JP2003166196A - オフセット印刷用新聞用紙 - Google Patents

オフセット印刷用新聞用紙

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JP2003166196A
JP2003166196A JP2001366229A JP2001366229A JP2003166196A JP 2003166196 A JP2003166196 A JP 2003166196A JP 2001366229 A JP2001366229 A JP 2001366229A JP 2001366229 A JP2001366229 A JP 2001366229A JP 2003166196 A JP2003166196 A JP 2003166196A
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Yorihiro Masumoto
頼宏 桝本
Hiroshi Suminaga
寛史 住永
Kazuhiro Nojima
一博 野島
Hideyuki Yokouchi
秀行 横内
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オフセット印刷におけるベッセルピック強度等
の表面強度に優れ、ブランケットパイリング等が発生せ
ず、印刷品質と印刷作業性に優れたオフセット印刷用新
聞用紙を提供する。 【解決手段】原紙の表面に、フィルム転写方式にて表面
処理剤を塗布・乾燥してなるオフセット印刷用新聞用紙
において、該表面処理剤が50℃,固形分25重量%に
おける粘度が70mPa・s以下の低粘度変性澱粉を主
成分とする組成物であるオフセット印刷用新聞用紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新聞用紙に関し、特
に古紙パルプ(DIP)を高率配合した新聞用紙におい
て、オフセット印刷におけるベッセルピックのトラブル
を効果的に防止し、ブランケットパイリング等が発生せ
ず、印刷作業性に優れたオフセット印刷用新聞用紙に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、新聞印刷はオフセット化、カラー
化、および高速化が急速に進んでおり、印刷媒体となる
新聞用紙に対して、より優れたカラー印刷適性や印刷作
業性を有した用紙が求められている。従来から新聞用紙
には、一般にメカニカルパルプや古紙パルプを主体とす
る紙が使用され、最近では、特にゴミ増加等の環境問題
や省資源の観点から古紙の高率配合化が求められてい
る。ところで、新聞用紙に使用されるような、回収新聞
紙を主体とする古紙原料には、新聞用紙以外に非塗工紙
や塗工紙などの広葉樹パルプを含むチラシ等が数多く混
入している。そして、そのような古紙を新聞用紙の原料
として使用した場合、古紙の配合量が多くなるに従い、
広葉樹パルプ特有のベッセル(導管)が新聞用紙原紙中
に多く混入し、その結果、新聞原紙の表面近くに散在し
ているベッセルが印刷時に紙表面から剥離することで、
印刷画像の白ムケ(ベッセルピック)が発生し、印刷作
業性や印刷品質が低下する問題を抱えている。
【0003】また、オフセット印刷は刷版に湿し水とイ
ンキを供給し、次いでブランケットと呼ばれるゴム版に
インキを転移させた後、紙に転移させて印刷を行う方法
であり、従来から使用されていた凸版印刷方式と比べ
て、比較的タックの強い印刷インキを使用するために、
用紙としては表面強度の強いことが要求される。表面強
度が弱いと、紙剥け等により用紙から遊離した繊維や用
紙に含まれる填料等の紙粉がブランケットに堆積する所
謂ブランケットパイリングの問題や、それらがインキに
混入することにより、紙面の印刷面に所謂カスレ等が生
じ、印刷品質の低下や印刷作業性の低下といったトラブ
ルが起こる。特に前記したベッセルピックのトラブルに
ついては、紙粉や填料などによるブランケットパイリン
グ、印面カスレ等に比べると、印刷開始から比較的短時
間の内に発生し、印刷品質が著しく低下するためより深
刻な問題である。
【0004】上記のようなオフセット印刷時の表面強度
低下の問題に対応する方法として、従来から新聞用紙の
表面に澱粉、PVA、ポリアクリルアミド等を成分とす
る表面処理剤を塗布することが一般に行なわれており、
塗工方法としては、高速塗工が可能で表層近くにこれら
の表面処理剤を効率良く塗工することのできるゲートロ
ールコーターやメタリングサイズプレスなどの所謂フィ
ルム(液膜)転写方式による塗工が一般的である。しか
しながらこれらの塗工方式では紙表面の微細繊維や填料
を接着する効果はあるが、粗大なベッセルをパルプ繊維
と十分に接着させることは困難である。表面処理剤の使
用量を増やし、ベッセルの欠落を防止する方法が考えら
れるが、この場合ネッパリ性と呼ばれる紙表面の粘着性
を増大させる傾向があり、このネッパリ性が大きくなる
と、特に非画線部におけるブランケットパイリングを逆
に増大させたり、また、印刷時に紙面がブランケットに
貼り付き、結果的にシワや断紙といった走行性などの別
の不具合を誘発する虞れがあり好ましくない。また、こ
れらの表面処理剤のうち、澱粉やポリアクリルアミドは
比較的ネッパリ性が少ないために広く使用されている
が、いずれも水への溶解性が高いために印刷時に湿し水
中に容易に溶け出し、填料とともにブランケットに堆積
し易いといった欠点を有している。
【0005】上記の如き実状より、特にベッセルピック
の問題については従来から種々の方法が提案されてい
る。例えば、特開平6−220790号公報では広葉樹
パルプを含むパルプスラリーをニーダーにより高濃度で
処理する方法、特開平10−266090号公報ではオ
ゾン処理した広葉樹パルプを含有した印刷用紙又は塗工
印刷用原紙、特開平10−273897号公報では特定
のスチレンブタジエン系共重合体ラテックス及び澱粉を
含有した塗被紙等が提案されている。
【0006】しかしながら、これらの方法は設備費用が
かかることや、コスト高となるため古紙パルプへの適用
が困難であったり、新聞用紙のように、比較的低米坪
で、古紙パルプが40%以上の高率配合においては、ベ
ッセルピック強度の改良効果が十分なものではないのが
実状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情より、本発
明は、フィルム転写方式にて低粘度の澱粉を塗布するこ
とにより、効率よくベッセルピックを改善し、ブランケ
ットへの紙粉パイリング、ネッパリ性等の課題を解決
し、印刷作業性の良好なオフセット印刷用新聞用紙を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、原紙の表面
に、フィルム転写方式にて表面処理剤を塗布・乾燥して
なるオフセット印刷用新聞用紙において、該表面処理剤
が50℃,固形分25重量%における粘度が70mPa
・s以下の低粘度変性澱粉を主成分とする組成物である
ことを特徴とするオフセット印刷用新聞用紙である。さ
らに、原紙が内添サイズ剤を含有しない低サイズ紙であ
る場合に、特に好ましい結果が得られるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】前述したように、オフセット印刷
用新聞用紙には、従来から、澱粉やPVA、ポリアクリ
ルアミド等をその表面に塗布することが一般に行なわれ
ている。これらの外添塗布剤は、いずれも紙粉発生を抑
えるのにはある程度の効果が認められるが、ベッセルピ
ックを防止するために、その塗布量を多くすると、ネッ
パリ性等の別の不具合が発生し、長時間の連続印刷で
は、必ずしも十分な改善効果が得られないといった難点
を抱えている。
【0010】本発明者らは、澱粉を新聞用紙の表面処理
剤として利用することについて見直し、検討を重ねてき
た。その結果、従来にはない低粘度の澱粉を使用するこ
とにより、特にDIPを多く配合した新聞用紙のベッセ
ルピック等の表面強度が向上し、オフセット印刷時のブ
ランケットパイリングやネッパリ性も効率よく改善でき
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】本発明において使用される低粘度変性澱粉
としては、トウモロコシ、馬鈴薯、タピオカ、小麦、米
等の酸化澱粉、リン酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチ
ル化澱粉、カチオン化澱粉等、従来から公知の各種変性
澱粉が用いられる。これらの澱粉類は安価で、同一塗布
量でのネッパリ性が比較的良好であるため、本発明の表
面処理剤の主成分として使用されるが、熱水で溶解した
後の粘度が50℃,固形分25重量%における値で70
mPa・s以下、好ましくは10〜60mPa・sであ
ることが必要である。粘度が70mPa・sを超えると
ベッセルピックの改善効果が十分でなく、またネッパリ
性も悪くなる傾向がある。また、10mPa・s未満の
場合は、接着強度が低下する傾向にあり、ブランケット
パイリングが悪化する虞がある。
【0012】かかる低粘度澱粉を使用することによっ
て、ベッセルピック等の表面強度が改善される理由につ
いては定かでないが、以下のように推察される。即ち、
ゲートロールやメタリングサイズプレスなどのフィルム
転写方式の塗工では、紙表面の微細繊維や填料を接着す
る効果はあるが、紙層内部への浸透が不十分であるた
め、これらの微細繊維や填料よりもはるかに粗大なベッ
セルをパルプ繊維と十分に接着させることは困難であ
る。しかしながら、澱粉の粘度を低くすることによっ
て、ベッセルとパルプ繊維との間に十分に澱粉が浸透し
て行くことができるため、同じ澱粉の塗布量でも、より
強い接着強度を発揮することができると考えられる。
【0013】尚、本発明では、澱粉類以外の接着剤を適
宜併用することができ、併用される接着剤については特
に限定されるものではないが、スチレン・ブタジエン共
重合体等のラテックス類、ポリビニルアルコールやポリ
アクリルアマイド等が例示できる。ただし、澱粉類の総
接着剤における構成比率は70重量%以上であることが
必要である。また、本発明の表面処理剤には、適宜、消
泡剤、耐水化剤、表面サイズ剤、防腐剤等の各種助剤が
必要に応じて添加できる。また、表面処理剤の固形分濃
度は、塗布装置や目標とする塗布量に応じて適宜調節さ
れるが、通常は2〜15重量%の範囲である。
【0014】上記の如き方法で得られた表面処理剤は、
製紙分野で一般に使用されているフィルム転写方式の塗
布装置、例えばブレードメタリングサイズプレス、ロッ
ドメタリングサイズプレス、ゲートロールコーター等の
公知公用の装置を適宜用いて原紙表面に塗布される。か
かる装置を使用して表面処理剤を塗布する際の塗布量
は、固形分で片面あたり0.05〜1g/m2となるよう
に塗布、乾燥される。因みに0.05g/m2未満の場
合には、ベッセルピックの改善効果が不十分であり、他
方1g/m2を超えるように塗布するとコスト高となる
だけでなく、ネッパリ等の別の問題が発生し好ましくな
い。
【0015】なお、表面処理剤が塗布、乾燥された後、
必要に応じてカレンダーに通紙し、加圧、平滑化処理し
て製品に仕上られる。その場合のカレンダー装置として
は、通常の金属ロール/金属ロールの組み合わせによる
マシンカレンダーよりも、金属ロール/樹脂ロールの構
成よりなるソフトカレンダーを使用する方が原紙層を強
く加圧せずに平滑化でき、また紙層強度の低下を抑制で
きるので、より好ましい態様である。
【0016】原紙を構成するパルプとしては、化学パル
プ(漂白あるいは未漂白のNKPやLKP等)、高歩留
まりパルプ(GP、CGP、RGP、PGW、TMP
等)、古紙パルプ(DIP等)等が、任意の比率で混合
して使用される。なお、抄紙に際しては、紙料中に適宜
ホワイトカーボン等の非晶質シリカ系無機顔料、焼成カ
オリン、構造化カオリン、および二酸化チタン、さらに
は尿素ホルムアルデヒド樹脂等の製紙用填料を適宜必要
に応じて添加することができる。さらに、紙料中には、
上記填料と共に硫酸バンド、紙力増強剤、歩留まり向上
剤、耐水化剤、紫外線防止剤等の一般に公知公用の抄紙
用薬品が添加され通常の抄紙機にて抄紙される。本発明
においては、通常紙のサイズ性向上のために内添される
強化ロジンサイズ剤、エマルジョンサイズ剤等のサイズ
剤は使用しないほうが、澱粉の浸透をより速やかにする
ため好ましい。本発明では、原紙の坪量としては特に限
定されるものではないが、通常は30〜45g/m2
度の範囲である。
【0017】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説
明する。勿論、本発明はそれらの実施例に限定されるも
のではない。また、例中の部および%は特に断らない限
り、それぞれ重量部および重量%を示す。
【0018】実施例1〜4 (原紙の作成)針葉樹クラフトパルプ(NKP)10
部、サーモメカニカルパルプ(TMP)30部、グラウ
ンドパルプ(GP)5部、新聞脱墨古紙パルプ(DI
P)55部の比率からなるパルプスラリーを、フリーネ
ス(csf)100mlまでレファイナーで叩解してパ
ルプスラリーを調製した。かくして得られたパルプスラ
リーに硫酸バンドを1%、平均粒子径20μmのホワイ
トカーボンを1.5%(いずれも対パルプ固形分対比)
添加して紙料を調製し、その紙料を使用してツインワイ
ヤー型抄紙機にて抄紙を行ない、米坪42g/m2の原
紙を得た。この原紙のサイズ度はステキヒトサイズ度で
0.5秒であった。
【0019】(新聞用紙の作成)表面処理剤として、表
1に示した澱粉に95℃の水を加えて加熱溶解し、2時
間保持した後、固形分濃度25%とし、50℃に冷却
後、B型粘度計にて粘度を測定した。さらに水を加えて
固形分濃度12%の表面処理剤を調製した。次いで、こ
の表面処理剤を前記の抄紙機で抄紙して得た米坪42g
/m2の原紙の両面に、ゲートロールコーターを使用し
て、乾燥後の重量が片面あたり0.2g/m 2となるよ
うに塗布、乾燥した後、ソフトカレンダーで1ニップ処
理を行ない、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
【0020】実施例5 表面処理剤として、冷水可溶澱粉(商品名:ハイコース
ターPC−11/三和澱粉製)に20℃の水を加えて溶
解し、固形分濃度25%とした後、50℃に加温後、B
型粘度計にて粘度を測定した。さらに水を加えて固形分
濃度13%の表面処理剤を調製した。次いで、この表面
処理剤を前記の抄紙機で抄紙して得た米坪42g/m2
の原紙の両面に、ゲートロールコーターを使用して、乾
燥後の重量が片面あたり0.2g/m2となるように塗
布、乾燥した後、ソフトカレンダーで1ニップ処理を行
ない、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
【0021】実施例6 針葉樹クラフトパルプ(NKP)10部、サーモメカニ
カルパルプ(TMP)30部、グラウンドパルプ(G
P)5部、新聞脱墨古紙パルプ(DIP)55部の比率
からなるパルプスラリーを、フリーネス(csf)10
0mlまでレファイナーで叩解してパルプスラリーを調
製した。かくして得られたパルプスラリーにロジンエマ
ルジョンサイズ(商品名:SPN−773/荒川化学工
業社製)を0.3%、硫酸バンドを1%、平均粒子径2
0μmのホワイトカーボンを1.5%(いずれも対パル
プ固形分対比)添加して紙料を調製し、その紙料を使用
してツインワイヤー型抄紙機にて抄紙を行ない、米坪4
2g/m2の新聞用紙用原紙を得た。この原紙のサイズ
度はステキヒトサイズ度で3秒であった。次いで、実施
例1で使用した表面処理剤をこの原紙の両面に、ゲート
ロールコーターを使用して、乾燥後の重量が片面あたり
0.2g/m2となるように塗布、乾燥した後、ソフト
カレンダーで1ニップ処理を行ない、オフセット印刷用
新聞用紙を得た。
【0022】比較例1〜5 実施例1において、表面処理剤を表1に示した澱粉に代
えたほかは、実施例1と同様にしてB型粘度を測定し、
実施例1と同様にしてオフセット印刷用新聞用紙を得
た。
【0023】比較例6 実施例1において、表面処理剤をポリアクリルアミド
(商品名:サンタックスNP−14/三井化学社製)と
し、乾燥後の重量を片面あたり0.4g/m2とした以
外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用新聞用紙
を得た。
【0024】かくして得られたオフセット印刷用新聞用
紙について、下記に示す品質評価を行い、得られた結果
を表2に示した。 (ブランケットパイリング)オフセット印刷機(三菱リ
ソピア L−BT 3-1100/三菱重工社製)を使用しカ
ラー4色刷りを行ない、5000部の印刷を行なった
後、ブランケット非画線部の紙粉の堆積度合いを目視に
て判定した。 〈判定基準〉 ○:紙粉の発生が認められない。 △:紙粉の発生がやや認められる。 ×:ブランケット上に紙粉が多く堆積している。
【0025】(ベッセルピック)オフセット印刷機(三
菱リソピア L−BT 3-1100/三菱重工社製)を使用
し、オフセット輪転印刷用インキ(墨)の単色刷りを行
い、網点面積率100%ベタ部のベッセルによる白ムケ
の程度を目視にて判定した。 〈判定基準〉 ○:白ムケがほとんど認められない。 △:白ムケがやや認められる。 ×:白ムケの発生が多い。
【0026】(ネッパリ強度)オフセット印刷用新聞用
紙サンプル2枚を適当な大きさに切り、水に10秒間浸
漬した後、2枚を素早く密着させ、カレンダーに線圧1
00kg/cmで通紙し、24時間室温乾燥した後、引
張り試験機を用いて、2枚の紙の剥離強度を測定した。
数値が大きい程粘着性が高い。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】表2から明らかなように、本発明にかか
るオフセット印刷用新聞用紙は、ベッセルピック強度等
の表面強度に優れ、ブランケットパイリング等のトラブ
ルの無い印刷品質と印刷作業性に優れたオフセット印刷
用新聞用紙であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横内 秀行 兵庫県尼崎市常光寺4丁目3番1号 王子 製紙株式会社尼崎研究センター内 Fターム(参考) 4L055 AA02 AC02 AC03 AC06 AC09 AG48 AH13 AH37 AJ02 BB03 BE08 BE20 EA25 FA13 FA15 FA30 GA16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原紙の表面に、フィルム転写方式にて表面
    処理剤を塗布・乾燥してなるオフセット印刷用新聞用紙
    において、該表面処理剤が50℃,固形分25重量%に
    おける粘度が70mPa・s以下の低粘度変性澱粉を主
    成分とする組成物であることを特徴とするオフセット印
    刷用新聞用紙。
  2. 【請求項2】原紙が内添サイズ剤を含有しない紙である
    請求項1に記載のオフセット印刷用新聞用紙。
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