JP2003140914A - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置

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JP2003140914A
JP2003140914A JP2001333889A JP2001333889A JP2003140914A JP 2003140914 A JP2003140914 A JP 2003140914A JP 2001333889 A JP2001333889 A JP 2001333889A JP 2001333889 A JP2001333889 A JP 2001333889A JP 2003140914 A JP2003140914 A JP 2003140914A
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circuit
cpu
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arithmetic
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JP2001333889A
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Shintetsu Miyashita
真哲 宮下
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】書き換えインターフェイス1つでメインCPU
およびサブCPUの定数データを書き換えるようにした
電子制御装置を得る。 【解決手段】メインCPU103のRAM120内に、
書き換えホストコンピュータ500から書き換えインタ
ーフェイス102を介してメインCPU103用書込み
制御プログラムを格納し、この書込み制御プログラムを
メインCPU103に実行させる。書き換えホストコン
ピュータ500から書き換えインターフェイス102を
介してメインCPU103の不揮発性メモリ104に格
納されているサブCPU109の定数データが、通信線
108を介してサブCPU109へ転送されてRAM1
10内に書き込まれる。これにより、書き換えインター
フェイス102が1つあればメインCPU103および
サブCPU109の両方の定数データを書き換えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のCPUを有
する電子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のCPUで構成される電子制御装置
(ECU)が知られている。たとえば、特開平5−81
222号公報には、メインCPUとサブCPUの2つを
有するシステムにおいて、CPU相互で動作状況を監視
してCPUの故障を検出する技術が開示されている。ま
た、CPUの演算負荷を低減するために、複数のCPU
を用いて構成されるシステムも知られている。このシス
テムでは、複数のCPUで演算処理が分担され、これら
複数のCPU間で演算処理が協調して行われる。このよ
うに、複数のCPUで電子制御装置が構成される場合、
それぞれのCPUに対して制御プログラムおよび制御デ
ータが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、CPUを有す
る電子制御装置では、CPUで実行される制御プログラ
ムもしくは制御データのバーションアップに備えて、制
御プログラムおよび制御データの書き換えを行うインタ
ーフェイス回路が備えられる。電子制御装置が複数のC
PUで構成される場合、CPUの数に応じて複数のイン
ターフェイス回路が必要となり、装置のコスト上昇につ
ながる。
【0004】本発明の目的は、複数のCPUに対するプ
ログラムやデータの書き換えが行える電子制御装置を安
価に提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明による電子制御装置は、少なくとも第1の実行プロ
グラムを記憶する第1の不揮発性記憶回路と第1の揮発
性記憶回路とを有し、第1の実行プログラムを実行する
第1の演算回路と、少なくとも第2の実行プログラムを
記憶する第2の不揮発性記憶回路と第2の揮発性記憶回
路とを有し、第2の実行プログラムを実行する第2の演
算回路と、第1の演算回路と第2の演算回路との間で通
信を行う通信経路と、第1の演算回路と外部機器との間
で通信を行うインターフェイス回路と、インターフェイ
ス回路を介して第2の演算回路で使用するデータおよび
/または実行プログラムを、第1の演算回路を経由して
第2の演算回路へ転送して格納する制御回路とを備える
ことにより、上述した目的を達成する。 (2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子
制御装置において、制御回路は、書込みモード起動時、
(1)外部機器からインターフェイス回路を介して送信さ
れる書込みプログラムを第1の揮発性記憶回路に記憶
し、(2)第1の揮発性記憶回路に記憶された書込みプロ
グラムを第1の演算回路で実行して外部機器からインタ
ーフェイス回路を介して送信される第1の演算回路用デ
ータおよび第2の演算回路用データを第1の不揮発性記
憶回路にそれぞれ記憶し、通常モード起動時、(1)第1
の実行プログラムを第1の演算回路で実行して第1の不
揮発性記憶回路に記憶された第2の演算回路用データを
通信経路を介して第2の揮発性記憶回路に記憶し、(2)
第1の不揮発性記憶回路に記憶された第1の演算回路用
データを第1の演算回路で使用し、(3)第2の実行プロ
グラムを第2の演算回路で実行し、(4)第2の揮発性記
憶回路に記憶された第2の演算回路用データを第2の演
算回路で使用するように第1の演算回路および第2の演
算回路を制御することを特徴とする。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子
制御装置において、制御回路は、書込みモード起動時、
(1)外部機器からインターフェイス回路を介して送信さ
れる第1の書込みプログラムを第1の揮発性記憶回路に
記憶し、(2)第1の揮発性記憶回路に記憶された第1の
書込みプログラムを第1の演算回路で実行して外部機器
からインターフェイス回路を介して送信される第1の実
行プログラム、第1の演算回路用データ、第2の実行プ
ログラム、第2の演算回路用データ、および第2の書込
みプログラムを第1の不揮発性記憶回路にそれぞれ記憶
し、(3)第1の不揮発性記憶回路に記憶された第2の書
込みプログラムを通信経路を介して第2の揮発性記憶回
路に記憶し、(4)第2の揮発性記憶回路に記憶された第
2の書込みプログラムを第2の演算回路で実行して第1
の不揮発性記憶回路に記憶された第2の実行プログラム
および第2の演算回路用データを通信経路を介して第2
の不揮発性記憶回路にそれぞれ記憶し、通常モード起動
時、(1)第1の不揮発性記憶回路に記憶された第1の実
行プログラムを第1の演算回路で実行し、(2)第1の不
揮発性記憶回路に記憶された第1の演算回路用データを
第1の演算回路で使用し、(3)第2の不揮発性記憶回路
に記憶された第2の実行プログラムを第2の演算回路で
実行し、(4)第2の不揮発性記憶回路に記憶された第2
の演算回路用データを第2の演算回路で使用するように
第1の演算回路および第2の演算回路を制御することを
特徴とする。 (4)請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電子
制御装置において、制御回路は、書込みモード起動時、
(1)外部機器からインターフェイス回路を介して送信さ
れる第1の書込みプログラムを第1の揮発性記憶回路に
記憶し、(2)第1の揮発性記憶回路に記憶された第1の
書込みプログラムを第1の演算回路で実行して外部機器
からインターフェイス回路を介して送信される第1の実
行プログラム、第1の演算回路用データを第1の不揮発
性記憶回路にそれぞれ記憶し、(3)外部機器からインタ
ーフェイス回路を介して送信される第2の書込みプログ
ラムを通信経路を介して第2の揮発性記憶回路に記憶
し、(4)第2の揮発性記憶回路に記憶された第2の書込
みプログラムを第2の演算回路で実行して外部機器から
インターフェイス回路を介して送信される第2の実行プ
ログラムおよび第2の演算回路用データを通信経路を介
して第2の不揮発性記憶回路にそれぞれ記憶し、通常モ
ード起動時、(1)第1の不揮発性記憶回路に記憶された
第1の実行プログラムを第1の演算回路で実行し、(2)
第1の不揮発性記憶回路に記憶された第1の演算回路用
データを第1の演算回路で使用し、(3)第2の不揮発性
記憶回路に記憶された第2の実行プログラムを第2の演
算回路で実行し、(4)第2の不揮発性記憶回路に記憶さ
れた第2の演算回路用データを第2の演算回路で使用す
るように第1の演算回路および第2の演算回路を制御す
ることを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)請求項1に記載の発明では、第1の演算回路およ
び第2の演算回路を備える電子制御装置において、外部
機器からインターフェイス回路を介して送信されるデー
タおよび/または実行プログラムを第1の演算回路を経
由して第2の演算回路へ転送/格納するようにした。こ
の結果、第2の演算回路にも外部機器と通信するインタ
ーフェイス回路を設ける場合に比べて、安価な構成でデ
ータやプログラムを書き換えることができる。 (2)請求項2に記載の発明では、書込みモード起動時
に外部機器からインターフェイス回路を介して送信され
る第1の演算回路用データおよび第2の演算回路用デー
タを第1の演算回路の第1の不揮発性記憶回路に記憶
し、通常モード起動時に第2の演算回路用データを通信
経路を介して第2の演算回路の第2の揮発性記憶回路に
記憶させるようにした。この結果、安価な構成で演算回
路用データを書き換えることができる。 (3)請求項3に記載の発明では、書込みモード起動時
に外部機器からインターフェイス回路を介して送信され
る第1の演算回路用の第1の実行プログラムおよびデー
タ、ならびに第2の演算回路用の第2の実行プログラム
およびデータをそれぞれ第1の演算回路の第1の不揮発
性記憶回路に記憶し、第2の演算回路用の第2の実行プ
ログラムおよびデータを通信経路を介して第2の演算回
路の第2の不揮発性記憶回路に記憶させるようにした。
この結果、安価な構成で演算回路用実行プログラムおよ
びデータを書き換えることができる。 (4)請求項4に記載の発明では、書込みモード起動時
に外部機器からインターフェイス回路を介して送信され
る第1の演算回路用の第1の実行プログラムおよびデー
タをそれぞれ第1の演算回路の第1の不揮発性記憶回路
に記憶し、外部機器からインターフェイス回路を介して
送信される第2の演算回路用の第2の実行プログラムお
よびデータをそれぞれ通信経路を介して第2の演算回路
の第2の不揮発性記憶回路に記憶させるようにした。こ
の結果、安価な構成で演算回路用実行プログラムおよび
データを書き換えることができる上に、第2の実行プロ
グラムおよびデータを第1の不揮発性記憶回路に記憶さ
せる場合に比べて、記憶回路の使用容量を少なく抑える
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第一の実施の形態)図1は、本発明の第一の実施の形
態による電子制御装置の構成を示す図である。図1にお
いて、電子制御装置(ECU)100は、第1のCPU
103と、第二のCPU109と、書き換えインターフ
ェイス102とを有する。電子制御装置100は、セン
サ105から入力される信号に基づいてモータ101に
対する駆動制御を行う。CPU103はメインCPUで
あり、通常、CPU103がモータ101に対する駆動
信号を出力する。CPU103は起動されると、CPU
103自身の初期化処理を行い、初期化処理が終了する
とCPU109に向けてWD(watch dog)信号106
の送信を開始する。
【0008】CPU109はサブCPUであり、CPU
103から送信されるWD信号106を監視する。CP
U103に異常が発生すると、CPU103によるWD
信号106の送信が停止する。CPU109は、WD信
号106が受信されなくなってからの経過時間が、たと
えば、200msecを超える場合にCPU103に向け
てリセット出力107を送信する。これにより、CPU
103がリセットされて再起動する。
【0009】CPU103は、センサ105から入力さ
れる検出信号xを用いてモータ101に対する駆動信号
yを次式(1)によって演算する。
【数1】 y=Ax+B (1) ただし、A,Bはそれぞれ定数である。
【0010】センサ105からの入力信号xは、CPU
109にも入力される。CPU109は、CPU103
と同じ演算を上式(1)により行い、演算結果を通信線
108を介してCPU103へ送信する。CPU103
は、CPU103自身で演算した結果(y1とする)と
CPU109から送信された演算結果(y2とする)と
を比較し、両者が一致した場合にのみ駆動信号yをモー
タ101へ出力する。CPU103は、CPU103自
身およびCPU109による演算結果が一致しない場
合、駆動信号yをモータ101へ出力しない。これによ
り、モータ101に対する駆動制御が停止される。
【0011】CPU103はその内部に、不揮発性メモ
リ104とRAM120とを有する。不揮発性メモリ1
04は、たとえば、フラッシュメモリで構成される。不
揮発性メモリ104には、CPU103で実行されるア
プリケーションプログラムと、CPU103での演算に
使用される上記A、Bを含むCPU103用定数データ
と、CPU109での演算に使用される上記A、Bを含
むCPU109用定数データとが格納される。RAM1
20は、CPU103による作業領域として使用される
他、後述する書込み制御プログラムが格納される。
【0012】不揮発性メモリ104に対するプログラム
やデータの書き込みは、書き換えインターフェイス10
2に書き換えホストコンピュータ500を接続して行
う。たとえば、不揮発性メモリ104内に格納されてい
るCPU103用の定数データとCPU109用の定数
データとを書き換える場合を例にあげて説明する。書き
換えホストコンピュータ500に書込み制御プログラ
ム、CPU103用の定数データおよびCPU109用
の定数データをそれぞれセットした状態で、書き換えホ
ストコンピュータ500に書き換え命令を入力すると、
書き換えホストコンピュータ500は、書き換え開始信
号を書き換えインターフェイス102を介してCPU1
03へ送信する。
【0013】CPU103は、書き換え開始信号を受け
ると書き換えモードに切り替わる。書き換えホストコン
ピュータ500が書込み制御プログラムを書き換えイン
ターフェイス102を介してCPU103へ送信する
と、CPU103は、このプログラムを受信してRAM
120に格納する。CPU103がRAM120内に転
送された書込み制御プログラムを実行することにより、
CPU103用の定数データとCPU109用の定数デ
ータとが書き換えホストコンピュータ500からCPU
103へ書き換えインターフェイス102を介して転送
される。CPU103は、転送されたCPU103用の
定数データとCPU109用の定数データとを不揮発性
メモリ104内にそれぞれ上書き(データ更新)する。
CPU103およびCPU109は、書き換えモードを
終了して通常モードへ戻る。
【0014】CPU109はその内部に、RAM110
と不揮発性メモリ111とを有する。不揮発性メモリ1
11には、CPU109で実行されるアプリケーション
プログラムが格納される。RAM110は、CPU10
9による作業領域として使用される他、CPU109で
の演算などに使用される上記A、Bを含むCPU109
用定数データが格納される。第一の実施の形態では、C
PU109用定数データが電源オフ時にCPU109内
で保存されない。
【0015】RAM110に対するデータの書き込み
は、電子制御装置100の通常モード起動時に毎回行わ
れる。CPU103は、起動時の初期化処理が終了する
と、WD信号106の送信開始に先立ってCPU109
用の定数データを通信線108を介してCPU109へ
送信する。CPU109は、入力されたCPU109用
の定数データをRAM110に格納する。
【0016】CPU109用の定数データには、CPU
103によるCPU103自身の初期化処理に要する時
間を示すデータCも含まれる。また、CPU109がW
D信号106を監視してリセット出力107を送信する
までの経過時間(上述した例では200msec)を示す
データも含まれる。
【0017】以上の電子制御装置100の双方のCPU
103およびCPU109で通常モード時に実行される
プログラムによる処理の流れを、図2、図3のフローチ
ャートを参照して説明する。図2は、CPU103で行
われる処理を示すフローチャートである。図2のステッ
プS2101において、CPU103は、初期化処理1
を行ってステップS2102へ進む。ステップS210
2において、CPU103は定数データ(A、Bおよび
C)を、それぞれCPU109へ送信してステップS2
103へ進む。ステップS2103において、CPU1
03は、初期化処理2を行ってステップS2104へ進
む。
【0018】ステップS2104において、CPU10
3は、センサ105からの信号xを入力してステップS
2105へ進む。ステップS2105において、CPU
103は、上式(1)により駆動信号y1を演算してス
テップS2106へ進む。ステップS2106におい
て、CPU103は、CPU109からの駆動信号y2
を受信してステップS2107へ進む。ステップS21
07において、CPU103は、y1=y2が成立する
か否かを判定する。CPU103は、y1=y2が成立
する場合にステップS2107を肯定判定してステップ
S2108へ進み、y1=y2が成立しない場合にステ
ップS2107を否定判定してステップS2109へ進
む。
【0019】ステップS2108において、CPU10
3は、駆動信号y(=y1)をモータ101へ出力して
ステップS2104へ戻る。一方、CPU103は、駆
動信号yの出力を停止してステップS2104へ戻る。
【0020】図3は、CPU109で行われる処理を示
すフローチャートである。図3のステップS2201に
おいて、CPU109は、初期化待ちタイマの計時を開
始してステップS2202へ進む。ステップS2202
において、CPU109は、定数データ(A、Bおよび
C)をCPU103からそれぞれ受信してステップS2
203へ進む。ステップS2203において、CPU1
09は、初期化待ちタイマによる計時がデータCに対応
する時間を経過したか否かを判定する。CPU109
は、タイマによる計時がデータCによる時間を経過した
場合にステップS2203を肯定判定してステップS2
204へ進み、タイマによる計時がデータCによる時間
に満たない場合に判定処理を繰り返す。
【0021】ステップS2204において、CPU10
9は、WD信号106を待つタイマの計時を開始してス
テップS2205へ進む。ステップS2205におい
て、CPU109は、WD信号106をCPU103か
ら受信したか否かを判定する。CPU109は、WD信
号106を受信した場合にステップS2205を肯定判
定してステップS2206へ進み、WD信号106が受
信されない場合にステップS2205を否定判定してス
テップS2207へ進む。
【0022】ステップS2206において、CPU10
9は、WD信号106を待つタイマの計時をリセットし
てステップS2207へ進む。ステップS2207にお
いて、CPU109は、WD信号106を待つタイマに
よる計時が200msecを経過したか否かを判定する。
CPU109は、タイマによる計時が200msecを経
過した場合にステップS2207を肯定判定してステッ
プS2211へ進み、タイマによる計時が200msec
に満たない場合にステップS2207を否定判定してス
テップS2208へ進む。ステップS2211におい
て、CPU109は、リセット出力107をCPU10
3に送信してステップS2201へ戻る。
【0023】ステップS2208において、CPU10
9は、センサ105からの信号xを入力してステップS
2209へ進む。ステップS2209において、CPU
109は、上式(1)により駆動信号y2を演算してス
テップS2210へ進む。ステップS2210におい
て、CPU109は、駆動信号y2をCPU103へ送
信してステップS2205へ戻る。
【0024】以上説明した第一の実施の形態によれば、
次の作用効果が得られる。 (1)メインCPU103のRAM120内に、書き換
えホストコンピュータ500から書き換えインターフェ
イス102を介してメインCPU103用書込み制御プ
ログラムを格納し、この書込み制御プログラムをメイン
CPU103に実行させる。書込み制御プログラムの実
行により、メインCPU103の不揮発性メモリ104
に格納されているサブCPU109の定数データが通信
線108を介してサブCPU109へ転送され、RAM
110内に書き込まれる。これにより、書き換えインタ
ーフェイスを備えていないサブCPU109での演算に
用いられるサブCPU109用定数データのデータ書き
換えが可能になる。 (2)サブCPU109用定数データをサブCPU10
9内のRAM110に格納するようにしたので、サブC
PU109内に定数データ用の不揮発性メモリを不要に
できる。また、書き換えインターフェイス102が1つ
あればメインCPU103およびサブCPU109の両
方の定数データを書き換えられるので、装置を安価に構
成できる。さらに、メインCPU103用定数データと
サブCPU109用定数データとを複数の書き換えイン
ターフェイスを用いてそれぞれ書き換える場合に比べ
て、書き換えに要する手間や時間も低減できる。 (3)定数A、Bと同様に、サブCPU109の待ち時
間Cを示すデータについても、メインCPU103の不
揮発性メモリ104内に書き込むとRAM110に転送
して待ち時間Cのデータを更新するようにした。この結
果、メインCPU103の初期化時間を変更する場合で
も、変更後の初期化時間に合わせてサブCPU109の
待ち時間Cを容易に変更できる。
【0025】上述した説明では、不揮発性メモリ104
内に格納されているCPU103用の定数データとCP
U109用の定数データとを書き換える場合を例に説明
した。CPU103で実行されるアプリケーションプロ
グラムも同様に書き換えを行うことができる。この場合
には、書き換えホストコンピュータ500に書込み制御
プログラム、CPU103用のアプリケーションプログ
ラムをセットした状態で、書き換えホストコンピュータ
500に書き換え命令を入力すればよい。書き換えホス
トコンピュータ500は、書き換え命令が入力されると
書き換え開始信号を書き換えインターフェイス102を
介してCPU103へ送信する。
【0026】メインCPU103は、書き換え開始信号
を受信すると書き換えモードに切り替わり、書き換えホ
ストコンピュータ500から送信される書込み制御プロ
グラムを受信してRAM120に格納する。CPU10
3は、RAM120内に転送された書込み制御プログラ
ムを実行し、CPU103用のアプリケーションプログ
ラムを書き換えホストコンピュータ500から受信す
る。CPU103は、受信したアプリケーションプログ
ラムを不揮発性メモリ104内に上書き(プログラムデ
ータ更新)する。
【0027】(第二の実施の形態)第二の実施の形態
は、メインCPU内の不揮発性メモリにサブCPUのア
プリケーションプログラムを一旦格納し、サブCPUに
対するアプリケーションプログラムの書き換えも行う。
図4は、本発明の第二の実施の形態による電子制御装置
の構成を示す図である。図4において、電子制御装置
(ECU)300は、CPU303と、CPU108
と、書き換えインターフェイス302とを有する。電子
制御装置300は、第一の実施の形態と同様に、不図示
のセンサから入力される信号に基づいて不図示のモータ
に対する駆動制御を行う。CPU303はメインCPU
であり、通常、CPU303がモータに対する駆動信号
を出力する。
【0028】CPU303はその内部に、不揮発性メモ
リ304とRAM320とを有する。不揮発性メモリ3
04には、CPU303で実行されるアプリケーション
プログラムと、CPU303での演算に使用される上述
したA、Bを含むCPU303用定数データと、CPU
308用書込み制御プログラムと、CPU308で実行
されるアプリケーションプログラムと、CPU308で
の演算に使用される上述したA、Bを含むCPU308
用定数データとがそれぞれ格納される。RAM320
は、CPU303による作業領域として使用される他、
CPU303用書込み制御プログラムが格納される。
【0029】不揮発性メモリ304に対するプログラム
やデータの書き込みは、書き換えインターフェイス30
2に書き換えホストコンピュータ600を接続して行
う。たとえば、不揮発性メモリ304内に格納されてい
るCPU303用のアプリケーションプログラムとCP
U303用定数データ、およびCPU308用のアプリ
ケーションプログラムとCPU308用定数データを書
き換える場合を例にあげて説明する。書き換えホストコ
ンピュータ600にCPU303用のアプリケーション
プログラムと定数データ、CPU308用のアプリケー
ションプログラムと定数データ、CPU303用の書込
み制御プログラム、およびCPU308用の書込み制御
プログラムをそれぞれセットした状態で、書き換えホス
トコンピュータ600に書き換え命令を入力すると、書
き換えホストコンピュータ600は、書き換え開始信号
を書き換えインターフェイス302を介してCPU30
3へ送信する。
【0030】CPU303は、書き換え開始信号を受け
ると書き換えモードに切り替わる。書き換えホストコン
ピュータ600がCPU303用書込み制御プログラム
を書き換えインターフェイス302を介してCPU30
3へ送信すると、CPU303は、このプログラムを受
信してRAM320に格納する。CPU303がRAM
320内に転送されたCPU303用書込み制御プログ
ラムを実行することにより、CPU303用のアプリケ
ーションプログラムと定数データ、CPU308用のア
プリケーションプログラムと定数データ、およびCPU
308用の書込み制御プログラムが、書き換えホストコ
ンピュータ600から書き換えインターフェイス302
を介してCPU303へそれぞれ転送される。CPU3
03は、転送されたCPU303用のアプリケーション
プログラムと定数データ、CPU308用のアプリケー
ションプログラムと定数データ、ならびにCPU308
用の書込み制御プログラムを、それぞれ不揮発性メモリ
304内に上書き(データ更新)する。
【0031】CPU308はその内部に、RAM309
と不揮発性メモリ310とを有する。不揮発性メモリ3
10には、CPU308で実行されるアプリケーション
プログラムと、CPU308が演算で使用するCPU3
08用定数データとが格納される。RAM309は、C
PU308による作業領域として使用される他、CPU
308用書込み制御プログラムが格納される。
【0032】不揮発性メモリ310に対する書き込みは
以下のように行われる。CPU303は、書き換えホス
トコンピュータ600から送信されたCPU308用の
アプリケーションプログラムと定数データ、ならびにC
PU308用書込み制御プログラムを不揮発性メモリ3
04内に書き込むと、書き換え開始信号を通信線307
を介してCPU308へ送信する。
【0033】CPU308は、書き換え開始信号を受け
ると書き換えモードに切り替わる。CPU303が不揮
発性メモリ304内に格納されているCPU308用書
込み制御プログラムを通信線307を介してCPU30
8へ送信すると、CPU308は、このプログラムを受
信してRAM309に格納する。CPU308がRAM
309内に転送されたCPU308用書込み制御プログ
ラムを実行することにより、不揮発性メモリ304内の
CPU308用のアプリケーションプログラムと定数デ
ータとが通信線307を介してCPU308へ転送さ
れ、不揮発性メモリ310内に上書き(データ更新)さ
れる。以上により、CPU303およびCPU308は
書き換えモードを終了して通常モードに戻る。
【0034】以上説明した第二の実施の形態によれば、
メインCPU303の不揮発性メモリ304内に、書き
換えホストコンピュータ600から書き換えインターフ
ェイス302を介してサブCPU308用書込み制御プ
ログラムを格納し、この書込み制御プログラムを通信線
307を介してサブCPU308のRAM309に転送
し、転送した書込み制御プログラムをサブCPU308
に実行させる。CPU308用書込み制御プログラムの
実行により、書き換えホストコンピュータ600から書
き換えインターフェイス302を介してメインCPU3
03の不揮発性メモリ304に格納されているサブCP
U308のアプリケーションプログラム、サブCPU3
08用の定数データがぞれぞれ通信線307を介してサ
ブCPU308へ転送され、不揮発性メモリ310内に
上書き(データ更新)される。これにより、書き換えイ
ンターフェイスを備えていないサブCPU308内の不
揮発性メモリ310の書き換えが可能になる。
【0035】以上説明した第二の実施の形態によれば、
CPU303内の不揮発性メモリ304内に、サブCP
U308のアプリケーションプログラムや定数データ、
サブCPU308に対する書込み制御プログラムが格納
されたままになるが、これらはサブCPU308への転
送終了後に必要に応じて適宜消去してよい。
【0036】(第三の実施の形態)第三の実施の形態
は、メインCPU内の不揮発性メモリに余裕がなく、サ
ブCPU用のアプリケーションプログラムなどを格納す
ることができない場合である。図5は、本発明の第三の
実施の形態による電子制御装置の構成を示す図である。
図5において、電子制御装置(ECU)400は、CP
U403と、CPU408と、書き換えインターフェイ
ス402とを有する。電子制御装置400は、第一の実
施の形態および第二の実施の形態と同様に、不図示のセ
ンサから入力される信号に基づいて不図示のモータに対
する駆動制御を行う。CPU403はメインCPUであ
り、通常、CPU403がモータに対する駆動信号を出
力する。
【0037】CPU403はその内部に、不揮発性メモ
リ404とRAM420とを有する。不揮発性メモリ4
04には、CPU403で実行されるアプリケーション
プログラムと、CPU403の演算に使用されるCPU
403用定数データとがそれぞれ格納される。RAM4
20は、CPU403による作業領域として使用される
他、CPU403用書込み制御プログラムが格納され
る。
【0038】不揮発性メモリ404に対するプログラム
やデータの書き込みは、書き換えインターフェイス40
2に書き換えホストコンピュータ700を接続して行
う。たとえば、不揮発性メモリ404内に格納されてい
るCPU403用のアプリケーションプログラムとCP
U403用定数データ、およびCPU408用のアプリ
ケーションプログラムとCPU408用定数データを書
き換える場合を例にあげて説明する。書き換えホストコ
ンピュータ700にCPU403用のアプリケーション
プログラムと定数データ、CPU408用のアプリケー
ションプログラムと定数データ、CPU403用の書込
み制御プログラム、およびCPU408用の書込み制御
プログラムをそれぞれセットした状態で、書き換えホス
トコンピュータ700に書き換え命令を入力すると、書
き換えホストコンピュータ700は、書き換え開始信号
を書き換えインターフェイス402を介してCPU40
3へ送信する。
【0039】CPU403は、書き換え開始信号を受け
ると書き換えモードに切り替わる。書き換えホストコン
ピュータ700がCPU403用書込み制御プログラム
を書き換えインターフェイス402を介してCPU40
3へ送信すると、CPU403は、このプログラムを受
信してRAM420に格納する。CPU403がRAM
420内に転送されたCPU403用書込み制御プログ
ラムを実行することにより、CPU403用のアプリケ
ーションプログラムと定数データとが、書き換えホスト
コンピュータ700から書き換えインターフェイス40
2を介してCPU403へそれぞれ転送される。CPU
403は、転送されたCPU403用のアプリケーショ
ンプログラムと定数データとを、それぞれ不揮発性メモ
リ404内に上書き(データ更新)する。
【0040】CPU408はその内部に、RAM409
と不揮発性メモリ410とを有する。不揮発性メモリ4
10には、CPU408で実行されるアプリケーション
プログラムと、CPU408が演算で使用するCPU4
08用定数データとが格納される。RAM409は、C
PU408による作業領域として使用される他、CPU
408用書込み制御プログラムが格納される。
【0041】不揮発性メモリ410に対する書き込みは
以下のように行われる。CPU403は、書き換えホス
トコンピュータ700から送信されたCPU403用の
アプリケーションプログラムと定数データとを不揮発性
メモリ404内に書き込むと、書き換え開始信号を通信
線407を介してCPU408へ送信する。
【0042】CPU408は、書き換え開始信号を受け
ると書き換えモードに切り替わる。CPU403は、書
き換えホストコンピュータ700と通信し、CPU40
8用書込み制御プログラムを書き換えホストコンピュー
タ700から書き換えインターフェイス402を介して
受信し、受信したプログラムを通信線407を介してC
PU408へ転送する。CPU408は、通信線407
を介して転送されたプログラムをRAM409に格納す
る。CPU408がRAM409内に転送されたCPU
408用書込み制御プログラムを実行することにより、
書き換えホストコンピュータ700内のCPU408用
のアプリケーションプログラムと定数データとが、書き
換えインターフェイス402→CPU403→通信線4
07を介してCPU408へ転送される。
【0043】CPU408は、転送されたCPU408
用のアプリケーションプログラムと定数データとを不揮
発性メモリ410内に上書き(データ更新)する。以上
により、CPU403およびCPU408は書き換えモ
ードを終了して通常モードに戻る。以上説明した動作に
おいて、CPU403は書き換えホストコンピュータ7
00およびCPU408間のゲートウェイとして動作す
る。すなわち、CPU403は、書き換えインターフェ
イス402から入力されるプログラムやデータを所定量
ずつRAM420内に一旦格納し、RAM420内に格
納されたプログラムやデータを所定量ずつ通信線407
からCPU408へ送信する動作を繰り返し行う。
【0044】以上説明した第三の実施の形態によれば、
メインCPU403を書き換えホストコンピュータ70
0およびサブCPU408間のゲートウェイとして動作
させ、サブCPU408のRAM409内にサブCPU
408用書込み制御プログラムを転送し、この書込み制
御プログラムをサブCPU408に実行させる。サブC
PU408用書込み制御プログラムの実行により、書き
換えホストコンピュータ700に格納されているサブC
PU408のアプリケーションプログラムとサブCPU
408用の定数データとが、書き換えインターフェイス
402→メインCPU403→通信線407を介してサ
ブCPU408へ転送され、サブCPU408内の不揮
発性メモリ410内に上書き(データ更新)される。こ
れにより、メインCPU403内の不揮発性メモリ40
4に空き容量が少ない状態で、書き換えインターフェイ
スを備えていないサブCPU408内の不揮発性メモリ
410の書き換えが可能になる。
【0045】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明する。実行プログラムは、アプリケーションプログラ
ムが対応する。演算回路用データは、定数データが対応
する。第1の演算回路は、たとえば、メインCPUによ
って構成される。第2の演算回路は、たとえば、サブC
PUによって構成される。第1の不揮発性記憶回路は、
たとえば、メインCPU側の不揮発性メモリによって構
成される。第1の揮発性記憶回路は、たとえば、メイン
CPU側のRAMによって構成される。第2の不揮発性
記憶回路は、たとえば、サブCPU側の不揮発性メモリ
によって構成される。第2の揮発性記憶回路は、たとえ
ば、サブCPU側のRAMによって構成される。通信経
路は、たとえば、通信線によって構成される。インター
フェイス回路は、たとえば、書き換えインターフェイス
によって構成される。外部機器は、たとえば、書き換え
ホストコンピュータによって構成される。制御回路は、
たとえば、メインCPUおよびサブCPUによって構成
される。書込みモードは、書き換えモードが対応する。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成
要素は上記構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態による電子制御装置
の構成を示す図である。
【図2】メインCPUで実行されるプログラムによる処
理の流れを示すフローチャートである。
【図3】サブCPUで実行されるプログラムによる処理
の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第二の実施の形態による電子制御装置
の構成を示す図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態による電子制御装置
の構成を示す図である。
【符号の説明】
100,300,400…電子制御装置、 101…モー
タ、102,302,402…書き換えインターフェイ
ス、103,303,403…メインCPU、 105…
センサ、104,111,304,310,404,410
…不揮発性メモリ、108,307,407…通信線、1
09,308,408…サブCPU、110,120,30
9,320,409,420…RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも第1の実行プログラムを記憶す
    る第1の不揮発性記憶回路と第1の揮発性記憶回路とを
    有し、前記第1の実行プログラムを実行する第1の演算
    回路と、 少なくとも第2の実行プログラムを記憶する第2の不揮
    発性記憶回路と第2の揮発性記憶回路とを有し、前記第
    2の実行プログラムを実行する第2の演算回路と、 前記第1の演算回路と前記第2の演算回路との間で通信
    を行う通信経路と、 前記第1の演算回路と外部機器との間で通信を行うイン
    ターフェイス回路と、 前記インターフェイス回路を介して前記第2の演算回路
    で使用するデータおよび/または実行プログラムを、前
    記第1の演算回路を経由して前記第2の演算回路へ転送
    して格納する制御回路とを備える電子制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子制御装置において、 前記制御回路は、書込みモード起動時、 (1)前記外部機器から前記インターフェイス回路を介し
    て送信される書込みプログラムを前記第1の揮発性記憶
    回路に記憶し、 (2)前記第1の揮発性記憶回路に記憶された前記書込み
    プログラムを前記第1の演算回路で実行して前記外部機
    器から前記インターフェイス回路を介して送信される前
    記第1の演算回路用データおよび前記第2の演算回路用
    データを前記第1の不揮発性記憶回路にそれぞれ記憶
    し、 通常モード起動時、(1)前記第1の実行プログラムを前
    記第1の演算回路で実行して前記第1の不揮発性記憶回
    路に記憶された前記第2の演算回路用データを前記通信
    経路を介して前記第2の揮発性記憶回路に記憶し、(2)
    前記第1の不揮発性記憶回路に記憶された前記第1の演
    算回路用データを前記第1の演算回路で使用し、(3)前
    記第2の実行プログラムを前記第2の演算回路で実行
    し、(4)前記第2の揮発性記憶回路に記憶された前記第
    2の演算回路用データを前記第2の演算回路で使用する
    ように前記第1の演算回路および前記第2の演算回路を
    制御することを特徴とする電子制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の電子制御装置において、 前記制御回路は、書込みモード起動時、(1)前記外部機
    器から前記インターフェイス回路を介して送信される第
    1の書込みプログラムを前記第1の揮発性記憶回路に記
    憶し、(2)前記第1の揮発性記憶回路に記憶された前記
    第1の書込みプログラムを前記第1の演算回路で実行し
    て前記外部機器から前記インターフェイス回路を介して
    送信される前記第1の実行プログラム、前記第1の演算
    回路用データ、前記第2の実行プログラム、前記第2の
    演算回路用データ、および第2の書込みプログラムを前
    記第1の不揮発性記憶回路にそれぞれ記憶し、(3)前記
    第1の不揮発性記憶回路に記憶された前記第2の書込み
    プログラムを前記通信経路を介して前記第2の揮発性記
    憶回路に記憶し、(4)前記第2の揮発性記憶回路に記憶
    された前記第2の書込みプログラムを前記第2の演算回
    路で実行して前記第1の不揮発性記憶回路に記憶された
    前記第2の実行プログラムおよび前記第2の演算回路用
    データを前記通信経路を介して前記第2の不揮発性記憶
    回路にそれぞれ記憶し、 通常モード起動時、(1)前記第1の不揮発性記憶回路に
    記憶された前記第1の実行プログラムを前記第1の演算
    回路で実行し、(2)前記第1の不揮発性記憶回路に記憶
    された前記第1の演算回路用データを前記第1の演算回
    路で使用し、(3)前記第2の不揮発性記憶回路に記憶さ
    れた前記第2の実行プログラムを前記第2の演算回路で
    実行し、(4)前記第2の不揮発性記憶回路に記憶された
    前記第2の演算回路用データを前記第2の演算回路で使
    用するように前記第1の演算回路および前記第2の演算
    回路を制御することを特徴とする電子制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の電子制御装置において、 前記制御回路は、書込みモード起動時、(1)前記外部機
    器から前記インターフェイス回路を介して送信される第
    1の書込みプログラムを前記第1の揮発性記憶回路に記
    憶し、(2)前記第1の揮発性記憶回路に記憶された前記
    第1の書込みプログラムを前記第1の演算回路で実行し
    て前記外部機器から前記インターフェイス回路を介して
    送信される前記第1の実行プログラム、前記第1の演算
    回路用データを前記第1の不揮発性記憶回路にそれぞれ
    記憶し、(3)前記外部機器から前記インターフェイス回
    路を介して送信される第2の書込みプログラムを前記通
    信経路を介して前記第2の揮発性記憶回路に記憶し、
    (4)前記第2の揮発性記憶回路に記憶された前記第2の
    書込みプログラムを前記第2の演算回路で実行して前記
    外部機器から前記インターフェイス回路を介して送信さ
    れる前記第2の実行プログラムおよび前記第2の演算回
    路用データを前記通信経路を介して前記第2の不揮発性
    記憶回路にそれぞれ記憶し、通常モード起動時、(1)前
    記第1の不揮発性記憶回路に記憶された前記第1の実行
    プログラムを前記第1の演算回路で実行し、(2)前記第
    1の不揮発性記憶回路に記憶された前記第1の演算回路
    用データを前記第1の演算回路で使用し、(3)前記第2
    の不揮発性記憶回路に記憶された前記第2の実行プログ
    ラムを前記第2の演算回路で実行し、(4)前記第2の不
    揮発性記憶回路に記憶された前記第2の演算回路用デー
    タを前記第2の演算回路で使用するように前記第1の演
    算回路および前記第2の演算回路を制御することを特徴
    とする電子制御装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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