JP2003149016A - 流量測定装置 - Google Patents

流量測定装置

Info

Publication number
JP2003149016A
JP2003149016A JP2001346247A JP2001346247A JP2003149016A JP 2003149016 A JP2003149016 A JP 2003149016A JP 2001346247 A JP2001346247 A JP 2001346247A JP 2001346247 A JP2001346247 A JP 2001346247A JP 2003149016 A JP2003149016 A JP 2003149016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
measuring device
flow rate
gas
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001346247A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Wado
弘幸 和戸
Toshiyuki Morishita
敏之 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001346247A priority Critical patent/JP2003149016A/ja
Publication of JP2003149016A publication Critical patent/JP2003149016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/6842Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow with means for influencing the fluid flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F15/00Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
    • G01F15/12Cleaning arrangements; Filters

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流量測定装置において、センシング部を通る
被測定気体の流れを安定化しつつ、被測定気体中のパー
ティクルのセンシング部への衝突を防止する。 【解決手段】 被測定気体の流量測定を行うフローセン
サ30と、被測定気体を入口21aから導入してフロー
センサ30へ流すバイパス流路21とを備える流量測定
装置S1において、バイパス流路21内には、被測定気
体の流れをフローセンサ30へ導くガイド機能を持った
形状を有し且つ被測定気体中に含まれるパーティクルを
捕獲する捕獲部としてのフィン部材40が備えられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を測定
する流量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、流量測定装置は、被測定気体の
流量測定を行うセンシング部と、被測定気体が導入され
る導入部と、導入部から導入された被測定気体をセンシ
ング部へ流す流路とを備える。この流量測定装置は、例
えば、内燃機関のエアダクトに取り付けられて、エアダ
クト内の空気流量を測定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、流量測定装
置によって測定される空気は、予め上流にてエアフィル
タ等により空気中の砂等のパーティクルを除去するよう
にしている。しかし、エアフィルタを通過させても空気
内には砂等の微小なパーティクルが含まれる。例えば大
きさが数百μm程度のパーティクルが、数十m/sec
で飛来し、センシング部に衝突し、センシング部の破損
を招く可能性がある。
【0004】特に、薄膜式のエアフローセンサをセンシ
ング部とする流量測定装置では、センサのメンブレン厚
さが約1μm程度であり、上記のようなパーティクルが
衝突すると破損しやすい。
【0005】このような問題に対して、特開2000−
304585号公報では、センシング部の前段(上流
側)にルーバを備えた慣性フィルタを設け、パーティク
ルを除去するようにしている。しかし、センシング部を
通る被測定気体の流れがルーバによって不安定となり、
圧力損失が大となり、センシング性能にとって好ましく
ない。
【0006】そこで、本発明は上記問題に鑑み、流量測
定装置において、センシング部を通る被測定気体の流れ
を安定化しつつ、パーティクルのセンシング部への衝突
を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、被測定気体の流量測定
を行うセンシング部(30)と、被測定気体が導入され
る導入部(21a)と、導入部から導入された被測定気
体をセンシング部へ流す流路(21)とを備える流量測
定装置において、流路内には、被測定気体の流れをセン
シング部へ導くガイド機能を持った形状を有し且つ被測
定気体中に含まれるパーティクルを捕獲する捕獲部(4
0、50)が備えられていることを特徴とする。
【0008】それによれば、被測定気体の流れを乱すこ
とが無いため、圧力損失を極力抑制しつつ、センシング
部(30)の上流側にてパーティクルを捕獲できる。よ
って、センシング部を通る被測定気体の流れを安定化し
つつ、パーティクルのセンシング部への衝突を防止する
ことができる。
【0009】また、捕獲部(40、50)としては、請
求項2に記載の発明のように、パーティクルが入り込む
ことのできる穴部(41、51)を有するものにでき
る。
【0010】ここで、請求項3に記載の発明では、捕獲
されるパーティクルとしては、20μm以上1mm以下
のサイズを有するものを対象としている。
【0011】20μm以上の大きなパーティクルである
とセンシング部へ衝突した時にセンシング部の破損が問
題となること、および、1mmよりも大きなパーティク
ルは、通常、流量測定装置の上流に設けられるエアフィ
ルタで除去されることのためである。
【0012】このような穴部を有する捕獲部としては、
具体的には、請求項4に記載の発明のように、配列され
た複数のフィン(42)からなり且つ個々のフィンの隙
間が穴部(41)として形成されたフィン部材(40)
を採用することができる。
【0013】このようなフィン部材(40)を捕獲部と
した場合、請求項5に記載の発明のように、個々のフィ
ン(42)の間隔(W1)は20μm以上3mm以下で
あることが好ましい。
【0014】これは、上記したように、特に問題となる
パーティクルのサイズが20μm以上1mm以下である
ことによる。パーティクルが入り込むには、フィンの間
隔は、最小でも20μm以上が好ましく、特に1mm以
上が好ましい。また、当該間隔が広すぎるとフィンによ
る乱流が生じやすく、センシング部を通る被測定気体の
流れを安定に保ちにくくなることから、3mm以下が好
ましい。
【0015】また、請求項6に記載の発明のように、個
々のフィン(42)の厚さ(W2)が0.1mm以上1
mm以下であることが好ましい。これは、フィンが厚す
ぎると、フィンの端面にパーティクルが衝突して跳ね返
ってしまう可能性があり、また、フィンが薄すぎるとフ
ィンの強度やフィンの製造が難しくなることから決めら
れる好ましい範囲である。
【0016】また、請求項7に記載の発明のように、個
々のフィン(42)の高さ(W3)が1mm以上である
ことが好ましい。これは、上記の特に問題となるパーテ
ィクルのサイズが最大1mm程度であることから決めら
れる好ましい値であり、1mm以上のフィン高さであれ
ば、穴部としてのフィンの隙間にパーティクルを十分に
入り込ませることができる。
【0017】また、フィン部材(40)を捕獲部とした
場合には、請求項8に記載の発明のように、個々のフィ
ン(42)の高さ方向と被測定気体の流れ方向とのなす
角度(θ)が±45°以下であることが好ましい。これ
は、上記の角度(θ)があまり大きすぎると、パーティ
クルがフィンの隙間の入口でフィンに衝突し、フィンの
隙間に入らない場合が生じるためである。
【0018】また、パーティクルが入り込むことのでき
る穴部を有する捕獲部としては、上記したフィン部材か
らなるものだけでなく、請求項9に記載の発明のよう
に、多孔質部材(50)からなり、この多孔質部材の細
孔(51)が穴部として形成されているものを採用する
ことができる。
【0019】また、請求項10に記載の発明では、上記
穴部(41、51)を有する捕獲部(40、50)とし
て、穴部の開口部よりも大きなパーティクルが衝突した
ときに捕獲部自身が破損してパーティクルを捕獲可能と
なっているものにしたことを特徴とする。
【0020】それによれば、被測定気体中に異常に大き
なパーティクルが含まれている場合などに、捕獲部(4
0、50)の破損という痕跡が残るため、流量測定装置
が異常な環境で使用されたこと等の判断を容易に行うこ
とができる。
【0021】また、上記穴部(41、51)を有する捕
獲部(40、50)とした場合には、請求項11に記載
の発明のように、捕獲部(40、50)における穴部
(41、51)よりも内側の部位に、捕獲したパーティ
クルを溜めておく空間部(44)を設けることが好まし
い。それによって、多量のパーティクルの捕獲が可能と
なる。
【0022】さらに、上記穴部(41、51)を有する
捕獲部(40、50)とした場合には、請求項12に記
載の発明のように、捕獲部(40、50)における穴部
(41、51)の開口部を、パーティクルの衝突により
破損可能な破損可能部材(60、61)にて遮蔽するよ
うにしても良い。
【0023】それによれば、慣性力の大きなパーティク
ルは、破損可能部材(60、61)を破損して捕獲部
(40、50)の穴部(41、51)に捕獲され、慣性
力が小さくセンシング部(30)に衝突しても影響の小
さいパーティクルはそのまま流すことができるため、パ
ーティクルの捕獲効率が向上する。
【0024】このような破損可能部材としては、請求項
13に記載の発明のように、薄膜フィルム(60)を採
用したり、請求項14に記載の発明のように、多数の細
孔を有する多孔質構造を有する部材(61)を採用する
ことができる。
【0025】また、請求項15に記載の発明では、流路
(21)内におけるセンシング部(30)の上流に、捕
獲部(40、50)と対向して位置し被測定気体中のパ
ーティクルが当たって跳ね返ったときに当該パーティク
ルが捕獲部に向かうような形状を有する絞り部(25)
を設けたことを特徴とする。
【0026】それによれば、被測定気体中のパーティク
ルを、効率よく捕獲することが可能になる。
【0027】ここで、上記絞り部(25)としては、請
求項16に記載の発明のように、絞り部を被測定気体の
上流側からみたときにその先端がセンシング部(30)
と重なるように、流路(21)の内壁から突出している
ものにすることが好ましい。
【0028】それにより、被測定気体の流れ方向におい
て、センシング部(30)の上流側では、センシング部
と流れてくる被測定気体との間に絞り部(25)の先端
部が介在する形となる。すると、被測定気体中のパーテ
ィクルは、ほとんど絞り部(25)に衝突して、直接セ
ンシング部へ進入しない。また、絞り部に衝突したパー
ティクルは捕獲部(40、50)にて捕獲される。その
ため、センシング部へのパーティクルの衝突防止を高レ
ベルにて実現できる。
【0029】また、請求項17に記載の発明では、捕獲
部(40、50)は、流路(21)に対して着脱可能と
なっていることを特徴とする。それにより、捕獲したパ
ーティクルで満杯になった捕獲部や破損した捕獲部を、
新たな捕獲部と交換することができる。
【0030】また、請求項18に記載の発明では、被測
定気体の流量測定を行うセンシング部(30)と、被測
定気体が導入される導入部(21a)と、導入部から導
入された被測定気体をセンシング部へ流す流路(21)
とを備える流量測定装置において、流路内には、被測定
気体の流れをセンシング部へ導くガイド機能を持った形
状を有するガイド層(70)が備えられており、このガ
イド層は、層の面方向に配列した複数のフィンからなる
ことを特徴とする。
【0031】それによれば、ガイド層(70)のガイド
機能によって被測定気体の流れの乱れを防止しつつ、ガ
イド層の表面に衝突する被測定気体中のパーティクル
は、ガイド層を構成するフィンの隙間から、ガイド層の
裏側すなわちセンシング部(30)から外れる方向へ排
出される。
【0032】よって、本発明によっても、センシング部
を通る被測定気体の流れを安定化しつつ、パーティクル
のセンシング部への衝突を防止することができる。
【0033】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。用途を限定するものではないが、以
下の各実施形態では、本発明の流量測定装置を、例え
ば、エンジンの吸気系統において被測定気体としての空
気が流れるエアダクトに取り付けられて、エアダクト内
を流れる空気の流量測定を行うものとして説明する。な
お、以下の各実施形態相互において、同一部分には、図
中、同一符号を付してある。
【0035】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る流量測定装置S1の構成図であり、(a)
は概略断面図、(b)は(a)中のA−A線に沿った概
略断面を拡大した図である。また、図1では、流量測定
装置S1をエアダクト100に取り付けた状態を示して
おり、エアダクト100はその一部を示してある。
【0036】この流量測定装置S1は、樹脂等により成
形されたケース部材をその本体とするものであり、図1
(a)に示すように、回路モジュール10、流路部材2
0およびセンシング部としてのフローセンサ30を備え
る。
【0037】図1(a)に示すように、流量測定装置S
1は、エアダクト100に形成された取付穴101に流
路部材20が挿入されることにより、流路部材20がエ
アダクト100内に位置した形で取り付けられる。な
お、上記取付穴101は、流量測定装置S1のOリング
等よりなるシール部材102によりシールされる。
【0038】回路モジュール10内には、図示しない信
号処理用の回路等が収納されており、また、回路モジュ
ール10には、外部と電気的な接続を行うためのコネク
タ11が備えられている。コネクタ11には、ワイヤハ
ーネス等の配線部材が接続され、この接続部材を介して
エンジン制御装置に電気的に接続されるようになってい
る。
【0039】流路部材20には、上記エアダクト100
からの空気をバイパスさせる逆U字形状のバイパス流路
21が形成されている。図1(a)中の矢印Yに示すよ
うに、エアダクト100からの空気はバイパス流路21
の入口21aから導入されてバイパス流路21内を流
れ、バイパス流路21の出口21bから再び、エアダク
ト100へ流れ出すようになっている。
【0040】また、流路部材20には、バイパス流路2
1を流れる空気の流量測定を行うフローセンサ30が、
バイパス流路21内へ突き出した形で設置されている。
フローセンサ30は、例えば、メンブレン上に形成され
た発熱抵抗体や感温抵抗体の温度−抵抗特性を利用して
空気流量測定を行う薄膜式のフローセンサを採用でき
る。
【0041】そして、フローセンサ30は台座22に接
着等により固定されており、フローセンサ30の検出領
域を露出させた形で、これらフローセンサ30および台
座22は、樹脂23により包み込まれている。そして、
台座22は接着等にて流路部材20に固定されている。
また、フローセンサ30は回路モジュール10内の上記
回路とボンディングワイヤ等を介して電気的に接続され
ている。
【0042】また、バイパス流路21内においてフロー
センサ30の周囲には、フローセンサ30の周囲におい
て空気の流れを速くし且つ安定化させるための絞り部2
4が形成されている。図1(b)に示す例では、絞り部
24は、バイパス流路21の内壁面から凸曲面形状に突
出したものである。
【0043】このように、本実施形態の流量測定装置S
1においては、フローセンサ30が、被測定気体の流量
測定を行うセンシング部として構成され、バイパス流路
21の入口21aが、被測定気体であるエアダクト10
0内を流れる空気が導入される導入部として構成され、
バイパス流路21が、入口21aから導入された空気を
フローセンサ30へ流す流路として構成されている。
【0044】そして、この流量測定装置S1において
は、被測定気体である空気の流れにさらされたフローセ
ンサ30において、発熱抵抗体や感温抵抗体の信号を、
回路モジュール10の上記回路等によって空気流量に応
じた信号に変換する。そして、変換された信号がコネク
タ11から上記エンジン制御装置へ送信されるようにな
っている。
【0045】このような流量測定装置S1において、本
実施形態では図1(a)に示すように、バイパス流路2
1内における入口21aの付近に、空気の流れをフロー
センサ30へ導くガイド機能を持った形状を有し且つ空
気中に含まれるパーティクルを捕獲する捕獲部40が備
えられている。
【0046】図2(a)〜(c)は、図1(a)中の捕
獲部40の近傍を拡大して示す図である。図1、図2に
示すように、本実施形態の捕獲部40は、バイパス流路
21の入口21a近傍において、エアダクト100を流
れてくる空気が衝突する曲がり部の内壁に設けられてい
る。
【0047】つまり、粒径が大きい、または流速が高い
パーティクルは慣性力が大きいため、バイパス流路21
の入口21a近傍の曲がり部の内壁に衝突する。そのた
め、この曲がり部の内壁に捕獲部40を設けることで、
パーティクルを効果的に捕獲するようにしている。
【0048】図3は図2(a)中の丸で囲んだB部拡大
図すなわち図2に示す捕獲部40のさらなる部分拡大図
である。図3に示すように、本実施形態の捕獲部40
は、パーティクルが入り込むことのできる穴部41を有
するものとして、配列された複数のフィン42からなり
且つ個々のフィン42の隙間が穴部41として形成され
たフィン部材40を採用している。
【0049】この捕獲部としてのフィン部材40は、個
々のフィン42を一体に連結する連結部43を有してい
る。そして、フィン部材40は、これらフィン42およ
び連結部43を金属や樹脂等を用いて一体に構成するこ
とができる。
【0050】また、フィン部材40は、バイパス流路2
1の上記曲がり部の内壁に沿った形状をなしているた
め、エアダクト100から入ってくる空気をフローセン
サ30へ導くというバイパス流路21のガイド機能を損
なうことがない。つまり、フィン部材40自身が、被測
定気体である空気の流れをフローセンサ30へ導くガイ
ド機能を持った形状を有している。
【0051】そして、フィン部材40のバイパス流路2
1への取付は、連結部43の適所をバイパス流路21の
内壁面にネジ止めしたり、バイパス流路21の内壁面に
形成された引っかけ部にフィン部材40が引っかかって
固定されるようにしたり、接着剤を用いて接着する等の
方法により行うことができる。
【0052】また、一方、フィン部材40をバイパス流
路21と一体で構成しても良い。更には、同一部材とし
て図2(b)、(c)に示すように、フィン部材40を
バイパス流路21へインサート成形あるいはアウトサー
ト成形して構成しても良い。なお、図2(c)は図2
(b)のC部拡大図である。
【0053】このように、本実施形態の流量測定装置S
1によれば、バイパス流路21内に、空気流れをフロー
センサ30へ導くガイド機能を持った形状を有し且つ空
気中に含まれるパーティクルを捕獲する捕獲部としての
フィン部材40が備えられているため、空気の流れを乱
すこと無く、圧力損失を極力抑制しつつ、フローセンサ
30の上流側にてパーティクルを捕獲できる。
【0054】よって、本実施形態によれば、センシング
部としてのフローセンサ30を通る被測定気体としての
空気の流れを安定化しつつ、パーティクルのセンシング
部への衝突を防止することができる。
【0055】ここで、フィン部材40に捕獲されるパー
ティクルのサイズとしては、限定するものではないが、
通常、20μm以上1mm以下のものが対象となる。2
0μm以上の大きなパーティクルであるとフローセンサ
30へ衝突した時にフローセンサ30の破損が問題とな
る。特に薄膜式のフローセンサ30の場合、その検出領
域であるメンブレンは1μm程度の厚さであり、サイズ
が20μm以上のパーティクルの衝突で破壊しやすい。
【0056】また、サイズが1mmよりも大きなパーテ
ィクルは、通常、流量測定装置の上流に設けられるエア
フィルタで除去される。そのため、流量測定装置S1に
まで流れてくる可能性のあるパーティクルの最大サイズ
は1mm程度である。よって、20μm以上1mm以下
のパーティクルが捕獲対象となる。
【0057】このようなサイズ範囲のパーティクルを確
実に捕獲するためのフィン部材40の寸法等について、
具体的に述べておく。各寸法W1、W2、W3、θは図
3中に示されているが、まず、個々のフィン42の間隔
W1は20μm以上3mm以下であることが好ましい。
【0058】これは、通常、捕獲対象となるパーティク
ルのサイズが20μm以上1mm以下であることから、
パーティクルがフィン42の隙間すなわち穴部41に入
り込むには、フィンの間隔W1は、最小でも20μm以
上が好ましく、特に1mm以上が好ましい。また、当該
間隔W1が広すぎるとフィンによる乱流が生じやすく、
フローセンサ30を通る空気の流れの不安定化を招くこ
とから、3mm以下が好ましい。
【0059】また、個々のフィン42の厚さW2が0.
1mm以上1mm以下であることが好ましい。これは、
フィン42が厚すぎると、フィン42の端面にパーティ
クルが衝突して跳ね返ってしまう可能性があり、また、
フィン42が薄すぎるとフィンの強度やフィンの製造が
難しくなるためである。
【0060】また、個々のフィン42の高さW3が1m
m以上であることが好ましい。ここで、高さW3はフィ
ン42が連結部43から突出している高さである。これ
は、通常、捕獲対象となるパーティクルのサイズが最大
1mm程度であることから決められる好ましい値であ
り、1mm以上のフィン高さであれば、穴部41として
のフィン42の隙間にパーティクルを十分に入り込ませ
ることができる。
【0061】また、個々のフィン42の高さ方向(高さ
W3の方向)と被測定気体の流れ方向Yとのなす角度θ
が±45°以下であることが好ましい。これは、この角
度θがあまり大きすぎると、パーティクルがフィン42
の隙間すなわち穴部41の入口でフィン42に衝突し、
穴部41に入らない場合が生じるためである。
【0062】次に、本実施形態における捕獲部40の種
々の変形例について、図4〜図7を参照して述べる。
【0063】図4は、本第1実施形態における捕獲部の
第1変形例を示す図である。これは、上記捕獲部として
のフィン部材40において、パーティクルと衝突する側
のフィン42の端面を先細形状としたものである。この
ような先細形状を採用することにより、フィンの先端で
跳ね返って捕獲できないパーティクルの数を減少でき
る。
【0064】さらに、図4(b)、(c)に示すよう
に、個々のフィン42の高さ方向と被測定気体の流れ方
向Yとの間に角度θを設けることにより、穴部41にい
ったん入り込んだパーティクルが跳ね返って出てしまう
ようなことを防止することができ、パーティクルを穴部
41の奥へ入れやすくなる。
【0065】図5は、本第1実施形態における捕獲部の
第2変形例を示す図である。図5(a)では、捕獲部と
してのフィン部材40において、フィン42の隙間がパ
ーティクル捕獲用の穴部41として形成されているが、
図示例では、この穴部41よりも内側の連結部43に、
捕獲したパーティクルを溜めておく空間部44を設けて
いる。それによって、多量のパーティクルの捕獲が可能
となる。
【0066】また、図5(b)に示す例では、フィン部
材40において、表面に穴部41が形成された部材45
を、フィン42の先端に接着等にて固定するとともに、
その内部のフィン42の隙間を大きくして空間部44を
形成している。この部材45を備えたフィン部材40の
場合も、多量のパーティクルの捕獲が可能となる。
【0067】図6は、本第1実施形態における捕獲部の
第3変形例を示す図である。図6(a)に示す例では、
パーティクルが入り込むことのできる穴部を有する捕獲
部としてフィン部材の代わりに、多数の細孔51を有す
る多孔質部材50からなり、この多孔質部材50の細孔
51がパーティクル捕獲用の穴部として形成されてい
る。なお、この多孔質部材50を用いて上記空間部を有
する捕獲部としての第1変形例を実現しても良い。
【0068】また、図6(b)に示すように、多孔質部
材50の細孔51の開口部よりも大きなパーティクルP
1が衝突したときに、多孔質部材50が破損してパーテ
ィクルP1を捕獲するように、多孔質部材50の強度を
調節しても良い。また、このことは、上記のフィン部材
40においても適用可能である。
【0069】つまり、穴部41、51を有する捕獲部4
0、50として、捕獲部40、50の材質や寸法等を調
整して強度を調節することにより、穴部41、51の開
口部よりも大きなパーティクルが衝突したときに捕獲部
40、50自身が破損してパーティクルを捕獲可能とな
っているものにしても良い。
【0070】それによれば、被測定気体中に異常に大き
なパーティクルが含まれている場合などに、捕獲部4
0、50の破損という痕跡を残すことができる。そのた
め、流量測定装置が異常な環境で使用されたこと等の判
断を容易に行うことができる。
【0071】図7は、本第1実施形態における捕獲部の
第4変形例を示す図である。本例では、捕獲部としての
フィン部材40における穴部41の開口部を、パーティ
クルの衝突により破損可能な破損可能部材60、61に
て遮蔽したものである。なお、捕獲部としての多孔質部
材50に対して、その穴部51の開口部を破損可能部材
60にて遮蔽した構成でも良い。
【0072】図7(a)では、破損可能部材として金属
や樹脂等からなる薄膜フィルム60を採用し、一方、図
7(b)では、破損可能部材として発泡樹脂等からなる
多数の細孔を有する多孔質構造を有する多孔質フィルム
61を採用している。これら破損可能部材としてのフィ
ルム60、61は、フィン部材40に対して一体成形や
接着等により固定することができる。
【0073】この破損可能部材60、61を有する捕獲
部構成によれば、慣性力の大きなパーティクルP1は、
破損可能部材60、61を破損してフィン部材40の穴
部41に捕獲され、慣性力が小さくフローセンサ30に
衝突しても影響の小さいパーティクルP2はそのまま流
すことができるため、パーティクルの捕獲効率が向上す
る。また、本第4変形例は多孔質部材50に破損可能部
材60、61を設けたものとしても良い。
【0074】また、本第1実施形態において、フィン部
材40は、上述したように、ねじ止め、引っかけ固定、
接着等によりバイパス流路21に取り付けることができ
るが、ネジ止めおよび引っかけ固定による取付方法を採
用すれば、フィン部材40をバイパス流路21すなわち
流量測定装置S1に対して着脱可能なものにすることが
できる。
【0075】それにより、捕獲したパーティクルで満杯
になった捕獲部40、50やパーティクルの衝突等によ
って破損した捕獲部40、50を、新たな捕獲部40、
50と交換することができる。また、交換可能な捕獲部
としては上記した多孔質部材50であっても良い。
【0076】(第2実施形態)図8は、本発明の第2実
施形態に係る流量測定装置の要部の概略断面構成を示す
図である。図8は、上記図1(b)に対応した部分すな
わちバイパス流路21におけるフローセンサ30の設置
部近傍を示す図であり、本実施形態は、上記第1実施形
態に示した流量測定装置S1において、この部分を変形
したものである。
【0077】上記第1実施形態では、捕獲部としてのフ
ィン部材40をバイパス流路21の入口21a近傍に設
けていたが、本第2実施形態では、さらにフィン部材4
0を、バイパス流路21内におけるフローセンサ30の
周囲にも設ける。それにより、バイパス流路21の入口
21aで捕獲されなかったパーティクルを捕獲すること
ができる。
【0078】この場合、フローセンサ30の周囲には、
フローセンサ30の前段または直上に空気の流れを速く
し且つ安定化させるための絞り部が形成されている。本
第2実施形態は、この絞り部をフィン部材40によって
構成するものである。
【0079】図8に示す例では、上記図1(b)と同
様、フローセンサ30の直上に絞り部24が設けられて
おり、これを以下、第1絞り部24という。さらに、フ
ローセンサ30の前段すなわち上流にフィン部材40が
設けられ、このフィン部材40に対向するように第2絞
り部25が設けられている。
【0080】第2絞り部25は凸曲面形状をなしてお
り、被測定気体中のパーティクルP1が当たったとき
に、跳ね返ったパーティクルP1がフィン部材40に向
かうような形状となっている。それにより、本第2実施
形態では、被測定気体中のパーティクルを、フィン部材
40にて効率よく捕獲することが可能になる。
【0081】ここで、図8中の一点鎖線に示すように、
第2絞り部25は、バイパス流路21の内壁からフロー
センサ30を固定している台座22の表面まで突出して
いる。つまり、第2絞り部25を被測定気体の上流側か
らみたときにその先端がフローセンサ30と重なるよう
になっている。
【0082】それにより、被測定気体の流れ方向におい
て、フローセンサ30の上流側では、フローセンサ30
と流れてくる被測定気体との間に第2絞り部25の先端
部が介在する形となる。すると、被測定気体中のパーテ
ィクルP1は、ほとんど第2絞り部25に衝突して、台
座22の裏面側を通過するか、フィン部材40に捕獲さ
れる。そのため、フローセンサ30へのパーティクルの
衝突防止を高レベルにて実現できる。
【0083】また、フローセンサ30の直上に位置する
第1絞り部24は、被測定気体の流れに沿った平面形状
を持つことが好ましい。これは、図9に示すように、第
1絞り部24が凸曲面状であると、フローセンサ30に
対するパーティクルの衝突角度αが大きくなり、衝突角
度αが大きいほどセンサが破損し易いためである。
【0084】次に、本第2実施形態の変形例を図10に
示す。図10(a)では、フィン部材40を絞り形状と
し、パーティクルの捕獲能力を向上させたものである。
図10(b)では、図10(a)において上記の第2絞
り部25もフィン部材40にて構成したものである。
【0085】なお、本第2実施形態では、捕獲部として
フィン部材40を採用したものとして説明したが、本第
2実施形態においても、捕獲部として上記第1実施形態
に示した各変形例を採用することができる。
【0086】(第3実施形態)図11は、本発明の第3
実施形態に係る流量測定装置の要部の概略断面構成を示
す図である。図11は、上記図1(b)に対応した部分
すなわちバイパス流路21におけるフローセンサ30の
設置部近傍を示す図であり、本実施形態は、上記第1実
施形態に示した流量測定装置S1において、この部分を
変形したものである。
【0087】図11に示すように、バイパス流路21内
においてフローセンサ30の上流側には、被測定気体の
流れをフローセンサ30へ導くガイド機能を持った形状
を有するガイド層70が備えられており、このガイド層
70は、層の面方向に配列した複数のフィンからなる。
このガイド層70は、例えば、複数のフィンをバイパス
流路21の内壁から突出して形成することで構成するこ
とが可能である。
【0088】それによれば、被測定気体はガイド層70
の層面に沿ってフローセンサ30へ導かれるため、被測
定気体の流れの乱れが防止される。一方、ガイド層70
に衝突する被測定気体中のパーティクルP1は、ガイド
層70を構成するフィンの隙間から、ガイド層70の裏
側すなわちフローセンサ30から外れる方向へ排出され
る。
【0089】このように、本第3実施形態の流量測定装
置によっても、センシング部としてのフローセンサ30
を通る被測定気体の流れを安定化しつつ、パーティクル
のセンシング部への衝突を防止することができる。 (他の実施形態)なお、センシング部としては、薄膜式
のフローセンサ30に限定されるものではない。また、
本発明の用途も、吸気流量測定に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る流量測定装置の構
成図であり、(a)は概略断面図、(b)は(a)中の
A−A線に沿った概略断面拡大図である。
【図2】図1(a)中の捕獲部の近傍拡大図である。
【図3】図2(a)中の丸で囲んだB部の拡大図であ
る。
【図4】上記第1実施形態における捕獲部の第1変形例
を示す図である。
【図5】上記第1実施形態における捕獲部の第2変形例
を示す図である。
【図6】上記第1実施形態における捕獲部の第3変形例
を示す図である。
【図7】上記第1実施形態における捕獲部の第4変形例
を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る流量測定装置の要
部を示す概略断面図である。
【図9】センシング部に対するパーティクルの衝突角度
αを説明するための説明図である。
【図10】上記第2実施形態における変形例を示す図で
ある。
【図11】本発明の第3実施形態に係る流量測定装置の
要部を示す概略断面図である。
【符号の説明】
21…バイパス流路、21a…バイパス流路の入口、2
5…第2絞り部、30…フローセンサ、40…フィン部
材、41…フィン部材の穴部、42…フィン、44…空
間部、50…多孔質部材、51…多孔質部材の細孔、6
0…薄膜フィルム、61…多孔質フィルム、70…ガイ
ド層、W1…個々のフィンの間隔、W2…個々のフィン
の厚さ、W3…個々のフィンの高さ、θ…個々のフィン
の高さ方向と被測定気体の流れ方向とのなす角度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 1/68 101B

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定気体の流量測定を行うセンシング
    部(30)と、 前記被測定気体が導入される導入部(21a)と、 前記導入部から導入された前記被測定気体を前記センシ
    ング部へ流す流路(21)とを備える流量測定装置にお
    いて、 前記流路内には、前記被測定気体の流れを前記センシン
    グ部へ導くガイド機能を持った形状を有し、前記被測定
    気体中に含まれるパーティクルを捕獲する捕獲部(4
    0、50)が備えられていることを特徴とする流量測定
    装置。
  2. 【請求項2】 前記捕獲部(40、50)は、前記パー
    ティクルが入り込むことのできる穴部(41、51)を
    有するものであることを特徴とする請求項1に記載の流
    量測定装置。
  3. 【請求項3】 前記パーティクルが、20μm以上1m
    m以下のサイズであることを特徴とする請求項1または
    2に記載の流量測定装置。
  4. 【請求項4】 前記捕獲部(40)は、配列された複数
    のフィン(42)からなり、個々のフィンの隙間が前記
    穴部(41)として形成されているフィン部材(40)
    であることを特徴とする請求項3に記載の流量測定装
    置。
  5. 【請求項5】 個々の前記フィン(42)の間隔(W
    1)が20μm以上3mm以下であることを特徴とする
    請求項4に記載の流量測定装置。
  6. 【請求項6】 個々の前記フィン(42)の厚さ(W
    2)が0.1mm以上1mm以下であることを特徴とす
    る請求項4または5に記載の流量測定装置。
  7. 【請求項7】 個々の前記フィン(42)の高さ(W
    3)が1mm以上であることを特徴とする請求項4ない
    し6のいずれか一つに記載の流量測定装置。
  8. 【請求項8】 個々の前記フィン(42)の高さ方向と
    前記被測定気体の流れ方向とのなす角度(θ)が±45
    °以下であることを特徴とする請求項4ないし7のいず
    れか一つに記載の流量測定装置。
  9. 【請求項9】 前記捕獲部は多孔質部材(50)からな
    り、この多孔質部材の細孔(51)が前記穴部として形
    成されていることを特徴とする請求項3に記載の流量測
    定装置。
  10. 【請求項10】 前記捕獲部(40、50)は、前記穴
    部(41、51)の開口部よりも大きな前記パーティク
    ルが衝突したときに前記捕獲部自身が破損して前記パー
    ティクルを捕獲可能となっていることを特徴とする請求
    項3ないし9のいずれか一つに記載の流量測定装置。
  11. 【請求項11】 前記捕獲部(40、50)における前
    記穴部(41、51)よりも内側の部位には、捕獲した
    前記パーティクルを溜めておく空間部(44)が設けら
    れていることを特徴とする請求項3ないし10のいずれ
    か一つに記載の流量測定装置。
  12. 【請求項12】 前記捕獲部(40、50)における前
    記穴部(41、51)の開口部は、前記パーティクルの
    衝突により破損可能な破損可能部材(60、61)にて
    遮蔽されていることを特徴とする請求項3ないし11の
    いずれか一つに記載の流量測定装置。
  13. 【請求項13】 前記破損可能部材は薄膜フィルム(6
    0)であることを特徴とする請求項12に記載の流量測
    定装置。
  14. 【請求項14】 前記破損可能部材(61)は多数の細
    孔を有する多孔質構造を有するものであることを特徴と
    する請求項12に記載の流量測定装置。
  15. 【請求項15】 前記流路(21)内における前記セン
    シング部(30)の上流には、前記捕獲部(40、5
    0)と対向して位置し、前記被測定気体中のパーティク
    ルが当たって跳ね返ったときに当該パーティクルが前記
    捕獲部に向かうような形状を有する絞り部(25)が設
    けられていることを特徴とする請求項1ないし14のい
    ずれか一つに記載の流量測定装置。
  16. 【請求項16】 前記絞り部(25)は、前記絞り部を
    被測定気体の上流側からみたときにその先端が前記セン
    シング部(30)と重なるように、前記流路(21)の
    内壁から突出しているものであることを特徴とする請求
    項15に記載の流量測定装置。
  17. 【請求項17】 前記捕獲部(40、50)は、前記流
    路(21)に対して着脱可能となっていることを特徴と
    する請求項1ないし16のいずれか一つに記載の流量測
    定装置。
  18. 【請求項18】 被測定気体の流量測定を行うセンシン
    グ部(30)と、 前記被測定気体が導入される導入部(21a)と、 前記導入部から導入された前記被測定気体を前記センシ
    ング部へ流す流路(21)とを備える流量測定装置にお
    いて、 前記流路内には、前記被測定気体の流れを前記センシン
    グ部へ導くガイド機能を持った形状を有するガイド層
    (70)が備えられており、 このガイド層は、層の面方向に配列した複数のフィンか
    らなることを特徴とする流量測定装置。
JP2001346247A 2001-11-12 2001-11-12 流量測定装置 Pending JP2003149016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001346247A JP2003149016A (ja) 2001-11-12 2001-11-12 流量測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001346247A JP2003149016A (ja) 2001-11-12 2001-11-12 流量測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003149016A true JP2003149016A (ja) 2003-05-21

Family

ID=19159454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001346247A Pending JP2003149016A (ja) 2001-11-12 2001-11-12 流量測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003149016A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104364619A (zh) * 2012-06-15 2015-02-18 日立汽车***株式会社 热式流量计
CN104395707A (zh) * 2012-06-15 2015-03-04 日立汽车***株式会社 热式流量计
WO2016047243A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量計
CN107076592A (zh) * 2014-09-16 2017-08-18 罗伯特·博世有限公司 用于确定流经通道结构的流体介质的至少一个参数的传感器组件
US10408653B2 (en) 2014-12-05 2019-09-10 Natural Gas Solutions North America, Llc System and method for metering gas based on amplitude and/or temporal characteristics of an electrical signal
US10760934B2 (en) 2014-12-05 2020-09-01 Natural Gas Solutions North America, Llc Using localized flow characteristics on electronic flow meter to quantify volumetric flow
CN113348340A (zh) * 2019-03-04 2021-09-03 日立金属株式会社 高流量管式旁通部

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104364619A (zh) * 2012-06-15 2015-02-18 日立汽车***株式会社 热式流量计
CN104395707A (zh) * 2012-06-15 2015-03-04 日立汽车***株式会社 热式流量计
CN107076592A (zh) * 2014-09-16 2017-08-18 罗伯特·博世有限公司 用于确定流经通道结构的流体介质的至少一个参数的传感器组件
CN107076592B (zh) * 2014-09-16 2020-02-14 罗伯特·博世有限公司 用于确定流经通道结构的流体介质的至少一个参数的传感器组件
US10663334B2 (en) 2014-09-16 2020-05-26 Robert Bosch Gmbh Sensor arrangement for determining at least one parameter of a fluid medium flowing through a channel structure
WO2016047243A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量計
JPWO2016047243A1 (ja) * 2014-09-26 2017-04-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量計
US10520343B2 (en) 2014-09-26 2019-12-31 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Thermal flowmeter
US10408653B2 (en) 2014-12-05 2019-09-10 Natural Gas Solutions North America, Llc System and method for metering gas based on amplitude and/or temporal characteristics of an electrical signal
US10760934B2 (en) 2014-12-05 2020-09-01 Natural Gas Solutions North America, Llc Using localized flow characteristics on electronic flow meter to quantify volumetric flow
CN113348340A (zh) * 2019-03-04 2021-09-03 日立金属株式会社 高流量管式旁通部
CN113348340B (zh) * 2019-03-04 2024-01-16 株式会社博迈立铖 高流量管式旁通部

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5183164B2 (ja) 流量測定装置
JP3716163B2 (ja) 空気流量測定装置
JP5178388B2 (ja) 空気流量測定装置
JP4412357B2 (ja) 空気流量測定装置
US4981035A (en) Dust defelector for silicon mass airflow sensor
EP2236996B1 (en) Thermal type flow measuring device
JP2846207B2 (ja) 空気流量測定装置
EP2056076B1 (en) Heating resistor type air flow rate measuring device
JP5168223B2 (ja) 空気流量測定装置
JP6289585B1 (ja) 流量測定装置
JP3950578B2 (ja) 流量計測装置
JP4512499B2 (ja) 空気流量測定装置
JP4106224B2 (ja) 流量測定装置
JP4488030B2 (ja) 空気流量測定装置
JPWO2003008913A1 (ja) 気体流量測定装置
JP2003149016A (ja) 流量測定装置
KR101009271B1 (ko) 라인 내의 유동 매질의 적어도 하나의 파라미터 검출 장치
JP3848934B2 (ja) 空気流量測定装置
JP2001504943A (ja) 導管内を流動する媒体の質量を測定する測定装置
JP3797210B2 (ja) 流量測定装置
JP4501931B2 (ja) 流量測定装置
JP2004514897A (ja) 流れ媒体の少なくとも1つのパラメータを規定するための装置
JP5454655B2 (ja) 空気流量測定装置
JP3602762B2 (ja) 流量計測装置
JP2003176740A (ja) 流体測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060322