JP2003132424A

JP2003132424A - 自動販売機

Info

Publication number: JP2003132424A
Application number: JP2001328078A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Kayashima; 一弘萱嶋; Kazumi Yoshida; 和美吉田; Kazuhisa Watanabe; 和久渡邊
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-10-25
Filing date: 2001-10-25
Publication date: 2003-05-09

Abstract

(57)【要約】【課題】外出先で自動販売機により携帯電話機等のバッ
テリーの充電が行えるようにする。【解決手段】本発明の自動販売機は、情報処理端末の充
電を行う充電ユニット０３０１、充電状態出力部０３０
３、決済受付部０３０２と、充電不可能出力部０３０４
と、を有する、また、本発明の自動販売機は、更に、広
告情報を格納する広告情報格納部と、広告情報格納部に
格納されている広告情報を取得する広告情報取得部と、
広告情報取得部で取得した広告情報を出力する広告情報
出力部とを具備し、前記充電ユニット０３０１によるバ
ッテリーの充電中に情報処理端末のユーザーが広告情報
の提供を受けるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、充電機能を有する
自動販売機に関する。

【０００２】

【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、携帯電話やＰＨＳ等の情報処理端末が急速に普及
し、外出先で通話や電子メール等の送受信を行うことが
多くなっている。そのため、情報処理端末における電気
の消費量も多くなることから、予め家等で専用の充電器
を用いて数日おきに情報処理端末のバッテリーを充電し
ておく必要がある。

【０００３】しかしながら、日常、情報処理端末のバッ
テリーにおける電気残量が少ないにも拘わらず、充電を
忘れてしまうことがある。そして、このような場合、外
出先で情報処理端末の使用中にバッテリーの電気がなく
なり、情報処理端末が使用不能になるという事態が起こ
るが、ユーザーは通常、充電器を携行しないことから、
家等に帰ってバッテリーの充電をするまで情報処理端末
が使用できないこととなる。またもし、充電器を携行し
ている場合でも、外出先で充電に必要な１００Ｖ電源を
確保することが困難である。

【０００４】ところで、飲料やタバコ等の自動販売機は
街の彼方此方にあるにも拘わらず、専ら商品を販売する
に留まり、他の便利な機能等を有しないのが実情であ
る。

【０００５】本発明の目的は、情報処理端末におけるバ
ッテリーの充電が行える自動販売機を提供することにあ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の自動販売機は、
情報処理端末の充電を行う充電ユニットを有することを
特徴とするものである。

【０００７】なお、本明細書において、情報処理端末と
しては、携帯電話機、ＰＨＳ電話機、ＰＤＡ等が挙げら
れる。

【０００８】また、本発明の自動販売機は、更に、広告
情報を格納する広告情報格納部と、広告情報格納部に格
納されている広告情報を取得する広告情報取得部と、広
告情報取得部で取得した広告情報を出力する広告情報出
力部とを具備し、前記充電ユニットによるバッテリーの
充電中に情報処理端末のユーザーが広告情報の提供を受
けるようにしたものである。

【０００９】更に、本発明の自動販売機は、当該自動販
売機で商品等が購入された場合に、その決済を受け付け
る決済受付部をも具備し、商品等を購入したユーザーに
前記バッテリーの充電を通常より低額または無料で行う
ようにしたものである。

【００１０】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。

【００１１】先ず、後述する各実施形態の自動販売機を
含む情報処理システムの全体構成について説明すると、
図１に示すように、充電機能を有する自動販売機（０１
０１）と、少なくとも消費者データベース（０１０２）
および広告データベース（０１０３）を有する情報処理
装置（０１０４）と、消費者が有する携帯用電話機（０
１０５）とがあり、自動販売機（０１０１）と情報処理
装置（０１０４）と携帯用電話機（０１０５）とは、電
話回線やモバイル網等の通信手段を介して相互に情報の
伝送が行われるようになされている。

【００１２】前記消費者データベース（０１０２）は、
図２に示すように、例えば消費者が有する携帯用電話機
（０１０５）の電話番号を電話機識別子として、消費者
の氏名、年齢および決済用の銀行口座等の消費者に関す
る情報を蓄積したものである。

【００１３】前記広告データベース（０１０３）とは、
例えば自動販売機（０１０１）で販売している商品等の
広告情報の他、販売している商品等とは無関係な広告情
報も蓄積されており、例えば自動販売機（０１０１）が
置かれている地域にあるスーパーマーケットのセール情
報や進学塾の生徒募集情報等である。

【００１４】前記情報処理装置（０１０４）とは、前記
消費者データベース（０１０２）や広告データベース
（０１０３）等を管理するサーバーである。

【００１５】（実施形態１）図３に示すように、本実施
形態の自動販売機（０３００）は、携帯電話機やＰＨＳ
電話機等の携帯用電話機の充電を行う充電ユニット（０
３０１）と、決済に関する情報の入力を受け付ける決済
受付部（０３０２）と、充電状態に関する情報を出力す
る充電状態出力部（０３０３）と、携帯用電話機が充電
可能な端末か否かを判断し、充電不可能な場合に、その
旨を出力する充電不可出力部（０３０４）とを有する。

【００１６】前記充電ユニット（０３０１）は、一般に
知られている携帯用電話機の充電器と同様のものであ
り、ホルダー型とコネクター型とがある。

【００１７】前記ホルダー型の充電ユニットは、図４に
示すように、自動販売機（０３００）の前面一側寄り部
分において、携帯用電話機（０４０１）の下部が嵌め入
れられるホルダー部（０４０２）を設けたものである。

【００１８】一方、前記コネクター型の充電ユニット
は、図５に示すように、自動販売機（０３００）の前面
一側寄り部分からコード（０５０１）が伸び、該コード
（０５０１）の先端にコネクター（０５０２）が取り付
けられたものであり、該コネクター（０５０２）を携帯
用電話機（０５０３）の下部に接続することによって、
携帯用電話機（０５０３）のバッテリーの充電が行え
る。

【００１９】また、前記いずれのタイプの充電ユニット
（０３０１）についても、ＡＣアダプターを介して当該
自動販売機（０３００）の１００Ｖ電源に接続されてい
る。

【００２０】前記決済受付部（０３０２）とは、当該自
動販売機（０３００）で商品等が購入された旨の情報ま
たは前記充電ユニット（０３０１）による充電の料金が
支払われた旨の情報を受け付ける機能を有するものであ
る。より具体的には、決済受付部（０３０２）は、例え
ば当該自動販売機（０３００）に現金が投入されて商品
等が購入された旨の情報や消費者の携帯用電話機を識別
する電話機識別子として電話番号が入力され、これに対
応する前記消費者データベース（０１０２）中の銀行口
座に課金されて商品等が購入された旨の情報、或いは前
記充電料金が現金や前記銀行口座への課金によって支払
われた旨の情報等を受け付ける。

【００２１】ただし、当該自動販売機（０３００）にお
いて、商品等の購入に関係なく、無料で前記充電ユニッ
ト（０３０１）による充電を行う場合には決済受付部
（０３０２）は省略される。

【００２２】前記充電状態出力部（０３０３）とは、充
電ユニット（０３０１）による充電中に、バッテリーに
どれだけの電気が蓄積されたか、或いは充電必要量を１
００パーセントとして現在何％の充電が行われたか、或
いは充電完了までの所要時間等を表示したり、音声案内
したりするものである。また、充電状態出力部（０３０
３）は、最終的に充電が完了した場合にも、その旨を表
示したり、音声案内するものである。

【００２３】ただし、前記充電ユニット（０３０１）に
よる充電状態の出力を行わず、充電が完了したときに、
充電ランプが消えるようにする場合等においては、充電
状態出力部（０３０３）は省略される。

【００２４】充電不可出力部（０３０４）とは、前述し
た通り、充電不可能な場合に、その旨を出力するもので
あるが、充電不可能な場合とは、例えば消費者の携帯用
電話機のメーカーや機種等によって充電ができない場合
や前記充電料金を銀行決済する場合において、消費者デ
ータベース（０１０２）で決済停止となっているとき等
である。

【００２５】そして、充電不可出力部（０３０４）は、
具体的には「充電ができません」という表示をしたり、
「申し訳ありませんが、充電できません」といった音声を
出すと共に既に充電料金が当該自動販売機（０３００）
に投入されている場合には、その充電料金を返却する。

【００２６】ただし、どのようなメーカーや機種の携帯
用電話機であっても充電でき、且つ充電料金を銀行決済
でなく、すべて現金払いとする場合には、充電ユニット
（０３０１）による充電が不可能という事態が起こり得
ないため、充電不可出力部（０３０４）は、省略され
る。

【００２７】次に、本実施形態の自動販売機（０３０
０）における処理の一例について説明すると、図６に示
すように、先ず決済に関する情報の入力があるまで待機
し(ステップＳ０６０１)、該入力があったときには携帯
用電話機が充電ユニットに接続されるまで待機し(ステ
ップＳ０６０２)、接続された場合には充電を開始する
(ステップＳ０６０３)。その後、充電状態の出力を行い
(ステップＳ０６０４)、携帯用電話機のバッテリーに所
定量の電気が充電されたときに充電を終了し(ステップ
Ｓ０６０５)、次に充電が完了した旨を出力する(ステッ
プＳ０６０６)。

【００２８】（実施形態２）本実施形態の自動販売機
は、携帯用電話機のバッテリーの充電中に広告情報を出
力するものである。

【００２９】具体的には、図７に示すように、自動販売
機（０７００）は、携帯用電話機の充電を行う充電ユニ
ット（０７０１）と、決済に関する情報の入力を受け付
ける決済受付部（０７０２）と、充電状態に関する情報
を出力する充電状態出力部（０７０３）と、携帯用電話
機が充電可能な端末か否かを判断し、充電不可能な場合
に、その旨を出力する充電不可出力部（０７０４）と、
広告情報を格納している広告情報格納部（０７０５）
と、広告情報格納部（０７０５）に格納している広告情
報や前記情報処理装置（０１０４）の広告データベース
（０１０３）に蓄積されている広告情報を取得する広告
情報取得部（０７０６）と、広告情報取得部（０７０
６）が取得した広告情報を出力する広告情報出力部（０
７０７）とを具備する。

【００３０】充電ユニット（０７０１）、決済受付部
（０７０２）、充電状態出力部（０７０３）および充電
不可出力部（０７０４）は、いずれも前述した実施形態
１におけるものと同様である。

【００３１】前記広告情報格納部（０７０５）とは、当
該自動販売機（０７００）で販売している飲料、酒類、
タバコまたはチケット等の商品やサービスに関する広告
情報の他、当該自動販売機（０７００）で取り扱ってい
ない別の商品等に関する広告情報、または当該自動販売
機（０７００）が設置されている地域における商店街や
スーパーマーケットの特売情報およびイベント情報等、
が蓄積された記録媒体（ＨＤＤやＤＶＤ等）である。ま
た、広告情報格納部（０７０５）は、前述した種々の広
告情報を動画、静止画、テキストおよび音声等として蓄
積している。

【００３２】広告情報を取得する広告情報取得部（０７
０６）とは、前述したように、広告情報格納部（０７０
５）に格納している広告情報または前記情報処理装置
（０１０４）の広告データベース（０１０３）に蓄積さ
れている広告情報を選択的に取得する機能を有するもの
であり、広告情報取得部（０７０６）が前記広告データ
ベース（０１０３）からの広告情報を取得する場合に
は、当該広告情報取得部（０７０６）から情報処理装置
（０１０４）に対して定期的に広告情報の送信要求を出
し、これに基づいて情報処理装置（０１０４）が新たな
広告情報を当該自動販売機（０７００）へ送信するもの
である。一方、広告情報格納部（０７０５）における広
告情報は、例えば、これが記録されたＤＶＤ等の記録媒
体を、当該自動販売機（０７００）の商品補充作業者が
交換することによって更新される。また、前記広告情報
格納部（０７０５）における広告情報は、前記記録媒体
の交換でなく、通信回線を介した当該広告情報の送信に
よって更新されるようにしても良い。

【００３３】広告情報出力部（０７０７）は、動画、静
止画、テキストおよび音声等によって広告情報を出力す
る機能を有するものであり、ディスプレイ、プリンター
およびスピーカー等が該当する。

【００３４】次に、本実施形態の自動販売機（０７０
０）における処理の一例について説明すると、図８に示
すように、先ず決済に関する情報の入力があるまで待機
し(ステップＳ０８０１)、該入力があったときには携帯
用電話機が充電ユニットに接続されるまで待機し(ステ
ップＳ０８０２)、接続された場合には充電を開始する
(ステップＳ０８０３)。その後、広告情報を取得し(ス
テップＳ０８０４)、取得した広告情報を出力する(ステ
ップＳ０８０５)。そして、携帯用電話機のバッテリー
に所定量の電気が充電されたときには充電を終了し(ス
テップＳ０８０６)、次に充電が完了した旨を出力する
(ステップＳ０８０７)。

【００３５】（実施形態３）本実施形態の自動販売機
は、携帯用電話機の充電を行うと共に該充電中に広告情
報を出力し、更に出力した広告情報を消費者の携帯用電
話機に複写することにより、消費者が当該自動販売機を
離れた後においても、携帯用電話機に広告情報が出力さ
れるようにしたものである。

【００３６】具体的には、図９に示すように、自動販売
機（０９００）は、携帯用電話機の充電を行う充電ユニ
ット（０９０１）と、決済に関する情報の入力を受け付
ける決済受付部（０９０２）と、充電状態に関する情報
を出力する充電状態出力部（０９０３）と、携帯用電話
機が充電可能な端末か否かを判断し、充電不可能な場合
に、その旨を出力する充電不可出力部（０９０４）と、
広告情報を格納している広告情報格納部（０９０５）
と、広告情報格納部（０９０５）に格納している広告情
報や前記情報処理装置（０１０４）の広告データベース
（０１０３）に蓄積されている広告情報を取得する広告
情報取得部（０９０６）と、広告情報取得部（０９０
６）が取得した広告情報を出力する広告情報出力部（０
９０７）と、広告情報格納部（０９０５）に格納されて
いる広告情報を携帯用電話機に複写する広告情報複写部
（０９０８）と、広告情報複写部（０９０８）による広
告情報の複写が行われた場合に決済額を変更する決済変
更部（０９０９）とを具備するものである。

【００３７】充電ユニット（０９０１）、決済受付部
（０９０２）、充電状態出力部（０９０３）および充電
不可出力部（０９０４）は、前記実施形態１におけるも
のと同様である。

【００３８】また、広告情報格納部（０９０５）、広告
情報取得部（０９０６）および広告情報出力部（０９０
７）は、前記実施形態２におけるものと同様である。

【００３９】前記広告情報複写部（０９０８）とは、通
信により、または外部バスを介して広告情報格納部（０
９０５）に格納されている広告情報を携帯用電話機のメ
モリに書き写す機能を有する。また、本発明では、これ
に限定にされず、例えば広告情報取得部（０９０６）が
情報処理装置（０１０４）の広告データベース（０１０
３）から広告情報を取得し、これが広告情報出力部（０
９０７）で出力された場合において、この出力された広
告情報をも広告情報複写部（０９０８）が携帯用電話機
に複写するようにしても良い。

【００４０】決済変更部（０９０９）とは、例えば、消
費者が広告情報を自己の携帯用電話機に複写する動機付
けを行うためのものであって、消費者が商品等の代金や
充電料金を当該自動販売機（０９００）に現金で支払っ
た場合においては、前記広告情報の複写によって、例え
ば１０円を当該自動販売機（０９００）のお釣り取出し
口に返却する。また、消費者が商品等の代金や充電料金
を銀行決済した場合においては、決済変更部（０９０
９）は決済額から前記１０円を差し引く。

【００４１】ただし、前述したような決済額の返却や差
し引きを前記決済受付部（０９０２）で一括処理する場
合等においては、決済変更部（０９０９）は省略され得
る。

【００４２】次に、本実施形態の自動販売機（０９０
０）における処理の一例について説明すると、図１０に
示すように、先ず決済に関する情報の入力があるまで待
機し(ステップＳ１００１)、該入力があったときには携
帯用電話機が充電ユニットに接続されるまで待機し(ス
テップＳ１００２)、接続された場合には充電を開始す
る(ステップＳ１００３)。その後、広告情報を取得し
(ステップＳ１００４)、取得した広告情報を出力する
(ステップＳ１００５)。次に、広告情報の複写の有無を
検知し(ステップＳ１００６)、広告情報が携帯用電話機
に複写された場合には、決済額を変更する（ステップＳ
１００７）。その後、携帯用電話機のバッテリーに所定
量の電気が充電されたときには充電を終了し(ステップ
Ｓ１００８)、次に充電が完了した旨を出力する(ステッ
プＳ１００９)。

【００４３】（実施形態４）本実施形態の自動販売機
は、携帯用電話機の充電を常に無料で行う換わりに充電
した携帯用電話機に広告情報を複写するようにしたもの
である。具体的には、図１１に示すように、自動販売機
（１１００）は、携帯用電話機の充電を行う充電ユニッ
ト（１１０１）と、充電状態に関する情報を出力する充
電状態出力部（１１０２）と、広告情報を格納している
広告情報格納部（１１０３）と、広告情報格納部（１１
０３）に格納している広告情報や前記情報処理装置（０
１０４）の広告データベース（０１０３）に蓄積されて
いる広告情報を取得する広告情報取得部（１１０４）
と、広告情報取得部（１１０４）が取得した広告情報を
出力する広告情報出力部（１１０５）と、広告情報出力
部（１１０５）が出力した広告情報を携帯用電話機に複
写する広告情報複写部（１１０６）とを具備する。

【００４４】本実施形態の自動販売機（１１００）を構
成する前記各部は、前述した実施形態におけるものと同
様である。

【００４５】次に、本実施形態の自動販売機（１１０
０）における処理の一例について説明すると、図１２に
示すように、先ず携帯用電話機が充電ユニットに接続さ
れるまで待機し(ステップＳ１２０１)、接続された場合
には広告情報を取得し(ステップＳ１２０２)、取得した
広告情報を出力する（ステップＳ１２０３）。次に、出
力した広告情報の携帯用電話機への複写の有無を検知し
（ステップＳ１２０４）、広告情報の複写が行われた場
合には携帯用電話機の充電を開始した（ステップＳ１２
０５）後、充電状態を出力する（ステップＳ１２０
６）。その後、携帯用電話機のバッテリーに所定量の電
気が充電されたときには充電を終了し(ステップＳ１２
０７)、次に充電が完了した旨を出力する(ステップＳ１
２０８)。

【００４６】なお、前記広告情報の携帯用電話機への複
写が行われない場合には、携帯用電話機の充電も行われ
ない。

【００４７】なお、本実施形態では、広告情報出力部
（１１０５）による広告情報の出力後に広告情報複写部
（１１０６）によって携帯用電話機への広告情報の複写
を行う構成としたが、本発明はこれに限らず、前記順序
を逆にしても良いし、或いは前記広告情報の出力と広告
情報の複写を別個独立に行うようにすることもある。

【００４８】

【発明の効果】本発明の自動販売機は、携帯用電話機等
の情報処理端末の充電機能を有するため、消費者は、外
出先で自己の携帯用電話機等におけるバッテリーの電気
が完全になくなった場合でも本発明の自動販売機で充電
を行うことができる。

【００４９】また、決済変更部を有する本発明の自動販
売機では、顧客が商品やサービスを購入した場合に前記
充電料金を無料にすることにより、当該自動販売機の販
売促進効果および他の自動販売機との差別化が期待でき
る。

【００５０】更に、前記携帯用電話機等の充電を行って
いる間に、広告情報を出力するようにした本発明の自動
販売機によれば、消費者は充電待ちの間に少なくとも１
回は広告情報を見ることとなるため、当該自動販売機を
広告媒体とした有効な宣伝効果も期待できる。

【００５１】また更に、前記広告情報を消費者の携帯用
電話機等に複写可能とした本発明の自動販売機によれ
ば、消費者が当該自動販売機を離れた後おいても、携帯
用電話機に広告情報が表示されるため、広告情報の拡散
も期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態の自動販売機を含む情報処理システム
の全体を示す図

【図２】消費者データベースにおける消費者情報の管理
例を示す図

【図３】実施形態１に係る自動販売機の機能ブロック図

【図４】充電ユニットの一例を示す自動販売機の正面図

【図５】充電ユニットの他の例を示す自動販売機の正面
図

【図６】実施形態１の自動販売機における処理の一例を
示すフローチャート

【図７】実施形態２に係る自動販売機の機能ブロック図

【図８】実施形態２の自動販売機における処理の一例を
示すフローチャート

【図９】実施形態３に係る自動販売機の機能ブロック図

【図１０】実施形態３の自動販売機における処理の一例
を示すフローチャート

【図１１】実施形態４に係る自動販売機の機能ブロック
図

【図１２】実施形態４の自動販売機における処理の一例
を示すフローチャート

【符号の説明】

０３００自動販売機０３０１充電ユニット０３０２決済受付部０３０３充電状態出力部０３０４充電不可出力部０７０５広告情報格納部０７０６広告情報取得部０７０７広告情報出力部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０２Ｊ 7/02 Ｈ０２Ｊ 7/02 Ｂ (72)発明者渡邊和久大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内Ｆターム(参考） 3E044 AA01 BA01 BA02 BA10 CA10 DA03 DA05 DB02 DB05 DB11 DB12 DC06 DE03 EA07 EA11 EA20 EB01 EB08 FA01 3E047 JA04 KA01 KA02 KA08 LA02 5G003 AA01 BA01 DA04 EA01

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】情報処理端末の充電を行う充電ユニット
を具備した自動販売機。
【請求項２】決済に関する情報の入力を受け付ける決
済受付部をさらに具備し、前記決済受付部において情報
を受け付けた後に、前記充電ユニットが前記情報処理端
末の充電を行うことを特徴とする請求項１記載の自動販
売機。
【請求項３】前記情報処理端末が携帯用電話機であっ
て、前記決済受付部が前記携帯用電話機を識別する電話
機識別子の入力を受け付けることを特徴とする請求項２
記載の自動販売機。
【請求項４】広告情報を格納している広告情報格納部
と、前記広告情報を取得する広告情報取得部と、前記広
告情報取得部が取得した広告情報を出力する広告情報出
力部とをさらに具備し、前記充電ユニットによる情報処
理端末の充電中に、前記広告情報取得部が広告情報を取
得し、前記広告情報出力部が広告情報を出力することを
特徴とする請求項１から請求項３うちのいずれか一記載
の自動販売機。
【請求項５】前記情報処理端末の充電の状態に関する
情報を出力する充電状態出力部をさらに具備する請求項
１から請求項４のうちのいずれか一項記載の自動販売
機。
【請求項６】前記広告情報格納部に格納されている広
告情報を前記情報処理端末に複写する広告情報複写部を
さらに具備する請求項１から請求項５記載のうちのいず
れか一項記載の自動販売機。
【請求項７】前記広告情報複写部が広告情報を複写す
る場合に、充電のための料金決済を変更する請求項６記
載の自動販売機。
【請求項８】前記情報処理端末が充電可能な端末か否
かを判断し、充電不可であれば、その旨を出力すること
を特徴とする請求項１から請求項７のうちのいずれか一
項記載の自動販売機。
【請求項９】情報処理端末の充電を行うステップと、
前記充電中に広告情報を取得するステップと、前記充電
中に広告情報を出力するステップとを実行するためのプ
ログラム。
【請求項１０】広告情報を情報処理端末に複写するス
テップを更に有する請求項９記載のプログラム。