JP2003152794A

JP2003152794A - ストリームコンテンツをマルチキャストする無線送信装置

Info

Publication number: JP2003152794A
Application number: JP2001348606A
Authority: JP
Inventors: Katsuhisa Uno; 克久宇野; Hiroshi Kazama; 宏志風間
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 2001-11-14
Filing date: 2001-11-14
Publication date: 2003-05-23

Abstract

(57)【要約】【課題】ストリームコンテンツを、高品質から簡易品
質までの要求品質の異なる複数の端末装置へマルチキャ
ストする無線送信装置であって、必要となる無線回線の
容量を最小限にし、端末装置ができる限りストリームコ
ンテンツの再生を継続することができるように送信する
無線送信装置を提供する。【解決手段】ストリームコンテンツは、要求品質に応
じて階層化された基本情報及び１つ以上の付加情報に区
分されており、伝送品質は高いが電波利用効率は低い高
信頼無線回線から、伝送品質は低いが電波利用効率は高
い大容量無線回線までの複数の無線回線を用意し、無線
回線それぞれに対応する送信手段１１〜１３と、少なく
とも基本情報を前記高信頼無線回線の送信手段へ振り分
ける情報振り分け手段１０とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ストリームコンテ
ンツを、高品質から簡易品質までの要求品質の異なる複
数の端末装置へマルチキャストする無線送信装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】図１は、従来におけるストリームコンテ
ンツを配信する第１のシステム構成図である。図１によ
れば、無線送信装置１は、コンテンツサーバ３からスト
リームコンテンツを受信し、該ストリームコンテンツ
を、一定品質の１つの無線回線を介して複数の端末装置
２へマルチキャストする。このとき、無線送信装置１と
端末装置２毎との間で、伝送品質制御をすることはでき
ない。

【０００３】そのために、第１の方法としては、無線送
信装置１と端末装置２との間の伝搬路状態を考慮した上
で、端末装置２毎に一定の伝送品質を確保できるように
アンテナ等の受信能力を可変することができる機能を持
たせている。即ち、各端末装置２が、伝搬路状態に応じ
た品質変動マージンを具備し、一定範囲の伝送品質のコ
ンテンツ情報を受信する。

【０００４】また、第２の方法としては、無線回線にお
ける一定の伝送品質を仮定し、端末装置２は、一律の受
信能力を有する機能（例えば同一のアンテナ径）を有す
る。従って、端末装置２によっては、許容できる伝送品
質以下となったコンテンツ情報の受信を中断する装置も
存在する。

【０００５】図２は、従来におけるストリームコンテン
ツを配信する第２のシステム構成図である。図２によれ
ば、無線送信装置１は、コンテンツサーバ３からストリ
ームコンテンツを受信する。ストリームコンテンツは、
情報の重要性及び情報量を考慮した要求品質に基づい
て、基本情報及び１つ以上の付加情報に分けられ、品質
の程度に応じて、以下のように構成される。

【０００６】高品質コンテンツの再生に必要な情報＝
基本情報＋付加情報１＋付加情報２標準品質コンテンツの再生に必要な情報＝基本情報＋付
加情報１簡易品質コンテンツの再生に必要な情報＝基本情報

【０００７】図２によれば、無線送信装置１は、大容量
送信手段１１と、中容量容量送信手段１２と、小容量送
信手段１３とを有する。このとき、高品質コンテンツは
大容量送信手段１１を介して送信され、標準品質コンテ
ンツは中容量送信手段１２を介して送信され、簡易品質
コンテンツは小容量送信手段１３を介して送信される。

【０００８】尚、無線送信装置１は、コンテンツサーバ
３から、高品質コンテンツ、標準品質コンテンツ及び簡
易品質コンテンツをそれぞれ受信してもよい。また、コ
ンテンツサーバ３からは高品質コンテンツのみを受信
し、各送信手段１１〜１３で所定のコンテンツ情報のみ
を送信するものであってもよい。

【０００９】これに対し、端末装置２もそれぞれ、受信
するコンテンツの要求品質が異なる。端末装置２は、そ
の要求品質に応じてグループ分けがなされ、そのグルー
プに応じた受信装置を備える。ここでは、高品質コンテ
ンツ用端末装置グループと、標準品質コンテンツ用端末
装置グループと、簡易品質コンテンツ用端末装置グルー
プとに分けられる。高品質コンテンツ用端末装置は、受
信能力を向上させるために大口径アンテナを設ける等の
必要がある一方で、簡易品質コンテンツ用端末装置は、
簡易な受信機能しか必要とされない。即ち、端末装置
は、受信すべきコンテンツ品質に見合った受信能力を具
備すればよい。

【００１０】従って、図２によれば、無線送信装置１
は、そのグループ毎に無線回線を用意し、以下のように
送信する。高品質コンテンツ用端末装置には、大容量無
線回線が用意され、基本情報＋付加情報１＋付加情報２
が送信される。標準品質コンテンツ用端末装置には、中
容量無線回線が用意され、基本情報＋付加情報１が送信
される。簡易品質コンテンツ用端末装置には、小容量無
線回線が用意され、基本情報のみが送信される。

【００１１】このとき、複数の無線回線は、伝送品質が
異なる。即ち、大容量無線回線は、受信する端末装置に
大口径のアンテナを利用すること等により、伝送品質体
力を確保できるため、伝送品質が低くなるのに対し、小
容量無線回線は、受信する端末装置を小型にしたいため
に、伝送品質体力が小さく、伝送品質が高い。

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１に
よれば、端末装置２は、一定の伝送品質の劣化に対応で
きる品質変動マージンを必要とするために、時間の大部
分を占める平常時には過剰な受信能力を有する必要があ
る。また、一定の伝送品質の劣化に対応して、無線回線
自体を、低速化又は誤り訂正の強化等によって伝送品質
体力を向上させることができるが、一方で電波利用効率
が低下するために、大容量伝送には向かない。

【００１３】また、図２によれば、１つのコンテンツに
対して、要求品質が異なる複数のコンテンツを、それぞ
れの複数の無線回線を介して送信する必要がある。この
場合、基本情報は、大容量無線回線から小容量無線回線
まで全ての無線回線で送信される必要がある。従って、
必要な無線回線の容量が増大するという課題がある。

【００１４】更に、図２によれば、高品質コンテンツ用
端末装置は、伝送品質劣化状態において、簡易品質コン
テンツ用端末装置の有する小容量無線回線受信機能を具
備する場合、簡易品質コンテンツの基本情報であれば受
信できる環境にもかかわらず、この機能を持たないため
に受信が中断されてしまうという課題もある。

【００１５】そこで、本発明は、ストリームコンテンツ
を、要求品質の異なる複数の端末装置へマルチキャスト
する無線送信装置であって、必要となる無線回線の容量
を最小限にし、端末装置ができる限りストリームコンテ
ンツの再生を継続することができるように送信する無線
送信装置を提供することを目的とする。

【００１６】尚、本発明の無線送信装置は、同一発明者
及び同一出願人によって本願と同日に出願された「マル
チキャストされたストリームコンテンツを受信する端末
装置」に対向して通信するものである。

【００１７】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、ストリ
ームコンテンツを、高品質から簡易品質までの要求品質
の異なる複数の端末装置へマルチキャストする無線送信
装置であって、ストリームコンテンツは、要求品質に応
じて階層化された基本情報及び１つ以上の付加情報に区
分されており、伝送品質は高いが電波利用効率は低い高
信頼無線回線から、伝送品質は低いが電波利用効率は高
い大容量無線回線までの複数の無線回線を用意し、無線
回線それぞれに対応する送信手段と、少なくとも基本情
報を高信頼無線回線の送信手段へ振り分ける情報振り分
け手段と、を有する。

【００１８】本発明の他の実施形態によれば、情報振り
分け手段は、付加情報を高信頼無線回線以外の無線回線
の送信手段へ１対１に振り分けることも好ましい。

【００１９】本発明の他の実施形態によれば、情報振り
分け手段は、高信頼無線回線の伝送容量が許容できる限
り、上位層の付加情報から順に、高信頼送信手段へ振り
分けることも好ましい。

【００２０】本発明の他の実施形態によれば、情報振り
分け手段は、高信頼無線回線の送信手段へ振り分けるこ
とができなかった上位層の付加情報から順に、次に伝送
品質が高い無線回線の伝送容量が許容できる限り、該無
線回線の送信手段へ振り分けることも好ましい。

【００２１】本発明の他の実施形態によれば、情報振り
分け手段は、基本情報のパケットに同期する付加情報の
パケットであることを示すラベル情報を、該基本情報及
び付加情報に付加することも好ましい。

【００２２】本発明の他の実施形態によれば、ストリー
ムコンテンツは、基本情報及び１つ以上の付加情報がオ
ブジェクトとして構成されたオブジェクト符号化データ
であることも好ましい。

【００２３】

【発明の実施の形態】以下では、図面に基づいて、本発
明の実施形態について詳細に説明する。

【００２４】図３は、本発明の実施形態のシステム構成
図である。図３によれば、無線送信装置１は、情報振り
分け手段１０と、大容量送信手段１１と、標準送信手段
１２と、高信頼送信手段１３とを有する。そして、基本
情報＋付加情報１＋付加情報２からなるストリームコン
テンツは、以下のように送信される。

【００２５】基本情報は、高信頼送信手段１３を介し
て、高信頼無線回線へ送信される。基本情報は、全ての
端末装置によって受信される必要がある。従って、電波
利用効率が低くても（容量：小）、伝送品質体力が高い
（伝送品質：高）、高信頼無線回線で送信される。

【００２６】付加情報１は、標準送信手段１２を介し
て、標準無線回線へ送信される。付加情報１は、標準品
質コンテンツの受信を希望する端末装置と、高品質コン
テンツの受信を希望する端末装置とによって受信される
必要がある。従って、電波利用効率が中程度で（容量：
中）、伝送品質体力も中程度（伝送品質：中）の、標準
無線回線で送信される。

【００２７】付加情報２は、大容量送信手段１１を介し
て、大容量無線回線へ送信される。付加情報２は、高品
質コンテンツの受信を希望する端末装置によって受信さ
れる必要があり、また、情報量も多い。従って、電波利
用効率が高い（大容量）けれども、伝送品質体力は低
い、高速な大容量無線回線で送信される。

【００２８】従って、本発明の無線送信装置１に対向し
て通信する端末装置２は、コンテンツの要求品質に応じ
て、受信する無線回線の数が異なる。簡易品質コンテンツ用端末装置＝高信頼無線回線標準品質コンテンツ用端末装置＝高信頼無線回線＋標準
無線回線高品質コンテンツ用端末装置＝高信頼無線回線＋標準無
線回線＋大容量無線回線

【００２９】図４は、本発明の無線送信装置１の具体的
な機能構成図である。図４によれば、情報振り分け手段
１０は、高品質情報生成手段１０１と、標準品質情報生
成手段１０２と、簡易品質情報生成手段１０３とを有す
る。コンテンツデータベース３から受信したコンテンツ
は、それぞれの情報生成手段１０１〜１０３へ入力され
る。

【００３０】情報選択制御手段１０４は、第１に、コン
テンツサーバ３から受信したコンテンツに含まれる基本
情報及び付加情報（プロファイル情報）の中から、要求
品質毎に必要とされる情報を判別する。第２に、各無線
回線の回線容量及び伝送品質体力(所要Ｃ／Ｎ)に基づい
て、判別された情報を、いずれの無線回線で送信するか
を選別する。第３に、各情報生成手段１０１〜１０３
へ、下位の情報生成手段で送信する情報と重複しないよ
うに、必要情報の送信制御を行う。

【００３１】高品質情報生成手段１０１は、情報選択制
御手段１０４からの指示により、ストリームコンテンツ
から大容量送信手段１１で送信する情報を選択し、か
つ、その情報に送出順及び種別のラベリングを行い、大
容量送信手段１１の大容量信号変調手段１１０へ送信す
る。大容量信号変調手段１１０で変調されたプロファイ
ルは、信号送信手段１１１を介してマルチキャストされ
る。

【００３２】標準品質情報生成手段１０２は、情報選択
制御手段１０４からの指示により、ストリームコンテン
ツから標準送信手段１２で送信する情報を選択し、か
つ、その情報に送出順及び種別のラベリングを行い、標
準送信手段１２の中容量信号変調手段１２０へ送信す
る。中容量信号変調手段１２０で変調されたプロファイ
ルは、信号送信手段１２１を介してマルチキャストされ
る。

【００３３】簡易品質情報生成手段１０３は、情報選択
制御手段１０４からの指示により、ストリームコンテン
ツから高信頼送信手段１３で送信する情報を選択し、か
つ、その情報に送出順及び種別のラベリングを行い、高
信頼送信手段１３の小容量信号変調手段１３０へ送信す
る。小容量信号変調手段１３０で変調されたプロファイ
ルは、信号送信手段１３１を介してマルチキャストされ
る。

【００３４】尚、コンテンツサーバ３において、各情報
のラベリングを付与したパケットが生成される場合に
は、ラベリングの機能は不要である。

【００３５】図５は、ストリームコンテンツと伝送情報
とを表すパケット構成図である。図５によれば、アナロ
グ信号の情報は、基本情報と、該基本情報に同期する複
数の付加情報とに符号化される。そして、基本情報のパ
ケットに同期する付加情報のパケットであることを示す
ラベル情報が付加される。これにより、基本情報及び付
加情報の同期が図られる。

【００３６】図６は、本発明による振り分け判別フロー
チャートである。要求品質に対応する情報選択制御手段
１０４への設定入力データ例を、以下に示す。ここで
は、４個のストリームコンテンツを送信すると想定す
る。（１）無線回線情報大容量無線回線：回線容量ＡMbit/s、所要Ｃ／Ｎ：ａ
dB 標準容量無線回線：回線容量ＢMbit/s、所要Ｃ／Ｎ：ｂ
dB 高信頼無線回線：回線容量ＣMbit/s、所要Ｃ／Ｎ：ｃ
dB ＡMbit/s＞ＢMbit/s＞ＣMbit/s、ａdB＞ｂdB＞ｃdB （２）コンテンツ品質毎の必要プロファイル及び容量高品質コンテンツ＝全プロファイル（容量Ｘ＋Ｙ＋ＺMbit/s）標準品質コンテンツ＝プロファイル１＋２＋３＋４（容量Ｙ＋ＺMbit/s）簡易品質コンテンツ＝プロファイル１（容量ＺMbit/s）

【００３７】図６によれば、４個のストリームコンテン
ツを送信するために、各コンテンツの情報量が、各無線
回線の１／４回線以下になるものとし、その範囲内で可
能な限り高信頼な無線回線で情報伝送するように、無線
回線を選択する例である。

【００３８】図６の前段部分を簡単に説明すると、高信
頼無線回線の伝送容量(C/4)が許容できる（C/4＞Z、C/4
＞Y+Z、C/4＞X+Y+Z）限り、上位層の付加情報から順
に、高信頼無線回線で送信する。また、高信頼無線回線
の送信手段へ振り分けることができなかった上位層の付
加情報から順に、次に伝送品質が高い無線回線の伝送容
量が許容できる（B/4＞Y、B/4＞X+Y）限り、該無線回線
で送信する。

【００３９】前述した本発明の種々の実施形態によれ
ば、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修
正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができ
る。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しよう
とするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びそ
の均等物として限定するものにのみ制約される。

【００４０】

【発明の効果】本発明の無線送信装置によれば、ストリ
ームコンテンツを、要求品質の異なる複数の端末装置へ
マルチキャストする場合、必要となる無線回線の容量を
最小限にすることができる。

【００４１】図７は、本発明によって減少した無線回線
の容量を示すグラフである。従来の図２によれば、標準
品質コンテンツ及び高品質コンテンツにも基本情報を含
み、高品質コンテンツには更に付加情報１も含む必要が
ある。従って、同じ情報を同時に複数個送信する必要が
ある。これに対し、本願発明によれば、基本情報及び付
加情報１は、１つしか送信されない。従って、必要とな
る無線回線の容量を最小限にすることができる。

【００４２】また、少なくとも基本情報は高信頼無線回
線（伝送品質体力が高い）で送信されるので、無線回線
の伝送品質劣化時においても、端末装置は、できる限り
基本情報を受信することができる。これにより、端末装
置は、できる限りストリームコンテンツの再生を継続す
る能力を高めることができる。

【００４３】更に、高信頼無線回線の伝送容量が許容で
きる限り、基本情報から順に付加情報を、高信頼送信手
段へ振り分けることにより、端末装置においても、でき
る限り付加情報を高信頼で受信することができ、ストリ
ームコンテンツの再生を継続する能力を高めることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来におけるストリームコンテンツを配信する
第１のシステム構成図である。

【図２】従来におけるストリームコンテンツを配信する
第２のシステム構成図である。

【図３】本発明の実施形態のシステム構成図である。

【図４】本発明の無線送信装置の具体的な機能構成図で
ある。

【図５】ストリームコンテンツと伝送情報とを表すパケ
ット構成図である。

【図６】本発明による振り分け判別フローチャートであ
る。

【図７】本発明によって減少した無線回線の容量を示す
グラフである。

【符号の説明】

１無線送信装置１０情報振り分け手段１０１高品質情報生成手段１０２標準品質情報生成手段１０３簡易品質情報生成手段１０４情報選択制御手段１１大容量送信手段１１０大容量信号変調手段１１１信号送信手段１２標準送信手段、中容量送信手段１２０中容量信号変調手段１２１信号送信手段１３高信頼送信手段、小容量送信手段１３０小容量信号変調手段１３１信号送信手段２端末装置３コンテンツサーバ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｌ 12/28 ３００Ｈ０４Ｂ 7/26 ＭＦターム(参考） 5K030 JL01 LD06 MB04 5K033 CB13 DA17 EA06 5K067 AA11 BB21 CC08 DD11 EE02 EE10

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ストリームコンテンツを、高品質から簡
易品質までの要求品質の異なる複数の端末装置へマルチ
キャストする無線送信装置であって、前記ストリームコンテンツは、要求品質に応じて階層化
された基本情報及び１つ以上の付加情報に区分されてお
り、伝送品質は高いが電波利用効率は低い高信頼無線回線か
ら、伝送品質は低いが電波利用効率は高い大容量無線回
線までの複数の無線回線を用意し、前記無線回線それぞれに対応する送信手段と、少なくとも前記基本情報を前記高信頼無線回線の送信手
段へ振り分ける情報振り分け手段とを有することを特徴
とする無線送信装置。
【請求項２】前記情報振り分け手段は、前記付加情報
を前記高信頼無線回線以外の無線回線の送信手段へ１対
１に振り分けることを特徴とする請求項１に記載の無線
送信装置。
【請求項３】前記情報振り分け手段は、前記高信頼無
線回線の伝送容量が許容できる限り、上位層の前記付加
情報から順に、前記高信頼送信手段へ振り分けることを
特徴とする請求項１に記載の無線送信装置。
【請求項４】前記情報振り分け手段は、前記高信頼無
線回線の送信手段へ振り分けることができなかった上位
層の付加情報から順に、次に伝送品質が高い無線回線の
伝送容量が許容できる限り、該無線回線の送信手段へ振
り分けることを特徴とする請求項３に記載の無線送信装
置。
【請求項５】前記情報振り分け手段は、前記基本情報
のパケットに同期する付加情報のパケットであることを
示すラベル情報を、該基本情報及び付加情報に付加する
ことを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載
の無線送信装置。
【請求項６】前記ストリームコンテンツは、前記基本
情報及び１つ以上の付加情報がオブジェクトとして構成
されたオブジェクト符号化データであることを特徴とす
る請求項１から５のいずれか１項に記載の無線送信装
置。