JP2003166765A - アンモニアサイクルと炭酸ガスサイクルとを組み合わせた二元冷凍システム - Google Patents

アンモニアサイクルと炭酸ガスサイクルとを組み合わせた二元冷凍システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンモニアサイクルと炭酸ガスサイクルとを
組み合わせたシステムであって、特に目的の蒸発器が複
数あり、カスケードコンデンサが、これらの目的の蒸発
器よりも低い位置に設置される場合に、効率的且つ機能
的な運転が行える新規な二元冷凍システムを提供する。 【解決手段】 本発明の二元冷凍システム1は、アンモ
ニアサイクル2に炭酸ガスサイクル3の二酸化炭素媒体
を冷却、液化するカスケードコンデンサ7を具えるとと
もに、炭酸ガスサイクル3に二酸化炭素媒体を蒸発させ
て目的の冷却を行う蒸発器14を複数具え、炭酸ガスサ
イクル3内の二酸化炭素媒体をCO2 ポンプ9によって
移送することを必要とされるものであって、CO2 ポン
プ9と目的の蒸発器14との間に、二酸化炭素媒体を貯
留できるサージタンク11を設け、このサージタンク1
1は目的の蒸発器14よりも高い位置に設けたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高元側をアンモニア
サイクル、低元側を炭酸ガスサイクルで構成した二元冷
凍システムに関するものであって、特に目的の蒸発器が
複数あり、カスケードコンデンサが、これらの目的の蒸
発器よりも低い位置に設置される場合に好適な二元冷凍
システムに係るものである。
【0002】
【発明の背景】平成9年12月の地球温暖化防止京都会
議で採択された京都議定書によって、HFC(ハイドロ
フルオロカーボン)冷媒の排出規制が決定されたため各
種の冷凍空調設備においてノンフロン化が強く要望され
てきている。このため地球環境に全く悪影響を及ぼさな
い自然冷媒(ヒートポンプ・システムへの応用を視野に
入れ、国際的には自然作動流体とも呼ばれる)に対する
関心が、急速に且つ世界的に高まってきている。このよ
うなことから、本出願人も、自然冷媒としてアンモニア
と二酸化炭素とを適用したヒートポンプ・システムの開
発を試み、国際公開番号WO00/50822「アンモ
ニアサイクルと炭酸ガスサイクルとを組み合わせたヒー
トポンプシステム」の出願に至っている。
【0003】これは、アンモニアサイクルを高元側、炭
酸ガスサイクルを低元側とし、アンモニアサイクル内に
おいて蒸発器となるカスケードコンデンサによって二酸
化炭素媒体を冷やすものである。そしてカスケードコン
デンサを、建物の屋上など炭酸ガスサイクル内の目的の
蒸発器(冷凍ショーケース等)よりも高い位置に設置
し、カスケードコンデンサと目的の蒸発器との間に液ヘ
ッド差を生じさせ、これを利用した自然循環現象によっ
て二酸化炭素媒体を循環させるものである。そしてここ
に開示されたヒートポンプ・システムは、特に炭酸ガス
サイクル内に圧縮機を組み込むことなく、二酸化炭素媒
体を循環させることができる点で、相応の効果が得られ
るものであった。
【0004】しかしながら、例えば建物の構造上、ある
いは建物の老朽化等によって建築物自体の強度が問題で
ある場合、更には中高層マンション等の地上階にあるコ
ンビニエンスストアでは、マンションの屋上等を自由に
使用できない場合等があり、必ずしもカスケードコンデ
ンサを、目的の蒸発器よりも高い位置に設置できない場
合があった。
【0005】このような場合には、カスケードコンデン
サ7′と目的の蒸発器14′との間で、当然、液ヘッド
差を利用した二酸化炭素媒体の自然循環が行えないた
め、例えば図2に示すように、炭酸ガスサイクル3′内
(一般にはカスケードコンデンサ7′の直ぐ下)にCO
2 ポンプ9′を設け、強制的にカスケードコンデンサ
7′から目的の蒸発器14′に、二酸化炭素媒体を移送
する必要があった。しかしながら、図2に併せて示すよ
うに、冷凍ショーケース等の目的の蒸発器14′が複数
あり、例えばそのうちの一つだけを運転したい場合があ
っても、単にCO2ポンプ9′を組み込む形態では、ポ
ンプをほぼ能力の最大限(目一杯)運転させて二酸化炭
素媒体を送り込む必要があり、これが無駄な動力となっ
ていた。因みに本図中、符号BVは、二酸化炭素媒体を
CO2 ポンプ9′の吐出側からCO2レシーバ8′に戻
すためのバイパス弁である。
【0006】
【開発を試みた技術的課題】本発明は、このような背景
を認識してなされたものであって、目的の蒸発器が複数
あり、しかもこのものがカスケードコンデンサよりも高
位置に設置されてしまうような場合であっても、効率的
且つ機能的な運転が行えるようにした新規な二元冷凍シ
ステムの開発を試みたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
アンモニアサイクルと炭酸ガスサイクルとを組み合わせ
た二元冷凍システムは、アンモニアを媒体としたアンモ
ニアサイクルを高元側とし、二酸化炭素を媒体とした炭
酸ガスサイクルを低元側として組み合わせて成るシステ
ムであって、前記アンモニアサイクルは、炭酸ガスサイ
クル内の二酸化炭素媒体を冷却、液化するカスケードコ
ンデンサを具えるとともに、前記炭酸ガスサイクルは、
二酸化炭素媒体を蒸発させて目的の冷却を行う蒸発器を
複数具え、また前記カスケードコンデンサは、目的の蒸
発器よりも低い位置に設けられ、二酸化炭素媒体をポン
プによって移送することを必要とされる冷凍システムに
おいて、前記炭酸ガスサイクルは、ポンプと目的の蒸発
器との間に、二酸化炭素媒体を貯留できるサージタンク
を設けるものであり、このサージタンクは、目的の蒸発
器よりも高い位置に設けられることを特徴として成るも
のである。この発明によれば、目的の蒸発器が複数あ
り、しかもこれらがカスケードコンデンサよりも高い位
置に設けられる場合に、ポンプから送り出された二酸化
炭素媒体を貯留するサージタンクを、目的の蒸発器より
も高い位置に設けるため、ポンプを稼働させることな
く、必要な蒸発器に必要な量の二酸化炭素媒体を適宜供
給でき、効率的且つ機能的な運転が行える。
【0008】また請求項2記載のアンモニアサイクルと
炭酸ガスサイクルとを組み合わせた二元冷凍システム
は、前記請求項1記載の要件に加え、前記アンモニアサ
イクルの構成部材は、目的の蒸発器から隔離されること
を特徴として成るものである。この発明によれば、アン
モニアサイクルの構成部材を、例えば屋外に設置するな
どして、目的の冷却を行う蒸発器から隔離するため、安
全性が確実に確保できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明のアンモニアサイクル
と炭酸ガスサイクルとを組み合わせた二元冷凍システム
1を図示の実施の形態に基づいて説明する。なお本発明
の冷凍システム1は、冷蔵庫やスーパーマーケットの冷
凍ショーケースはもとより、例えばホテルや各種オフィ
スビルなどの空調機等をも含むものである。本発明の二
元冷凍システム1は、図1に示すように高元側にアンモ
ニアサイクル2と、低元側に炭酸ガスサイクル3とを組
み合わせて成るものである。アンモニアサイクル2は、
一例として圧縮機4と、コンデンサ5と、膨張弁6と、
カスケードコンデンサ7とを具えて成るものであって、
実質的にこのカスケードコンデンサ7によって、炭酸ガ
スサイクル3内の二酸化炭素媒体を冷却する。またこの
アンモニアサイクル2は、媒体が毒性のあるアンモニア
であることから、封入量が極力少量にされると同時に、
アンモニアサイクル2を構成する部材が、一例として屋
外等に設置され、冷凍ショーケース等の目的の蒸発器か
ら隔離される。
【0010】一方、炭酸ガスサイクル3は、一例として
上述したカスケードコンデンサ7の他、CO2 レシーバ
8、CO2 ポンプ9、逆止弁10、サージタンク11、
自動遮断弁12、流量調整弁13、蒸発器14とを具え
て成るものである。このうち蒸発器14は、自動遮断弁
12及び流量調整弁13とともに複数セット(図1では
3組)設けられている。また蒸発器14は、自動遮断弁
12及び流量調整弁13とともに、あるいは蒸発器14
単独で、室内に設置され、ファン14aによってショー
ケース等の冷却を行うものである。
【0011】なお蒸発器14で目的の冷却を行うことか
ら、カスケードコンデンサ7を蒸発器14よりも高い位
置(例えばマンションの屋上等)に設置できれば、液ヘ
ッド差による自然循環現象によって二酸化炭素媒体を循
環させることができるが、本発明においてはこのような
形態は採り得ず、カスケードコンデンサ7が目的の蒸発
器14よりも低い位置に設置されるものとする。このよ
うに本発明においては、炭酸ガスサイクル3内のカスケ
ードコンデンサ7と蒸発器14との間において液ヘッド
差を利用できないため、二酸化炭素媒体を循環させるた
めに、前記CO 2 ポンプ9を設けるものである。
【0012】サージタンク11は、前記CO2 ポンプ9
から送り出された二酸化炭素媒体を蒸発器14の前段に
おいて適宜、貯留できるようにしたものである。またこ
のサージタンク11は、前記蒸発器14よりも高い位置
に設けられ、タンク内に貯留された二酸化炭素媒体を、
複数の蒸発器14のうちの一つまたは複数のものに、必
要な量だけ供給できるようにしている。なおサージタン
ク11には、二酸化炭素媒体の貯留量を高さ(深さ)で
検出するレベルセンサ11aが設けられ、前記CO2
ンプ9と連動し、貯留量がほぼ一定状態に維持される。
またサージタンク11に接続された符号15の部材は、
サージタンク11の内部と複数の蒸発器14の吐出部分
との圧力をバランスさせるための均圧管である。
【0013】次に本発明のアンモニアサイクルと炭酸ガ
スサイクルとを組み合わせた二元冷凍システム1の作動
態様について説明する。まずアンモニアサイクル2で
は、圧縮機4によって圧縮された気体状のアンモニア媒
体が、コンデンサ5を通るとき、冷却水または空気によ
って冷やされて液体となる。液体となったアンモニア媒
体は、膨張弁6によって必要な低温度に相当する飽和圧
力まで膨張した後、カスケードコンデンサ7で蒸発して
気体となる。このとき、アンモニア媒体は、炭酸ガスサ
イクル3内の二酸化炭素媒体から熱を奪い、これを液化
する。
【0014】一方、炭酸ガスサイクル3では、カスケー
ドコンデンサ7によって冷やされて液化した液化炭酸ガ
スが、CO2 レシーバ8に貯留される。その後、CO2
ポンプ9によってここから逆止弁10を通って送り出さ
れ、サージタンク11に貯留される。なおCO2 ポンプ
9は、サージタンク11のレベルセンサ11aと連動
し、サージタンク11内の貯留量に応じて、ON−OF
Fが切り換えられ、ほぼ一定量の二酸化炭素媒体を常時
サージタンク11内に貯留できるように制御されること
が好ましい。そしてサージタンク11内に貯留された二
酸化炭素媒体は、自動調整弁12、流量調整弁13等の
操作によって、複数の蒸発器14のうち、媒体が不足し
たもの、あるいは稼働が限定されているもののみに、各
々必要な量だけ供給される。この際、サージタンク11
は、複数の蒸発器14よりも高い位置に設けられている
ため、特に媒体を液ポンプ等によって圧送する必要がな
く、二酸化炭素媒体は、サージタンク11と蒸発器14
との間の液ヘッド差を利用して自然に送出、供給される
ものである。従って、サージタンク11に適宜の量の二
酸化炭素媒体が貯留されていれば、CO2 ポンプ9を稼
働させることなく、必要な蒸発器14に必要な量の二酸
化炭素媒体を適宜供給できるものである。このようにし
て目的の冷却を行う蒸発器9まで送り込まれた二酸化炭
素媒体は、ここで温められて蒸発し、ガスとなって再び
カスケードコンデンサ7に戻っていく。
【0015】本発明は、以上述べたように、目的の蒸発
器14を複数設けるとともに、カスケードコンデンサ7
が、これらの蒸発器14よりも高い位置に設置できない
場合において好適な形態であり、例えば複数の蒸発器1
4のうちの一つに二酸化炭素媒体を送りたい場合であっ
ても、サージタンク11に媒体を貯留しておけば、ポン
プを稼働させることなく、効率良く且つ機能的に、二酸
化炭素媒体を循環させ得るものである。
【0016】なお本発明においては、炭酸ガスサイクル
3は、炭酸ガスの潜熱を利用したものであり、これはC
2 ポンプ9を使っても変わらないため、ポンプの動力
負荷はごく少なくて済み、全体の熱交換効率をほぼ低下
させることなく、経済的な運転が行えるものである。一
例として−20℃の塩化カルシウムブラインと、液化炭
酸ガスを使用した場合とを比較すると、冷蔵庫を−15
℃に保つときのポンプ動力も考慮した全体の成績係数
は、液化炭酸ガスの方が約30%も優れている。またカ
スケードコンデンサ7や蒸発器14についても炭酸ガス
サイクル3側において、大きな圧力容器を一切使用せず
に、チューブやプレート等によって構成することが可能
である。従って炭酸ガスサイクル3内が常温になって約
75kg/cm2 Abs程度の高圧状態になっても、技
術的にも経済的にも容易に安全性が確保できる。
【0017】因みに炭酸ガスの潜熱を使用するため液配
管は、比較的小径の配管が使用できる。一例として−2
0℃で必要な液化炭酸ガスの容量は、顕熱を利用する塩
化カルシウムブラインの約1/40〜1/90であり、
小さな配管でも充分な量の液化炭酸ガスを蒸発器14に
送り込むことが可能である。
【0018】
【発明の効果】まず請求項1記載の発明によれば、複数
の蒸発器14よりも高い位置にサージタンク11を設
け、ここにCO2 ポンプ9から送り出された二酸化炭素
媒体を貯留するため、ここから必要な蒸発器14に必要
な量の二酸化炭素媒体を、液ヘッド差を利用した自然供
給によって送出できる。このため、冷凍システムの運転
が効率的且つ機能的に行える。
【0019】また請求項2記載の発明によれば、アンモ
ニアサイクル2の構成部材を、例えば屋外等に配するな
どして目的の冷却を行う蒸発器14から隔離するため、
安全性が確実に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンモニアサイクルと炭酸ガスサイク
ルとを組み合わせた二元冷凍システムを骨格的に示す流
れ図である。
【図2】目的の蒸発器が複数あり、この蒸発器よりもカ
スケードコンデンサが低い位置に設けられる場合の従来
の二元冷凍システムを骨格的に示す流れ図である。
【符号の説明】
1 二元冷凍システム 2 アンモニアサイクル 3 炭酸ガスサイクル 4 圧縮機 5 コンデンサ 6 膨張弁 7 カスケードコンデンサ 8 CO2 レシーバ 9 CO2 ポンプ 10 逆止弁 11 サージタンク 11a レベルセンサ 12 自動遮断弁 13 流量調整弁 14 蒸発器 14a ファン 15 均圧管 BV バイパス弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンモニアを媒体としたアンモニアサイ
    クルを高元側とし、二酸化炭素を媒体とした炭酸ガスサ
    イクルを低元側として組み合わせて成るシステムであっ
    て、 前記アンモニアサイクルは、炭酸ガスサイクル内の二酸
    化炭素媒体を冷却、液化するカスケードコンデンサを具
    えるとともに、 前記炭酸ガスサイクルは、二酸化炭素媒体を蒸発させて
    目的の冷却を行う蒸発器を複数具え、 また前記カスケードコンデンサは、目的の蒸発器よりも
    低い位置に設けられ、二酸化炭素媒体をポンプによって
    移送することを必要とされる冷凍システムにおいて、 前記炭酸ガスサイクルは、ポンプと目的の蒸発器との間
    に、二酸化炭素媒体を貯留できるサージタンクを設ける
    ものであり、 このサージタンクは、目的の蒸発器よりも高い位置に設
    けられることを特徴とするアンモニアサイクルと炭酸ガ
    スサイクルとを組み合わせた二元冷凍システム。
  2. 【請求項2】 前記アンモニアサイクルの構成部材は、
    目的の蒸発器から隔離されることを特徴とする請求項1
    記載のアンモニアサイクルと炭酸ガスサイクルとを組み
    合わせた二元冷凍システム。
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