JP2003175413A - ドリル - Google Patents

ドリル

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JP2003175413A JP2001374325A JP2001374325A JP2003175413A JP 2003175413 A JP2003175413 A JP 2003175413A JP 2001374325 A JP2001374325 A JP 2001374325A JP 2001374325 A JP2001374325 A JP 2001374325A JP 2003175413 A JP2003175413 A JP 2003175413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドリル本体とチップとの位置合わせ精度を向
上でき、安定した加工動作を行うことができるドリルを
提供する。 【解決手段】 ドリルDは、軸線O回りに回転可能なド
リル本体1と、ドリル本体1に着脱可能に取り付けられ
るチップ2とを有している。ドリル本体1には、先端面
3に開口するとともにこの開口と連続するようにドリル
本体1の側面に形成された切欠部6cを有する凹溝部6
が設けられ、凹溝部6の内側面6bには、軸線Oと交わ
る方向に延びるガイド溝7が設けられ、チップ2の外側
面2bには、ガイド溝7に噛合可能な凸部13が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリル本体の先端
面に形成された凹溝部に対して着脱自在なスローアウェ
イチップを有するドリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、先端面に凹溝部を有するドリ
ル本体に対して、この凹溝部に着脱自在なスローアウェ
イチップ(以下、「チップ」と称する)を取り付け、使
用後のチップを再研磨することなく使い捨てにすること
により、工具再研磨の手間を省いて工具交換時間を少な
くするといったドリルがある。このようなドリルに関す
る技術は、例えば、特開平11−197923号公報に
開示されている。該公報に開示されているドリルにおい
て、凹溝部の先端側を向く底面には丸穴状の取付穴が形
成され、チップのうち前記底面に対向する後端面には前
記取付穴に嵌挿可能で軸線に沿って形成された円柱状の
軸部が設けられている。そして、軸部を取付穴に軸線方
向に嵌挿することによりチップをドリル本体に取り付け
る構成となっている。ここで、軸部には切欠部が設けら
れており、取付穴の内周には出没可能な係合部材が設け
られているため、軸部を取付穴に嵌挿することにより、
切欠部と係合部材とが係合し、これによってチップがド
リル本体に固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したドリルは、取
付穴に対して軸部を軸線方向に嵌挿するだけでチップを
ドリル本体に固定できるので、チップの取り付け作業が
容易となり有効であるが、チップとドリル本体との接続
は軸部を介して行われるので、軸部が細いと折れてしま
うといった問題があった。更に、チップとドリル本体と
の位置合わせ(芯出し)は軸部と取付穴との嵌合のみに
よって行われる構成であるため、位置合わせ精度が不十
分な場合があり、ワークに対するドリルの加工精度に悪
影響を及ぼす場合があった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、ドリル本体とチップとの位置合わせ精度
を向上でき、安定した加工動作を行うことができるドリ
ルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のドリルは、軸線回りに回転可能なドリル本
体と、前記ドリル本体に着脱可能に取り付けられるスロ
ーアウェイチップとを有するドリルにおいて、前記ドリ
ル本体には、前記軸線を含む平面に沿って形成され該ド
リル本体の先端面に開口するとともに該開口と連続する
ように該ドリル本体の側面に形成された切欠部を有する
凹溝部が設けられ、前記凹溝部の内側面には、前記軸線
と交わる方向に延びるガイド溝が設けられ、前記スロー
アウェイチップの外側面には、前記ガイド溝に噛合可能
な凸部が設けられ、前記凹溝部は前記スローアウェイチ
ップを配置可能であるとともに、前記凸部と前記ガイド
溝とを噛合しつつ前記スローアウェイチップを前記凹溝
部に対して前記切欠部を介して側方から挿入することに
より、前記スローアウェイチップが前記ドリル本体に取
り付けられることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、ドリル本体の先端面に開
口するとともに該開口に連続するようにドリル本体の側
面に切欠部を有する凹溝部を設け、この凹溝部の内側面
に、軸線と交わる方向に延びるガイド溝を設けるととも
に、スローアウェイチップの外側面にガイド溝に噛合す
る凸部を設け、これらガイド溝及び凸部によってセレー
ション構造を構成することにより、ガイド溝に凸部を噛
合しつつ凹溝部に切欠部を介して側方からスローアウェ
イチップをスライドしながら挿入するだけで、スローア
ウェイチップをドリル本体に容易に取り付けることがで
きる。また、ガイド溝及び凸部は軸線と交わる方向に延
びるように形成されているので、ドリル本体とチップと
は特に軸線に沿う方向において堅個に連結固定される。
【0007】この場合において、前記スローアウェイチ
ップは板状に形成されているとともに該板厚方向に貫通
した貫通穴を有し、前記凹溝部のうち互いに対向する前
記内側面のそれぞれには、前記スローアウェイチップを
取り付けた状態において前記貫通穴と一致するように設
定され前記軸線と交わる方向に延びる穴部が形成されて
おり、前記貫通穴と前記内側面のそれぞれに形成されて
いる前記穴部とに嵌合する固定部材を有するので、ドリ
ル本体に対するスローアウェイチップの位置合わせ精度
は向上し、固定部材によって、ドリル本体とチップとワ
ークに対する加工動作中においても位置ずれを起こした
りしない。したがって、高い加工精度を実現できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のドリルについて図
面を参照しながら説明する。図1は本発明のドリルの側
面図であって、図1(a)はY方向から見た側面図、図
1(b)はX方向から見た側面図である。また、図2は
図1(a)を先端側(Z方向側)から見た図である。図
3は図1(b)のA−A矢視断面図である。更に、図4
はスローアウェイチップをY方向から見た側面図、図5
は図4を先端側から見た図、図6はスローアウェイチッ
プをX方向から見た側面図である。
【0009】図1において、ドリルDは、軸線O回りに
回転可能なドリル本体1と、ドリル本体1に着脱可能に
取り付けられるスローアウェイチップ(以下、「チッ
プ」と称する)2とを備えている。チップ2は切刃2a
を有している。ドリル本体1の後端側は大径部であるシ
ャンク部1aとなっている。一方、ドリル本体1の先端
側には、ドリル本体1の先端面3に開口する一対の切屑
排出溝4が形成されている。ここで、切屑排出溝4は、
図2に示すように、軸線Oを挟んで互いに反対側に、且
つ後端側に向かうに従い軸線O回りに穴明け加工時のド
リル回転方向Tの後方側に捩れるように螺旋状に形成さ
れている。
【0010】ドリル本体1の先端部には、凹溝部6が形
成されている。この凹溝部6は、軸線Oを含む平面に沿
って形成されており、ドリル本体1の先端面3に開口す
るように形成されている。凹溝部6は、切屑排出溝4の
先端側におけるドリル回転方向T側を向く壁面どうしの
間を軸線Oに対する直径方向に切り欠くようにして形成
されたものであって、先端側を向き軸線Oに直交する底
面6aと、底面6aに直交するとともに軸線Oに沿って
延びる互いに対向した一対の内側面6bと、先端面3の
開口と連続するようにドリル本体1の側面まで切欠かれ
た切欠部6cとを有している。そして、図1(b)に示
すように、凹溝部6は側面視において先端面3に向けて
コ字状に開口するように形成されており、チップ2を配
置可能となっている。
【0011】図1に示すように、凹溝部6のうち内側面
6bには、軸線Oと交わる方向に延びるガイド溝7が形
成されている。ガイド溝7は、軸線Oと交わる方向に延
びる溝部が軸線Oに沿う方向に複数並んで形成されたも
のであり、一対の内側面6bのそれぞれに形成されてい
る。このとき、ガイド溝7は、内側面6bの全面に形成
されておらず、図1(a)に示すように、内側面6bの
それぞれの軸線O近傍からX方向一方の端部に亘って形
成されている。
【0012】図1に示すように、ドリル本体1の内部に
は、軸線Oに沿って流路5が形成されている。流路5
は、ドリル本体1のうち、後端面8と先端面3とを連通
するように形成されている。そして、流路5のうち、ド
リル本体1の後端面8側には、図1(a)に示すよう
に、ドリル本体1の外部に設けられ、加工油(流体)を
流路5に対して供給可能な加工油供給部9が接続されて
いる。一方、図1(b)及び図2に示すように、流路5
のうち先端側は、先端面3に形成されている2つの開口
部24に対して分岐部25を介して接続されている。ド
リル本体1外部に設けられた加工油供給部9から流路5
に供給された加工油は、流路5の後端面8側から流路5
に供給され、分岐部25で2つに分岐した後、開口部2
4のそれぞれからチップ2先端(ドリル本体1先端)に
流出するようになっている。
【0013】チップ2は凹溝部6にその後端面2cを底
面6aに対向させつつ配置されるようになっている。チ
ップ2は、超硬合金等の硬質材料により構成されてお
り、図4、図5,図6に示すように、概略偏五角形の平
板状に形成されたものであって、ドリル本体1の凹溝部
6に取り付けられる。チップ2はX方向中央部に厚み方
向(板厚方向)に貫通して明けられた貫通穴10を有し
ている。
【0014】一方、図3に示すように、凹溝部6のう
ち、互いに対向する内側面6bのそれぞれには、チップ
2を取り付けた状態においてチップ2の貫通穴10と一
致するように設定された穴部11A及び11Bが形成さ
れている。穴部11A及び11Bのそれぞれは軸線Oと
交わる方向に延びるように、すなわち、貫通穴10の形
成方向と一致するように形成されており、貫通穴10、
穴部11A、穴部11Bのそれぞれの径は同じに設定さ
れている。このうち、穴部11Aの−Y方向の端部は、
図3に示すように大径部11Aaとなって外部と連通し
ており、穴部11Bの+Y側の端部は雌ネジ部11Bb
となっている。
【0015】穴部11A、11B及び貫通穴10には、
先端部のみが雄ネジ部12aとなっているボルトとして
の固定部材12が配置されるようになっている。固定部
材12のうち、雄ネジ部12a以外の部分は円柱部12
bとなっており、円柱部12bと、互いに同じ径に設定
されている穴部11A、貫通穴10、穴部11Bのそれ
ぞれとは嵌合するようになっている。そして、ドリル本
体1外部と凹溝部6とを連通するように形成された穴部
11A側から固定部材12を挿通し、固定部材12の雄
ネジ部12aとドリル本体1の雌ネジ部11Bbとを螺
着することにより、ドリル本体1とチップ2とは連結固
定される。ここで、貫通穴10及び穴部11A、11B
のそれぞれはX方向中央部に形成されている構成であ
り、軸線Oと一致している。
【0016】図4、図6に示すように、チップ2の外側
面2bには、ドリル本体1のガイド溝7に噛合可能な複
数の凸部13が形成されている。凸部13は軸線Oと交
わる方向に延びるように、つまりその稜線が軸線Oと交
わるように形成されており、軸線Oに沿う方向に複数並
んで形成されている。この凸部13は、チップ2を凹溝
部6に配置した際、凹溝部6のガイド溝7が形成されて
いる位置に対応する位置に形成されている。すなわち、
凸部13は一対の外側面2bのそれぞれに形成されてお
り、外側面2bのそれぞれの軸線O近傍からX方向一方
の端部に亘って形成されている。
【0017】なお、ドリル本体1にチップ2を取り付け
た際、チップ2の先端面3は、軸線Oから外周側に向か
うに従い漸次後退する二等辺三角形状に形成されてお
り、この先端面3と、チップ2の両外側面2bのうちド
リル本体1に対する取り付け状態においてドリル回転方
向T側を向くすくい面20との交差稜線部に、切刃2a
がそれぞれ形成されている。そして、このすくい面20
は、チップ2の後端側に向かうに従い漸次幅狭となりつ
つ、反対側の外側面2b側に漸次後退する傾斜面となっ
ており、取り付け状態において切屑排出溝4のドリル回
転方向Tを向く前記壁面に連なっている。そして、両外
側面2bのすくい面20以外の部分に凸部13が形成さ
れた構成となっている。
【0018】次に、上述した構成を備えるドリルDにお
いてドリル本体1にチップ2を取り付ける手順及び穴明
け加工時における動作について説明する。ドリル本体1
にチップ2を取り付ける際、チップ2の貫通穴10の形
成方向とドリル本体1の貫通穴11の形成方向とを一致
させ、凹溝部6に対して切欠部6cを介してドリル本体
1の側方からチップ2をY方向、すなわち軸線Oと交わ
る方向(図1中、矢印S参照)に挿入する。チップ2を
凹溝部6に挿入する際、チップ2の凸部13と凹溝部6
のガイド溝7とを噛合しつつスライドさせながら挿入す
る。このとき、チップ2の後端面2cと凹溝部6の底面
6aとも当接しつつスライドする。そして、凹溝部6の
底面6aに対してチップ2の後端面2cを当接しつつ所
定距離スライドさせ、チップ2の貫通穴10とドリル本
体1の穴部11A、11Bとを一致させる。この状態
で、大径部11Aa(穴部11A)側からドリル本体1
に対して固定部材12を挿入し、チップ2の貫通穴10
を介して固定部材12の先端の雄ネジ部12aを穴部1
1Bの雌ネジ部11Bbに配置し、螺着する。このと
き、固定部材12の円柱部12bは穴部11A、貫通穴
10、穴部11Bのそれぞれに対して嵌合するので、ド
リル本体1とチップ2とは位置決めされつつ互いに連結
固定される。
【0019】ここで、すくい面20が設けられている部
分の板厚方向のサイズは、凸部13が設けられている部
分の板厚方向のサイズ(凸部13の頂上におけるサイ
ズ)より小さく設定されている。これにより、凹溝部6
に対して凸部13とガイド溝7とを摺動させつつチップ
2を挿入する際の挿入動作は妨げられない。
【0020】なお、チップ2をドリル本体1から取り外
す際には、固定部材12の雄ネジ部12aと穴部11B
の雌ネジ部11Bbとの螺着を解き、固定部材12を取
り外した後、チップ2を凹溝部6から矢印S方向に引き
抜くことにより、ドリル本体1とチップ2とは分離され
る。
【0021】ドリル本体1に対してチップ2を固定した
ら、加工油供給部9よりドリル本体1の流路5に対して
加工油を供給しつつ、ワークに対する穴明け加工を行
う。流路5に供給された加工油は、分岐部25を介して
ドリル本体1の先端面3に形成された開口部24から放
出される。こうして、ワークに対して加工油を供給しつ
つ穴明け加工を行うことができる。
【0022】以上説明したように、ドリル本体1の先端
面3に開口するとともにこの開口に連続するようにドリ
ル本体1の側面に切欠部6cを有する凹溝部6を設け、
この凹溝部6の内側面6bに、軸線Oと交わる方向に延
びるガイド溝7を設けるとともに、チップ2の外側面2
bにガイド溝7に噛合する凸部13を設け、これらガイ
ド溝7及び凸部13によってセレーション構造を構成す
ることにより、ガイド溝7に凸部13を噛合しつつ凹溝
部6に切欠部6cを介して側方からチップ2をスライド
しながら挿入するだけで、チップ2をドリル本体1に容
易に取り付けることができる。また、ガイド溝7及び凸
部13は軸線Oと交わる方向に延びるように形成されて
いるので、ドリル本体1とチップ2との軸線Oに沿う方
向における位置決めは安定化し、互いに堅個に連結固定
される。
【0023】そして、チップ2を板状に形成するととも
にこの板厚方向に貫通穴10を形成し、ドリル本体1の
凹溝部6のうち互いに対向する内側面6bのそれぞれに
は、チップ2を取り付けた状態において貫通穴10と一
致するように設定された穴部11A、11Bを設けたこ
とにより、貫通穴10と穴部11A、11Bとのそれぞ
れに円柱部12bを有する固定部材12を配置すること
により、ドリル本体1に対するチップ2の位置合わせ精
度は向上する。更に、固定部材12によって、ドリル本
体1とチップ2とは堅個に連結固定されるので、ワーク
に対する加工動作中においても位置ずれを起こしたりし
ない。したがって、高い加工精度を実現できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、ドリル本体の先端面に
開口するとともにこの開口に連続するようにドリル本体
の側面に切欠部を有する凹溝部を設け、この凹溝部の内
側面に、軸線と交わる方向に延びるガイド溝を設ける一
方、チップの外側面にはガイド溝に噛合する凸部を設
け、これらガイド溝及び凸部によってセレーション構造
を構成することにより、ガイド溝に凸部を噛合しつつ凹
溝部に切欠部を介して側方からチップをスライドしなが
ら挿入するだけで、チップとドリル本体とを安定して位
置決めしつつ互いの連結を容易に行うことができる。し
たがって、高い加工精度を実現できるとともに、スロー
アウェイチップ交換の作業性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリルの一実施形態を示す側面図であ
る。
【図2】図1のドリルを先端側から見た図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】スローアウェイチップの側面図である。
【図5】スローアウェイチップを先端側から見た図であ
る。
【図6】スローアウェイチップの側面図である。
【符号の説明】
1 ドリル本体 2 チップ(スローアウェイチップ) 2a 切刃 2b 外側面 3 先端面 5 流路 6 凹溝部 6a 底面 6b 内側面 6c 切欠部 7 ガイド溝 12 固定部材 13 凸部 O 軸線 D ドリル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川出 保彦 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内 Fターム(参考) 3C037 BB00 BB15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線回りに回転可能なドリル本体と、前
    記ドリル本体に着脱可能に取り付けられるスローアウェ
    イチップとを有するドリルにおいて、 前記ドリル本体には、前記軸線を含む平面に沿って形成
    され該ドリル本体の先端面に開口するとともに該開口と
    連続するように該ドリル本体の側面に形成された切欠部
    を有する凹溝部が設けられ、 前記凹溝部の内側面には、前記軸線と交わる方向に延び
    るガイド溝が設けられ、 前記スローアウェイチップの外側面には、前記ガイド溝
    に噛合可能な凸部が設けられ、 前記凹溝部は前記スローアウェイチップを配置可能であ
    るとともに、前記凸部と前記ガイド溝とを噛合しつつ前
    記スローアウェイチップを前記凹溝部に対して前記切欠
    部を介して側方から挿入することにより、前記スローア
    ウェイチップが前記ドリル本体に取り付けられることを
    特徴とするドリル。
  2. 【請求項2】 前記スローアウェイチップは板状に形成
    されているとともに該板厚方向に貫通した貫通穴を有
    し、 前記凹溝部のうち互いに対向する前記内側面のそれぞれ
    には、前記スローアウェイチップを取り付けた状態にお
    いて前記貫通穴と一致するように設定され前記軸線と交
    わる方向に延びる穴部が形成されており、 前記貫通穴と前記内側面のそれぞれに形成されている前
    記穴部とに嵌合する固定部材を有することを特徴とする
    請求項1記載のドリル。
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