JP2003153219A - データ伝送方法、受信装置、受信方法及び受信プログラム - Google Patents

データ伝送方法、受信装置、受信方法及び受信プログラム

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JP2003153219A
JP2003153219A JP2001353807A JP2001353807A JP2003153219A JP 2003153219 A JP2003153219 A JP 2003153219A JP 2001353807 A JP2001353807 A JP 2001353807A JP 2001353807 A JP2001353807 A JP 2001353807A JP 2003153219 A JP2003153219 A JP 2003153219A
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JP2001353807A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Hiramoto
哲哉 平本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信装置のCPUの負荷を軽減し、短時間で
アプリケーションデータをプリフェッチさせることがで
きるデータ伝送方法、その方法により伝送されたデータ
を受信する受信装置等を提供する。 【解決手段】 受信装置は、モジュール識別又はモジュ
ールラベルによりプリフェッチすべきデータブロックを
指定する第一情報を取得して、当該指定がモジュール識
別であるかモジュールラベルであるかを判別し(ステッ
プS1)、当該指定がモジュール識別による指定の場
合、当該モジュール識別が付加されたデータブロックを
受信し(ステップS4)、当該指定がモジュールラベル
による指定の場合、当該モジュールラベルに対応するモ
ジュール識別を示す第二情報を取得し(ステップS
2)、当該第二情報が示すモジュール識別が付加された
データブロックを受信する(ステップS3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン信号
に多重されるデータ伝送エリアを利用してアプリケーシ
ョンを伝送するデータ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、欧州MHP(Multimedi
a Home Platform)規格に規定されたア
プリケーションシグナリング機能が実用化されている。
この機能は、放送局側がテレビジョン信号に多重伝送さ
れるデータ伝送エリアを使用してアプリケーションバイ
ナリデータを受信装置に伝送し、後に放送局側の指示に
より受信装置にアプリケーションを起動させるものであ
る。
【0003】以下、アプリケーションバイナリデータを
伝送する際の従来のデータ伝送方法について図面を用い
て説明する。図4は、従来のデータ伝送方法で使用され
るApplication Information
Tableメッセージ(以下、AITメッセージとい
う)の一例を示す。
【0004】AITメッセージは、AITメッセージを
識別するためのTableid401、及び全アプリケ
ーションの情報を記述している全アプリケーション情報
402等から構成される。全アプリケーション情報40
2に含まれるアプリケーション情報の1つは、アプリケ
ーションを識別するアプリID403、アプリID毎の
アプリケーション制御コードを示すアプリケーション制
御コード413及びアプリケーションの情報が記述され
たアプリケーション情報404等から構成される。アプ
リケーション情報404は、プリフェッチ情報が記述さ
れているプリフェッチディスクリプタ405を含み、プ
リフェッチディスクリプタ405は、プリフェッチディ
スクリプタを識別するためのディスクリプタタグ406
及びプリフェッチすべきモジュールを示すプリフェッチ
モジュール407等から構成される。
【0005】また同様にして、アプリケーション情報の
他の1つは、アプリID408、アプリケーション制御
コード414及びアプリケーション情報409等から構
成され、アプリケーション情報409は、プリフェッチ
ディスクリプタ410を含み、プリフェッチディスクリ
プタ410は、ディスクリプタタグ411及びプリフェ
ッチモジュール412等から構成される。
【0006】図5は、DownloadInfoInd
icationメッセージ(以下、DIIメッセージと
いう)の一例を示す。DIIメッセージは、DIIメッ
セージを識別するメッセージヘッダ201及び全モジュ
ールに関しての情報を示す全モジュール情報202等か
ら構成される。全モジュール情報202は複数のモジュ
ール情報を含み、その1つは、モジュールを識別するモ
ジュールID203及びモジュール毎の情報を記述する
モジュール情報207等から構成され、モジュール情報
207は、モジュールの名前が記述されているラベルデ
ィスクリプタ211を含み、ラベルディスクリプタ21
1は、ラベルディスクリプタを識別するためのディスク
リプタタグ215及びモジュールの名前であるモジュー
ルラベルを格納するためのモジュールラベル219等か
ら構成される。モジュールラベル219には、モジュー
ルラベルとしてLABEL1が格納されている。
【0007】その他のモジュール情報も同様である。図
6は、DownloadDataBlockメッセージ
(以下DDBメッセージという)の一例を示す。DDB
メッセージは、複数のダウンロードデータブロックから
なり、そのうちの1つは、ダウンロードデータブロック
を識別するためのヘッダ301、モジュールを識別する
ためのモジュールID305及びアプリケーションのバ
イナリデータ(モジュールID305に対応するデータ
ブロック)を格納するペイロード309等から構成され
る。その他のダウンロードデータブロックも同様であ
る。
【0008】次に、従来のデータ伝送方法によって伝送
されたアプリケーションを受信装置が実行する具体的な
動作例を説明する。受信装置のCPUは、ROMに格納
されたソフトウェアプログラムを実行することにより、
AITメッセージを受信してAITメッセージの全アプ
リケーション情報エリアをアプリID毎に解析し、アプ
リID=1のアプリケーション情報の中に1つのプリフ
ェッチディスクリプタが含まれ、アプリID=2のアプ
リケーション情報の中に1つのプリフェッチディスクリ
プタが含まれていることを検出する。
【0009】この時点でCPUは、アプリID=1のア
プリケーションが格納されているモジュールをプリフェ
ッチするために、DIIメッセージに記述されているモ
ジュールIDとモジュールラベルの関係、及びAITメ
ッセージに記述されているアプリID=1のプリフェッ
チモジュールの値とからプリフェッチすべきデータブロ
ックのモジュールIDを特定する。具体的には、DII
メッセージを解析して、モジュール情報にラベルディス
クリプタが存在するかどうか、ラベルディスクリプタが
存在した場合ラベルディスクリプタのモジュールラベル
にプリフェッチモジュールに記述されていたものと同じ
モジュールラベルが存在するかをモジュールID毎にチ
ェックする。
【0010】図4、図5及び図6の例では、AITメッ
セージに含まれるアプリID=1のプリフェッチモジュ
ール407に記述されているLAVEL2が、DIIメ
ッセージのモジュールID=2のモジュールラベル22
0とモジュールID=3のモジュールラベル221とに
存在することを検出して、モジュールID=2とモジュ
ールID=3のデータブロックがプリフェッチの対象と
なるデータブロックであると判断し、モジュールID=
2とモジュールID=3を持つDDBメッセージのペイ
ロード部分310とペイロード部分311とを受信装置
内のRAMに退避する。
【0011】次にアプリID=2のアプリケーションが
格納されているモジュールをプリフェッチするために、
DIIメッセージに記述されているモジュールIDとモ
ジュールラベルの関係、及びAITメッセージに記述さ
れているアプリID=2のプリフェッチモジュールの値
とからプリフェッチするデータブロックのモジュールI
Dを特定する。具体的には、DIIメッセージをチェッ
クして、モジュール情報にラベルディスクリプタが存在
するかどうか、ラベルディスクリプタが存在した場合ラ
ベルディスクリプタのモジュールラベルにAITメッセ
ージのプリフェッチモジュールに記述されていたものと
同じモジュールラベルが存在するかをモジュールID毎
にチェックする。
【0012】図4、図5及び図6の例では、AITメッ
セージアプリID=2のプリフェッチモジュール412
に記述されているLAVEL3がDIIメッセージのモ
ジュールID=4のモジュールラベル222に存在する
ことを検出して、モジュールID=4のデータブロック
はプリフェッチの対象となるデータブロックであると判
断し、モジュールID=4を持つDDBのペイロード部
分312をRAMに退避する。
【0013】CPUは、アプリID=1のアプリケーシ
ョン制御コード413がPRESENTからAUTOS
TARTに変化する時、RAMに退避したアプリID=
1のアプリケーションを起動して、アプリID=2のア
プリケーション制御コード414がPRESENTから
AUTOSTARTに変化する時、RAMに退避したア
プリID=2のアプリケーションを起動する。
【0014】このようなデータ伝送方法により、受信装
置は、前もってダウンロードしてメモリに保持していた
アプリケーションを、放送局から起動の指示があった時
に瞬時に起動することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のデータ伝
送方法は、モジュール番号とモジュールラベルの関係が
記述されているDIIメッセージを受信して、プリフェ
ッチすべきデータブロックのモジュールIDを特定する
処理をする必要があり、その処理がCPUに多大な付加
をかけるだけでなく、受信装置がダウンロードするアプ
リケーションデータのプリフェッチ指示の要求を受信し
てからアプリケーションデータのプリフェッチが完了す
るまでの時間がかかるという問題があった。
【0016】よって本発明は、受信装置のCPUの負荷
を軽減し、短時間でアプリケーションデータをプリフェ
ッチさせることができるデータ伝送方法、その方法によ
り伝送されたデータを受信する受信装置、受信方法及び
受信プログラムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のデータ伝送方法は、モジュール識別又はモ
ジュールラベルによりプリフェッチすべきデータブロッ
クを指定する第一情報を伝送する第一伝送ステップと、
前記第一情報がモジュールラベルによりデータブロック
を指定するものである場合、当該モジュールラベルに対
応するモジュール識別を示す第二情報を伝送する第二伝
送ステップと、モジュール識別を付加したデータブロッ
クを伝送する第三伝送ステップとからなる。
【0018】すなわち本発明のデータ伝送方法によれ
ば、モジュールID(モジュール識別)又はモジュール
ラベルによりプリフェッチすべきデータブロックを指定
するプリフェッチディスクリプタ(第一情報)を持つア
プリケーション情報を含むAITメッセージを伝送し
(第一伝送ステップ)、次に、前記プリフェッチディス
クリプタのうちモジュールラベルによりデータブロック
を指定しているものについては、当該モジュールラベル
に対応するモジュールIDを示すDIIメッセージ(第
二情報)を伝送し(第二伝送ステップ)、さらに、前記
プリフェッチディスクリプタに対応してモジュールID
を付加したデータブロックを含むDDBメッセージを伝
送する(第三伝送ステップ)。
【0019】また本発明の受信装置は、モジュール識別
又はモジュールラベルによりプリフェッチすべきデータ
ブロックを指定する第一情報を取得する取得手段と、前
記取得手段により取得された前記第一情報がモジュール
識別及びモジュールラベルのいずれによりプリフェッチ
すべきデータブロックを指定するものであるかを判定す
る判定手段と、前記判定の結果、モジュール識別により
指定するものと判定された場合、当該モジュール識別が
付加されたデータブロックを受信する第一受信手段と、
前記判定の結果、モジュールラベルにより指定するもの
と判定された場合、当該モジュールラベルに対応するモ
ジュール識別を示す第二情報を取得し、当該第二情報が
示すモジュール識別が付加されたデータブロックを受信
する第二受信手段とを備えてもよい。
【0020】すなわち受信装置は、アプリケーション情
報を含むAITメッセージを受信して当該アプリケーシ
ョン情報に含まれる、モジュールID(モジュール識
別)又はモジュールラベルによりプリフェッチすべきデ
ータブロックを指定するプリフェッチディスクリプタ
(第一情報)を取得し(取得手段)、取得された前記プ
リフェッチディスクリプタの内容がモジュールID及び
モジュールラベルのいずれによりプリフェッチすべきデ
ータブロックを指定するものであるかを判定し(判定手
段)、前記判定の結果、モジュールIDにより指定する
ものと判定された場合、当該モジュールIDが付加され
たデータブロックをDDBメッセージ中から受信し(第
一受信手段)、前記判定の結果、モジュールラベルによ
り指定するものと判定された場合、当該モジュールラベ
ルに対応するモジュールIDを示すDIIメッセージ
(第二情報)中のモジュール情報を取得し、当該モジュ
ール情報が示すモジュールIDが付加されたデータブロ
ックをDDBメッセージ中から受信する(第二受信手
段)。
【0021】ここで前記第一情報は、前記指定がモジュ
ール識別によるものであるか、モジュールラベルによる
ものであるかを示す符号を含み、前記判定手段は、前記
符号により前記判定を行う構成してもよい。すなわちプ
リフェッチディスクリプタは、前記指定がモジュールI
Dによるものであるか、モジュールラベルによるもので
あるかを示す方式種別(符号)を含み、前記判定手段
は、前記方式種別により前記判定を行う。
【0022】また本発明の受信方法は、モジュール識別
又はモジュールラベルによりプリフェッチすべきデータ
ブロックを指定する第一情報を取得する取得ステップ
と、前記取得ステップにより取得された前記第一情報が
モジュール識別及びモジュールラベルのいずれによりプ
リフェッチすべきデータブロックを指定するものである
かを判定する判定ステップと、前記判定の結果、モジュ
ール情報により指定するものであると判定された場合、
当該モジュール識別が付加されたデータブロックを受信
する第一受信ステップと、前記判定の結果、モジュール
ラベルにより指定するものであると判定された場合、当
該モジュールラベルに対応するモジュール識別を示す第
二情報を取得し、当該第二情報が示すモジュール識別が
付加されたデータブロックを受信する第二受信ステップ
とからなることを特徴としてもよい。
【0023】また本発明の受信プログラムは、モジュー
ル識別又はモジュールラベルによりプリフェッチすべき
データブロックを指定する第一情報を取得する取得ステ
ップと、前記取得ステップにより取得された前記第一情
報がモジュール識別及びモジュールラベルのいずれによ
りプリフェッチすべきデータブロックを指定するもので
あるかを判定する判定ステップと、前記判定の結果、モ
ジュール情報により指定するものであると判定された場
合、当該モジュール識別が付加されたデータブロックを
受信する第一受信ステップと、前記判定の結果、モジュ
ールラベルにより指定するものであると判定された場
合、当該モジュールラベルに対応するモジュール識別を
示す第二情報を取得し、当該第二情報が示すモジュール
識別が付加されたデータブロックを受信する第二受信ス
テップとをコンピュータに実行させることを特徴として
もよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は、本実施形態の受信装
置の構成図である。同図において受信装置501は、ア
ンテナ502、アンテナ502より受信される複数のト
ランスポンダの出力信号のうち1つを選択して出力する
チューナ/復調部503、チューナ/復調部503によ
り選択及び出力された出力信号に含まれる複数のチャネ
ルのうちの1つを選択して映像データ、音声データ及び
Program Specific Informat
ion(以下PSIという)を分離抽出するトランスポ
ートデコーダ504、映像データ及び音声データをデコ
ードして出力するAVデコーダ505、デコードされた
映像及び音声を表示するモニタ506、受信装置501
を制御するためのプログラムを記憶するROM507、
受信されるアプリケーションデータ等を記憶するための
RAM508及びプログラムの実行により受信装置50
1を制御するCPU509から構成される。
【0025】図2は、本実施形態のデータ伝送方法によ
り受信装置501に伝送されるAITメッセージの構成
を示す。AITメッセージは、AITメッセージを識別
するためのTableid1、全アプリケーション情報
が記述されている全アプリケーション情報2等から構成
される。全アプリケーション情報2は、複数のアプリケ
ーション情報から構成され、そのうちの1つは、アプリ
ケーションを識別するアプリID3、アプリケーション
を放送局側から制御するために使用されるアプリケーシ
ョン制御コード15及びアプリID毎のアプリケーショ
ンの情報が記述されているアプリケーション情報4等か
ら構成される。アプリケーション情報4は、プリフェッ
チ情報が記述されているプリフェッチディスクリプタ5
を含み、プリフェッチディスクリプタ5は、プリフェッ
チディスクリプタを識別するためのディスクリプタタブ
6及びプリフェッチ方式を示す方式種別13及びプリフ
ェッチするモジュールを示すプリフェッチモジュール7
から構成される。
【0026】同様にして、他のアプリケーション情報
は、アプリID8、アプリケーション制御コード16及
びアプリケーション情報9等から構成され、アプリケー
ション情報9は、プリフェッチディスクリプタ10を含
み、プリフェッチディスクリプタ10は、ディスクリプ
タタグ11、方式種別14、プリフェッチモジュール1
2及びプリフェッチモジュール16から構成される。
【0027】このAITメッセージは、AVデコーダ5
05から読み出されるPSI中に含まれ、繰り返し放送
されているものである。次に、本実施形態のデータ伝送
方法により伝送されるアプリケーションのバイナリデー
タを受信装置501が受信して実行するまでの具体的な
動作例を説明する。
【0028】チューナ/復調部503は、アンテナ50
2を介して受信された複数のトランスポンダの出力信号
のうち1つを選択して出力する。トランスポンダの出力
信号には通常4〜6チャネルの番組が含まれており、ト
ランスポートデコーダ504は、チューナ502からの
トランスポンダの出力信号に含まれる複数のチャネルの
うち1つを選択して抽出して、映像データと音声データ
をAVデコーダ505に出力し、PSIをCPUバス側
から読める状態にする。AVデコーダ505は、トラン
スポートデコーダ504からの映像信号と音声信号をモ
ニタ506に出力する。モニタ506は、映像及び音声
を表示する。
【0029】CPU509は、ROM507に格納され
ているソフトフェアプログラムを実行することにより、
トランスポートデコーダ504からPSIを取り出しA
ITメッセージのTableid1を検出することによ
り、AITメッセージを受信する。続いてAITメッセ
ージの全アプリケーション情報2をアプリID毎に解析
して、アプリID=1のアプリケーション情報の中に
は、1つのプリフェッチディスクリプタが含まれ、アプ
リID=2のアプリケーション情報の中には、1つのプ
リフェッチディスクリプタが含まれていることを検出す
る。
【0030】この時点でCPU509は、アプリID=
1のアプリケーションとアプリID=2のアプリケーシ
ョンをプリフェッチする処理を開始する。図3は、CP
U509によるプリフェッチの処理手順を示すフローチ
ャートである。CPU509は、アプリID=1のアプ
リケーションのプリフェッチすべきデータブロックをプ
リフェッチするために、アプリID=1のプリフェッチ
ディスクリプタ5を取得し(ステップS0)、プリフェ
ッチディスクリプタ5の方式種別13を解析して、方式
種別13が1であるか0であるかを判定し、その結果、
1であると判定する(ステップS1)。ここにおいて方
式種別が1の場合、そのプリフェッチディスクリプタに
含まれるプリフェッチモジュールがモジュールラベルで
あることを示し、方式種別が0の場合、そのプリフェッ
チディスクリプタに含まれるプリフェッチモジュールが
モジュールIDであることを示す。
【0031】次に、DIIメッセージ(図5参照)に記
述されているモジュールIDとモジュールラベルの関
係、及びAITメッセージに記述されているアプリID
=1のプリフェッチモジュールの値とからプリフェッチ
すべきデータブロックのモジュールIDを特定する。具
体的にはDIIメッセージを解析して、モジュール情報
にラベルディスクリプタが存在するか否か、ラベルディ
スクリプタが存在した場合、ラベルディスクリプタのモ
ジュールラベルにプリフェッチモジュールに記述されて
いるものと同じモジュールラベルが存在するか否かをモ
ジュールID毎にチェックする。図2、図5及び図6の
例では、AITメッセージのプリフェッチモジュール7
に記述されているLABEL2が図5のDIIメッセー
ジのモジュールID=2のモジュールラベル220とモ
ジュールID=3のモジュールラベル221に存在する
ことを検出して、モジュールID=2とモジュールID
=3のデータブロックはプリフェッチの対象となるデー
タブロックであると判断し(ステップS2)、図6のモ
ジュールID=2とモジュールID=3を持ったDDB
メッセージのペイロード部分310及びペイロード部分
311をRAM508に退避する(ステップS3)。
【0032】またCPU509は、アプリID=2のプ
リフェッチディスクリプタ10を取得し(ステップS
0)、そのの方式種別14を解析して、方式種別14が
1であるか0であるかを判定し、その結果、0であると
判定する(ステップS1)。方式種別14が0であると
いうことは、プリフェッチモジュール12及びプリフェ
ッチモジュール16はそれぞれモジュールIDを示す。
よってCPU509は、プリフェッチモジュール12に
格納されているモジュールID=2を持つDDBメッセ
ージのペイロード部分310とプリフェッチモジュール
16に格納されているモジュールID=3を持つDDB
メッセージのペイロード部分311とをRAM508に
退避する(ステップS4)。
【0033】その後、CPU509は、アプリID=1
のアプリケーション制御コード15がPRESENTか
らAUTOSTARTに変化した時、RAM508に退
避したアプリID=1のアプリケーションを起動する。
また、アプリID=2のアプリケーション制御コード1
6がPRESENTからAUTOSTARTに変化した
時、RAM508に退避したアプリID=2のアプリケ
ーションを起動する。
【0034】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、放送局が上記のAITメッセージ、DIIメッセ
ージ及びDDBメッセージを上記のデータ構造にして伝
送する方法を発明としてもよい。また受信装置501が
AITメッセージ、DIIメッセージ及びDDBメッセ
ージを受信する上述の手順を方法の発明としてもよい
し、コンピュータ実行可能なプログラムの発明としても
よい。
【0035】
【発明の効果】本発明のデータ伝送方法は、モジュール
識別又はモジュールラベルによりプリフェッチすべきデ
ータブロックを指定する第一情報を伝送する第一伝送ス
テップと、前記第一情報がモジュールラベルによりデー
タブロックを指定するものである場合、当該モジュール
ラベルに対応するモジュール識別を示す第二情報を伝送
する第二伝送ステップと、モジュール識別を付加したデ
ータブロックを伝送する第三伝送ステップとからなる。
【0036】この構成によれば、第一情報がモジュール
ラベル及びモジュール識別のいずれかによりプリフェッ
チすべきデータブロックを指定するので、これを受信す
る受信装置はその指定に応じてデータブロックを受信す
ることができる。特に、第一情報がモジュール識別によ
りプリフェッチすべきデータブロックを指定している場
合には、受信装置は、モジュールラベルとモジュール識
別との対応を示す第二情報を取得する処理をスキップし
てデータブロックを受信することができ、この点でCP
Uの処理負荷を軽減し、短時間でアプリケーションデー
タをプリフェッチすることができる。また第一情報がモ
ジュールラベルによりプリフェッチすべきデータブロッ
クを指定する場合においては、モジュールラベルとモジ
ュール識別との関係を状況に応じて変更することが可能
となるという効果がある。
【0037】また本発明の受信装置は、モジュール識別
又はモジュールラベルによりプリフェッチすべきデータ
ブロックを指定する第一情報を取得する取得手段と、前
記取得手段により取得された前記第一情報がモジュール
識別及びモジュールラベルのいずれによりプリフェッチ
すべきデータブロックを指定するものであるかを判定す
る判定手段と、前記判定の結果、モジュール識別により
指定するものと判定された場合、当該モジュール識別が
付加されたデータブロックを受信する第一受信手段と、
前記判定の結果、モジュールラベルにより指定するもの
と判定された場合、当該モジュールラベルに対応するモ
ジュール識別を示す第二情報を取得し、当該第二情報が
示すモジュール識別が付加されたデータブロックを受信
する第二受信手段とを備える。
【0038】この構成によれば、受信装置は、第一情報
がモジュールラベルであるかモジュール識別であるかに
よって、異なる受信手順によりデータブロックを受信す
ることができる。特に、第一情報がモジュール識別によ
りプリフェッチすべきデータブロックを指定している場
合には、受信装置は、モジュールラベルとモジュール識
別との対応を示す第二情報を取得する処理をスキップし
て、データブロックを受信することができ、この点でC
PUの処理負荷を軽減し、短時間でアプリケーションデ
ータをプリフェッチすることができる。
【0039】ここで前記第一情報は、前記指定がモジュ
ール識別によるものであるか、モジュールラベルによる
ものであるかを示す符号を含み、前記判定手段は、前記
符号により前記判定を行うよう構成される。この構成に
よれば受信装置は、符号を判別するという簡単な構成に
よって前記判定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の受信装置の構成図である。
【図2】本実施形態のデータ伝送方法により受信装置5
01に伝送されるAITメッセージの構成を示す。
【図3】CPU509によるプリフェッチの処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】従来のデータ伝送方法で使用されるAITメッ
セージを示す。
【図5】DIIメッセージの一例を示す。
【図6】DDBメッセージの一例を示す。
【符号の説明】
501 受信装置 502 アンテナ 503 チューナ 504 トランスポートデコーダ 505 AVデコーダ 506 モニタ 507 ROM 508 RAM 509 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュール識別又はモジュールラベルに
    よりプリフェッチすべきデータブロックを指定する第一
    情報を伝送する第一伝送ステップと、 前記第一情報がモジュールラベルによりデータブロック
    を指定するものである場合、当該モジュールラベルに対
    応するモジュール識別を示す第二情報を伝送する第二伝
    送ステップと、 モジュール識別を付加したデータブロックを伝送する第
    三伝送ステップとからなることを特徴とするデータ伝送
    方法。
  2. 【請求項2】 モジュール識別又はモジュールラベルに
    よりプリフェッチすべきデータブロックを指定する第一
    情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記第一情報がモジュー
    ル識別及びモジュールラベルのいずれによりプリフェッ
    チすべきデータブロックを指定するものであるかを判定
    する判定手段と、 前記判定の結果、モジュール識別により指定するものと
    判定された場合、当該モジュール識別が付加されたデー
    タブロックを受信する第一受信手段と、 前記判定の結果、モジュールラベルにより指定するもの
    と判定された場合、当該モジュールラベルに対応するモ
    ジュール識別を示す第二情報を取得し、当該第二情報が
    示すモジュール識別が付加されたデータブロックを受信
    する第二受信手段とを備えることを特徴とする受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第一情報は、前記指定がモジュール
    識別によるものであるか、モジュールラベルによるもの
    であるかを示す符号を含み、 前記判定手段は、前記符号により前記判定を行うことを
    特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 モジュール識別又はモジュールラベルに
    よりプリフェッチすべきデータブロックを指定する第一
    情報を取得する取得ステップと、 前記取得ステップにより取得された前記第一情報がモジ
    ュール識別及びモジュールラベルのいずれによりプリフ
    ェッチすべきデータブロックを指定するものであるかを
    判定する判定ステップと、 前記判定の結果、モジュール情報により指定するものと
    判定された場合、当該モジュール識別が付加されたデー
    タブロックを受信する第一受信ステップと、 前記判定の結果、モジュールラベルにより指定するもの
    と判定された場合、当該モジュールラベルに対応するモ
    ジュール識別を示す第二情報を取得し、当該第二情報が
    示すモジュール識別が付加されたデータブロックを受信
    する第二受信ステップとからなることを特徴とする受信
    方法。
  5. 【請求項5】 モジュール識別又はモジュールラベルに
    よりプリフェッチすべきデータブロックを指定する第一
    情報を取得する取得ステップと、 前記取得ステップにより取得された前記第一情報がモジ
    ュール識別及びモジュールラベルのいずれによりプリフ
    ェッチすべきデータブロックを指定するものであるかを
    判定する判定ステップと、 前記判定の結果、モジュール情報により指定するものと
    判定された場合、当該モジュール識別が付加されたデー
    タブロックを受信する第一受信ステップと、 前記判定の結果、モジュールラベルにより指定するもの
    と判定された場合、当該モジュールラベルに対応するモ
    ジュール識別を示す第二情報を取得し、当該第二情報が
    示すモジュール識別が付加されたデータブロックを受信
    する第二受信ステップとをコンピュータに実行させるこ
    とを特徴とするコンピュータ実行可能な受信プログラ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009032243A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Nvidia Corp 取り出されたデータをメモリに直接に書き込むストレージコントローラによるバッファスペースの最適な使用

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JP2009032243A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Nvidia Corp 取り出されたデータをメモリに直接に書き込むストレージコントローラによるバッファスペースの最適な使用

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