JP2003150081A - 表示装置及びその製造方法 - Google Patents

表示装置及びその製造方法

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JP2003150081A JP2001349344A JP2001349344A JP2003150081A JP 2003150081 A JP2003150081 A JP 2003150081A JP 2001349344 A JP2001349344 A JP 2001349344A JP 2001349344 A JP2001349344 A JP 2001349344A JP 2003150081 A JP2003150081 A JP 2003150081A
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Toru Uko
融 宇▲高▼
Kenichi Takahashi
賢一 高橋
Hiroyuki Mihashi
裕之 三橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属塩の析出溶解を用いた表示装置におい
て、背景白地を際立たせ、コントラストの良い表示を可
能とする。 【解決手段】 金属の電気化学的な析出・溶解を用いた
表示装置である。透明基板上に表示電極及び対極が形成
されており、表示電極に対応して表示領域が形成される
とともに、対極は表示領域以外の領域に形成されてい
る。対極は、例えば銀により形成し、表示電極及び対極
の背後には光散乱性の基板を配置する。光散乱性の基板
としては、例えば、少なくとも表面が白色の基板を用い
る。対極を表示領域以外の領域の背後に隠蔽することに
より、表示側からは見えなくなり、コントラストの低下
が解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気化学的表示を
利用した表示装置に関するものであり、さらにはその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯型コンピュータや携帯型電
話、携帯型PDA(Personal DigitalAsistant)等の携
帯型情報機器においては、屋外等においても良好なコン
トラストでの表示が可能で、しかも、小型、薄型で軽量
な携帯型表示装置が要求されている。
【0003】かかる携帯型表示装置としては、液晶ディ
スプレイが広く用いられているが、例えば透過型の液晶
ディスプレイの場合、蛍光管特有のちらつきや、蛍光管
による消費電力の増大等が問題となっている。また、バ
ックライトを使用しない反射型液晶ディスプレイも実用
になっているが、視認性が十分でないという問題を抱え
ている。
【0004】そこで、これらの問題点を解決するため
に、いわゆるペーパーライクディスプレイ、あるいは電
子ペーパーと呼ばれるものが開発されつつある。これら
に使用される表示方式としては、電気泳動方式や2色ボ
ール表示方式、エレクトロクロミック方式等がある。
【0005】電気泳動方式のディスプレイ(EPID)
では、白色顔料や黒色トナー等が、電界の作用によって
電極上に積層する。2色ボール表示方式のディスプレイ
(TBD)は、半分が白色、半分が黒色等の2色に塗り
分けられた球体からなり、電界の作用による回転を利用
したものである。ただし、どちらの方式も流状体が入り
込めるだけの隙間が必要であり、最密に充填できないこ
とから高コントラストを得ることは難しい。また、駆動
する電圧を100V以上にしなければ実用上の書き込み
速度(1秒以内)が得られないという難点もある。
【0006】これらの表示方式のディスプレイに対し
て、エレクトロクロミック方式のディスプレイ(EC
D)は、コントラストの高さという点で上記方式のディ
スプレイに比べて優れており、中でも、特開平9−29
7325号公報において開示されるような金属塩の析出
溶解を用いた表示装置は、あたかも印刷物のような表示
が可能であり、その実用化が望まれるところである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、非発光型の
表示素子を表示装置に用いる場合、表示部や背景の色が
表示の妨げになり、コントラスト良く表示できる例が少
ない。例えば、上記金属塩の析出溶解を用いた表示装置
では、透明電極(表示電極)の背後に電解質層や金属
(例えば銀)からなる対極を配するが、この場合、対極
が透明電極や電解質層を透過して視認されてしまい、コ
ントラストが大幅に低下する。このような不都合を解消
するには、例えば上記電解質層に白色顔料等を混入する
という方法が考えられるが、この場合には白色顔料等が
表示素子本来の特性を相殺する虞れがある。
【0008】本発明は、上記従来の実情に鑑みて提案さ
れたものであり、金属塩の析出溶解を用いた表示装置に
おいて、背景白地を際立たせ、コントラストの良い表示
を可能とすることを目的とする。さらには、かかる表示
装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の表示装置は、金属の電気化学的な析出・溶
解を用いた表示装置において、透明基板上に表示電極及
び対極が形成されてなり、表示電極に対応して表示領域
が形成されるとともに、対極は表示領域以外の領域に形
成されていることを特徴とするものである。
【0010】対極を表示領域以外の領域の背後に隠蔽す
ることにより、表示側からは見えなくなり、コントラス
トの低下が解消される。また、表示電極の背後の例えば
電解質層等に白色顔料等を混入する必要もなく、本来の
特性を相殺することもない。また、白色顔料等を使用し
ないので、製法上も容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した表示装置
及びその製造方法について、図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0012】図1は、本発明を適用した表示装置の一構
成例を示すものである。この表示装置は、銀等の金属塩
の析出/溶解を利用して非発光表示を行うもので、表示
電極上に金属を析出/溶解させ、その色調の相違により
情報を表示することを基本原理とする。本例では、図1
に示すように、透明基板1上に各画素に対応して表示電
極2が形成され、透明基板1の表示面1a側(図中下
方)から表示された情報を見るように構成されている。
【0013】上記透明基板1には、石英ガラス板、白板
ガラス板等の透明ガラス基板を用いることが可能である
が、これに限定されず、ポリエチレンナフタレート、ポ
リエチレンテレフタレート等のエステル、ポリアミド、
ポリカーボネート、酢酸セルロース等のセルロースエス
テル、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等のフッ素ポリマ
ー、ポリオキシメチレン等のポリエーテル、ポリアセタ
ール、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
メチルペンテンポリマー等のポリオレフィン、及びポリ
イミド−アミドやポリエーテルイミド等のポリイミドを
例として挙げることができる。これら合成樹脂を支持体
として用いる場合には、容易に曲がらないような剛性基
板状にすることも可能であるが、可撓性を持ったフィル
ム状の構造体とすることも可能である。
【0014】表示電極2は、透明導電膜からなり、フォ
トリソ工程により所望の画素パターンにパターニングさ
れている。透明導電膜としては、例えばIn23とSn
2の混合物、いわゆるITO膜(酸化インジウムにス
ズをドープさせて成膜された透明導電膜の総称)や、S
nO2またはIn3をコーティングした膜を用いるこ
とが好ましい。これらITO膜やSnO2またはIn
3をコーティングした膜にSnやSbをドーピングし
たものでも良く、MgOやZnO等を用いることも可能
である。
【0015】上記表示電極2は、絶縁層3によって各画
素パターン毎に電気的に分離されており、その背面側に
は電解質層4が充填されている。ここで、絶縁層3に
は、透明な絶縁材料を用いてもよいが、光散乱性、例え
ば白色とすることが望ましい。例えば、確実に絶縁させ
るために、有機絶縁膜(例えば新日鐵化学社製、商品名
V259−PA)にアルミナ(Al)や炭酸カル
シウム等の白色顔料を混合したものを用い、これを厚さ
約1〜2μmに形成すればよい。
【0016】電解質層4は、上記表示電極2の表面に金
属を析出/溶解させるために必要なものであり、例えば
金属塩を溶解した電解液をそのまま使用してもよいが、
通常は、マトリクス高分子材料中に支持電解質が分散さ
れた高分子固体電解質のような、いわゆる固体電解質が
用いられる。
【0017】上記電解質層4を構成する高分子固体電解
質に用いるマトリクス(母材)高分子としては、骨格ユ
ニットがそれぞれ−(C-C-O)n−、−(C-C-N)n−、−(C-
C-S)n−で表されるポリアルキレンオキサイド、ポリア
ルキレンイミン、ポリアルキレンスルフィドが挙げられ
る。これらを主鎖構造として、枝分があってもよい。ま
た、ポリメチルメタクリレート、ポリフッ化ビニリデ
ン、ポリフッ化ビニリデンクロライド、ポリカーボネー
ト等も好ましい。上記電解質層4は、前記マトリクス高
分子に金属塩を分散せしめて形成されるが、金属塩とし
ては、例えばハロゲン化銀等の銀塩を挙げることができ
る。なお、ここでは、固体電解質層として、ポリエチレ
ンオキサイドにヨウ化銀(Ag)750mM、ヨウ化ナ
トリウム(NaI)1500mMを溶解させ、架橋した
ものを用いた。
【0018】一方、上記絶縁層3上には、銀、クロム、
ニッケル、カドミウム等の金属からなる対極5が形成さ
れている。対極5は、上記表示電極2とは逆反応をせし
めるものであり、例えば、表示電極2上に金属が析出す
る時には、対極5では金属の溶解が起こり、表示電極2
上の金属が溶解する時には、対極5では金属の析出が起
こる。
【0019】上記対極5が形成される位置は、上記絶縁
層3上であり、表示電極2とは対向していない。絶縁層
3は、表示領域を形成する表示電極2を画素毎に分離す
る形で画素間に形成されており、したがって、対極5は
表示領域以外の領域に形成されていることになる。
【0020】また、上記対極5をスペーサとする形で、
背面側には背景基板6が重ねられ、これを貼り合わせる
ことで上記電解質層4等を密閉し、表示パネルとして構
成されている。このとき、対極5に加えて別途スペーサ
部材を重ねて形成し、これらの積層体をスペーサとする
ことも可能である。背景基板6は、光散乱性を有するこ
とが好ましく、例えば白色基板や白色フィルム等が用い
られる。背景基板6は、少なくとも表示電極2との対向
面が光散乱性、例えば白色であればよく、したがって、
基材の表示電極2との対向面に白色顔料を塗布したもの
や、コーティングしたもの等も用いることができる。
【0021】以上の構造を有する表示装置においては、
対極5が表示電極2と対向しておらず、例えば文字パタ
ーンとなる表示領域の境界領域の背後に隠蔽されるの
で、これが表示電極2を通して見えることはない。表示
電極2の背後に見えるのは、上記背景基板6であり、し
たがって背景白地を際立たせることができ、コントラス
ト良い表示が実現される。また、背景基板6の色を変更
することで背景色を容易に変更することができ、背景色
の選択枝を広げることができる。さらに、上記電解質層
4に白色顔料等を混入する必要もないので、製造上も容
易である。また、対極5で画素枠を形成することも可能
であり、これによって文字品位の低下も抑制することが
できる。
【0022】対極5の位置については、表示電極2と対
向させなくとも表示特性に問題はなく、上記構造を採用
することの意義は大きい。
【0023】次に、上記表示装置の製造方法について説
明する。上記表示装置は、通常のフォトリソ技術等を用
いて容易に作製することができ、表示装置の作製が簡便
であるため、表示装置の信頼性が向上するというメリッ
トも有する。
【0024】上記表示装置を作製するには、先ず、図2
に示すように、ガラスまたは透明フィルム等からなる透
明基板11を用意し、この上に透明導電材料を一様に成
膜して透明導電膜12を形成する。次に、図3に示すよ
うに、透明導電膜12上にフォトレジスト層13を成膜
し、これを選択的に露光・現像して、図4に示すような
レジストパターン13aを形成する。ただし、白色絶縁
層が形成できれば上記材料に限らない。
【0025】次いで、このレジストパターン13aをマ
スクとして透明導電膜12をエッチングし、図5に示す
ように、所定の画素パターンを有する表示電極12aを
形成する。透明導電膜12のエッチングの後、図6に示
すようにマスクとして使用したレジストパターン13a
を除去し、図7に示すように、上記表示電極12aを覆
って全面に絶縁層14を成膜する。絶縁層14は、例え
ば有機絶縁膜にアルミナや炭酸カルシウムを混合したも
のを用いて、約1〜2μmの厚さで形成する。ただし、
白色絶縁層が形成できれば上記材料に限らない。
【0026】この絶縁層14をフォトリソ技術によって
パターニングし、図8に示すように、表示電極12a間
を電気的に分離するよう、画素枠の形に残存せしめる。
そして、これらの上に、図9に示すように、対極となる
銀膜15を均一に成膜する。ここでは、銀膜15をスパ
ッタ法により成膜し、設計膜厚は3μmとした。
【0027】次に、上記銀膜15をフォトリソ技術によ
ってパターニングし、対極を形成する。具体的には、図
10に示すように、上記銀膜15上にフォトレジスト層
16を全面に成膜形成し、これを選択露光及び現像して
図11に示すようなレジストパターン16aとする。こ
のレジストパターン16aをマスクとして上記銀膜15
をエッチングし、図12に示すように、絶縁層14上に
対極15aを残存形成する。その後、図13に示すよう
に、対極15a上に残存するレジストパターン16aを
除去する。
【0028】上記のように、表示電極12aと同様にフ
ォトリソ工程を利用して銀膜15を所望の形状にパター
ニングして対極15aを形成する。ここで、便宜上、気
相成長した銀膜15を使用したが、これに限らず、例え
ば銀線や銀箔等を用いても問題はない。最後に、図14
に示すように、上記対極15a間を埋める形で電解質層
17を形成し、背景基板を重ねて図1に示す表示装置を
完成する。
【0029】以上のプロセスでは、白色顔料を使用する
ことがなく、また、通常のフォトリソ技術の応用で簡単
に本発明の構造を有する表示装置を作製することができ
る。作製に際して特殊な技術は不要であり、表示装置制
作上簡便となるため、作製される表示装置の信頼性も高
い。
【0030】次に、本発明を応用した種々の方式の表示
装置について説明する。先ず、図15は、パッシブマト
リクス型の表示装置に本発明を適用した例を示すもので
ある。パッシブマトリクス型の表示装置では、図15に
示すように、透明基板21上に複数のストライプ状の透
明電極22が平行に配列されるとともに、銀等からなる
ストライプ状の対極23がこれとは直交して配列され
る。このとき、対極23の下面には、絶縁層24が介在
されており、対極23と透明電極22の電気的な短絡が
防止される。また、対極23間を埋める形で電解質層
(図示は省略する。)が設けられ、背面側に背景基板2
5が重ね合わされる。
【0031】通常のパッシブマトリクス型の表示装置で
は、互いに直交するストライプ状電極の交差領域が表示
領域となるが、本例の表示装置では、対極23間に臨む
透明電極部22aが表示領域となる。
【0032】図16は、アクティブマトリクス型の表示
装置の例を示すものである。この例では、各表示領域
(画素)を構成する表示電極(ここでは、図示は省略す
る。)を囲んで格子状の対極32が透明基板31上に形
成されている。背面側に背景基板33が重ね合わされて
いることは、先の例と同様である。この例では、上記対
極32が画素枠も兼ねており、したがって文字品位の低
下を抑制することが可能である。
【0033】上記アクティブマトリクス型の表示装置で
は、各表示電極を駆動する薄膜トランジスタを形成する
必要があり、これによってアクティブマトリクス駆動が
可能になる。図17は、この駆動トランジスタを組み込
んだ構造を示すものである。
【0034】具体的に説明すると、先ず、透明基板41
上に各画素に対応して表示電極42が形成されて表示領
域を構成しており、画素枠部分に対極43が形成されて
いる。表示電極42の背面側及び対極43の周囲は電解
質層44で埋め込まれるとともに、背景基板45が背面
側に重ね合わされている。
【0035】透明基板41上の表示電極42に対応する
部分にはキャパシタ46が、また対極43に対応する部
分にはゲート電極47が形成されており、表示領域にお
いては、絶縁膜48を介して上記キャパシタ46上に表
示電極42が積層されている。一方、対極43に対応す
る部分においては、上記絶縁膜48上にa−SiH4
9、ソース50、ドレイン51が所定のパターンで形成
されており、例えば酸化シリコン等からなる絶縁膜52
を介して上記対極43が形成されている。
【0036】以上のように、本発明を適用してパッシブ
マトリクス型の表示装置やアクティブマトリクス型の表
示装置を構成することができる。ここで、本発明者は、
実際に図15に示すようなストライプ形状のパターンを
有するパッシブマトリクス型の表示装置を作製し、その
表示応答特性について調べた。
【0037】図18は、駆動時の電流密度を10mA/
cmとして測定を行った結果を示すものである。ま
た、比較実験として、表示電極と対極を対向させて作製
したセルについても同様の表示応答特性を計測した。な
お、この比較実験においても、駆動時の電流密度を10
mA/cmとして測定を行った。その結果を図19に
示す。これら測定結果より、対極の配置については、表
示電極と対向させなくとも表示特性には遜色のないこと
がわかる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、金属塩の析出溶解を用いた表示装置におい
て、背景白地を際立たせ、コントラストの良い表示を実
現することが可能である。また、本発明によれば、背景
色の選択の幅を広げることができ、さらに、製作上簡便
であることから、信頼性を向上することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した表示装置の一構成例を示す概
略断面図である。
【図2】図1に示す表示装置の製造工程を工程順に示す
ものであり、透明導電膜成膜工程を示す概略断面図であ
る。
【図3】フォトレジスト層形成工程を示す概略断面図で
ある。
【図4】レジストパターン形成工程を示す概略断面図で
ある。
【図5】透明導電膜エッチング工程を示す概略断面図で
ある。
【図6】レジストパターン除去工程を示す概略断面図で
ある。
【図7】絶縁層成膜工程を示す概略断面図である。
【図8】絶縁層パターニング工程を示す概略断面図であ
る。
【図9】銀膜成膜工程を示す概略断面図である。
【図10】フォトレジスト層形成工程を示す概略断面図
である。
【図11】レジストパターン形成工程を示す概略断面図
である。
【図12】銀膜のエッチング工程を示す概略断面図であ
る。
【図13】レジストパターン除去工程を示す概略断面図
である。
【図14】電解質層形成工程を示す概略断面図である。
【図15】パッシブマトリクス型の表示装置の一例を示
す分解斜視図である。
【図16】アクティブマトリクス型の表示装置の一例を
示す分解斜視図である。
【図17】アクティブマトリクス型の表示装置の断面構
造を示す概略断面図である。
【図18】対極を表示電極と対向させない場合の表示応
答特性を示す特性図である。
【図19】対極を表示電極と対向させた場合の表示応答
特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 透明基板、2 表示電極、3 絶縁層、4 電解質
層、5 対極、6 背景基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三橋 裕之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C094 AA06 AA15 BA01 BA41 BA52 CA19 EA07 EC00 FB12 GB10 HA10 5G435 AA02 AA18 BB13 BB16 CC09 KK05 LL07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属の電気化学的な析出・溶解を用いた
    表示装置において、 透明基板上に表示電極及び対極が形成されてなり、表示
    電極に対応して表示領域が形成されるとともに、対極は
    表示領域以外の領域に形成されていることを特徴とする
    表示装置。
  2. 【請求項2】 上記表示領域以外の領域のうち少なくと
    も一部を覆って絶縁層が形成されており、上記対極は前
    記絶縁層上に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 上記絶縁層は光散乱性の絶縁層であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 上記光散乱性の絶縁層は白色であること
    を特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 上記表示電極及び対極の背後に光散乱性
    の基板が配置されていることを特徴とする請求項1記載
    の表示装置。
  6. 【請求項6】 上記対極は、上記透明基板と光散乱性の
    基板との間のスペーサの少なくとも一部として機能して
    いることを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 上記対極は、画素分割機能を有すること
    を特徴とする請求項1記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 上記光散乱性の基板は、少なくとも透明
    基板側の面が光散乱性であることを特徴とする請求項5
    記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 上記透明基板側の面が白色であることを
    特徴とする請求項8記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 上記対極は銀からなることを特徴とす
    る請求項1記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 上記表示電極上には電解質層が形成さ
    れており、当該電解質層は上記対極とも接していること
    を特徴とする請求項1記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 上記表示電極と上記対極とが直交して
    形成され、パッシブマトリクス構造を有することを特徴
    とする請求項1記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 上記表示電極を囲んで上記対極が格子
    状に形成され、アクティブマトリクス構造を有すること
    を特徴とする請求項1記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 透明基板上に表示電極を形成し、当該
    表示電極を電気的に分離する光散乱性の絶縁層を形成し
    た後、 上記絶縁層上に対極を形成し、これら対極を埋める形で
    電解質層を形成することを特徴とする表示装置の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 上記対極は、フォトリソ技術により形
    成することを特徴とする請求項14記載の表示装置の製
    造方法。
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