JP2003167835A

JP2003167835A - 会員登録システムおよび方法ならびにプログラム

Info

Publication number: JP2003167835A
Application number: JP2001363755A
Authority: JP
Inventors: Teruhiro Akamatsu; 彰宏赤松
Original assignee: Make Software Co Ltd
Current assignee: Make Software Co Ltd
Priority date: 2001-11-29
Filing date: 2001-11-29
Publication date: 2003-06-13

Abstract

(57)【要約】【課題】ユーザの入力項目や作業量を少なくすることが
できる会員登録方法を提供する。【解決手段】会員登録の希望者が操作する端末装置２か
ら電子メールを受信すると、受信された電子メールの電
子メールアドレスを読み取るとともに、読み取った電子
メールアドレスが会員情報データベース１３に存在する
ものであるか否かを検索する。ついで、上記検索の結
果、上記電子メールアドレスが会員情報データベース１
３に存在しない場合に、当該希望者に会員番号およびパ
スワードを割り当てるとともに、当該会員番号とパスワ
ードを新規会員の会員情報として会員情報データベース
１３に格納する。そして、新規会員に対してサービスを
提供するウェブページにリンクするＵＲＬ３５および上
記会員番号等を含む電子メールを生成し、上記新規会員
の端末装置２の電子メールアドレスに対して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを利用して行われる会員登録システムおよび方
法ならびにプログラムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来から、インターネットのホームペー
ジ等において各種の会員サービスを提供することが行な
われている。このような会員サービスを受けるために
は、有償無償を問わず、会員登録を行なうことが行なわ
れている。このような会員登録は、会員登録希望者の氏
名や住所等の必要な情報を記載した登録用紙を郵送する
オフラインによる方法がとられることもあるが、事務作
業が煩雑になるため、ホームページ上でオンライン登録
を行なう方法が普及している。

【０００３】このようなオンラインによる会員登録は、
一般に、まず、ユーザ自身が自身の端末装置において、
会員登録用のホームページのＵＲＬを入力して上記ホー
ムページを表示させ、その後、上記ホームページに表示
された所定の入力ボックスに、氏名やメールアドレス等
の必要な情報を入力して送信することが行なわれてい
た。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記会
員登録方法では、最初にＵＲＬの入力を行なってホーム
ページを表示させ、その後必要な情報をひとつずつ入力
しなければならないため、入力操作回数が多く、ユーザ
にとって、操作が煩雑で時間がかかるうえ、通信費も高
くなるという不利益が生じていた。特に、ＵＲＬの入力
は、文字数が多いうえに１字でも誤入力があると目的の
ホームページが表示されないため、作業が極めて煩雑で
神経を使い、多くのユーザは作業を行ないたがらない。
このため、目的とするホームページへのアクセスは、主
として、例えば携帯電話からのアクセスでは登録された
メニューからたどることが行なわれ、パーソナルコンピ
ュータ装置からのアクセスでは、検索エンジンによるキ
ーワード検索等によって行われているのが実情である。

【０００５】また、近年では、携帯電話等の通信事業者
（キャリア）が複数存在し、通信事業者別にウェブペー
ジに使用される言語等が異なるため、端末装置が属する
キャリアによってウェブページも複数種類準備される。
例えば、ｉモード版，Ｊ−スカイ版，ＥＺｗｅｂ版等の
複数のウェブページが準備される。したがって、上記会
員登録方法では、ＵＲＬの入力により表示させたホーム
ページにおける必要データを入力する際に、キャリアの
種別も入力する必要が生じ、ユーザにとって、会員登録
の際に入力する項目が多く、この点でも作業が煩雑であ
った。

【０００６】さらに、上記会員登録方法では、ＵＲＬの
入力により表示させたホームページにおける必要データ
の入力と送信の後、サービスを受けるウェブページで会
員の認証等を行なう際に入力する会員番号等を改めて電
子メールで受信したり、ウェブページに表示されたもの
を確認したりして入手する必要があった。そして、ウェ
ブページでサービスを受ける際に、入手した会員番号等
を入力することが行なわれている。

【０００７】以上のように、従来の会員登録方法では、
ユーザの入力項目や作業量が多くて煩雑であるという問
題があった。また、携帯電話端末では、ＵＲＬを直接入
力してホームページを表示して会員登録を行なう方法も
わかりにくく、使い勝手が悪いものであった。

【０００８】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、ユーザの入力項目や作業量を少なくすることが
できる会員登録システムおよび方法ならびにプログラム
の提供を目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の会員登録システムは、コンピュータネット
ワークを介して会員登録を行なうシステムであって、会
員の電子メールアドレスを含む会員情報が格納される会
員データベースと、会員登録の希望者が操作する端末装
置から電子メールを受信する手段と、受信された電子メ
ールの電子メールアドレスを読み取るとともに、読み取
った電子メールアドレスが会員データベースに存在する
ものであるか否かを検索する手段と、上記検索の結果、
上記電子メールアドレスが会員データベースに存在しな
い場合に、当該希望者に会員識別情報を割り当てるとと
もに、当該会員識別情報を新規会員の会員情報として会
員データベースに格納する手段と、新規会員に対してサ
ービスを提供するウェブページにリンクするＵＲＬおよ
び上記会員識別情報を含む電子メールを生成し、上記新
規会員の端末装置の電子メールアドレスに対して送信す
る手段とを備えたことを要旨とする。

【００１０】すなわち、本発明の会員登録システムは、
会員登録の希望者が操作する端末装置から電子メールを
受信すると、受信された電子メールの電子メールアドレ
スを読み取るとともに、読み取った電子メールアドレス
が会員データベースに存在するものであるか否かを検索
する。ついで、上記検索の結果、上記電子メールアドレ
スが会員データベースに存在しない場合に、当該希望者
に会員識別情報を割り当てるとともに、当該会員識別情
報を新規会員の会員情報として会員データベースに格納
する。そして、新規会員に対してサービスを提供するウ
ェブページにリンクするＵＲＬおよび上記会員識別情報
を含む電子メールを生成し、上記新規会員の端末装置の
電子メールアドレスに対して送信する。

【００１１】このように、本発明の会員登録システムで
は、会員登録の希望者は、端末装置から所定のアドレス
に電子メールを送信するだけで会員登録を完了させるこ
とができ、従来のように、ホームページにアクセスした
り必要な会員情報を入力したりする等の煩雑な作業を行
なう必要がなくなる。また、会員登録の希望者が送信し
た電子メールに対して返信される電子メールに会員識別
情報やＵＲＬが含まれるため、ユーザは、改めて会員番
号等を取得する手間が省けるうえ、上記ＵＲＬをクリッ
クするだけで即座にサービスが提供される目的のホーム
ページにアクセスすることが可能となる。したがって、
会員登録に要するデータ入力操作の回数が著しく少なく
なるうえ、通信時間も短縮されて通信費も安くてすみ、
ユーザにとってのメリットが大きい。また、サービス提
供者としては、より多くのユーザを獲得できるととも
に、ホームページへのアクセスが容易であるためアクセ
ス数の向上が期待できる。また、会員登録された会員の
会員識別情報を新規会員の会員情報として会員データベ
ースに格納することから、サービス提供者は、比較的容
易に会員情報をデータベース化でき、例えばマーケット
リサーチ等に利用することが可能となる。また、携帯電
話端末に対するサービスによって課金を行なおうとする
場合、従来ではキャリアの主催するメニューリストペー
ジに登録されなければ容易に行なうことができなかっ
た。しかもメニューリストに登録されることも非常に困
難である。しかし、本発明では、会員番号等の会員識別
情報が容易に発行されるため、例えば振込用紙等に会員
番号を記載して振込みを行ない、振込みの確認後に有料
サービスをユーザに提供する等の方法により、容易に課
金を行なうことができるようになる。なお、会員識別情
報を通知できれば、決済の方法は、振込み以外の方法を
採用することもできるし、前払い，後払いは問わない。
また、ネットワーク上で利用可能な仮想通貨を介して決
済を行なうこともできる。

【００１２】本発明の会員登録システムにおいて、新規
会員に対してサービスを提供するウェブページが端末装
置のキャリアごとに複数存在し、読み取られた電子メー
ルアドレスから当該電子メールを送信した上記端末装置
のキャリアを判別する手段と、判別された端末装置のキ
ャリアに基づいて対応するキャリアのＵＲＬを作成する
手段とを備え、新規会員に対する電子メールを生成する
ときに、当該電子メールに上記作成されたＵＲＬを含め
るようになっている場合には、会員登録希望者の端末装
置のキャリアを自動的に判別してそのキャリアに対応す
るＵＲＬを自動作成するため、ユーザは、キャリアの種
別等の情報を入力しなくてもよいことから、会員登録に
要する作業量がより軽減される。

【００１３】本発明の会員登録システムにおいて、会員
登録の希望者が操作する端末装置から送信される電子メ
ールが、本文または件名のデータを含まないものである
場合には、会員登録を希望するユーザは、所定の電子メ
ールアドレスを入力し、いわゆる「空メール」を送信す
れば、それだけで会員登録が完了する。したがって、ユ
ーザが会員登録する際の作業量がより軽減される。

【００１４】本発明の会員登録システムにおいて、新規
会員に対してサービスを提供するウェブページが複数の
サービスごとに複数存在し、会員登録の希望者が操作す
る端末装置から受信した電子メールに複数のサービスの
うち所定のサービスを特定するサービス特定情報が含ま
れる場合に、当該サービス特定情報を読み取るととも
に、読み取ったサービス特定情報に基づいて当該サービ
スに対応するＵＲＬを作成する手段を備え、新規会員に
対する電子メールを生成するときに、上記作成されたＵ
ＲＬを含めるようになっている場合には、複数のウェブ
ページにより複数のサービスが提供されている場合に、
ユーザが利用を希望するサービスを特定するサービス特
定情報を電子メールに含めて所定のアドレスに送信する
だけで、自動的に会員登録が完了するとともに、当該サ
ービスを提供するウェブページのＵＲＬを含む返信メー
ルを受信することができる。そして、サービスの提供を
受けるときには、メニューからたどったり検索エンジン
を用いたりしなくても、上記返信メールに含まれるＵＲ
Ｌをクリックするだけでそのウェブページにアクセスす
ることが可能になる。このように、会員登録後に会員に
提供されるサービスを受けるためにウェブページにアク
セスする際の作業が極めて簡略化され、通信時間も短く
なって通信費も節減できる。

【００１５】本発明の会員登録システムにおいて、新規
会員に対してサービスを提供するウェブページが複数存
在する場合に、これらウェブページのＵＲＬ情報を格納
するＵＲＬ情報格納部を備え、上記ＵＲＬ情報格納部か
ら目的とするＵＲＬを検索により抽出するようになって
いる場合には、提供するサービスの数が増加したり、サ
ービスを提供するウェブページのＵＲＬが増加したりし
たときでも、ＵＲＬ情報格納部から検索により目的のＵ
ＲＬを抽出することにより迅速なメール作成処理が可能
となる。

【００１６】本発明の会員登録システムにおいて、上記
端末装置が携帯電話端末である場合には、携帯電話端末
がコンピュータ装置等に比べてデータ入力の手間が煩雑
であるため、データ入力の手間が極めて簡素化された本
発明の効果が顕著で効果的である。

【００１７】また、本発明の会員登録方法は、コンピュ
ータネットワークを介して会員登録を行なう方法であっ
て、会員の電子メールアドレスを含む会員情報を会員デ
ータベースに格納するステップと、会員登録の希望者が
操作する端末装置から電子メールを受信するステップ
と、受信された電子メールの電子メールアドレスを読み
取るとともに、読み取った電子メールアドレスが会員デ
ータベースに存在するものであるか否かを検索するステ
ップと、上記検索の結果、上記電子メールアドレスが会
員データベースに存在しない場合に、当該希望者に会員
識別情報を割り当てるとともに、当該会員識別情報を新
規会員の会員情報として会員データベースに格納するス
テップと、新規会員に対してサービスを提供するウェブ
ページにリンクするＵＲＬおよび上記会員識別情報を含
む電子メールを生成し、上記新規会員の端末装置の電子
メールアドレスに対して送信するステップとを備えたこ
とを要旨とする。

【００１８】また、本発明の会員登録プログラムは、コ
ンピュータネットワークを介して会員登録を行なうプロ
グラムであって、会員の電子メールアドレスを含む会員
情報を会員データベースに格納する手順と、会員登録の
希望者が操作する端末装置から電子メールを受信する手
順と、受信された電子メールの電子メールアドレスを読
み取るとともに、読み取った電子メールアドレスが会員
データベースに存在するものであるか否かを検索する手
順と、上記検索の結果、上記電子メールアドレスが会員
データベースに存在しない場合に、当該希望者に会員識
別情報を割り当てるとともに、当該会員識別情報を新規
会員の会員情報として会員データベースに格納する手順
と、新規会員に対してサービスを提供するウェブページ
にリンクするＵＲＬおよび上記会員識別情報を含む電子
メールを生成し、上記新規会員の端末装置の電子メール
アドレスに対して送信する手順とをコンピュータ装置に
実行させることを要旨とする。

【００１９】なお、本発明において「ＵＲＬ」とは、一
般的には、ウェブサーバを利用するための標記であっ
て、アクセス手段，ホスト名，ドメイン名，ポート，パ
ス名，ファイル名等を表す文字列や記号を含んでなる標
記をいうが、これに限定するものではなく、インターネ
ット上のコンピュータ装置にある情報資源を特定するも
のであれば、各種の態様のものを含む趣旨である。

【００２０】

【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。

【００２１】図１は、本発明のシステムの一実施の形態
を示す図である。

【００２２】図において、１は経路制御装置および電話
回線を経由してインターネット３に接続され、本システ
ムにより会員登録を行なうサーバである。図ではサーバ
１を１つの装置として示しているが、複数でもよい。ま
た、サーバ１内には、ＷＷＷサーバ機能，メールサーバ
機能，データベースサーバ機能等の各種機能を実現する
ために必要なハードウェア資源やソフトウェア等、本シ
ステムで必要とされる各種のソフトウェアおよびハード
ウェアが備わっている。

【００２３】２は、それぞれ端末装置である。この例で
は、上記端末装置２は携帯電話端末であり、それぞれＬ
ＣＤ等の表示部とともに、キーボードやマウス，ボタン
等の入力部を有している。上記各端末装置２は、それぞ
れサーバ１と同様にインターネット３に接続されるとと
もに、それぞれインターネット３上に存在する各種のＷ
ＷＷサーバに存在するウェブページを閲覧するＷＷＷブ
ラウザを備え、それぞれインターネット３を介してサー
バ１と接続されて通信を行ない得るようになっている。

【００２４】そして、このシステムの上記サーバ１は、
まず、会員登録の希望者が操作する端末装置２から登録
申し込みに係る電子メール（以下「申込メール」とい
う）を受信すると、受信された申込メールの電子メール
アドレスを読み取るとともに、読み取った電子メールア
ドレスがサーバ１の会員情報データベース１３（図２参
照）に存在するものであるか否かを検索する。ついで、
上記検索の結果、上記電子メールアドレスが会員情報デ
ータベース１３に存在しない場合に、当該希望者に会員
番号やパスワード等の会員識別情報を割り当てるととも
に、当該会員識別情報を新規会員の会員情報として会員
情報データベース１３に格納する。そして、新規会員に
対してサービスを提供するウェブページにリンクするＵ
ＲＬおよび上記会員識別情報を含む電子メール（以下
「返信メール」という）を生成し、上記新規会員の端末
装置２の電子メールアドレスに対して送信する。

【００２５】図２は、上記サーバ１を示すシステム構成
図である。

【００２６】図において、１１は送受信制御部であり、
インターネット３を介して行なわれる端末装置２との間
でのデータの送受信を含む通信の制御を行なう。

【００２７】１２はデータベース格納部であり、会員情
報データベース１３およびサービス情報データベース１
４が格納されている。

【００２８】上記会員情報データベース１３には、少な
くとも、登録された会員の端末装置２の電子メールアド
レスと、当該会員に割り当てられた会員番号やパスワー
ド等の会員識別情報とが格納されている。

【００２９】上記会員情報データベース１３には、上記
情報以外に、例えば、会員の氏名，住所，電話番号，フ
ァックス番号等の会員固有の情報を格納するようにして
もよい。さらに、生年月日，年齢，性別，居住地域，学
校名，職業，購読紙，講読雑誌，趣味嗜好等のデータを
格納することもできる。上記趣味嗜好とは、例えば、ユ
ーザの興味の対象等を示すカテゴリー等をいい、例え
ば、「ファッション」「ライフ」「スポーツ」「映像・
音楽・本」「ホビー・カルチャー」「車・バイク」「レ
ストラン」「家電」「サービス」「美容・健康」「レジ
ャー・トラベル」「マンガ」「アート」「料理」「コン
ピュータ」「ビジネストレンド」「ボランティア」等を
設定することができる。これらの情報の入力は、ウェブ
ページ上または電子メールによりオンラインで行なって
も良いし、郵送やＦＡＸ等オフラインで行なっても良
い。

【００３０】このような会員の個人情報や趣味嗜好情報
を格納しておくことにより、登録会員がアクセスを行な
ったウェブページにおいてアクセス履歴の情報を蓄積
し、当該趣味嗜好情報等と照合することにより、マーケ
ットリサーチ等に利用したり、あるいはダイレクトメー
ルを送信したりする際の属性情報として利用したりする
ことができる。

【００３１】上記サービス情報データベース１４には、
当該会員登録システムにおいて登録された会員に対して
提供するサービスが複数ある場合に、サービス番号等の
各サービスを特定するサービス特定情報と、このサービ
ス特定情報から、当該サービスを提供するウェブページ
のＵＲＬを生成するために必要な情報（例えば、ＵＲＬ
の最後のスラッシュ「／」のあとに続く文字列等）とが
格納されている。

【００３２】このサービス情報データベース１４には、
上記情報以外に、例えば、各ウェブページに登録会員が
アクセスを行なったアクセス履歴等の情報を蓄積して格
納することもできる。

【００３３】１９はデータベース管理手段であり、デー
タベース格納部１２内の会員情報データベース１３およ
びサービス情報データベース１４に格納されているデー
タにつき、新規データの書込み，データの抽出，読み出
し，更新等のデータベースの管理を行なう。具体的に
は、後述するように、受信した申込メールの電子メール
アドレスが会員情報データベース１３に存在するもので
あるか否かを検索したり、返信メールに含めるＵＲＬを
生成する際に、サービス情報データベース１４からサー
ビス特定情報に対応するウェブページのＵＲＬを生成す
るために必要な情報を検索により抽出したりすることが
行なわれる。

【００３４】２８はウェブページ格納部であり、サービ
スを提供するウェブサイトを構成するウェブページのフ
ァイルが格納されている。

【００３５】２９はプログラム格納部であり、メインプ
ログラムが格納されている。このメインプログラムは、
後述する制御手段１０において用いられるものであり、
後述するような各種の動作をつかさどるプログラムから
構成されている。

【００３６】１０は制御手段であり、電子メールの送受
信やそれにともなうデータ検索，データ作成等、後述す
る本発明のシステムにおける各種の機能を実現させる。

【００３７】上記制御手段１０は、電子メール受信手段
２２，電子メール読取手段２３，識別情報作成手段２
４，ＵＲＬ作成手段２５，電子メール作成手段２６，電
子メール送信手段２７を備えている。

【００３８】上記電子メール受信手段２２は、会員登録
の希望者が操作する端末装置２から送信された「申込メ
ール」を受信する。この「申込メール」は、ユーザが会
員登録を希望する場合に、当該システムにおいて定めら
れた所定のメールアドレスに対して送信される電子メー
ルである。上記「申込メール」には、送信した端末装置
２の電子メールアドレスが含まれる。

【００３９】上記電子メール読取手段２３は、上記電子
メール受信手段２２で受信された「申込メール」の電子
メールアドレスを読み取る。ここで読み取られた電子メ
ールアドレスは、データベース管理手段１９により、会
員情報データベース１３に存在するものであるか否かが
検索により確認される。また、上記電子メール読取手段
２３は、読み取られた電子メールアドレスから当該申込
メールを送信した上記端末装置２のキャリアを判別す
る。

【００４０】上記識別情報作成手段２４は、上記データ
ベース管理手段１９による検索の結果、上記電子メール
アドレスが会員情報データベース１３に存在しない場合
に、当該希望者に新規会員として会員番号やパスワード
等の会員識別情報を割り当てる。ここで割り当てられた
会員識別情報は、データベース管理手段１９により新規
会員の会員情報として会員情報データベース１３に格納
される。

【００４１】上記ＵＲＬ作成手段２５は、新規会員に対
してサービスを提供するウェブページにリンクするＵＲ
Ｌを作成する。このとき、必要に応じて、データベース
管理手段１９により、サービス情報データベース１４か
ら上記サービスに対応するウェブページのＵＲＬを生成
するために必要な情報を検索により抽出することが行な
われる。

【００４２】このとき、新規会員に対してサービスを提
供するウェブページが端末装置２のキャリアごとに複数
存在するため、上記ＵＲＬ作成手段２５は、電子メール
読取手段２３で判別された端末装置２のキャリアに基づ
いて対応するキャリアのＵＲＬを作成するようになって
いる。

【００４３】上記電子メール作成手段２６は、上記「申
込メール」に対する「返信メール」を作成する。この
「返信メール」には、上記識別情報作成手段２４で割り
当てられた会員番号やパスワード等の会員識別情報と、
上記ＵＲＬ作成手段２５で作成されたＵＲＬとを含む電
子メールを生成する。この「返信メール」の送信先アド
レスは、電子メール読取手段２３で読み取られた申込メ
ールを送信した端末装置２のアドレスである。

【００４４】上記電子メール送信手段２７は、上記電子
メール作成手段２６で作成された「返信メール」を上記
新規会員の端末装置２の電子メールアドレスに対して送
信する。

【００４５】つぎに、本発明の方法である上記システム
の基本的な動作の第１例について図３に示すフローチャ
ートおよび図４および図５に示す表示画面の一例をもと
に説明する。以後の説明において「Ｓ」は「ステップ」
を意味する。

【００４６】まず、サーバ１の電子メール受信手段２２
は、会員登録を希望するユーザが端末装置２を用いて所
定の会員登録用の電子メールアドレスに対して送信した
申込メールを受信する（Ｓ１００）。

【００４７】上記申込メールは、例えば、図４に示すよ
うに、会員登録用の電子メールアドレス３０（この例で
は、入力しやすいような「ａｄ＠ｃａｎｐ．ｎｅｔ」）
と、ユーザの端末装置２の電子メールアドレス３１とが
含まれる。また、この申込メールは、タイトルならびに
本文が含まれておらず、タイトル欄３２および本文欄３
３は空欄のいわゆる「空メール」である。このように、
会員登録を希望するユーザは、所定の電子メールアドレ
スを入力し、いわゆる「空メール」を送信すれば、それ
だけで会員登録が完了するため、ユーザが会員登録する
際の作業量が極めて軽減され、簡単な作業で会員登録を
終了することができる。

【００４８】ついで、電子メール読取手段２３は、受信
した申込メールから送信したユーザのメールアドレスを
取得する（Ｓ１１０）。このとき、電子メール読取手段
２３は、取得した電子メールアドレスから、当該申込メ
ール送信された端末装置２のキャリアを判別する。例え
ば、ユーザのメールアドレスが「ｙｕｋｏ＠ｄｏｃｏｍ
ｏ．ｎｅ．ｊｐ」である場合、「＠」に続く「ｄｏｃｏ
ｍｏ」の文字列からキャリアがＮＴＴドコモであること
が判別でき、メールを送信したユーザには、「ｉモード
版」のウェブページを閲覧させてサービスを提供する必
要があることが判別できる。

【００４９】つぎに、データベース管理手段１９が、取
得したメールアドレスが会員情報データベース１３に登
録されたものであるか否かを検索し、登録されていれば
ステップ１３０に進み、登録されていなければステップ
１４０に進む（Ｓ１２０）。

【００５０】取得したメールアドレスが会員情報データ
ベース１３に登録されたものであれば、ステップ１３０
において、電子メール作成手段２６により申込メールを
送信したユーザのメールアドレスは、既に登録済みであ
ることを通知するメールを作成し、電子メール送信手段
２７により読み取ったユーザのメールアドレスに対して
送信する。

【００５１】一方、取得したメールアドレスが会員情報
データベース１３に登録されたものでなければ、識別情
報作成手段２４により会員番号ならびにパスワードを作
成し（Ｓ１４０〜Ｓ１５０）、ＵＲＬ作成手段２５によ
り電子メール読取手段２３で判別された端末装置２のキ
ャリアに基づいて対応するキャリアのＵＲＬを作成する
（Ｓ１６０）。このように、会員登録希望者の端末装置
２のキャリアを自動的に判別してそのキャリアに対応す
るＵＲＬを自動作成するため、ユーザは、キャリアの種
別等の情報を入力しなくてもよいことから、会員登録に
要する作業量がより軽減される。

【００５２】ついで、データベース管理手段１９は、取
得したメールアドレスと、識別情報作成手段２４により
作成した会員番号ならびにパスワードとを会員情報デー
タベース１３に格納し、会員登録を行なう（Ｓ１７
０）。

【００５３】そして、電子メール作成手段２６により、
会員番号，パスワード，ウェブページにリンクするＵＲ
Ｌを記入した返信メールを作成する（Ｓ１８０）。この
返信メールは、例えば、図５に示すように、申込メール
を送信した端末装置２の電子メールアドレス３１が宛先
欄に記入され、会員登録用の電子メールアドレス３０が
送信者欄に記入されている。

【００５４】また、タイトル欄３２には「会員登録完
了」の要件文が記載され、本文欄３３には、「あなたの
会員番号は１２３５６７９です。仮パスワードはａ１ｂ
２ｃ３ｄ４です。投稿写真のページはｈｔｔｐ：／／ｗ
ｗｗ．ｃａｎｐ．ｎｅｔ／ｉ．ｔｏｋｏをクリックして
ね！」のメッセージ文が記載されている。この例では、
「ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｃａｎｐ．ｎｅｔ／ｉ．ｔｏ
ｋｏ」がサービスを提供するウェブページにリンクする
ＵＲＬ３５であり、そこで提供されるサービスは投稿写
真の閲覧である。ここで、投稿写真とは、例えば、いわ
ゆるプリクラ機等の自己写真撮影装置で撮影してオンラ
インで投稿された写真や、デジタルカメラで撮影してパ
ソコン等の端末装置から投稿された写真である。また、
会員登録用の電子メールアドレスを自己写真撮影装置の
操作画面に表示したり、メールアドレスを記載したポス
ターを自己写真撮影装置の筐体近くに掲示したり、ある
いは、雑誌に掲載する等により、アクセス効果が期待で
きる。

【００５５】そののち、電子メール送信手段２７によ
り、作成された返信メールをユーザの端末装置２に対し
て送信する（Ｓ１９０）。

【００５６】以上のように、本発明によれば、会員登録
の希望者は、端末装置２から所定のアドレスに申込メー
ルとして「空メール」を送信するだけで会員登録を完了
させることができ、従来のように、ホームページにアク
セスしたり必要な会員情報を入力したりする等の煩雑な
作業を行なう必要がなくなる。また、会員登録の希望者
が送信した申込メールに対する返信メールに会員番号等
の会員識別情報やＵＲＬが含まれるため、ユーザは、改
めて会員番号等を取得する手間が省けるうえ、上記ＵＲ
Ｌをクリックするだけで即座にサービスが提供される目
的のホームページにアクセスすることが可能となる。し
たがって、会員登録に要するデータ入力操作の回数が著
しく少なくなるうえ、通信時間も短縮されて通信費も安
くてすみ、ユーザにとってのメリットが大きい。

【００５７】また、サービス提供者としては、より多く
のユーザを獲得できるとともにホームページへのアクセ
スが容易であるためアクセス数の向上が期待できる。ま
た、会員登録された会員の会員識別情報を新規会員の会
員情報として会員情報データベース１３に格納すること
から、サービス提供者は、比較的容易に会員情報をデー
タベース化でき、例えばマーケットリサーチ等に利用す
ることが可能となる。また、携帯電話端末に対するサー
ビスによって課金を行なおうとする場合、従来ではキャ
リアの主催するメニューリストページに登録されなけれ
ば容易に行なうことができなかった。しかもメニューリ
ストに登録されることも非常に困難である。しかし、本
発明では、会員番号等の会員識別情報が容易に発行され
るため、例えば振込用紙等に会員番号を記載して振込み
を行ない、振込みの確認後に有料サービスをユーザに提
供する等の方法により、容易に課金を行なうことができ
るようになる。なお、会員識別情報を通知できれば、決
済の方法は、振込み以外の方法を採用することもできる
し、前払い，後払いは問わない。また、ネットワーク上
で利用可能な仮想通貨を介して決済を行なうこともでき
る。さらに、上記端末装置２が携帯電話端末であるた
め、携帯電話端末がコンピュータ装置等に比べてデータ
入力の手間が煩雑であるため、データ入力の手間が極め
て簡素化された本発明のシステムの効果が顕著で効果的
である。

【００５８】図６は、本発明の方法の第２例を示すフロ
ーチャートである。

【００５９】この例は、新規会員に対してサービスを提
供するウェブページが複数のサービスごとに複数存在
し、ユーザの端末装置２から受信した電子メールに所定
のサービスを特定するサービス特定情報が含まれる場合
に、当該サービス特定情報を読み取って、読み取ったサ
ービス特定情報に基づいて当該サービスに対応するＵＲ
Ｌを作成して、返信メールに上記作成されたＵＲＬを含
めるようにしたものである。

【００６０】すなわち、まず、サーバ１の電子メール受
信手段２２は、会員登録を希望するユーザが端末装置２
を用いて所定の会員登録用の電子メールアドレスに対し
て送信した申込メールを受信する（Ｓ１００）。

【００６１】上記申込メールは、例えば、図７に示すよ
うに、会員登録用の電子メールアドレス３０（この例で
は「ａｄ＠ｃａｎｐ．ｎｅｔ」）と、ユーザの端末装置
２の電子メールアドレス３１とが含まれる。また、この
申込メールは、「空メール」ではなく、本文欄３３に、
複数のサービスのうち所定のサービスを特定するサービ
ス番号３４（この例では「Ｓ１４２５６９Ｐ」）が記載
されている。

【００６２】ついで、電子メール読取手段２３は、受信
した申込メールから送信したユーザのメールアドレスを
取得する（Ｓ１１０）。このとき、電子メール読取手段
２３は、取得した電子メールアドレスから、当該申込メ
ール送信された端末装置２のキャリアを判別する。

【００６３】また、電子メール読取手段２３は、受信し
た申込メールから、本文欄３３のサービス番号３４も読
み取る（Ｓ１１５）。

【００６４】つぎに、データベース管理手段１９が、取
得したメールアドレスが会員情報データベース１３に登
録されたものであるか否かを検索し、登録されていれば
ステップ１３０に進み、登録されていなければステップ
１４０に進む（Ｓ１２０）。

【００６５】取得したメールアドレスが会員情報データ
ベース１３に登録されたものであれば、ステップ１３０
において、申込メールを送信したユーザのメールアドレ
スは、既に登録済みであることを通知するメールを作成
して送信する。

【００６６】一方、取得したメールアドレスが会員情報
データベース１３に登録されたものでなければ、識別情
報作成手段２４により会員番号ならびにパスワードを作
成し（Ｓ１４０〜Ｓ１５０）、ＵＲＬ作成手段２５によ
り電子メール読取手段２３で判別された端末装置２のキ
ャリアに基づいて対応するキャリアのＵＲＬを作成する
（Ｓ１６０）。このとき、データベース管理手段１９に
よりサービス情報データベース１４から上記サービス番
号３４に対応するウェブページのＵＲＬを生成するため
に必要な情報を検索により抽出し、当該サービスに対応
するＵＲＬを作成する。

【００６７】ついで、データベース管理手段１９は、取
得したメールアドレスと、識別情報作成手段２４により
作成した会員番号ならびにパスワードとを会員情報デー
タベース１３に格納し、会員登録を行なう（Ｓ１７
０）。

【００６８】そして、電子メール作成手段２６により、
会員番号，パスワード，ウェブページにリンクするＵＲ
Ｌを記入した返信メールを作成する（Ｓ１８０）。この
返信メールでは、例えば、図８に示すように、サービス
を提供するウェブページにリンクするＵＲＬ３５とし
て、「ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｃａｎｐ．ｎｅｔ／ｉ．
ｔｏｋｏ／Ｓ１４２５６９Ｐ」が表示されている。

【００６９】そののち、電子メール送信手段２７によ
り、作成された返信メールをユーザの端末装置２に対し
て送信する（Ｓ１９０）。

【００７０】この例によれば、複数のウェブページによ
り複数のサービスが提供されている場合に、ユーザが利
用を希望するサービスを特定するサービス番号３４を申
込メールに含めて所定のアドレスに送信するだけで、自
動的に会員登録が完了するとともに、当該サービスを提
供するウェブページのＵＲＬを含む返信メールを受信す
ることができる。そして、サービスの提供を受けるとき
には、メニューからたどったり検索エンジンを用いたり
しなくても、上記返信メールに含まれるＵＲＬをクリッ
クするだけでそのウェブページにアクセスすることが可
能になる。このように、会員登録後に会員に提供される
サービスを受けるためにウェブページにアクセスする際
の作業が極めて簡略化され、通信時間も短くなって通信
費も節減できる。

【００７１】図９は、サーバ１の第２例を示す。このサ
ーバ１は、新規会員に対してサービスを提供するウェブ
ページが複数存在する場合に、これらウェブページのＵ
ＲＬ情報を格納するＵＲＬデータベース１５を備え、上
記ＵＲＬデータベース１５から目的とするＵＲＬを検索
により抽出するようになっている。このようにすること
により、提供するサービスの数が増加したり、サービス
を提供するウェブページのＵＲＬが増加したりしたとき
でも、ＵＲＬデータベース１５から検索により目的のＵ
ＲＬを抽出することにより迅速なメール作成処理が可能
となる。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、
同様の部分には同じ符号を付している。この例でも、上
記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。

【００７２】上記会員登録方法は、主としてサーバ１で
稼動するプログラムにより実行され、このようなプログ
ラムは、例えばＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記録されて
提供されたり、コンピュータネットワークを介して配信
されることにより提供される。

【００７３】なお、上記各実施の形態では、データベー
ス格納部１２とウェブページ格納部２８とを１つのサー
バ１内に設けた例を示したが、これに限定するものでは
なく、例えば、データベースが格納されたデータベース
サーバとウェブページが格納されたウェブページサーバ
とを別個に設けるようにすることもできる。この場合、
ウェブページサーバは、上記サーバ１内に設ける必要は
なく、インターネット３上のいずれかの場所に存在すれ
ばよい。

【００７４】また、上記各実施の形態では、ウェブペー
ジ格納部２８とプログラム格納部２９とを分離させてい
るが、これに限定するものではなく、使用するページ記
述言語やデータベースの制御方法によって、ウェブペー
ジ格納部２８とプログラム格納部２９とを同一としても
よい。

【００７５】また、上記実施の形態では、端末装置２と
して携帯電話端末を使用した例を示したが、これに限定
するものではなく、携帯電話以外のＰＤＡ等の携帯情報
端末や、コンピュータ装置等を端末装置として使用する
こともできる。

【００７６】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、会員登
録の希望者は、端末装置から所定のアドレスに電子メー
ルを送信するだけで会員登録を完了させることができ、
従来のように、ホームページにアクセスしたり必要な会
員情報を入力したりする等の煩雑な作業を行なう必要が
なくなる。また、会員登録の希望者が送信した電子メー
ルに対して返信される電子メールに会員識別情報やＵＲ
Ｌが含まれるため、ユーザは、改めて会員番号等を取得
する手間が省けるうえ、上記ＵＲＬをクリックするだけ
で即座にサービスが提供される目的のホームページにア
クセスすることが可能となる。したがって、会員登録に
要するデータ入力操作の回数が著しく少なくなるうえ、
通信時間も短縮されて通信費も安くてすみ、ユーザにと
ってのメリットが大きい。また、サービス提供者として
は、より多くのユーザを獲得できるとともに、ホームペ
ージへのアクセスが容易であるためアクセス数の向上が
期待できる。また、会員登録された会員の会員識別情報
を新規会員の会員情報として会員データベースに格納す
ることから、サービス提供者は、比較的容易に会員情報
をデータベース化でき、例えばマーケットリサーチ等に
利用することが可能となる。また、携帯電話端末に対す
るサービスによって課金を行なおうとする場合、従来で
はキャリアの主催するメニューリストページに登録され
なければ容易に行なうことができなかった。しかもメニ
ューリストに登録されることも非常に困難である。しか
し、本発明では、会員番号等の会員識別情報が容易に発
行されるため、例えば振込用紙等に会員番号を記載して
振込みを行ない、振込みの確認後に有料サービスをユー
ザに提供する等の方法により、容易に課金を行なうこと
ができるようになる。なお、会員識別情報を通知できれ
ば、決済の方法は、振込み以外の方法を採用することも
できるし、前払い，後払いは問わない。また、ネットワ
ーク上で利用可能な仮想通貨を介して決済を行なうこと
もできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のシステムの周辺構造を示す図である。

【図２】サーバを示すシステム構成図である。

【図３】本発明の方法の第１例を示すフローチャートで
ある。

【図４】会員登録申込メールの第１例を示す図である。

【図５】会員登録完了メールの第１例を示す図である。

【図６】本発明の方法の第２例を示すフローチャートで
ある。

【図７】会員登録申込メールの第２例を示す図である。

【図８】会員登録完了メールの第２例を示す図である。

【図９】サーバの第２例を示すシステム構成図である。

【符号の説明】

１サーバ２端末装置（会員端末）３インターネット１０制御手段１１送受信制御部１２データベース格納部１３会員情報データベース１４サービス情報データベース１５ＵＲＬデータベース１９データベース管理手段２２電子メール受信手段２３電子メール読取手段２４識別情報作成手段２５ＵＲＬ作成手段２６電子メール作成手段２７電子メール送信手段２８ウェブページ格納部２９プログラム格納部３０電子メールアドレス３１電子メールアドレス３２タイトル欄３３本文欄３４サービス番号３５ＵＲＬ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】コンピュータネットワークを介して会員
登録を行なうシステムであって、会員の電子メールアド
レスを含む会員情報が格納される会員データベースと、
会員登録の希望者が操作する端末装置から電子メールを
受信する手段と、受信された電子メールの電子メールア
ドレスを読み取るとともに、読み取った電子メールアド
レスが会員データベースに存在するものであるか否かを
検索する手段と、上記検索の結果、上記電子メールアド
レスが会員データベースに存在しない場合に、当該希望
者に会員識別情報を割り当てるとともに、当該会員識別
情報を新規会員の会員情報として会員データベースに格
納する手段と、新規会員に対してサービスを提供するウ
ェブページにリンクするＵＲＬおよび上記会員識別情報
を含む電子メールを生成し、上記新規会員の端末装置の
電子メールアドレスに対して送信する手段とを備えたこ
とを特徴とする会員登録システム。
【請求項２】新規会員に対してサービスを提供するウ
ェブページが端末装置のキャリアごとに複数存在し、読
み取られた電子メールアドレスから当該電子メールを送
信した上記端末装置のキャリアを判別する手段と、判別
された端末装置のキャリアに基づいて対応するキャリア
のＵＲＬを作成する手段とを備え、新規会員に対する電
子メールを生成するときに、当該電子メールに上記作成
されたＵＲＬを含めるようになっている請求項１記載の
会員登録システム。
【請求項３】会員登録の希望者が操作する端末装置か
ら送信される電子メールが、本文または件名のデータを
含まないものである請求項１または２記載の会員登録シ
ステム。
【請求項４】新規会員に対してサービスを提供するウ
ェブページが複数のサービスごとに複数存在し、会員登
録の希望者が操作する端末装置から受信した電子メール
に複数のサービスのうち所定のサービスを特定するサー
ビス特定情報が含まれる場合に、当該サービス特定情報
を読み取るとともに、読み取ったサービス特定情報に基
づいて当該サービスに対応するＵＲＬを作成する手段を
備え、新規会員に対する電子メールを生成するときに、
上記作成されたＵＲＬを含めるようになっている請求項
１または２記載の会員登録システム。
【請求項５】新規会員に対してサービスを提供するウ
ェブページが複数存在する場合に、これらウェブページ
のＵＲＬ情報を格納するＵＲＬ情報格納部を備え、上記
ＵＲＬ情報格納部から目的とするＵＲＬを検索により抽
出するようになっている請求項２または４記載の会員登
録システム。
【請求項６】上記端末装置が携帯電話端末である請求
項１〜５のいずれか一項に記載の会員登録システム。
【請求項７】コンピュータネットワークを介して会員
登録を行なう方法であって、会員の電子メールアドレス
を含む会員情報を会員データベースに格納するステップ
と、会員登録の希望者が操作する端末装置から電子メー
ルを受信するステップと、受信された電子メールの電子
メールアドレスを読み取るとともに、読み取った電子メ
ールアドレスが会員データベースに存在するものである
か否かを検索するステップと、上記検索の結果、上記電
子メールアドレスが会員データベースに存在しない場合
に、当該希望者に会員識別情報を割り当てるとともに、
当該会員識別情報を新規会員の会員情報として会員デー
タベースに格納するステップと、新規会員に対してサー
ビスを提供するウェブページにリンクするＵＲＬおよび
上記会員識別情報を含む電子メールを生成し、上記新規
会員の端末装置の電子メールアドレスに対して送信する
ステップとを備えたことを特徴とする会員登録方法。
【請求項８】コンピュータネットワークを介して会員
登録を行なうプログラムであって、会員の電子メールア
ドレスを含む会員情報を会員データベースに格納する手
順と、会員登録の希望者が操作する端末装置から電子メ
ールを受信する手順と、受信された電子メールの電子メ
ールアドレスを読み取るとともに、読み取った電子メー
ルアドレスが会員データベースに存在するものであるか
否かを検索する手順と、上記検索の結果、上記電子メー
ルアドレスが会員データベースに存在しない場合に、当
該希望者に会員識別情報を割り当てるとともに、当該会
員識別情報を新規会員の会員情報として会員データベー
スに格納する手順と、新規会員に対してサービスを提供
するウェブページにリンクするＵＲＬおよび上記会員識
別情報を含む電子メールを生成し、上記新規会員の端末
装置の電子メールアドレスに対して送信する手順とをコ
ンピュータ装置に実行させることを特徴とする会員登録
プログラム。