JP2003174745A - ブラシレスdcモータ用回転子 - Google Patents

ブラシレスdcモータ用回転子

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JP2003174745A
JP2003174745A JP2001373192A JP2001373192A JP2003174745A JP 2003174745 A JP2003174745 A JP 2003174745A JP 2001373192 A JP2001373192 A JP 2001373192A JP 2001373192 A JP2001373192 A JP 2001373192A JP 2003174745 A JP2003174745 A JP 2003174745A
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JP
Japan
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yoke
ring magnet
rotor
hole
axis
Prior art date
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Application number
JP2001373192A
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English (en)
Inventor
Takami Yamamoto
孝美 山本
Hiroyuki Yamauchi
広幸 山内
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Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Publication date
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータが回転しているときにリングマグネツト
が空転すのことのないブラシレスDCモータを提供する
ことを課題としている。 【解決手段】本回転子は、円筒体の外周に軸心と平行に
1本以上の凹部6が形成され、軸心に貫通孔が形成され
ているヨーク2と、円筒体で、前記ヨーク2の外周部と
係合する大径の貫通孔が形成され、この貫通孔には突出
部が円筒体の軸心と平行に1本以上形成されているリン
グマグネット3と、棒状体のシャフト3とからなり、前
記ヨーク2の凹部6に前記リングマグネット3の突出部
を合わせて挿入し、接着することにより固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスDCモ
ータの回転子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の実施例について図5の回転子の斜
視図を用いて説明する。
【0003】符号12は、ヨークである。このヨーク1
2は円筒形をしており、外周部には凹凸がなく歪の少な
い円筒形をしている。そして、中心部には貫通孔が形成
されている。
【0004】符号13は、リングマグネツトである。こ
のリングマグネット13は、一体物の中空の円筒体であ
り、内径は歪の少ない円筒形をしている。
【0005】符号14は、シャフトである。このシャフ
ト14は細長い棒状体をしている。
【0006】この様な構成において、上記ヨーク12と
リングマグネット13とは接着剤5により固定されてい
る。このヨーク12にシャフト14を挿入することによ
り回転子11となる。
【0007】この様にして製作された回転子11のシャ
フト14部に軸受を装着し、固定子にブラケット等を介
して組み込むことにより、回転子が回転自在に保持され
てモータが完成する。
【0008】この様な構成のモータにおいて、ヨーク1
2とリングマグネット13の接着力が不十分なときに
は、回転時のモータの振動や回転子と固定子との引っ張
り力により接着部が劣化し、リングマグネット13がヨ
ーク12より外れて空転することがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な事
情を鑑みてなされたものであり、モータが回転している
最中にリングマグネツトが空転すのことのないブラシレ
スDCモータを提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】円筒体の軸心と同心に貫
通孔が形成され、外周に軸心と平行に1本以上の凹部が
形成されているヨークと、円筒体で、前記ヨークの外周
部と係合する大径の貫通孔が形成され、この貫通孔には
突出部が円筒体の軸心と平行に1本以上形成されている
リングマグネットと、棒状体であり、軸受で回転自在に
支持されているシャフトとから構成された回転子であ
り、前記ヨークに形成された凹部と前記リングマグネッ
トに形成された突出部とを一致させて挿入し、接着によ
り固定したことにより、リングマグネットが空転する恐
れがなくなり課題を解決している。
【0011】また、円筒体の軸心と同心に貫通孔が形成
され、外周に軸心と平行に1本以上の突出部が形成され
ているヨークと、円筒体で、前記ヨークの外周部と係合
する大径の貫通孔が形成され、この貫通孔には凹部が円
筒体の軸心と平行に1本以上形成されているリングマグ
ネットと、棒状体であり、軸受で回転自在に支持されて
いるシャフトとから構成された回転子であり、前記ヨー
クに形成された突出部と前記リングマグネットに形成さ
れた凹部とを一致させて挿入し、接着により固定するこ
とにより、リングマグネットが空転する恐れがなくなり
課題を解決している。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図に示された実施形態に
基づいて説明すると、図1は実施形態の回転子の斜視図
であり、図2は、本発明のヨークの斜視図であり、図3
は本発明のリングマグネツトの斜視図であり、図4は、
本発明の他の実施形態による回転子の斜視図である。こ
れらの図に基づいて説明する。
【0013】符号2はヨークである。このヨーク2は、
円筒体をしており、この円筒体の外周には軸心と平行に
4本の凹部6が形成されている。さらに、軸心に貫通孔
が形成されている。
【0014】なお、ヨーク2は、略円形に打ち抜いたコ
アを積層したものや、鍛造により形成したもの、或い
は、切削加工により製作したものなどが用いられる。
【0015】符号3はリングマグネットである。このリ
ングマグネツト3は、円筒体であり、前記ヨークの外周
部と係合する大径の貫通孔が形成されている。この貫通
孔には突出部7がリングマグネットの軸心と平行に4本
形成されている。なお、このリングマグネット3は永久
磁石であり、焼結により成形されたマグネットやプラス
チックに磁性微粉体を混合したプラスチックマグネット
を成形したものなどがある。
【0016】そして、このリングマグネツト3と前記ヨ
ーク2に形成された凸状突出部7及び凹部6は、4本に
限らず1本或いは複数本であってもよい。
【0017】符号4はシャフトである。このシャフト4
は、棒材を加工したものが一般的に使用されており、軸
受2箇所で保持されている。
【0018】回転子1の組立手順は、ヨーク2またはリ
ングマグネット3の何れかに接着剤を塗布し、このヨー
ク2に形成された凹部6とリングマグネット3に形成さ
れた突出部7との位置を合わせてヨーク2を挿入し、一
定時間保持することにより硬化させる。そして、ヨーク
2にシャフト4を挿入することにより回転子1となる。
なお、ヨーク2へシャフト4を挿入する作業は、リング
マグネット3をヨーク2入れる前に行ってもよい。
【0019】図1乃至図3の実施例では、ヨーク2に凹
部6を形成しているが、これとは逆に、図4に示す様
に、ヨーク8に突出部7を形成し、リングマグネット9
に凹部を形成した構成にしてもよい。
【0020】なお、凹部と突出部は、リングマグネット
3が空転することを防止するために設けてあるので、空
転しない程度の高さの凹凸でよく、また、凹部及び突出
部の形状は実施例の半円形にこだわらず、どの様な形状
でもよい。
【0021】この様に、ヨーク2とリングマグネット3
の一部の箇所に凹部6と突出部7を形成したのちに、挿
入し、接着剤で固定することにより、回転子1の回転中
に接着が外れてリングマグネット3が空転するような品
質トラブルを防止することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の構造にすることにより、マグネ
ツトの接着力が低下してもリングマグネットが空転する
恐れがなく品質が安定している回転子になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による回転子の斜視図であ
る。
【図2】本発明のヨークの斜視図である。
【図3】本発明のリングマグネットの斜視図である。
【図4】本発明の他の実施形態による回転子の斜視図で
ある。
【図5】従来例の回転子の斜視図である。
【符号の説明】
1.11.20.回転子 2.8.12.ヨーク 3.9.13.リングマグネット 4.14.シャフト 5.接着剤 6.凹部 7.突出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒体の軸心と同心に貫通孔が形成され、
    外周に軸心と平行に1本以上の凹部が形成されているヨ
    ークと、 円筒体で、前記ヨークの外周部と係合する大径の貫通孔
    が形成され、この貫通孔には突出部が円筒体の軸心と平
    行に1本以上形成されているリングマグネットと、 棒状体であり、軸受で回転自在に支持されているシャフ
    トとから構成された回転子であり、 前記ヨークに形成された凹部と前記リングマグネットに
    形成された突出部とを一致させて挿入し、接着により固
    定したことを特徴とするブラシレスDCモータ用回転
    子。
  2. 【請求項2】円筒体の軸心と同心に貫通孔が形成され、
    外周に軸心と平行に1本以上の突出部が形成されている
    ヨークと、 円筒体で、前記ヨークの外周部と係合する大径の貫通孔
    が形成され、この貫通孔には凹部が円筒体の軸心と平行
    に1本以上形成されているリングマグネットと、 棒状体であり、軸受で回転自在に支持されているシャフ
    トとから構成された回転子であり、 前記ヨークに形成された突出部と前記リングマグネット
    に形成された凹部とを一致させて挿入し、接着により固
    定したことを特徴とするブラシレスDCモータ用回転
    子。
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