JP2003161533A - 太陽光・熱ハイブリッドモジュール - Google Patents

太陽光・熱ハイブリッドモジュール

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JP2003161533A JP2001360934A JP2001360934A JP2003161533A JP 2003161533 A JP2003161533 A JP 2003161533A JP 2001360934 A JP2001360934 A JP 2001360934A JP 2001360934 A JP2001360934 A JP 2001360934A JP 2003161533 A JP2003161533 A JP 2003161533A
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Masao Inoue
将男 井上
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池モジュールと同様のフレームを用い
ることができ、生産性や施工性を向上させることができ
る太陽光・熱ハイブリッドモジュールを提供する。 【解決手段】 太陽光・熱ハイブリッドモジュールM1
では、太陽電池パネル10の裏面に沿うようにして複数
の通水管21(熱媒管)が並べられ、これら通水管21
の互いに同じ側の端部どうしがヘッダ管22で連ねられ
ている。このヘッダ管22が、周縁フレーム30より内
側の太陽電池パネル10の裏面に配されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽エネルギーで
発電と集熱の両方を行う光・熱ハイブリッドモジュール
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平11−256787号公
報に記載の太陽光・熱ハイブリッドモジュールは、四角
形状の太陽電池パネルと集熱器とを備えている。集熱器
は、太陽電池パネルの裏面に沿って並べられた複数の熱
媒管と、これら熱媒管に添設された集熱板とを有してい
る。各熱媒管の両端部は、太陽電池パネルの縁より外側
に突出され、これら突出端が、熱媒管と直交するヘッダ
管で連ねられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上掲公報のハイブリッ
ドモジュールでは、熱媒管と平行な側の縁には、太陽電
池モジュール(太陽電池パネルだけで集熱器の無いモジ
ュール)と同様の支持フレームを用いることができる。
しかし、熱媒管と直交する側の縁には、太陽電池パネル
の外側にヘッダ管が配されているので、このヘッダ管を
覆い包むようなフレームにする必要がある。したがっ
て、太陽電池モジュールと同様のものを用いることがで
きず、生産性や施工性が充分でない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、周縁がフレームで支持された太陽電池パ
ネルと、この太陽電池パネルの裏面に沿うようにして並
べられた複数の熱媒管と、これら熱媒管の互いに同じ側
の端部どうしを連ねる一対のヘッダ管とを備えた太陽光
・熱ハイブリッドモジュールにおいて、各ヘッダ管が、
上記フレームより内側の太陽電池パネルの裏面に配され
ていることを特徴とする。
【0005】ここで、上記熱媒管に集熱板が添設され、
更に上記ヘッダ管にも集熱板が添設されていることが望
ましい。上記集熱板には、上記熱媒管及びヘッダ管のた
めの収容溝が裏側に窪むようにして形成され、この収容
溝を除く集熱板の平らな部分が、上記太陽電池パネルに
接着され、更に上記集熱板の縁が、上記太陽電池パネル
と共に上記フレームによって支持されていることが望ま
しい。
【0006】上記集熱板が、上記熱媒管の管軸方向に沿
って少なくとも3つに分割され、両端部の集熱板には、
上記ヘッダ管のための収容溝に代えて、上記熱媒管のた
めの収容溝と一直線をなすスリット(切り込み)が形成
されており、上記端部集熱板の添設に際して、上記熱媒
管が上記スリットに通されながら上記収容溝に収容さ
れ、この収容操作と同時またはその後に、端部集熱板が
端方向にスライドされてヘッダ管より表側に位置される
ようになっていてもよい。
【0007】上記熱媒管と上記ヘッダ管の管軸どうし
が、略同一平面上に配されていてもよく、上記熱媒管
が、上記ヘッダ管より細く、その分だけ上記太陽電池パ
ネルの側に偏芯していてもよい。偏芯させる場合には、
上記熱媒管の端部が、上記ヘッダ管の管軸に向けて斜め
に折曲されていることが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。図2は、本発明の第1実施形態を
適用した建物1を示したものである。建物1の屋根に
は、太陽エネルギー変換システム2が構築されている。
システム2は、複数の太陽電池モジュールM0と、複数
の太陽光・熱ハイブリッドモジュールM1とで構成され
ている。
【0009】これらモジュールM0,M1は、建物1の
屋根材としての役目を兼ねており、屋根の左右方向及び
水流れ方向に沿って野地板1a(図3)上に葺設されて
いる。本発明の要旨に係る太陽光・熱ハイブリッドモジ
ュールM1は、屋根の例えば右下の領域にまとめられ、
他の領域は、太陽電池モジュールM0で占められてい
る。
【0010】図3に示すように、太陽光・熱ハイブリッ
ドモジュールM1は、太陽電池パネル10と、このパネ
ル10の裏側に設けられた集熱器20と、周縁に設けら
れたフレーム30とを有している。(なお、太陽電池モ
ジュールM0は、上記と同一構成の太陽電池パネル10
とフレーム30を有する一方、集熱器20を有していな
い。)
【0011】図1及び図3に示すように、太陽電池パネ
ル10は、四角形状の透明な2層のガラス板12と、そ
の裏側に縦横に整列して配された多数の太陽電池セル1
1とを有している。2層のガラス板12,13の間に
は、スペーサ15によって断熱用の空間が形成されてい
る。
【0012】詳細な図示は省略するが、太陽電池セル1
1は、エチレンビニルアセテート(EVA)樹脂シート
からなる表側接着層と、同じくEVA樹脂シートからな
る裏側接着層とで挟まれ、封止されている。表側接着層
には、ガラス板13が接着され、裏側接着層には、集熱
器20の集熱板23が接着されている。(なお、太陽電
池モジュールM0の裏側接着層には、集熱板23に代え
て、アルミ等の導電性金属板の両面に樹脂シートを貼付
したバックフィルム材14が設けられている。)
【0013】太陽電池セル11は、太陽光によって発電
する。そして、図2に示すように、システム2全体のセ
ル11の直流出力が正出力ケーブル4a及び負出力ケー
ブル4bで取り出され、パワーコンディショナー4cで
交流に変換された後、建物1の電気機器に供給された
り、他に売電されたりするようになっている。
【0014】図2〜図4に示すように、集熱器20は、
屋根の水流れ方向に延びる複数の通水管21(熱媒管)
と、これら通水管21の上下両端に設けられた一対のヘ
ッダ管22と、これら管21,22に添設された上記集
熱板23とを有している。図1に示すように、複数の通
水管21は、太陽電池セル11と同ピッチで左右に離れ
て配され、モジュールM1を平面視したときセル11の
中程を通るようになっている。これによって、太陽光発
電に伴ってセル11から発生する熱を効率的に受け取る
ことができるようになっている。
【0015】図3及び図4に示すように、ヘッダ管22
は、通水管21より大径になっている。そして、通水管
21と直交して左右に延びている。ヘッダ管22の管壁
には、通水管挿入孔22aが通水管21の数だけ形成さ
れている。これら孔22aに、通水管21の端部が挿入
され、蝋付けされている。これによって、集熱器20に
おける全ての通水管21の上端部どうしが、上側のヘッ
ダ管22によって互いに連ねられ、下端部どうしが、下
側のヘッダ管22によって互いに連ねられている。通水
管21とヘッダ管22の管軸どうしは、同一平面上に配
されている。
【0016】図2に示すように、屋根において隣り合う
太陽光・熱ハイブリッドモジュールM1のヘッダ管22
が、互いに連結され、そのうち例えば傍軒側の1つのヘ
ッダ管22が、往路管5cを介して貯湯槽5aの下部に
連なり、他の1つのヘッダ管22が、復路管5dを介し
て貯湯槽5aの上部に連なっている。これにより、給水
管5bから貯湯槽5aに供給された給湯用水(熱媒)
が、往路管5cを経て各モジュールM1の管21,22
を流れ、その後、復路管5dを経て貯湯槽5aに戻され
るようになっている。
【0017】図3〜図5に示すように、集熱板23は、
四角形状のアルミ板で構成されている。なお、集熱板2
3の材質は、熱伝達性の良好なものであればよく、アル
ミ板の他、銅板などを用いてもよい。集熱板23には、
上記通水管21及びヘッダ管22を収容するための収容
溝23aが裏側に窪むようにプレス形成されている。こ
の集熱板23の溝形成部分は、管21,22収容後にカ
シメられている。これにより、集熱板23と管21,2
2とが一体に固定されている。そして、集熱板23の溝
23aを除く平らな部分が、上記太陽電池パネル10の
裏側接着層に接着されている。この状態で、ヘッダ管2
2の両端部が、集熱板23の左右の縁から突出する一
方、集熱板23の上下の縁が、ヘッダ管22より延出
し、太陽電池パネル10の上下の縁付近に達している。
【0018】集熱板23は、太陽電池パネル10を透過
した太陽光を吸収して発熱する。また、上記太陽電池セ
ル11で発生した熱を吸収する。これら熱は、管21,
22に伝えられ、更に管21,22内を流れる給湯用水
に受け渡されることになる。これによって、給湯用水を
加温して貯湯槽5aに蓄えることができる。そして、貯
湯槽5aから延びる給湯管5eを介して給湯に供するこ
とができる。
【0019】図1に示すように、フレーム30は、太陽
電池パネル10及び集熱器20の左右の縁を支持する一
対の縦フレーム材31と、上下の縁を支持する一対の横
フレーム材32とを有している。これらフレーム材3
1,32は、アルミの押出し型材などで構成されてい
る。詳細な図示は省略するが、各フレーム材31,32
の交差部は、ビスにて連結されている。
【0020】図3に示すように、横フレーム材32に
は、太陽電池パネル10と集熱板23の上下の縁を嵌め
込む溝32aが形成されている。この嵌め込み状態にお
いて、横フレーム材32より内側の太陽電池パネル10
の裏面に、ヘッダ管22が配されるようになっている。
横フレーム材32の溝32aと太陽電池パネル10及び
集熱板23との間には、ブチルテープからなる封止材3
9が装填されている。
【0021】図示は省略するが、同様にして縦フレーム
材31にも太陽電池パネル10と集熱板23の左右の縁
を嵌め込む溝が形成され、この溝とパネル10及び板2
3との間にブチルテープからなる封止材が装填されてい
る。図1に示すように、縦フレーム材31の下縁には、
フランジ33が設けられている。このフランジ33が、
屋根の野地板1aにビス止めされ、ひいてはモジュール
M1が屋根に固定されるようになっている。また、縦フ
レーム材31からヘッダ管22の端部が突出されてい
る。この突出端が、隣接する他のモジュールM1のヘッ
ダ管22又は往路管5cや復路管5dに連結されること
になる。
【0022】作用を説明する。太陽光・熱ハイブリッド
モジュールM1においては、ヘッダ管22が横フレーム
材32より内側の太陽電池パネル10の裏面に配されて
いる。したがって、太陽電池モジュールM0と同一規格
の横フレーム材32を用いることができ、横フレーム材
32をはじめとする各構成部材を太陽電池モジュールM
0と共用することができる。この結果、生産性の向上及
び生産コストの低減を図ることができる。また、太陽光
・熱ハイブリッドモジュールM1の外観形状・寸法を太
陽電池モジュールM0と同一にすることができるので、
図2に示すように、これらモジュールM0,M1を段差
無く整然と並べて葺設することができ、美観を向上でき
るだけでなく、施工性の向上及び施工時間の短縮を図る
ことができる。
【0023】太陽電池パネル10及び集熱板23の縁を
表側と裏側から挟むように2つに分割する必要が無いの
で、縦フレーム材31は勿論、横フレーム材32につい
ても一体物にすることができ、部品点数を少なくするこ
とができる。
【0024】集熱板23が通水管21だけでなくヘッダ
管22にも添設されているので、ヘッダ管22において
も給湯用水の加温を行うことができ、加温効率(集熱効
率)を高めることができる。
【0025】次に、本発明の他の実施形態を説明する。
以下の実施形態において、先行して説明した実施形態と
同様の構成に関しては図面に同一符号を付して説明を省
略する。図6は、本発明の第2実施形態に係る太陽光・
熱ハイブリッドモジュールM2を示したものである。ハ
イブリッドモジュールM2では、通水管21が、ヘッダ
管22より細い分だけ太陽電池パネル10の側に偏芯し
ている。これによって、通水管21をヘッダ管22と同
様に太陽電池パネル10に可及的に接近させることがで
き、ないしは当接させることができる。この結果、太陽
電池セル11から通水管21への熱伝達をより良好に行
うことができ、給湯用水の加温効率を一層高めることが
できる。
【0026】図7は、本発明の第3実施形態に係る太陽
光・熱ハイブリッドモジュールM3を示したものであ
る。ハイブリッドモジュールM3では、上記第2実施形
態のハイブリッドモジュールM2と同様に、通水管21
がヘッダ管22より細い分だけ太陽電池パネル10の側
に偏芯している。モジュールM2と異なるところは、通
水管21の端部が、ヘッダ管22の管軸に向けて裏側方
向に斜めに折曲されている点である。これによって、通
水管挿入孔22aの開穿作業や通水管21の蝋付け作業
を容易化することができる。
【0027】図8〜図10は、本発明の第4実施形態を
示したものである。図8及び図9に示すように、第4実
施形態に係る太陽光・熱ハイブリッドモジュールM4で
は、集熱器20’の集熱板が、通水管21の管軸に沿っ
て両端部の集熱板23Xと中間の集熱板23Yの3つに
分割されている。端部集熱板23Xには、ヘッダ管22
のための収容溝に代えて、通水管21用の収容溝23a
と一直線をなすスリット23b(切り込み)が形成され
ている。スリット23bは、端部集熱板23Xにおける
通水管収容溝23aとは逆側の縁に達している。
【0028】図8に示すように、組立済みの管21,2
2に集熱板23X,23Yを添設する際は、先ず、一方
の端部集熱板23Xのスリット23bに通水管21を通
す。これによって、通水管21を集熱板23Xの溝23
aに収容することができる。この収容操作と同時または
その後に、端部集熱板23Xを通水管21に沿って端方
向にスライドさせる。これによって、図9に示すよう
に、端部集熱板23Xをヘッダ管22より表側に位置さ
せることができる。
【0029】同様にして、他方の端部集熱板23Xを添
設する。また、中間集熱板23Cを両端部の集熱板23
Xの間に挿入するようにして添設する。そして、これら
集熱板23X,23Yを通水管21にカシメて集熱器2
0’を完成させる。この集熱器20’を太陽電池パネル
10の裏側接着層に接着する。これにより、図10に示
すように、端部集熱板23Xが太陽電池パネル10とヘ
ッダ管22との間に挟まれることになる。
【0030】なお、第4実施形態の集熱器20’では、
上記第1実施形態と同様に、管21,22の管軸が互い
に同一平面上に配されているが、それに代えて、第2、
第3実施形態と同様の管21,22を用いてもよい。中
間集熱板23Yが、更に複数に分割されていてもよい。
【0031】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の改変が可能である。例えば、上記実施
形態では、給湯用水をそのまま熱媒として集熱器に通し
て直接加温しているが、給湯用水とは別途のブラインな
どの熱媒を集熱器に通し、この熱媒が集熱器で集熱した
太陽熱を熱交換器を介して貯湯槽内の給湯用水に与える
ようにしてもよい。太陽光・熱ハイブリッドモジュール
で集熱した太陽熱は、給湯以外の用途、例えば暖房にも
利用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の太陽光・
熱ハイブリッドモジュールによれば、ヘッダ管がフレー
ムより内側の太陽電池パネルの裏面に配されているの
で、太陽電池モジュールと同様のフレームを用いること
ができ、生産性や施工性を向上させることができる。
【0033】集熱板を熱媒管だけでなくヘッダ管にも添
設することによって、ヘッダ管においても集熱を行うこ
とができ、集熱効率を高めることができる。
【0034】熱媒管及びヘッダ管を集熱板の収容溝に収
容し、集熱板を太陽電池パネルに接着するとともに集熱
板の縁を太陽電池パネルと共にフレームで支持すること
によって、集熱板を介して熱媒管とヘッダ管を確実に支
持することができる。
【0035】集熱板を分割し、両端部の集熱板にスリッ
トを形成しておくことによって、熱媒管をスリットに通
しながら収容溝に収容でき、更に端部集熱板が太陽熱パ
ネルとヘッダ管との間に挟まれるようにすることができ
る。
【0036】熱媒管とヘッダ管の管軸どうしを略同一平
面上に配することによって、これら管どうしの連結を容
易に行うことができる。
【0037】熱媒管を、ヘッダ管より細い分だけ太陽電
池パネルの側に偏芯させることによって、集熱効率を一
層高めることができる。この場合、熱媒管の端部をヘッ
ダ管の管軸に向けて斜めに折曲することによって、管ど
うしの連結を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る太陽光・熱ハイブ
リッドモジュールの斜視図である。
【図2】上記太陽光・熱ハイブリッドモジュールを含む
太陽エネルギー変換システムを備えた建物の概略図であ
る。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】上記太陽光・熱ハイブリッドモジュールの集熱
器の分解斜視図である。
【図5】上記集熱器を裏側から見た斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る太陽光・熱ハイブ
リッドモジュールの断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る太陽光・熱ハイブ
リッドモジュールの断面図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る太陽光・熱ハイブ
リッドモジュールの集熱器の分解斜視図である。
【図9】上記第4実施形態に係る集熱器を組み状態で示
す斜視図である。
【図10】上記第4実施形態に係る太陽光・熱ハイブリ
ッドモジュールの断面図である。
【符号の説明】
M1〜M4 太陽光・熱ハイブリッドモジュール 10 太陽電池パネル 11 太陽電池セル 20,20’ 集熱器 21 通水管(熱媒管) 22 ヘッダ管 23 集熱板 23X 端部集熱板 23Y 中間集熱板 23a 収容溝 23b スリット 30 フレーム 31 縦フレーム材 32 横フレーム材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁がフレームで支持された太陽電池パ
    ネルと、この太陽電池パネルの裏面に沿うようにして並
    べられた複数の熱媒管と、これら熱媒管の互いに同じ側
    の端部どうしを連ねる一対のヘッダ管とを備えた太陽光
    ・熱ハイブリッドモジュールにおいて、各ヘッダ管が、
    上記フレームより内側の太陽電池パネルの裏面に配され
    ていることを特徴とする太陽光・熱ハイブリッドモジュ
    ール。
  2. 【請求項2】 上記熱媒管に集熱板が添設されるととも
    に、上記ヘッダ管にも集熱板が添設されていることを特
    徴とする請求項1に記載の太陽光・熱ハイブリッドモジ
    ュール。
  3. 【請求項3】 上記集熱板には、上記熱媒管及びヘッダ
    管のための収容溝が裏側に窪むようにして形成され、こ
    の収容溝を除く集熱板の平らな部分が、上記太陽電池パ
    ネルに接着され、更に上記集熱板の縁が、上記太陽電池
    パネルと共に上記フレームによって支持されていること
    を特徴とする請求項2に記載の太陽光・熱ハイブリッド
    モジュール。
  4. 【請求項4】 上記集熱板が、上記熱媒管の管軸方向に
    沿って少なくとも3つに分割されており、両端部の集熱
    板には、上記ヘッダ管のための収容溝に代えて、上記熱
    媒管のための収容溝と一直線をなすスリットが形成され
    ており、上記端部集熱板の添設に際して、上記熱媒管が
    上記スリットに通されながら上記収容溝に収容され、こ
    の収容操作と同時またはその後に、端部集熱板が端方向
    にスライドされてヘッダ管より表側に位置されるように
    なっていることを特徴とする請求項3に記載の太陽光・
    熱ハイブリッドモジュール。
  5. 【請求項5】 上記熱媒管と上記ヘッダ管の管軸どうし
    が、略同一平面上に配されていることを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の太陽光・熱ハイブリッドモジ
    ュール。
  6. 【請求項6】 上記熱媒管が、上記ヘッダ管より細く、
    その分だけ上記太陽電池パネルの側に偏芯していること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の太陽光・熱
    ハイブリッドモジュール。
  7. 【請求項7】 上記熱媒管の端部が、上記ヘッダ管の管
    軸に向けて斜めに折曲されていることを特徴とする請求
    項6に記載の太陽光・熱ハイブリッドモジュール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014109419A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Mitsubishi Electric Corp 太陽光熱ハイブリッドパネル及びソーラーシステム
KR20190098636A (ko) * 2018-02-14 2019-08-22 장한기술 주식회사 태양광 패널용 집열기 조립 키트, 이를 포함하는 태양광-열 복합 조립체 및 그 제조 방법

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