JP2003141334A - 販売支援システム及び販売支援方法 - Google Patents

販売支援システム及び販売支援方法

Info

Publication number
JP2003141334A
JP2003141334A JP2002248764A JP2002248764A JP2003141334A JP 2003141334 A JP2003141334 A JP 2003141334A JP 2002248764 A JP2002248764 A JP 2002248764A JP 2002248764 A JP2002248764 A JP 2002248764A JP 2003141334 A JP2003141334 A JP 2003141334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
product
sales
stratification
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002248764A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneyuki Kubo
恒之 久保
Takemasa Shimozato
猛雅 下里
Toshitsugu Tomita
敏嗣 富田
Satoshi Karasawa
聡 唐澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2002248764A priority Critical patent/JP2003141334A/ja
Publication of JP2003141334A publication Critical patent/JP2003141334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プログラムされたコンピュータによ
って、販売計画の策定を有効に支援可能な販売支援シス
テム及び販売支援方法を提供する。 【解決手段】本発明による販売支援システムは、顧客層
別DB、商品層別DBと、複数の販売目的に対応して、
上記顧客層別DBから顧客を抽出する条件と、上記商品
層別DBから商品を抽出する条件とを保持する知識ベー
スと、販売目的を設定する販売目的設定手段で設定され
た販売目的に応じて、上記知識ベースの内容に基づき上
記顧客層別DBから顧客を抽出する顧客抽出手段と、上
記設定された販売目的に応じて、上記知識ベースの内容
に基づき上記商品層別DBから商品を抽出する商品抽出
手段と、上記各顧客を分類したカテゴリを含む顧客の情
報を保持する顧客DBと、上記各商品の対象となる顧客
の上記カテゴリを含む商品の情報を保持する商品DB
と、上記顧客DB及び商品DBの両方に含まれる共通の
カテゴリについて、上記抽出された顧客と抽出された商
品とを比較し、上記顧客抽出手段及び商品抽出手段の各
抽出結果とを整合させる整合手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は販売支援システム及
び販売支援方法に係り、特に、プログラムされたコンピ
ュータを用いて販売計画の策定を支援する販売支援シス
テム及び販売支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】顧客に関する情報をコンピュータに格納
し、この情報を分析して顧客サービスに活用する技術は
広く知られている。
【0003】例えば、特開平8−50617号公報に
は、アンケート等で収集した顧客情報を用いて、見積書
の作成業務等を効率化する技術が開示されている。
【0004】また、顧客の購買履歴を分析して有効な販
売促進資料とする手法も広く知られている。
【0005】例えば、ABC分析と呼ばれる手法では、
顧客を購買額等の基準で層別して、重要な顧客層を抽出
する視点で分析をする。
【0006】また、RFM分析と呼ばれる手法では、よ
り最近により多額購入した顧客を抽出する視点で分析を
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、消費者の個性化
により、今までの画一的な販売方法では、その効果が薄
れてきつつある。
【0008】一番層の厚い中間層といわれる消費者群を
対象として、販売キャンペーンを展開していれば一定の
成果が上げられた時代は終わり、これからは、どの顧客
に、何を販売して行くのかを明確に意識した販売計画を
策定して行かなければ、費用に比較して効果のある販売
促進は実現困難になりつつある。
【0009】しかし、「どの顧客に」、「何を」、「い
つ」、「どのような売り方で」販売して行くのかという
出発点での選択を誤ると、その後でいくら優れた計画を
策定しても、有効な計画として機能しないものとなって
しまう。
【0010】このため、まず、適切な顧客や商品を選択
することが大切であるが、さらに、この選択自体も経営
の直面する種々の条件に応じて、フレキシブルに変更し
て行く必要がある。
【0011】また、顧客に適したアプローチ方法や、商
品に適した売り方情報は、販売者のノウハウに属してお
り、適切なアプローチ方法や売り方を決定するには長年
の経験が必要であつた。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、プログラムさ
れたコンピュータによって、販売計画の策定を有効に支
援可能な販売支援システム及び販売支援方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) プログラムされたコンピ
ュータによって、販売計画の策定を支援する販売支援シ
ステムであり、各顧客を複数の層別項目について層別し
た顧客層別結果を、その顧客と対応させて保持する顧客
層別データベースと、各商品を複数の層別項目について
層別した商品層別結果を、その商品と対応させて保持す
る商品層別データベースと、複数の販売目的に対応し
て、上記顧客層別結果を用いて上記顧客層別データベー
スから顧客を抽出する条件と、上記商品層別結果を用い
て上記商品層別データベースから商品を抽出する条件と
を保持する知識ベースと、販売目的を設定する販売目的
設定手段と、上記販売目的設定手段で設定された販売目
的に応じて、上記知識ベースの内容に基づいて、上記顧
客層別データベースから顧客を抽出する顧客抽出手段
と、上記販売目的設定手段で設定された販売目的に応じ
て、上記知識ベースの内容に基づいて、上記商品層別デ
ータベースから商品を抽出する商品抽出手段と、上記各
顧客を分類したカテゴリを含む顧客の情報を保持する顧
客データベースと、上記各商品の対象となる顧客の上記
カテゴリを含む商品の情報を保持する商品データベース
と、上記顧客データベースと上記商品データベースの両
方に含まれる共通のカテゴリについて、上記顧客抽出手
段によって抽出された顧客と上記商品抽出手段によって
抽出された商品とを比較して、抽出された顧客のカテゴ
リと上記抽出された商品が対象とする顧客のカテゴリの
どちらか一方にしか含まれない上記カテゴリがあれば、
そのカテゴリをもつ商品と顧客を抽出結果から外すこと
により、上記顧客抽出手段の抽出結果と上記商品抽出手
段の抽出結果とを整合させる整合手段と、を具備するこ
とを特徴とする販売支援システムが提供される。
【0014】すなわち、この販売支援システムでは、経
営体の直面する種々の条件に応じた販売目的を入力する
ことにより、販売目的に適した「顧客」とその「商品」
を提案して販売を支援する。
【0015】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 各商品に対する売り方情報を含む商
品情報を保持する商品情報保持手段と、上記商品情報抽
出手段が抽出して上記整合手段が整合した商品と、上記
商品情報保持手段で保持される売り方情報に基づいて、
上記抽出され整合された商品に対する売り方情報を出力
する出力手段と、をさらに具備することを特徴とする
(1)記載の販売支援システムが提供される。
【0016】すなわち、この販売支援システムでは、
(1)記載の販売支援システムにおいて、上記抽出され
整合された商品に対する「売り方情報」までも出力する
ことにより、策定支援する販売計画をより実践的にして
いる。
【0017】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 各顧客に対するアプローチ情報を含
む顧客情報を保持する顧客情報保持手段と、上記顧客情
報抽出手段が抽出して上記整合手段が整合した顧客と、
上記顧客情報保持手段で保持されるアプローチ情報に基
づいて、上記抽出され整合された顧客に対するアプロー
チ情報を出力する出力手段と、をさらに具備することを
特徴とする(1)記載の販売支援システムが提供され
る。
【0018】すなわち、この販売支援システムでは、
(1)記載の販売支援システムにおいて、上記抽出され
整合された顧客に対する「アプローチ情報」」までも出
力することにより、策定支援する販売計画をより実践的
にしている。
【0019】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(4) プログラムされたコンピュータによ
って、販売計画の策定を支援する販売支援方法であり、
各顧客を複数の層別項目について層別した顧客層別結果
を、その顧客と対応させて顧客層別データベースに保持
するステップと、各商品を複数の層別項目について層別
した商品層別結果を、その商品と対応させて商品層別デ
ータベースに保持するステップと、複数の販売目的に対
応して、上記顧客層別結果を用いて上記顧客層別データ
ベースから顧客を抽出する条件と、上記商品層別結果を
用いて上記商品層別データベースから商品を抽出する条
件とを知識ベースに保持するステップと、販売目的を設
定する販売目的設定ステップと、上記販売目的設定ステ
ップで設定された販売目的に応じて、上記知識ベースの
内容に基づいて、上記顧客層別データベースから顧客を
抽出する顧客抽出ステップと、上記販売目的設定ステッ
プで設定された販売目的に応じて、上記知識ベースの内
容に基づいて、上記商品層別データベースから商品を抽
出する商品抽出ステップと、上記各顧客を分類したカテ
ゴリを含む顧客の情報を顧客データベースに保持するス
テップと、上記各商品の対象となる顧客の上記カテゴリ
を含む商品の情報を商品データベースに保持するステッ
プと、上記顧客データベースと上記商品データベースの
両方に含まれる共通のカテゴリについて、上記顧客抽出
ステップで抽出した顧客と上記商品抽出ステップで抽出
された商品とを比較して、抽出された顧客のカテゴリと
上記抽出された商品が対象とする顧客のカテゴリのどち
らか一方にしか含まれない上記カテゴリがあれば、その
カテゴリをもつ商品と顧客を抽出結果から外すことによ
り、上記顧客抽出ステップの抽出結果と上記商品抽出ス
テップの抽出結果とを整合する整合ステップと、を具備
することを特徴とする販売支援方法が提供される。
【0020】すなわち、この販売支援方法では、経営体
の直面する種々の条件に応じた販売目的を入力すること
により、販売目的に適した「顧客」とその「商品」を提
案して販売を支援する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。 <実施形態1>本実施形態1に係る販売支援システム
は、販売目的に則して「顧客」と「商品(品揃え)」と
「売り方」が決定される、データベース(DB)を利用
した販売支援システムである。本実施形態1では、アパ
レル販売を想定する。
【0022】次に、本実施形態1の概要を説明する。本
実施形態1に係る販売支援システムにおいては、販売履
歴や外部情報より得た商品情報や顧客情報を商品DB及
び顧客DBに保持しており、さらに、商品を独自の基準
で層別した商品層別DB及び顧客を独自の基準で層別し
た顧客層別DBに保持している。
【0023】販売目的が入力されると、知識ベースのル
ールに基づき、商品層別DBのデータを用いて販売促進
対象の商品が抽出され呈示され、さらに、知識ベースの
ルールに基づき、顧客層別DBのデータを用いて販売促
進対象の顧客が抽出され呈示される。
【0024】そして、呈示された商品と顧客のミスマッ
チを除いた後、顧客にあったアプローチ方法と、商品に
あった売り方情報とが呈示される。
【0025】つまり、販売目的に応じて、誰に、何を、
如何に売るかが、本実施形態1に係る販売支援システム
により提案される。
【0026】以下、本実施形態1の詳細を説明する。図
1は、本発明の実施形態1による販売支援システムのハ
ード構成を示す図である。
【0027】図1に示すように、本発明による販売支援
システムは、1台のデータベースサーバ(DB)101
と、複数台のPOS端末102と、複数台のPC端末1
03と、複数台のネットワークプリンタ104、LAN
回線105とから構成されている。
【0028】ここで、PC端末102は、パーソナルコ
ンピュータにエミュレータが搭載されたものである。
【0029】DBサーバ101は、通信回線を介して本
販売支援システムの本部コンピュータに接続されてい
る。
【0030】POS端末102で収集された販売データ
はLAN回線105を介してDBサーバ101に送ら
れ、販売(購買)履歴データとして保管管理される。
【0031】このDBサーバ101上には種々のデータ
ベースや稼動可能なプログラムが用意されており、それ
らはPC端末103により操作される。
【0032】DBサーバ101での処理結果は、通信回
線を介して本部コンピュータに送信されるようになって
おり、また、本部コンピュータからは商品や顧客情報が
DBサーバ101に送られてくるようになっている。
【0033】DBサーバ101上には主なプログラムと
して、販売戦術策定支援プログラム、販売履歴出力プロ
グラム、販売履歴取得プログラム、DBメンテナンスプ
ログラムが存在している。
【0034】ここで、販売戦術策定支援プログラムは、
販売計画の策定を支援するものであり、本実施の形態に
おいては、以下に詳細に説明するものある。
【0035】販売履歴出力プログラムは、過去の販売履
歴データをABC分析、RFM分析などで出力するもの
である。
【0036】販売履歴取得プログラムは、各店舗に備え
られているPOS端末より販売履歴を収集するものであ
る。
【0037】DBメンテナンスプログラムは、販売履歴
データ及びメンテナンスデータより、各DBを作り込む
ものである。
【0038】図2は、本発明の実施形態1による販売支
援システムのハード構成に用いられる主なDB等の構成
を示す図である。
【0039】各DB等の詳細は後述するが、ここでは図
2を用いて概要を紹介する。販売(購買)履歴データD
1は、上記販売履歴取得プログラムで収集されるもので
ある。
【0040】DBメンテナンスデータD2は、商品デー
タの更新情報や顧客データの更新情報を含むものであ
る。
【0041】商品DB201は、販売履歴データD1及
びDBメンテナンスデータD2に基づいて、日次で、商
品情報の追加・削除・変更や更新が行われるものであ
る。
【0042】顧客DB202は、購入履歴やクレーム履
歴を含む販売履歴データD1及びDBメンテナンスデー
タD2に基づいて、日次で、顧客情報の追加・削除・変
更や更新が行われるものである。
【0043】商品層別DB203は、週次で、販売履歴
を含む販売履歴データD1より顧客DB201と商品D
B202の情報を参照して商品層別情報の追加・削除・
変更や更新が行われるものである。
【0044】顧客層別DB204は、週次で、購入履歴
を含む販売履歴データD1より顧客DB201と商品D
B202の情報を参照して顧客層別情報の追加・削除・
変更や更新が行われるものである。
【0045】知識ベース205は、随時に、販売戦略策
定支援プログラム中で変更・更新が行われるものであ
る。
【0046】図2に示したように、販売(購買)履歴デ
ータD1とDBメンテナンスデータD2の内容を用い
て、知識ベース以外のデータベースの内容が加工され
る。
【0047】また、上記DBメンテナンスプログラム
は、上記販売履歴データD1及びDBメンテナンスデー
タD2(PC端末より予め入力されている)より、各種
DBを更新するバッチ処理を所定のタイミングで行う。
【0048】以下、各DB等の内容を詳細に説明する。
まず、商品DB201と顧客DB202に含まれるデー
タである「カテゴリ」について説明する。
【0049】顧客DB202及び商品DB201におけ
るカテゴリには、以下の表1のようなテイーン(10代
の若者)、ヤングアダルト(20歳前半の独身)、コン
サーバティブ(保守的なスタイルを好む壮年)、アドバ
ンス(進歩的なスタイルを好む壮年)、エイジド(高齢
者)、ドントケア(服装にあまり感心のない全年齢層)
等が含まれている。
【0050】
【表1】
【0051】(商品DB201の内容)この商品DB2
01においては、上記カテゴリ項目は、その商品がどの
カテゴリの顧客を対象にしたものかを示したものである
(ただし、ドントケアは商品DB201のカテゴリには
含まれない)。
【0052】この商品DB201の内容としては、以下
のようなものがある。 1.商品基礎情報 この商品基礎情報には、商品コード、商品名称、登録
日、カテゴリ等が含まれている。
【0053】2.価格情報 この価格情報には、仕入れ価格、通常販売価格、値引き
販売価格、損益分岐販売価格等が含まれている。
【0054】3.販売履歴情報 この販売履歴情報には、今までの販売履歴情報等が含ま
れている。
【0055】4.売り方情報 この売り方情報には、売価タイプ情報(正価販売専用、
正価販売後値引き可、値引き販売専用)、展示方法情報
(高級感ある展示、通常展示、ワゴン展示、他商品に付
随して展示)、接客情報(説明販売対象、説明不要、他
商品も勧める等)等が含まれている。
【0056】(顧客DB202の内容)この顧客DB2
02においては、顧客を所定の区分に分類したものであ
る。
【0057】この顧客DB202の内容としては、各顧
客毎に以下の4つの大分類で情報を持っている。
【0058】1.顧客基礎情報 この顧客基礎情報には、顧客コード、氏名、年齢、カテ
ゴリ、住所、電話番号、職業、購読雑誌、購読新聞等の
属人情報等が含まれている。
【0059】2.購買履歴情報 この購買履歴情報には、今までの購買履歴情報等が含ま
れている。
【0060】3.アプローチ情報 このアプローチ情報には、顧客自身の希望、基礎情報、
購買履歴を参酌して決定される、各顧客に適したアプロ
ーチ方法情報(ダイレクトメール、雑誌広告、新聞チラ
シ、駅貼りポスター、電子メール等)等が含まれてい
る。
【0061】4.クレーム情報 このクレーム情報には、各顧客より寄せられた意見・ク
レーム及びその顛末の情報等が含まれている。
【0062】(商品層別DB203の内容)この商品層
別DB203の内容としては、商品を所定の基準で層別
した結果を保持している。
【0063】この層別の内容を以下の表2に基づいて説
明する。なお、ここでは、販売履歴又は商品の属性で層
別している。
【0064】
【表2】
【0065】すなわち、表2の基準で層別した結果は、
その層別項目として1.販売額累計(商品の過去1年の
販売額累計で層別・累計が(500万円以上、500〜
50万円、50万円以下)、2.粗利額累計(商品の過
去1年の粗利額累計で層別・累計が(200万円以上、
200〜30万円、30万円以下))、3.商品グレー
ド(商品のグレードで層別・グレードは(高級、通常、
普及品))、4.値引き率(商品の値引き可能性で層別
・販売価格は(定価、3割まで値引き可、3割以上値引
き可))、5.販売額変動(通年商品のみ)(販売額が
過去3週でどのように変動しているか・販売額が(増
加、ほぼ一定、減少))、6.適時度(季節品のみ)
(季節商品が、旬の商品か・季節商品が(旬、旬の前
後、季節外れ))、7.新商品度(発売開始からの期間
・発売開始から(1ケ月以内、1〜6ケ月、6ケ月以
上))、8.ブランド力度(ブランド力で層別・ブラン
ド力が(強い、中程度、弱い))等が含まれている。
【0066】ここで、層別に際しては、各基準で分類で
きるだけのデータをもつ商品のみを層別対象にしてい
る。
【0067】もちろん、層別に際しては、一つの商品を
複数の基準で重複して層別してよいものとする。
【0068】ここでは、層別は3つとし、その内容は表
2において括弧の中に記載されているようなものであ
る。
【0069】そして、各層は括弧の左よりA,B,Cの
記号で指し示される。例えば、「商品グレードが高級」
の層を指し示す記号は、表2の「商品グレード」の項目
番号が3であり、「高級」の層がAに該当するので「3
A」で指し示される。
【0070】実際の商品層別DB203のフォーマット
は、以下の表3に示されるようになっている。
【0071】
【表3】
【0072】すなわち、これらの層別結果のフォーマッ
ト例としては、表3に示されているように、商品コード
10001、10002、10003、10004につ
いて、それぞれ1〜8欄にわけてAAABBCA(ただ
し、6欄はブランク)、CBAAAABA、ACCCA
CCC、BBBBBBB(ただし、6欄はブランク)の
ようになされる。
【0073】ここで、該当しない場合や、データが不足
して分類不能のところはブランクである。
【0074】そして、この表3に示されているフォーマ
ット例では、例えば、商品コード10001の場合、3
欄がAなので、層別項目の番号3の「商品グレード」に
おいて、層別がAの「高級」に該当することが判る。
【0075】(顧客層別DB204)この顧客層別DB
204の内容は、顧客を所定の基準で層別した結果を保
持している。
【0076】この層別の内容を以下の表4に基づいて説
明する。なお、ここでは、購買履歴を用いて層別してい
る。
【0077】
【表4】
【0078】すなわち、表4の基準で層別した結果は、
その層別項目として1.ブランド忠実度(ブランドに対
する忠実度に従い層別・忠実度が(大、中、小))、
2.季節品購入時期(季節商品を購入する時期で層別・
購入時期が季節品販売期間の(始め、中、後半))、
3.新商品購入時期(新商品購入する時期で層別・発表
の(直後、半年以内、それ以降))、4.購入価格(商
品を購入する時の価格で層別・購入価格が(定価、3割
以内値引き、3割以上値引き))、5.商品グレード
(購入商品のグレードで層別・商品グレードが(高級、
通常、普及品))、6.購入頻度(購入頻度で層別・購
入頻度が年(5回以上、1〜4回、1回以下))、7.
購入額(購入額で層別・購入額が年(7万円以上、7〜
3万円、3万以下))、8.顧客度変化(購入額の変化
で層別・購入額が(増加、不変、減少))、9.セール
反応度(セールでの購買割合で層別・セールでの購買額
が(5割以上、5〜3割、3割以下))等が含まれてい
る。
【0079】ここで、層別に際しては、各基準で分類で
きるだけのデータをもつ顧客のみを層別対象にしてい
る。
【0080】もちろん、層別に際しては、一つの顧客を
複数の基準で重複して層別してよいものとする。
【0081】層別は3つとし、その内容は表4において
括弧の中に記載されている。そして、各層は括弧の左よ
りA,B,Cの記号で指し示される。
【0082】実際の顧客層別DB204のフォーマット
は、以下の表5に示されるようになっている。
【0083】
【表5】
【0084】すなわち、これらの層別結果のフォーマッ
ト例としては、表5に示されているように、顧客コード
A0001、A0002、A0003、A0004につ
いて、それぞれ1〜9欄にわけてCAAAAAABC、
CCCCCBCBA、AABBBC(ただし、7〜9欄
はブランク)、BBCAAAACBのようになされてい
る。
【0085】ここで、該当しない場合や、データが不足
して分類不能のところはブランクである。
【0086】そして、この表5に示されているフォーマ
ット例では、例えば、顧客コードA0001の場合、3
欄がAなので、層別項目の番号3の「新商品購入時期」
において、層別がAの発表の「直後」に該当することが
判る。
【0087】(知識ベース)以下の表6に知識ベース2
05の内容例を示す。
【0088】すなわち、知識ベース205の例として
は、以下の表6の基準で販売目的に対して抽出した結果
を保持している。
【0089】
【表6】
【0090】すなわち、表6の基準で抽出した結果は、
販売目的に対する商品層別DBの抽出条件と顧客層別D
B抽出条件との欄に分けて、それぞれ、1.売上げ確保
1A+1B+3C+6A、6A+7A、2.利益確保2
A+3A+4A、4A+5A、3.季節遅れ在庫処分6
C、2C、4.新商品販売促進7A+7B、3A+3
B、5.ブランド販売促進8A、1A+1B等が含まれ
ている。
【0091】例えば、表6において、「利益確保」の販
売目的においては、商品は「粗利累計が200万円以上
(2A)、又は、商品グレードが高級(3A)、又は、
販売価格が定価(4A)」の条件で抽出され、顧客は
「購入価格が定価(4A)、又は、購入商品のグレード
が高級(3A)」で抽出される。
【0092】この場合、知識ベースの抽出条件は、一応
デフォルトで入っているが、その場で所望の設定に更新
することができるようになつている。
【0093】次に、以上のように構成される販売支援シ
ステムの処理フローの詳細を説明する前に、本販売支援
システムによる処理の流れの各フェーズの概略について
説明する。
【0094】1.目的決定フェーズ 店長が、「販売履歴出力プログラム」を利用して過去の
販売履歴に基づき、各MD週毎に販売目的を決定する。
【0095】販売目的はリストに示される複数の候補よ
り、抽出するようにしてある。ここで、MD週とは、年
間を52週に区切ったものである。
【0096】2.販促商品および顧客抽出フェーズ 上記販売目的に合致した商品が、知識ベースのルールに
従って、商品層別DB203より抽出される。
【0097】この商品層別DB203より抽出される結
果については、手作業で修正可能である。
【0098】上記販売目的に合致した顧客が、知識ベー
スのルールに従って、顧客層別DB204より抽出され
る。
【0099】この顧客層別DB204より抽出される結
果については、手作業で修正可能である。
【0100】3.整合フェーズ カテゴリ情報を用いて、上記抽出された商品と顧客間の
ミスマッチ部分が削除される。
【0101】上記ミスマッチ部分が削除された商品と顧
客については、再度手作業で修正可能である。
【0102】4.販売方法決定フェーズ 上記のようにして決定された顧客に対して、顧客DB2
02のアプローチ情報より、対象顧客に対するアプロー
チ方法が検索される。
【0103】また、上記のようにして決定された商品に
対して、商品DB201の売り方情報より、対象商品の
売り方が決定される。
【0104】上記顧客DB202のアプローチ方法と、
商品DB201の売り方とは、それぞれ、手作業で修正
可能である。
【0105】以上1.〜4.のフェーズを経ることによ
り、販売目的に沿って、「顧客」と「商品(品揃え)」
と「売り方」が決定される。
【0106】次に、以上のように構成される販売支援シ
ステムの処理手順の詳細について説明する。
【0107】まず、PC端末102で「販売履歴出力プ
ログラム」を起動し、過去の販売履歴を検討する。
【0108】次に、「販売戦術策定支援プログラム」を
起動し、所望の販売戦術の策定作業に移る。
【0109】以下、図3に示すフローチャートを参照し
て説明する。目標決定フェーズにおいては、まず、販売
目的設定ウィンドウで複数の販売目的候補を含むリスト
を呈示する(ステップS1)。
【0110】この販売目的のリストとしては、例えば
「売上げ確保」、「利益確保」、「季節遅れ在庫処
分」、「新商品販売促進」、「ブランド販売促進」等が
ある。
【0111】この中から、操作者(主に店長)は過去の
販売履歴に鑑みて、適切な販売目的を選択して入力し、
販売支援システムはこの入力に基づいて販売目的を設定
する(ステップS2)。
【0112】この販売目的を入力する作業はMD週単位
に行われ、必要な数のMD週について販売目的が設定さ
れる。
【0113】次に、操作者は各MD週における販売目標
(販売量又は販売金額)を適宜入力し、販売支援システ
ムはこの入力された販売目標(販売量又は販売金額)を
保持する(ステップS3)。以上で、目標決定フェーズ
が終了する。
【0114】次に、商品及び顧客抽出フェーズでは、ま
ず、上記ステップS2で設定された販売目的に対応する
商品を抽出する。
【0115】この商品抽出は、知識ベース205に格納
された販売目的と商品層別DB抽出条件の一覧より、上
記入力された販売目的に対応する商品層別DB203の
抽出条件を得て、この抽出条件で商品層別DB203を
検索して、条件に合致する商品を抽出することにより行
う(ステップS4)。
【0116】このとき、上記ステップS3で入力された
販売目標が参酌され、販売目標が低い場合には、知識ベ
ース205の抽出条件式でOR(+)で結ばれた各条件
のうち、複数の条件を満足する商品のみ抽出するように
して絞り込みをしている。
【0117】この抽出した商品一覧を表示し、操作者に
よる手入力による修正を受け入れる(ステップS5)。
【0118】次に、上記ステップS2で入力された販売
目的に対応する顧客を抽出する。この顧客抽出は、知識
ベース205に格納された販売目的と顧客層別DB抽出
条件の一覧より、上記設定された販売目的に対応する顧
客層別DB204の抽出条件を得て、この抽出条件で顧
客層別DB204を検索して、条件に合致する顧客を抽
出することにより行う(ステップS6)。
【0119】このとき、上記ステップS3で入力された
販売目標が参酌され、販売目標が低い場合には、知識ベ
ース205の抽出条件式でOR(+)で結ばれた各条件
のうち、複数の条件を満足する顧客のみ抽出するように
して絞り込みをしている。
【0120】この抽出した顧客一覧を表示し、操作者に
よる手入力による修正を受け入れる(ステップS7)。
以上で販促商品および顧客抽出フェーズが終了する。
【0121】次に、整合フェーズでは、上記抽出された
商品と顧客に関して、それぞれ商品DB201および顧
客DB202に保持されているカテゴリー情報を用い
て、ミスマッチとなっている部分を削除する(ステップ
S8)。
【0122】これは、抽出された各顧客のカテゴリーの
うち「ドントケア」以外のカテゴリーと、抽出された全
商品のカテゴリー全てを比較し、どちらか一方にしか含
まれないカテゴリーがあれば、そのカテゴリーをもつ商
品や顧客を抽出したリストから外すことによって行う。
【0123】これによって、抽出された各商品のカテゴ
リーと、同じカテゴリーの顧客が抽出された各顧客の中
に必ず含まれることになる。
【0124】この整合した商品一覧と顧客一覧を表示
し、操作者による手入力による修正を受け入れる(ステ
ップS9)。
【0125】以上で、販促商品と顧客が最終的に決定さ
れたので、次に、販売方法決定フェーズに移る。
【0126】販売決定フェーズでは、まず、顧客DB2
02を検索して、抽出した各顧客に対するアプローチ方
法を獲得する。
【0127】そして、これによって一番獲得された数の
多いアプローチ方法に決定する(ステップS10)。
【0128】上記決定したアプローチ方法と、獲得した
他のアプローチ方法を表示し、操作者の手入力によるア
プローチ方法の変更を受け入れる(ステップS11)。
これによって、採用するアプローチ方法が最終決定され
る。もちろん、複数のアプローチ方法を採用するように
決定してもよい。
【0129】さらに、商品DB201を検索して、抽出
した各商品に対する売り方情報を獲得する。
【0130】そして、これによって、獲得した数の一番
多い、売り方に決定する(ステップS12)。
【0131】上記決定した売り方と、獲得した他の売り
方情報を表示し、操作者の手入力による売り方の変更を
受け入れる(ステップS13)。これによって、採用す
る売り方が最終決定される。もちろん、複数の売り方を
採用するように決定してもよい。
【0132】以上で、販促対象の商品、顧客、アプロー
チ方法、売り方が決定されたことになる。
【0133】この情報は、最終結果として出力されると
ともに、実績と後日対比するために、該販売支援システ
ム中に保存される。
【0134】<実施形態2>上述した実施形態1では、
販売目的より知識ベース205のルールにもとづき、販
売すべき商品と、販売すべき顧客が抽出され、両者のミ
スマッチをカテゴリー項目で除くようにしている。
【0135】この実施形態2では、顧客層を特定して、
この顧客層に適した商品を購買履歴情報より抽出し、こ
の商品に対する売り方を決定して行くものである。
【0136】本実施の形態において用いられるDB等の
構成や内容は、上述した実施形態1のそれと同様であ
り、「販売戦術策定支援プログラム」の処理のみが上述
した実施形態1と異なっている。
【0137】このため、「販売戦術策定支援プログラ
ム」の処理内容を図4のフローチャートを参照して詳細
に説明する。
【0138】まず、顧客層の特定をする。この場合、操
作者は、過去の販売履歴に鑑みて、経営上販売促進活動
を実施すべき顧客層を決定する作業を行う。
【0139】具体的には、操作者が、表4に記載した顧
客の層別条件を見て、自己の営業成績を向上させるには
どの顧客層に対して販売促進活動をするのが最適である
かを判断し、選択した顧客層を販売支援システムに入力
する(ステップS21)。
【0140】ここで、入力は、例えば、7Aのように指
定する。もちろん、複数の顧客層を入力するようにして
もよい。
【0141】次に、この入力された顧客層に含まれる顧
客を特定する。上記入力された顧客層の条件より顧客層
別DB204を検索して、この条件を満足する顧客番号
を得る(ステップS22)。
【0142】そして、顧客DB202を検索して、上記
得られた顧客番号の顧客の購買履歴情報より購入商品を
調べる(ステップS23)。
【0143】さらに、これらの調べた購入商品を数量
順、販売額順、利益額順の3つより操作者により選択さ
れた1つでソートして、リスト形式にして表示する(ス
テップS24)。
【0144】このリストのうち、例えば、10件の商品
をデフォルトで選択する(ステップS25)。ただし、
これは、操作者が適宜商品を選択するようにしてもよ
い。
【0145】次に、この選択された商品について、商品
層別DB203を調査し、これらの商品が属する商品層
を得る(ステップS26)。
【0146】そして、この商品層を販売促進商品の対象
とし(ステップS27)、商品DB201よりこれらの
商品の売り方を得る(ステップS28)。
【0147】これにより、販売促進対象の「顧客」と、
その顧客に対する「商品(品揃え)」と売り方」が決定
される。
【0148】<実施形態3>この実施形態3では、商品
の属する層を特定して、この商品層に合致した顧客を販
売履歴より抽出し、この顧客に対するアプローチ方法を
決定して行くものである。
【0149】本実施の形態において用いられるDB等の
構成や内容は、上述した実施形態1のそれと同様であ
り、「販売戦術策定支援プログラム」の処理のみが上述
した実施形態1と異なっている。
【0150】このため、「販売戦術策定支援プログラ
ム」の処理内容を図5のフローチャートを参照して詳細
に説明する。
【0151】まず、商品層の特定をする。この場合、操
作者は、過去の販売履歴に鑑みて、経営上販売促進活動
を実施すべき商品層を決定する作業を行う。
【0152】具体的には、操作者が、表2に記載した商
品の層別条件を見て、自己の営業成績を向上させるには
どの商品層に対して販売促進活動をするのが最適である
かを判断し、選択した商品層を販売支援システムに入力
する(ステップS31)。
【0153】ここで、入力は、例えば、7Aのように指
定する。もちろん、複数の商品層を入力するようにして
もよい。
【0154】次に、この入力された商品層に含まれる商
品を特定する。上記入力された商品層の条件より商品層
別DB203を検索して、この条件を満足する商品番号
を得る(ステップS32)。
【0155】そして、商品DB201を検索して、上記
得られた商品番号の商品の販売履歴情報より購入顧客を
調べる(ステップS33)。
【0156】さらに、これらの調べた購入顧客を数量
順、販売額順、利益額順の3つより操作者により選択さ
れた1つでソートして、リスト形式にして表示する(ス
テップS34)。
【0157】このリストのうち、例えば、10件の商品
に対する顧客をデフォルトで選択する(ステップS3
5)。ただし、これは、操作者が適宜を選択するように
してもよい。
【0158】次に、この選択された顧客について、顧客
層別DB204を調査し、上記選択された顧客が属する
顧客層を得る(ステップS36)。
【0159】そして、この顧客層を販促顧客の対象とし
(ステップS37)、顧客DB202よりその顧客層に
対するアプローチ方法を得る(ステップS38)。
【0160】これにより、販売促進対象の「商品(品揃
え)」と、「顧客」と、その顧客に対する「アプローチ
方法」が決定される。
【0161】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、販売計画の策定を有効に支援可能な販売支援シ
ステム及び販売支援方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態1による販売支援シ
ステムのハード構成を示すブロックである。
【図2】図2は、本発明の実施形態1による販売支援シ
ステムのハード構成に用いられるDB等の構成を示すブ
ロックである。
【図3】図3は、本発明の実施形態1による販売支援シ
ステムの処理手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】図4は、本発明の実施形態2による販売支援シ
ステムの処理手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】図5は、本発明の実施形態3による販売支援シ
ステムの処理手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101…データベースサーバ(DB)、 102…POS端末、 103…PC端末、 104…ネットワークプリンタ、 105…LAN回線、 201…商品DB、 202…顧客DB、 203…商品層別DB、 204…顧客層別DB、 205…知識ベース。
フロントページの続き (72)発明者 富田 敏嗣 東京都渋谷区初台一丁目五三番六号 オリ ンパスシステムズ株式会社内 (72)発明者 唐澤 聡 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムされたコンピュータによっ
    て、販売計画の策定を支援する販売支援システムであ
    り、 各顧客を複数の層別項目について層別した顧客層別結果
    を、その顧客と対応させて保持する顧客層別データベー
    スと、 各商品を複数の層別項目について層別した商品層別結果
    を、その商品と対応させて保持する商品層別データベー
    スと、 複数の販売目的に対応して、上記顧客層別結果を用いて
    上記顧客層別データベースから顧客を抽出する条件と、
    上記商品層別結果を用いて上記商品層別データベースか
    ら商品を抽出する条件とを保持する知識ベースと、 販売目的を設定する販売目的設定手段と、 上記販売目的設定手段で設定された販売目的に応じて、
    上記知識ベースの内容に基づいて、上記顧客層別データ
    ベースから顧客を抽出する顧客抽出手段と、 上記販売目的設定手段で設定された販売目的に応じて、
    上記知識ベースの内容に基づいて、上記商品層別データ
    ベースから商品を抽出する商品抽出手段と、 上記各顧客を分類したカテゴリを含む顧客の情報を保持
    する顧客データベースと、 上記各商品の対象となる顧客の上記カテゴリを含む商品
    の情報を保持する商品データベースと、 上記顧客データベースと上記商品データベースの両方に
    含まれる共通のカテゴリについて、上記顧客抽出手段に
    よって抽出された顧客と上記商品抽出手段によって抽出
    された商品とを比較して、抽出された顧客のカテゴリと
    上記抽出された商品が対象とする顧客のカテゴリのどち
    らか一方にしか含まれない上記カテゴリがあれば、その
    カテゴリをもつ商品と顧客を抽出結果から外すことによ
    り、上記顧客抽出手段の抽出結果と上記商品抽出手段の
    抽出結果とを整合させる整合手段と、 を具備することを特徴とする販売支援システム。
  2. 【請求項2】 各商品に対する売り方情報を含む商品情
    報を保持する商品情報保持手段と、 上記商品情報抽出手段が抽出して上記整合手段が整合し
    た商品と、上記商品情報保持手段で保持される売り方情
    報に基づいて、上記抽出され整合された商品に対する売
    り方情報を出力する出力手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の販売
    支援システム。
  3. 【請求項3】 各顧客に対するアプローチ情報を含む顧
    客情報を保持する顧客情報保持手段と、 上記顧客情報抽出手段が抽出して上記整合手段が整合し
    た顧客と、上記顧客情報保持手段で保持されるアプロー
    チ情報に基づいて、上記抽出され整合された顧客に対す
    るアプローチ情報を出力する出力手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の販売
    支援システム。
  4. 【請求項4】 プログラムされたコンピュータによっ
    て、販売計画の策定を支援する販売支援方法であり、 各顧客を複数の層別項目について層別した顧客層別結果
    を、その顧客と対応させて顧客層別データベースに保持
    するステップと、 各商品を複数の層別項目について層別した商品層別結果
    を、その商品と対応させて商品層別データベースに保持
    するステップと、 複数の販売目的に対応して、上記顧客層別結果を用いて
    上記顧客層別データベースから顧客を抽出する条件と、
    上記商品層別結果を用いて上記商品層別データベースか
    ら商品を抽出する条件とを知識ベースに保持するステッ
    プと、 販売目的を設定する販売目的設定ステップと、 上記販売目的設定ステップで設定された販売目的に応じ
    て、上記知識ベースの内容に基づいて、上記顧客層別デ
    ータベースから顧客を抽出する顧客抽出ステップと、 上記販売目的設定ステップで設定された販売目的に応じ
    て、上記知識ベースの内容に基づいて、上記商品層別デ
    ータベースから商品を抽出する商品抽出ステップと、 上記各顧客を分類したカテゴリを含む顧客の情報を顧客
    データベースに保持するステップと、 上記各商品の対象となる顧客の上記カテゴリを含む商品
    の情報を商品データベースに保持するステップと、 上記顧客データベースと上記商品データベースの両方に
    含まれる共通のカテゴリについて、上記顧客抽出ステッ
    プで抽出した顧客と上記商品抽出ステップで抽出された
    商品とを比較して、抽出された顧客のカテゴリと上記抽
    出された商品が対象とする顧客のカテゴリのどちらか一
    方にしか含まれない上記カテゴリがあれば、そのカテゴ
    リをもつ商品と顧客を抽出結果から外すことにより、上
    記顧客抽出ステップの抽出結果と上記商品抽出ステップ
    の抽出結果とを整合する整合ステップと、 を具備することを特徴とする販売支援方法。
JP2002248764A 2002-08-28 2002-08-28 販売支援システム及び販売支援方法 Pending JP2003141334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002248764A JP2003141334A (ja) 2002-08-28 2002-08-28 販売支援システム及び販売支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002248764A JP2003141334A (ja) 2002-08-28 2002-08-28 販売支援システム及び販売支援方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000070850A Division JP3794895B2 (ja) 2000-03-14 2000-03-14 販売支援システム及び販売支援方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003141334A true JP2003141334A (ja) 2003-05-16

Family

ID=19196580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002248764A Pending JP2003141334A (ja) 2002-08-28 2002-08-28 販売支援システム及び販売支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003141334A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218124A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Brother Ind Ltd 商品推奨方法及び商品推奨システム
JP2017126198A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 日本電気株式会社 情報抽出装置、抽出方法、および、抽出プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218124A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Brother Ind Ltd 商品推奨方法及び商品推奨システム
JP2017126198A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 日本電気株式会社 情報抽出装置、抽出方法、および、抽出プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hernant et al. Now what? Evaluating the sales effects of introducing an online store
US20050027721A1 (en) System and method for distributed data warehousing
JP2000003394A (ja) パーソナルマーチャンダイジングシステム
JP2007094592A (ja) マーケティングデータ収集分析システム、サーバシステム及びマーケティングデータ収集分析プログラム
CN101458698A (zh) 网站管理方法以及在线***
JP3620208B2 (ja) オンライン・ショッピング・サービス方法およびシステム
CN110084683B (zh) 一种智能商业处理***
CN107408234A (zh) 大规模地实现零售商与客户之间的个性化对话
US20070112733A1 (en) Method and system for extracting customer attributes
US20050278217A1 (en) Methods and systems for generating a trade calendar
CN112215630A (zh) 一种全渠道渐进式会员精准营销方法
CN107590707A (zh) 一款SaaS架构模式实现多分销子站***
CN106780038A (zh) 一种结合投资的线上消费方法及***
JP3794895B2 (ja) 販売支援システム及び販売支援方法
JP2003141334A (ja) 販売支援システム及び販売支援方法
CN111626765B (zh) 资源配置方法及装置、存储介质、计算机设备
JP2000251001A (ja) 訪問スケジュールと連動した最適商品抽出方法
CN108510343A (zh) 一款移动传统erp电子商务平台订单处理方法
JP2001265851A (ja) 従属商品の選択支援装置
CA2514075A1 (en) System and method for distributed data warehousing
CN107516233A (zh) 一种全网营销型网店解决方法
Berning Alibaba's International Digital Marketing Practices and Strategies
CN117455579B (zh) 商品推荐干预方法、装置以及介质和设备
Kim et al. An online sales platform based design of limited edition production and sales systems
JP2004021622A (ja) 商品価格比較による購入システム、方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302