JP2003134084A - 無線受信装置及び無線受信方法 - Google Patents
無線受信装置及び無線受信方法Info
- Publication number
- JP2003134084A JP2003134084A JP2001326327A JP2001326327A JP2003134084A JP 2003134084 A JP2003134084 A JP 2003134084A JP 2001326327 A JP2001326327 A JP 2001326327A JP 2001326327 A JP2001326327 A JP 2001326327A JP 2003134084 A JP2003134084 A JP 2003134084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subcarrier
- signal
- channel estimation
- ofdm
- spread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 OFDM−CDMA方式において、拡散
符号間の相互相関を除去して受信品質を向上させるこ
と。 【解決手段】 チャネル推定値と拡散符号との間の畳み
込み演算で行列Aを作成する。なお、本実施の形態で
は、マルチパスが複数のOFDMシンボルにまたがらな
いので、畳み込み演算ではなく乗算となる。行列Aの相
関演算AHA(行列)を算出する。行列AHAは、対角成
分にそれぞれの拡散符号のフェージング伝搬路の利得が
現れ、対角成分以外にそれぞれの拡散符号の相互相関が
現れる。送信シンボルxについての式AHAx=bを解
くことにより、すなわち逆拡散信号bに対してAHAの
逆行列[AHA]-1を乗算することにより、窓幅W’に
含まれるパスについての拡散符号の相互相関を除去した
複数の信号を復調する。
符号間の相互相関を除去して受信品質を向上させるこ
と。 【解決手段】 チャネル推定値と拡散符号との間の畳み
込み演算で行列Aを作成する。なお、本実施の形態で
は、マルチパスが複数のOFDMシンボルにまたがらな
いので、畳み込み演算ではなく乗算となる。行列Aの相
関演算AHA(行列)を算出する。行列AHAは、対角成
分にそれぞれの拡散符号のフェージング伝搬路の利得が
現れ、対角成分以外にそれぞれの拡散符号の相互相関が
現れる。送信シンボルxについての式AHAx=bを解
くことにより、すなわち逆拡散信号bに対してAHAの
逆行列[AHA]-1を乗算することにより、窓幅W’に
含まれるパスについての拡散符号の相互相関を除去した
複数の信号を復調する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信方式において使用されるOFDM−CDMA方式の無
線受信装置及び無線受信方法に関する。
信方式において使用されるOFDM−CDMA方式の無
線受信装置及び無線受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル無線通信システムにお
いて、OFDM変調方式により得られる送信データを高
速で伝送できるといった長所と、CDMA変調方式によ
り得られる干渉及び雑音に強いといった長所とを有効に
利用することにより、多数の通信端末に高品質の送信デ
ータを高速で伝送し得る方式、すなわちOFDM方式と
CDMA方式を組み合わせた通信方式(以下、これをO
FDM−CDMA方式と呼ぶ)が開発されている。
いて、OFDM変調方式により得られる送信データを高
速で伝送できるといった長所と、CDMA変調方式によ
り得られる干渉及び雑音に強いといった長所とを有効に
利用することにより、多数の通信端末に高品質の送信デ
ータを高速で伝送し得る方式、すなわちOFDM方式と
CDMA方式を組み合わせた通信方式(以下、これをO
FDM−CDMA方式と呼ぶ)が開発されている。
【0003】図4は、従来のOFDM−CDMA方式の
無線受信装置の構成を示すブロック図である。無線信号
は、アンテナ401を介して無線受信部402において
受信される。無線受信部402では、受信された信号に
対して所定の無線受信処理(例えば、ダウンコンバート
やA/D変換など)を行い、無線受信処理後の信号をガ
ードインターバル除去部403に出力する。
無線受信装置の構成を示すブロック図である。無線信号
は、アンテナ401を介して無線受信部402において
受信される。無線受信部402では、受信された信号に
対して所定の無線受信処理(例えば、ダウンコンバート
やA/D変換など)を行い、無線受信処理後の信号をガ
ードインターバル除去部403に出力する。
【0004】ガードインターバル除去部403では、無
線受信処理後の信号に挿入されているガードインターバ
ルを除去し、ガードインターバル除去後の信号をシリア
ル/パラレル(S/P)変換部404に出力する。S/
P変換部404では、ガードインターバル除去後の信号
をS/P変換し、S/P変換後の信号を並列にFFT
(Fast Fourier Transform)処理部405に出力する。
線受信処理後の信号に挿入されているガードインターバ
ルを除去し、ガードインターバル除去後の信号をシリア
ル/パラレル(S/P)変換部404に出力する。S/
P変換部404では、ガードインターバル除去後の信号
をS/P変換し、S/P変換後の信号を並列にFFT
(Fast Fourier Transform)処理部405に出力する。
【0005】FFT処理部405では、S/P変換後の
信号にFFT処理を行ってサブキャリア毎の情報に変換
し、このFFT処理後の信号をフェージング補償部40
6に出力する。なお、FFT処理後の信号のうち既知信
号であるパイロットシンボルは、サブキャリア毎にチャ
ネル推定部408に出力される。
信号にFFT処理を行ってサブキャリア毎の情報に変換
し、このFFT処理後の信号をフェージング補償部40
6に出力する。なお、FFT処理後の信号のうち既知信
号であるパイロットシンボルは、サブキャリア毎にチャ
ネル推定部408に出力される。
【0006】サブキャリア毎チャネル推定部408は、
サブキャリア毎のパイロットシンボルを用いてサブキャ
リア毎にチャネル推定を行い、得られたサブキャリア毎
のチャネル推定値をフェージング補償部406に出力す
る。
サブキャリア毎のパイロットシンボルを用いてサブキャ
リア毎にチャネル推定を行い、得られたサブキャリア毎
のチャネル推定値をフェージング補償部406に出力す
る。
【0007】フェージング補償部406では、FFT処
理後のサブキャリア毎の信号に、それぞれのサブキャリ
ア毎のチャネル推定値を乗算して、FFT処理後のサブ
キャリア毎の信号に対してフェージング補償を行う。フ
ェージング補償されたサブキャリア毎の信号は、逆拡散
部407に出力される。逆拡散部407では、フェージ
ング補償後のサブキャリア毎の信号に対して、送信側で
使用した拡散符号で逆拡散処理を行って、受信データを
再生する。
理後のサブキャリア毎の信号に、それぞれのサブキャリ
ア毎のチャネル推定値を乗算して、FFT処理後のサブ
キャリア毎の信号に対してフェージング補償を行う。フ
ェージング補償されたサブキャリア毎の信号は、逆拡散
部407に出力される。逆拡散部407では、フェージ
ング補償後のサブキャリア毎の信号に対して、送信側で
使用した拡散符号で逆拡散処理を行って、受信データを
再生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】OFDM−CDMA方
式においては、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎の
フェージング伝搬路が異なるために、拡散符号間の直交
性が保てなくなり、拡散符号の相互相関が発生して通信
品質を保つのは難しくなるという問題がある。
式においては、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎の
フェージング伝搬路が異なるために、拡散符号間の直交
性が保てなくなり、拡散符号の相互相関が発生して通信
品質を保つのは難しくなるという問題がある。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、OFDM−CDMA方式において、拡散符号間の
相互相関を除去して受信品質を向上させることができる
無線受信装置及び無線受信方法を提供することを目的と
する。
あり、OFDM−CDMA方式において、拡散符号間の
相互相関を除去して受信品質を向上させることができる
無線受信装置及び無線受信方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の無線受信装置
は、拡散変調されたOFDMシンボル及び既知信号を含
む受信信号を受信するOFDM−CDMA方式の無線受
信装置であって、前記受信信号の既知信号を用いてサブ
キャリア毎のチャネル推定を行うチャネル推定手段と、
前記チャネル推定手段で得られたチャネル推定値を用い
てサブキャリア毎のフェージング補償を行うフェージン
グ補償手段と、フェージング補償後の拡散変調されたO
FDMシンボルに逆拡散処理を行う逆拡散手段と、前記
逆拡散処理後の信号に対して干渉除去処理を行って全コ
ードの受信信号を出力する干渉除去手段と、を具備する
構成を採る。
は、拡散変調されたOFDMシンボル及び既知信号を含
む受信信号を受信するOFDM−CDMA方式の無線受
信装置であって、前記受信信号の既知信号を用いてサブ
キャリア毎のチャネル推定を行うチャネル推定手段と、
前記チャネル推定手段で得られたチャネル推定値を用い
てサブキャリア毎のフェージング補償を行うフェージン
グ補償手段と、フェージング補償後の拡散変調されたO
FDMシンボルに逆拡散処理を行う逆拡散手段と、前記
逆拡散処理後の信号に対して干渉除去処理を行って全コ
ードの受信信号を出力する干渉除去手段と、を具備する
構成を採る。
【0011】この構成によれば、サブキャリア毎にフェ
ージング補償してマルチパス干渉除去を行うので、すな
わち、サブキャリア毎のチャネル推定値を用いるので、
拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージング伝
搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関を除去
することができ、受信性能を向上することができる。
ージング補償してマルチパス干渉除去を行うので、すな
わち、サブキャリア毎のチャネル推定値を用いるので、
拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージング伝
搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関を除去
することができ、受信性能を向上することができる。
【0012】本発明の無線受信装置は、上記構成におい
て、マルチパスが1OFDMシンボル内である構成を採
る。
て、マルチパスが1OFDMシンボル内である構成を採
る。
【0013】本発明の無線受信装置は、上記構成におい
て、マルチパスが複数のOFDMシンボルに及ぶ構成を
採る。
て、マルチパスが複数のOFDMシンボルに及ぶ構成を
採る。
【0014】この構成によれば、マルチパスが複数のO
FDMシンボルに及んでも1OFDMシンボル内であっ
ても、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージ
ング伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関
を除去することができ、受信性能を向上することができ
る。
FDMシンボルに及んでも1OFDMシンボル内であっ
ても、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージ
ング伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関
を除去することができ、受信性能を向上することができ
る。
【0015】本発明の無線受信装置は、上記構成におい
て、OFDM−CDMA方式が、周波数軸及び時間軸上
にチップを拡散配置して伝送を行う2次元拡散のOFD
M−CDMA方式である構成を採る。
て、OFDM−CDMA方式が、周波数軸及び時間軸上
にチップを拡散配置して伝送を行う2次元拡散のOFD
M−CDMA方式である構成を採る。
【0016】この構成によれば、2次元拡散の場合であ
っても、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェー
ジング伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相
関を除去することができ、受信性能を向上することがで
きる。
っても、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェー
ジング伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相
関を除去することができ、受信性能を向上することがで
きる。
【0017】本発明の無線受信装置は、上記構成におい
て、干渉除去手段が、最大拡散率分について相互相関の
除去を行う構成を採る。
て、干渉除去手段が、最大拡散率分について相互相関の
除去を行う構成を採る。
【0018】この構成によれば、遅延波がシンボルにま
たがらない場合に、演算負荷を軽減することが可能であ
る。
たがらない場合に、演算負荷を軽減することが可能であ
る。
【0019】本発明の無線基地局装置は、上記無線受信
装置を備えたことを特徴とする。本発明の通信端末装置
は、上記無線受信装置を備えたことを特徴とする。これ
らの構成によれば、OFDM−CDMA方式のディジタ
ル無線通信システムにおいて、拡散符号を割り当てたサ
ブキャリア毎のフェージング伝搬路が違うために発生す
る拡散符号間の相互相関を除去することができ、受信性
能を向上することができる。
装置を備えたことを特徴とする。本発明の通信端末装置
は、上記無線受信装置を備えたことを特徴とする。これ
らの構成によれば、OFDM−CDMA方式のディジタ
ル無線通信システムにおいて、拡散符号を割り当てたサ
ブキャリア毎のフェージング伝搬路が違うために発生す
る拡散符号間の相互相関を除去することができ、受信性
能を向上することができる。
【0020】本発明の無線受信方法は、拡散変調された
OFDMシンボル及び既知信号を含む受信信号を受信す
るOFDM−CDMA方式の無線受信方法であって、前
記受信信号の既知信号を用いてサブキャリア毎のチャネ
ル推定を行うチャネル推定工程と、前記チャネル推定手
段で得られたチャネル推定値を用いてサブキャリア毎の
フェージング補償を行うフェージング補償工程と、フェ
ージング補償後の拡散変調されたOFDMシンボルに逆
拡散処理を行う逆拡散工程と、前記逆拡散処理後の信号
に対して干渉除去処理を行って全コードの受信信号を出
力する干渉除去工程と、を具備する。
OFDMシンボル及び既知信号を含む受信信号を受信す
るOFDM−CDMA方式の無線受信方法であって、前
記受信信号の既知信号を用いてサブキャリア毎のチャネ
ル推定を行うチャネル推定工程と、前記チャネル推定手
段で得られたチャネル推定値を用いてサブキャリア毎の
フェージング補償を行うフェージング補償工程と、フェ
ージング補償後の拡散変調されたOFDMシンボルに逆
拡散処理を行う逆拡散工程と、前記逆拡散処理後の信号
に対して干渉除去処理を行って全コードの受信信号を出
力する干渉除去工程と、を具備する。
【0021】この方法によれば、サブキャリア毎にフェ
ージング補償してマルチパス干渉除去を行うので、すな
わち、サブキャリア毎のチャネル推定値を用いるので、
拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージング伝
搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関を除去
することができ、受信性能を向上することができる。
ージング補償してマルチパス干渉除去を行うので、すな
わち、サブキャリア毎のチャネル推定値を用いるので、
拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージング伝
搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関を除去
することができ、受信性能を向上することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明者は、OFDM方式及びC
DMA方式の技術を考慮し、これらのそれぞれの技術で
は解決できないOFDM−CDMA方式特有の課題に着
目した。すなわち、OFDM方式では、マルチパスを吸
収するためにガードインターバルを挿入する技術を採用
している。また、CDMA方式では、時間軸上での直交
性を維持するためにRAKE受信技術を導入している。
DMA方式の技術を考慮し、これらのそれぞれの技術で
は解決できないOFDM−CDMA方式特有の課題に着
目した。すなわち、OFDM方式では、マルチパスを吸
収するためにガードインターバルを挿入する技術を採用
している。また、CDMA方式では、時間軸上での直交
性を維持するためにRAKE受信技術を導入している。
【0023】ところが、サブキャリア毎に拡散変調信号
を配置して通信を行うOFDM−CDMA方式では、O
FDM方式単独、CDMA方式単独では問題とならな
い、サブキャリア間での直交性を維持することが要求さ
れる。そこで、本発明者は、この点を解決すべく本発明
をするに至った。
を配置して通信を行うOFDM−CDMA方式では、O
FDM方式単独、CDMA方式単独では問題とならな
い、サブキャリア間での直交性を維持することが要求さ
れる。そこで、本発明者は、この点を解決すべく本発明
をするに至った。
【0024】すなわち、本発明の骨子は、サブキャリア
毎にフェージング補償してマルチパス干渉除去を行っ
て、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージン
グ伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関を
除去し、受信性能を向上することである。
毎にフェージング補償してマルチパス干渉除去を行っ
て、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージン
グ伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関を
除去し、受信性能を向上することである。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態では、OFDM−CDM
A方式において、マルチパスが複数シンボルに及ばない
(1OFDMシンボル内)ときに拡散符号間の相互相関
を除去して受信品質を向上させる場合について説明す
る。
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態では、OFDM−CDM
A方式において、マルチパスが複数シンボルに及ばない
(1OFDMシンボル内)ときに拡散符号間の相互相関
を除去して受信品質を向上させる場合について説明す
る。
【0026】図1は、本発明の実施の形態1に係る無線
受信装置の構成を示すブロック図である。図2は、実施
の形態1に係る無線受信装置と無線通信を行う無線送信
装置の構成を示すブロック図である。
受信装置の構成を示すブロック図である。図2は、実施
の形態1に係る無線受信装置と無線通信を行う無線送信
装置の構成を示すブロック図である。
【0027】送信データは、変調部201でディジタル
変調され、ディジタル変調後の信号がS/P変換部20
2に出力される。S/P変換部202では、ディジタル
変調後の信号をS/P変換し、S/P変換後の信号を複
数の拡散部203に出力する。
変調され、ディジタル変調後の信号がS/P変換部20
2に出力される。S/P変換部202では、ディジタル
変調後の信号をS/P変換し、S/P変換後の信号を複
数の拡散部203に出力する。
【0028】各拡散部203では、S/P変換後の信号
に対してそれぞれの拡散符号で拡散変調処理を行う。拡
散後の信号はS/P変換部204に出力される。S/P
変換部204では、サブキャリア分のチップ数を蓄え
る。これらのチップは、IFFT処理部205に出力さ
れる。
に対してそれぞれの拡散符号で拡散変調処理を行う。拡
散後の信号はS/P変換部204に出力される。S/P
変換部204では、サブキャリア分のチップ数を蓄え
る。これらのチップは、IFFT処理部205に出力さ
れる。
【0029】IFFT処理部205では、チップに対し
てIFFT処理を行い、IFFT処理後のサブキャリア
毎の信号(周波数情報)をP/S変換部206に出力す
る。P/S変換部206では、IFFT処理後のサブキ
ャリア毎の信号をP/S変換し、P/S変換後の信号を
ガードインターバル挿入部207に出力する。
てIFFT処理を行い、IFFT処理後のサブキャリア
毎の信号(周波数情報)をP/S変換部206に出力す
る。P/S変換部206では、IFFT処理後のサブキ
ャリア毎の信号をP/S変換し、P/S変換後の信号を
ガードインターバル挿入部207に出力する。
【0030】ガードインターバル挿入部207では、P
/S変換後の信号にIFFT処理後の信号の一部のコピ
ーであるガードインターバルを挿入する。ガードインタ
ーバル挿入後の信号は、無線送信部208に出力され
る。
/S変換後の信号にIFFT処理後の信号の一部のコピ
ーであるガードインターバルを挿入する。ガードインタ
ーバル挿入後の信号は、無線送信部208に出力され
る。
【0031】無線送信部208では、ガードインターバ
ル挿入後の信号に対して所定の無線送信処理(例えば、
D/A変換やアップコンバードなど)を行い、無線送信
処理後の信号を無線信号としてアンテナ209を介して
送信する。
ル挿入後の信号に対して所定の無線送信処理(例えば、
D/A変換やアップコンバードなど)を行い、無線送信
処理後の信号を無線信号としてアンテナ209を介して
送信する。
【0032】無線信号は、アンテナ101を介して無線
受信部102において受信される。無線受信部102で
は、受信された信号に対して所定の無線受信処理(例え
ば、ダウンコンバートやA/D変換など)を行い、無線
受信処理後の信号をガードインターバル除去部103に
出力する。
受信部102において受信される。無線受信部102で
は、受信された信号に対して所定の無線受信処理(例え
ば、ダウンコンバートやA/D変換など)を行い、無線
受信処理後の信号をガードインターバル除去部103に
出力する。
【0033】ガードインターバル除去部103では、無
線受信処理後の信号に挿入されているガードインターバ
ルを除去し、ガードインターバル除去後の信号をS/P
変換部104に出力する。S/P変換部104では、ガ
ードインターバル除去後の信号をS/P変換し、S/P
変換後の信号を並列にFFT処理部105に出力する。
線受信処理後の信号に挿入されているガードインターバ
ルを除去し、ガードインターバル除去後の信号をS/P
変換部104に出力する。S/P変換部104では、ガ
ードインターバル除去後の信号をS/P変換し、S/P
変換後の信号を並列にFFT処理部105に出力する。
【0034】FFT処理部105では、S/P変換後の
信号にFFT処理を行ってサブキャリア毎の情報に変換
し、このFFT処理後の信号をフェージング補償部10
6に出力する。なお、FFT処理後の信号のうち既知信
号であるパイロットシンボルは、サブキャリア毎にサブ
キャリア毎チャネル推定部108に出力される。
信号にFFT処理を行ってサブキャリア毎の情報に変換
し、このFFT処理後の信号をフェージング補償部10
6に出力する。なお、FFT処理後の信号のうち既知信
号であるパイロットシンボルは、サブキャリア毎にサブ
キャリア毎チャネル推定部108に出力される。
【0035】サブキャリア毎チャネル推定部108は、
サブキャリア毎のパイロットシンボルを用いてサブキャ
リア毎にチャネル推定を行い、得られたサブキャリア毎
のチャネル推定値をフェージング補償部106に出力す
る。
サブキャリア毎のパイロットシンボルを用いてサブキャ
リア毎にチャネル推定を行い、得られたサブキャリア毎
のチャネル推定値をフェージング補償部106に出力す
る。
【0036】フェージング補償部106では、FFT処
理後のサブキャリア毎の信号に、それぞれのサブキャリ
ア毎のチャネル推定値を乗算して、FFT処理後のサブ
キャリア毎の信号に対してフェージング補償を行う。フ
ェージング補償されたサブキャリア毎の信号は、逆拡散
部107に出力される。
理後のサブキャリア毎の信号に、それぞれのサブキャリ
ア毎のチャネル推定値を乗算して、FFT処理後のサブ
キャリア毎の信号に対してフェージング補償を行う。フ
ェージング補償されたサブキャリア毎の信号は、逆拡散
部107に出力される。
【0037】逆拡散部107では、フェージング補償後
のサブキャリア毎の信号に対して、送信側で使用した拡
散符号で逆拡散処理を行って、シンボルを再生する。こ
のシンボルは、マルチコード干渉除去部109に出力さ
れる。マルチコード干渉除去部109では、再生された
シンボルに対してマルチコード干渉除去処理を行う。こ
のマルチコード干渉除去処理により、全コードの受信デ
ータが出力される。
のサブキャリア毎の信号に対して、送信側で使用した拡
散符号で逆拡散処理を行って、シンボルを再生する。こ
のシンボルは、マルチコード干渉除去部109に出力さ
れる。マルチコード干渉除去部109では、再生された
シンボルに対してマルチコード干渉除去処理を行う。こ
のマルチコード干渉除去処理により、全コードの受信デ
ータが出力される。
【0038】次に、上記構成を有する無線受信装置の動
作について説明する。上述したように、OFDM−CD
MA方式では、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎の
フェージング伝搬路が異なるために、拡散符号間の直交
性が保てなくなり、拡散符号の相互相関が発生して通信
品質を保つのは難しくなる。本実施の形態では、サブキ
ャリア毎のフェージング補償を行うことにより、拡散符
号間の相互相関を除去する。
作について説明する。上述したように、OFDM−CD
MA方式では、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎の
フェージング伝搬路が異なるために、拡散符号間の直交
性が保てなくなり、拡散符号の相互相関が発生して通信
品質を保つのは難しくなる。本実施の形態では、サブキ
ャリア毎のフェージング補償を行うことにより、拡散符
号間の相互相関を除去する。
【0039】具体的には、図1に示す無線受信装置にお
けるフェージング補償部106で、サブキャリア毎のチ
ャネル推定値を用いてフェージング補償を行い、その出
力を用いて逆拡散処理を行った後に、マルチコード干渉
除去部109で逆拡散信号(b)に対してマルチコード
干渉除去を行う。以下、マルチコード干渉除去について
詳細に説明する。
けるフェージング補償部106で、サブキャリア毎のチ
ャネル推定値を用いてフェージング補償を行い、その出
力を用いて逆拡散処理を行った後に、マルチコード干渉
除去部109で逆拡散信号(b)に対してマルチコード
干渉除去を行う。以下、マルチコード干渉除去について
詳細に説明する。
【0040】まず、チャネル推定値と拡散符号との間の
畳み込み演算で行列Aを作成する。なお、本実施の形態
では、マルチパスが複数のOFDMシンボルにまたがら
ないので、畳み込み演算ではなく乗算となる。
畳み込み演算で行列Aを作成する。なお、本実施の形態
では、マルチパスが複数のOFDMシンボルにまたがら
ないので、畳み込み演算ではなく乗算となる。
【0041】行列Aの演算量は、送信シンボル数をNと
し、拡散率をQとし、図3に示す伝搬路モデルにおいて
干渉除去する遅延時間(窓幅)をW’とし、送信されて
いるマルチコード数をKとすると、(NQ+W’−1)
×(KN)となる。なお、遅延時間W’はマルチパスが
影響するOFDMシンボル数である。本実施の形態で
は、マルチパスが1OFDMシンボル内であるので、
W’=1である。Kは送信されているマルチコード数で
ある。
し、拡散率をQとし、図3に示す伝搬路モデルにおいて
干渉除去する遅延時間(窓幅)をW’とし、送信されて
いるマルチコード数をKとすると、(NQ+W’−1)
×(KN)となる。なお、遅延時間W’はマルチパスが
影響するOFDMシンボル数である。本実施の形態で
は、マルチパスが1OFDMシンボル内であるので、
W’=1である。Kは送信されているマルチコード数で
ある。
【0042】次いで、行列Aの相関演算AHA(行列)
を算出する。行列AHAの演算量は、(KN)×(K
N)となる。行列AHAは、対角成分にそれぞれの拡散
符号(サブキャリア)のフェージング伝搬路の利得が現
れ、対角成分以外にそれぞれの拡散符号(サブキャリ
ア)の相互相関が現れる。
を算出する。行列AHAの演算量は、(KN)×(K
N)となる。行列AHAは、対角成分にそれぞれの拡散
符号(サブキャリア)のフェージング伝搬路の利得が現
れ、対角成分以外にそれぞれの拡散符号(サブキャリ
ア)の相互相関が現れる。
【0043】その後、送信シンボルxについての式AH
Ax=bを解くことにより、すなわち逆拡散信号bに対
してAHAの逆行列[AHA]-1を乗算することにより、
窓幅W’に含まれるパスについての拡散符号の相互相関
を除去した複数の信号を復調することができる。これに
より、全コードの受信データが得られる。
Ax=bを解くことにより、すなわち逆拡散信号bに対
してAHAの逆行列[AHA]-1を乗算することにより、
窓幅W’に含まれるパスについての拡散符号の相互相関
を除去した複数の信号を復調することができる。これに
より、全コードの受信データが得られる。
【0044】ここで、具体的に、マルチパス干渉除去に
ついて、以下の式を用いて説明する。変数の定義は以下
のようになる。
ついて、以下の式を用いて説明する。変数の定義は以下
のようになる。
【0045】
QF:周波数軸の拡散率、例ではQF=2
QT:時間軸の拡散率、例ではQT=1
Q:拡散率、例ではQ=QT×QF=2
K:マルチコード数、例ではK=2
k:拡散符号番号、k=0,1,…,K−1
N:シンボル数、例ではN=1
W’:遅延プロファイルの窓幅、すなわちRAKE合成
及びマルチパス干渉の除去を行う時間窓幅、例ではW’
=1とし、遅延波がシンボル間にまたがらないためにR
AKE合成やマルチパス干渉除去が不要である。 w:遅延プロファイルのパス番号(w=0,1,…,W
−1) M:サブキャリア数、例ではM=2 m:サブキャリア番号(m=0,1,…,M−1) αw,i:パスw,サブキャリアmのフェージングの波形
(w=0,1,…,W−1) hk,f:コードkの周波数軸fの符号の値(f=0,
1,…QF−1) bt,m:時刻t,サブキャリアmの受信信号(m=0,
1,…,M−1) nt,m:時刻t,サブキャリアmの雑音(m=0,1,
…,M−1) xk,t:時刻t,拡散符号kの送信信号(k=0、k=
0,1,…,K−1)
及びマルチパス干渉の除去を行う時間窓幅、例ではW’
=1とし、遅延波がシンボル間にまたがらないためにR
AKE合成やマルチパス干渉除去が不要である。 w:遅延プロファイルのパス番号(w=0,1,…,W
−1) M:サブキャリア数、例ではM=2 m:サブキャリア番号(m=0,1,…,M−1) αw,i:パスw,サブキャリアmのフェージングの波形
(w=0,1,…,W−1) hk,f:コードkの周波数軸fの符号の値(f=0,
1,…QF−1) bt,m:時刻t,サブキャリアmの受信信号(m=0,
1,…,M−1) nt,m:時刻t,サブキャリアmの雑音(m=0,1,
…,M−1) xk,t:時刻t,拡散符号kの送信信号(k=0、k=
0,1,…,K−1)
【0046】(時刻0)サブキャリア0の受信信号は下
記式(1)に示すようになる。 α00h00x00+α01h10x10+n00=b00 …式(1)
記式(1)に示すようになる。 α00h00x00+α01h10x10+n00=b00 …式(1)
【0047】サブキャリア1の受信信号は下記式(2)
に示すようになる。 α01h01x00+α01h11x10+n01=b01 …式(2)
に示すようになる。 α01h01x00+α01h11x10+n01=b01 …式(2)
【0048】したがって、拡散符号の相互相関行列は下
記式(3)に示すようになる。
記式(3)に示すようになる。
【数1】
【0049】送信信号は下記式(4)に示すようにな
る。
る。
【数2】
【0050】また、IFFT後の信号は下記式(5)に
示すようになる。
示すようになる。
【数3】
【0051】したがって、下記式(6)をxについて解
くことにより、フェージングによる拡散符号の相互相関
を補償した受信信号を得ることができる。
くことにより、フェージングによる拡散符号の相互相関
を補償した受信信号を得ることができる。
【数4】
【0052】ここで、相互相関行列は下記式(7)に示
すようになる。|α00|2h00 *h10+|α01|2h01 *h
11が符号の相互相関を示す。
すようになる。|α00|2h00 *h10+|α01|2h01 *h
11が符号の相互相関を示す。
【数5】
【0053】なお、サブキャリア毎のフェージングチャ
ネルが同じ場合、すなわちα00=α 01の場合は下記式
(8)に示すようになるので、拡散符号間の相互相関は
零になる。 |α00|2h00 *h10+|α01|2h01 *h11=0 …式(8)
ネルが同じ場合、すなわちα00=α 01の場合は下記式
(8)に示すようになるので、拡散符号間の相互相関は
零になる。 |α00|2h00 *h10+|α01|2h01 *h11=0 …式(8)
【0054】以上のように、本実施の形態によれば、サ
ブキャリア毎にフェージング補償してマルチパス干渉除
去を行うので、すなわち、行列演算において、式(3)
のα 00,α01のようにサブキャリア毎のチャネル推定値
を用いるので、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎の
フェージング伝搬路が違うために発生する拡散符号間の
相互相関を除去することができ、受信性能を向上するこ
とができる。
ブキャリア毎にフェージング補償してマルチパス干渉除
去を行うので、すなわち、行列演算において、式(3)
のα 00,α01のようにサブキャリア毎のチャネル推定値
を用いるので、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎の
フェージング伝搬路が違うために発生する拡散符号間の
相互相関を除去することができ、受信性能を向上するこ
とができる。
【0055】(実施の形態2)本実施の形態では、OF
DM−CDMA方式において、マルチパスが複数シンボ
ルに及ぶ(1OFDMシンボル外)ときに拡散符号間の
相互相関を除去して受信品質を向上させる場合について
説明する。
DM−CDMA方式において、マルチパスが複数シンボ
ルに及ぶ(1OFDMシンボル外)ときに拡散符号間の
相互相関を除去して受信品質を向上させる場合について
説明する。
【0056】具体的に、本実施の形態におけるマルチパ
ス干渉除去について、以下の式を用いて説明する。変数
の定義は以下のようになる。
ス干渉除去について、以下の式を用いて説明する。変数
の定義は以下のようになる。
【0057】
QF:周波数軸の拡散率、例ではQF=2
QT:時間軸の拡散率、例ではQT=1
Q:拡散率、例ではQ=QT×QF=2
K:マルチコード数、例ではK=2
k:拡散符号番号、k=0,1,…,K−1
N:シンボル数、例ではN=2
W’:遅延プロファイルの窓幅、すなわちRAKE合成
及びマルチパス干渉の除去を行う時間窓幅、例ではW=
2とし、遅延波がシンボル間にまたがる場合である。 w:遅延プロファイルのパス番号(w=0,1,…,W
−1) M:サブキャリア数、例ではM=2 m:サブキャリア番号(m=0,1,…,M−1) αw,i:パスw,サブキャリアmのフェージングの波形
(w=0,1,…,W−1) hk,f:コードkの周波数軸fの符号の値(f=0,
1,…QF−1) bt,m:時刻t,サブキャリアmの受信信号(m=0,
1,…,M−1) nt,m:時刻t,サブキャリアmの雑音(m=0,1,
…,M−1) xk,t:時刻t,拡散符号kの送信信号(k=0、k=
0,1,…,K−1)
及びマルチパス干渉の除去を行う時間窓幅、例ではW=
2とし、遅延波がシンボル間にまたがる場合である。 w:遅延プロファイルのパス番号(w=0,1,…,W
−1) M:サブキャリア数、例ではM=2 m:サブキャリア番号(m=0,1,…,M−1) αw,i:パスw,サブキャリアmのフェージングの波形
(w=0,1,…,W−1) hk,f:コードkの周波数軸fの符号の値(f=0,
1,…QF−1) bt,m:時刻t,サブキャリアmの受信信号(m=0,
1,…,M−1) nt,m:時刻t,サブキャリアmの雑音(m=0,1,
…,M−1) xk,t:時刻t,拡散符号kの送信信号(k=0、k=
0,1,…,K−1)
【0058】(時刻0)時刻0では、第0シンボルが受
信される。それぞれのサブキャリアの受信信号は上記式
(1)、式(2)で示すことができる。すなわち、サブ
キャリア0の受信信号は上記式(1)で示され、サブキ
ャリア1の受信信号は上記式(2)で示される。
信される。それぞれのサブキャリアの受信信号は上記式
(1)、式(2)で示すことができる。すなわち、サブ
キャリア0の受信信号は上記式(1)で示され、サブキ
ャリア1の受信信号は上記式(2)で示される。
【0059】(時刻1)時刻1では、第1シンボルと第
0シンボルの遅延波が合成されて受信される。それぞれ
のサブキャリアの受信信号は下記式(9)、式(10)
で示すことができる。すなわち、サブキャリア0の受信
信号は下記式(9)で示され、サブキャリア1の受信信
号は下記式(10)で示される。
0シンボルの遅延波が合成されて受信される。それぞれ
のサブキャリアの受信信号は下記式(9)、式(10)
で示すことができる。すなわち、サブキャリア0の受信
信号は下記式(9)で示され、サブキャリア1の受信信
号は下記式(10)で示される。
【0060】
α00h00x01+α00h10x11
+α10h00x00+α10h10x10+n00=b10
…式(9)
α01h01x01+α01h11x11
+α11h01x00+α01h11x10+n11=b11
…式(10)
【0061】(時刻2)時刻2では、第1シンボルの遅
延波が受信される。それぞれのサブキャリアの受信信号
は下記式(11)、式(12)で示すことができる。す
なわち、サブキャリア0の受信信号は下記式(11)で
示され、サブキャリア1の受信信号は下記式(12)で
示される。 α10h00x01+α10h10x11+n20=b20 …式(11) α11h01x01+α11h11x11+n21=b21 …式(12)
延波が受信される。それぞれのサブキャリアの受信信号
は下記式(11)、式(12)で示すことができる。す
なわち、サブキャリア0の受信信号は下記式(11)で
示され、サブキャリア1の受信信号は下記式(12)で
示される。 α10h00x01+α10h10x11+n20=b20 …式(11) α11h01x01+α11h11x11+n21=b21 …式(12)
【0062】ここで、相互相関行列は下記式(13)に
示すようになる。
示すようになる。
【数6】
【0063】したがって、上記式(6)をxについて解
くことにより、フェージングによる拡散符号の相互相関
を補償した受信信号を得ることができる。
くことにより、フェージングによる拡散符号の相互相関
を補償した受信信号を得ることができる。
【0064】以上のように、本実施の形態によれば、サ
ブキャリア毎にフェージング補償してマルチパス干渉除
去を行うので、すなわち、行列演算において、式(3)
のα 00,α01,α10,α11のようにサブキャリア毎のチ
ャネル推定値を用いるので、マルチパスが複数のOFD
Mシンボルに及んでも、拡散符号を割り当てたサブキャ
リア毎のフェージング伝搬路が違うために発生する拡散
符号間の相互相関を除去することができ、受信性能を向
上することができる。
ブキャリア毎にフェージング補償してマルチパス干渉除
去を行うので、すなわち、行列演算において、式(3)
のα 00,α01,α10,α11のようにサブキャリア毎のチ
ャネル推定値を用いるので、マルチパスが複数のOFD
Mシンボルに及んでも、拡散符号を割り当てたサブキャ
リア毎のフェージング伝搬路が違うために発生する拡散
符号間の相互相関を除去することができ、受信性能を向
上することができる。
【0065】(実施の形態3)本実施の形態では、OF
DM−CDMA方式において、周波数軸及び時間軸上に
チップを拡散配置して伝送を行う2次元拡散を行う場合
について説明する。
DM−CDMA方式において、周波数軸及び時間軸上に
チップを拡散配置して伝送を行う2次元拡散を行う場合
について説明する。
【0066】具体的に、本実施の形態におけるマルチパ
ス干渉除去について、以下の式を用いて説明する。変数
の定義は以下のようになる。
ス干渉除去について、以下の式を用いて説明する。変数
の定義は以下のようになる。
【0067】
QF:周波数軸の拡散率、例ではQF=2
QT:時間軸の拡散率、例ではQT=2
Q:拡散率、例ではQ=QT×QF=4
K:マルチコード数、例ではK=2
k:拡散符号番号、k=0,1,…,K−1
N:シンボル数、例ではN=2
W’:遅延プロファイルの窓幅、すなわちRAKE合成
及びマルチパス干渉の除去を行う時間窓幅、例ではW’
=1とし、遅延波がシンボル間にまたがらない場合であ
る。 w:遅延プロファイルのパス番号(w=0,1,…,W
−1) M:サブキャリア数、例ではM=2 m:サブキャリア番号(m=0,1,…,M−1) αw,i:パスw,サブキャリアmのフェージングの波形
(w=0,1,…,W−1) hk,f,t:コードkの周波数軸f、時間軸tの符号の値
(f=0,1,…,QF−1、t=0,1,…,QT−
1) bt,m:時刻t,サブキャリアmの受信信号(m=0,
1,…,M−1) nt,m:時刻t,サブキャリアmの雑音(m=0,1,
…,M−1) xk,t:時刻t,拡散符号kの送信信号(k=0、k=
0,1,…,K−1)
及びマルチパス干渉の除去を行う時間窓幅、例ではW’
=1とし、遅延波がシンボル間にまたがらない場合であ
る。 w:遅延プロファイルのパス番号(w=0,1,…,W
−1) M:サブキャリア数、例ではM=2 m:サブキャリア番号(m=0,1,…,M−1) αw,i:パスw,サブキャリアmのフェージングの波形
(w=0,1,…,W−1) hk,f,t:コードkの周波数軸f、時間軸tの符号の値
(f=0,1,…,QF−1、t=0,1,…,QT−
1) bt,m:時刻t,サブキャリアmの受信信号(m=0,
1,…,M−1) nt,m:時刻t,サブキャリアmの雑音(m=0,1,
…,M−1) xk,t:時刻t,拡散符号kの送信信号(k=0、k=
0,1,…,K−1)
【0068】(時刻0)時刻0では、第0シンボルの時
間軸の第0拡散信号が受信される。それぞれのサブキャ
リアの受信信号を下記式(14)、式(15)で示すこ
とができる。すなわち、サブキャリア0の受信信号は下
記式(14)で示され、サブキャリア1の受信信号は下
記式(15)で示される。 α00h000x00+α00h100x10+n00=b00 …式(14) α01h001x00+α01h101x10+n01=b01 …式(15)
間軸の第0拡散信号が受信される。それぞれのサブキャ
リアの受信信号を下記式(14)、式(15)で示すこ
とができる。すなわち、サブキャリア0の受信信号は下
記式(14)で示され、サブキャリア1の受信信号は下
記式(15)で示される。 α00h000x00+α00h100x10+n00=b00 …式(14) α01h001x00+α01h101x10+n01=b01 …式(15)
【0069】(時刻1)時刻1では、第0シンボルの時
間軸の第1拡散信号と第0シンボルの時間軸の第0拡散
信号の遅延波が合成されて受信される。それぞれのサブ
キャリアの受信信号は下記式(16)、式(17)で示
される。すなわち、サブキャリア0の受信信号は下記式
(16)で示され、サブキャリア1の受信信号は下記式
(17)で示される。 α00h010x00+α00h110x10 α10h000x00+α10h100x10+n10=b10 …式(16) α01h011x00+α10h111x10 α11h001x00+α10h101x10+n11=b11 …式(17)
間軸の第1拡散信号と第0シンボルの時間軸の第0拡散
信号の遅延波が合成されて受信される。それぞれのサブ
キャリアの受信信号は下記式(16)、式(17)で示
される。すなわち、サブキャリア0の受信信号は下記式
(16)で示され、サブキャリア1の受信信号は下記式
(17)で示される。 α00h010x00+α00h110x10 α10h000x00+α10h100x10+n10=b10 …式(16) α01h011x00+α10h111x10 α11h001x00+α10h101x10+n11=b11 …式(17)
【0070】(時刻2)時刻2では、第1シンボルの時
間軸の第0拡散信号と第0シンボルの時間軸の第1拡散
信号の遅延波が合成されて受信される。それぞれのサブ
キャリアの受信信号は下記式(18)、下記式(19)
で示される。すなわち、サブキャリア0の受信信号は下
記式(18)で示され、サブキャリア1の受信信号は下
記式(19)で示される。 α00h000x01+α00h100x11 α10h010x00+α10h110x10+n20=b20 …式(18) α01h001x01+α01h101x11 α11h011x00+α11h111x10+n21=b21 …式(19)
間軸の第0拡散信号と第0シンボルの時間軸の第1拡散
信号の遅延波が合成されて受信される。それぞれのサブ
キャリアの受信信号は下記式(18)、下記式(19)
で示される。すなわち、サブキャリア0の受信信号は下
記式(18)で示され、サブキャリア1の受信信号は下
記式(19)で示される。 α00h000x01+α00h100x11 α10h010x00+α10h110x10+n20=b20 …式(18) α01h001x01+α01h101x11 α11h011x00+α11h111x10+n21=b21 …式(19)
【0071】(時刻3)時刻3では、第1シンボルの時
間軸の第1拡散信号と第1シンボルの時間軸の第0拡散
信号の遅延波が合成されて受信される。それぞれのサブ
キャリアの受信信号は下記式(20)、下記式(21)
で示される。すなわち、サブキャリア0の受信信号は下
記式(20)で示され、サブキャリア1の受信信号は下
記式(21)で示される。 α00h010x01+α00h110x11 α10h000x01+α10h100x11+n30=b30 …式(20) α01h011x01+α01h111x11 α11h001x01+α11h101x11+n31=b31 …式(21)
間軸の第1拡散信号と第1シンボルの時間軸の第0拡散
信号の遅延波が合成されて受信される。それぞれのサブ
キャリアの受信信号は下記式(20)、下記式(21)
で示される。すなわち、サブキャリア0の受信信号は下
記式(20)で示され、サブキャリア1の受信信号は下
記式(21)で示される。 α00h010x01+α00h110x11 α10h000x01+α10h100x11+n30=b30 …式(20) α01h011x01+α01h111x11 α11h001x01+α11h101x11+n31=b31 …式(21)
【0072】(時刻4)時刻4では,第1シンボルの時
間軸の第1拡散信号の遅延波が受信される。それぞれの
サブキャリアの受信信号は下記式(22)、下記式(2
3)で示される。すなわち、サブキャリア0の受信信号
は下記式(22)で示され、サブキャリア1の受信信号
は下記式(23)で示される。 α10h010x01+α10h110x11+n40=b40 …式(22) α11h011x01+α11h111x11+n41=b41 …式(23)
間軸の第1拡散信号の遅延波が受信される。それぞれの
サブキャリアの受信信号は下記式(22)、下記式(2
3)で示される。すなわち、サブキャリア0の受信信号
は下記式(22)で示され、サブキャリア1の受信信号
は下記式(23)で示される。 α10h010x01+α10h110x11+n40=b40 …式(22) α11h011x01+α11h111x11+n41=b41 …式(23)
【0073】ここで、相互相関行列は下記式(24)に
示すようになる。
示すようになる。
【数7】
【0074】したがって、上記式(6)をxについて解
くことにより、フェージングによる拡散符号の相互相関
を補償した受信信号を得ることができる。
くことにより、フェージングによる拡散符号の相互相関
を補償した受信信号を得ることができる。
【0075】以上のように、本実施の形態によれば、サ
ブキャリア毎にフェージング補償してマルチパス干渉除
去を行うので、すなわち、行列演算において、式(3)
のα 00,α01,α10,α11のようにサブキャリア毎のチ
ャネル推定値を用いるので、2次元拡散の場合であって
も、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージン
グ伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関を
除去することができ、受信性能を向上することができ
る。
ブキャリア毎にフェージング補償してマルチパス干渉除
去を行うので、すなわち、行列演算において、式(3)
のα 00,α01,α10,α11のようにサブキャリア毎のチ
ャネル推定値を用いるので、2次元拡散の場合であって
も、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェージン
グ伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相関を
除去することができ、受信性能を向上することができ
る。
【0076】(実施の形態4)本発明においては、全サ
ブキャリアではなく、マルチコード時の最大拡散率分に
ついて相互相関の除去を行うようにしても良い。具体的
には、マルチパス干渉除去部における行列演算におい
て、最大拡散率分について演算を行って、その最大拡散
率分の相互相関の除去を行う。なお、拡散符号のインタ
リーブをした場合は、デインタリーブをしてから復調す
る。そのようにすることにより、遅延波がシンボルにま
たがらない場合は、行列AのサイズであるKN×KNに
おいてN=1とすることができる。これにより、行列A
のサイズの最大値をQ×Qにすることができ、演算負荷
を軽減することが可能である。
ブキャリアではなく、マルチコード時の最大拡散率分に
ついて相互相関の除去を行うようにしても良い。具体的
には、マルチパス干渉除去部における行列演算におい
て、最大拡散率分について演算を行って、その最大拡散
率分の相互相関の除去を行う。なお、拡散符号のインタ
リーブをした場合は、デインタリーブをしてから復調す
る。そのようにすることにより、遅延波がシンボルにま
たがらない場合は、行列AのサイズであるKN×KNに
おいてN=1とすることができる。これにより、行列A
のサイズの最大値をQ×Qにすることができ、演算負荷
を軽減することが可能である。
【0077】本発明は上記実施の形態1から4に限定さ
れず種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記実施の形態1から4におけるパス数、サブキャリア
数、受信信号数については限定されず、種々変更して実
施することが可能である。また、OFDM−CDMA方
式としては、拡散符号によってチップ単位に拡散した各
拡散データを同一のサブキャリア内で時間方向に配置す
る時間領域拡散方式であっても、チップ単位に拡散した
各拡散データを異なるサブキャリアに割り当てて配置す
る周波数領域拡散方式であっても良い。
れず種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記実施の形態1から4におけるパス数、サブキャリア
数、受信信号数については限定されず、種々変更して実
施することが可能である。また、OFDM−CDMA方
式としては、拡散符号によってチップ単位に拡散した各
拡散データを同一のサブキャリア内で時間方向に配置す
る時間領域拡散方式であっても、チップ単位に拡散した
各拡散データを異なるサブキャリアに割り当てて配置す
る周波数領域拡散方式であっても良い。
【0078】本発明の無線受信装置は、ディジタル無線
通信システムにおける無線基地局装置や移動局のような
通信端末装置に適用することができる。これにより、O
FDM−CDMA方式のディジタル無線通信システムに
おいて、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェー
ジング伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相
関を除去することができ、受信性能を向上することがで
きる。
通信システムにおける無線基地局装置や移動局のような
通信端末装置に適用することができる。これにより、O
FDM−CDMA方式のディジタル無線通信システムに
おいて、拡散符号を割り当てたサブキャリア毎のフェー
ジング伝搬路が違うために発生する拡散符号間の相互相
関を除去することができ、受信性能を向上することがで
きる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線受信装
置及び無線受信方法は、サブキャリア毎にフェージング
補償してマルチパス干渉除去を行うので、拡散符号を割
り当てたサブキャリア毎のフェージング伝搬路が違うた
めに発生する拡散符号間の相互相関を除去することがで
き、受信性能を向上することができる。
置及び無線受信方法は、サブキャリア毎にフェージング
補償してマルチパス干渉除去を行うので、拡散符号を割
り当てたサブキャリア毎のフェージング伝搬路が違うた
めに発生する拡散符号間の相互相関を除去することがで
き、受信性能を向上することができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置と無
線通信を行う無線送信装置の構成を示すブロック図
線通信を行う無線送信装置の構成を示すブロック図
【図3】伝搬路モデルを示す図
【図4】従来のOFDM−CDMA方式の無線受信装置
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
101,209 アンテナ
102 無線受信部
103 ガードインターバル除去部
104,202,204 S/P変換部
105 FFT処理部
106 フェージング補償部
107 逆拡散部
108 サブキャリア毎チャネル推定部
109 マルチコード干渉除去部
201 変調部
203 拡散部
205 IFFT処理部
206 P/S変換部
207 ガードインターバル挿入部
208 無線送信部
Claims (8)
- 【請求項1】 拡散変調されたOFDMシンボル及び既
知信号を含む受信信号を受信するOFDM−CDMA方
式の無線受信装置であって、前記受信信号の既知信号を
用いてサブキャリア毎のチャネル推定を行うチャネル推
定手段と、前記チャネル推定手段で得られたチャネル推
定値を用いてサブキャリア毎のフェージング補償を行う
フェージング補償手段と、フェージング補償後の拡散変
調されたOFDMシンボルに逆拡散処理を行う逆拡散手
段と、前記逆拡散処理後の信号に対して干渉除去処理を
行って全コードの受信信号を出力する干渉除去手段と、
を具備することを特徴とする無線受信装置。 - 【請求項2】 マルチパスが1OFDMシンボル内であ
ることを特徴とする請求項1記載の無線受信装置。 - 【請求項3】 マルチパスが複数のOFDMシンボルに
及ぶことを特徴とする請求項1記載の無線受信装置。 - 【請求項4】 OFDM−CDMA方式が、周波数軸及
び時間軸上にチップを拡散配置して伝送を行う2次元拡
散のOFDM−CDMA方式であることを特徴とする請
求項1から請求項3のいずれかに記載の無線受信装置。 - 【請求項5】 干渉除去手段は、最大拡散率分について
相互相関の除去を行うことを特徴とする請求項1から請
求項4のいずれかに記載の無線受信装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
の無線受信装置を備えたことを特徴とする無線基地局装
置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
の無線受信装置を備えたことを特徴とする通信端末装
置。 - 【請求項8】 拡散変調されたOFDMシンボル及び既
知信号を含む受信信号を受信するOFDM−CDMA方
式の無線受信方法であって、前記受信信号の既知信号を
用いてサブキャリア毎のチャネル推定を行うチャネル推
定工程と、前記チャネル推定手段で得られたチャネル推
定値を用いてサブキャリア毎のフェージング補償を行う
フェージング補償工程と、フェージング補償後の拡散変
調されたOFDMシンボルに逆拡散処理を行う逆拡散工
程と、前記逆拡散処理後の信号に対して干渉除去処理を
行って全コードの受信信号を出力する干渉除去工程と、
を具備することを特徴とする無線受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001326327A JP2003134084A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 無線受信装置及び無線受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001326327A JP2003134084A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 無線受信装置及び無線受信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003134084A true JP2003134084A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19142730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001326327A Withdrawn JP2003134084A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 無線受信装置及び無線受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003134084A (ja) |
-
2001
- 2001-10-24 JP JP2001326327A patent/JP2003134084A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2192094C1 (ru) | Способ когерентной разнесенной передачи сигнала | |
FI102577B (fi) | Lähetys- ja vastaanottomenetelmä ja radiojärjestelmä | |
KR100318959B1 (ko) | 부호분할다중접속통신시스템의서로다른부호간의간섭을제거하는장치및방법 | |
JP5571131B2 (ja) | 単一搬送波周波数分割多元接続システムにおける符号分割多重化 | |
JP5175324B2 (ja) | スペクトラム拡散通信システムにおける干渉消去 | |
US8897119B2 (en) | Mobile station, base station, communication system, and communication method | |
US7693038B2 (en) | OFDM radio communications system, transmitter and receiver | |
JP5687303B2 (ja) | 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング | |
US7620115B2 (en) | Space code block coding and spreading apparatus and method for transmission diversity and CDMA diversity transmitter and CDMA mobile station receiver using the same | |
KR100290500B1 (ko) | Ds-cdma 멀티 유저 간섭 삭제 장치 및 ds-cdma 통신 시스템 | |
KR100354337B1 (ko) | 대역 확산 통신 방식에서의 확산 변조 방식을 이용한송수신방식 및 송수신장치 | |
WO2007049768A1 (ja) | 送信機、通信システム及び送信方法 | |
US20050276311A1 (en) | Mt-cdma using spreading codes with interference-free windows | |
US20090141834A1 (en) | Receiver and receiving method for rf signals | |
KR100465315B1 (ko) | 다중반송파 코드분할 다중접속에서의 확산/역확산 시스템및 그 방법 | |
EP2178233A1 (en) | Receiver and reception method | |
JP5290006B2 (ja) | 送信装置、受信装置および通信装置 | |
KR100682121B1 (ko) | 다중 반송파 직접 시퀀스 코드 분할 다원 접속시스템에서의 다원 접속 간섭 제거 장치 및 방법 | |
JP3927566B2 (ja) | コード間干渉キャンセラ及びこれを用いた受信機、並びに無線通信方式 | |
JP2003134084A (ja) | 無線受信装置及び無線受信方法 | |
JP4502952B2 (ja) | 符号拡散を用いる無線伝送における雑音及び干渉電力を推定する無線送受信装置及び無線送受信方法 | |
EP1700383B1 (en) | Transmitter operations for interference mitigation | |
JP2005328391A (ja) | マルチパス干渉キャンセラ及びその方法 | |
JP2011049950A (ja) | 通信システム、送信機および受信機 | |
JP5583243B2 (ja) | 送信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041008 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061102 |