JP2003140694A - オーディオデコーダ - Google Patents

オーディオデコーダ

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JP2003140694A
JP2003140694A JP2001339103A JP2001339103A JP2003140694A JP 2003140694 A JP2003140694 A JP 2003140694A JP 2001339103 A JP2001339103 A JP 2001339103A JP 2001339103 A JP2001339103 A JP 2001339103A JP 2003140694 A JP2003140694 A JP 2003140694A
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error
signal
occurrence rate
audio data
output
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JP2001339103A
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Hiromoto Furukawa
博基 古川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオデータがエラーを含むオーディオ
データをデコードしている時にオーディオエラーである
ことが利用者に認識しづらかった。 【解決手段】 エラー発生率に比例して所定の信号とし
てノイズもしくは音楽、音声を付加することにより、オ
ーディオエラーであることを利用者が認識可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化されたオー
ディオ信号を再生するオーディオデコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオデコーダとしては、特
開平8−116314号公報の音声信号復号装置にて伝
送路で発生したエラーによるオーディオ再生時の異音を
抑圧できるオーディオデコーダが示されている。
【0003】図7に従来のオーディオデコーダのブロッ
ク図を示す。101は、MPEGオーディオストリーム
のデータをフレーム単位で記憶するための記憶手段、1
02は、MPEGオーディオストリームのCRCチェッ
クを行いエラーの有無を検出し、エラーが検出された時
に、エラーが検出されたフレームを記憶手段101への
書き込みを禁止し、代わりに前のフレームのMPEGオ
ーディオストリームを書き込むよう制御し、エラーが連
続して検出される場合にはオーディオ信号をミュートす
るよう制御するエラー処理手段、103は、記憶手段1
01からMPEGオーディオストリームを読み出MPE
Gオーディオデコードを行うデコード手段で、104
は、エラー処理手段102がミュート制御した場合に
は、デコード手段103の出力をミュートするミュート
手段である。
【0004】図7の従来のオーディオデコーダについて
以下動作を説明する。MPEGオーディオストリーム
は、エラー処理手段102によりCRCチェックが行わ
れ、エラーが検出されなかった場合には記憶手段101
に記憶され、デコード手段103で順次デコードされP
CM出力信号として再生される。
【0005】一方、エラー処理手段にエラーがあり、エ
ラーがエラー処理手段102で検出された場合は、エラ
ーが検出されたMPEGオーディオストリームは記憶手
段101に記憶されず、代わりに最後にエラーが検出さ
れなかったMPEGオーディオフレームが記憶手段に記
憶される。デコード手段103で読み出したMPEGオ
ーディオフレームは、以前の正しいMPEGオーディオ
フレームのため、PCM信号はMPEGオーディオフレ
ーム周期で繰り返されることになり、大きな異音を発生
することはない。
【0006】さらに、エラーが連続して検出された場合
には、エラー処理手段102からミュート手段104で
デコード手段103の出力をミュートして最終的なオー
ディオデコーダ出力として出力するため2フレーム以上
エラーのあるオーディオフレームがオーディオデコーダ
に入力された場合には、無音出力となりエラーによる異
音は発生しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、地上波放送のように受信エリアから受
信エリア外に出た時に再生信号がミュートされてしまい
無音状態が続き、利用者が受信エリア外に出たことを認
識しづらい。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、オーディオデー
タにエラーが発生した場合に、異音を抑圧すると共に、
所定の信号、例えば音楽、アナウンスやノイズを付加す
ることにより利用者に受信エリア外にでたことを通知で
きるオーディオデコーダを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のオーディオデコーダは、符号化されたオーデ
ィオデータのエラーを検出するエラー検出手段と、エラ
ー検出手段によりオーディオデータにエラーが検出され
なかった時にはオーディオデータをデコードしPCM信
号を出力し、エラー検出手段によりエラーが検出された
時にエラーを含むオーディオデータに対応するPCM信
号をミュートして出力するデコード手段と、所定の信号
を発生する信号発生手段と、エラー検出手段でエラーが
検出されなかった時にはデコード手段の出力を出力し、
エラーが検出された時には信号発生手段の出力を出力す
るスイッチ手段と、信号発生手段の出力信号レベルをエ
ラー検出手段のエラー検出結果に従い制御する信号レベ
ル制御手段とを有した構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下本発明の実
施の形態1について、図面を参照しながら説明する。図
1は本発明の実施の形態1におけるオーディオデコーダ
の構成図を示すものである。図1において、1は入力さ
れた符号化オーディオデータのエラーを検出するエラー
検出手段、2は符号化オーディオデータを復号するデコ
ーダ手段で、エラー検出手段1でエラーが検出されなか
った場合はオーディオデータをデコードし、エラーが検
出された場合にはミュート出力を行う。3は所定の信号
を発生する信号発生手段、4はエラー検出手段1がエラ
ーを検出した時には信号発生手段3の出力を選択し、エ
ラーが検出されなかった場合にはデコーダ手段2の出力
を選択するスイッチ手段、5はエラー検出手段1のエラ
ー検出結果から信号発生手段3で発生する信号レベルを
制御する信号レベル制御手段である。信号発生手段3か
らは、ホワイトノイズ等のノイズもしくは音楽やアナウ
ンスを発生させる。
【0011】図2は信号レベル制御手段5の詳細を表す
ブロック図で、51はエラー発生率算出手段で、エラー
検出手段1のエラー検出結果短時間平均値を算出する。
52はレベル制御手段で、エラー発生率算出手段51で
算出されたエラー発生率から信号レベルの制御値を算出
し、信号発生手段3の出力レベルを制御する。
【0012】実施の形態では、圧縮されたオーディオデ
ータとしては、フレーム構造を有したMPEGオーディ
オ(ISO/IEC 11172-3,、ISO/IEC13813-3、ISO/IEC13813-
7)等が広く実用化されている。このようなフレーム構
造を有した圧縮オーディオに関してのエラー検出は、フ
レーム同期ワードの欠落、各パラメータの異常、CRC
チェックワードにより行われることが従来より知られて
いる。エラー検出手段1では、このような従来のエラー
検出方法によりフレーム構造を有したオーディオデータ
のエラーを検出する。
【0013】オーディオデータにエラーがあり、エラー
がエラー検出手段1で検出されなかった時にはオーディ
オフレームをデコード手段2でデコードし、出力PCM
信号がスイッチ手段4で選択されオーディオデコーダ出
力としてPCM信号が出力される。
【0014】オーディオデータにエラーがある場合に
は、エラー検出手段1でエラーが検出される。エラーが
検出された時には、エラーを含むオーディオフレームに
対応するPCM出力データ期間、スイッチ手段4はノイ
ズ発生手段の出力を選択し、オーディオデコーダからは
ノイズ発生手段で生成されたノイズが出力される。信号
レベル制御手段5では、短時間のエラー発生率をエラー
発生率算出手段51において短時間積分演算を用いて算
出し、レベル制御手段52において算出したエラー発生
率に反比例するよう信号レベルを図3のように制御す
る。信号レベルを図3のように制御することにより信号
発生手段3から出力される信号レベルは、受信エリア外
に出た直後はエラー発生率が小さいため非常に小さく、
その後エラー発生率が増加するに従い、徐々に大きくな
る。図3の例では最大ノイズレベルは最大振幅の30%
程度のノイズレベルになる。図3はエラー発生率対信号
レベルの関係の一例であり、図3に限定するものではな
い。
【0015】エラー発生率算出手段51では、エラー発
生率の算出方法として実現が容易な短時間積分を用い
る。一例を式に示す。時刻jにおけるエラー発生率Pe
(j)はエラー:Error(j)および時刻j−1の
エラー発生率Pe(j−1)から下式により算出され
る。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、jは算出周期T0を基にした時刻
を表している。Error(j)は時刻jにおけるエラ
ー検出結果で、エラーが検出された場合は1、エラーが
検出されなかった場合は0である。Tupは立ち上がり
時定数、Tdnは立ち下がり時定数である。少なくとも
TupおよびTdnはT0より大きな時定数である。
【0018】上式より、立ち上がり時定数:Tupによ
り信号発生手段3で生成された信号のフェードインの速
度を制御できる。同様に、立ち下がり時定数:Tdnに
より信号発生手段3で生成された信号のフェードアウト
の速度を制御できる。例えば、地上波放送で音楽を再生
するためのオーディオデコーダの場合には、これらの時
定数TupとTdnを適切な時間、例えば、信号発生手
3で発生する信号としてノイズや予め決められた音楽信
号を用い、Tupを3秒、Tdnを1秒に設定すること
により、受信エリア外に出た時に、利用者は数秒以内に
受信エリア外に出たことをノイズや所定の音楽信号の増
加により認識し、また受信エリア外から受信エリア内に
入った場合には、1秒程度でノイズや所定の音楽信号レ
ベルが減少することにより受信エリア内に入ったことを
知ることができる。
【0019】実施の形態1では、エラーが検出されたオ
ーディオデータに対しては耳障りな異音を発生すること
なく、継続してエラーが発生しエラー発生率が増加する
に伴いオーディオデコーダがオーディオデータからPC
M信号を再生できなくなったことをノイズや所定の音楽
信号により利用者に知らせることができる。エラー発生
率に対応して信号レベルが増加するため、突発的に発生
したエラーに対しては、エラー発生率が小さく、そのた
め信号発生手段からは非常に小さいノイズや音楽信号が
出力されるため利用者に耳障りになることはない。
【0020】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2におけるオーディオデコーダの構成図を示すもので
ある。図4において、1は入力された符号化オーディオ
データのエラーを検出するエラー検出手段、2は符号化
オーディオデータを復号するデコーダ手段で、エラー検
出手段1でエラーが検出されなかった場合はオーディオ
データをデコードし、エラーが検出された場合にはミュ
ート出力を行う。3はノイズを発生する信号発生手段で
信号レベルの最大レベルはデコード手段2の最大出力レ
ベルより小さく設定されている。例えば、最大信号レベ
ルはデコード手段2の最大出力レベルの30%程度であ
る。6はデコード手段2および信号発生手段3のそれぞ
れの出力信号に重み付けを行いながら加算するミキサー
手段、7はエラー検出手段1で検出されたエラー発生率
を用いてミキサー手段6の重み付け利得を制御する利得
制御手段である。
【0021】図5は利得制御手段の詳細を示すブロック
図で、61は、エラー検出手段1で検出されたエラーの
一定期間の発生率を算出するエラー発生率算出手段、6
2は、デコード手段2の出力信号に付加する利得G1を
算出する第1の利得算出手段、63は、信号発生手段3
の出力信号に付加する利得G2を算出する第2の利得算
出手段である。
【0022】実施の形態2では、デコード手段2の出力
PCM信号と信号発生手段3の出力信号が、ミキサー手
段6で加算される。デコーダ手段2の出力PCM信号に
対する第1の利得G1と信号発生手段3の出力信号に対
する第2の利得G2とはエラー発生率算出手段61で算
出されたエラー発生率Peと図6に示すような関係にな
る。エラー発生率Peが0の場合には、利得G2は0で
あり信号発生手段3で発生された信号はミキサー手段6
では加算されず、デコード手段2の出力PCM信号のみ
がミキサー手段6から出力される。エラーの発生率が1
に近づくに従い、第1の利得G1は減少し、第2の利得
G2は増加する。このように、エラー発生率が増加する
と共に、ミキサー手段6の出力からより大きなレベルで
信号発生手段3で発生された信号が出力されると共に、
デコーダ手段2のPCM出力信号は徐々に小さくなり、
ミュートされていく。
【0023】実施の形態2では、エラー発生率Peの増
加に伴い、デコーダ手段2のPCM出力がフェードアウ
トする点が実施の形態1と異なる。エラー発生率が増加
するに従い、徐々に信号発生手段で発生されたノイズや
音楽信号レベルが増加すると共に、単発的にデコード手
段2でデコードされたPCM信号が大きなレベルで再生
され、耳障りな大きな音が発生することを防止できる。
【0024】エラー発生率算出手段61では、実施の形
態1と同じ式の短時間積分を用いる。立ち上がり時定数
Tupによりデコード手段2のPCM出力のフェードア
ウトと信号発生手段3で生成されたノイズや音楽信号の
フェードインの速度を制御できる。同様に、立ち下がり
時定数Tdnによりデコード手段2のPCM出力のフェ
ードインと信号発生手段3で生成されたノイズや音楽信
号のフェードアウトの速度を制御でき、デコード手段2
の出力PCM信号と信号発生手段3で発生されたノイズ
や音楽信号のクロスフェードしながら切り替わる速度を
制御することができる。
【0025】地上波放送で音楽を再生するためのオーデ
ィオデコーダの場合には、これらの時定数TupとTd
nを適切な時間、例えば、Tupを3秒、Tdnを1秒
に設定することにより、受信エリア外に出た時に、3秒
程度で再生音の信号発生手段3から発生されるノイズや
音楽信号レベルが増加して利用者は受信エリア外に出た
ことを認識し、また受信エリア外から受信エリア内に入
った場合には、1秒程度で信号発生手段3から発生され
るノイズや音楽信号レベルが減少し、デコード手段で正
しくデコードされたPCM出力信号が増加し、受信エリ
ア内に入ったことを知ることができる。
【0026】信号発生手段で生成する信号としては、ス
ペクトルが平坦なホワイトノイズや音楽の統計的なスペ
クトルと同じスペクトルを有するノイズを用いることに
より、従来のアナログ放送で受信エリア外で再生される
音と同様の音とすることができ、利用者が受信エリア外
であることをより認識し易くなる。また、所定の音楽で
あっても同様に利用者が受信エリア外であることをより
認識し易く、ノイズより耳障りでは無くなる。また、音
声アナウンスを用いて、受信エリア外もしくは電波が弱
くなりオーディオ再生ができなくなったことを明確に利
用者に通知することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1によれば、符号
化されたオーディオデータのエラーを検出するエラー検
出手段と、エラー検出手段によりオーディオデータにエ
ラーが検出されなかった時にはオーディオデータをデコ
ードしPCM信号を出力し、エラー検出手段によりエラ
ーが検出された時にエラーを含むオーディオデータに対
応するPCM信号をミュートして出力するデコード手段
と、所定の信号を発生する信号発生手段と、エラー検出
手段でエラーが検出されなかった時にはデコード手段の
出力を出力し、エラーが検出された時にはノイズ発生手
段の出力を出力するスイッチ手段と、信号発生手段の出
力信号レベルをエラー検出手段のエラー検出結果に従い
制御する信号レベル制御手段により、エラーが発生しオ
ーディオデコーダがオーディオデータからPCM信号を
再生できなくなったことをノイズや所定の音楽、アナウ
ンスにより利用者に知らせることができるという利点が
ある。また、エラー発生率に対応して信号発生手段で発
生される信号のレベルが増加することにより、突発的に
発生したエラーに対しては、非常に小さいノイズ、音
楽、音声となり利用者に耳障りになることはない。
【0028】請求項2によれば、エラー発生率の算出の
算出を短時間積分を用い、積分の立ち上がり時定数と立
ち下がり時定数を個別に設定すことにより、ノイズレベ
ル増加と減少速度を別々に制御できる。
【0029】請求項3によれば、符号化されたオーディ
オデータのエラーを検出するエラー検出手段と、エラー
検出手段によりオーディオデータにエラーが検出されな
かった時にはオーディオデータをデコードしPCM信号
を出力し、エラー検出手段によりエラーが検出された時
にはエラーを含むオーディオデータに対応するPCM信
号をミュートして出力するデコード手段と、所定の信号
を発生する信号発生手段と、デコード手段の出力と信号
発生手段の出力をそれぞれ重み付けしながら加算するミ
キサー手段と、ミキサー手段の重み付け量をエラー検出
手段のエラー検出結果に従い制御する利得制御手段によ
り、エラーが発生しオーディオデコーダがオーディオデ
ータからPCM信号を再生できなくなったことをノイ
ズ、音楽、音声などの所定の信号により利用者に知らせ
ることができると共に、エラー発生率が高い状況で、単
発的に正しいオーディオデコーダをデコード手段でデコ
ードした時に大きな振幅のPCM信号として再生され、
耳障りな大きな音が発生することを防止できるという利
点がある。
【0030】請求項4によれば、エラー発生率の算出の
算出を短時間積分を用い、積分の立ち上がり時定数と立
ち下がり時定数を個別に設定することにより、デコード
手段でデコードしたPCM信号と信号発生手段で発生し
たレベルとのクロスフェードしながら切り替わる速度を
制御することができる。
【0031】請求項5によれば、エラー発生率算出手段
における短時間積分の立ち上がり時定数が立ち下がり時
定数より大きく設定することにより、受信状態が悪くな
り信号発生手段で発生させた信号がフェードインする速
度より、受信状態が良くなりエラー発生率が減少した場
合、信号発生手段で発生させた信号がフェードアウトす
る速度を速くし、信号発生手段で発生させた信号を速や
か減衰させることができる。また、デコード手段のPC
M出力のフェードインの速度が速くなり、PCM信号を
速やかに再生でき、より速く再生音を試聴できると共
に、単発的に発生したエラーに対しては信号発生手段で
発生させた信号が大きなレベルとなることがなく耳障り
にならない。
【0032】請求項6によれば、信号発生手段で出力さ
れる所定の信号のスペクトラムを音楽信号の統計的スペ
クトラムと同様とすることにより、従来のアナログ放送
で受信エリア外で再生される音と同様の音とすることが
でき、利用者が受信エリア外であることをより認識し易
くなる。
【0033】請求項7によれば、信号発生手段で出力さ
れる所定の信号を音楽とすることにより、ノイズの場合
と同様に利用者が受信エリア外であることをより認識し
易く、ノイズより耳障りでは無くなる。
【0034】請求項8によれば、信号発生手段で出力さ
れる所定の信号を音声アナウンスとすることにより、受
信エリア外もしくは電波が弱くなりオーディオ再生がで
きなくなったことを明確に利用者に通知することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるオーディオデコ
ーダのブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における信号レベル制御
手段の詳細を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1におけるエラー発生率と
信号発生手段で発生する信号レベルの関係の一例を示す
【図4】本発明の実施の形態2におけるオーディオデコ
ーダのブロック図
【図5】本発明の実施の形態2における利得制御手段の
詳細を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2におけるエラー発生率と
利得の関係の一例を示す図
【図7】従来のオーディオデコーダのブロック図
【符号の説明】
1 エラー検出手段 2 デコード手段 3 信号発生手段 4 スイッチ手段 5 信号レベル制御手段 6 ミキサー手段 7 利得制御手段 51 エラー発生率算出手段 52 レベル制御手段 61 エラー発生率算出手段 62 第1の利得算出手段 63 第2の利得算出手段 101 記憶手段 102 エラー処理手段 103 デコード手段 104 ミュート手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化されたオーディオデータを復号しP
    CM信号を出力するオーディオデコーダであって、 前記符号化されたオーディオデータのエラーを検出する
    エラー検出手段と、 前記エラー検出手段により前記オーディオデータにエラ
    ーが検出されなかった時には前記オーディオデータをデ
    コードしPCM信号を出力し、前記エラー検出手段によ
    りエラーが検出された時には前記エラーを含むオーディ
    オデータに対応するPCM信号をミュートして出力する
    デコード手段と、所定の信号を発生する信号発生手段
    と、 前記エラー検出手段でエラーが検出されなかった時には
    前記デコード手段の出力を出力し、エラーが検出された
    時には前記信号発生手段の出力を出力するスイッチ手段
    と、 前記信号発生手段の信号レベルを前記エラー検出手段の
    エラーの一定期間の発生率を算出し、算出したエラー発
    生率に反比例するよう信号レベルを制御する信号レベル
    制御手段から構成されたことを特徴とするオーディオデ
    コーダ。
  2. 【請求項2】前記信号レベル制御手段が、 エラー発生率算出手段と、前記エラー発生率算出手段で
    算出したエラー発生率に対して反比例するよう信号レベ
    ルを算出するレベル算出手段とから構成され、前記エラ
    ー発生率算出手段が短時間積分により一定期間のエラー
    発生率を算出し、かつ、短時間積分用の時定数が、エラ
    ー発生率が増加する場合と、エラー発生率が減少する場
    合で異なることを特徴とする請求項1記載のオーディオ
    デコーダ。
  3. 【請求項3】符号化されたオーディオデータを復号しP
    CM信号を出力するオーディオデコーダであって、 前記符号化されたオーディオデータのエラーを検出する
    エラー検出手段と、 前記エラー検出手段により前記オーディオデータにエラ
    ーが検出されなかった時には前記オーディオデータをデ
    コードしPCM信号を出力し、前記エラー検出手段によ
    りエラーが検出された時には前記エラーを含むオーディ
    オデータに対応するPCM信号をミュートして出力する
    デコード手段と、 所定の信号を発生する信号発手段と、 前記デコード手段の出力と前記信号発生手段の出力に対
    してそれぞれ利得を付加しながら加算するミキサー手段
    と、 前記ミキサー手段の重み付け量を前記エラー検出手段の
    エラーの一定期間の発生率を算出し、算出したエラー発
    生率に反比例するように前記デコード手段の出力に対す
    る利得を制御し、算出したエラー発生率に比例するよう
    に前記信号発生手段の出力に対する利得を制御する利得
    制御手段から構成されたことを特徴とするオーディオデ
    コーダ。
  4. 【請求項4】前記利得制御手段が、 エラー発生率算出手段と、デコード手段の出力に対する
    利得を制御する第1の利得算出手段と、信号発生手段の
    出力に対する利得を制御する第2の利得算出手段から構
    成され、前記エラー発生率算出手段が短時間積分により
    一定期間のエラー発生率を算出し、かつ、短時間積分用
    の時定数が、エラー発生率が増加する場合と、エラー発
    生率が減少する場合で異なることを特徴とする請求項3
    記載のオーディオデコーダ。
  5. 【請求項5】前記エラー発生率算出手段が、短時間積分
    によりエラー発生率を算出し、かつ、短時間積分用の時
    定数が、発生率が増加する場合の時定数の方が、発生率
    が減少する場合の時定数より大きいことを特徴とする請
    求項2または請求項4記載のオーディオデコーダ。
  6. 【請求項6】前記信号発生手段が、音楽信号の統計的な
    スペクトラムを有しているノイズ信号であることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のオーディオデコー
    ダ。
  7. 【請求項7】前記信号発生手段が、音楽信号であること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のオーディオ
    デコーダ。
  8. 【請求項8】前記信号発生手段が、音声アナウンスであ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のオー
    ディオデコーダ。
  9. 【請求項9】オーディオデータがフレーム構造を有した
    オーディオデータであることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のオーディオデコーダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1030982C2 (nl) * 2005-02-04 2007-12-18 Samsung Electronics Co Ltd Werkwijze en inrichting voor het automatisch regelen van een audiovolume.
CN110720122A (zh) * 2017-06-28 2020-01-21 雅马哈株式会社 音发生装置及方法

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