JP2003151850A - 積層セラミックコンデンサおよびその容量調整方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサおよびその容量調整方法

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JP2003151850A JP2001351448A JP2001351448A JP2003151850A JP 2003151850 A JP2003151850 A JP 2003151850A JP 2001351448 A JP2001351448 A JP 2001351448A JP 2001351448 A JP2001351448 A JP 2001351448A JP 2003151850 A JP2003151850 A JP 2003151850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量調整が容易であり容量調整の高速化高精
度化に適した積層セラミックコンデンサおよびその容量
調整方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 外部電極は容量を取り出すための第1の
外部電極および第2の外部電極とトリミング用の第3の
外部電極とを有するとともにそれぞれの外部電極が積層
体の表面において電気的に非接続であり、内部電極は第
1の外部電極のみに電気的に接続する第1の内部電極1
01〜106と、第2の外部電極と第3の外部電極とに
電気的に接続する第2の内部電極201と、第3の外部
電極のみに電気的に接続する第3の内部電極302〜3
05とを有するという構成を備えることより、トリミン
グ用の第3の外部電極を切断または削除することによ
り、並列接続された第3の内部電極302〜305の一
部は第2の外部電極と電気的に分断され静電容量が減じ
ることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層セラミックコン
デンサに関するもので特に容量の調整が可能な積層セラ
ミックコンデンサおよびその容量調整方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化に伴い電子部品
の小型化が進んでいる。電子部品の実装においてはチッ
プ部品を使用した面実装が主流となっており、積層セラ
ミックコンデンサはこの用途に適したコンデンサとして
広く用いられている。しかし、従来の積層セラミックコ
ンデンサでは、回路基板に実装した後に容量を調整する
ことは困難であった。
【0003】一方、容量調整用のコンデンサとしては、
回転機構付きトリマコンデンサが主として用いられ、回
転部を精密ドライバなどで回転し容量調整を行ってい
た。回転機構付きトリマコンデンサを使用した場合、積
層セラミックコンデンサに比較して実装面積が大きく、
電子機器の小型化を阻害していた。また、回転機構によ
る調整は、機械的な調整であるため自動化、高速化が困
難であり、また調整後の容量が回転機構部分のずれによ
り経時的に変化するという問題があった。
【0004】そこで、容量調整が可能な積層セラミック
コンデンサとして、特開平6−275462号公報ほか
が提案されている。特開平6−275462号公報の容
量調整が可能な積層セラミックコンデンサは、トリミン
グ端子が積層体の側面に設けられたものであり、このト
リミング端子は一方の内部電極と電気的に接続されると
ともに、積層体の側面において一方の外部電極に接続さ
れたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の容量調整が可能な積層セラミックコンデンサは、
トリミング端子が積層体の表面の側面において一方の外
部電極に接続されたものであるため、トリミング端子の
形成ばかりでなくトリミング端子と外部電極とを接続す
る導体の形成が必要であり、製造上、工程が複雑で難し
いという課題があり、また、はんだ付けにより回路基板
に実装した後に容量調整する場合には、外部電極に連続
したトリミング端子もはんだ付けされ、はんだが付着し
ているため容量調整時にトリミング端子の削除または切
断が困難となり高速化、高精度化が難しいという問題が
あった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、製造が容易であり、回路基板に実装して使用する場
合においても容量調整が容易であり、容量調整の高速
化、高精度化に適した積層セラミックコンデンサおよび
その容量調整方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有するものである。
【0008】本発明の請求項1に記載の発明は、誘電体
層と内部電極とが交互に積層された積層体と、この積層
体の表面に設けられた外部電極とを備えた積層セラミッ
クコンデンサであって、外部電極は容量を取り出すため
の第1の外部電極および第2の外部電極とトリミング用
の第3の外部電極とを有するとともにそれぞれの外部電
極が積層体の表面において電気的に非接続であり、内部
電極は第1の外部電極のみに電気的に接続する第1の内
部電極と、第2の外部電極と第3の外部電極とに電気的
に接続する第2の内部電極と、第3の外部電極のみに電
気的に接続する第3の内部電極とを有するという構成を
備えており、これにより、容量を取り出すための一方の
外部電極である第2の外部電極とこれに接続し容量を形
成すべき第3の内部電極とは、トリミング用の第3の外
部電極そして第2の内部電極を介して電気的に接続した
構成となるので、トリミング用の第3の外部電極を切断
または削除することにより、並列接続された第3の内部
電極の一部は第2の外部電極と電気的に分断され静電容
量が減じることとなる。したがって、容量の調整が可能
な積層セラミックコンデンサとなるという作用効果が得
られる。
【0009】また、容量を取り出すための第1および第
2の外部電極とトリミング用の第3の外部電極は、いず
れも積層体の表面において電気的に非接続でありそれぞ
れ独立して設けられているので、その製造時においてト
リミング用の外部電極の形成が容易になるとともに、は
んだ付けにより回路基板に実装した後に容量調整する場
合においても、トリミング用の外部電極にははんだが付
着することが無くトリミング用の外部電極の削除または
切断が容易となり、容量調整の高速化、高精度化が可能
な積層セラミックコンデンサとなるという作用効果が得
られる。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、特に、
積層体は略直方体形状であり、内部電極と平行な面を一
対の主面、第1の内部電極が露出する面とこれと平行な
面を一対の端面、他の面を一対の側面として、第1の外
部電極および第2の外部電極はそれぞれ一対の端面に設
けられ、第3の外部電極は側面に設けられたという構成
を有しており、これにより、形状および容量を取り出す
ための外部電極は静電容量が固定の従来の積層セラミッ
クコンデンサと同一にできるので、回路基板への実装等
の取り扱いが容易になるとともに、回路基板に実装した
後に容量調整する場合においては、積層体の側面に設け
たトリミング用の外部電極が回路基板に平行な上面とな
るように実装することにより、トリミング用の外部電極
の削除または切断が容易となり、容量調整の高速化、高
精度化が可能な積層セラミックコンデンサとなるという
作用効果が得られる。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、特に、
第3の外部電極は、第2の内部電極に接続する部位が識
別できる形状であるという構成を有しており、これによ
り、第3の外部電極における第3の内部電極に接続し容
量調整のために切断または削除される部位が容易に識別
でき、切断または削除してはならない第2の内部電極に
接続する部位を誤って切断または削除することが無いと
いう作用効果が得られる。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、特に、
第1の内部電極と第3の内部電極とが誘電体層を挟んで
得られる一層当りの容量が大きい高容量部と一層当りの
容量が小さい低容量部とからなるという構成を有してお
り、これにより、静電容量がほぼ連続的に調整でき、広
範囲でしかも精度の良い容量調整が可能な積層セラミッ
クコンデンサとなるという作用効果が得られる。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、特に、
低容量部の一層当りの容量は高容量部の一層当りの容量
の約10分の1であるという構成を有しており、これに
より、静電容量がほぼ連続的に調整でき、広範囲でしか
も精度の良い容量調整が可能な積層セラミックコンデン
サとなるという作用効果が得られる。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、特に、
第3の外部電極を複数個設けたという構成を有してお
り、これにより、容量調整の自由度が高く、静電容量が
ほぼ連続的に調整でき、広範囲でしかも精度の良い容量
調整が可能な積層セラミックコンデンサとなるという作
用効果が得られる。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、特に、
請求項1に記載の容量調整が可能な積層セラミックコン
デンサを用い、トリミング用の第3の外部電極を部分的
に削除または切断することにより、静電容量を所望の値
に調整する積層セラミックコンデンサの容量調整方法で
あり、これにより、回転機構付きトリマコンデンサを使
用した場合と異なり、静電容量が固定の従来の積層セラ
ミックコンデンサと同様に実装面積が小さく電子機器の
小型化が可能となり、容量調整の自動化、高速化が容易
となるという作用効果が得られる。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、特に、
レーザーによりトリミング用の第3の外部電極を削除ま
たは切断することにより、静電容量を所望の値に調整す
る積層セラミックコンデンサの容量調整方法であり、こ
れにより、トリミング用の外部電極の削除または切断は
レーザーにより行うので高速で微細な加工が可能とな
り、容量調整の自動化、高速化が容易となるとともに高
精度化が図れるという作用効果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、実施の形
態1を用いて、本発明の特に請求項1、請求項2、請求
項3、請求項7および請求項8に記載の発明について説
明する。
【0018】以下、本発明の実施の形態1について図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1にお
ける積層セラミックコンデンサの内部電極の構造を示す
模式的分解斜視図、図2は本発明の実施の形態1におけ
る積層セラミックコンデンサの積層体の斜視図、図3は
本発明の実施の形態1における積層セラミックコンデン
サの斜視図である。
【0019】図1〜図3において、10は積層体、21
は第1の外部電極、22は第2の外部電極、23は第3
の外部電極、101〜106は第1の内部電極、201
は第2の内部電極、302〜305は第3の内部電極、
400〜410は誘電体層である。
【0020】図3に示すように、本実施の形態1におけ
る積層セラミックコンデンサは、誘電体層と内部電極と
を交互に積層された積層体10と、この積層体10の表
面に設けられた容量を取り出すための第1の外部電極2
1および第2の外部電極22とトリミング用の第3の外
部電極23とを有するとともにそれぞれの外部電極2
1、22および23は積層体10の表面において電気的
に非接続であり独立させてある。
【0021】なお、図1〜図3に示すように、内部電極
は、第1の外部電極21のみに電気的に接続する第1の
内部電極101〜106と、第2の外部電極22と第3
の外部電極23に電気的に接続する第2の内部電極20
1と、第3の外部電極23のみに電気的に接続する第3
の内部電極302〜305とを有する構成とし、容量を
取り出すための一方の外部電極である第2の外部電極2
2とこれに接続し容量を形成すべき第3の内部電極30
2〜305とは、第3の外部電極23そして第2の内部
電極201を介して電気的に接続した構成としている。
【0022】また、図1〜図3に示すように、積層体1
0は略直方体形状であり、内部電極と平行な面10a、
10bを一対の主面、第1の内部電極が露出する面10
cとこれと平行な面で第2の内部電極201が露出する
面10dを一対の端面、他の面10e、10fを一対の
側面として、この一方の側面10eに第2の内部電極2
01と第3の内部電極302〜305とを露出させ、第
1の外部電極21および第2の外部電極22はそれぞれ
一対の端面10cおよび10dに設けられ、第3の外部
電極23は側面10eに設けられた構成としている。
【0023】さらにまた、図1〜図3に示すように、ト
リミング用の第3の外部電極23は、第2の内部電極2
01に接続する部位と第3の内部電極302〜305に
接続し容量調整のために切断または削除される部位との
識別を容易にするため、第2の内部電極201に接続す
る側は側面10eの端部まで形成し、第3の内部電極3
02〜305に接続する側は端部まで形成しない形状と
している。
【0024】次に、上記の本実施の形態1における積層
セラミックコンデンサが容量調整可能な積層セラミック
コンデンサであることおよびその容量調整方法について
説明する。
【0025】図4は、上記図1〜図3に示した本実施の
形態1における積層セラミックコンデンサの模式的な等
価回路図である。
【0026】図4に示す等価回路図のように、本実施の
形態1における積層セラミックコンデンサの容量調整前
の容量は、誘電体層を挟んで対向する内部電極によって
形成される各容量が並列接続された構造であり、容量を
取り出すための第1の外部電極21と第2の外部電極2
2との間で形成される全体の容量は各容量の総和となっ
ている。
【0027】さらに具体的に説明すれば、第1の内部電
極101および102と第2の内部電極201とが誘電
体層401および402を挟んで形成される容量をC1
およびC2、第1の内部電極102および103と第3
の内部電極302とが誘電体層403および404を挟
んで形成される容量をC3およびC4、順次同様に、第
1の内部電極103および104と第3の内部電極30
3とが誘電体層405および406を挟んで形成される
容量をC5およびC6、第1の内部電極104および1
05と第3の内部電極304とが誘電体層407および
408を挟んで形成される容量をC7およびC8、第1
の内部電極105および106と第3の内部電極305
とが誘電体層409および410を挟んで形成される容
量をC9およびC10とした場合、第1の外部電極21
と第2の外部電極22との間で形成される全体の容量
は、C1+C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8
+C9+C10となっている。
【0028】そして、上記したように容量を取り出すた
めの一方の外部電極である第2の外部電極22とこれに
接続し容量を形成すべき第3の内部電極302〜305
とは、第3の外部電極23そして第2の内部電極201
を介して電気的に接続した構成としているので、トリミ
ング用の第3の外部電極23を切断または削除すること
により、並列接続された第3の内部電極の一部は第2の
外部電極22と電気的に分断され静電容量が減じること
となる。
【0029】例えば具体的に、第3の内部電極304と
第3の内部電極305とが接続する部分の間の第3の外
部電極23、つまり、図4に示す等価回路図のA部分に
相当する個所で第3の外部電極23を切断または削除す
ると、第3の内部電極305は第2の外部電極22と電
気的に分断され容量C9およびC10が減じ、第1の外
部電極21と第2の外部電極22との間の容量は、C1
+C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8となる。
同様に、図4に示す等価回路図のB部分である第3の内
部電極304と第3の内部電極305との間の個所で第
3の外部電極23を切断または削除すると、第3の内部
電極304および305は第2の外部電極22と電気的
に分断され容量C7、C8、C9およびC10が減じ、
第1の外部電極21と第2の外部電極22との間の容量
は、C1+C2+C3+C4+C5+C6となる。同様
に、順次、第3の外部電極23の切断個所を変えること
により、第1の外部電極21と第2の外部電極22との
間の容量は、C1+C2+C3+C4、C1+C2と変
えることができる。
【0030】なお、本実施の形態1では、説明および理
解を容易にするため誘電体層の数を10層の場合を例と
して説明したが、誘電体層の数をさらに多くすることに
より容量をさらに多段階に変えることができる。
【0031】したがって、トリミング用の外部電極23
を所望の位置で切断または削除すれば、初期値から多段
階にコンデンサの容量を減らし調整することができ、容
量の調整が可能な積層セラミックコンデンサとなる。
【0032】なお、トリミング用の外部電極23を切断
または削除は、カッターやレーザーによる切断、リュー
ター等の切削工具やサンドブラスト法による切削等の種
々の方法により行うことができるが、レーザーによる切
断は、精密で微細な加工が可能であり切断屑等による汚
染が無く自動化が容易であるなど最も適した方法であ
る。
【0033】また、図5は本実施の形態1における積層
セラミックコンデンサを回路基板に実装した状態の斜視
図である。図5に示すように、従来の静電容量が固定の
積層セラミックコンデンサと同様に、回路基板50上の
配線導体51および52と容量を取り出すための外部電
極である第1の外部電極21および第2の外部電極22
とをはんだ付け53等により接続固定する。またこの
時、積層体10の側面に設けたトリミング用の第3の外
部電極23は、回路基板50に平行な上面となるように
実装する。第3の外部電極23を回路基板50に平行な
上面となるように実装することにより、第3の外部電極
23の削除または切断が容易となり、容量調整の高速
化、高精度化が可能となる。そして、本発明の積層セラ
ミックコンデンサを他の電気回路部品とともに回路基板
に実装した状態で電気回路の特性を測定し、測定結果に
応じて第3の外部電極23をレーザー等により切断し容
量調整して所望の電気特性を得ることができ、電気特性
の調整の自動化が図れる。
【0034】なお、トリミング用の第3の外部電極23
を切断した後、切断した部位を樹脂等で被覆して絶縁性
の維持を図ることが好ましいが、特に問題がなければ対
策を図らなくても構わない。
【0035】続いて、本発明の実施の形態1における積
層セラミックコンデンサの製造方法について説明する。
【0036】まず、チタン酸バリウムを主成分とするセ
ラミック粉末と有機バインダからなるセラミック生シー
トを作製し準備した。この時、セラミック生シートの厚
みは約50μmとした。
【0037】次に、上記セラミック生シートを複数枚積
層して下側の無効層を形成した。続いて、この無効層上
にニッケルを主成分とする金属ペーストを用いスクリー
ン印刷法で、図1に示した形状の下最外層の第1の内部
電極101となる導体層を形成した。続いて、上記セラ
ミック生シートを積層し、この上にニッケルを主成分と
する金属ペーストを用いスクリーン印刷法で第2の内部
電極201として図1に示した形状の導体層を形成し
た。さらに、上記セラミック生シートを積層し、この上
にニッケルを主成分とする金属ペーストを用いスクリー
ン印刷法で第1の内部電極102として図1に示した形
状の導体層を形成した。さらに続いて、上記セラミック
生シートを積層し、この上にニッケルを主成分とする金
属ペーストを用いスクリーン印刷法で第3の内部電極3
02として図1に示した形状の導体層を形成した。これ
らの導体層の印刷、セラミック生シートの積層を交互に
所望の回数繰り返した。そして、この上に上最外層の第
1の内部電極106となる導体層を形成した。続いて、
上記セラミック生シートを複数枚積層して上側の無効層
を形成し積層体ブロックを得た。
【0038】なお、導体層の厚みは約2.5μmとし
た。また、印刷した導体層のパターンは、切断した後に
図1に示した形状となるよう図示した形状を多数個を縦
横に配列したパターン形状とした。
【0039】次に、上記積層体ブロックを所望の寸法に
切断分離して、個片の生チップとした。この生チップを
窒素ガス中で加熱して脱バインダ処理した後、ニッケル
が酸化されない窒素水素の混合ガス雰囲気中で1300
℃まで加熱して焼成し焼結体を得た。
【0040】次に、上記焼結体を面取して焼結体の表面
に内部電極を完全に露出させ図2の積層体10を得た。
続いて、積層体10の両端面10c、10dおよび側面
10eに銅を主成分とする電極ペーストを塗布した後、
800℃の窒素雰囲気中で焼付けを行って第1の外部電
極21および第2の外部電極22とトリミング用の第3
の外部電極23を形成し、この上にニッケルめっき、は
んだめっきを施し、図3に示した本実施の形態1におけ
る積層セラミックコンデンサを作製した。
【0041】作製した本実施の形態1における積層セラ
ミックコンデンサは、長手方向寸法が2.0mm、幅方
向寸法が1.25mm、厚み方向寸法が1.25mm
で、静電容量が500pFであった。
【0042】(実施の形態2)以下、実施の形態2を用
いて、本発明の特に請求項4、請求項5および請求項6
に記載の発明について説明する。
【0043】以下、本発明の実施の形態2について図面
を参照して説明する。図6は本発明の実施の形態2にお
ける積層セラミックコンデンサの内部電極の構造を示す
模式的分解斜視図、図7は本発明の実施の形態2におけ
る積層セラミックコンデンサの積層体の斜視図、図8は
本発明の実施の形態2における積層セラミックコンデン
サの斜視図である。
【0044】図6〜図8において、60は積層体、71
は第1の外部電極、72は第2の外部電極、73および
74は第3の外部電極、900〜920は誘電体層、6
01〜611は第1の内部電極、701は第2の内部電
極、802〜810および812〜820は第3の内部
電極である。ただし、図6において、誘電体層905〜
915、第1の内部電極604〜608、第3の内部電
極803〜808および813〜818は省略して図示
せず。
【0045】本実施の形態2における積層セラミックコ
ンデンサが上記実施の形態1と特に異なる点は、図6〜
図8に示すように、第3の内部電極802〜810およ
び812〜820の形状であり、またこの第3の内部電
極802〜810および812〜820に接続する第3
の外部電極73および74の形状である。本実施の形態
2における積層セラミックコンデンサについて、以下に
説明する。
【0046】本実施の形態2における積層セラミックコ
ンデンサは、図8に示すように、特に、トリミング用と
して2つの第3の外部電極73および74を積層体60
の側面に独立させて設けられている。
【0047】また、図6〜図8に示すように、内部電極
は、第1の外部電極71のみに電気的に接続する第1の
内部電極601〜611と、第2の外部電極72と第3
の外部電極73および74に電気的に接続する第2の内
部電極701と、第3の外部電極73のみに電気的に接
続する第3の内部電極802〜810と、第3の外部電
極74のみに電気的に接続する第3の内部電極812〜
820とを有する構成とし、容量を取り出すための一方
の外部電極である第2の外部電極72とこれに接続し容
量を形成すべき第3の内部電極802〜810および8
12〜820とは、第2の内部電極701と第3の外部
電極73および74とを介して電気的に接続した構成と
している。
【0048】そして特に、図6〜図8に示すように、第
3の内部電極812〜820のそれぞれの面積は、第3
の内部電極802〜810のそれぞれの面積の約10分
の1として、第1の内部電極601〜611と第3の内
部電極802〜810とが誘電体層901〜920を挟
んで得られる一層当りの容量が大きい高容量部に接続す
るトリミング用の第3の外部電極73と、第1の内部電
極601〜611と第3の内部電極812〜820とが
誘電体層901〜920を挟んで得られる一層当りの容
量が小さい低容量部に接続するトリミング用の第3の外
部電極74とからなるという構成として、低容量部の一
層当りの容量は高容量部の一層当りの容量の約10分の
1であるという構成としている。
【0049】次に、上記の本実施の形態2における積層
セラミックコンデンサが、静電容量をほぼ連続的に調整
でき広範囲でしかも精度の良い容量調整が可能な積層セ
ラミックコンデンサであることおよびその容量調整方法
について説明する。
【0050】図9は、上記図6〜図8に示した本実施の
形態2における積層セラミックコンデンサの模式的な等
価回路図である。
【0051】図9に示す等価回路図のように、本実施の
形態2における積層セラミックコンデンサの容量調整前
の容量は、誘電体層を挟んで対向する内部電極によって
形成される各容量が並列接続された構造であり、容量を
取り出すための第1の外部電極71と第2の外部電極7
2との間で形成される全体の容量は各容量の総和であ
る。
【0052】具体的に説明すれば、例えば、第1の内部
電極601と第2の内部電極701とが誘電体層901
を挟んで形成される容量をC21、第1の内部電極60
2と第2の内部電極701とが誘電体層902を挟んで
形成される容量をC22としこれらの容量をそれぞれ5
5pFとすると、第2の内部電極701が形成する2層
の容量は計110pFである。
【0053】第1の内部電極602と第3の内部電極8
02とが誘電体層903を挟んで形成される容量をC3
1、第1の内部電極603と第3の内部電極802とが
誘電体層904を挟んで形成される容量をC32、順次
同様に、第1の内部電極611と第3の内部電極810
とが誘電体層920を挟んで形成される容量をC48と
しこれらの容量をそれぞれ50pFとすると、第3の内
部電極802〜810が形成する18層の高容量部の容
量は計900pFである。
【0054】そして、第1の内部電極602と第3の内
部電極812とが誘電体層903を挟んで形成される容
量をC51、第1の内部電極603と第3の内部電極8
12とが誘電体層904を挟んで形成される容量をC5
2、順次同様に、第1の内部電極611と第3の内部電
極820とが誘電体層920を挟んで形成される容量を
C68としこれらの容量をそれぞれ5pFとすると、第
3の内部電極812〜820が形成する18層の低容量
部の容量は計90pFである。
【0055】したがって、この場合、本実施の形態2に
おける積層セラミックコンデンサの容量調整前の容量
は、各容量の総和である1100pFとなっている。
【0056】そして、上記したように容量を取り出すた
めの一方の外部電極である第2の外部電極72とこれに
接続し容量を形成すべき第3の内部電極802〜810
および812〜820とは、第3の外部電極73および
74そして第2の内部電極701を介して電気的に接続
した構成としているので、トリミング用の第3の外部電
極73および74を切断または削除することにより、並
列接続された第3の内部電極の一部は第2の外部電極7
2と電気的に分断され静電容量が減じることとなる。
【0057】例えば具体的に、高容量部の第3の内部電
極808と第3の内部電極809とが接続する部分の間
の第3の外部電極73、つまり、図9に示す等価回路図
のD部分に相当する個所で第3の外部電極73を切断ま
たは削除すると、第3の内部電極809および810は
第2の外部電極72と電気的に分断され、C45〜C4
8すなわち容量200pFが減じ、900pFとなる。
また加えて、低容量部の第3の内部電極814と第3の
内部電極815とが接続する部分の間の第3の外部電極
74、つまり、図9に示す等価回路図のE部分に相当す
る個所で第3の外部電極74を切断または削除すると、
第3の内部電極815〜820は第2の外部電極72と
電気的に分断され、C57〜C68すなわち容量60p
Fが減じ、840pFとなる。
【0058】上記したように、本実施の形態2における
積層セラミックコンデンサは、高容量部の第3の内部電
極が接続する第3の外部電極73の切断または削除によ
り100pF単位で容量を減じることができ、また、低
容量部の第3の内部電極が接続する第3の外部電極74
の切断または削除により10pF単位で容量を減じるこ
とができる。そして、上記の例の場合の調整が可能な最
小容量は、110pFとなるので、1100pFから1
10pFまで10pF単位で容量がほぼ連続的に調整で
き、広範囲でしかも精度良く容量の調整が可能な積層セ
ラミックコンデンサとなる。
【0059】本実施の形態2における積層セラミックコ
ンデンサの製造方法については、基本的プロセスは実施
の形態1と同様であり、異なる点は、第3の内部電極の
形状、第3の外部電極の形状、完成品の静電容量等であ
るので説明を省略する。
【0060】なお、上記実施の形態1および実施の形態
2における積層セラミックコンデンサでは、誘電体とし
てチタン酸バリウムを主成分とするセラミック材料、内
部電極としてニッケルを用いたが、他の材料を用いた場
合でも同様な作用効果が得られる。
【0061】また、上記実施の形態1および実施の形態
2における積層セラミックコンデンサでは、内部電極の
形状、層数および配置、外部電極の形状および配置、完
成品の寸法形状および静電容量等について、一例として
具体的に説明したが、これらに限定されるものではな
く、他の内部電極の形状、層数および配置、外部電極の
形状および配置、完成品の寸法形状および静電容量であ
っても、本発明の基本的な構成を損なわなければ同様な
作用効果が得られる。
【0062】また、上記実施の形態1および実施の形態
2では、積層セラミックコンデンサとして単独の部品に
ついて説明したが、単独部品としての積層セラミックコ
ンデンサに限定されるものではなく、コイル、抵抗等と
ともに積層セラミックコンデンサを内蔵した複合の積層
セラミック部品にも応用でき、同様な作用効果が得られ
る。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明は、外部電極は容量
を取り出すための第1の外部電極および第2の外部電極
とトリミング用の第3の外部電極とを有するとともにそ
れぞれの外部電極が積層体の表面において電気的に非接
続であり、内部電極は第1の外部電極のみに電気的に接
続する第1の内部電極と、第2の外部電極と第3の外部
電極とに電気的に接続する第2の内部電極と、第3の外
部電極のみに電気的に接続する第3の内部電極とを有す
るという構成を備えることより、容量を取り出すための
一方の外部電極である第2の外部電極とこれに接続し容
量を形成すべき第3の内部電極とは、トリミング用の第
3の外部電極そして第2の内部電極を介して電気的に接
続した構成となるので、トリミング用の第3の外部電極
を切断または削除することにより、並列接続された第3
の内部電極の一部は第2の外部電極と電気的に分断され
静電容量が減じることとなる。したがって、容量の調整
が可能な積層セラミックコンデンサとなるという効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における積層セラミック
コンデンサの内部電極の構造を示す模式的分解斜視図
【図2】同積層セラミックコンデンサの積層体の斜視図
【図3】同積層セラミックコンデンサの斜視図
【図4】同積層セラミックコンデンサの模式的な等価回
路図
【図5】同積層セラミックコンデンサを回路基板に実装
した状態の斜視図
【図6】本発明の実施の形態2における積層セラミック
コンデンサの内部電極の構造を示す模式的分解斜視図
【図7】同積層セラミックコンデンサの積層体の斜視図
【図8】同積層セラミックコンデンサの斜視図
【図9】同積層セラミックコンデンサの模式的な等価回
路図
【符号の説明】
10 積層体 21 第1の外部電極 22 第2の外部電極 23 第3の外部電極 60 積層体 71 第1の外部電極 72 第2の外部電極 73、74 第3の外部電極 101〜106 第1の内部電極 201 第2の内部電極 302〜305 第3の内部電極 400〜410 誘電体層 601〜611 第1の内部電極 701 第2の内部電極 802〜810 第3の内部電極 812〜820 第3の内部電極 900〜920 誘電体層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体層と内部電極とが交互に積層され
    た積層体と、この積層体の表面に設けられた外部電極と
    を備えた積層セラミックコンデンサであって、前記外部
    電極は容量を取り出すための第1の外部電極および第2
    の外部電極とトリミング用の第3の外部電極とを有する
    とともにそれぞれの外部電極が前記積層体の表面におい
    て電気的に非接続であり、前記内部電極は第1の外部電
    極のみに電気的に接続する第1の内部電極と、第2の外
    部電極と第3の外部電極とに電気的に接続する第2の内
    部電極と、第3の外部電極のみに電気的に接続する第3
    の内部電極とを有する積層セラミックコンデンサ。
  2. 【請求項2】 積層体は略直方体形状であり、内部電極
    と平行な面を一対の主面、第1の内部電極が露出する面
    とこれと平行な面を一対の端面、他の面を一対の側面と
    して、第1の外部電極および第2の外部電極はそれぞれ
    一対の端面に設けられ、第3の外部電極は側面に設けら
    れた請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 【請求項3】 第3の外部電極は、第2の内部電極に接
    続する部位が識別できる形状である請求項1に記載の積
    層セラミックコンデンサ。
  4. 【請求項4】 第1の内部電極と第3の内部電極とが誘
    電体層を挟んで得られる一層当りの容量が大きい高容量
    部と前記一層当りの容量が小さい低容量部とからなる請
    求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 【請求項5】 低容量部の一層当りの容量は高容量部の
    一層当りの容量の約10分の1である請求項4に記載の
    積層セラミックコンデンサ。
  6. 【請求項6】 第3の外部電極を複数個設けた請求項1
    に記載の積層セラミックコンデンサ。
  7. 【請求項7】 誘電体層と内部電極とが交互に積層され
    た積層体と、この積層体の表面に設けられた外部電極と
    を備えた積層セラミックコンデンサであって、前記外部
    電極は容量を取り出すための第1の外部電極および第2
    の外部電極とトリミング用の第3の外部電極とを有する
    とともにそれぞれの外部電極が前記積層体の表面におい
    て電気的に非接続であり、前記内部電極は第1の外部電
    極のみに電気的に接続する第1の内部電極と、第2の外
    部電極と第3の外部電極に電気的に接続する第2の内部
    電極と、第3の外部電極のみに電気的に接続する第3の
    内部電極とを有する積層セラミックコンデンサを用い、
    前記第3の外部電極を部分的に削除または切断すること
    により、静電容量を所望の値に調整する積層セラミック
    コンデンサの容量調整方法。
  8. 【請求項8】 第3の外部電極の削除または切断はレー
    ザーにより行う請求項7に記載の積層セラミックコンデ
    ンサの容量調整方法。
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