JP2003153418A - ３相一括型ガス絶縁母線 - Google Patents
３相一括型ガス絶縁母線Info
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- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/0352—Gas-insulated switchgear for three phase switchgear
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、１個の母線容器から分岐母線
を２方向に引出すようにしてガス絶縁開閉装置をコンパ
クトにできる３相一括型ガス絶縁母線を提供することに
ある。 【解決手段】円筒状母線容器１の長手方向に沿って３つ
の垂直引出口３とこの垂直引出口３と周方向のほぼ同一
軸位置に３つの水平引出口４を形成する。３相の主母線
導体７が頂点に位置する三角形の一辺が水平引出口４と
ほぼ平行になるように３相の主母線導体７を配設する。
垂直引出口３に近い相の主母線から順に３つの垂直引出
口３位置まで主母線導体７を張設してその先端位置から
垂直引出口５と水平引出口６から分岐母線８、９を引出
しする。
を２方向に引出すようにしてガス絶縁開閉装置をコンパ
クトにできる３相一括型ガス絶縁母線を提供することに
ある。 【解決手段】円筒状母線容器１の長手方向に沿って３つ
の垂直引出口３とこの垂直引出口３と周方向のほぼ同一
軸位置に３つの水平引出口４を形成する。３相の主母線
導体７が頂点に位置する三角形の一辺が水平引出口４と
ほぼ平行になるように３相の主母線導体７を配設する。
垂直引出口３に近い相の主母線から順に３つの垂直引出
口３位置まで主母線導体７を張設してその先端位置から
垂直引出口５と水平引出口６から分岐母線８、９を引出
しする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁開閉装置に
用いられる３相一括型ガス絶縁母線に関する。
用いられる３相一括型ガス絶縁母線に関する。
【０００２】
【従来の技術】良く知られているように、ガス絶縁開閉
装置は電力系統の開閉に多く採用されている。ガス絶縁
開閉装置の主母線は電力の安定供給のため２重母線方式
にしている。また、主母線は相分離配置あるいは３相一
括配置するようにしている。
装置は電力系統の開閉に多く採用されている。ガス絶縁
開閉装置の主母線は電力の安定供給のため２重母線方式
にしている。また、主母線は相分離配置あるいは３相一
括配置するようにしている。
【０００３】主母線の３相一括配置は、絶縁ガスを封入
した円筒状の母線容器に３相の主母線導体が三角形の頂
点に位置するように絶縁スペーサで支持している。三角
形は通常、２等辺三角形になっている。
した円筒状の母線容器に３相の主母線導体が三角形の頂
点に位置するように絶縁スペーサで支持している。三角
形は通常、２等辺三角形になっている。
【０００４】ところで、ガス絶縁開閉装置においては３
相一括母線から分岐母線を引出している。３相一括母線
から分岐母線を引出すことについては、例えば、特開昭
５５−１０３０２３号公報に記載されている。
相一括母線から分岐母線を引出している。３相一括母線
から分岐母線を引出すことについては、例えば、特開昭
５５−１０３０２３号公報に記載されている。
【０００５】３相一括母線から引出す分岐母線はガス絶
縁開閉装置の機器配置構成から２方向に引出すことが必
要になる。引出す２方向としては、上方向または下方向
の垂直方向と水平方向がある。
縁開閉装置の機器配置構成から２方向に引出すことが必
要になる。引出す２方向としては、上方向または下方向
の垂直方向と水平方向がある。
【０００６】従来、３相一括母線から２方向に分岐母線
を引出すには、ガス絶縁開閉装置を小型化する観点から
母線容器の大きさ（断面積）が規制され、２個の母線容
器からそれぞれ一方向と他方向に引出すようにしてい
る。
を引出すには、ガス絶縁開閉装置を小型化する観点から
母線容器の大きさ（断面積）が規制され、２個の母線容
器からそれぞれ一方向と他方向に引出すようにしてい
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、２個の母
線容器を用いて２方向に引出すようにしているので、主
母線が長くなるとともに母線容器を２個必要とするため
にガス絶縁開閉装置の小型化が制限されコンパクトにで
きないという問題点を有する。
線容器を用いて２方向に引出すようにしているので、主
母線が長くなるとともに母線容器を２個必要とするため
にガス絶縁開閉装置の小型化が制限されコンパクトにで
きないという問題点を有する。
【０００８】本発明は上記点に対処して成されたもの
で、その目的とするところは、１個の母線容器から分岐
母線を２方向に引出すようにしてガス絶縁開閉装置をコ
ンパクトにできる３相一括型ガス絶縁母線を提供するこ
とにある。
で、その目的とするところは、１個の母線容器から分岐
母線を２方向に引出すようにしてガス絶縁開閉装置をコ
ンパクトにできる３相一括型ガス絶縁母線を提供するこ
とにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、円筒状母線容器の長手方向に沿って３つの垂直引
出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ同一軸位置に３つ
の水平引出口を形成し、３相の主母線が頂点に位置する
三角形の一辺が水平引出口とほぼ平行になるように３相
の主母線導体を配設して、垂直引出口に近い相の主母線
から順に３つの垂直引出口位置まで主母線導体を張設し
て、その先端位置から分岐母線を垂直引出口と水平引出
口に引出すようにしたことにある。
ろは、円筒状母線容器の長手方向に沿って３つの垂直引
出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ同一軸位置に３つ
の水平引出口を形成し、３相の主母線が頂点に位置する
三角形の一辺が水平引出口とほぼ平行になるように３相
の主母線導体を配設して、垂直引出口に近い相の主母線
から順に３つの垂直引出口位置まで主母線導体を張設し
て、その先端位置から分岐母線を垂直引出口と水平引出
口に引出すようにしたことにある。
【００１０】換言すると、本発明は円筒状母線容器の長
手方向に沿って形成された３つの垂直引出口（垂直引出
口）の１個までは３相母線が張設され、２個までは２相
母線、３個までは１相の母線が張設され、各相の主母線
導体の先端から分岐母線を引出すようにしたことにあ
る。
手方向に沿って形成された３つの垂直引出口（垂直引出
口）の１個までは３相母線が張設され、２個までは２相
母線、３個までは１相の母線が張設され、各相の主母線
導体の先端から分岐母線を引出すようにしたことにあ
る。
【００１１】本発明は円筒状母線容器の長手方向に沿っ
て形成された３つの垂直引出口に近い相の主母線から順
に３つの垂直引出口位置まで主母線導体を張設して、そ
の先端位置から分岐母線を引出しているので、各相母線
の絶縁距離を確保した上で１個の母線容器から２方向に
分岐母線を引出せるのでガス絶縁開閉装置をコンパクト
にすることができる。
て形成された３つの垂直引出口に近い相の主母線から順
に３つの垂直引出口位置まで主母線導体を張設して、そ
の先端位置から分岐母線を引出しているので、各相母線
の絶縁距離を確保した上で１個の母線容器から２方向に
分岐母線を引出せるのでガス絶縁開閉装置をコンパクト
にすることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。図１は本発明の３相一括型ガス絶縁母線の一
部を破断した上面観図であり、図２は図１のＡ矢視図
で、図３は図１のＢ矢視図である。図４は主母線と分岐
母線の接続関係を示す斜視図である。
説明する。図１は本発明の３相一括型ガス絶縁母線の一
部を破断した上面観図であり、図２は図１のＡ矢視図
で、図３は図１のＢ矢視図である。図４は主母線と分岐
母線の接続関係を示す斜視図である。
【００１３】図１〜４において、円筒状母線容器１はス
テンレスなどの金属で形成され、一端にフランジ２がボ
ルト等により取付け固定され密閉されている。母線容器
１の内部には絶縁ガスが封入されている。
テンレスなどの金属で形成され、一端にフランジ２がボ
ルト等により取付け固定され密閉されている。母線容器
１の内部には絶縁ガスが封入されている。
【００１４】母線容器１の上面には長手方向（軸方向）
に沿って３つの垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔが穿設され
ている。垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔは母線容器１の長
手方向の同一軸上に直線上に配設されている。垂直引出
口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔには垂直分岐管５Ｒ、５Ｓ、５Ｔが
連接して固定されている。垂直分岐管５Ｒ、５Ｓ、５Ｔ
はフランジ部分でボルトによって母線容器１に固定され
る。なお、図１は母線容器１の一部を破断している関係
上から垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔと垂直分岐管５Ｒ、
５Ｓ、５Ｔを破線で示している。
に沿って３つの垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔが穿設され
ている。垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔは母線容器１の長
手方向の同一軸上に直線上に配設されている。垂直引出
口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔには垂直分岐管５Ｒ、５Ｓ、５Ｔが
連接して固定されている。垂直分岐管５Ｒ、５Ｓ、５Ｔ
はフランジ部分でボルトによって母線容器１に固定され
る。なお、図１は母線容器１の一部を破断している関係
上から垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔと垂直分岐管５Ｒ、
５Ｓ、５Ｔを破線で示している。
【００１５】母線容器１の垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔ
とほぼ９０°異なる水平面には長手方向に沿って３つの
水平引出口４Ｒ、４Ｓ、４Ｔが穿設されている。水平引
出口４Ｒ、４Ｓ、４Ｔは垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔと
周方向の同一軸上（同一位置）に設けられている。ま
た、水平引出口４Ｒ、４Ｓ、４Ｔは垂直引出口３Ｒ、３
Ｓ、３Ｔと同様に母線容器１の長手方向の同一軸上に直
線上に配設されている。
とほぼ９０°異なる水平面には長手方向に沿って３つの
水平引出口４Ｒ、４Ｓ、４Ｔが穿設されている。水平引
出口４Ｒ、４Ｓ、４Ｔは垂直引出口３Ｒ、３Ｓ、３Ｔと
周方向の同一軸上（同一位置）に設けられている。ま
た、水平引出口４Ｒ、４Ｓ、４Ｔは垂直引出口３Ｒ、３
Ｓ、３Ｔと同様に母線容器１の長手方向の同一軸上に直
線上に配設されている。
【００１６】水平引出口４Ｒ、４Ｓ、４Ｔには水平分岐
管６Ｒ、６Ｓ、６Ｔが連接して固定されている。水平分
岐管６Ｒ、６Ｓ、６Ｔはフランジ部分でボルトによって
母線容器１に固定される。なお、図３は母線容器１の一
部を破断している関係上から水平引出口４Ｒ、４Ｓ、４
Ｔと水平分岐管６Ｒ、６Ｓ、６Ｔを破線で示している。
管６Ｒ、６Ｓ、６Ｔが連接して固定されている。水平分
岐管６Ｒ、６Ｓ、６Ｔはフランジ部分でボルトによって
母線容器１に固定される。なお、図３は母線容器１の一
部を破断している関係上から水平引出口４Ｒ、４Ｓ、４
Ｔと水平分岐管６Ｒ、６Ｓ、６Ｔを破線で示している。
【００１７】母線容器１には相分離方式で３相主母線７
Ｒ、７Ｓ、７Ｔが引込まれ、図2に示すように三角形
（２等辺三角形）の頂点に位置するように絶縁スペーサ
で支持されている。母線容器１の軸方向（長手方向）の
絶縁スペーサは図示を省略している。主母線７Ｒ、７
Ｓ、７Ｔは主母線７Ｓと７Ｒおよび７Ｓと７Ｔの間の長
さが等しい２等辺三角形の配置になっている。
Ｒ、７Ｓ、７Ｔが引込まれ、図2に示すように三角形
（２等辺三角形）の頂点に位置するように絶縁スペーサ
で支持されている。母線容器１の軸方向（長手方向）の
絶縁スペーサは図示を省略している。主母線７Ｒ、７
Ｓ、７Ｔは主母線７Ｓと７Ｒおよび７Ｓと７Ｔの間の長
さが等しい２等辺三角形の配置になっている。
【００１８】主母線７Ｒと７Ｔで形成する三角形の一辺
（底辺）は、図７に示すように水平引出口４とほぼ平行
になるように主母線７Ｒ、７Ｔが配置されている。換言
すると、主母線７Ｒ、７Ｔは垂直引出口３（垂直分岐管
５）の垂直方向とほぼ同じ上下方向に配置されている。
３相主母線７Ｒ、７Ｓ、７Ｔは上下方向でみると、図３
に示すように主母線７Ｔが垂直引出口３に近い高い位置
の三角形の頂点に配置され、主母線７Ｓ、主母線７Ｒの
順に配置される。
（底辺）は、図７に示すように水平引出口４とほぼ平行
になるように主母線７Ｒ、７Ｔが配置されている。換言
すると、主母線７Ｒ、７Ｔは垂直引出口３（垂直分岐管
５）の垂直方向とほぼ同じ上下方向に配置されている。
３相主母線７Ｒ、７Ｓ、７Ｔは上下方向でみると、図３
に示すように主母線７Ｔが垂直引出口３に近い高い位置
の三角形の頂点に配置され、主母線７Ｓ、主母線７Ｒの
順に配置される。
【００１９】三角形の最も高い位置（高位）の頂点に配
置された主母線７Ｔは母線容器１に３相主母線７Ｒ、７
Ｓ、７Ｔを引込んだ引込み位置から最短距離の位置に設
けられた水平引出口３Ｔ（垂直引出口４Ｔ）の位置まで
張設され、その先端位置から垂直分岐母線８Ｔと水平分
岐母線９Ｔが引出される。
置された主母線７Ｔは母線容器１に３相主母線７Ｒ、７
Ｓ、７Ｔを引込んだ引込み位置から最短距離の位置に設
けられた水平引出口３Ｔ（垂直引出口４Ｔ）の位置まで
張設され、その先端位置から垂直分岐母線８Ｔと水平分
岐母線９Ｔが引出される。
【００２０】垂直分岐母線８Ｔは絶縁スペーサ１０Ｔで
支持されて垂直分岐管５Ｔに引出され、また、水平分岐
母線９Ｔは絶縁スペーサ１１Ｔで支持されて水平分岐管
６Ｔに引出される。垂直分岐母線８Ｔは母線容器１の上
方向に引出され、また、水平分岐母線９Ｔは水平方向に
引出される。
支持されて垂直分岐管５Ｔに引出され、また、水平分岐
母線９Ｔは絶縁スペーサ１１Ｔで支持されて水平分岐管
６Ｔに引出される。垂直分岐母線８Ｔは母線容器１の上
方向に引出され、また、水平分岐母線９Ｔは水平方向に
引出される。
【００２１】三角形の真中の位置（中位）の頂点に配置
された主母線７Ｓは母線容器１に設けられた水平引出口
３Ｓ（垂直引出口４Ｓ）の位置で垂直分岐母線８Ｓと水
平分岐母線９Ｓが引出される。垂直分岐母線８Ｓは絶縁
スペーサ１０Ｓで支持されて垂直分岐管５Ｓに引出さ
れ、また、水平分岐母線９Ｓは絶縁スペーサ１１Ｓで支
持されて水平分岐管６Ｓに引出される。
された主母線７Ｓは母線容器１に設けられた水平引出口
３Ｓ（垂直引出口４Ｓ）の位置で垂直分岐母線８Ｓと水
平分岐母線９Ｓが引出される。垂直分岐母線８Ｓは絶縁
スペーサ１０Ｓで支持されて垂直分岐管５Ｓに引出さ
れ、また、水平分岐母線９Ｓは絶縁スペーサ１１Ｓで支
持されて水平分岐管６Ｓに引出される。
【００２２】三角形の最下位位置（低位）の頂点に配置
された主母線７Ｒは母線容器１に設けられた水平引出口
３Ｒ（垂直引出口４Ｒ）の位置で垂直分岐母線８Ｒと水
平分岐母線９Ｒが分岐して引出される。垂直分岐母線８
Ｒは絶縁スペーサ１０Ｒで支持されて垂直分岐管５Ｒに
引出され、また、水平分岐母線９Ｒは絶縁スペーサ１１
Ｒで支持されて水平分岐管６Ｒに引出される。
された主母線７Ｒは母線容器１に設けられた水平引出口
３Ｒ（垂直引出口４Ｒ）の位置で垂直分岐母線８Ｒと水
平分岐母線９Ｒが分岐して引出される。垂直分岐母線８
Ｒは絶縁スペーサ１０Ｒで支持されて垂直分岐管５Ｒに
引出され、また、水平分岐母線９Ｒは絶縁スペーサ１１
Ｒで支持されて水平分岐管６Ｒに引出される。
【００２３】このようにして３相主母線７を収納した１
個の母線容器１から分岐母線８、９を２方向に引出すの
であるが、図１のＤ点（垂直引出口３Ｔ）では図６に示
すようにＴ相の主母線７Ｔに分岐母線８Ｔ、９Ｔが引出
される。また、図１のＣ点（垂直引出口３Ｒ）では図５
に示すように３相の主母線７Ｒ、７Ｓ、７Ｔから垂直分
岐母線８Ｒ、８Ｓ、８Ｔと水平分岐母線９Ｒ、９Ｓ、９
Ｔが引出されることになる。
個の母線容器１から分岐母線８、９を２方向に引出すの
であるが、図１のＤ点（垂直引出口３Ｔ）では図６に示
すようにＴ相の主母線７Ｔに分岐母線８Ｔ、９Ｔが引出
される。また、図１のＣ点（垂直引出口３Ｒ）では図５
に示すように３相の主母線７Ｒ、７Ｓ、７Ｔから垂直分
岐母線８Ｒ、８Ｓ、８Ｔと水平分岐母線９Ｒ、９Ｓ、９
Ｔが引出されることになる。
【００２４】このことを３相の主母線７Ｒ、７Ｓ、７Ｔ
についてみると、円筒状母線容器１の長手方向に沿って
形成された３つの垂直引出口３（水平直引出口４）の１
個（垂直引出口３Ｔ）までは３相母線７Ｒ、７Ｓ、７Ｔ
が張設され、２個（垂直引出口３Ｓ）までは２相母線７
Ｒ、７Ｓ、３個（垂直引出口３Ｒ）までは１相の母線７
Ｒが張設され、各相の主母線導体７Ｒ、７Ｓ、７Ｔの先
端位置から分岐母線８、９を引出している。
についてみると、円筒状母線容器１の長手方向に沿って
形成された３つの垂直引出口３（水平直引出口４）の１
個（垂直引出口３Ｔ）までは３相母線７Ｒ、７Ｓ、７Ｔ
が張設され、２個（垂直引出口３Ｓ）までは２相母線７
Ｒ、７Ｓ、３個（垂直引出口３Ｒ）までは１相の母線７
Ｒが張設され、各相の主母線導体７Ｒ、７Ｓ、７Ｔの先
端位置から分岐母線８、９を引出している。
【００２５】このように円筒状母線容器の長手方向に沿
って３つの垂直引出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ
同一軸位置に３つの水平引出口を形成し、３相の主母線
導体が頂点に位置する三角形の一辺が水平引出口とほぼ
平行になるように３相の主母線導体を配設して、垂直方
向（上下方向）に高位の垂直引出口に近い相の主母線の
順に３つの垂直引出口位置まで主母線導体を張設して、
その先端位置から垂直引出口と水平引出口に分岐母線を
引出すようにしている。
って３つの垂直引出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ
同一軸位置に３つの水平引出口を形成し、３相の主母線
導体が頂点に位置する三角形の一辺が水平引出口とほぼ
平行になるように３相の主母線導体を配設して、垂直方
向（上下方向）に高位の垂直引出口に近い相の主母線の
順に３つの垂直引出口位置まで主母線導体を張設して、
その先端位置から垂直引出口と水平引出口に分岐母線を
引出すようにしている。
【００２６】したがって、３相一括収納した各相母線の
絶縁距離を確保した上で１個の母線容器から２方向に分
岐母線を引出せるのでガス絶縁開閉装置をコンパクトに
することができる。
絶縁距離を確保した上で１個の母線容器から２方向に分
岐母線を引出せるのでガス絶縁開閉装置をコンパクトに
することができる。
【００２７】なお、上述の実施例は垂直方向は上方向に
分岐母線を引出す例を示しているが、下方向に引出すこ
とも同様に行えることは勿論のことである。
分岐母線を引出す例を示しているが、下方向に引出すこ
とも同様に行えることは勿論のことである。
【００２８】また、主母線の相配置は上述の実施例のよ
うな配置でなくてもよいことは明らかなことである。
うな配置でなくてもよいことは明らかなことである。
【００２９】
【発明の効果】本発明は円筒状母線容器の長手方向に沿
って３つの垂直引出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ
同一軸位置に３つの水平引出口を形成し、３相の主母線
が頂点に位置する三角形の一辺が水平引出口とほぼ平行
になるように３相の主母線を配設して、垂直引出口に近
い相の主母線から順に３つの垂直引出口位置まで主母線
を張設して、その先端位置から垂直引出口と水平引出口
に分岐母線を引出すようにしている。したがって、３相
一括収納した各相母線の絶縁距離を確保した上で１個の
母線容器から２方向に分岐母線を引出せるのでガス絶縁
開閉装置をコンパクトにすることができる。
って３つの垂直引出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ
同一軸位置に３つの水平引出口を形成し、３相の主母線
が頂点に位置する三角形の一辺が水平引出口とほぼ平行
になるように３相の主母線を配設して、垂直引出口に近
い相の主母線から順に３つの垂直引出口位置まで主母線
を張設して、その先端位置から垂直引出口と水平引出口
に分岐母線を引出すようにしている。したがって、３相
一括収納した各相母線の絶縁距離を確保した上で１個の
母線容器から２方向に分岐母線を引出せるのでガス絶縁
開閉装置をコンパクトにすることができる。
【図１】 本発明の一実施例を示す一部破断した上面観
図である。
図である。
【図２】 図１のＡ矢視図である。
【図３】 図１のＢ矢視図である。
【図４】 主母線と分岐母線の接続関係を示す斜視図で
ある。
ある。
【図５】 図１のＣ−Ｃ矢視図である。
【図６】 図１のＢ−Ｂ矢視図である。
【図７】 主母線の母線容器内配置説明図である。
１…母線容器、２…フランジ、３…垂直引出口、４…水
平引出口、５…垂直分岐管、６…水平分岐管、７…主母
線導体、Ｒ、Ｓ、Ｔ…３相、８…垂直分岐母線、９…水
平分岐母線、１０、１１…絶縁スペーサ。
平引出口、５…垂直分岐管、６…水平分岐管、７…主母
線導体、Ｒ、Ｓ、Ｔ…３相、８…垂直分岐母線、９…水
平分岐母線、１０、１１…絶縁スペーサ。
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フロントページの続き
(72)発明者 宮本 稔久
茨城県日立市国分町一丁目１番１号 株式
会社日立製作所電機システム事業部内
(72)発明者 小澤 勇
茨城県日立市国分町一丁目１番１号 株式
会社日立製作所電機システム事業部内
Ｆターム(参考） 5G017 AA01 BB20 HH01 HH03 JJ03
5G365 DB04 DH15
Claims (5)
- 【請求項１】長手方向に沿って３つの垂直引出口とこの
垂直引出口と周方向のほぼ同一軸位置に３つの水平引出
口を形成された円筒状母線容器と、前記円筒状母線容器
内に三角形の頂点にそれぞれ位置し、三角形の一辺が前
記水平引出口とほぼ平行になるように配設された３相の
主母線とを備え、前記３相の主母線は、前記垂直引出口
に近い相の主母線から順に前記３つの垂直引出口位置ま
で張設され、その先端位置から分岐母線を前記垂直引出
口と水平引出口に引出すようにしたことを特徴とする３
相一括型ガス絶縁母線。 - 【請求項２】長手方向に沿って直線上に設けられた３つ
の垂直引出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ同一軸位
置に直線上に設けられた３つの水平引出口を形成され、
絶縁ガスを封入された円筒状母線容器と、前記円筒状母
線容器内に三角形の頂点にそれぞれ位置し、三角形の一
辺が前記水平引出口とほぼ平行になるように配設された
３相の主母線とを備え、前記３相の主母線は、前記垂直
引出口に距離の近い相の主母線から順に前記３つの垂直
引出口位置まで張設され、その先端位置から分岐母線を
前記垂直引出口と水平引出口に引出すようにしたことを
特徴とする３相一括型ガス絶縁母線。 - 【請求項３】軸方向の上面に直線上に設けられた３つの
垂直引出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ同一軸位置
に直線上に設けられた３つの水平引出口を形成され、絶
縁ガスを封入された円筒状母線容器と、前記円筒状母線
容器内に三角形の頂点にそれぞれ位置し、三角形の一辺
が前記水平引出口とほぼ平行になるように配設された３
相の主母線とを備え、前記３相の主母線は、前記垂直引
出口に距離の近い相の主母線から順に前記３つの垂直引
出口位置まで張設され、その先端位置から上方向と水平
方向の分岐母線を前記垂直引出口と水平引出口に引出す
ようにしたことを特徴とする３相一括型ガス絶縁母線。 - 【請求項４】軸方向の上面に直線上に設けられた３つの
垂直引出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ同一軸位置
に直線上に設けられた３つの水平引出口を形成され、絶
縁ガスを封入された円筒状母線容器と、前記円筒状母線
容器内に三角形の頂点にそれぞれ位置し、三角形の一辺
が前記水平引出口とほぼ平行になるように配設された３
相の主母線とを備え、前記３相の主母線は、前記垂直引
出口に近い高位、中位、低位の順に前記３つの垂直引出
口位置まで張設され、その先端位置から上方向と水平方
向の分岐母線を前記垂直引出口と水平引出口に引出すよ
うにしたことを特徴とする３相一括型ガス絶縁母線。 - 【請求項５】軸方向の上面に直線上に設けられた３つの
垂直引出口とこの垂直引出口と周方向のほぼ同一軸位置
に直線上に設けられた３つの水平引出口を形成され、絶
縁ガスを封入された円筒状母線容器と、前記円筒状母線
容器内に２等辺三角形の頂点にそれぞれ位置し、２等辺
三角形の底辺が前記水平引出口とほぼ平行になるように
配設された３相の主母線とを備え、前記３相の主母線
は、前記垂直引出口に近い高位、中位、低位の順に前記
３つの垂直引出口位置まで張設され、その先端位置から
上方向と水平方向の分岐母線を折曲して前記垂直引出口
と水平引出口に引出すようにしたことを特徴とする３相
一括型ガス絶縁母線。
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