JP2003172539A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003172539A
JP2003172539A JP2002199858A JP2002199858A JP2003172539A JP 2003172539 A JP2003172539 A JP 2003172539A JP 2002199858 A JP2002199858 A JP 2002199858A JP 2002199858 A JP2002199858 A JP 2002199858A JP 2003172539 A JP2003172539 A JP 2003172539A
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sound
switch
unit
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remote control
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Application number
JP2002199858A
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Inventor
Kazumi Okamura
和美 岡村
Yoshihiro Ito
喜啓 伊藤
Kenichi Miyazawa
賢一 宮澤
Hiroshi Kanbara
裕志 神原
Akihiro Masutani
晃弘 桝谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転モード等を聴覚により容易に認識をする
ことができ、さらには、音が聞こえにくい状況であって
も運転モード等を認識することができる空気調和機を提
供することを目的とする。 【解決手段】 操作スイッチ3と、操作スイッチの操作
により設定した内容を送信する送信部5と、操作スイッ
チ及び送信部を制御する制御部6とを有するリモートコ
ントロール装置2と、リモートコントロール装置から送
信される信号を受信する受信部12と、受信部からの信
号により音を発生させる音発生部13と、受信部及び音
発生部を制御する制御部15とを有する空気調和機本体
10とを備え、音発生部13はリモートコントロール装
置2で設定した運転モード等に応じた音または基準とす
る運転モード等に変更された際に音を発生するように構
成される。また、リモートコントロール装置に振動誘導
手段を設けて設定内容を振動にて報知する構成を追加し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、詳しくは、リモートコントロール装置により遠隔操
作可能な空気調和機本体を備えた空気調和機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機には種々のタイプのものがあ
り、例えば、リモートコントロール装置の操作により空
気調和機本体を遠隔操作可能にした空気調和機が市場に
提供されている。
【0003】すなわち、この種の空気調和機は、運転O
N−OFFスイッチ、運転モード切換えスイッチ、室温
設定スイッチ等の操作スイッチと、各操作スイッチの設
定内容を表示する表示パネルと、各操作スイッチにより
設定した内容を送信する送信部と、操作スイッチ、表示
パネル、及び送信部を制御する制御部とを有するリモー
トコントロール装置と、コンプレッサー、凝縮器、キャ
ピラリーチューブ、蒸発器、ファン等からなる駆動部
と、室温を検知する温度センサと、リモートコントロー
ル装置から送信される信号を受信する受信部と、受信部
からの信号により音を発生させる音発生部と、駆動部、
温度センサ、受信部、及び音発生部を制御する制御部と
を有する空気調和機本体とを備えている。また、上記リ
モートコントロール装置に備わる送信部と、空気調和機
本体に備わる受信部とが、それぞれの間での送受信を可
能とする構成、つまり、それぞれが送受信部として機能
する構成もある。
【0004】そして、リモートコントロール装置の操作
スイッチ、例えば運転モード切換えスイッチを操作した
場合には、運転モード切換えスイッチにより設定した内
容に応じた運転モード(冷房、暖房、除湿、自動運転
等)が表示パネル上に表示され、その設定内容に応じた
信号が送信部から送信され、その信号が空気調和機本体
の受信部で受信され、音発生部が音を発生させるもので
ある。
【0005】また、室温設定スイッチを操作した場合に
は、室温設定スイッチにより設定した内容に応じた設定
室温が表示パネル上に表示され、その設定内容に応じた
信号が送信部から送信され、その信号が空気調和機本体
の受信部で受信され、音発生部が音を発生させるもので
ある。
【0006】また、風量を調整する風量設定スイッチに
より、空気調和機本体からの風量を自動・強・中・弱等
のいずれかに変更する場合においても、その設定内容に
応じた信号が送信部から送信され、その信号が空気調和
機本体の受信部で受信され、音発生部が音を発生させる
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の従来の空気調和機にあっては、運転モード
切換えスイッチを操作して所望の運転モードを選択した
場合に、どの運転モードを選択しても空気調和機本体の
音発生部から同一のビープ音が発せられる。また、室温
設定スイッチを操作して所望の室温に変更しても同一の
ビープ音が発せられる。さらに、風量設定スイッチを操
作して所望の風量に変更しても同一のビープ音が発せら
れる。
【0008】このため、リモートコントロール装置の表
示パネル上の設定内容を確認しなければ、どの運転モー
ドにあるのか、設定室温が何度であるのか、設定風量が
どの程度であるかを認識することができないので、リモ
ートコントロール装置を操作する者が視覚障害者の場合
には運転モード及び設定温度を認識することができな
い。
【0009】本発明は、前記のような従来の問題に鑑み
なされたものであって、運転モード等を聴覚により容易
に認識をすることができ、さらには、音が聞こえにくい
状況であっても運転モード等を認識することができる空
気調和機を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、以下のような手段を採用している。す
なわち、請求項1に係る発明は、運転のON−OFFス
イッチ、運転モード切換えスイッチ、室温設定スイッチ
等の複数の操作スイッチと、これら各操作スイッチの操
作により設定した内容を送信する送信部と、操作スイッ
チ及び送信部を制御する制御部とを有するリモートコン
トロール装置と、リモートコントロール装置から送信さ
れる信号を受信する受信部と、受信部からの信号に応じ
て音を発生させる音発生部と、受信部及び音発生部を制
御する制御部とを有する空気調和機本体とを備えてなる
空気調和機において、前記音発生部が、前記リモートコ
ントロール装置の運転モード切換えスイッチの操作によ
り設定した運転モードに応じた音を発生するように構成
されてなることを特徴とする。
【0011】この発明による空気調和機によれば、リモ
ートコントロール装置の運転モード切換えスイッチを操
作して所定の運転モードを設定すると、その設定内容に
応じた信号が送信部から送信され、その送信された信号
は空気調和機本体の受信部で受信され、受信部が受信し
た信号に応じた音が音発生部から発せられることにな
る。
【0012】請求項2に係る発明は、運転のON−OF
Fスイッチ、運転モード切換えスイッチ、室温設定スイ
ッチ等の複数の操作スイッチと、これら各操作スイッチ
の操作により設定した内容を送信する送信部と、操作ス
イッチ及び送信部を制御する制御部とを有するリモート
コントロール装置と、リモートコントロール装置から送
信される信号を受信する受信部と、受信部からの信号に
応じて音を発生させる音発生部と、受信部及び音発生部
を制御する制御部とを有する空気調和機本体とを備えて
なる空気調和機において、前記音発生部が、前記リモー
トコントロール装置の室温設定スイッチの操作により設
定した室温に応じた音を発生するように構成されてなる
ことを特徴とする。
【0013】この発明による空気調和機によれば、リモ
ートコントロール装置の室温設定スイッチを操作して所
定の室温に設定すると、その設定内容に応じた信号が送
信部から送信され、その送信された信号は空気調和機本
体の受信部で受信され、受信部が受信した信号に応じた
音が音発生部から発せられることになる。
【0014】請求項3に係る発明は、運転のON−OF
Fスイッチ、運転モード切換えスイッチ、室温設定スイ
ッチ、風量設定スイッチを含む複数の操作スイッチと、
これら各操作スイッチの操作により設定した内容を送信
する送信部と、操作スイッチ及び送信部を制御する制御
部とを有するリモートコントロール装置と、前記リモー
トコントロール装置から送信される信号を受信する受信
部と、受信部からの信号により音を発生させる音発生部
と、受信部及び音発生部を制御する制御部とを有する空
気調和機本体とを備えてなる空気調和機において、前記
音発生部が、前記リモートコントロール装置の運転モー
ド切換えスイッチ、室温設定スイッチ、または、風量設
定スイッチの操作により、基準となるいずれかの運転モ
ード、設定室温、または、設定風量に変更された場合に
基準到達音を発生するように構成されてなることを特徴
とする。
【0015】この発明による空気調和機によれば、リモ
ートコントロール装置の各操作スイッチを操作して所定
の運転モード、設定室温、あるいは設定風量に設定内容
を変更すると、その設定内容に到達したことを検知した
信号が送信部から送信され、その送信された信号は空気
調和機本体の受信部で受信され、受信部が受信した信号
に応じて他の設定とは異なる基準到達音が音発生部から
発せられることになる。
【0016】請求項4に係る発明は、運転のON−OF
Fスイッチ、運転モード切換えスイッチ、室温設定スイ
ッチ、風量設定スイッチを含む複数の操作スイッチと、
これら各操作スイッチの操作により設定した内容を送信
する送信部と、操作スイッチ及び送受信部を制御する制
御部とを有するリモートコントロール装置と、前記リモ
ートコントロール装置から送信される信号を受信する受
信部と、受信部を制御する制御部とを有する空気調和機
本体とを備えてなる空気調和機において、前記リモート
コントロール装置には、該装置を振動させる振動誘導部
が備えられてなり、該振動誘導部が、前記リモートコン
トロール装置の運転モード切換えスイッチ、室温設定ス
イッチ、または、風量設定スイッチの操作により、基準
となるいずれかの運転モード、設定室温、または、設定
風量に変更された場合に振動を発生するように構成され
てなることを特徴とする。
【0017】この発明による空気調和機によれば、リモ
ートコントロール装置の各操作スイッチを操作して基準
となる所定の運転モード、設定室温、あるいは設定風量
に変更すると、その設定内容に到達したことを検知した
信号が振動誘導部を動作させることになる。したがっ
て、基準となる所定の運転モード等に設定がなされる
と、リモートコントロール装置が振動して基準となる運
転モード等に変更されたことが報知されることになる。
【0018】請求項5に係る発明は、請求項1から請求
項4のいずれか1項記載の空気調和機において、前記リ
モートコントロール装置には、基準となる運転モード、
設定室温、及び、設定風量に一括して設定変更する基準
運転スイッチが設けられていることを特徴とする。
【0019】この発明による空気調和機によれば、基準
運転スイッチが操作されると、運転モード、設定室温、
及び、設定風量は、基準となる条件に一括して変更され
ることになり、必要に応じてこの基準位置から運転モー
ド等が適宜変更されることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。 [第1の実施の形態]図1及び図2には、本発明による
空気調和機に係る第1の実施の形態が示されていて、こ
の空気調和機1は、ワイヤレス式のリモートコントロー
ル装置2と、リモートコントロール装置2によって遠隔
操される空気調和機本体10とを備えている。
【0021】リモートコントロール装置2は、運転ON
−OFFスイッチ、運転モード切換えスイッチ、室温設
定スイッチ、風量設定スイッチ、風向調整スイッチ等の
操作スイッチ3と、操作スイッチ3の操作により設定し
た内容を表示する液晶の表示パネル4と、各操作スイッ
チ3の操作により設定した内容に応じた信号を送信する
発光素子等からなる送信部5と、各操作スイッチ3、表
示パネル4、及び送信部5を制御する回路が組み込まれ
た制御部6とを備えている。
【0022】空気調和機本体10は、コンプレッサー、
凝縮器、キャピラリーチューブ、蒸発器、ファン等から
なる駆動部11と、室温を検知する温度センサ14と、
リモートコントロール装置2から送信される信号を受信
する受光素子等からなる受信部12と、受信部12から
の信号により音を発生させるスピーカー、ブザー等の音
源を有する音発生部13と、駆動部11、温度センサ1
4、受信部12、及び音発生部13を制御する回路が組
み込まれた制御部15とを備えている。
【0023】音発生部13は、受信部12が受信した信
号に応じた音を発生させるようになっている。すなわ
ち、リモートコントロール装置2の運転ONーOFFス
イッチを操作した場合には、この操作に応じた特定の音
(ビープ音)を発生させ、モード切換えスイッチを操作
した場合には、リモートコントロール装置2側で設定し
た運転モード(冷房、暖房、除湿、自動運転等)に応じ
た音(ビープ音)を発生させ、さらにリモートコントロ
ール装置2の室温設定スイッチを操作した場合には、リ
モートコントロール装置2側で設定した室温(設定室
温)に応じた音(ビープ音)を発生させ、さらにリモー
トコントロール装置2の風量設定スイッチを操作した場
合には、リモートコントロール装置2側で設定した設定
風量に応じた音(ビープ音)を発生させるようになって
いる。
【0024】各設定内容に応じた音を具体的に説明する
と、音の高低(周波数)、音の大きさ(音圧レベル)、
音色(波形)等で調整するものとし、運転モード(冷
房、暖房、除湿、自動運転等)に応じた音、設定室温に
応じた音、設定風量に応じた音を予め設定しておくこと
により、受信部が受信した信号に応じた音を発生させる
ようになっている。なお、上記音として、音声であって
もよく、直接設定内容を発して報知することが望まし
い。
【0025】空気調和機1は、上記のように構成されて
いるため、リモートコントロール装置2の特定の操作ス
イッチ3を操作した場合に、その操作内容に応じた操作
音(ビープ音)が空気調和機本体10の音発生部13か
ら発生することになる。即ち、リモートコントロール装
置2の運転ON−OFFスイッチを操作した場合には、
この操作に応じた音が音発生部13から発せられる。
【0026】また、リモートコントロール装置2の運転
モード切換えスイッチを操作した場合には、操作者が設
定しようとする運転モード(冷房、暖房、除湿、自動運
転等)に応じた音が空気調和機本体10の音発生部13
から発せられることになる。また、操作者が室温設定ス
イッチを操作した場合には、操作者が設定しようとする
設定室温に応じた音が空気調和機本体10の音発生部1
3から発せられることになる。また、操作者が風量設定
スイッチを操作した場合には、操作者が設定しようとす
る設定風量に応じた音が空気調和機本体10の音発生部
13から発せられることになる。
【0027】この結果、運転モードの切換え、設定室温
の変更を聴覚によって認識することができ、設定内容の
変更を確実に確認することができるとともに、視覚障害
者であっても、運転モード等の設定を容易かつ確実に行
えることになる。
【0028】[第2の実施の形態]次に、本発明による
空気調和機に係る第2の実施の形態について先の第1の
実施の形態にて用いた図2を参照しながら説明する。な
お、本実施の形態で説明する構成は、第1の実施の形態
と同等な構成とされているので、この構成については説
明を省略するものとし、異なる点である音の発生方法に
ついて詳しく説明するものとする。
【0029】音発生部13は、受信部12が受信した信
号に基づいて従来と同様に同一なビープ音を発生させる
とともに、予め基準として決定された特定の運転モー
ド、設定室温、あるいは設定風量に変更された場合に、
上記ビープ音と異なる音、つまり基準到達音を発生す
る。
【0030】すなわち、リモートコントロール装置2の
運転モード切換えスイッチを操作して運転モードが変更
される度に通常用いられているビープ音が発せられ、変
更の際に例えば基準となる自動運転モードが選択された
場合に、上記ビープ音と異なる音(基準到達音)が発せ
られる。
【0031】例えば、自動→ドライ→送風→冷房→暖房
→自動の順序で各運転モードが循環する場合、各運転モ
ードが変更される度に通常のビープ音の「ピッ」という
音が音発生部13から発せられ、自動運転モードに変更
された場合のみ上記と異なる音の「ピッピッ」という基
準到達音が発せられる。このことによって、表示パネル
4を見ずとも自動運転モードに変更されたことが報知さ
れて認識されることに加えて、スイッチ操作にてこの前
後に設定される運転モードについても容易に認識される
ことになる。
【0032】また、同様に音発生部13は、リモートコ
ントロール装置2の室温設定スイッチを操作して設定室
温が変更される度に通常用いられているビープ音を発生
させるとともに、変更の際に基準となる、例えば24℃
の設定室温に変更された場合に、上記ビープ音と異なる
音、つまり基準到達音を発生する。
【0033】例えば、18℃から23℃まで設定室温を
上げる場合には、この設定室温が変更される度に通常の
ビープ音の「ピッ」という音が音発生部13から発せら
れ、24℃に変更された場合にのみ上記と異なる「ピッ
ピッ」という基準到達音が発せられる。そして、25℃
からさらに設定温度を上げていく場合には、再び通常の
ビープ音の「ピッ」という音が発せられる。このことに
よって、表示パネル4を見ずとも基準とされた24℃の
設定室温に変更されたことが報知されて認識されること
に加えて、スイッチ操作にてこの前後に設定される設定
室温についても容易に認識されることになる。
【0034】また、同様に音発生部13は、リモートコ
ントロール装置2の風量調整スイッチを操作して設定風
量が変更される度に通常用いられているビープ音を発生
させ、変更の際に基準となる、例えば自動風量調整が選
択された場合に、上記ビープ音と異なる音、つまり基準
到達音を発生する。
【0035】例えば、自動→強→中→弱→微風→自動の
順序で風量設定が循環する場合、各風量設定が変更され
る度に通常のビープ音の「ピッ」という音が音発生部1
3から発せられ、基準となる自動風量に変更された場合
のみ上記と異なる「ピッピッ」という基準到達音が発せ
られる。このことによって、表示パネル4を見ずとも自
動風量設定に変更されたことが報知されて認識されるこ
とに加えて、スイッチ操作にてこの前後に設定された風
量設定についても容易に認識されることになる。
【0036】なお、基準となる運転モード、設定室温、
あるいは設定風量に変更された場合に発生する通常とは
異なる音(基準到達音)については、音の高低(周波
数)、音の大きさ(音圧レベル)、音色(波形)等で調
節してもよく、また、上記3つの設定に応じて異なる音
程等で構成してもよい。さらにより効果的な報知の方法
としては、音声とすることが望ましい。もちろん、上記
説明したように同一な音程等で基準到達音を構成しても
よく、この場合、リモートコントロール装置2における
各操作スイッチの形状や配置によって識別できるように
することで、運転モード、設定室温、あるいは設定風量
の変更を認識させることは可能である。
【0037】この結果、容易な構成によって運転モード
の切換え、設定室温の変更、設定風量の変更を聴覚によ
って認識することができ、操作状態を確実に確認するこ
とができるとともに、視覚障害者であっても、これら設
定の変更を容易かつ確実に行えることになる。また、音
発生部13及びこれに関わる信号系統の構成を単純化す
ることができ、コスト低減を図ることができる。
【0038】[第3の実施の形態]次に、本発明による
空気調和機に係る第3の実施の形態について図3を参照
しながら説明する。なお、本実施の形態で説明する構成
は、第1及び第2の実施の形態と比較して送信部5及び
受信部12がそれぞれ送受信機能を有する送受信部7,
16であることと、リモートコントロール装置2に振動
誘導部8が追加された構成とされている。したがって、
これらの点について詳しく説明するものとし、その他の
構成については先の各実施の形態と同様であるので説明
を一部省略する。
【0039】空気調和機本体10には、先に説明した実
施の形態と同様に動作する音発生部13が備えられ、各
運転モード、設定室温、あるいは設定風量に応じて音を
発生する。そしてなお且つ、リモートコントロール装置
2に備わる振動誘導部8は、上記設定内容の変更に応じ
てリモートコントロール装置2を振動させる機能を有す
るバイブレータである。
【0040】リモートコントロール装置2を振動させる
ことについて具体的に説明すると、リモートコントロー
ル装置2の送受信部7は、各操作スイッチによって操作
された設定内容を空気調和機本体10の送受信部16に
送信する。送信された信号は空気調和機本体10の送受
信部16に受信され、制御部15を介して各駆動部11
の制御を担う。それとともに、受信された信号は、受信
確認として該送受信部16からリモートコントロール装
置2の送受信部7に折り返し送信され、受信確認として
設定内容を受信したリモートコントロール装置2の送受
信部7は、この信号に基づいた信号を振動誘導部に送
る。このことによって、振動誘導部が動作することにな
る。
【0041】このように構成することにより、例えば、
第1の実施の形態と同様に、音に加えて各運転モード等
に応じた振動を発するように構成してもよいし、第2の
実施の形態と同様に基準とする運転モード等にのみ振動
を発することとしてもよい。このことによって、表示パ
ネル4を見ずとも、さらには、設定に応じた音が聞き取
れない状態、例えば空気調和機本体10がリモートコン
トロール装置2から遠方に位置する場合であったり、室
内が他の音でうるさい状況であっても、設定された内容
が所望の設定内容に変更されたことが認識されることに
なる。
【0042】なお、上記に記載した構成では、空気調和
機本体10から受信確認を受け取ってリモートコントロ
ール装置2の振動を発生させる構成とされており、この
ことは空気調和機本体10が確実に動作したことを確認
して報知するためである。しかしながら、空気調和機本
体10からの受信確認を受信せずとも、リモートコント
ロール装置2にて振動を発するように構成することも可
能であることは言うまでもない。
【0043】この結果、運転モードの切換え、設定室温
の変更、設定風量の変更を聴覚によって認識することに
加えて、設定に応じた音が聞き取れない状態であって
も、リモートコントロール装置2を操作した際に発せら
れる振動にて設定内容を認識することができるようにな
り、これら設定の変更を容易かつ確実に行えることにな
る。
【0044】さて、以上説明した各実施の形態におい
て、図1に示す操作スイッチ3の1つとして基準運転ス
イッチを設けることとしてもよい。この基準運転スイッ
チが操作されると、運転モード、設定室温、及び、設定
風量は、基準となる条件に一括して変更されることにな
り、この状態から運転モード等が操作者によって適宜変
更されることになる。この結果、特に第2の実施の形態
にて説明した場合において、基準となる運転モード等か
ら所望する設定内容に変更することが容易となり、使い
勝手が向上する。このことは、運転停止後の再始動時に
前回の運転モードが履歴として残り、この運転モードに
て運転が再開した際に現在の設定内容が認識できない状
況において有効に機能する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リモートコントロール装置の運転モード切換えスイッチ
の操作により設定した運転モードに応じた音が空気調和
機本体の音発生部から発生されることになるので、リモ
ートコントロール装置を操作して運転モードを設定する
場合に、空気調和機本体の音発生部から発せられる音を
聞くことにより、どの運転モードに設定されたかを認識
することができることになる。したがって、運転モード
を確実に認識できるとともに、視覚障害者であっても所
望の運転モードに容易にかつ確実に設定することができ
ることになる。
【0046】また、リモートコントロール装置の室温設
定スイッチの操作により設定した室温に応じた音が空気
調和機本体の音発生部から発生されることになるので、
視覚障害者がリモートコントロール装置を操作して室温
を設定する場合に、空気調和機本体の音発生部から発せ
られる音を聞くことにより、室温が何度に設定されたか
を認識することができることになる。したがって、設定
温度を確実に認識できるとともに、視覚障害者であって
も所望の室温に容易にかつ確実に設定することができる
ことになる。
【0047】また、基準となるいずれかの運転モード、
設定室温、または、設定風量に変更された場合に基準到
達音が発生されることになるので、音を聞くことにより
所望の設定内容に変更されたことを認識することができ
るとともに、音の発生方法及び構成の容易化を図ってコ
ストの低減を図ることができる。
【0048】また、振動にて設定内容を認識することが
できるので、音が聞き取りにくい状況であっても、所望
の設定内容に変更されたことを認識することができる。
【0049】また、基準となる運転モード、設定室温、
及び、設定風量に一括して設定を変更する基準運転スイ
ッチが設けられることにより、設定内容の変更を行う際
に現在どのような状況であるか判断できない場合に、基
準となる運転モード等から所望する設定内容に変更する
ことができ、設定内容の変更における使い勝手の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による空気調和機の一実施の形態を示
した概略図である。
【図2】 本発明による空気調和機の第1及び第2の実
施の形態を示したフロー図である。
【図3】 本発明による空気調和機の第3の実施の形態
を示したフロー図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 リモートコントロール装置 3 操作スイッチ 5 送信部 6、15 制御部 8 振動誘導部 10 空気調和機本体 12 受信部 13 音発生部
フロントページの続き (72)発明者 宮澤 賢一 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内 (72)発明者 神原 裕志 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内 (72)発明者 桝谷 晃弘 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内 Fターム(参考) 3L061 BB01 BC07 BD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転のON−OFFスイッチ、運転モー
    ド切換えスイッチ、室温設定スイッチを含む複数の操作
    スイッチと、これら各操作スイッチの操作により設定し
    た内容を送信する送信部と、操作スイッチ及び送信部を
    制御する制御部とを有するリモートコントロール装置
    と、 前記リモートコントロール装置から送信される信号を受
    信する受信部と、受信部からの信号により音を発生させ
    る音発生部と、受信部及び音発生部を制御する制御部と
    を有する空気調和機本体とを備えてなる空気調和機にお
    いて、 前記音発生部は、前記リモートコントロール装置の運転
    モード切換えスイッチの操作により設定した運転モード
    に応じた音を発生するように構成されてなることを特徴
    とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 運転のON−OFFスイッチ、運転モー
    ド切換えスイッチ、室温設定スイッチを含む複数の操作
    スイッチと、これら各操作スイッチの操作により設定し
    た内容を送信する送信部と、操作スイッチ及び送信部を
    制御する制御部とを有するリモートコントロール装置
    と、 前記リモートコントロール装置から送信される信号を受
    信する受信部と、受信部からの信号により音を発生させ
    る音発生部と、受信部及び音発生部を制御する制御部と
    を有する空気調和機本体とを備えてなる空気調和機にお
    いて、 前記音発生部は、前記リモートコントロール装置の室温
    設定スイッチの操作により設定した室温に応じた音を発
    生するように構成されてなることを特徴とする空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 運転のON−OFFスイッチ、運転モー
    ド切換えスイッチ、室温設定スイッチ、風量設定スイッ
    チを含む複数の操作スイッチと、これら各操作スイッチ
    の操作により設定した内容を送信する送信部と、操作ス
    イッチ及び送信部を制御する制御部とを有するリモート
    コントロール装置と、 前記リモートコントロール装置から送信される信号を受
    信する受信部と、受信部からの信号により音を発生させ
    る音発生部と、受信部及び音発生部を制御する制御部と
    を有する空気調和機本体とを備えてなる空気調和機にお
    いて、 前記音発生部は、前記リモートコントロール装置の運転
    モード切換えスイッチ、室温設定スイッチ、または、風
    量設定スイッチの操作により、基準となるいずれかの運
    転モード、設定室温、または、設定風量に変更された場
    合に基準到達音を発生するように構成されてなることを
    特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 運転のON−OFFスイッチ、運転モー
    ド切換えスイッチ、室温設定スイッチ、風量設定スイッ
    チを含む複数の操作スイッチと、これら各操作スイッチ
    の操作により設定した内容を送信する送信部と、操作ス
    イッチ及び送信部を制御する制御部とを有するリモート
    コントロール装置と、 前記リモートコントロール装置から送信される信号を受
    信する受信部と、受信部を制御する制御部とを有する空
    気調和機本体とを備えてなる空気調和機において、 前記リモートコントロール装置には、該装置を振動させ
    る振動誘導部が備えられてなり、 該振動誘導部は、前記リモートコントロール装置の運転
    モード切換えスイッチ、室温設定スイッチ、または、風
    量設定スイッチの操作により、基準となるいずれかの運
    転モード、設定室温、または、設定風量に変更された場
    合に振動を発生するように構成されてなることを特徴と
    する空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記リモートコントロール装置には、基
    準となる運転モード、設定室温、及び、設定風量に一括
    して設定を変更する基準運転スイッチが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項
    記載の空気調和機。
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