JP2003139302A - 復水器の補給水供給装置 - Google Patents

復水器の補給水供給装置

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JP2003139302A
JP2003139302A JP2001339428A JP2001339428A JP2003139302A JP 2003139302 A JP2003139302 A JP 2003139302A JP 2001339428 A JP2001339428 A JP 2001339428A JP 2001339428 A JP2001339428 A JP 2001339428A JP 2003139302 A JP2003139302 A JP 2003139302A
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flow rate
makeup water
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Mamoru Fukui
守 福井
Hideki Fujishima
英樹 藤島
Hirosane Kanai
宏真 金井
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Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低流量を計測する計器は種類が少ない上に使用
できる計器ではメカニズム的に寿命が短いため、メンテ
ナンス費用が嵩む。さらにメンテナンス中は補給水の計
測はできないといった不具合がある。 【解決手段】復水器の水位を検出する復水器水位検出器
と、補給水を貯える補給水タンクと、この補給水タンク
と復水器との間を接続する補給水系統と、この補給水系
統に設けられた補給水の流量を計測する補給水流量計
と、前記補給水系統に設けられ、前記水位検出器の水位
偏差信号に基づいて弁開度を制御される補給水流量調節
弁と、を備え、補給水流量計に測定機器誤差域を回避す
る機能を持たせて、従来と同等の復水器補給水流量測定
を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復水器の補給水供
給装置に係わり、特に復水器への補給水量を監視計測す
る機能を備えた復水器の補給水供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、復水器の補給水供給装置を備え
た火力発電プラントの復水および給水系統図を示す。ま
ず、図7を参照して蒸気タービンサイクルの通常運転に
ついて説明する。復水器1のホットウェルに溜まった復
水は復水ポンプ2により昇圧され、脱気器水位調節弁3
を通って低圧ヒータ4に導入され、ここでタービン抽気
と熱交換して加熱された後脱気器5へ送られる。
【0003】この脱気器5は、低圧ヒータ4で熱せられ
た復水をタービン抽気により直接加熱して脱気する。な
お、上記脱気器水位調節弁3は脱気器5の水位を一定に
保つように動作する。
【0004】脱気器5で脱気された復水は給水ポンプ6
でさらに昇圧されて高圧ヒータ7に導入され、ここでタ
ービン抽気と熱交換して加熱された後ボイラ8へ導かれ
てさらに加熱され、蒸気となる。
【0005】この蒸気は、主蒸気止め弁9および蒸気加
減弁10を通って高圧タービン(図中、HTと略記)1
1へ導かれる。この高圧タービン11で蒸気の熱エネル
ギが運動エネルギに変換され、図示しない発電機が駆動
されて電気を発生する。
【0006】高圧タービン11から排出された蒸気は再
熱器12に導かれて再熱され、中間蒸気弁13を通り、
中圧タービン(図中、MTと略記)14へ導入されて仕
事をする。中圧タービン14から排出された蒸気は、低
圧タービン(図中、LTと略記)15に導かれてさらに
仕事をする。この低圧タービン15からの排気蒸気は、
前記復水器1で冷却されて復水となる。
【0007】このように、火力発電プラントにおいては
閉ループ内の保有水を加熱、昇圧を行って蒸気とし、タ
ービン・発電機を回転させ電気を発生させた後再び復水
にするので、保有水の減少は非常に少ない。
【0008】しかしながら、蒸気の一部はタービングラ
ンド部のシール用にも使われており、この部分から系外
に排出したり、ボイラ内の洗浄等で系外に排出されてい
る。この系外排出量は通常運転中10トン程度である
が、負荷の変動によって増減する。また、経年劣化によ
る給水加熱器やボイラ内のチューブリークによってさら
に系外排出量は増加する。
【0009】このように蒸気の系外排出によって保有水
は減少するが、復水器には水位検出器を設置して水位を
監視しているので、この保有水の減少分についてはこの
水位検出器の動作によって補給水タンクから補給される
ようになっている。
【0010】16は補給水供給装置であるが、図7では
補給水タンク17、補給水ポンプ18、常用補給水低流
量流量計19、常用補給水低流量調節弁20および常用
補給水高流量調節弁強制閉用電磁弁26により構成した
補給水系統のみを示している。
【0011】図8は、補給水供給装置16の補給水系統
および制御系統の一例を示す図である。図8において、
補給水タンク17と復水器1間を接続し補給水を供給す
る配管系統を補給水系統というが、この補給水系統を大
別すると、非常用補給水系統28と常用補給水系統29
とに分類される。
【0012】このうち、非常用補給水系統28は火力発
電プラントの運転初期の発電設備への水張り時に使用さ
れるものであり、補給水ポンプ18を起動することによ
って補給水タンク17に貯めてある補給水を非常用補給
水流量計(以下、単に流量計という)23、非常用給水
仕切弁24を経由して復水器1へ補給する。
【0013】一方、常用補給水系統29は火力発電プラ
ントの通常運転中に使用されるものであり、流量計を設
けた配管部分を、流量計の精度保証範囲の関係から低流
量域を計測する低流量計測系統30とおよび高流量域を
計測する高流量計測系統31とに分けている。低流量計
測系統30では、低流量用流量計19により補給水流量
が計測され、高流量計測系統31では、高流量用流量計
21により補給水流量が計測される。
【0014】これら非常用補給水流量計23および低流
量用流量計19、高流量用流量計21は計測値を電気信
号(パルス信号)にして図示しない中央制御室へ送信
し、それぞれ積算計に補給水流量の積算値を表示するよ
うにしている。
【0015】前述したように、常用補給水系統29は通
常運転時、復水器水位調節計25で復水器1の保有水位
を監視し、この保有水の水位が設定値よりも減少した場
合、調節弁20または22を開き補給水タンク17から
補給水を復水器1へ補給する。補給水流量が少ない場
合、低流量計測系統30の調節弁20を開いて補給水を
流し始め、流量計19により補給水流量を計測する。な
お、このとき高流量計測系統31の調節弁22は強制的
に全閉状態とする。
【0016】しかし、この流量が規定値以上に増加した
場合、高流量計測系統31の調節弁22を開いて補給水
流量を確保し、逆に低流量計測系統30の調節弁20は
計器の保護のために、強制的に全閉状態とする。このと
きの高流量計測系統31の補給水の流量は流量計23に
より計測される。この補給により復水器1の水位が上昇
してくると、調節弁22の開度が小さくなって補給水流
量が減少してくる。そしてこの補給水の流量が規定値以
下に減少した場合、低流量計測系統30の調節弁20を
開いて低流量を確保するとともに高流量計測系統31の
調節弁22を全閉状態にする。
【0017】前記低流量計測系統30に設置した流量計
19の計測可能範囲を超える流量を通過させると計器を
破損し連続計測ができなくなる惧れがあることから、補
給水計測システムは計器を保護するために、内部に切替
回路を有している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した低流量領域で
使用されるの計測機器は種類が少ない上に使用できる計
器ではメカニズム的に寿命が短いため、メンテナンス費
用が嵩む上にメンテナンス中は補給水の計測はできない
といった不具合がある。
【0019】本発明は上記従来の欠点に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、水位検出装置からの制
御信号に対応する補給水量の値が、補給水流量計の測定
機器誤差域内に存在する場合には補給水を通水せず、測
定機器誤差域を超えた大きさの場合には補給水を通水す
るようにして、補給水流量を高精度に測定することので
きる復水器の補給水供給装置を提供することにある。
【0020】また、本発明の他の目的は、既知の補給水
量を貯える計測タンクを備えこのタンクから復水器に補
給した回数を計測することにより、間接的に補給水流量
を計測するようにした復水器の補給水供給装置を提供す
ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係わる復水器の補給水供給装置の発明
は、復水器保有水の減少分を補給するようにした復水器
の補給水供給装置において、復水器の水位を検出し、こ
の検出水位に応じた制御信号を出力する復水器水位検出
装置と、復水器に補給水を供給する補給水供給源と、こ
の補給水供給源と復水器との間を連通する補給水系統
と、この補給水系統に設けられ補給水の流量を計測する
補給水流量計と、前記補給水系統に設けられ前記水位検
出装置からの制御信号に基づいて弁開度を制御し補給水
流量を調節する流量調節弁と、を備え、前記復水器水位
検出装置の制御信号の値が、前記補給水流量計の測定誤
差域内にあるとき、前記流量調節弁を全閉状態にするこ
とを特徴とするものである。
【0022】また、請求項2に係わる復水器の補給水供
給装置の発明は、前記復水器水位検出装置を水位調整計
により構成し、この水位調整計の検出値に基づく制御信
号が、前記補給水流量計の測定誤差域内にあるとき、当
該水位調整計から出力される制御信号によって前記流量
調節弁を全閉状態にすることを特徴とするものである。
【0023】また、請求項3に係わる復水器の補給水供
給装置の発明は、前記復水器水位検出装置を水位検出器
で構成し、この水位検出器の検出信号を入力する制御装
置を設け、前記水位検出器の検出値が、前記補給水流量
計の測定誤差域内にあるとき、前記制御装置によって前
記流量調節弁を全閉状態にすることを特徴とするもので
ある。
【0024】また、請求項4に係わる復水器の補給水供
給装置の発明は、復水器保有水の減少分を補給するよう
にした復水器の補給水供給装置において、復水器の水位
を検出し、この検出水位に応じた制御信号を出力する復
水器水位検出装置と、復水器に補給水を供給する補給水
供給源と、この補給水供給源と復水器との間を連通する
補給水系統と、この補給水系統に設けられ補給水の流量
を計測する補給水流量計と、前記補給水系統に設けられ
補給水を通水または遮断する補給水遮断弁と、を備え、
前記復水器水位検出装置の制御信号の値が、前記補給水
流量計の測定誤差域内にあるとき、補給水遮断弁を全閉
状態にすることを特徴とするものである。
【0025】さらに、請求項5に係わる復水器の補給水
供給装置の発明は、復水器保有水の減少分を補給するよ
うにした復水器の補給水供給装置において、復水器の水
位を検出し、この検出水位に応じた制御信号を出力する
復水器水位検出装置と、復水器に補給水を供給する補給
水供給源と、この補給水供給源と復水器との間を連通す
る補給水系統と、この補給水系統に設けられ補給水の流
量を計測する補給水流量計と、前記補給水系統に設けら
れ前記水位検出装置からの制御信号に基づいて弁開度を
制御し補給水流量を調節する流量調節弁と、前記補給水
系統に設けられ補給水を通水または遮断する補給水遮断
弁と、を備え、前記復水器水位検出装置の制御信号の値
が、前記補給水流量計の測定誤差域内にあるとき、補給
水遮断弁を全閉状態にすることを特徴とするものであ
る。
【0026】これら請求項1ないし請求項5に係る発明
によれば、流量計の計測原理を従来使用していた容量式
から計測範囲が広い超音波式へ変更することによって常
用補給水系統を簡略化するとともに、低流量域での補給
水を止めることにより、流量計の精度保証内での補給水
流量計測が可能となる。この結果、補給水供給装置のメ
ンテナンス間隔を長くすることができ、メンテナンス費
用の圧縮を図ることができる。
【0027】さらにまた、請求項6に係わる復水器の補
給水供給装置の発明は、復水器保有水の減少分を補給す
る復水器の補給水供給装置において、復水器の水位を検
出し、この検出水位に応じた制御信号を出力する復水器
水位検出装置と、補給水を貯える補給水供給源と、この
補給水供給源と復水器との間を連通する補給水系統と、
この補給水系統に設けられた流量計測用タンクと、この
流量計測用タンクの水位を検出する流量計測用タンク水
位検出器と、前記流量計測用タンクよりも下流側の補給
水系統に設けられ、補給水を通水または遮断するための
補給水遮断弁と、前記復水器水位検出装置の制御信号お
よび流量計測用タンク水位検出器の制御信号を入力し、
復水器水位検出装置が設定値未満でかつ、流量計測用タ
ンク水位検出器が設定値以上の条件のもとで前記補給水
遮断弁を開いて補給水を通水し、この補給水遮断弁の通
水動作回数を計測する制御装置と、を備えたことを特徴
とするものである。
【0028】この請求項6に係る発明によれば、補給水
系統に流量計を廃して代わりに流量計測用タンク40を
設置し、単位時間あたりの当該タンクからの補給回数を
計測することにより補給水流量を計測することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の各
実施形態を説明する。なお、従来の技術を含め、各図を
通して共通な要素には、同一符号を付けることにより重
複説明は省略する。
【0030】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態を示す図であり、(a)は制御系を主体に
描いた概略系統図、(b)は調節弁の入出力特性図であ
る。
【0031】図1(a)で示すように本実施の形態は、
補給水系統のうち補給水ポンプ18の下流側(吐出側)
と復水器1間を連通する常用補給水系統29に対して、
補給水量を計測する超音波式流量計19Aと、この補給
水量を制御する流量調節弁20を直列に設けるように構
成している。なお、超音波式流量計19Aは、流量計と
して機械的構造がないために経年劣化に対して有利であ
る反面、低流量域での計測誤差が大きいという特徴があ
る。この低流量域での計測誤差を解消する対策が重要で
あり、これについては後で詳述する。
【0032】前記復水器1は一定量の保有水を維持する
ために、復水器水位調節計25を設けている。復水器水
位調節計25は予め定めた設定水位と現実の検出水位と
の水位差に応じた補給水量要求である制御信号を出力す
る。
【0033】すなわち、この制御信号は、水位差が小さ
い場合少さな補給水要求信号であるが、水位差が大きい
場合は大きな補給水要求信号となる。この制御信号は、
電磁弁27を介して流量調節弁20に入力され、この流
量調節弁20の開度を制御する。
【0034】ところで、前述した超音波式流量計19A
は前にも触れたが、機械的構造がないために経年劣化に
対しては有利であるものの、低流量域(流量が数%未
満)での計測精度が若干劣るという特徴がある。このた
め本実施の形態は、制御信号が低流量域を脱する大きさ
になるまでの間は常用補給水系統29に補給水を流さな
いようにした機能を制御系に持たせるようにして、超音
波式流量計19Aの計測精度を低下させないように構成
したものである。
【0035】通常、発電プラントの運転時に復水器の水
位が設定値よりも低下した場合、復水器水位調節計25
からの制御信号に基づいて流量調節弁20は弁開度を制
御し、補給水タンク17から超音波式流量計19Aおよ
び流量調節弁20を経由して復水器1へ供給するわけで
あるが、本実施の形態は、超音波式流量計19Aによる
低流量域での測定誤差を回避するため、前記復水器水位
調節計25にスナップアクション機能を新たに持たせ、
常用補給水系統29に低流量の補給水を流さないように
構成したものである。
【0036】このスナップアクション機能とは、図1
(b)で示すように、流量調節弁20に入力される制御
信号(図中、横軸の入力信号)が設定値(例えば定格値
の数%の値)X未満の場合、流量調節弁20を「全閉」
状態にし、一方設定値X以上の制御信号が入力された場
合、その入力値に応じた(図では比例関係で描いてい
る)弁開度になるように流量調節弁20の弁開度を調節
することを意味している。
【0037】したがって、流量調節弁20は、復水器水
位調節計25から入力される制御信号が設定値X未満の
低流量域では全閉状態を維持し、補給水を流さない。し
かし制御信号が設定値X以上の大きさになると、流量調
節弁20は全閉状態からいきなり弁開度Yまで開き、そ
の後は制御信号の大きさに応じた弁開度となり、この弁
開度に応じた補給水量を復水器1に補給する。
【0038】補給水の補給に伴ない復水器1の水位上昇
が上昇し、流量調整弁20に入力される制御信号が減少
方向に転じた場合でも、入力される制御信号が設定値X
以上の大きさであれば流量制御弁20の弁開度は制御信
号に応じた開度に制御され、この弁開度に応じた補給水
量を補給し続ける。しかし制御信号が設定値X未満にな
ると、流量調節弁20は全閉し補給水を止める。流量調
整弁20が開いている期間中は、補給水流量は低流量域
を脱している量なので流量計19Aによる計測結果は、
精度保証値内である。
【0039】このように、第1の実施の形態で示した発
明によれば、補給水流量計として機械的構造がないため
に経年劣化に対して有利な超音波式流量計19Aを採用
するとともに、制御系を構成する復水器水位調節計25
に対して、低流量域での補給水の供給を止める機能を持
たせるようにしたので、超音波式流量計19Aによる計
測精度の低下を回避することができ、流量計の精度保証
内での補給水流量計測が可能となる。この結果、補給水
供給装置のメンテナンス間隔を長くすることができるの
で、メンテナンス費用の圧縮を図ることができる。
【0040】また、本実施の形態で示した発明によれ
ば、補給水系統を低流量域を計測する低流量計測系統
と、高流量域を計測する高流量計測系統とに分ける必要
もないから、その分配管構造を簡素化することができ
る。
【0041】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態を示す図であり、(a)は制御系を主体に
描いた概略系統図、(b)は調節弁の入出力特性図であ
る。本実施の形態においても、超音波式流量計19Aに
よる測定機器誤差域を回避するために、流量調節弁20
の弁開度を低流量域で全閉状態にすることは第1の実施
形態と同様であるが、具体的な手段が以下述べるように
若干異なる。
【0042】本実施の形態は、図2(a)に示すように
復水器水位調節計25に代えて復水器水位検出器25A
を設けたが、この復水器水位検出器25A自体は単に水
位を検出するのみであり、前記復水器水位調節計25の
ようにスナップアクション機能は備えていない。このた
め復水器水位検出器25Aの後段に設けた制御装置34
にスナップアクション機能を持たせるように構成した。
【0043】復水器水位検出器25Aからの制御信号は
制御装置34に導かれる。制御装置34は入力された制
御信号の大きさに基づいて図2(b)に示すようなゼロ
から数%程度(設定値X)の低流量領域でスナップアク
ション機能を有する信号を出力する。この制御装置34
の出力信号は、電気/空気変換器35により空気信号に
変換されて流量調節弁20に導かれ、流量調節弁20の
弁開度を制御する。
【0044】このように本実施形態は、復水器1に保有
水の水位を検出する復水器水位検出器を設け、しかもこ
の復水器水位検出器の後段の制御装置にスナップアクシ
ョン機能を持たせるように構成したので、第1の実施の
形態と同様、精度低下を引き起こす低流量領域では流量
調節弁20を全閉にして補給水を流さず、流量計19A
の精度保証内で補給水を流すようにしたので、流量計1
9Aによる補給水流量計測は正確に行える。
【0045】なお、本実施形態は、復水器水位検出器お
よび制御装置とも単一機能部品であるから、スナップア
クション機能を備えた復水器水位調節計に比べて安価に
製作することができる。
【0046】(第3の実施形態)図3は本発明の第3の
実施形態を示す図であり、(a)は制御系を主体に描い
た概略系統図、(b)は制御信号と弁開度との関係を表
す図である。
【0047】図3(a)において、常用補給水系統29
に補給水遮断弁36、超音波式流量計19Aおよび流量
調節弁20を設け、さらに補給水遮断弁36を第1の復
水器水位検出器25Bからの制御信号によって開閉制御
するとともに、第2の復水器水位検出器25Cの制御信
号を第1の実施形態と同様に電磁弁27を介して流量調
整弁20に導入し、その弁開度を制御するように構成し
たものである。第2の復水器水位検出器25Cは前述し
たスナップアクション機能は備えておらず、単に水位検
出機能のみ備えている。
【0048】本実施の形態の場合、復水器1の水位低下
が水位検出器25Bの動作する予定の設定水位(図には
示さないがL1とする)よりも下がらない場合、補給水
遮断弁36を「全閉」にして補給水の供給を行わず、復
水器1の水位低下が設定値L1をよりも下がった場合、
補給水遮断弁36を「全開」にする。
【0049】図3(b)において、破線は補給水遮断弁
36の弁開度、一点鎖線線は流量制御弁20の弁開度、
実線は補給水流量をそれぞれ示す。そして、図中横軸の
設定値Xと前述の設定水位L1とは対応関係にあり、復
水器水位が設定水位L1に達すると、補給水遮断弁36
の入力される制御信号が設定値Xに達する関係になって
いる。
【0050】補給水遮断弁36は、入力される制御信号
が設定値X未満の場合、仮に流量制御弁20が開いてい
ても、補給水遮断弁36が全閉状態のため、常用補給水
系統29に補給水が流れることはない。しかし、補給水
遮断弁36に設定値X以上の制御信号が入力されると、
補給水遮断弁36はいきなり全開状態となるので、流量
制御弁20の弁開度に応じた補給水が常用補給水系統2
9に流れるようになる。
【0051】このように、補給水遮断弁36が全開した
時は既に流量調節弁20は制御信号に応じて正常に制御
されているので、常用補給水系統29に流れる補給水の
量は超音波流量計19Aで正しく計測される。
【0052】以上述べたように、本実施形態の場合も、
超音波流量計の精度低下を引き起こす低流量領域では補
給水遮断弁36により補給水を遮断するようにしたの
で、低流量領域を超えた領域では流量計19Aの精度保
証内にて補給水流量を正しく計測することができる。
【0053】(第4の実施の形態)図4は本発明の第4
実施形態の制御系を主体に描いた概略系統図である。本
実施の形態は、上述した第3の実施の形態と同様、復水
器1の水位が設定水位L1未満の場合補給水遮断弁36
を全閉にし、復水器1の水位が設定水位L1以下となっ
た場合、補給水遮断弁36を全開にすることにより、常
用補給水系統29の低流量領域を無くすようにしたもの
である。
【0054】本実施の形態の基本的な構成は第3の実施
の形態と同様であるが、流量調整弁20に制御信号を出
力する電磁弁27を、制御装置34および電気/空気変
換器35置き換えたものである。
【0055】本実施の形態についても、補給水遮断弁3
6を全開にする条件が成立した場合には、既に流量調節
弁20は水位検出器25Bの制御信号に応じた開度とな
るように構成されている。そして補給水遮断弁36が全
開になったあとは流量調節弁20の弁開度に応じた補給
水が流れるようになり,超音波流量計19Aの精度保証
内にて補給水流量計測が可能となる。
【0056】以上述べたように、本実施形態の場合も、
超音波流量計の精度低下を引き起こす低流量領域では補
給水遮断弁36により補給水を遮断するようにしたの
で、低流量領域を超えた領域では流量計19Aの精度保
証内にて補給水流量を正しく計測することができる。
【0057】(第5の実施の形態)図5は本発明の第5
の実施形態の制御系を主体に描いた概略系統図である。
本実施の形態の場合も既に説明した実施の形態と同様、
常用補給水系統29に流れる低流量領域を無くすように
したもので、常用補給水系統29に超音波式流量計19
Aおよび補給水遮断弁36を設け、この補給水遮断弁3
6を復水器水位検出器25Aからの制御信号によって
「全開」か「全閉」に制御するように構成したものであ
る。
【0058】本実施の形態によれば、常用補給水系統2
9に低流量領域がないので計測精度の低下を抑えること
ができ、流量計の精度保証内にて補給水流量計測が可能
となる。
【0059】(第6の実施の形態)図6は本発明の第6
実施形態の制御系を主体に描いた概略系統図である。本
実施の形態は、常用補給水系統29に一定量の補給水を
貯めておく補給水流量計測用タンクを置き、このタンク
が単位時間あたりに何回補給水を排出したかを計測し、
それを積算することによって補給水流量を間接的に計測
するようにしたものである。
【0060】本実施の形態は、図6で示すように補給水
系統として、常用補給水系統29に補給水流量計測用タ
ンク40を設けるとともに、このタンク40の上流およ
び下流にそれぞれ補給水流量計測タンク入口遮断弁41
および補給水遮断弁36を設けている。そして、制御系
として復水器1の水位検出器25Aからの制御信号を制
御装置34へ入力する一方、前記補給水流量計測タンク
40に設けた水位検出器42にて検出した補給水流量計
測タンク40の水位信号を前記制御装置34へ併せて入
力するように構成し、さらに補給水流量計測タンク40
に設けたもう一つの水位検出器43で検出した水位信号
によって、前記補給水流量計測タンク入口遮断弁41を
「全閉」か「全開」かのいずれかに制御するように構成
している。
【0061】以下、本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、水位検出器25Aにて復水器1の水位を計測し、計
測結果を制御装置34へ入力する。一方、補給水流量計
測タンク40の水位を水位検出器42にて計測し前記制
御装置34へ併せて入力する。
【0062】制御装置34では、復水器1の水位が予め
定めた設定値L2(前記L1と同じでもよいし、異なっ
ていてもよい)以下に下がっていること、および補給水
流量計測タンク40の水位が上限設定値L3にあること
を条件として、補給水遮断弁36を全開状態にする。な
お、このとき前記入口遮断弁41は全閉状態にし、補給
水が流入しないようにする。
【0063】これにより、補給水流量計測タンク40に
貯められている一定量の補給水は、補給水遮断弁36を
経て復水器1へ流入する。補給水が復水器1へ流入した
ことにより補給水流量計測タンク40の水位が下がり、
下限設定値L4以下になったことを水位検出器42,4
3が検出すると、水位検出器42により補給水遮断弁3
6を全閉にして復水器1への補給を止めるとともに、水
位検出器43により補給水流量計測タンク入口遮断弁4
1を全開状態にして、補給水タンク17から、補給水流
量計測用タンク40へ補給水を流入させ、上限設定値L
3まで貯める。
【0064】この「補給水流量計測タンク40から復水
器1への補給、補給水タンク17から補給水流量計測用
タンク40へ補給水の供給」の動作を繰り返すことで、
補給水流量計測タンク40に貯めておいた補給水を一定
量づつ補給させることが可能となり、このときの補給水
遮断弁36の動作回数を計測することにより、復水器補
給水流量を計測することができる。このように、本実施
の形態によれば第1ないし第5実施の形態のように、流
量計を用いなくても補給水量を計測することができる。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係わる復水
器の補給水供給装置によれば、測定誤差の大きい低流量
領域では補給水を流さないようなシステムを構築したの
で、従来と同等の復水器補給水流量測定を可能にした復
水器の補給水供給装置を提供することにある。
【0066】また、別の発明によれば、補給水系統に一
定量の補給水を貯える流量計測タンクと、このタンクの
出口側に補給水遮断弁を設け、この補給水遮断弁の動作
回数を計測することにより、復水器補給水流量を計測す
ることができる。
【0067】このように、簡略化された補給水系統によ
って従来と同等の精度を保ちながら流量制御監視が行え
るので、従来の技術課題を一掃し、発電プラントの安定
運転に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図であり、
(a)は制御系を主体に描いた概略系統図、(b)は流
量調節弁の入出力特性図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す図であり、
(a)は制御系を主体に描いた概略系統図、(b)は流
量調節弁の特性図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す図であり、
(a)は制御系を主体に描いた概略系統図、(b)は流
量調節弁等の特性と、補給水量の関係を表す図。
【図4】本発明の第4の実施の形態の制御系を主体に描
いた概略系統図。
【図5】本発明の第5の実施の形態の制御系を主体に描
いた概略系統図。
【図6】本発明の第6の実施の形態の制御系を主体に描
いた概略系統図。
【図7】一般的な火力発電設備の概略系統図。
【図8】火力発電設備補給水の概略系統図。
【符号の説明】
1…復水器、2…復水ポンプ、3…脱気器水位調節弁、
4…低圧ヒータ、5…脱気器、6…給水ポンプ、7…高
圧ヒータ、8…ボイラ、9…主蒸気止め弁、10…蒸気
加減弁、11…高圧タービン、12…再熱器、13…中
間蒸気弁、14…中圧タービン、15…低圧タービン、
16…低圧タービン、17…補給水タンク、18…補給
水ポンプ、19…常用補給水低流量流量計、19A…常
用補給水流量計、20…常用補給水低流量調節弁、21
…常用補給水高流量用流量計、22…常用補給水高流量
用調節弁、23…非常用補給水流量計、24…非常用補
給水仕切弁、25…復水器水位調節計、25A〜25C
…復水器水位検出器、26…常用補給水高流量調節弁強
制閉用電磁弁、27…常用補給水低流量調節弁強制閉用
電磁弁、28…非常用補給水系統、29…常用補給水系
統、30…常用補給水低流量計測系統、31…常用補給
水高流量計測系統、34…制御装置、35…電/空変換
器、36…補給水遮断弁、40…補給水流量計測タン
ク、41…補給水流量計測タンク入口遮断弁、42…補
給水流量計測タンク水位検出器(補給水遮断弁操作
用)、43…補給水流量計測タンク水位検出器(入口遮
断弁操作用)。
フロントページの続き (72)発明者 藤島 英樹 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 金井 宏真 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2G075 CA19 DA05 DA06 FA20 GA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復水器保有水の減少分を補給するように
    した復水器の補給水供給装置において、復水器の水位を
    検出し、この検出水位に応じた制御信号を出力する復水
    器水位検出装置と、復水器に補給水を供給する補給水供
    給源と、この補給水供給源と復水器との間を連通する補
    給水系統と、この補給水系統に設けられ補給水の流量を
    計測する補給水流量計と、前記補給水系統に設けられ前
    記水位検出装置からの制御信号に基づいて弁開度を制御
    し補給水流量を調節する流量調節弁と、を備え、前記復
    水器水位検出装置の制御信号の値が、前記補給水流量計
    の測定誤差域内にあるとき、前記流量調節弁を全閉状態
    にすることを特徴とする復水器の補給水供給装置。
  2. 【請求項2】 前記復水器水位検出装置を水位調整計に
    より構成し、この水位調整計の検出値に基づく制御信号
    が、前記補給水流量計の測定誤差域内にあるとき、当該
    水位調整計から出力される制御信号によって前記流量調
    節弁を全閉状態にすることを特徴とする請求項1記載の
    復水器の補給水供給装置。
  3. 【請求項3】 前記復水器水位検出装置を水位検出器で
    構成し、この水位検出器の検出信号を入力する制御装置
    を設け、前記水位検出器の検出値が、前記補給水流量計
    の測定誤差域内にあるとき、前記制御装置によって前記
    流量調節弁を全閉状態にすることを特徴とする請求項1
    記載の復水器の補給水供給装置。
  4. 【請求項4】 復水器保有水の減少分を補給するように
    した復水器の補給水供給装置において、復水器の水位を
    検出し、この検出水位に応じた制御信号を出力する復水
    器水位検出装置と、復水器に補給水を供給する補給水供
    給源と、この補給水供給源と復水器との間を連通する補
    給水系統と、この補給水系統に設けられ補給水の流量を
    計測する補給水流量計と、前記補給水系統に設けられ補
    給水を通水または遮断する補給水遮断弁と、を備え、前
    記復水器水位検出装置の制御信号の値が、前記補給水流
    量計の測定誤差域内にあるとき、補給水遮断弁を全閉状
    態にすることを特徴とする復水器の補給水供給装置。
  5. 【請求項5】 復水器保有水の減少分を補給するように
    した復水器の補給水供給装置において、復水器の水位を
    検出し、この検出水位に応じた制御信号を出力する復水
    器水位検出装置と、復水器に補給水を供給する補給水供
    給源と、この補給水供給源と復水器との間を連通する補
    給水系統と、この補給水系統に設けられ補給水の流量を
    計測する補給水流量計と、前記補給水系統に設けられ前
    記水位検出装置からの制御信号に基づいて弁開度を制御
    し補給水流量を調節する流量調節弁と、前記補給水系統
    に設けられ補給水を通水または遮断する補給水遮断弁
    と、を備え、前記復水器水位検出装置の制御信号の値
    が、前記補給水流量計の測定誤差域内にあるとき、補給
    水遮断弁を全閉状態にすることを特徴とする復水器の補
    給水供給装置。
  6. 【請求項6】 復水器保有水の減少分を補給する復水器
    の補給水供給装置において、復水器の水位を検出し、こ
    の検出水位に応じた制御信号を出力する復水器水位検出
    装置と、補給水を貯える補給水供給源と、この補給水供
    給源と復水器との間を連通する補給水系統と、この補給
    水系統に設けられた流量計測用タンクと、この流量計測
    用タンクの水位を検出する流量計測用タンク水位検出器
    と、前記流量計測用タンクよりも下流側の補給水系統に
    設けられ、補給水を通水または遮断するための補給水遮
    断弁と、前記復水器水位検出装置の制御信号および流量
    計測用タンク水位検出器の制御信号を入力し、復水器水
    位検出装置が設定値未満でかつ、流量計測用タンク水位
    検出器が設定値以上の条件のもとで前記補給水遮断弁を
    開いて補給水を通水し、この補給水遮断弁の通水動作回
    数を計測する制御装置と、を備えたことを特徴とする復
    水器の補給水供給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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