JP2003166784A - シートの乾燥装置 - Google Patents

シートの乾燥装置

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JP2003166784A
JP2003166784A JP2001366496A JP2001366496A JP2003166784A JP 2003166784 A JP2003166784 A JP 2003166784A JP 2001366496 A JP2001366496 A JP 2001366496A JP 2001366496 A JP2001366496 A JP 2001366496A JP 2003166784 A JP2003166784 A JP 2003166784A
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JP
Japan
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sheet
hot air
air blowing
conveyor
net conveyer
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Application number
JP2001366496A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Kawaguchi
正光 川口
Katsuhiko Niwa
克彦 丹羽
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NIPPON ENBAIRO KOGYO KK
NIPPON ENVIRO KOGYO
Original Assignee
NIPPON ENBAIRO KOGYO KK
NIPPON ENVIRO KOGYO
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、シートをめくれ上りやしわ
よりのない状態で効率良く乾燥することにある。 【解決手段】下側ネットコンベア2と、上側ネットコン
ベア3と、該上側ネットコンベア3上方および/または
該下側ネットコンベア2下方に配置される熱風吹付けノ
ズル4とからなり、シートSを該下側ネットコンベア2
と該上側ネットコンベア3との間に挟持して搬送しつ
ゝ、その上方および/または下方から熱風吹付けノズル
4によって該シートSに熱風を吹付けるシートSの乾燥
装置1を提供する。シートSはネットコンベア2,3間
に挟持されることによってめくれ上りやしわよりが解消
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば水洗したIC
基板のようなシートを熱風で乾燥させる場合に適用され
る乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、例えばIC基板のよ
うな薄いプラスチックシートSを水洗後乾燥するには、
該シートSの上下を多数のコロ(22)を配したコロ式コン
ベア(21)に挟持して搬送しつゝ上から熱風を吹付ける。
【0003】このようなコロ式コンベア(21)を使用する
のは、コロ(22)間を熱風が通り抜けることが出来るから
であるが、上下をコロ(22)で挟持するのは、薄いプラス
チックシートSが風圧でめくれ上ることを阻止するため
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし薄いプラスチッ
クシートSのような可撓性のシートをコロで挟むと、シ
ートにコロの跡が筋となって残ると云う問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決するための手段として、下側ネットコンベア
(2) と、上側ネットコンベア(3) と、該上側ネットコン
ベア(3) 上方および/または該下側ネットコンベア(2)
下方に配置される熱風吹付けノズル(4) とからなり、シ
ートSを該下側ネットコンベア(2) と該上側ネットコン
ベア(3) との間に挟持して搬送しつゝ、その上方および
/または下方から熱風吹付けノズル(4) によって該シー
トSに熱風を吹付けるシートの乾燥装置(1) を提供する
ものである。該ネットコンベア(2,3) の素材は撥水性材
料からなることが望ましく、また該熱風吹付けノズル
(4) は吹付け面に斜めスリット状の熱風吹付け口(5) が
複数個設けられたパイプ状本体からなり、該熱風吹付け
口(5) は中央から左側ではコンベア進行方向に向かって
左方に傾斜し、中央から右側ではコンベア進行方向に向
かって右方に傾斜しており、かつ吹付け域が全巾にわた
って連続していることが望ましい。
【0006】
【作用】シートSは下側ネットコンベア(2) と上側ネッ
トコンベア(3) とによって挟持されているから、熱風圧
によってもめくれ上りやしわよりは解消される。該熱風
吹付けノズル(4) が、吹付け面に斜めスリット状の熱風
吹付け口(5) が複数個設けられたパイプ状本体からな
り、該熱風吹付け口(5) は中央から左側ではコ%向に向
かって右方に傾斜しており、かつ吹付け域が全巾にわた
って連続しているように設定すると、シートS表面およ
び/または裏面に付着している洗浄液が該吹付け口(5)
から吹付けられる熱風によってシートSの外側に配向さ
れ、そして排除され、更にシートSも外側に押され、め
くり上りやしわよりは更に確実に解消される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に示す一実施
例によって説明すれば、図に示すシート乾燥装置(1) に
おいて、(2) は下側ネットコンベア、(3) は上側ネット
コンベアであり、双方のネットコンベア(2,3) は例えば
図2イに示す綾目、ロに示す亀甲目、あるいはゴバン目
のネットであり、該ネットの素材はポリテトラフルオロ
エチレン、あるいはナイロン、ポリエステル等に撥水処
理を施した撥水性材料とすることが望ましい。
【0008】該ネットコンベア(2,3) の中間部上側およ
び下側には吹付け面に熱風吹付け口(5) を設けた角筒状
の熱風吹付けノズル(4) が上下それぞれ前後一対配置さ
れている。
【0009】該熱風吹付けノズル(4) の下面に設けられ
ている熱風吹付け口(5) は、図3に示すようにスリット
状であり、中央から左側では矢印イに示すコンベア進行
方向に向かって左方(外側)に傾斜しており、中央から
右側ではコンベア進行方向に向かって右方(外側)に傾
斜しており、中央では左右の吹付け口(5) がX状に重な
っている。そして各吹付け口(5) の熱風吹付け巾W1
両端が相互重なり合って吹付け域が全巾Wにわたって断
続しないように(連続するように)設定されている。
【0010】IC基板用乾燥装置(1) の場合は、例えば
ネットコンベア(2,3) 巾は550mm程度に設定され、ノ
ズル間隔Iは60mm程度に設定され、ネットコンベア
(2,3)とノズル吹付け面との間隔は10mm以下に設定さ
れる。
【0011】該シートSがIC基板の場合には例えば3
00×600mmの矩形、500×500mmの正方形であ
り、該シートSを洗浄後上下のネットコンベア(2,3) に
挟持して図3矢印イ方向に搬送すると共にノズル(4) に
図示しない熱風回路より熱風を送り、該ノズル(4) の吹
付け口(5) から該シートSの表裏面に熱風を吹付けて乾
燥する。
【0012】この際、該ノズル(4) のスリット状吹付け
口(5) は外側に傾斜しているので、シートS表裏面に付
着している洗浄液は図4矢印に示すようにシートSの両
外側へ排除され、効果的な乾燥が行われ、またシートS
も外側に押されてシートSのめくれ上りやしわよりも確
実にのばされ解消される。
【0013】ネットコンベア(2,3) にはシートS表裏面
の洗浄液が付着するが、ネットコンベアの素材が撥水材
料である場合には、ネットに付着した洗浄液が熱風に吹
飛ばされ易く、ネットが一巡すれば略完全に乾燥状態と
なる。
【0014】シートSがIC基板である場合には、熱風
温度は通常40〜100℃程度に設定される。
【0015】上記実施例は本発明を限定するものではな
く、例えばシートSが片面のみ洗浄されるような場合に
は、熱風吹付けノズル(4) は片面にのみ配置する。また
熱風吹付けノズル(4) は断面三角形、カマボコ形等であ
ってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明ではシートがめくれ上りやしわよ
りを生ずることなく、効率良く乾燥される。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】説明側面図
【図2】 ネットコンベア説明図
【図3】ノズル吹付け面平面図
【図4】熱風吹付け状態説明図
【図5】従来例の斜視図
【符号の説明】
1 シートの乾燥装置 2 下側ネットコンベア 3 上側ネットコンベア 4 熱風吹付けノズル 5 熱風吹付け口 S シート
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月30日(2001.11.
30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】シートSは下側ネットコンベア(2) と上側ネッ
トコンベア(3) とによって挟持されているから、熱風圧
によってもめくれ上りやしわよりは解消される。該熱風
吹付けノズル(4) が、吹付け面に斜めスリット状の熱風
吹付け口(5) が複数個設けられたパイプ状本体からな
り、該熱風吹付け口(5) は中央から左側ではコンベア進
行方向に向かって左方に傾斜し、中央から右側ではコン
ベア進行方向に向かって右方に傾斜しており、かつ吹付
け域が全巾にわたって連続しているように設定すると、
シートS表面および/または裏面に付着している洗浄液
が該吹付け口(5) から吹付けられる熱風によってシート
Sの外側に配向され、そして排除され、更にシートSも
外側に押され、めくり上りやしわよりは更に確実に解消
される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA02 AA03 AB03 AC69 AC74 BA34 DA24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下側ネットコンベアと、上側ネットコンベ
    アと、該上側ネットコンベア上方および/または該下側
    ネットコンベア下方に配置される熱風吹付けノズルとか
    らなり、シートを該下側ネットコンベアと該上側ネット
    コンベアとの間に挟持して搬送しつゝ、その上方および
    /または下方から熱風吹付けノズルによって該シートに
    熱風を吹付けることを特徴とするシートの乾燥装置
  2. 【請求項2】該ネットコンベアの素材は撥水性材料から
    なる請求項1に記載のシートの乾燥装置
  3. 【請求項3】該熱風吹付けノズルは吹付け面に斜めスリ
    ット状の熱風吹付け口が複数個設けられたパイプ状本体
    からなり、該熱風吹付け口は中央から左側ではコンベア
    進行方向に向かって左方に傾斜し、中央から右側ではコ
    ンベア進行方向に向かって右方に傾斜しており、かつ吹
    付け域が全巾にわたって連続している請求項1または2
    に記載のシートの乾燥装置
JP2001366496A 2001-11-30 2001-11-30 シートの乾燥装置 Pending JP2003166784A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017026209A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 春日電機株式会社 除水装置
CN107576181A (zh) * 2017-10-16 2018-01-12 北京林业大学 一种单板间歇移动注热式单板干燥机
JP2019163889A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 春日電機株式会社 除水または除塵装置

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JP2022003296A (ja) * 2018-03-19 2022-01-11 春日電機株式会社 除水または除塵装置
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