JP2003134009A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

Info

Publication number
JP2003134009A
JP2003134009A JP2001328306A JP2001328306A JP2003134009A JP 2003134009 A JP2003134009 A JP 2003134009A JP 2001328306 A JP2001328306 A JP 2001328306A JP 2001328306 A JP2001328306 A JP 2001328306A JP 2003134009 A JP2003134009 A JP 2003134009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data communication
communication device
human body
electrodes
band portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001328306A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhisa Nishimura
篤久 西村
謙之 ▲土▼井
Kaneyuki Doi
Yoshiko Tsuji
佳子 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001328306A priority Critical patent/JP2003134009A/ja
Publication of JP2003134009A publication Critical patent/JP2003134009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者である人体にとっての取扱性を向上さ
せたデータ通信装置を提供する。 【解決手段】 人体(利用者)に接する又は人体の近傍
に位置する少なくとも2つの電極2、3と、データの送
信又は受信の少なくともいずれか一方の機能を有してな
るデータ通信部4とを備えてなり、前記2つの電極2、
3を、前記人体(利用者)が装着する腕時計のバンド部
11の幅方向に沿って対向配置してなる。また、この構
成に加え、少なくとも前記2つの電極2、3は、バンド
部10に設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信を行な
うためのデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体が装着するデータ通信装置と
しては、例えば、特開2001−77735号公報に記
載のものがある。
【0003】この公報に記載のデータ通信装置にあって
は、人体に装着したデータ送信装置から導体である人体
を伝送経路としてデータ受信装置に対してデータを送信
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なデータ通信装置においては、より効率的なデータ通信
を行うにためには、利用者は使用する電極の配置等を考
慮する必要があるため、利用者にとっての取扱性を更に
向上させることが好ましかった。
【0005】本発明は上記問題点を改善するためになさ
れたものであり、利用者にとっての取扱性を向上させた
データ通信装置を提供することを目的とするものである
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
通信装置は、人体に接する又は人体の近傍に位置する少
なくとも2つの電極2、3と、データの送信又は受信の
少なくともいずれか一方の機能を有してなるデータ通信
部4とを備えてなり、前記2つの電極2、3を、前記人
体が装着する腕時計のバンド部11の幅方向に沿って対
向配置してなることを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2記載のデータ通信装置は、
図1にその一例を示すように、請求項1記載の発明にお
いて、少なくとも前記2つの電極2、3は、バンド部1
0に設けられてなることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3記載のデータ通信装置は、
請求項1記載の発明において、少なくとも前記2つの電
極2、3は、前記バンド部11に着脱自由であることを
特徴とするものである。
【0009】また、請求項4記載のデータ通信装置は、
図3乃至図6にその一例を示すように、請求項3に記載
の発明において、前記バンド部11の表裏面を挟み込む
ように着脱自由な形状に形成され、前記データ通信部4
を、前記バンド部11の人体に接する又は人体に面する
側とは反対側に設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施形態を
図1及び図2に基づいて説明する。図1は、本発明の第
1実施形態に係るデータ通信装置1を示す概略図であ
り、図2は、データ通信装置1を示すブロック図であ
る。なお、図1(a)は、腕時計の表面の図であり、図
1(b)は、腕時計の裏面の図であり、図1(c)は、
図1(a)に示したA方向から見た腕時計の側面の図で
ある。
【0011】第1実施形態においては、図1(a)〜
(c)に示すように、データ通信装置1は、腕時計のバ
ンド部10に設けられている。送受信電極2と基準電極
3とは、バンド部10の利用者である人体(図示せず)
に接する又は人体に面する側の表面に配設され、データ
の送信及び受信の機能を有してなるデータ通信部4は、
バンド部10の内部に設けた構成となっている。
【0012】なお、第1実施形態における腕時計は、通
常のバンド部11と本体部12と、データ通信装置1を
備えてなるバンド部10を含んでおり、本体部12には
時刻等の情報を表示する表示部13を備えている。
【0013】ここで、2つの電極である送受信電極2と
基準電極3は、導電性材料で構成されており、送受信電
極2が人体の指先側に、基準電極3は、人体の指先とは
反対に、各々腕時計のバンド部10の幅方向に沿って対
向するように設けられている。
【0014】なお、バンド部11は、絶縁性材料で構成
されており、送受信電極2と基準電極3との間は、図1
(b)に示すように絶縁性材料で絶縁されている。送受
信電極2及び基準電極3と、データ通信部4とは、バン
ド部10内部に設けたワイヤ60等により電気的に接続
されている。
【0015】データ通信装置1を設けた腕時計は、送受
信電極2と基準電極3とが上述のような配置になるよう
に人体の例えば手首に装着して使用することにより、受
けるノイズが少なく、検出する受信信号又は送信信号を
大きくすることができるため、データ通信が好ましく行
える。
【0016】なお、データ通信装置1が送信機能のみを
有する場合には、2つの電極である送信電極(図示せ
ず)と基準電極3は、送信電極が人体の指先側に、基準
電極3は、人体の指先とは反対に配置することにより、
データ通信が好ましく行える。また、データ通信装置1
が、受信機能のみを有する場合にも同様に、2つの電極
である受信電極(図示せず)と基準電極3は、受信電極
が人体の指先側に、基準電極3は、人体の指先とは反対
に配置することにより、データ通信が好ましく行える。
【0017】また、第1実施形態においては、データ通
信部4は、例えば図2に示すように、交流信号を生成す
る発振部(図示せず)と、送信するデータに基づいて交
流信号を振幅変調する変調部41と、変調部41により
変調された変調信号に対応する電圧を基準電極3と送受
信電極2との間に印可する電圧印可部(図示せず)と、
送受信電極2と基準電極3ととの間の電圧を検出する電
圧検出部(図示せず)と、該電圧検出部で入力されるデ
ータを復調する復調部42と、送信モードや受信モード
を選択できる送受信切替ボタン43と、送信モードや受
信モードを切替える機能を有してなる送受信切替部44
と、送受信切替ボタン43で選択する送受信切替部44
の送信モードや受信モードにあわせて、変調部41と復
調部42との接続を切替える機能を有してなる変調復調
切替部45と、各部の電源供給する電池部(図示せず)
とを備えている。
【0018】なお、データ通信部4におけるデータの送
信側、受信側の切替え方法は、送受信切替ボタン43の
ようなものを用いて送受信切替部44を切替える方法に
限ったものではなく、送受信切替部44による送信モー
ド、受信モードの切替えを自動的に行うようなものであ
ってもよい。
【0019】第1実施形態においては、通信されるデー
タは、データ通信装置1を構成するデータ通信部4が、
マイコン(図示せず)やROM(図示せず)を備える場
合には、そのマイコンやROMから出力してもよいし、
データ通信部4にセンサ(図示せず)を備え、検出した
センサデータを送信するようにしてもよく、その内容は
特に限定しないが、種々の内容のデータであってよい。
【0020】以下に、データ通信装置1を用いたデータ
通信方法を示す。例えば、図2に示すように、データ通
信装置1を備えた腕時計を人体が手首部に装着する。人
体は、データ通信装置1を備えた腕時計を装着した他の
人体と、握手等により接触することで、双方向でデータ
を送受信するものである。
【0021】なお、第1実施形態においては、送受信電
極2は一体の構成であるが、送信電極(図示せず)と受
信電極(図示せず)とに分割してもよい。また、データ
通信装置1を構成するデータ通信部4が、データの送信
及び受信の機能を有してなり、双方向のデータ通信が可
能な場合を例示しているが、勿論、データの送信又は受
信の少なくともいずれか一方の機能を有してなり、一方
向のデータ通信が行えるようなものであってもよい。
【0022】かかるデータ通信装置にあっては、人体が
装着する腕時計のバンド部の幅方向に沿って対向配置し
てなるようにすることで、利用者(人体)が容易に着脱
できるため、利用者(人体)にとっての取扱性を向上さ
せたデータ通信装置を提供することができる。
【0023】また、データ通信装置1は、腕時計のバン
ド部に形成することで、通常の腕時計(特に本体部1
2)に対して、バンド部11のみをデータ通信装置1を
有してなるバンド部10に交換することで、利用者(人
体)はデータ通信が可能となるため本体部12を特に限
定する必要がなくなる。
【0024】また、2つの電極である送受信電極2と基
準電極3とをバンド部11の幅方向に沿って対向配置す
ることで、利用者(人体)が腕時計を装着すれば自動的
に、2つの電極2、3をデータ通信が好ましく行える向
きに配置することができる。
【0025】また、2つの電極2、3を、通常長手方向
に長いバンド部11に設けることで、電極2、3の部分
を大きく取ることができるので、各電極2、3の接触抵
抗が低減できる。
【0026】次に、通常の腕時計を使用したデータ通信
装置1を示す実施形態を、本発明の第2実施形態乃至第
5実施形態として以下に説明する。
【0027】まず、本発明の第2実施形態として図3に
基づいて説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係
るデータ通信装置1を示す概略図である。なお、第1実
施形態との同一箇所には同一符号を付して、共通部分の
説明は省略する。
【0028】第2実施形態においては、図3に示すよう
に、通常の腕時計を用い、その腕時計にバンド部11の
表裏面を挟み込むように着脱自由なデータ通信装置1を
装着するような構成である。
【0029】ここで、データ通信装置1は、バンド部1
1の人体に接する又は人体に面する側とは反対面に配置
する上パッケージ1aと、バンド部11の人体に接する
又は人体に面する側の表面側に配置する薄肉である下パ
ッケージ1bとを有してなる。
【0030】上パッケージ1aは、絶縁性材料から構成
され、弾性を有してなり、内部にはデータ通信部4を備
えている。また、下パッケージ1bは、絶縁性材料から
構成され、人体に接する又は人体に面する側の表面に、
2つの電極である送受信電極2と、基準電極3とを設け
ている。
【0031】ここで、送受信電極2と基準電極3は、第
1実施形態と同様に、送受信電極2が人体の指先側に、
基準電極3は、人体の指先とは反対に装着できるよう
に、各々腕時計のバンド部11の幅方向に沿って対向す
る形で下パッケージ1bに設けられている。
【0032】なお、上パッケージ1aは、例えば金属製
のボタン61(メス側)を有しており、データ通信部4
と所望の方法にて電気的に接続する構成であり、下パッ
ケージ1bは、例えば金属製のボタン61(オス側)を
有しており、送受信電極2と、基準電極3とを所望の方
法にて電気的に接続する構成である。そして、送受信電
極2及び基準電極3とデータ通信部4とは、例えばオ
ス、メスのボタン61をはめ合わせることによって電気
的に接続する。
【0033】第2実施形態においては、上パッケージ1
aは、オス、メスのボタン61をうまくは合わせられる
ように弾性を有しているが、データ通信部4と、送受信
電極2及び基準電極3とが電気的に接続できれば、特に
弾性を有していなくてもよい。
【0034】なお、下パッケージ1bは、人体がデータ
通信装置1を例えば手首に装着した際に違和感がない程
度に薄肉であることが好ましい。
【0035】かかるデータ通信装置にあっては、利用者
(人体)は、通常の腕時計のバンド部11に容易に着脱
可能なデータ通信装置1を使用して簡単にデータ通信を
行うことができる。
【0036】また、少なくとも2つの電極である送受信
電極2と基準電極3をバンド部11の幅方向に沿って対
向配置することで、利用者(人体)が腕時計を装着すれ
ば自動的に、2つの電極2、3をデータ通信が好ましく
行える向きに配置することができるという効果を奏す
る。
【0037】また、バンド部11の人体に面する面側に
2つの電極2、3を配置し、バンド部11の他面側にデ
ータ通信部4を配置することで、利用者(人体)が腕時
計を装着した際に手首に感じる違和感は極力低減する。
【0038】また、通常の腕時計のバンド部11に容易
に着脱可能なデータ通信装置1を使用することで、利用
者(人体)が装着する手が右手であるか左手であるかに
関わらず、装着する側の手に対応して、2つの電極2、
3をデータ通信が好ましく行える向きに配置することが
できる。
【0039】次に、他の実施形態を、本発明の第3実施
形態として図4に基づいて説明する。図4は、本発明の
第3実施形態に係るデータ通信装置1を示す概略図であ
る。なお、第2実施形態との同一箇所には同一符号を付
して、共通部分の説明は省略する。
【0040】ここで、第3実施形態においては、図4に
示すように、第2実施形態のように金属製のボタン61
を用いて上パッケージ1aと下パッケージ1bとを連結
する代わりに、上パッケージ1aと下パッケージ1bと
を、バンド部11を挟み込むように、絶縁性材料からな
る弾性体62にて連結するような構成である。
【0041】また、上パッケージ1a及び下パッケージ
1bは、絶縁性材料からなり、例えば人体が手首に装着
した際に略手首の形状にフィットするような曲率を有し
ている。なお、上パッケージ1aは、第2実施形態のよ
うに特に弾性を有している必要はない。
【0042】なお、上パッケージ1aに設けたデータ通
信部4と、下パッケージ1bに設けた送受信電極2及び
基準電極3との電気的な接続は、例えば、弾性体62沿
うように設けた例えばワイヤ等の導電性部材(図示せ
ず)にて行う。
【0043】かかるデータ通信装置にあっては、利用者
(人体)は、通常の腕時計のバンド部11に容易に着脱
可能なデータ通信装置1を使用して簡単にデータ通信を
行うことができる。
【0044】また、少なくとも2つの電極である送受信
電極2と基準電極3をバンド部11の幅方向に沿って対
向配置することで、利用者(人体)が腕時計を装着すれ
ば自動的に、2つの電極2、3をデータ通信が好ましく
行える向きに配置することができるという効果を奏す
る。
【0045】また、バンド部11の人体に面する面側に
2つの電極2、3を配置し、バンド部11の他面側にデ
ータ通信部4を配置することで、利用者(人体)が腕時
計を装着した際に手首に感じる違和感は極力低減する。
【0046】また、通常の腕時計のバンド部11に容易
に着脱可能なデータ通信装置1を使用することで、利用
者(人体)が装着する手が右手であるか左手であるかに
関わらず、装着する側の手に対応して、2つの電極2、
3をデータ通信が好ましく行える向きに配置することが
できる。
【0047】次に、他の実施形態を、本発明の第4実施
形態として図5に基づいて説明する。図5は、本発明の
第4実施形態に係るデータ通信装置1を示す概略図であ
る。なお、第2実施形態との同一箇所には同一符号を付
して、共通部分の説明は省略する。
【0048】第4実施形態においては、データ通信装置
1は、図5に示すように、バンド部11の横側からバン
ド部11を挟み込むように装着するような構成である。
【0049】データ通信装置1は、絶縁性材料からなる
クリップ形状のパッケージを構成しており、パッケージ
の一端が開口端1cである開口部1dと、開口端1cに
略対向する箇所に設けた切欠部1dを有している。な
お、切欠部1dを設けることで、パッケージに弾性を持
たせ、バンド部11にデータ通信装置1を着脱自由にで
きるようになる。
【0050】なお、データ通信装置1は、開口端1cを
広げ、バンド部11を開口部1dに通して腕時計に装着
するものであり、データ通信装置1を構成するパッケー
ジの人体に接する又は人体に面する側の表面に、2つの
電極である送受信電極2と、基準電極3とを各々腕時計
のバンド部11の幅方向に沿って対向する形で設けてい
る。また、データ通信装置1は、人体が接する又は人体
に面する側でないパッケージの内部にデータ通信部4を
備えている。
【0051】なお、送受信電極2と基準電極3とを表面
に設けたパッケージ側の厚みは、人体がデータ通信装置
1を例えば手首に装着した際に違和感がない程度に薄肉
であることが好ましい。
【0052】かかるデータ通信装置にあっては、利用者
(人体)は、通常の腕時計のバンド部11に容易に着脱
可能なデータ通信装置1を使用して簡単にデータ通信を
行うことができる。
【0053】また、少なくとも2つの電極である送受信
電極2と基準電極3をバンド部11の幅方向に沿って対
向配置することで、利用者(人体)が腕時計を装着すれ
ば自動的に、2つの電極2、3をデータ通信が好ましく
行える向きに配置することができるという効果を奏す
る。
【0054】また、バンド部11の人体に面する面側に
2つの電極2、3を配置し、バンド部11の他面側にデ
ータ通信部4を配置することで、利用者(人体)が腕時
計を装着した際に手首に感じる違和感は極力低減する。
【0055】また、通常の腕時計のバンド部11に容易
に着脱可能なデータ通信装置1を使用することで、利用
者(人体)が装着する手が右手であるか左手であるかに
関わらず、装着する側の手に対応して、2つの電極2、
3をデータ通信が好ましく行える向きに配置することが
できる。
【0056】次に、他の実施形態を、本発明の第5実施
形態として図6に基づいて説明する。図6は、本発明の
第5実施形態に係るデータ通信装置1を示す概略図であ
る。なお、第4実施形態との同一箇所には同一符号を付
して、共通部分の説明は省略する。
【0057】第5実施形態においては、データ通信装置
1は、図6に示すように、第4実施形態におけるパッケ
ージをバンド部11の表裏面の各々2つの部分1a、1
bに分割し、パッケージ1a、1bの一端側に例えばヒ
ンジ63を用いるような構成である。
【0058】なお、送受信電極2及び基準電極3の配置
方法や、データ通信部4の設け方は、第4実施形態と略
同様であるので説明は省略する。
【0059】ここで、データ通信部4を内部に有するパ
ッケージ1aには、例えば、バンド部11を挟み込むた
めのバンド部保持部1fを設けておく。また、パッケー
ジ1a、1bのヒンジ63を設けていない側には、デー
タ通信装置1をバンド部11に装着した後、バンド部1
1からの脱落を防ぐために、お互いが係合可能な凹凸部
(図示せず)を有している構成である。
【0060】データ通信装置1は、バンド部保持部1f
にバンド部11を挟み込んで、パッケージ1aとパッケ
ージ1bとを係合して腕時計に装着する。
【0061】かかるデータ通信装置にあっては、利用者
(人体)は、通常の腕時計のバンド部11に容易に着脱
可能なデータ通信装置1を使用して簡単にデータ通信を
行うことができる。
【0062】また、少なくとも2つの電極である送受信
電極2と基準電極3をバンド部11の幅方向に沿って対
向配置することで、利用者(人体)が腕時計を装着すれ
ば自動的に、2つの電極2、3をデータ通信が好ましく
行える向きに配置することができるという効果を奏す
る。
【0063】また、バンド部11の人体に面する面側に
2つの電極2、3を配置し、バンド部11の他面側にデ
ータ通信部4を配置することで、利用者(人体)が腕時
計を装着した際に手首に感じる違和感は極力低減する。
【0064】また、通常の腕時計のバンド部11に容易
に着脱可能なデータ通信装置1を使用することで、利用
者(人体)が装着する手が右手であるか左手であるかに
関わらず、装着する側の手に対応して、2つの電極2、
3をデータ通信が好ましく行える向きに配置することが
できる。
【0065】
【発明の効果】上記のように本願の請求項1に係る発明
のデータ通信装置にあっては、人体に接する又は人体の
近傍に位置する少なくとも2つの電極と、データの送信
又は受信の少なくともいずれか一方の機能を有してなる
データ通信部とを備えてなり、前記2つの電極を、前記
人体が装着する腕時計のバンド部の幅方向に沿って対向
配置してなるようにすることで、利用者が容易に着脱で
き、利用者にとっての取扱性を向上させたデータ通信装
置を提供することができた。また、少なくとも2つの電
極をバンド部の幅方向に沿って対向配置することで、利
用者が腕時計を装着すれば自動的に、2つの電極をデー
タ通信が好ましく行える向きに配置することができると
いう効果を奏する。
【0066】また、請求項2に係る発明のデータ通信装
置にあっては、請求項1に係る発明において、少なくと
も前記2つの電極は、前記腕時計のバンド部に設けられ
てなるようにすることで、通常の腕時計に対して、バン
ド部のみを前記2つの電極を有してなるものに交換する
ことで、利用者はデータ通信が可能となるので時計の本
体部を特に限定する必要がなくなるという効果を奏す
る。また、少なくとも2つの電極をバンド部にその幅方
向に沿って対向配置することで、2つの電極をデータ通
信が好ましく行える向きに配置することができるという
効果を奏する。また、少なくとも2つの電極を、長手方
向に長いバンド部に設けることで、電極部分を大きく取
ることができるので、各電極の接触抵抗が低減できると
いう効果を奏する。
【0067】また、請求項3に係る発明のデータ通信装
置にあっては、請求項1に係る発明において、少なくと
も前記2つの電極は、前記腕時計のバンド部に着脱自由
であるようにするので、通常の腕時計を用いて、利用者
は簡単にデータ通信を行うことができるという効果を奏
する。また、通常の腕時計のバンド部に対して、データ
通信装置を容易に着脱することができるという効果を奏
する。また、少なくとも2つの電極をバンド部の幅方向
に沿って対向配置することで、2つの電極をデータ通信
が好ましく行える向きに配置することができるという効
果を奏する。また、データ通信装置を、通常の腕時計の
バンド部に容易に着脱可能なデータ通信装置とすること
で、利用者(人体)が装着する手が右手であるか左手で
あるかに関わらず、装着する側の手に対応して、2つの
電極2、3をデータ通信が好ましく行える向きに配置す
ることができるという効果を奏する。
【0068】また、請求項4に係る発明のデータ通信装
置にあっては、請求項3に係る発明において、前記バン
ド部の表裏面を挟み込むように着脱自由な形状に形成さ
れ、前記データ通信部を、前記バンド部の人体に接する
又は人体に面する側とは反対側に設けてなるので、利用
者が前記腕時計を装着した際に、手首に感じる違和感を
極力低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデータ通信装置を
示す概略図図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るデータ通信装置を
示すブロック図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るデータ通信装置を
示す概略図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係るデータ通信装置を
示す概略図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係るデータ通信装置を
示す概略図である。
【図6】本発明の第5実施形態に係るデータ通信装置を
示す概略図である。
【符号の説明】
1 データ通信装置 2 送受信電極 3 基準電極 4 データ通信部 10 バンド部 11 バンド部 12 本体部 13 表示部 41 変調部 42 復調部 43 送受信切替ボタン 44 送受信切替部 45 変調復調切替部
フロントページの続き (72)発明者 辻 佳子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5K012 AA01 AB08 AC08 AC10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に接する又は人体の近傍に位置する
    少なくとも2つの電極と、データの送信又は受信の少な
    くともいずれか一方の機能を有してなるデータ通信部と
    を備えてなり、 前記2つの電極を、前記人体が装着する腕時計のバンド
    部の幅方向に沿って対向配置してなることを特徴とする
    データ通信装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記2つの電極は、前記バン
    ド部に設けられてなる請求項1に記載のデータ通信装
    置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記2つの電極は、前記バン
    ド部に着脱自由である請求項1に記載のデータ通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記バンド部の表裏面を挟み込むように
    着脱自由な形状に形成され、前記データ通信部を、前記
    バンド部の人体に接する又は人体に面する側とは反対側
    に設けてなる請求項3に記載のデータ通信装置。
JP2001328306A 2001-10-25 2001-10-25 データ通信装置 Pending JP2003134009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328306A JP2003134009A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 データ通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328306A JP2003134009A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 データ通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003134009A true JP2003134009A (ja) 2003-05-09

Family

ID=19144394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001328306A Pending JP2003134009A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 データ通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003134009A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008211765A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Tanita Corp 活動情報計
US7809331B2 (en) 2004-11-19 2010-10-05 Panasonic Corporation Data communication apparatus
JP2011199472A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電極およびゲートシステム
JP2013121034A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Toshiba Corp 通信装置
WO2019123955A1 (ja) 2017-12-21 2019-06-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 データ通信装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7809331B2 (en) 2004-11-19 2010-10-05 Panasonic Corporation Data communication apparatus
JP2008211765A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Tanita Corp 活動情報計
JP2011199472A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電極およびゲートシステム
JP2013121034A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Toshiba Corp 通信装置
US9014630B2 (en) 2011-12-07 2015-04-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication apparatus
WO2019123955A1 (ja) 2017-12-21 2019-06-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 データ通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4567006B2 (ja) データ通信装置
CN210804017U (zh) 电子设备及可穿戴设备
JP4480735B2 (ja) 電界通信装置
CN110448015A (zh) 可穿戴式智能终端设备及可穿戴式智能终端***
US20230157608A1 (en) Electronic device
CN110928178A (zh) 一种可穿戴设备
JP2003134009A (ja) データ通信装置
CN110943732A (zh) 一种腕戴设备及其按键
JP2002143110A (ja) 心拍信号検出送信胸部ユニット
CN211478890U (zh) 一种可穿戴设备
JP2002157041A (ja) コンピュータのログインシステム
CN218215081U (zh) 按键部件和终端设备
JP3966069B2 (ja) データ通信装置および携帯時計
US9832296B2 (en) Electronic apparatus
WO2021098589A1 (zh) 可穿戴设备及其绑带
JP2004266328A (ja) 腕装着型通信機器
CN210809628U (zh) 保护套、电子设备及设备组件
CN212382609U (zh) 一种可穿戴设备
JP2001308803A (ja) データ通信システム及びそのシステムを利用した機器のセキュリティシステム及び、データ通信システム又はセキュリティシステムを利用した携帯電話及び携帯情報端末
JP2002078691A (ja) トレーニング機器
CN207836932U (zh) 一种多功能手环智能开关
CN216221424U (zh) 一种结构简单的高血压治疗仪
JP2005079900A (ja) データ通信装置
JP7119368B2 (ja) データ通信装置
JP2577816Y2 (ja) 無線送信装置