JP2003143888A - 往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法 - Google Patents

往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンの速度情報またはTDC情報に基づい
て往復動式圧縮機の運転を制御し得る、往復動式圧縮機
の運転制御装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復
動式圧縮機22内のモータに供給される電流及び電圧に基
づいて前記モータの第1速度値を検出する速度検出部30
と、前記モータの第2速度値を検出する位相差検出部25
と、前記第2速度値を速度指令値として設定して格納す
る速度指令値格納部26と、前記モータの速度を制御する
制御部29と、により構成され、モータの速度とこのモー
タに供給される電流との位相差を求めた後、この位相差
の変曲点におけるピストンの“TDC≒0”の速度を検出
し、この検出された“TDC≒0”の速度を速度指令値(基
準値)として格納して、この速度指令値を前記モータの
速度と比較し、その比較結果に応じて実際のモータの速
度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復動式圧縮機に
係るもので、詳しくは、圧縮機のピストンの速度情報ま
たは上死点(Top Dead Center;以下、TDCと略称す
る)情報に基づいて往復動式圧縮機の運転を制御し得
る、往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、往復動式圧縮機は、回転運動を
直線運動に変換させるクランクシャフト(Crankshaft)
がないため摩擦損失が小さく、一般の圧縮機よりも圧縮
効率が高い。
【0003】また、往復動式圧縮機を冷蔵庫やエアコン
に用いる場合は、その往復動式圧縮機に入力されるスト
ローク電圧(Stroke Voltage)を変えることによって
往復動式圧縮機の圧縮比を変えて、冷凍能力(Freezing
Capacity)を制御することができる。
【0004】このような従来の往復動式圧縮機の運転制
御装置は、図9に示したように、ストロークを変えると
きの往復動式圧縮機13に印加される電圧を検出する電圧
検出部14と、ストロークを変えるときの往復動式圧縮機
13に供給される電流を検出する電流検出部12と、電圧検
出部14により検出された電圧及び電流検出部12により検
出された電流に基づいてストロークを計算し、この計算
されたストロークをストローク指令値(Stroke Refere
nce Value)と比較してスイッチング制御信号を出力す
るマイクロコンピュータ15と、マイクロコンピュータ15
から出力されるスイッチング制御信号に応じて往復動式
圧縮機13に供給される交流電源を内部のトライアック
(Triac)Tr1により断続させることによって、ストロー
ク電圧を往復動式圧縮機13に供給する電源供給部11と、
により構成されている。ここで、往復動式圧縮機13は、
使用者により設定されたストローク指令値によって内部
のモータ(未図示)にストローク電圧が印加されること
によって圧縮機内部のピストン(未図示)が上下方向に
運動する。
【0005】以下、このように構成された従来の往復動
式圧縮機の運転制御装置の動作について説明する。
【0006】先ず、往復動式圧縮機13は、使用者により
設定されたストローク指令値によって変えられる内部の
モータに供給される電圧によってそのストロークを変え
て、ピストンを上下方向に運動させるが、このとき、上
記のストロークとは、往復動式圧縮機13のピストンが往
復運動を行いながら動く距離を言う。
【0007】次いで、電源供給部11のトライアックTr1
は、マイクロコンピュータ15から出力されるスイッチン
グ制御信号によりそのオン期間が変えられ、交流電源が
往復動式圧縮機13に供給されて往復動式圧縮機13が駆動
される。このとき、電圧検出部14及び電流検出部12は、
往復動式圧縮機13に印加される電圧及び電流をそれぞれ
検出してマイクロコンピュータ15に出力する。
【0008】次いで、マイクロコンピュータ15は、電圧
検出部14及び電流検出部12によりそれぞれ検出された電
圧及び電流を利用してストロークを計算し、この計算さ
れたストロークを上記のストローク指令値と比較してス
イッチング制御信号を出力する。即ち、マイクロコンピ
ュータ15は、上記の計算されたストロークがストローク
指令値よりも小さいときは、トライアックTr1のオン期
間を長くするスイッチング制御信号を電源供給部11に出
力して、往復動式圧縮機13に供給されるストローク電圧
を増加させる。
【0009】一方、上記の計算されたストロークがスト
ローク指令値よりも大きいときは、マイクロコンピュー
タ15は、上記のトライアックTr1のオン期間を短くする
スイッチング制御信号を電源供給部11に出力して、往復
動式圧縮機13に供給されるストローク電圧を減少させる
ようになっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法におい
ては、計算されたストロークとストローク指令値とを比
較し、その結果に応じてスイッチング制御信号を電源供
給部に出力して往復動式圧縮機の運転を制御するように
構成されているため、この往復動式圧縮機の運転を正確
に制御することができないという不都合な点があった。
【0011】即ち、従来の往復動式圧縮機は、著しい非
線形性を機構的運動特性として有するので、その非線形
性を考慮しない線形制御方法によっては、往復動式圧縮
機の運転を精密かつ正確に制御することができないとい
う不都合な点があった。
【0012】また、従来の往復動式圧縮機の運転制御装
置においては、スイッチング制御信号を利用して往復動
式圧縮機を継続して運転する場合、この往復動式圧縮機
が適用される機器や周辺環境の変化に伴う負荷変動によ
って、ピストンの位置が上死点(TDC)≒0から外れると
いう不都合な点があった。
【0013】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、ピストンの“TDC≒0”の地点における
(すなわち、ピストンが上死点(TDC)の位置にあるとき
の)モータの速度値を速度指令値として設定し、この設
定された速度指令値または負荷変動による補正値に基づ
いてモータの速度誤差を補償し得る、往復動式圧縮機の
運転制御装置及びその方法を提供することを目的とす
る。
【0014】そして、本発明の他の目的は、“TDC≒0”
の地点におけるTDC値をTDC指令値として設定し、この設
定されたTDC指令値及び負荷変動による補正値に基づい
てTDCの誤差を補償し得る、往復動式圧縮機のTDC制御装
置及びその方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係る往復動式圧縮機の運転制御装置
は、モータに供給される電流及び電圧に基づいて前記モ
ータの第1速度値を検出する速度検出部と、前記第1速度
値と前記電流との位相差を検出し、該検出された位相差
の変曲点における前記モータの第2速度値を検出する位
相差検出部と、前記第2速度値を速度指令値として設定
して格納する速度指令値格納部と、前記格納された速度
指令値と前記速度検出部により検出された前記モータの
第1速度値とを比較して比較信号を出力し、該比較信号
に応じて発生するスイッチング制御信号により前記モー
タの速度を制御する制御部と、を包含して構成されるこ
とを特徴とする。
【0016】そして、前記目的を達成するため、本発明
に係る往復動式圧縮機の運転制御方法は、モータの第1
速度値と該モータに供給される電流との位相差を検出す
る段階と、前記検出された位相差の変曲点における前記
モータの第2速度値を検出して速度指令値として格納す
る段階と、前記速度指令値及びモータの第1速度値に基
づいて前記モータの速度を制御する段階と、を順次行う
ことを特徴とする。
【0017】また、前記目的を達成するため、本発明に
係る往復動式圧縮機の運転制御装置は、圧縮機内のモー
タの第1TDC値を検出するTDC検出部と、前記圧縮機内の
モータに供給される電圧と電流との位相差を検出し、該
検出された位相差の変曲点における前記モータの第2TDC
値を検出する位相差検出部と、前記第2TDC値をTDC指令
値として設定して格納するTDC指令値格納部と、前記格
納されたTDC指令値と前記第1TDC値とを比較して比較信
号を出力し、該比較信号に応じて発生するスイッチング
制御信号により前記モータのTDCを制御する制御部と、
を包含して構成されることを特徴とする。
【0018】また、前記目的を達成するため、本発明に
係る往復動式圧縮機の運転制御方法においては、圧縮機
内のピストンの第1TDC値を検出する段階と、前記圧縮機
内のモータに供給される電圧と電流との位相差を検出す
る段階と、前記検出された位相差の変曲点における前記
モータの第2TDC値を検出してTDC指令値として格納する
段階と、前記TDC指令値と前記モータの第1TDC値とを比
較し、該比較結果に応じて前記モータのTDCを制御する
段階と、を順次行うことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。
【0020】本発明に係る往復動式圧縮機の運転制御装
置の第1実施形態においては、図1に示したように、上
記の運転制御装置は、往復動式圧縮機22内のモータ(未
図示)に供給される電流を検出する電流検出部23と、そ
のモータに印加される電圧を検出する電圧検出部24と、
上記の検出された電流及び電圧を利用して上記のモータ
の速度値を検出する速度検出部30と、速度検出部30によ
り検出されたモータの速度と電流検出部23により検出さ
れた電流との位相差を検出し、この検出された位相差の
変曲点におけるモータの速度値を検出する(上記の変曲
点をTDC≒0として認識する)位相差検出部25と、位相差
検出部25により検出された上記のモータの速度値を速度
指令値(基準値)として設定して格納する速度指令値格
納部26と、上記の速度指令値と速度検出部30により検出
された上記のモータの速度値とを比較し、その結果に応
じてそのモータの速度を制御するためのスイッチング制
御信号を出力する制御部29と、このスイッチング制御信
号に従って交流電源を内部のトライアックTr1により断
続させることによって、上記のモータに電圧を印加する
電気回路部21と、を備えて構成される。ここで、前記の
TDCは、圧縮機22内のピストン(未図示)の上部と圧縮
機22内の吐出バルブ(未図示)間の距離を示す。
【0021】また、制御部29は、上記の速度指令値と速
度検出部30により検出されたモータの速度値とを比較し
て比較信号を出力する比較器28と、この比較器28から出
力された比較信号に応じて上記のモータに印加される電
圧を制御するためのスイッチング制御信号を出力する速
度制御部27と、により構成される。
【0022】以下、このように構成された本発明に係る
往復動式圧縮機の運転制御装置の第1実施形態の動作に
ついて、図2に基づいて簡単に説明すると、上記の運転
制御装置は、特定の負荷条件で、モータの初期速度とこ
のモータに印加される電流との位相差を検出する段階
と、この位相差の変曲点における上記のモータの速度値
を検出して速度指令値として格納する段階と、上記の速
度指令値とモータの初期速度値とを比較し、この比較結
果に応じてモータの速度を制御する段階と、を順次行う
ようになっている。
【0023】即ち、先ず、電流検出部23は、往復動式圧
縮機22の内部モータ(未図示)に供給される電流を検出
して速度検出部30及び位相差検出部25にそれぞれ出力す
る。また、電圧検出部24は、上記のモータに印加される
電圧を検出して速度検出部30に出力する。
【0024】次いで、速度検出部30は、上記の電流及び
電圧を利用して上記のモータの速度値を演算し、この演
算されたモータの速度値を位相差検出部25に出力する。
ここで、モータの速度値は、モータの端子電圧から、電
流によるモータ巻線の抵抗及びインダクタンスの電圧降
下分を差し引いてモータの誘起電圧を演算し、この誘起
電圧がモータ速度に比例することを利用して求められ
る。
【0025】次いで、位相差検出部25は、速度検出部30
により演算された前記のモータの速度値と電流検出部23
により検出された電流との位相差、または、各電源電圧
(220V/60Hz、220V/50Hz、110V/60Hz、110V/50Hz)
と前記の検出された電流との位相差、若しくは、上記の
検出された電流と前記の検出された電圧との位相差、を
検出した後(S31)、この位相差の変曲点における上記
のモータの速度値を検出し(S32)、これを速度指令値
として設定して速度指令値格納部26に格納する(S3
3)。ここで、モータの速度と電圧、電流は同じ周波数
で、大きさと位相のみが異るので、これらの位相から位
相差を検出することができる。また、上記の位相差の変
曲点(すなわち、位相差とモータの速度との関係を表す
曲線の変曲点)で検出された上記のモータの速度値は、
“TDC≒0”の地点の速度値を示す。
【0026】次いで、制御部29内の比較器28は、往復動
式圧縮機22に負荷の変動がない場合は(S34)、上記の
速度指令値格納部26に格納された速度指令値が入力され
て、速度検出部30により検出された上記のモータの速度
値と比較して比較信号を速度制御部27に出力する(S3
6)。
【0027】次いで、速度制御部27は、比較器28から出
力された上記の比較信号に応じてモータの速度を制御す
るためのスイッチング制御信号を電気回路部21のトライ
アックTr1に与える。
【0028】次いで、電気回路部21は、速度制御部27か
ら出力されるスイッチング制御信号によって交流電源を
トライアックTr1により断続させることによって、上記
のモータを駆動させるための所要電圧をモータに印加し
てモータの速度を制御する(S37)。よって、上記のモ
ータの速度が精密かつ正確に制御される。
【0029】一方、往復動式圧縮機22に負荷の変動があ
る場合は、制御部29は、上記の速度指令値にルックアッ
プテーブル(Look up Table)の該当する補正値を加
減算することによって新しい速度指令値を設定し、この
新しい速度指令値により上記のモータの速度を制御す
る。詳しくは、往復動式圧縮機22に負荷の変動が発生す
ると(S34)、制御部29内の比較器28は、上記のルック
アップテーブルから該当する補正値を読み出し、この補
正値を上記の速度指令値に加減算することによりこの速
度指令値を補正した後(S35)、この補正された速度指
令値と速度検出部30により検出されたモータの速度値と
を比較し(S36)、比較結果に応じて上記のモータの速
度を制御する(S37)。ここで、上記のルックアップテ
ーブルは、実験により予め設定された補正値が格納され
たもので、制御部29内の格納部(未図示)に格納されて
いる。即ち、上記の補正値は、各負荷による上記のモー
タの速度値と速度指令値との差値を実験により予め補正
した値である。
【0030】そして、モータの速度(あるいは電流)の
1周期間のモータの速度と電流との位相差の変化におい
ては、図3に示したように、モータの速度値が増加する
と、はじめはモータの速度と電流との位相差が減少する
が、TDC≒0の地点から上記の位相差が再び増加する現象
が発生し、その地点を変曲点という。
【0031】図3において、“1周期間の速度値”とは、
1周期(例えば、1/60[sec])の間のモータ速度の最大
値から最小値を減算した値(ピーク−ピーク値)を、ま
た、A地点は、上記の変曲点(曲線の接線の勾配の極性
が変化する点)が発生した時のモータの速度値を、B地
点は、上記のA地点を探索するために増加させるモータ
の速度値を、をそれぞれ示したものである。即ち、上記
の位相差の曲線の接線勾配の極性が変化する地点(A地
点)を検出するために、上記のモータの速度値を上記の
位相差の変曲点が発生する速度値(速度指令値=A地点
の速度値となる)よりも△だけ増加させる。
【0032】従って、上記のモータの速度とこのモータ
に供給される電流との位相差に基づいて、この位相差の
変曲点を検出することができる。そこで、特定の負荷条
件において、モータの速度とこのモータに供給される電
流との位相差を検出し、検出された位相差の変曲点にお
けるモータの速度値を検出して、それを速度指令値とし
て格納する。
【0033】また、1周期間のモータの速度値に対する
電圧と電流との位相差の変化においては、図4に示した
ように、モータの速度値が増加すると、はじめはこのモ
ータに印加される電圧と電流との位相差が減少するが、
TDC≒0の地点からこの位相差が再び増加する。
【0034】図中、C地点は、変曲点(勾配の極性が変
化する時点)が発生した時のモータの速度値を、D地点
は、上記のC地点を探索するために増加させるモータの
速度値を、それぞれ示したものである。そこで、上記の
位相差によって勾配の極性が変化する地点(変曲点=C
地点)を検出するために、上記のモータの速度値を上記
の位相差の変曲点が発生する速度値(速度指令値=C地
点の速度値となる)よりも△だけ増加させる。
【0035】従って、上記のモータに印加される電圧と
電流との位相差によってこの位相差の変曲点を検出する
ことができる。即ち、特定の負荷条件において、モータ
に印加される電圧と電流との位相差を検出し、この検出
された位相差の変曲点におけるモータの速度値を検出し
て速度指令値として格納する。
【0036】また、上記の位相差の変曲点におけるモー
タの速度値は、製品を出荷する前に、上記の位相差の変
曲点検出過程を所定回数反復して行うことによって検出
される。
【0037】以上説明したように、本発明に係る往復動
式圧縮機の運転制御装置及びその方法の第1実施形態に
おいては、往復動式圧縮機内のモータの速度とこのモー
タに供給される電流との位相差を求めた後、この位相差
の変曲点における“TDC≒0”の地点の速度を検出し、検
出された“TDC≒0”の速度を速度指令値(基準値)とし
て格納して、この速度指令値を上記のモータの速度と比
較し、比較結果に応じて実際のモータの速度を制御する
ことを特徴とする。
【0038】そして、本発明に係る往復動式圧縮機の運
転制御装置の第2実施形態においては、図5に示したよう
に、上記の運転制御装置は、往復動式圧縮機62内のモー
タに供給される電流を検出する電流検出部63と、上記の
モータに印加される電圧を検出する電圧検出部64と、上
記のモータに内蔵されたセンサ(未図示)により往復動
式圧縮機62のピストンのTDC値(従ってモータのTDC値)
を検出するTDC検出部70と、上記の検出された電圧と電
流との位相差を検出し、この検出された位相差の変曲点
におけるピストンのTDC値を検出する位相差検出部65
と、位相差検出部65により検出されたピストンのTDC値
をTDC指令値として設定して格納するTDC指令値格納部66
と、このTDC指令値とTDC検出部70により検出されたTDC
値とを比較して前記のTDCを制御するためのスイッチン
グ制御信号を出力する制御部69と、上記のスイッチング
制御信号に応じて交流電源を内部のトライアックTr1に
より断続させることによって、往復動式圧縮機62に電圧
を印加する電気回路部61と、を備えて構成される。
【0039】ここで、制御部69は、上記のTDC指令値をT
DC検出部70により検出されたピストンのTDC値と比較し
て比較信号を出力する比較器68と、比較器68から出力さ
れる比較信号に応じてモータに印加される電圧を制御す
るためのスイッチング制御信号を出力するTDC制御部67
と、により構成される。
【0040】そして、このように構成された本発明に係
る往復動式圧縮機の運転制御装置の第2実施形態の動作
について、図6に基づいて説明すると、上記の運転制御
装置は、特定の負荷条件において、モータに印加される
電圧と電流との位相差を検出する段階と、この検出され
た位相差の変曲点におけるピストンのTDC値を検出して
基準TDC指令値として格納する段階と、上記のTDC指令値
をTDC検出部70により検出されたTDC値と比較してTDCを
制御する段階と、を順次行うようになっている。
【0041】詳しくは、先ず、電流検出部63は、モータ
に供給される電流を検出して位相差検出部65に出力し、
また、電圧検出部64は、上記のモータに印加される電圧
を検出して位相差検出部65に出力する。
【0042】次いで、位相差検出部65は、上記の検出さ
れた電圧と電流との位相差、または、各電源電圧(220V
/60Hz、220V/50Hz、110V/60Hz、110V/50Hz)と上記
の検出された電流との位相差、若しくは、上記のモータ
の速度と検出された電流との位相差、を検出する(S7
1)。また、位相差検出部65は、上記の検出された位相
差の変曲点におけるピストンのTDC値を検出し(S72)、
この検出されたTDC値をピストンのTDC指令値として設定
してTDC指令値格納部66に格納する(S73)。ここで、上
記の位相差の変曲点で検出されたピストンのTDC値は、
“TDC≒0”の地点のTDC値を示す。
【0043】次いで、TDC検出部70は、上記のモータに
内蔵されたセンサにより上記のピストンのTDC値を検出
して制御部69に印加する。
【0044】次いで、制御部69内の比較器68は、往復動
式圧縮機62に負荷の変動がない場合は(S74)、TDC指令
値格納部66から与えられたTDC指令値をTDC検出部70によ
り検出されたピストンのTDC値と比較し、その比較信号
をTDC制御部67に与える(S76)。
【0045】次いで、TDC制御部67は、比較器68から出
力された比較信号に応じて上記のTDC値を制御するため
のスイッチング制御信号を電気回路部61に印加する。
【0046】次いで、電気回路部61は、TDC制御部67か
ら出力されるスイッチング制御信号に応じて交流電源を
トライアックTr1により断続させることによって、上記
のモータを駆動させるための所要電圧をそのモータに印
加してモータのTDC値を制御する(S77)。従って、上記
のモータのTDCが精密かつ正確に制御される。
【0047】一方、往復動式圧縮機62に負荷の変動があ
る場合は(S74)、制御部69内の比較器68は、上記のTDC
指令値にルックアップテーブルの該当する補正値を加減
算することによって新しいTDC指令値を設定し、この新
しく設定されたTDC指令値を利用して圧縮機62のピスト
ンのTDC値を制御する。詳しくは、上記のルックアップ
テーブルから該当する補正値を読み出し、この補正値を
上記のTDC指令値に加減算することによってTDC指令値を
補正した後(S75)、この補正されたTDC指令値をTDC検
出部70により検出されたピストンのTDC値と比較して(S
76)、圧縮機62のピストンのTDC値を制御する(S77)。
ここで、上記のルックアップテーブルは、実験により予
め設定された補正値が格納されたもので、制御部69内の
格納部(未図示)に格納されている。即ち、上記の補正
値とは、各負荷による上記のピストンのTDC値と上記のT
DC指令値との差値を実験により予め補正した値である。
【0048】そして、1周期間のTDC値に対するモータの
速度と電流との位相差の変化においては、図7に示した
ように、モータのTDC値が増加すると、はじめはこのモ
ータの速度と電流との位相差が減少するが、TDC≒0の地
点からこの位相差が再び増加する。
【0049】図中、E地点は、上記の変曲点(曲線の接
線の勾配の極性が変化する点)が発生した時のモータの
TDC値を、F地点は、上記のE地点を探索するために増加
させるモータのTDC値を、それぞれ示したものである。
即ち、上記の位相差の曲線の接線勾配の極性が変化する
地点(E地点)を検出するために、上記のモータのTDC値
を上記の位相差の変曲点が発生するTDC値(TDC指令値=
E地点のTDC値となる)よりも△だけ増加させる。
【0050】従って、上記のモータの速度と前記モータ
に印加される電流との位相差によってこの位相差の変曲
点を検出することができる。即ち、特定の負荷条件にお
いて、上記の位相差を検出し、この検出された位相差の
変曲点におけるモータのTDC値を検出してTDC指令値とし
て格納する。
【0051】また、1周期間のモータのTDC値に対する電
圧と電流との位相差の変化においては、図8に示したよ
うに、モータのTDC値が増加すると、はじめはこのモー
タに印加される電圧と電流との位相差が減少するが、TD
C≒0の地点からこの位相差が再び増加する。
【0052】図中、G地点は、上記の変曲点(曲線の接
線の勾配の極性が変化する点)が発生した時のモータの
TDC値を、H地点は、上記のG地点を探索するために増加
させるモータのTDC値を、それぞれ示したものである。
即ち、上記の位相差によって曲線の接線勾配の極性が変
化する地点(変曲点=G地点)を検出するために、上記
のモータのTDC値を上記の位相差の変曲点が発生するTDC
値(TDC指令値=G地点のTDC値となる)よりも△だけ増
加させる。
【0053】このように、特定の負荷条件において、モ
ータに印加される電圧と電流との位相差を検出し、この
検出された位相差の変曲点におけるモータのTDC値を検
出してTDC指令値として格納する。
【0054】ここで、上記の位相差の変曲点におけるモ
ータのTDC値は、製品を出荷する前に、上記の位相差の
変曲線検出課程を所定回数反復して行うことによって検
出される。
【0055】以上説明したように、本発明に係る往復動
式圧縮機の運転制御装置及びその方法の第2実施形態に
おいては、モータに印加される電圧と電流との位相差を
求めた後、この位相差の変曲点におけるピストンの“TD
C≒0”の地点のTDC値を検出し、検出された“TDC≒0”
の地点のTDC値をTDC指令値(基準値)として設定して、
このTDC指令値を上記のモータのTDC値と比較し、比較結
果に応じて実際のモータのTDC値を制御することを特徴
とする。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る往復
動式圧縮機の運転制御装置及びその方法においては、位
相差の変曲点で検出した速度指令値とモータの初期速度
値とを比較して比較信号を出力し、この比較信号に応じ
てモータの速度を制御するためのスイッチング制御信号
により往復動式圧縮機の運転を制御するため、往復動式
圧縮機の運転を精密かつ正確に制御することができると
いう効果がある。
【0057】また、本発明に係る往復動式圧縮機の運転
制御装置及びその方法においては、往復動式圧縮機に負
荷の変動がある場合は、製品を出荷する前に、同一負荷
条件下で検出したピストンの“TDC≒0”の地点の速度値
を速度指令値として設定し、この速度指令値に補正値を
加減算することによって往復動式圧縮機内のモータの速
度誤差を補償し得る効果がある。
【0058】また、本発明に係る往復動式圧縮機の運転
制御装置及びその方法においては、位相差の変曲点で検
出したTDC指令値とモータのTDC値とを比較して比較信号
を出力し、この比較信号に応じてモータのTDCを制御す
るためのスイッチング制御信号により往復動式圧縮機の
運転を制御するため、往復動式圧縮機の運転を精密かつ
正確に制御することができるという効果がある。
【0059】更に、本発明に係る往復動式圧縮機の運転
制御装置及びその方法においては、往復動式圧縮機に負
荷の変動がある場合は、製品を出荷する前に、同一負荷
条件下で検出したピストンの“TDC≒0”の地点のTDC値
をTDC指令値として設定し、このTDC指令値に補正値を加
減算することによって往復動式圧縮機内のモータのTDC
誤差を補償し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る往復動式圧縮機の運転制御装置の
第1実施形態の構成を示したブロック図である。
【図2】図1の装置を適用したときの制御方法のフロー
を示す図である。
【図3】1周期間のモータ速度値に対するモータの速度
と電流との位相差の変化を示したグラフである。
【図4】1周期間のモータの速度値に対する電圧と電流
との位相差の変化を示したグラフである。
【図5】本発明に係る往復動式圧縮機の運転制御装置の
第2実施形態の構成を示したブロック図である。
【図6】図5の装置を適用したときの制御方法のフロー
を示す図である。
【図7】1周期間のピストンのTDC値に対するモータの速
度と電流との位相差の変化を示したグラフである。
【図8】1周期間のピストンのTDC値に対する電圧と電流
との位相差の変化を示したグラフである。
【図9】従来の往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を
示したブロック図である。
【符号の説明】
21、61…電気回路部 22、62…往復動式圧縮機 23、63…電流検出部 24、64…電圧検出部 25、65…位相差検出部 26…速度指令値格納部 27…速度制御部 28、68…比較部 29、69…制御部 30…速度検出部 66…TDC指令値格納部 67…TDC制御部 70…TDC検出部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 5/412 H02P 5/412 Z (72)発明者 ファン ミン−キュ 大韓民国,ギョンギ−ド,グワンミョン, ハーン−ドン,ゴチェウンジュゴン アパ ートメント 1217−1102 (72)発明者 リー チェル ウォーン 大韓民国,ソウル,グワナク−グ,シンリ ム 5−ドン,1445−4 Fターム(参考) 3H045 AA03 AA09 AA12 AA27 BA12 BA28 CA21 DA07 EA20 EA26 EA36 3L060 AA03 CC10 CC17 DD02 EE02 5H575 AA06 BB10 DD01 GG01 GG02 HA14 HB01 JJ03 JJ25 KK06 LL13 LL22 LL24 LL30 LL32 5H576 AA10 BB02 BB06 CC05 GG02 GG04 HA08 LL39 MM04

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに供給される電流及び電圧に基づ
    いて前記モータの第1速度値を検出する速度検出部と、 前記第1速度値と前記電流との位相差を検出し、該検出
    された位相差の変曲点における前記モータの第2速度値
    を検出する位相差検出部と、 前記第2速度値を速度指令値として設定して格納する速
    度指令値格納部と、 前記の格納された速度指令値と前記速度検出部により検
    出された前記モータの第1速度値とを比較して比較信号
    を出力し、該比較信号に応じて発生するスイッチング制
    御信号により前記モータの速度を制御する制御部と、 を包含して構成されることを特徴とする往復動式圧縮機
    の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 前記モータの第2速度値は、前記往復動
    式圧縮機のピストンの“上死点(TDC)≒0”の地点にお
    けるモータの速度値であることを特徴とする請求項1に
    記載の往復動式圧縮機の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 前記位相差検出部は、特定の負荷状態に
    おける前記“TDC≒0”の地点におけるモータの速度値を
    検出することを特徴とする請求項2に記載の往復動式圧
    縮機の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記速度指令値に負荷変
    動による補正値を加減算することによって前記速度指令
    値を補正し、該補正された速度指令値を前記速度検出部
    により検出された前記モータの第1速度値と比較して比
    較信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の往
    復動式圧縮機の運転制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記補正値を格納するル
    ックアップテーブルを包含して構成されることを特徴と
    する請求項4に記載の往復動式圧縮機の運転制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記速度指令値と前記速
    度検出部により検出された前記モータの第1速度値とを
    比較して比較信号を出力する比較器と、 前記比較器から出力された比較信号に応じて前記モータ
    に印加される電圧を制御するための前記スイッチング制
    御信号を出力する速度制御部と、 により構成されることを特徴とする請求項1に記載の往
    復動式圧縮機の運転制御装置。
  7. 【請求項7】 前記モータは、往復動式圧縮機の内部に
    装着されることを特徴とする請求項1に記載の往復動式
    圧縮機の運転制御装置。
  8. 【請求項8】 モータの第1速度値と該モータに印加さ
    れる電流との位相差を検出する段階と、 前記検出された位相差の変曲点における前記モータの第
    2速度値を検出して速度指令値として格納する段階と、 前記速度指令値及びモータの第1速度値に基づいて前記
    モータの速度を制御する段階と、 を順次行うことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御
    方法。
  9. 【請求項9】 前記モータの第2速度値は、前記位相差
    の変曲点検出過程を所定回数反復して行うことによって
    検出されることを特徴とする請求項8に記載の往復動式
    圧縮機の運転制御方法。
  10. 【請求項10】 前記速度指令値に負荷変動による補正
    値を加減算することによって前記速度指令値を補正し、
    該補正された速度指令値と前記モータの第1速度値とを
    比較する段階を追加して行うことを特徴とする請求項8
    に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。
  11. 【請求項11】 前記補正値を格納する段階を追加して
    行うことを特徴とする請求項10に記載の往復動式圧縮機
    の運転制御方法。
  12. 【請求項12】 圧縮機内のモータの第1TDC値を検出す
    るTDC検出部と、 前記圧縮機内のモータに印加される電圧と電流との位相
    差を検出し、該検出された位相差の変曲点における前記
    モータの第2TDC値を検出する位相差検出部と、 前記第2TDC値をTDC指令値として設定して格納するTDC指
    令値格納部と、 前記格納されたTDC指令値と前記第1TDC値とを比較して
    比較信号を出力し、該比較信号に応じて発生するスイッ
    チング制御信号により前記モータのTDCを制御する制御
    部と、 を包含して構成されることを特徴とする往復動式圧縮機
    の運転制御装置。
  13. 【請求項13】 前記第2TDC値は、“TDC≒0”の地点に
    おけるモータのTDC値であることを特徴とする請求項12
    に記載の往復動式圧縮機の運転制御装置。
  14. 【請求項14】 前記位相差検出部は、特定の負荷状態
    における“TDC≒0”の地点におけるTDC値を検出するこ
    とを特徴とする請求項12に記載の往復動式圧縮機の運転
    制御装置。
  15. 【請求項15】 前記制御部は、前記TDC指令値に負荷
    変動による補正値を加減算することによって前記TDC指
    令値を補正し、該補正されたTDC指令値と前記第1TDC値
    とを比較して比較信号を出力することを特徴とする請求
    項12に記載の往復動式圧縮機の運転制御装置。
  16. 【請求項16】 前記制御部は、前記補正値を格納する
    ルックアップテーブルを包含して構成されることを特徴
    とする請求項15に記載の往復動式圧縮機の運転制御装
    置。
  17. 【請求項17】 前記制御部は、前記TDC指令値と前記
    第1TDC値とを比較して比較信号を出力する比較器と、 前記比較器から出力された比較信号に応じて前記モータ
    に印加される電圧を制御するための前記スイッチング制
    御信号を出力するTDC制御部と、 により構成されることを特徴とする請求項12に記載の往
    復動式圧縮機の運転制御装置。
  18. 【請求項18】 前記モータは、往復動式圧縮機の内部
    に装着されることを特徴とする請求項12に記載の往復動
    式圧縮機の運転制御装置。
  19. 【請求項19】 圧縮機内のモータの第1TDC値を検出す
    る段階と、 前記圧縮機内のモータに印加される電圧と電流との位相
    差を検出する段階と、 前記検出された位相差の変曲点における前記モータの第
    2TDC値を検出してTDC指令値として格納する段階と、 前記TDC指令値と前記モータの第1TDC値とを比較し、該
    比較結果に応じて前記モータのTDC値を制御する段階
    と、 を順次行うことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御
    方法。
  20. 【請求項20】 前記モータの第2TDC値は、前記位相差
    の変曲点検出過程を所定回数反復して行うことによって
    検出されることを特徴とする請求項19に記載の往復動式
    圧縮機の運転制御方法。
  21. 【請求項21】 前記TDC指令値に負荷変動による補正
    値を加減算することによって前記TDC指令値を補正し、
    該補正されたTDC指令値と前記モータの第1TDC値とを比
    較する段階を追加して行うことを特徴とする請求項19に
    記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。
  22. 【請求項22】 前記補正値を格納する段階を追加して
    行うことを特徴とする請求項21に記載の往復動式圧縮機
    の運転制御方法。
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