JP2003169331A - 動画圧縮装置、動画圧縮方法 - Google Patents

動画圧縮装置、動画圧縮方法

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JP2003169331A
JP2003169331A JP2001365432A JP2001365432A JP2003169331A JP 2003169331 A JP2003169331 A JP 2003169331A JP 2001365432 A JP2001365432 A JP 2001365432A JP 2001365432 A JP2001365432 A JP 2001365432A JP 2003169331 A JP2003169331 A JP 2003169331A
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JP2001365432A
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Atsushi Muraki
淳 村木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ容量に対する動画の記録時間の長期化
と、動画の画質向上とを同時に図ることができる動画圧
縮装置、動画圧縮方法を提供する。 【解決手段】 JPEG符号化器8によって、撮像した
各フレームの画像データを圧縮符号化し、動画データと
してメモリカード13に記憶する。動画撮影時には、現
フレームの符号量と目標符号量との比較結果に基づい
て、JPEG符号化器8による次のフレームの圧縮率を
増減したり、符号量測定用の符号化処理を追加し、異な
る圧縮率での符号量に基づき次のフレームの圧縮率を直
接算出して設定したり、現フレームの符号量を所定の関
係式に当てはめて次のフレームの圧縮率を直接算出して
設定したりする。フレーム毎の圧縮率の変更は、圧縮符
号化に用いる量子化テーブルの変更により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラに
用いて好適な動画像圧縮装置、動画像圧縮方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラにおいては、連続
撮影した複数の静止画からJPEG(Joint Photograph
ic Expert Group)規格の圧縮画像データを生成し、そ
れらを動画データとして記録するとともに、再生時に
は、複数の静止画を撮影順に伸張・再生することにより
動画を表示する簡易的な動画撮影機能を有するものがあ
る。
【0003】かかる動画撮影では、入力画像の各画素情
報からDCT(離散コサイン変換)によって周波数成分
を示すDCT係数を演算し、演算したDCT係数を、予
め決められた量子化テーブル(以下、Qテーブルとい
う)を用いることにより低周波数成分の省略を少なく、
高周波数成分の省略を大きくする量子化を行う。これに
よりデータ量を大幅に削減し、さらに量子化後のデータ
を符号化することによりデータの圧縮を行い、その符号
データを作業用メモリに展開する。そして、係る処理を
1フレーム毎に行い、撮影終了後に、作業用メモリに展
開された各フレームの符号データを各種の画像記録用の
メモリに記録している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た動画撮影においては、記録画像の特性に関係なく、各
フレーム(静止画)のデータの圧縮率を決める前記Qテ
ーブルを固定して使用しているため、以下のような問題
があった。
【0005】すなわち、動画の記録に際しては、できる
だけメモリ容量あたりの記録フレーム数を大きく、つま
り記録時間を長くすることが要求される。これには、1
フレームあたりの符号量をある一定の目標とする符号量
(以下、目標符号量という)以下に抑えればよいが、J
PEG圧縮では、高周波成分を多く含んだ画像ほど量子
化後の符号量が大きくなる、つまり画像の特性によって
符号量が変化する。このため、全てのフレームの符号量
を目標符号量に抑えるには、前記Qテーブルに、最も符
号量が大きくなる(高周波成分を多く含む)記録画像を
想定し、その符号量を目標符号量とすることができるも
のを設定せざるを得ない。
【0006】かかることから、高周波成分を多く持たな
い画像では相対的に圧縮率が高くなり、全体的に画質が
落ちるという問題があった。逆に、これを回避するた
め、目標符号量を大きくして圧縮率を低下させると、高
周波成分を多く含んだ画像では符号量が大きくなり、メ
モリ容量に対する記録フレーム数が減少する(動画の記
録時間が短くなる)という問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、メモリ容量に対する動画の記録時間の
長期化と、動画の画質向上とを同時に図ることができる
動画圧縮装置、動画圧縮方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、複数の画像データからな
る動画データを圧縮符号化する動画圧縮装置において、
前記複数の画像データを順次圧縮符号化する圧縮符号化
手段と、この圧縮符号化手段により圧縮符号化された今
回の画像データの符号量と、目標符号量とを比較する比
較手段と、この比較手段の比較結果に基づいて前記圧縮
符号化手段による次回の画像データに対する圧縮符号化
時の圧縮率を制御する圧縮率制御手段とを備えたものと
した。
【0009】かかる構成においては、今回の画像データ
の符号量と目標符号量との比較結果に応じた圧縮率で次
回の画像データが圧縮符号化される。したがって、次回
の画像データの圧縮符号化に際しては、今回の画像デー
タの画像特性が反映された圧縮率が設定されることか
ら、複数の各画像データの圧縮符号化に際し、圧縮率を
必要以上に高くすることなく、記録する動画データの符
号量を目標とする符号量以内に制御することが可能とな
る。
【0010】また、請求項2の発明にあっては、前記圧
縮率制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて次
回の画像データに対する圧縮符号化時の圧縮率を増減さ
せるものとした。
【0011】かかる構成においては、複数の画像データ
の各画像の差が小さければ、各画像データに対して、圧
縮符号化後の符号量が目標符号量以内となる最適な圧縮
率での圧縮符号化が行われる。
【0012】また、請求項3の発明にあっては、前記圧
縮率制御手段は、前記比較手段の比較結果に応じた異な
る制御幅で次回の画像データに対する圧縮符号化時の圧
縮率を増減させるものとした。
【0013】かかる構成においては、複数の画像データ
の画像の特性が大きく変化した場合であっても、後続す
る画像データの符号量を安定させつつ、より短時間で目
標符号量に収束させることができる。
【0014】また、請求項4の発明にあっては、前記圧
縮率制御手段は、前記今回の画像データの符号量が前記
目標符号量よりも所定量以上少ないときは、次回の画像
データに対する圧縮符号化時の圧縮率を低くし、かつ前
記今回の画像データの符号量が前記目標符号量よりも所
定量以上多いときには、次回の画像データに対する圧縮
符号化時の圧縮率を高くするものとした。
【0015】かかる構成においては、各画像データの圧
縮符号化の符号量の制御目標に不感帯を設けることがで
きる。
【0016】また、請求項5の発明にあっては、前記圧
縮率制御手段は、前記今回の画像データの符号量が前記
目標符号量よりも小さい所定量以上であるときは、次回
の画像データに対する圧縮符号化時の圧縮率を高くし、
かつ前記今回の画像データの符号量が前記目標符号量よ
りも大きい所定量以下であるときには、次回の画像デー
タに対する圧縮符号化時の圧縮率を低くするものとし
た。
【0017】かかる構成においては、各画像データの符
号量が、目標符号量を含む一定の幅内で変化することと
なり、各画像データの符号量にヒステリシスをつけるこ
とができる。
【0018】また、請求項6の発明にあっては、前記圧
縮符号化手段による前記画像データの画素情報の量子化
に使用される、圧縮率に対応するテーブル番号が付され
た複数の量子化テーブルを記憶する記憶手段を備え、前
記圧縮率制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づい
て次回の画像データの圧縮符号化に使用する、前記記憶
手段に記憶されている量子化テーブルのテーブル番号を
算出する算出手段と、この算出手段により算出されたテ
ーブル番号の量子化テーブルを次回の画像データの圧縮
符号化に使用する量子化テーブルとして設定する設定手
段とを含むものとした。
【0019】かかる構成においては、画像データの画素
情報の量子化に使用される量子化テーブルの変更によっ
て、画像データの圧縮率が変更される。
【0020】また、請求項7の発明にあっては、複数の
画像データを圧縮符号化し、圧縮符号化した複数の画像
データにより動画データを生成する動画圧縮方法におい
て、圧縮符号化した今回の画像データの符号量と、目標
符号量とを比較する工程と、その比較結果に基づいて次
回の画像データの圧縮率を制御する工程とからなる方法
とした。
【0021】かかる方法によれば、次回の画像データの
圧縮符号化に際しては、今回の画像データの画像特性が
反映された圧縮率が設定されることにより、複数の各画
像データの圧縮符号化に際し、圧縮率を必要以上に高く
することなく、記録する動画データの符号量を目標とす
る符号量以内に制御することが可能となる。
【0022】また、請求項8の発明にあっては、複数の
画像データを順次圧縮符号化する動画圧縮装置が有する
コンピュータを、圧縮符号化された今回の画像データの
符号量と、目標符号量とを比較する比較手段と、この比
較手段の比較結果に基づいて次回の画像データの圧縮率
を制御する圧縮率制御手段として機能させるためのプロ
グラムとした。
【0023】また、請求項9の発明にあっては、複数の
画像データからなる動画データを圧縮符号化する動画圧
縮装置において、前記複数の画像データを順次圧縮符号
化する圧縮符号化手段と、この圧縮符号化手段による今
回の画像データに対する圧縮符号化時の圧縮率とは異な
る圧縮率で今回の画像データに対する圧縮符号化を前記
圧縮符号化手段に行わせる制御手段と、前記圧縮符号化
手段により圧縮符号化された今回の画像データにおける
異なる符号量に基づいて前記圧縮符号化手段による次回
の画像データに対する圧縮符号化時の圧縮率を算出する
算出手段と、この算出手段により算出された圧縮率を次
回の画像データに対する圧縮符号化時の圧縮率として設
定する設定手段とを備えたものとした。
【0024】かかる構成においては、今回の画像データ
における異なる圧縮率での圧縮符号化後の異なる符号量
に基づいて次回の画像データの圧縮率が算出され設定さ
れる。したがって、次回の画像データの圧縮符号化に際
しては、今回の画像データの画像特性が反映された最適
な圧縮率が設定されることから、複数の各画像データの
圧縮符号化に際し、圧縮率を必要以上に高くすることな
く、記録する動画データの符号量を目標とする符号量以
内に制御することが可能となる。しかも、入力する画像
データの画像特性が大きく変化したときでも、次の画像
データを直ちに最適な圧縮率で圧縮符号化することがで
きる。
【0025】また、請求項10の発明にあっては、前記
圧縮符号化手段による前記画像データの画素情報の量子
化に使用される、圧縮率に対応するテーブル番号が付さ
れた複数の量子化テーブルを記憶する記憶手段を備え、
前記算出手段は、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化
された今回の画像データにおける異なる符号量に基づい
て次回の画像データの圧縮符号化に使用する、前記記憶
手段に記憶されている量子化テーブルのテーブル番号を
算出し、前記設定手段は、前記算出手段により算出され
たテーブル番号の量子化テーブルを次回の画像データの
圧縮符号化に使用する量子化テーブルとして設定するも
のとした。
【0026】かかる構成においては、画像データの画素
情報の量子化に使用される量子化テーブルの変更によっ
て、次回の画像データの圧縮率が変更される。
【0027】また、請求項11の発明にあっては、複数
の画像データを順次圧縮符号化する動画圧縮方法におい
て、今回の画像データを異なる圧縮率で複数回圧縮符号
化する工程と、複数回圧縮符号化された今回の画像デー
タにおける異なる複数の符号量に基づいて次回の画像デ
ータの圧縮率を算出する工程と、算出した圧縮率を、次
回の画像データの圧縮率として設定する工程とからなる
方法とした。
【0028】かかる方法によれば、次回の画像データの
圧縮符号化に際しては、今回の画像データの画像特性が
反映された圧縮率が設定されることから、複数の各画像
データの圧縮符号化に際し、圧縮率を必要以上に高くす
ることなく、その符号量を目標符号量以内に制御するこ
とが可能となる。
【0029】また、請求項12の発明にあっては、複数
の画像データからなる動画データを圧縮符号化する動画
圧縮装置が有するコンピュータを、前記画像データを順
次圧縮符号化する圧縮符号化手段による今回の画像デー
タに対する圧縮符号化時の圧縮率とは異なる圧縮率で今
回の画像データに対する圧縮符号化を前記圧縮符号化手
段に行わせる制御手段と、前記圧縮符号化手段により圧
縮符号化された今回の画像データにおける異なる符号量
に基づいて前記圧縮符号化手段による次回の画像データ
に対する圧縮符号化時の圧縮率を算出する算出手段と、
この算出手段により算出された圧縮率を次回の画像デー
タに対する圧縮符号化時の圧縮率として設定する設定手
段として機能させるためのプログラムとした。
【0030】また、請求項13の発明にあっては、複数
の画像データからなる動画データを圧縮符号化する動画
圧縮装置において、前記画像データを順次圧縮符号化す
る圧縮符号化手段と、この圧縮符号化手段により圧縮符
号化された今回の画像データの符号量から、当該画像デ
ータを圧縮符号化して目標符号量となる圧縮率を算出す
る算出手段と、この算出手段により算出された圧縮率を
前記圧縮符号化手段による次回の画像データに対する圧
縮符号化時の圧縮率として設定する設定手段とを備えた
ものとした。
【0031】かかる構成においては、今回の画像データ
における圧縮符号化後の符号量に基づいて目標符号量を
満たす圧縮率が算出し、それが次回の画像データの圧縮
率として設定される。したがって、次回の画像データの
圧縮符号化に際しては、今回の画像データの画像特性が
反映された圧縮率が設定されることから、複数の各画像
データの圧縮符号化に際し、圧縮率を必要以上に高くす
ることなく、その符号量を目標符号量以内に制御するこ
とが可能となる。しかも、入力する画像データの画像特
性が大きく変化したときでも、次回の画像データを直ち
に最適な圧縮率で圧縮符号化することができる。また、
今回の画像データに対して動画データとしての記録を目
的とする以外の圧縮符号化を行わなくとも、次回の画像
データの圧縮率が得られる。
【0032】また、請求項14の発明にあっては、前記
算出手段は、今回の画像データにおける圧縮符号化後の
符号量と、今回の画像データの圧縮符号化に際しての圧
縮率と、前記目標符号量及び前記目標符号量を満たす圧
縮率との関係を表す所定の関係式に基づき、前記目標符
号量を満たす圧縮率を算出するものとした。
【0033】かかる構成においては、次回の画像データ
の圧縮率を極めて簡単に算出することができる。
【0034】また、請求項15の発明にあっては、前記
圧縮符号化手段による前記画像データの画素情報の量子
化に使用される、圧縮率に対応するテーブル番号が付さ
れた複数の量子化テーブルを記憶する記憶手段を備え、
前記算出手段は、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化
された今回の画像データの符号量から目標符号量を満た
す圧縮率に対応する、前記記憶手段に記憶されている量
子化テーブルのテーブル番号を算出し、前記設定手段
は、前記算出手段により算出されたテーブル番号の量子
化テーブルを次回の画像データの圧縮符号化に使用する
量子化テーブルとして設定するものとした。
【0035】かかる構成においては、画像データの画素
情報の量子化に使用される量子化テーブルの変更によっ
て、次回の画像データの圧縮率が変更される。
【0036】また、請求項16の発明にあっては、複数
の画像データからなる動画データを圧縮符号化する動画
圧縮方法において、前記複数の画像データを順次圧縮符
号化する工程と、圧縮符号化された今回の画像データの
符号量から目標符号量を満たす圧縮率を算出する工程
と、算出した圧縮率を次回の画像データの圧縮率として
設定する工程とからなる方法とした。
【0037】かかる方法によれば、次回の画像データの
圧縮符号化に際しては、今回の画像データの画像特性が
反映された圧縮率が設定されることから、複数の各画像
データの圧縮符号化に際し、圧縮率を必要以上に高くす
ることなく、その符号量を目標符号量以内に制御するこ
とが可能となる。
【0038】また、請求項17の発明にあっては、複数
の画像データを順次圧縮符号化する動画圧縮装置が有す
るコンピュータを、圧縮符号化された今回の画像データ
の符号量から、当該画像データを圧縮符号化して目標符
号量となる圧縮率を算出する算出手段と、この算出手段
により算出された圧縮率を次回の画像データの圧縮率と
して設定する設定手段として機能させるためのプログラ
ムとした。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の一実施の形態を
示すデジタルカメラ1のブロック図である。このデジタ
ルカメラ1は、従来技術で既説した簡易的な動画撮影機
能を有するものである。CCD2から出力された被写体
像の撮像信号は、CDS/ADブロック3によってノイ
ズを除去され、かつデジタル信号に変換された後、CC
Dデータ前処理ブロック4により輝度信号処理等のデー
タ処理を行われる。CCDデータ前処理ブロック4はデ
ータバス5を介してCPU6に接続されており、データ
バス5には、色処理(CP)ブロック7と、JPEG符
号化器8、LCD表示装置9、RAM10、ROM1
1、カード・インターフェイス12、キーブロック14
がそれぞれ接続されている。
【0040】色処理(CP)ブロック7は、CCDデー
タ前処理ブロック4で輝度信号処理等が行われた画像信
号に対して色分離等の色処理を行い、Y,Cb,Crの
画像データを生成する。なお、かかるブロックは、画像
データとしてR,G,Bデータを生成する構成であって
も構わない。ここで生成された画像データはRAM10
に逐次記憶され、RAM10に1フレーム(画面)分の
画像データが蓄積されると、CPU6によって表示用の
画像データが生成され、それがLCD表示装置9により
スルー画像として表示される。また、色処理(CP)ブ
ロック7は、必要に応じて記録用のY,Cb,Crの画
像データを生成し、それをJPEG符号化器8に送る。
【0041】JPEG符号化器8は本発明の圧縮符号化
手段であって、画像記録時には、色処理(CP)ブロッ
ク7から入力した画像データをJPEG圧縮する。すな
わちDTC、量子化、ハフマン符号化による圧縮符号化
を行う。ここで圧縮された画像データはRAM10及び
カード・インターフェイス12を介して、カメラ本体に
着脱自在なメモリカード13に静止画データとして記録
されたり、後述する手順で動画データとして記録され
る。また、JPEG符号化器8は、記録画像の再生時に
は、メモリカード13から読み出された圧縮画像データ
に対する復号化も行う。
【0042】CPU6はROM11に記憶されている制
御プログラムに従い上記各部の動作を制御することによ
って、本発明の比較手段、圧縮率制御手段、算出手段、
設定手段として機能する。また、RAM10は、CPU
6の作業用のメモリとして使用される。ROM11に
は、上記の制御プログラムと共に、JPEG符号化器8
による画像データのJPE圧縮に際し、各画像データの
量子化に使用される複数のQテーブルを構成するテーブ
ルデータが記憶されている。本実施の形態において、前
記複数のQテーブルには、図2に示したように、「0」
〜「255」のテーブル番号が付されるとともに、同一
の画像データのJPEG圧縮に使用したとき、圧縮後の
画像データの符号量とそれに付されたテーブル番号nと
が比例する関係となるようなものが用意されている。ま
た、テーブル番号nと圧縮率との関係は、テーブル番号
nが大きくなるに従い圧縮率が低くなり、テーブル番号
nが小さくなるに従い圧縮率が高くなる関係となってい
る。なお、予め用意すべき複数のQテーブルは、テーブ
ル番号と符号量とが完全な比例関係を示さなくとも、両
者がほぼ比例する関係となるものであれば足りる。
【0043】また、キーブロック14は、静止画と動画
との撮影モードの切り替えに使用される切替キーや、シ
ャッターキー等の各種の操作キーを含み、キー操作に応
じた操作信号をCPU6へ送る。
【0044】次に、以上の構成からなるデジタルカメラ
1における動画記録時の動作を図3のフローチャートに
したがって説明する。このフローチャートは、動画撮影
モードでシャッターキーが押された後の動作を示すもの
であって、シャッターキーが押されると、撮影した画像
のJPEG圧縮に使用するQテーブルの番号に初期値q
0(例えば「120」)を設定する(ステップSA
1)。続いて、CCD2によって取り込んだ撮像データ
を読み出して(ステップSA2)、表示用の画像データ
を作成し(ステップSA3)、さらに記録用の画像デー
タを作成する(ステップSA4)。そして、作成した記
録用の画像データを現時点で設定されているテーブル番
号qiのQテーブルを用いてJPEG圧縮するととも
に、圧縮後の画像データを、動画を構成するフレームデ
ータとしてRAM10に記憶する(ステップSA5)。
その後、フレーム番号iを更新(インクリメント)し
(ステップSA8)、動画撮影が終了するまで(ステッ
プSA9でNO)、ステップSA2へ戻り、新たなフレ
ームの画像データをJPEG圧縮して、RAM10に蓄
積する処理を繰り返す。
【0045】一方、かかる間には、ステップSA5で今
回の画像データをJPEG圧縮した後、圧縮後の符号量
Sqiと、ROM11に記憶されている目標符号量Sq
tgtとを比較して、圧縮後の符号量Sqiが目標符号
量Sqtgtよりも大きければ(ステップSA6でYE
S)、今回のJPEG圧縮に使用したテーブルの番号q
i(当初は、初期値であるq0)から定数αを減算し
(ステップSA10)、減算後の番号を次回の画像デー
タのJPEG圧縮に使用するQテーブルの番号q(i+
1)として設定する(ステップSA12)。逆に、圧縮
後の符号量Sqiが目標符号量Sqtgtよりも小さけ
れば(ステップSA6でNO、ステップSA7でYE
S)、前記テーブル番号「qi」に定数αを加算し(ス
テップSA11)、加算後の番号を次回の画像データの
JPEG圧縮に使用するQテーブルの番号q(i+1)
として設定する(ステップSA12)。なお、圧縮後の
符号量Sqiが目標符号量Sqtgtと同じであったと
きには(ステップSA6,SA7が共にNO)、その時
点で設定されていたテーブル番号を変更することなく、
次回の画像データをJPEG圧縮する。
【0046】これにより、RAM10に蓄積される各画
像データには、常に1つ前のフレームの画像特性に応じ
て変化する圧縮率でのJPEG圧縮が行われるととも
に、フレーム番号が増える毎に圧縮後の符号量Sqiが
目標符号量Sqtgtに近づくこととなる。ここで、上
記定数αは、撮影中に同じ画像が続いた場合に圧縮後の
符号量Sqiが目標符号量Sqtgtに収束するまでの
時定数であり、これが小さいほど符号量Sqiが安定し
て収束するが、収束するまでの時間が長くなり、大きい
ほど収束までの時間は短いが符号量Sqiが不安定とな
る。
【0047】そして、以上の処理を繰り返す間に動画撮
影操作が終了すると(ステップSA9でYES)、RA
M10に蓄積してあるフレームデータ(圧縮符号化され
た画像データ)を動画データとしてメモリカード13へ
記録し(ステップSA13)、1回の動画撮影を完了す
る。
【0048】以上のように、本実施の形態においては、
動画の各フレームを構成する画像データをJPEG圧縮
するときには、前述したように常に1フレーム前の画像
の特性に応じた、より適切なテーブル番号つまり圧縮率
が設定される。また圧縮後の符号量が目標符号量と異な
る場合順次に目標符号量に近づくこととなる。このため
各画像データのJPEG圧縮での圧縮率を必要以上に高
く設定しておかなくとも、動画データとしての全体の符
号量を目標とする符号量以内に制御することができる。
よって、メモリカード13の容量に対する動画の記録時
間の長期化と、動画の画質向上とを同時に図ることがで
きる。
【0049】なお、本実施の形態では、今回の画像デー
タのJPEG圧縮に使用したテーブルの番号qiに、決
められた定数αを加減算し、加減算後の番号を次回の画
像データのJPEG圧縮に使用するQテーブルの番号q
(i+1)として設定するようにしたが、以下のように
することもできる。
【0050】例えば異なる2種類の定数α,β(ただ
し、α>β)を用意しておき、符号量Sqiと目標符号
量Sqtgtとの差が大きいときには、Qテーブルの番
号qiに定数αを加減算し、かつその差が小さいときに
は定数βを加減算する。つまり符号量Sqiと目標符号
量Sqtgtとの差に応じてJPEG圧縮の圧縮率を異
なる幅で増減する。その場合には、撮影中において画像
の特性が大きく変化した場合であっても、個々のフレー
ムデータの符号量Sqiを安定させつつ、より短時間で
(より少ない圧縮処理回数で)、目標符号量Sqtgt
に収束させることができる。
【0051】また、これとは別に、前述した定数αを、
符号量Sqiと目標符号量Sqtgtとの関数とし、両
者の差が大きいときには大きくなり、両者の差が小さい
ときには小さくする。つまり変数としてもよい。その場
合においても、個々のフレームデータの符号量Sqiを
安定させつつ、より短時間少ないで目標符号量Sqtg
tに収束させることができる。
【0052】また、今回のフレームデータの符号量Sq
iが目標符号量Sqtgtに適当な定数sを足した符号
量(Sqtgt+s)よりも大きいときにはQテーブル
の番号qiから定数αを減算し、今回のフレームデータ
の符号量Sqiが目標符号量Sqtgtから適当な定数
sを引いた符号量(Sqtgt−s)よりも小さいとき
にはQテーブルの番号qiに定数αを加算する。つまり
フレームデータの制御目標に不感帯を設けるようにして
も良い。その場合には、Qテーブルを変更設定する頻度
を抑制することができる。
【0053】さらに、異なる2種類の定数s0,s1
(s0=s1、又はs0≠s1)を用意しておき、今回
のフレームデータの符号量Sqiが目標符号量Sqtg
tから定数s0を引いた符号量(Sqtgt−s0)よ
りも大きいときには、Qテーブルの番号qiから定数α
を減算し、それ以外であって、今回のフレームデータの
符号量Sqiが目標符号量Sqtgtに定数s1を足し
た符号量(Sqtgt+s1)よりも小さいときには、
Qテーブルの番号qiに定数αを加算する。つまり制御
目標とする符号量に「Sqtgt−s0」から「Sqt
gt+s1」までの幅を持たせてもよい。この場合に
は、各フレームデータの符号量Sqiが急激に変化する
ことなく、ほぼ上記の幅内で変化することとなり、各フ
レームデータの符号量Sqiにヒステリシスをつけるこ
とができる。したがって、相前後する画像間に極端な画
質変化が生じることが防止できる。
【0054】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。本実施の形態は、図1に示し
た構成を有するデジタルカメラ1において、前記ROM
11に、第1の実施の形態とは異なる図4に示した動作
を行わせるための制御プログラムが記憶されているもの
である。なお、本実施の形態においても前記ROM11
には、図2で説明した複数のQテーブルを構成するデー
タが記憶されている。
【0055】すなわち、図4は、本実施の形態における
動画記録時の動作を示すフローチャートであって、デジ
タルカメラ1はシャッターキーが押されると、撮影した
画像のJPEG圧縮に使用するQテーブルの番号qiに
初期値q0(例えば「120」)を設定する(ステップ
SB1)。続いて、CCD2によって取り込んだ撮像デ
ータを読み出して(ステップSB2)、表示用の画像デ
ータを作成し(ステップSB3)、さらに記録用の画像
データを作成する(ステップSB4)。そして、作成し
た記録用の画像データを現時点で設定されているテーブ
ル番号qiのQテーブルを用いてJPEG圧縮するとと
もに、圧縮後の画像データを、動画を構成するフレーム
データとしてRAM10に記憶する(ステップSB
5)。また、このときCPU6の内部メモリには、フレ
ームデータの符号量Sqi(図5参照)を記憶する。引
き続き、Qテーブルとして番号「Q0」のQテーブルを
設定して(ステップSB6)、再び符号量の測定を目的
としたJPEG圧縮を行い、圧縮後の符号量S0(図5
参照)をCPU6の内部メモリに記憶する(ステップS
B7)。
【0056】次に、CPU6が、ステップSB5で記憶
した今回のフレームデータの符号量Sqi及びテーブル
番号qiと、ステップSB7で記憶した符号量S0とに
基づき、今回の画像データの圧縮後の符号量を、決めら
れた所定の目標符号量Sqtgtとする場合に設定すべ
きQテーブルの番号qtgtを算出する(ステップSB
8)。ここで、テーブル番号qtgtの算出方法につい
て説明する。
【0057】まず、各Qテーブルの番号は、前述したよ
うに同一の画像データのJPEG圧縮に各Qテーブルを
使用したとき、圧縮後の画像データの符号量と番号nと
が比例する関係となるように設定されている。したがっ
て、上記の符号量Sqiとテーブル番号qi、符号量S
0とテーブル番号Q0、目標符号量Sqtgtとテーブ
ル番号qtgtの関係は、例えば図5に示すようにな
り、これを式にすると以下のようになる。 qi:qtgt=(Sqi−S0):(Sqtgt−S0) ・・・(1) そして、この式(1)をqtgtについて変形すると、次式が得られる。 qtgt=qi×(Sqtgt−S0)/(Sqi−S0) ・・・(2) ステップSB8ではこの式(2)からqtgtを算出す
る。
【0058】しかる後、算出した番号qtgtを、次回
のフレームのJPEG圧縮に使用するQテーブルの番号
「qi+1」として設定し(ステップSB9)、フレー
ム番号iを更新(インクリメント)する(ステップSB
10)。引き続き、動画撮影が終了するまで(ステップ
SB11でNO)、前述したステップSB2〜SB10
の処理を繰り返すことにより、新たなフレームの画像デ
ータを、1つ前の画像データの符号量を目標符号量とす
ることができる番号のQテーブルを用いてJPEG圧縮
し、つまり1つ前のフレームの画像特性に応じた最適な
圧縮率で圧縮し、それをRAM10に蓄積する処理を繰
り返す。
【0059】そして、以上の処理を繰り返す間に動画撮
影操作が終了すると(ステップSB11でYES)、R
AM10に蓄積してある各フレームの符号データ(圧縮
画像データ)を動画データとしてメモリカード13へ記
録し(ステップSB12)、1回の動画撮影を完了す
る。
【0060】以上のように本実施の形態においては、動
画の各フレームを構成する複数の画像データのJPEG
圧縮に際して、常に1フレーム前の画像の特性に応じた
最適なテーブル番号(圧縮率)が設定される。このた
め、第1の実施の形態と同様に、動画データとしての全
体の符号量を目標とする符号量以内に制御することがで
きる。よって、メモリカード13の容量に対する動画の
記録時間の長期化と、動画の画質向上とを同時に図るこ
とができる。しかも、第1の実施の形態で説明したもの
と比べると、連続して取り込まれる画像データの画像特
性が大きく変化する場合であっても、次の画像データの
圧縮率として最適な圧縮率を直ちに設定でき、記録する
個々の動画データにおける符号量の均一化を図ることが
できる。
【0061】なお、本実施の形態においては、画像デー
タの記録に必要な通常のJPEG圧縮をステップSB5
で行った後、それに続くステップSB6,SB7でQテ
ーブルの番号を変更して符号測定用のJPEG圧縮を行
うようにしたが、先に符号測定用のJPEG圧縮を行っ
た後、Qテーブルの番号を通常のJPEG圧縮用の番号
に変更して通常のJPEG圧縮を行うようにしても構わ
ない。
【0062】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を説明する。本実施の形態は、図1に示し
た構成を有するデジタルカメラ1において、前記ROM
11に、第1及び第2の実施の形態とは異なる図6に示
した動作を行わせるための制御プログラムが記憶されて
いるものである。なお、本実施の形態においても前記R
OM11には、図2で説明した複数のQテーブルを構成
するデータが記憶されている。
【0063】図6は、動画記録時の動作を示すフローチ
ャートであって、デジタルカメラ1はシャッターキーが
押されると、撮影した画像のJPEG圧縮に使用するQ
テーブルの番号qiに初期値q0(例えば「120」)
を設定する(ステップSC1)。続いて、CCD2によ
って取り込んだ撮像データを読み出して(ステップSC
2)、表示用の画像データを作成し(ステップSC
3)、さらに記録用の画像データを作成する(ステップ
SC4)。そして、作成した記録用の画像データを現時
点で設定されているテーブル番号qiのQテーブルを用
いてJPEG圧縮するとともに、圧縮後の画像データ
を、動画を構成するフレームデータとしてRAM10に
記憶する(ステップSC5)。また、このときのCPU
6の内部メモリには、フレームデータの符号量Sqi
(図8参照)を記憶する。
【0064】次に、CPU6が、ステップSC5で記憶
した今回のフレームデータの符号量Sqiに基づき、今
回の画像データの圧縮後の符号量を、決められた所定の
目標符号量SqtgtとするためのQテーブルの番号q
tgtを算出する(ステップSC6)。ここでテーブル
番号qtgtの算出方法について説明する。
【0065】まず、各Qテーブルの番号は、前述したよ
うに同一の画像データのJPEG圧縮に各Qテーブルを
使用したとき、圧縮後の画像データの符号量と、番号n
とが比例する関係となるように設定されている。したが
って、複数の異なる画像データPi(i=0,1,2,
・・・)に対し各Qテーブルを使用してJPEG圧縮を
行った場合、テーブル番号nに対する符号量の関係は、
各画像データPi毎におおよそ図7に示したようにな
る。
【0066】この図において図8に示したように各線を
延長すると、全ての線がある点の近傍領域Aで交差す
る。この近傍領域Aを代表する上記のある点aに対応す
る仮想的なテーブル番号をb、仮想的な符号量をSbと
し、グラフ上の各線が全てこの点aで交差すると仮定す
ると、全ての線は以下の式で表すことができる。 Sn=Sb+k(n−b) ・・・(3) kは、基の画像データPによって決まる比例定数で、画
像データPをテーブル番号qiのQテーブルでJPEG
圧縮したときの符号量をSqiとすると、次式で求める
ことができる。 k=(Sqi−Sb)/(qi−b) ・・・(4) また、この式を(3)式に代入し、nについて整理する
と、以下の式が得られる。 n=(Sn−Sb)(qi−b)/(Sqi−Sb)+b ・・・(5) さらに、目標符号量をSqtgt、それを満たすテーブ
ル番号をqtgtとし、(5)式のSn、nをそれぞれ
Sqtgt、qtgtに置き換えると、次式となる。 qtgt=(Sqtgt−Sb)(qi−b)/(Sqi−Sb)+b ・・・(6)
【0067】この式は、b、Sbが定まっているとき、
qiにおける符号量Sqiが求まれば、目標符号量Sq
tgtを実現するための最適なテーブル番号qtgtが
求まることを意味する。ステップSC6ではこの式
(6)からqtgtを算出する。
【0068】なお、前記b、Sbは予め用意された複数
のQテーブルによって決まる定数であり、予め複数の異
なる画像データを用いて実験を行い決定しておくもので
ある。
【0069】しかる後、算出した番号qtgtを次回の
フレームのJPEG圧縮に使用するQテーブルの番号
「qi+1」として設定し(ステップSC7)、フレー
ム番号iを更新(インクリメント)する(ステップSC
8)。引き続き、動画撮影が終了するまで(ステップS
C9でNO)、前述したステップSC2〜SC8の処理
を繰り返すことにより、新たなフレームの画像データ
を、1つ前の画像データの符号量を目標符号量とするこ
とができる番号のQテーブルを用いてJPEG圧縮し、
つまり1つ前のフレームの画像特性に応じた最適な圧縮
率で圧縮し、それをRAM10に蓄積する処理を繰り返
す。
【0070】そして、以上の処理を繰り返す間に動画撮
影操作が終了すると(ステップSC9でYES)、RA
M10に蓄積してある各フレームの符号データを動画デ
ータとしてメモリカード13へ記録し(ステップSC1
0)、1回の動画撮影を完了する。
【0071】かかる実施の形態においても、動画の各フ
レームを構成する複数の画像データのJPEG圧縮に際
して、常に1フレーム前の画像の特性に応じた最適なテ
ーブル番号(圧縮率)が設定される。このため、第1及
び第2の実施の形態と同様に、動画データとしての全体
の符号量を目標とする符号量以内に制御することができ
る。よって、メモリカード13の容量に対する動画の記
録時間の長期化と、動画の画質向上とを同時に図ること
ができる。また、第2の実施の形態と同様に、連続して
取り込まれる画像の特性が大きく変化する場合であって
も、次の画像データの圧縮率として最適な圧縮率を直ち
に設定でき、記録する個々の動画データにおける符号量
の均一化を図ることができる。
【0072】また、本実施の形態においては、第2の実
施の形態とは異なり、今回の画像データに対する符号測
定用のJPEG圧縮が不要であることから、各画像デー
タの圧縮率の設定が容易であり、かつそれを短時間で行
うことができる。よって、各フレームデータの記録に要
するCPU6等の負担が軽くなる。また、前述したよう
に次回の画像データの圧縮率を極めて簡単に算出するこ
とができるため、これによってもCPU6等の負担が軽
くなる。
【0073】一方、以上説明した各実施の形態において
は、予め画像データの異なる圧縮率を実現する複数のQ
テーブルを用意しておき、使用するQテーブルを変更す
ることにより、次回の画像データの圧縮率を制御するも
のを示したが、これ以外にも、今回のフレームデータ
(圧縮後の画像データ)の符号量に基づき次回の画像デ
ータの圧縮率を計算した後、計算した圧縮率を実現する
ためのQテーブルを個別に生成し、生成したQテーブル
を用いて次回の画像データをJPEG圧縮するようにし
てもよい。ただし、予め用意しておいたQテーブルを使
用する方が処理が省けるため、CPU6等の負担が軽く
なる。
【0074】また、動画データを構成する各画像データ
の圧縮符号化をJPEG方式で行うものについて説明し
たが、本発明は他の方式で圧縮符号化を行うものにも適
用することができる。また、本発明をCCD2によって
撮像した画像データから動画データを生成するデジタル
カメラ1に適用した場合を説明したが、複数の静止画デ
ータからなる動画データを圧縮符号化するものであれ
ば、他の画像処理装置にも適用できる。
【0075】また、前記デジタルカメラ1においては、
CPU6の制御プログラムと複数のQテーブルを構成す
るデータとがROM11に記憶されているものとした
が、それらがメモリカード13に記憶されている構成で
あったり、さらにそれらが他の機器から直接またはネッ
トワークを介して通信により供給される構成でも構わな
い。また、画像データを圧縮符号化する際の圧縮率がプ
ログラム制御できる構成であれば、上記の制御プログラ
ム等を供給するだけで、既存するデジタルカメラや他の
画像処理装置においても本発明の実現が可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項8
の発明においては、複数の各画像データの圧縮符号化に
際し、圧縮率を必要以上に高くすることなく、記録する
動画データの符号量を目標とする符号量以内に制御する
ことが可能となる。その結果、動画の記録に際して、メ
モリ容量に対する動画の記録時間の長期化と、動画の画
質向上とを同時に図ることが可能となる。
【0077】これに加え、請求項2の発明においては、
複数の画像データの各画像の差が小さければ、各画像デ
ータに対して、圧縮符号化後の符号量が目標符号量以内
となる最適な圧縮率での圧縮符号化が行われることとな
るようにした。よって、メモリ容量に対する動画の記録
時間の長期化と、動画の画質向上とを確実に実現するこ
とができる。
【0078】また、請求項3の発明においては、複数の
画像データの画像の特性が大きく変化した場合であって
も、後続する画像データの符号量を安定させつつ、より
短時間で目標符号量に収束させることができる。
【0079】また、請求項4の発明においては、各画像
データの圧縮符号化の符号量の制御目標に不感帯を設け
ることができることから、各画像データに対する圧縮率
を変更する頻度を抑制することができる。
【0080】また、請求項5の発明においては、各画像
データの符号量にヒステリシスをつけることができるこ
とから、動画を構成する相前後する画像間に極端な画質
変化が生じることがなくなる。
【0081】また、請求項6の発明においては、画像デ
ータの画素情報の量子化に使用される量子化テーブルの
変更により、画像データの圧縮率が変更されることか
ら、圧縮率の変更に要する装置の負担が少なくなる。
【0082】また、請求項9〜請求項12の発明におい
ても、複数の各画像データの圧縮符号化に際し、圧縮率
を必要以上に高くすることなく、記録する動画データの
符号量を目標とする符号量以内に制御することが可能と
なる。その結果、動画の記録に際して、メモリ容量に対
する動画の記録時間の長期化と、動画の画質向上とを同
時に図ることが可能となる。しかも、入力する画像デー
タの画像特性が大きく変化したときでも、次の画像デー
タを直ちに最適な圧縮率で圧縮符号化することができる
ことから、個々の動画データにおける符号量の均一化が
可能となる。
【0083】これに加え、請求項10の発明において
は、画像データの画素情報の量子化に使用される量子化
テーブルの変更により、画像データの圧縮率が変更され
ることから、圧縮率の変更に要する装置の負担が少なく
なる。
【0084】また、請求項13〜請求項17の発明にお
いても、複数の各画像データの圧縮符号化に際し、圧縮
率を必要以上に高くすることなく、記録する動画データ
の符号量を目標とする符号量以内に制御することが可能
となる。その結果、動画の記録に際して、メモリ容量に
対する動画の記録時間の長期化と、動画の画質向上とを
同時に図ることが可能となる。しかも、入力する画像デ
ータの画像特性が大きく変化したときでも、次回の画像
データを直ちに最適な圧縮率で圧縮符号化することがで
きることから、個々の動画データにおける符号量の均一
化が可能となる。さらには、今回の画像データに対して
動画データとしての記録を目的とする以外の圧縮符号化
を行わなくとも、次回の画像データの圧縮率が得られる
ことから、各画像データの圧縮率の設定が容易であり、
かつ短時間で行うことができ、各画像データの記録に要
する装置の負担が軽くなる。
【0085】これに加え、請求項14の発明において
は、次回の画像データの圧縮率を極めて簡単に算出する
ことができるようにしたことから、圧縮率の変更に要す
る装置の負担が軽くなる。
【0086】また、請求項15の発明においては、画像
データの画素情報の量子化に使用される量子化テーブル
の変更により、画像データの圧縮率が変更されることか
ら、これによっても圧縮率の変更に要する装置の負担が
軽くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に共通するデジタルカメ
ラのブロック図である。
【図2】本発明の各実施の形態に共通するテーブル番号
と符号量との関係を示す図である。
【図3】同実施の形態における動画撮影モードでの動作
を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態における動画撮影モードでの
動作を示すフローチャートである。
【図5】同実施の形態において算出するテーブル番号と
目標符号量とを示す図である。
【図6】第3の実施の形態における動画撮影モードでの
動作を示すフローチャートである。
【図7】同実施の形態において画像データの違いによる
テーブル番号と符号量との関係を示す図である。
【図8】同実施の形態におけるテーブル番号の算出方法
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 CCD 6 CPU 8 JPEG符号化器 10 RAM 11 ROM qi 今回用いたQテーブルの番号 qtgt 次回用いるQテーブルの番号 Sqi 今回のフレームデータの符号量 Sqtgt 目標符号量

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データからなる動画データを
    圧縮符号化する動画圧縮装置において、 前記複数の画像データを順次圧縮符号化する圧縮符号化
    手段と、 この圧縮符号化手段により圧縮符号化された今回の画像
    データの符号量と、目標符号量とを比較する比較手段
    と、 この比較手段の比較結果に基づいて前記圧縮符号化手段
    による次回の画像データに対する圧縮符号化時の圧縮率
    を制御する圧縮率制御手段とを備えたことを特徴とする
    動画圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮率制御手段は、前記比較手段の
    比較結果に基づいて次回の画像データに対する圧縮符号
    化時の圧縮率を増減させることを特徴とする請求項1記
    載の動画圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮率制御手段は、前記比較手段の
    比較結果に応じた異なる制御幅で次回の画像データに対
    する圧縮符号化時の圧縮率を増減させることを特徴とす
    る請求項1記載の動画圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮率制御手段は、前記今回の画像
    データの符号量が前記目標符号量よりも所定量以上少な
    いときは、次回の画像データに対する圧縮符号化時の圧
    縮率を低くし、かつ前記今回の画像データの符号量が前
    記目標符号量よりも所定量以上多いときには、次回の画
    像データに対する圧縮符号化時の圧縮率を高くすること
    を特徴とする請求項1又は2記載の動画圧縮装置。
  5. 【請求項5】 前記圧縮率制御手段は、前記今回の画像
    データの符号量が前記目標符号量よりも小さい所定量以
    上であるときは、次回の画像データに対する圧縮符号化
    時の圧縮率を高くし、かつ前記今回の画像データの符号
    量が前記目標符号量よりも大きい所定量以下であるとき
    には、次回の画像データに対する圧縮符号化時の圧縮率
    を低くすることを特徴とする請求項1又は2記載の動画
    圧縮装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮符号化手段による前記画像デー
    タの画素情報の量子化に使用される、圧縮率に対応する
    テーブル番号が付された複数の量子化テーブルを記憶す
    る記憶手段を備え、前記圧縮率制御手段は、前記比較手
    段の比較結果に基づいて次回の画像データの圧縮符号化
    に使用する、前記記憶手段に記憶されている量子化テー
    ブルのテーブル番号を算出する算出手段と、この算出手
    段により算出されたテーブル番号の量子化テーブルを次
    回の画像データの圧縮符号化に使用する量子化テーブル
    として設定する設定手段とを含むことを特徴とする請求
    項1乃至5いずれか記載の動画圧縮装置。
  7. 【請求項7】 複数の画像データを圧縮符号化し、圧縮
    符号化した複数の画像データにより動画データを生成す
    る動画圧縮方法において、 圧縮符号化した今回の画像データの符号量と、目標符号
    量とを比較する工程と、 その比較結果に基づいて次回の画像データの圧縮率を制
    御する工程とからなることを特徴とする動画圧縮方法。
  8. 【請求項8】 複数の画像データを順次圧縮符号化する
    動画圧縮装置が有するコンピュータを、 圧縮符号化された今回の画像データの符号量と、目標符
    号量とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づいて次回の画像データの
    圧縮率を制御する圧縮率制御手段として機能させるため
    のプログラム。
  9. 【請求項9】 複数の画像データからなる動画データを
    圧縮符号化する動画圧縮装置において、 前記複数の画像データを順次圧縮符号化する圧縮符号化
    手段と、 この圧縮符号化手段による今回の画像データに対する圧
    縮符号化時の圧縮率とは異なる圧縮率で今回の画像デー
    タに対する圧縮符号化を前記圧縮符号化手段に行わせる
    制御手段と、 前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された今回の画像
    データにおける異なる符号量に基づいて前記圧縮符号化
    手段による次回の画像データに対する圧縮符号化時の圧
    縮率を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された圧縮率を次回の画像デー
    タに対する圧縮符号化時の圧縮率として設定する設定手
    段とを備えたことを特徴とする動画圧縮装置。
  10. 【請求項10】 前記圧縮符号化手段による前記画像デ
    ータの画素情報の量子化に使用される、圧縮率に対応す
    るテーブル番号が付された複数の量子化テーブルを記憶
    する記憶手段を備え、前記算出手段は、前記圧縮符号化
    手段により圧縮符号化された今回の画像データにおける
    異なる符号量に基づいて次回の画像データの圧縮符号化
    に使用する、前記記憶手段に記憶されている量子化テー
    ブルのテーブル番号を算出し、前記設定手段は、前記算
    出手段により算出されたテーブル番号の量子化テーブル
    を次回の画像データの圧縮符号化に使用する量子化テー
    ブルとして設定することを特徴とする請求項9記載の動
    画圧縮装置。
  11. 【請求項11】 複数の画像データを順次圧縮符号化す
    る動画圧縮方法において、 今回の画像データを異なる圧縮率で複数回圧縮符号化す
    る工程と、 複数回圧縮符号化された今回の画像データにおける異な
    る複数の符号量に基づいて次回の画像データの圧縮率を
    算出する工程と、 算出した圧縮率を、次回の画像データの圧縮率として設
    定する工程とからなることを特徴とする動画圧縮方法。
  12. 【請求項12】 複数の画像データからなる動画データ
    を圧縮符号化する動画圧縮装置が有するコンピュータ
    を、 前記画像データを順次圧縮符号化する圧縮符号化手段に
    よる今回の画像データに対する圧縮符号化時の圧縮率と
    は異なる圧縮率で今回の画像データに対する圧縮符号化
    を前記圧縮符号化手段に行わせる制御手段と、 前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された今回の画像
    データにおける異なる符号量に基づいて前記圧縮符号化
    手段による次回の画像データに対する圧縮符号化時の圧
    縮率を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された圧縮率を次回の画像デー
    タに対する圧縮符号化時の圧縮率として設定する設定手
    段として機能させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】 複数の画像データからなる動画データ
    を圧縮符号化する動画圧縮装置において、 前記画像データを順次圧縮符号化する圧縮符号化手段
    と、 この圧縮符号化手段により圧縮符号化された今回の画像
    データの符号量から、当該画像データを圧縮符号化して
    目標符号量となる圧縮率を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された圧縮率を前記圧縮符号化
    手段による次回の画像データに対する圧縮符号化時の圧
    縮率として設定する設定手段とを備えたことを特徴とす
    る動画圧縮装置。
  14. 【請求項14】 前記算出手段は、今回の画像データに
    おける圧縮符号化後の符号量と、今回の画像データの圧
    縮符号化に際しての圧縮率と、前記目標符号量及び前記
    目標符号量を満たす圧縮率との関係を表す所定の関係式
    に基づき、前記目標符号量を満たす圧縮率を算出するこ
    とを特徴とする請求項13記載の動画圧縮装置。
  15. 【請求項15】 前記圧縮符号化手段による前記画像デ
    ータの画素情報の量子化に使用される、圧縮率に対応す
    るテーブル番号が付された複数の量子化テーブルを記憶
    する記憶手段を備え、前記算出手段は、前記圧縮符号化
    手段により圧縮符号化された今回の画像データの符号量
    から目標符号量を満たす圧縮率に対応する、前記記憶手
    段に記憶されている量子化テーブルのテーブル番号を算
    出し、前記設定手段は、前記算出手段により算出された
    テーブル番号の量子化テーブルを次回の画像データの圧
    縮符号化に使用する量子化テーブルとして設定すること
    を特徴とする請求項13又は14記載の動画圧縮装置。
  16. 【請求項16】 複数の画像データからなる動画データ
    を圧縮符号化する動画圧縮方法において、 前記複数の画像データを順次圧縮符号化する工程と、 圧縮符号化された今回の画像データの符号量から目標符
    号量を満たす圧縮率を算出する工程と、 算出した圧縮率を次回の画像データの圧縮率として設定
    する工程とからなることを特徴とする動画圧縮方法。
  17. 【請求項17】 複数の画像データを順次圧縮符号化す
    る動画圧縮装置が有するコンピュータを、 圧縮符号化された今回の画像データの符号量から、当該
    画像データを圧縮符号化して目標符号量となる圧縮率を
    算出する算出手段と、 この算出手段により算出された圧縮率を次回の画像デー
    タの圧縮率として設定する設定手段として機能させるた
    めのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053620A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Oki Electric Ind Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法

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