材を示している。(B)は、左
右に移動する場合、(C)は、上下左右に、いわゆる+
型のレール26であり、これを×型のレール26として
もよい。(D)は、(A)に示した構造をダブル型にし
た場合である。また、(E)は、側面から見た図であ
り、上下方向のレール26が円弧型になっていて撮影光
軸が円弧移動にしたがって撮影光軸の角度を変更してい
る。
【0045】上述の説明は、主として複数の撮影光軸の
実現手法であるが、図5には、複数の撮影光軸の選定
と、被写体の撮影位置を複数箇所とした両者の複合形態
が示されている。
【0046】図5の(A)は、カメラ6Aが左右に移動
できるように支持され、被写体2は実線図示の位置に立
ったり、2点鎖線図示の位置に立ったりする。このよう
に撮影位置を色々と選べるようにするために、撮影ブー
ス9の床面の広さや床面形状が選定されている。例え
ば、(A)においては、少なくともカメラ6Aの移動範
囲に対応できる床面3Bの広さが設定してある。そし
て、被写体2が移動し、かつカメラ6Aが移動すること
により、カメラ6Aと被写体2の相対位置関係を多様に
選ぶことができ、また、カメラ6Aとカーテン4側の側
壁5Cや側壁5Aとの相対位置関係も多様に選ぶことが
できて、できあがった写真のバリエーションが一層豊か
なものとなる。
【0047】同図(B)は、円弧型のレール26にカメ
ラ6Aをスライド移動可能に取付けたもので、(A)の
場合と同様に多様化された撮影画像が得られる。さら
に、ここでは、複数のバックスクリーン28A,28B
を側壁5A,5Bに沿わせて配置し、実線図示の被写体
2や2点鎖線図示の被写体2のいずれの場合であって
も、カメラ6Aの位置を変えることによって、両バック
スクリーン28A,28Bの両方を任意に選ぶことがで
きる。したがって、被写体2の好みに合わせた背景の色
彩や画像が選択できる。
【0048】上述の実施の形態による作用効果を説明す
る。
【0049】すなわち、複数の撮影光軸を採用すること
により、いわゆるカメラアングルが多様化され、被写体
2を種々な方向から撮影できて、被写体2と背景色等と
の相対位置関係が豊富なものとなる。よって、プリント
された写真は、被写体2と背景色等との調和が最適な状
態になり、しかも、被写体2と撮影光軸(カメラアング
ル)がその人の好みに合った態様になり、使用者の満足
度をより高めた写真が提供できる。
【0050】さらに、被写体2が撮影ブース9内を適当
に移動できるように、撮影ブース9内の床の広さや床面
形状を設定しておくことにより、被写体2は自己の撮影
位置を複数箇所にわたって適宜選び、背景色等やスクリ
ーン等との関係を好みに合わせてより一層豊富にするこ
とができ、上記のような満足度を著しく高めることがで
きる。このように、撮影位置が複数箇所になし得ること
は、背景色等やスクリーンとの組合せ関係を多様化させ
るのに、非常に有効である。
【0051】つぎに、本発明の中核をなす閃光照明装置
の実施の形態を説明する。
【0052】図6から図9に示された閃光照明装置につ
いて説明する。閃光照明装置全体は符号30で示され、
図8に示されたような照明ボックス31とその内部に配
置されるストロボ32から構成されている。上記照明ボ
ックス31は、平たくて四角い不透明のカバー板33
と、その周辺に結合された透光板34と、カバー板33
の内面に固定されたストロボ32等によって構成されて
いる。この透光板34は、カバー板33の4辺または必
要な辺に結合され、ストロボ32からの閃光が撮影ブー
ス9を形成する内面に向かって照射され易くするため
に、傾斜した状態で配置されている。したがって、カバ
ー板33の4辺に透光板34が結合されている場合に
は、ちょうど角錐台形を呈している。そして、透光板3
4は、例えば、透明または半透明の合成樹脂製の板で作
られている。
【0053】上記照明ボックス31とストロボ32は、
側壁5Aに直交している隣接した他の側壁5D側に固定
され、ストロボ32の照射方向は側壁5Aに向けられて
いる。そして、側壁5A,5B,5C,5D,カバー板
33,天井部3Aの内面,床面3B等は、実質的に光を
拡散する光拡散面であり、閃光を反射し易い白色あるい
はアイボリーホワイトのように明るい表面色とされてい
る。このように隣接した直交壁面に閃光を照射する構造
が撮影ブース9内の複数箇所に配置されていることによ
り、図6に示されたような多数の反射光が被写体2に照
射され、被写体2には影のない、あるいは影があっても
気にならないような閃光照明が施される。
【0054】図6に示された撮影手段であるカメラ6B
は、撮影ブース9内に突出した状態で配置されており、
このカメラ自体は被写体2の撮影位置の移動に追従する
ために、前述のユニバーサル機構で支持されている。な
お、図6(B)の2点鎖線図示のように、照明ボックス
31を天井に取付けてもよく、また、図示していない
が、床面3Bにストロボ32を埋設してもよい。
【0055】図9は、ストロボ32が露出した状態で配
置されている場合である。このような構成は、上記カバ
ー板33の反射効果は得られないが、構造を簡素化し減
価低減を図る点で有利である。
【0056】図6から図9に示された実施の形態は、上
記撮影ブース9を形成する内面、すなわち側壁5A,5
B,5C,5D、カバー板33の表面、天井部3Aの内
面、床面3B等の撮影ブース9の全内表面部に向かって
閃光を照射する閃光照明装置30を備え、上記閃光照明
装置30の壁面での反射光により被写体2を撮影するよ
うに構成されている。
【0057】このように閃光照明装置30からの閃光が
撮影ブース9の内面の各所で反射されるため、例えば、
被写体2の顎や前髪の下等に影ができることがなく、も
し、できたとしても気にならない軽微な程度となり、は
つらつとした明るさに満ちた写真が得られ、プリントさ
れた写真の出来映えがより一層向上する。さらに、閃光
が被写体2を直接照明することなく、いわゆる間接照明
の形態となるから、被写体2にとってはやわらかな感覚
で受止められて快適であり、閃光に驚いて目を閉じるこ
ともなくなる。
【0058】なお、上記実施の形態の変形例として、い
わゆる間接照明の形態に加えて、被写体を直接照明する
手段を併用することができる。例えば、通常の照明灯か
閃光照明等で被写体を直接照明するのであり、このよう
な併用式も本発明の考え方に含まれるものである。
【0059】図6から図9に示された実施の形態は、上
記閃光照明装置30が、撮影ブース9内の対面する内
面、例えば、側壁5A,5Bや天井部3Aの内面と床面
3Bに向かって閃光を照射するよう複数設けられている
場合である。それ以外は、上記実施の形態と同様であ
り、同様の部分には同じ符号を付している。
【0060】複数の閃光照明装置30から発せられる閃
光が対面する壁面に照射されるので、撮影ブース9内は
いたるところ全域において閃光が照射されることとな
り、被写体2には気になるような影が生じることがな
い。それ以外は、上記実施の形態と同様の作用効果を奏
する。
【0061】図6から図9に示された実施の形態は、上
記閃光照明装置30が、撮影ブース9内の天井面(3
A)と床面3Bに向かって閃光を照射するよう複数設け
られている場合である。それ以外は、上記各実施の形態
と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0062】上下方向からの閃光が被写体に照射される
ので、前述のように、顎や前髪の下側等に影ができるこ
とがない。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用
効果を奏する。
【0063】図6に示された実施の形態は、上記閃光照
明装置30が、撮影ブース内の対面する側壁5C,5D
に設けられている場合である。それ以外は、上記各実施
の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付して
いる。
【0064】対面した側壁からの閃光が撮影ブース内の
いたるところ全域において閃光が照射されることとな
り、したがって、被写体には気になるような影が生じな
い。
【0065】図6,図7,図9に示されている実施の形
態は、上記閃光照明装置30から発せられる閃光が、撮
影ブース9の内面の端部近傍から隣接している撮影ブー
ス9の内面に向かって照射される場合である。すなわ
ち、一方の内面を形成する側壁5Dの端部近傍にストロ
ボ32が配置され、その閃光が隣接している他方の内面
を形成する側壁5Aに向かって照射される。それ以外
は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同
じ符号を付している。
【0066】閃光が隣接している撮影ブースの内面に斜
め方向から照射されるので、その閃光は多方向にわたっ
て反射し、被写体には気になるような影が生じない。そ
れ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏す
る。
【0067】図8に最もよく示されている実施の形態
は、上記閃光照明装置30を、使用者2から直接見えな
いように覆うカバー部材、すなわちカバー板33が設け
られている場合である。それ以外は、上記各実施の形態
と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0068】ストロボ32等が隠蔽されて使用者2から
見えなくなるので、撮影ブース9内部の意匠を整えるの
にきわめて有効である。そして、カバー部材33自体も
閃光の反射機能を果たし、撮影ブース9内のいたるとこ
ろ全域において閃光が照射されることとなり、したがっ
て、被写体2には気になるような影が生じない。
【0069】図6から図9に示されている実施の形態
は、上記閃光照明装置30で閃光を照射される内面が実
質的に光を拡散する光拡散面である場合である。上記壁
面は、撮影ブース9の空間を形成する内面であり、これ
には側壁5A,5B,5C,5D、天井部3Aの内面、
床面3B等が相当している。それ以外は、上記各実施の
形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付してい
る。
【0070】撮影ブース9の上記内面を光拡散性の良好
な表面状態とすることにより、より一層すぐれた閃光の
反射機能を果たし、撮影ブース9内のいたるところ全域
において閃光が照射されることとなり、したがって、被
写体2には気になるような影が生じない。
【0071】図6に最もよく示された実施の形態は、上
記カメラ6Bが、撮影ブース9内において複数の撮影光
軸で撮影しうるように構成され、被写体2の撮影位置を
撮影ブース9内における複数箇所において撮影を行いう
るようになっている場合である。なお、複数の撮影光軸
を設定することについては、図4や図5に示されてい
る。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様
の部分には同じ符号を付している。
【0072】複数の撮影光軸を採用することにより、い
わゆるカメラアングルが多様化され、被写体2を種々な
方向から撮影できて、被写体2と背景になる側壁5A,
5B等やスクリーン化されたカーテン4、あるいは各種
のバックスクリーン28等との相対位置関係が豊富なも
のとなる。よって、プリントされた写真は、被写体2と
背景色等との調和が最適な状態になり、しかも、被写体
2と撮影光軸(カメラアングル)がその人の好みに合っ
た態様になり、使用者の満足度をより高めた写真が提供
できる。
【0073】さらに、被写体2が撮影ブース9内を適当
に移動できるように、撮影ブース9内の床の広さや床面
形状を設定しておくことにより、被写体2は自己の撮影
位置を複数箇所にわたって適宜選び、背景色等やスクリ
ーン等との関係を好みに合わせてより一層豊富にするこ
とができ、上記のような満足度を著しく高めることがで
きる。このように、撮影位置が複数箇所になし得ること
は、背景色等やスクリーンとの組合せ関係を多様化させ
るのに、非常に有効である。それ以外は、上記各実施の
形態と同様の作用効果を奏する。
【0074】図6から図9に示された実施の形態は、撮
影ブース9内の撮影領域における光量が実質的に均一に
なるよう設定されている場合である。上記の光量の均一
化調整を行うときには、ストロボ32の閃光の強度を選
定したり、閃光照明装置30の大きさやその取り付け箇
所を選定したりする。それ以外は、上記各実施の形態と
同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0075】撮影ブース9内で撮影する箇所のどこであ
っても閃光照明の光量が実質的に均一化されるので、バ
ックスクリーンに影ができたりせず、他の背景画像との
合成が首尾よく行えて、上述のような良好な写真が入手
できる。特に、撮影ブース9内の撮影領域における光量
の適正化であるから、いわゆる必要な箇所の光量制御を
行えばよく、したがって、閃光照明装置30の配置個数
や照明光度を合理的に選定し、照明手段の簡素化や原価
低減にとって有効である。それ以外は、上記各実施の形
態と同様の作用効果を奏する。
【0076】図10には、他の実施の形態が示されてお
り、上記両ブース9,17を一体化して撮影と編集およ
び印刷を同一筐体で行う場合である。すなわち、図1に
示されている筐体1の中にプリンタ22やカッタ23を
配置し、他方、カードプリンタ15が取除かれている。
【0077】本発明の写真撮影装置および方法は、図1
0から理解できるように、写真自販機における各種の機
能手段と組合わされることにより、写真自販機としての
商品価値をより一層向上させることができる。
【0078】すなわち、図1のディスプレイ20に相当
する「撮影画像を表示する手段」が上述の写真撮影装置
および方法に備えられている場合である。上述の写真撮
影装置および方法によって得られる各種の作用効果が、
上記「撮影画像を表示する手段」に相乗されてすぐれた
商品機能の写真自販機が実現する。
【0079】さらに、図示されていないが、カメラのシ
ャッタを操作するボタンスイッチ,タッチペン式の操作
手段、あるいはズーム調節手段等に相当する「撮影装置
を操作する入力手段」が上述の写真撮影装置および方法
に備えられている場合である。上述の写真撮影装置およ
び方法によって得られる各種の作用効果が、上記「撮影
装置を操作する入力手段」に相乗されてすぐれた商品機
能の写真自販機が実現する。
【0080】さらに、図1のスピーカ16,25に相当
する「音声を出力する手段」が上述の写真撮影装置およ
び方法に備えられている場合である。上述の写真撮影装
置および方法によって得られる各種の作用効果が、上記
「音声を出力する手段」に相乗されてすぐれた商品機能
の写真自販機が実現する。
【0081】さらに、図1のコインセレクタ14に相当
する「対価を受領する手段」が上述の写真撮影装置およ
び方法に備えられている場合である。上述の写真撮影装
置および方法によって得られる各種の作用効果が、上記
「対価を受領する手段」に相乗されてすぐれた商品機能
の写真自販機が実現する。
【0082】さらに、図1のプリンタ22に相当する
「撮影画像をプリントアウトする手段」が上述の写真撮
影装置および方法に備えられている場合である。上述の
写真撮影装置および方法によって得られる各種の作用効
果が、上記「撮影画像をプリントアウトする手段」に相
乗されてすぐれた商品機能の写真自販機が実現する。
【0083】さらに、図1のディスプレイ20やタッチ
ペン21に相当する「撮影画像を編集する手段」が上述
の写真撮影装置および方法に備えられている場合であ
る。上述の写真撮影装置および方法によって得られる各
種の作用効果が、上記「撮影画像を編集する手段」に相
乗されてすぐれた商品機能の写真自販機が実現する。
【0084】さらに、図1のディスプレイ20やタッチ
ペン21に相当する「第2画像を入力する手段および受
け付ける手段」が上述の写真撮影装置および方法に備え
られている場合である。これは、撮影画像と上記第2画
像を合成する手段が包含されているもので、上述の写真
撮影装置および方法によって得られる各種の作用効果
が、上記「第2画像を入力する手段および受け付ける手
段」に相乗されてすぐれた商品機能の写真自販機が実現
する。
【0085】以上に掲げた各種の「手段」は、当然のこ
とながら、図1のコンピュータ装置11や19と有機的
に連携している。
【0086】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真撮影装置に
よれば、閃光照明装置からの閃光が撮影ブースの内面の
各所で反射されるため、例えば、被写体の顎や前髪の下
等に影ができることがなく、もし、できたとしても気に
ならない軽微な程度となり、はつらつとした明るさに満
ちた写真が得られ、プリントされた写真の出来映えがよ
り一層向上する。さらに、閃光が被写体を直接照明する
ことなく、いわゆる間接照明の形態となるから、被写体
にとってはやわらかな感覚で受止められて快適であり、
閃光に驚いて目を閉じることもなくなる。
【0087】また、写真撮影方法としても、上記装置の
場合と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の写真撮影装置を示す側
面図である。
【図2】上記写真撮影装置のブロック図である。
【図3】図1におけるカメラの取付け状態を示す部分的
な正面図である。
【図4】カメラをスライド支持しているレールの各種態
様を示す正面図である。
【図5】撮影ブースを全体的に示す平面図と斜視図であ
【図6】閃光照明装置が配置された撮影ブース全体の平
面図である。
【図7】閃光照明装置の取付け状態を拡大して示した横
断平面図である。
【図8】照明ボックスの斜視図である。
【図9】他の閃光照明装置の取付け状態を拡大して示し
た横断平面図である。
【図10】他の実施の形態を示す側面図である。
【図11】従来の写真撮影装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 被写体,被撮影者 3A 天井部 3B 床面 4 カーテン 4A 出入口 5A,5B,5C,5D 側壁 6A,6B カメラ 7 透明板 8 ストロボ 9 撮影ブース 10 枠材 11 コンピュータ装置 12 ディスプレイ 13 タッチペン 14 コインセレクタ 15 カードプリンタ 16 スピーカ 17 編集ブース 18 サーバ 19 コンピュータ装置 19A 読取装置 20 ディスプレイ 21 タッチペン 22 プリンタ 23 カッタ 24 印刷媒体 25 スピーカ 26 レール 27 枠線 28 バックスクリーン 28A,28B,28C,28D バックスクリーン 28E 動作ローラ 29 ミラー 30 閃光照明装置 31 照明ボックス 32 ストロボ 33 カバー板 34 透光板 51 コントローラ 52 本体 53 ハーフミラー 54 使用者 55 カメラ 56 モニタ 57 プリンタ 58 写真プリント 59 照明灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/05 G03B 15/05 H04N 5/222 H04N 5/222 Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者を含む被写体の撮影を行う撮影ブ
    ースと、上記撮影ブース内において被写体を撮影する撮
    影手段と、上記撮影ブースを形成する内面に向かって閃
    光を照射する閃光照明装置とを備え、上記閃光照明装置
    の内面での反射光により被写体を撮影するように構成さ
    れたことを特徴とする写真撮影装置。
  2. 【請求項2】 使用者を含む被写体の撮影を行う撮影ブ
    ースと、上記撮影ブース内において被写体を撮影する撮
    影手段と、上記撮影ブースを形成する内面に向かって閃
    光を照射する閃光照明装置とを準備し、上記閃光照明装
    置の内面での反射光により被写体を撮影するようにした
    ことを特徴とする写真撮影方法。
  3. 【請求項3】 上記閃光照明装置が、撮影ブース内の対
    面する内面に向かって閃光を照射するよう複数設けられ
    ている請求項1または2記載の写真撮影装置または方
    法。
  4. 【請求項4】 上記閃光照明装置が、撮影ブース内の天
    井面と床面に向かって閃光を照射するよう複数設けられ
    ている請求項3記載の写真撮影装置または方法。
  5. 【請求項5】 上記閃光照明装置が、撮影ブース内の対
    面する側壁に設けられている請求項4記載の写真撮影装
    置または方法。
  6. 【請求項6】 上記閃光照明装置から発せられる閃光
    は、撮影ブースの内面の端部近傍から隣接している撮影
    ブースの内面に向かって照射される請求項1〜5のいず
    れか一項に記載の写真撮影装置または方法。
  7. 【請求項7】 上記閃光照明装置を、使用者から直接見
    えないように覆うカバー部材が設けられている請求項1
    〜6のいずれか一項に記載の写真撮影装置または方法。
  8. 【請求項8】 上記閃光照明装置で閃光を照射される内
    面が実質的に光を拡散する光拡散面である請求項1〜7
    のいずれか一項に記載の写真撮影装置または方法。
  9. 【請求項9】 上記撮影手段が、撮影ブース内において
    複数の撮影光軸で撮影しうるように構成され、被写体の
    撮影位置を撮影ブース内における複数箇所において撮影
    を行いうるようになっている請求項1〜8のいずれか一
    項に記載の写真撮影装置または方法。
  10. 【請求項10】 撮影ブース内の撮影領域における光量
    が実質的に均一になるよう設定されている請求項9記載
    の写真撮影装置または方法。
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