JP2003163507A - 導波管バンドパスフィルタ - Google Patents

導波管バンドパスフィルタ

Info

Publication number
JP2003163507A
JP2003163507A JP2001359433A JP2001359433A JP2003163507A JP 2003163507 A JP2003163507 A JP 2003163507A JP 2001359433 A JP2001359433 A JP 2001359433A JP 2001359433 A JP2001359433 A JP 2001359433A JP 2003163507 A JP2003163507 A JP 2003163507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iris
band
inductive
waveguide
pass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001359433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3602493B2 (ja
Inventor
Atsushi Kezuka
敦 毛塚
Yasuhiro Kazama
保裕 風間
Shinpei Nandate
新平 南館
Makoto Shimeno
誠 注連野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2001359433A priority Critical patent/JP3602493B2/ja
Publication of JP2003163507A publication Critical patent/JP2003163507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3602493B2 publication Critical patent/JP3602493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通過帯域における挿入損失の増大、反射特性
の劣化を招くことなく、通過帯域外側におけるより一層
急峻な減衰特性、設定周波数成分の減衰量の増大を図
る。 【解決手段】 導波管100 内に、アイリス幅W1〜W7それ
ぞれを有する複数の誘導性アイリス111 〜117 を順次、
相互間隔L1〜L6で配備した帯域通過ろ波部110 を設け、
信号の通過帯域を決定する。帯域通過ろ波部110 の外側
の、誘導性アイリス111,117 に近接した位置に、導波管
管壁部分にそれぞれのアイリス幅がW8,W9の誘導性アイ
リス211,221 と、その外側の空胴部212,222 と、を含ん
で設置され、帯域通過ろ波部110 と結合してその通過帯
域外側の設定周波数成分を減衰させるノッチ部210,220
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導波管バンドパスフ
ィルタに関し、特に導波管内が複数の誘導性アイリスで
区切られた構造を成して設定周波数帯域の信号を通過さ
せる、導波管バンドパスフィルタに属する。
【0002】
【従来の技術】導波管バンドパスフィルタの代表的なも
のとして、導波管内を複数の誘導性アイリスで区切り、
この区切られた区間の長さや区間の数、アイリス幅等に
基づいて通過周波数帯域が定まる構造のものがある。こ
のような構造の、従来の導波管バンドパスフィルタの一
例を図5及び図6に示す。
【0003】この導波管バンドパスフィルタは、導波管
100内に、アイリス幅w1の誘導性アイリス111
x、アイリス幅w2の誘導性アイリス112x、アイリ
ス幅w3の誘導性アイリス113x、以下同様に、アイ
リス幅w4〜w7の誘導性アイリス114x〜117x
を順次、その相互間隔がl1,l2,……,l6となる
ように配設した構成、構造となっている。
【0004】この導波管バンドパスフィルタにおける通
過帯域特性は、アイリス幅w1〜w7及びアイリス相互
間隔l1〜l6等により決まり、その特性の一例を図7
に示す。この図7においてS11は反射係数、S21は
透過係数であり、導波管100として方形導波管WRJ-22
0 を使用し、誘導性アイリス111x〜117xの厚さ
は総て0.5 mmとしている。この導波管バンドパスフィル
タでは、1.2 %の通過帯域幅を有し、この通過帯域にお
ける挿入損失が1.6 dB以下となっており、またその通過
帯域外では、中心周波数±1.6 %の周波数で、59 dB 程
度の減衰量が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の導波管
バンドパスフィルタは、導波管100内に、アイリス幅
w1の誘導性アイリス111x〜アイリス幅w7の誘導
性アイリス117xを順次、その相互間隔がl1〜l6
となるように配設し、そのアイリス幅w1〜w7及びア
イリス相互間隔l1〜l6を選定して所望の特性を得る
構成、構造となっており、例えば、1.2 %の通過帯域幅
でその挿入損失が1.6 dB以下、通過帯域外の、中心周波
数±1.6 %の周波数で減衰量59 dB 程度の特性を得るこ
とができるが、通過帯域外で更に急峻な減衰特性が必要
な場合があり、このような場合に、より一層急峻な減衰
特性のものを実現するには、誘導性アイリスの段数を増
やすとか、これら誘導性アイリス111x〜117xに
よる通過帯域形成部分の外側に独立して、帯域阻止型の
フィルタ、例えば、導波管の上面板に結合穴を明けてそ
の外側に空胴共振器を設けた構造のものを、1/4 波長間
隔で複数配設した構成、構造のフィルタ(電子通信ハン
ドブック(オーム社)755頁、3・2・1導波管フィ
ルタのb.帯域阻止形の項等、参照)を配備する、など
の手段があるが、誘導性アイリスの段数を増やすと、通
過帯域における挿入損失が増大するという問題点があ
り、通過帯域形成部分の外側に独立して帯域阻止型フィ
ルタを配備すると、導波管バンドパスフィルタ全体の大
きさが極めて大きくなる上、帯域阻止型フィルタの減衰
帯域外での反射が、この導波管バンドパスフィルタの通
過帯域における反射量に影響を与えてその特性が劣化す
る、という問題点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点に鑑みて通過帯域における挿入損失の増大及び反
射特性の劣化を招くことなく、通過帯域の外側におけ
る、より一層急峻な減衰特性、及び設定周波数成分のよ
り一層大きな減衰量を得ることができ、しかも、フィル
タ全体の大きさが大型化するのを抑えることができる、
導波管バンドパスフィルタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の導波管バンドパ
スフィルタは、次の各構成を有することを特徴とする。 (イ)導波管内に、それぞれのアイリス幅が設定寸法に
形成された複数の誘導性アイリスを順次、設定された相
互間隔で配備して成り、前記導波管内を通過する信号
の、通過帯域を決定する帯域通過ろ波部 (ロ)前記導波管の、前記帯域通過ろ波部の複数の誘導
性アイリス配備領域外側でかつ、その最外端の誘導性ア
イリスに近接した位置に設置されて、導波管管壁部分に
配備された設定アイリス幅の誘導性アイリスと、この誘
導性アイリスの外側に配備された設定長さの空胴部と、
を含んで成り、前記帯域通過ろ波部と結合して、この帯
域通過ろ波部による通過帯域の外側の、設定された周波
数成分を減衰させるノッチ部
【0008】また、前記ノッチ部が、前記複数の誘導性
アイリスの両最外端アイリスのうちの一方に近接して設
置され、前記帯域通過ろ波部による通過帯域の外側の、
高域側周波数成分及び低域側周波数成分のうちの一方を
減衰させる周波数特性を有するか、前記複数の誘導性ア
イリスの両最外端アイリスそれぞれに近接して設置さ
れ、そのうちの一方で前記帯域通過ろ波部による通過帯
域の外側の高域側周波数成分を減衰させ、そのうちの他
方で前記通過帯域の外側の低域側周波数成分を減衰させ
る周波数特性を有して、構成される。
【0009】また、前記帯域通過ろ波部の、複数の誘導
性アイリスそれぞれのアイリス幅及びその相互間隔、並
びに前記ノッチ部の誘導性アイリスのアイリス幅、及び
このノッチ部の、前記複数の誘導性アイリスのうちの最
外端アイリスからの距離、の各寸法を、前記帯域通過ろ
波部と前記ノッチ部とを結合、一体化した構造体として
決定し、所望の周波数特性が得られるようにした、構成
を有している。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態は、導波管
内に、それぞれのアイリス幅が設定寸法に形成された複
数の誘導性アイリスを順次、設定された相互間隔で配備
して成り、上記導波管内を通過する信号の、通過帯域を
決定する帯域通過ろ波部と、上記導波管の、上記帯域通
過ろ波部の複数の誘導性アイリス配備領域外側でかつ、
その最外端の誘導性アイリスに近接した位置に設置され
て、導波管管壁部分に配備された設定アイリス幅の誘導
性アイリスと、この誘導性アイリスの外側に配備された
設定長さの空胴部と、を含んで成り、上記帯域通過ろ波
部と結合して、この帯域通過ろ波部による通過帯域の外
側の、設定された周波数成分を減衰させるノッチ部と、
を有して構成される。
【0011】なお、上記ノッチ部が、上記複数の誘導性
アイリスの両最外端アイリスのうちの一方に近接して設
置され、上記帯域通過ろ波部による通過帯域の外側の、
高域側周波数成分及び低域側周波数成分のうちの一方を
減衰させる周波数特性を有する、構成としてもよいし、
また、上記複数の誘導性アイリスの両最外端アイリスそ
れぞれに近接して設置され、そのうちの一方で上記帯域
通過ろ波部による通過帯域の外側の高域側周波数成分を
減衰させ、そのうちの他方で上記通過帯域の外側の低域
側周波数成分を減衰させる周波数特性を有する、構成で
あってもよい。
【0012】そして、上記帯域通過ろ波部の、複数の誘
導性アイリスそれぞれのアイリス幅及びその相互間隔、
並びに上記ノッチ部の誘導性アイリスのアイリス幅、及
びこのノッチ部の、上記複数の誘導性アイリスのうちの
最外端アイリスからの距離、の各寸法を、上記帯域通過
ろ波部と上記ノッチ部とを結合、一体化した構造体とし
て決定し、所望の周波数特性が得られるようにした、構
成となっている。
【0013】このような構成、構造とすることにより、
フィルタ全体が大型化するのを抑え、かつ通過帯域にお
ける、挿入損失の増大化及び反射特性の劣化を招くこと
なく、通過帯域の外側における、減衰特性のより一層の
急峻化及び減衰量の増大化をはかることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す部分断面平
面図、図2は、図1に示された実施例の斜視図である。
この実施例は、導波管100内に、アイリス幅W1の誘
導性アイリス111、アイリス幅W2の誘導性アイリス
112、アイリス幅W3の誘導性アイリス113、以下
同様に、アイリス幅W4〜W7の誘導性アイリス114
〜117を順次、その相互間隔がL1,L2,……,L
6となるように配備して成り、導波管100内を通過す
る信号の通過帯域を決定する帯域通過ろ波部110と、
導波管100の、複数の誘導性アイリス111〜117
配備領域外側で、その最外端アイリスのうちの一方の、
誘導性アイリス111に近接した位置に設置されて、導
波管100の管壁部分に配備されたアイリス幅W8の誘
導性アイリス211、及びこの誘導性アイリス211の
外側に配備された長さLn1の空胴部212を含んで成
り、帯域通過ろ波部110と結合して、この帯域通過ろ
波部110による通過帯域の外側の設定された周波数成
分、例えばこの通過帯域より高域側の設定周波数成分を
減衰させるノッチ部210と、導波管100の、複数の
誘導性アイリス111〜117配備領域外側で、その最
外端の他方の、誘導性アイリス117に近接した位置に
設置されて、導波管100の管壁部分に配備されたアイ
リス幅W9の誘導性アイリス221、及びこの誘導性ア
イリス221の外側に配備された長さLn2の空胴部2
22を含んで成り、帯域通過ろ波部110と結合して、
この帯域通過ろ波部110による通過帯域の外側の設定
された周波数成分、例えばこの通過帯域より低域側の設
定周波数成分を減衰させるノッチ部220と、を有する
構成、構造となっている。
【0015】なお、ノッチ部210の、誘導性アイリス
111に近接した位置として、誘導性アイリス111の
外側の面と、誘導性アイリス211のアイリス幅W8端
との間の寸法をD1としてこのD1の寸法を導波管10
0の管内波長よりも小さくし、また、ノッチ部220
の、誘導性アイリス117に近接した位置として、誘導
性アイリス117の外側の面と、誘導性アイリス221
のアイリス幅W9端との間の寸法をD2としてこのD2
の寸法を導波管100の管内波長よりも小さくしてい
る。
【0016】そして、複数の誘導性アイリス111〜1
17のアイリス幅W1〜W7及びその相互間隔L1〜L
6、並びにノッチ部210,220の誘導性アイリス2
11,221のアイリス幅W8,W9及びその最外端誘
導性アイリス111,117との距離D1,D2等の寸
法を、複数の誘導性アイリス111〜117とノッチ部
210,220とが結合、一体化した構造体として、最
適の周波数特性が得られるように調整し、決定する。ま
た、ノッチ部210,220の空胴部212,222の
長さLn1,Ln2により、通過帯域外側の減衰極を決
定する。
【0017】例えば、導波管100としてWRJ-220 を用
い、各誘導性アイリスの厚さをすべて0.5 mmとし、各部
の寸法を、W1=3.6450,W2=1.7656,W3=1.616
8,W4=1.6004,W5=1.6427,W6=1.8260,W7
=3.4970,W8=4.2047,W9=4.4733,L1=6.457
6,L2=6.9047,L3=6.9227,L4=6.9207,L5
=6.8940,L6=6.4807,Ln1=13.0014 ,Ln2=
13.5283 ,D1=1.0690,D2=1.0636(単位mm)と
し、このときの、反射係数S11及び透過係数S21の
特性を図3に示す。
【0018】図3において、実線の特性がこの実施例の
特性、すなわち、ノッチ2段の特性であり、点線の特性
がノッチなしの、即ち、従来例による特性である。この
ように、通過帯域及びその近傍では、ノッチなしの場合
とほぼ同等の特性が得られ、1.2 %の帯域幅を有する通
過帯域において挿入損失を1.6 dB以下に抑えることが
でき、しかも、中心周波数に対する1.6 %以上の減衰帯
域では、70dB以上の減衰量を得ることができる。
【0019】そして、その大きさは、ノッチ部210,
220が、帯域通過ろ波部110の外側の、複数の誘導
性アイリス111〜117のうちの最外端アイリス(1
11,117)に近接した位置に設置されるので、全体
が大型化するのを抑えることができる。
【0020】この実施例においては、帯域通過ろ波部1
10の外側の、両最外端アイリス(111,117)そ
れぞれに近接してノッチ部210,220が設置されて
いて、その一方で、通過帯域の外側の、高域側周波数成
分を減衰させ、その他方で、低域側周波数成分を減衰さ
せる構成となっているが、両最外端アイリス(111,
117)のうちの一方にノッチ部を設けて、帯域通過ろ
波部110による通過帯域の外側の、高域側周波数成分
及び低域側周波数成分のうちの一方、例えば、高域側周
波数成分を更に減衰させる、構成とすることもできる。
この場合の周波数特性を図4に示す。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、導波管内
に、それぞれ設定されたアイリス幅を有する複数の誘導
性アイリスが順次、設定された相互間隔で配置されて、
信号の通過帯域を決定する帯域通過ろ波部と、この帯域
通過ろ波部の外側で、かつその最外端誘導性アイリスに
近接する位置に設置されて、導波管管壁部分に配備され
た設定アイリス幅の誘導性アイリスと、この誘導性アイ
リスの外側に配備された設定長さの空胴部と、を含んで
形成され、帯域通過ろ波部と結合し、この帯域通過ろ波
部による通過帯域の外側の、設定された周波数成分を減
衰させるノッチ部と、を有する構成、構造とすることに
より、通過帯域における、挿入損失の増大及び反射特性
の劣化を招くことなく、通過帯域の外側における、より
一層急峻な減衰特性、及び設定周波数成分のより一層大
きな減衰量を得ることができ、しかも、フィルタ全体が
大型化するのを抑えることができる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面平面図であ
る。
【図2】図1に示された実施例の、部分断面斜視図であ
る。
【図3】図1及び図2に示された実施例の、反射係数S
11及び透過係数S21の周波数特性図である。
【図4】本発明の他の実施例の、反射係数S11及び透
過係数S21の周波数特性図である。
【図5】従来の導波管バンドパスフィルタの一例を示す
部分断面平面図である。
【図6】図5に示された導波管バンドパスフィルタの、
部分断面斜視図である。
【図7】図5及び図6に示された導波管バンドパスフィ
ルタの、反射係数S11及び透過係数S21の周波数特
性図である。
【符号の説明】
100 導波管 110 帯域通過ろ波部 111〜117,111x〜117x 誘導性アイリス 210 ノッチ部 211 誘導性アイリス 212 空胴部 220 ノッチ部 221 誘導性アイリス 222 空胴部
フロントページの続き (72)発明者 南館 新平 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 注連野 誠 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内 Fターム(参考) 5J006 HC02 HC12 JA01 JA02 JA06 JA10 JA12 JB02 LA03 LA23 NA09 ND01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各構成を有することを特徴とする導
    波管バンドパスフィルタ。 (イ)導波管内に、それぞれのアイリス幅が設定寸法に
    形成された複数の誘導性アイリスを順次、設定された相
    互間隔で配備して成り、前記導波管内を通過する信号
    の、通過帯域を決定する帯域通過ろ波部 (ロ)前記導波管の、前記帯域通過ろ波部の複数の誘導
    性アイリス配備領域外側でかつ、その最外端の誘導性ア
    イリスに近接した位置に設置されて、導波管管壁部分に
    配備された設定アイリス幅の誘導性アイリスと、この誘
    導性アイリスの外側に配備された設定長さの空胴部と、
    を含んで成り、前記帯域通過ろ波部と結合して、この帯
    域通過ろ波部による通過帯域の外側の、設定された周波
    数成分を減衰させるノッチ部
  2. 【請求項2】 前記ノッチ部が、前記複数の誘導性アイ
    リスの両最外端アイリスのうちの一方に近接して設置さ
    れ、前記帯域通過ろ波部による通過帯域の外側の、高域
    側周波数成分及び低域側周波数成分のうちの一方を減衰
    させる周波数特性を有する、請求項1記載の導波管バン
    ドパスフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記ノッチ部が、前記複数の誘導性アイ
    リスの両最外端アイリスそれぞれに近接して設置され、
    そのうちの一方で前記帯域通過ろ波部による通過帯域の
    外側の高域側周波数成分を減衰させ、そのうちの他方で
    前記通過帯域の外側の低域側周波数成分を減衰させる周
    波数特性を有する、請求項1記載の導波管バンドパスフ
    ィルタ。
  4. 【請求項4】 前記帯域通過ろ波部の、複数の誘導性ア
    イリスそれぞれのアイリス幅及びその相互間隔、並びに
    前記ノッチ部の誘導性アイリスのアイリス幅、及びこの
    ノッチ部の、前記複数の誘導性アイリスのうちの最外端
    アイリスからの距離、の各寸法を、前記帯域通過ろ波部
    と前記ノッチ部とを結合、一体化した構造体として決定
    し、所望の周波数特性が得られるようにした、請求項1
    記載の導波管バンドパスフィルタ。
JP2001359433A 2001-11-26 2001-11-26 導波管バンドパスフィルタ Expired - Fee Related JP3602493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001359433A JP3602493B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 導波管バンドパスフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001359433A JP3602493B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 導波管バンドパスフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003163507A true JP2003163507A (ja) 2003-06-06
JP3602493B2 JP3602493B2 (ja) 2004-12-15

Family

ID=19170441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001359433A Expired - Fee Related JP3602493B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 導波管バンドパスフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3602493B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010177618A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp 高周波モジュール
JP2010258892A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Japan Radio Co Ltd 導波管バンドパスフィルタ
US8130063B2 (en) 2008-03-27 2012-03-06 Her Majesty the Queen in right of Canada, as represented by The Secretary of State for Industry, Through the Communications Research Centre Canada Waveguide filter
WO2014129283A1 (ja) 2013-02-19 2014-08-28 公立大学法人大阪府立大学 導波管型イメージリジェクションフィルタおよびそれを用いた片サイドバンド受信機、周波数分配器およびサイドバンド分離受信機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8130063B2 (en) 2008-03-27 2012-03-06 Her Majesty the Queen in right of Canada, as represented by The Secretary of State for Industry, Through the Communications Research Centre Canada Waveguide filter
JP2010177618A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp 高周波モジュール
JP2010258892A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Japan Radio Co Ltd 導波管バンドパスフィルタ
WO2014129283A1 (ja) 2013-02-19 2014-08-28 公立大学法人大阪府立大学 導波管型イメージリジェクションフィルタおよびそれを用いた片サイドバンド受信機、周波数分配器およびサイドバンド分離受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3602493B2 (ja) 2004-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Jachowski Passive enhancement of resonator Q in microwave notch filters
RU2602756C2 (ru) Полосовой фильтр
US8704618B2 (en) Microwave filter
EP1161775B1 (en) Waveguide filter having asymmetrically corrugated resonators
JP3531603B2 (ja) 高周波フィルタおよびそれを用いたフィルタ装置およびそれらを用いた電子装置
JP2003163507A (ja) 導波管バンドパスフィルタ
US6677836B2 (en) Dielectric filter device having conductive strip removed for improved filter characteristics
WO2010073554A1 (ja) 帯域通過フィルタ
JP2000357903A (ja) 平面型フィルタ
US8143973B2 (en) Cavity filter coupling system
KR100392341B1 (ko) 디지에스를 이용한 대역통과 여파기
RU2237320C1 (ru) Полосно-пропускающий фильтр
JP2009260698A (ja) 高周波結合線路および高周波フィルタ
US6249195B1 (en) Dielectric filter, dielectric duplexer, and transceiver having circular and polygonal electrode openings
JP2001044708A (ja) 誘電体デュプレクサおよび通信装置
JPS6219081B2 (ja)
KR100758303B1 (ko) 유전체 도파관을 이용한 대역저지필터
JPH11274817A (ja) 帯域阻止フィルタ
JP2007243462A (ja) バンドパスフィルタ及び共振器
JPH11312902A (ja) 誘電体フィルタ、送受共用器および通信機
JP2003304103A (ja) バンドパスフィルタ
JP4643845B2 (ja) フィルタ回路
JP4873642B2 (ja) 導波管バンドパスフィルタ
JPH09186506A (ja) 分波器
RU2248074C1 (ru) Полосно-пропускающий фильтр

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040921

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3602493

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121001

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees