JP2003132060A - 検索支援装置、検索支援方法、及び検索支援プログラム - Google Patents

検索支援装置、検索支援方法、及び検索支援プログラム

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JP2003132060A
JP2003132060A JP2001325042A JP2001325042A JP2003132060A JP 2003132060 A JP2003132060 A JP 2003132060A JP 2001325042 A JP2001325042 A JP 2001325042A JP 2001325042 A JP2001325042 A JP 2001325042A JP 2003132060 A JP2003132060 A JP 2003132060A
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Takashi Nakagawa
尚 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに検索エンジン選択の負担をかけず
に、自動的に特定の分野に特化した検索エンジンの出力
結果を得ることができる検索支援装置を提供すること。 【解決手段】 クライアント端末装置から取得した検索
入力文を構文解析し粗かじれめ登録してある事例文とマ
ッチングする。これら事例文には特定の分野に特化した
検索エンジンが関連付けられており、これによって、検
索入力文と特定の分野に特化した検索エンジンを選択す
ることができる。次に、検索入力文からキーワードを抽
出し、このキーワードに対して必要があれば、略称を正
式名称に変換したりなどの所定の処理を施して検索要求
文を作成する。そして、先に選択した検索エンジンにこ
の検索要求文を用いて検索を要求し、検索結果をクライ
アント端末装置で提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検索支援装置に関
し、例えば、Webサイトの検索を支援するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急激な普及によ
り、パーソナルコンピュータ(以下PCと記す)や携帯
電話などから手軽にWebサイトにアクセスできるよう
になってきた。インターネットでは、膨大な情報の中か
らユーザが目的とするWebサイトのURL(Unif
orm Resource Locators)を検索
するためのメタ検索エンジン(以下検索エンジン)が提
供されている。
【0003】ユーザは所定のメタ検索サイトにアクセス
することによりこれら検索エンジンを利用することがで
きる。これらメタ検索エンジンには、特に分野を特定せ
ずにユーザが入力したキーワードで単純検索するものか
ら、株価、天気など様々な分野に特化した検索をサポー
トしたものまである。以降、メタ検索エンジン及びその
他の検索エンジンのうち、特定の分野に特化せず、一般
的な検索を行うものを汎用検索エンジンと呼び、株式、
天気など特定の分野に特化したものを専用検索エンジン
と呼ぶことにする。
【0004】汎用検索エンジンで検索を実行した場合
は、入力したキーワードに関連付けられた検索結果が分
野に関わらず得られる。例えば、汎用検索エンジンで
「A社の株価」を検索すると、A社の株価に関するニュ
ースや、A社の株価に関する個人のホームページなど、
A社の株価に関係のあるものはサイトのないように関わ
らずヒットする。そして、株価自体の変動を示すチャー
ト図などはなかなか出てこない。
【0005】一方、専用検索エンジンの場合は、検索エ
ンジンが予め設定した範囲の中で情報がヒットする。例
えば、株式市場に特化した専用検索エンジンで「A社の
株価」を検索すると、A社の株価チャートや一日の売買
高、あるいは株価変動など、A社の株式に特化した情報
が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、特定の分
野に特化した情報を効率よく得たいユーザは、当該専用
分野に関する専用検索エンジンを使用する必要がある。
しかし、この専用検索エンジンの選択はユーザが手動に
よって行うため、特にWeb初心者にとって重い負担と
なっている。
【0007】また、株価や天気などの専用検索ページは
使いやすいく、欲しい情報が的確に入手できる一方、当
該検索ページがインターネット上で提供されていること
を失念していたり、あるいは知らなかったりなどして汎
用検索エンジンで調べてしまうことも多い。特に検索分
野は無数にあるので専用検索エンジンの対応分野数が増
えるにつれてこの問題は深刻になる。
【0008】そこで、本発明の目的は、ユーザに検索エ
ンジン選択の負担をかけずに、自動的に専用検索エンジ
ンの出力結果を得ることができる検索支援装置、検索支
援方法、及び検索支援プログラムを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1検索入力文を取得する検索入力
文取得手段と、前記取得した検索入力文と予め用意され
た事例文とをマッチングするマッチング手段と、前記マ
ッチングした事例文に関連付けられた検索エンジンを特
定する検索エンジン特定手段と、前記検索入力文からキ
ーワードを抽出する抽出手段と、前記抽出したキーワー
ドを用いて前記特定した検索エンジンに検索を依頼し、
当該検索エンジンから検索結果を取得する検索依頼手段
と、前記取得した検索結果を提示する提示手段と、を具
備したことを特徴とする検索支援装置を提供する。請求
項2を提供する前記マッチング手段は、前記検索入力文
と事例文との類似度を算出し、前記類似度が所定の閾値
よりも大きい事例文を前記検索入力文とマッチングさせ
ることを特徴とする請求項1に記載の検索支援装置を提
供する。請求項3に記載の発明では、前記抽出したキー
ワードを用いて検索式を生成する検索式生成手段を更に
具備し、記マッチング手段にて前記検索入力文とマッチ
ングする事例文がなかった場合、前記検索依頼手段は、
前記生成した検索式にて所定の検索エンジンに検索を依
頼することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
検索支援装置を提供する。請求項4に記載の発明では、
前記事例文に対して前記検索エンジン特定手段が特定し
た検索エンジンが複数あった場合、前記提示手段は、前
記複数の検索エンジンの検索結果を合成して提示するこ
とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3までの
内の何れかの1の請求項に記載の検索支援装置を提供す
る。請求項5に記載の発明では、前記複数の検索エンジ
ンから取得した検索結果を順序付ける順序付け手段を更
に具備し、前記提示手段は、検索結果を前記順序付け手
段によってつけられた順序に従って提示することを特徴
とする請求項4に記載の検索支援装置を提供する。請求
項6に記載の発明では、検索入力文取得手段と、マッチ
ング手段と、検索エンジン特定手段と、抽出手段と、検
索依頼手段と、提示手段と、を具備したコンピュータに
おいて、前記検索入力文取得手段で、検索入力文を取得
する検索入力文取得ステップと、前記マッチング手段
で、前記取得した検索入力文と予め用意された事例文と
をマッチングするマッチングステップと、前記検索エン
ジン特定手段で、前記マッチングした事例文に関連付け
られた検索エンジンを特定する検索エンジン特定ステッ
プと、前記抽出手段で、前記検索入力文からキーワード
を抽出する抽出ステップと、前記検索依頼手段で、前記
抽出したキーワードを用いて前記特定した検索エンジン
に検索を依頼し、当該検索エンジンから検索結果を取得
する検索依頼ステップと、前記提示手段で、前記取得し
た検索結果を提示する提示ステップと、から構成された
ことを特徴とする検索支援方法を提供する。請求項7に
記載の発明では、検索入力文を取得する検索入力文取得
機能と、前記取得した検索入力文と予め用意された事例
文とをマッチングするマッチング機能と、前記マッチン
グした事例文を用いて検索エンジンを特定する検索エン
ジン特定機能と、前記検索入力文からキーワードを抽出
する抽出機能と、前記抽出したキーワードを用いて前記
特定した検索エンジンに検索を依頼し、当該検索エンジ
ンから検索結果を取得する検索依頼機能と、前記取得し
た検索結果を提示する提示機能と、をコンピュータで実
現させるための検索支援プログラム又は検索支援プログ
ラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体
を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1から図11を参照して詳細に説明する。 [実施形態の概要]本実施の形態の検索支援サーバは、
ユーザからの検索入力文に応じて専用検索エンジンを自
動的に選択し、選択した検索エンジンで検索を行うもの
である。専用検索エンジンの選択は、予め専用検索エン
ジンと関連付けられた事例文と検索入力文をマッチング
することにより行う。マッチング方法は、各種ある既存
のものの何れを用いても良い。本実施の形態では一例と
して、所定の分野に特有な文構造を予め事例文として用
意しておき、これらと検索入力文の文構造の類似度を用
いてマッチングする。一方、検索入力文からキーワード
を抽出するなどして適当に処理し、最適な問合せ文(ク
エリー)を作成する。そして、選択された専用検索エン
ジンに作成した問合せ文で検索を要求し、検索結果をユ
ーザに提示する。
【0011】例えば、ユーザが「渡辺電気の株」と入力
すると「<会社>の<株or業績>」といったような事
例文と一致する。この事例文は株価の専用検索エンジン
に関連付けられているものとする。一方、検索入力文か
らキーワード「渡辺電気」を抽出し、必要があれば「渡
辺電気株式会社」と正式名称に変換する。そして、「渡
辺電気株式会社」をキーワードとして株価専門検索エン
ジンに検索を依頼する。そして、当該検索エンジンから
送られてきた検索結果をユーザに提示する。
【0012】[実施形態の詳細]図1は、本実施の形態
の検索支援サーバ1を用いたネットワーク構成の一例を
示した図である。検索支援サーバ1は、インターネット
5を介してクライアント端末装置2、2、2、・・・、
及び検索サーバ3、3、3、・・・、と接続可能に配設
されている。なお、以降、特に個々を区別しない場合
は、クライアント端末装置2、2、2、・・・、検索サ
ーバ3、3、3、・・・、を単にクライアント端末装置
2、検索サーバ3と記す。これらの機器は、例えばTC
P/IP(Transmission Control
Protocol/Internet Protoc
l)などのプロトコルを用いて互いに通信することがで
きる。また、検索支援サーバ1、検索サーバ3は、所定
のURLにてクライアント端末装置2からアクセス可能
となっている。
【0013】クライアント端末装置2は、例えば、P
C、携帯電話、インターネット接続可能なワープロ及び
デジタル式テレビなどの装置で構成されている。クライ
アント端末装置2は、キーボード、マウス、リモコンな
どの入力装置や、ディスプレイ、スピーカなどの出力装
置の他、各種演算処理を行うCPU、ブラウザやその他
のプログラムを記憶した記憶装置、インターネット5と
クライアント端末装置2との通信を制御する通信制御装
置などを備えている。
【0014】クライアント端末装置2は、検索支援サー
バ1、検索サーバ3、インターネット5に接続されてい
るその他のサーバ装置などにアクセスし、データの送受
信を行うことができる。例えば、入力装置からURLを
入力すると、当該URLで特定されたWebサイトから
HTML(Hypertext Markup Lan
guage)形式のファイルをダウンロードすることが
できる。そして、ディスプレイには、当該HTML形式
のファイルにて定義された画面が表示される。これらの
通信機能や表示機能は、CPUが通信プログラムやブラ
ウザに従って動作することにより発揮されるものであ
る。
【0015】検索サーバ3は、検索エンジンを提供して
いるサーバ装置であって、検索支援サーバ1やクライア
ント端末装置2などに検索サービスを提供する。検索サ
ーバ3が提供する検索エンジンは、特に検索分野を特定
しない汎用検索エンジンから、株式、天気、レストラ
ン、病院、映画館、百貨店、など、特定の分野に特化し
た専用検索エンジンまで様々ある。なお、1つの検索サ
ーバ3が複数の検索エンジンを提供することもできる。
【0016】検索サーバ3は、クライアント端末装置2
や検索支援サーバ1から検索要求を受信すると、検索式
に対応するWebサイトを検索し、所定の方法で計算し
た検索順位に従ってこれらWebサイトのURLと要約
などの一覧を返信する。検索サーバ3が提供する検索エ
ンジンは、所定のURLによりアクセス可能になってい
る。そのため、URLによって使用する検索エンジンを
選択することができる。
【0017】検索支援サーバ1は、クライアント端末装
置2から受信した検索入力文に応じて専用検索エンジン
を自動的に選択し、これらの検索エンジンに対する検索
要求を代行するサーバ装置である。なお、検索入力文か
ら最適な専用検索エンジンを選択できなかった場合は、
汎用検索エンジンに検索要求を行う。また、1つの検索
入力文に対して選択する検索エンジンは単数の場合もあ
り、また複数の場合もある。
【0018】検索支援サーバ1は、クライアント端末装
置2からアクセスを受けると、検索入力画面データをク
ライアント端末装置2に送信し、クライアント端末装置
2のディスプレイに検索入力画面を表示させる。検索支
援サーバ1は、検索入力画面から入力された検索入力文
を受信し、検索サーバ3の選択及び検索問合せ文などの
作成を行って、選択した検索サーバ3に作成した検索問
合せ文などにて検索を要求する。そして、検索サーバ3
から返信されてきた検索結果をクライアント端末装置2
に送信する。
【0019】検索支援サーバ1がクライアント端末装置
2に送信する画面データは、例えばHTMLやその他の
言語にて定義されている。そして、検索に最適な検索エ
ンジンの選択は検索支援サーバ1が行ってくれるので、
ユーザは汎用検索エンジンと同様の感覚で検索入力文の
入力を行うことができる。また、複数の検索エンジンで
検索した場合は、検索結果を所定の手順にて順位付け
し、あたかも1つの検索エンジンにて検索したような画
面を提示する。
【0020】図2は、検索支援サーバ1の論理的な構成
の一例を示した図である。これらの構成は、検索支援サ
ーバ1が備えるCPUが所定のプログラムに従って生成
するものである。この論理的な構成は、クライアント端
末装置2に対して検索入力画面データを送信し、ユーザ
が入力した検索入力文を受信する検索入力文取得部1
1、検索入力文と事例文をマッチングして検索サイトを
選択する事例文マッチング12、検索入力文からキーワ
ードを抽出して所定の処理を施し検索コマンドを生成す
る変換部13、検索コマンドを生成する際のパラメータ
変換ルールを格納したパラメータ変換ルールデータベー
ス14、選択された検索エンジンに対して検索を要求
し、検索結果を受信する検索依頼部15、受信した検索
結果から検索結果画面データを生成してクライアント端
末装置2に送信する出力部16から構成されている。以
下これらの構成要素の機能について説明する。
【0021】検索入力文取得部11は、アクセスのあっ
たクライアント端末装置2に対して、検索入力画面を定
義したHTML形式のファイルを送信する。検索入力画
面には、検索入力文を入力するための入力欄が設けてあ
る。入力欄に検索入力文が入力され検索ボタンがクリッ
クされるなどすると、クライアント端末装置2から検索
支援サーバ1に検索入力文が送信される。検索入力文取
得部11は、クライアント端末装置2から検索入力文を
取得してこれをRAM(Random Access
Memory)などの記憶装置に格納する。このよう
に、検索入力文取得部11は、検索入力文取得手段を構
成している。
【0022】事例文マッチング部12は、記憶装置から
検索入力文を読み出してこれを構文解析し、予め定義さ
れている事例文との類似度を算出するマッチング手段で
ある。事例文は、例えば「<会社名>の<株価 or
業績>」、「<商品>を買う」といったような文構造と
して用意されている。そして、これらの事例文は予めデ
ータベースとして記憶装置に記憶してある。
【0023】事例文マッチング部12は、検索入力文を
構文解析して文構造を取得し、この文構造と事例文(文
構造として定義されている)との類似度を算出する。そ
して、類似度が一定の閾値以上となる事例文を特定す
る。マッチング方法としては、例えば、未公開の特願2
001−95891に記載の自然文マッチング装置に用
いられているものを利用することができる。このマッチ
ング方法では、検索入力文を品詞ごとに分解し、それぞ
れの品詞ごとに品詞情報(名詞、動詞など)、意味概念
情報(動物、書類など)、係受け情報(表層格、深層
格、係り元や係り先の品詞や意味)を付与し、検索入力
文の文構造を得る。そして、検索入力文の文構造と事例
文の文構造の共通点と品詞係受け木構造の大きさと類似
具合を用いて、検索入力文と事例文との類似度を求め
る。類似度は例えば0から1までの小数で表され、1に
近いほど類似度が大きいものとし、閾値は例えば0.8
とする。このマッチング方法の概要については後に詳細
に説明する。
【0024】各事例文には検索先の専用検索エンジンを
特定する情報と検索語の組合せから構成された抽象コマ
ンドが関連付けられている。抽象コマンドは、検索支援
サーバ1が専用検索エンジンに検索を要求する際に利用
する検索コマンドを生成するための雛型である。そし
て、抽象コマンドと検索入力文から抽出した検索語から
検索コマンドが生成される。抽象コマンドは株式専門検
索エンジンや天気専門検索エンジンなど様々な専用検索
エンジンに関連付けられたものが用意されている。検索
コマンドは後に変換部13でHTML文書に変換され、
検索エンジンに検索を依頼するのに使用される。
【0025】例えば、検索入力文が「渡辺電気の株価」
であった場合、構文解析により「<会社名>の株価」な
る文構造が生成される。類似度計算の結果、これが例え
ば事例文「<会社名>の株価」とマッチする。そしてこ
の事例文に関連付けられた抽象コマンド「[検索先]株
価検索[検索語]<会社名>」が検索される。そして、
<会社名>に会社名が代入されて検索コマンド「[検索
先]株価検索[検索語]<会社名>渡辺電気」が生成さ
れる。
【0026】検索入力文と事例文のマッチングは、上記
の方法の他に、例えば特開平11−31149号公報の
IIF(Inteligent Interface)
方式によるものやキーワードでマッチングするものなど
公知のものが各種ある。なお、マッチングに関しては上
記のものに限定せず何れを用いても良い。
【0027】変換部13は、類似度が一定の閾値以上と
なる事例文が存在する場合は、構文解析で得た各語句の
文構造中の位置を指標に、検索入力文からキーワードを
抽出する。このように、変換部13は、キーワードを抽
出する抽出手段を構成している。そして、変換部13
は、抽出したキーワードがパラメータ変換ルールデータ
ベース14に登録してある変換ルールにマッチした場
合、当該変換ルールに従って変換する。検索入力文マッ
チする事例文がなかった場合は、検索入力文を語句と演
算子に分解し、変換ルールを参照しながら検索式を作成
する。
【0028】パラメータ変換ルールデータベース14に
は、変換部13が抽出したキーワードを変換するための
変換ルールが格納されている.これら変換ルールは例え
ば次の4つがある。
【0029】(1)俗称の正式名称への変換ルール この変換ルールは、略称や俗称を正式名称に変換するも
のである。パラメータ変換ルールデータベース14に
は、様々な略称・俗称と正式名称のセットが格納されて
いる。そして、変換部13は、検索コマンドの[検索
語]にセットされたキーワードをパラメータ変換ルール
データベース14で検索し、正式名称があった場合は、
キーワードを正式名称に変換する。例えば、「渡辺電
気」、「都庁」、「国会」などの略称を「渡辺電気株式
会社」、「東京都庁」、「国会議事堂」などの正式名称
に変換する。
【0030】(2)検索コマンドのHTML文書への変
換ルール 検索コマンドをHTML文書に変換し、自動的に適切な
検索エンジンによる検索結果がクライアント端末装置2
に表示されるようにするものである。例えば、パラメー
タ変換ルールデータベース14には、[検索先]に対応
した検索サイトのURLが埋め込まれ、[検索語]にて
指定したキーワードが挿入可能であり、検索結果を表示
する機能を持ったHTML文書が雛型として格納されて
いる。なお、パラメータ変換ルールデータベース14で
は、[検索語]にて指定されるHTML文書が特定され
るように両者が関連付けられており、検索エンジン特定
手段を構成している。
【0031】[検索先]に対応した検索サイトには、汎
用検索エンジンを格納した検索サイトの他、例えば株価
検索、商品検索、建物検索、など各分野の専用検索エン
ジンを格納した検索サイトがある。これらの検索サイト
はHTML文書中のURLによって選択される。変換部
13は、[検索先]に対応したHTML文書を検索し、
これに検索キーワードを挿入する。
【0032】作成されたHTML文書の一例を図3に示
す。HTML文書41は、検索コマンド「[検索先]株
価検索[検索語]<会社名>渡辺電気株式会社」が変換
ルールに従ってHTML文書に変換されたものである。
図の例は、2箇所の株価専門検索サイトに検索を依頼す
る場合を表しており、HTML文書42で「Abc株価
検索」に検索を依頼し、HTML文書43で「Info
rmation株価検索」に株価検索を依頼する。
【0033】HTML文書42には、予め「Abc株価
検索」のURL44と検索エンジンを起動するためのパ
ラメータ45、及びキーワード46がセットされてい
る。URL44とパラメータ45は予め設定されていた
ものであり、キーワード46は、検索コマンドの[検索
語]から生成されたものである。
【0034】同様にHTML文書48は、検索コマンド
「[検索先]商品検索[検索語]魔法瓶」に対して生成
されたHTML文書である。商品検索専門サイトである
「楽々商品検索」と「セール商品検索」が検索先として
指定されている。
【0035】(3)係受けを用いた検索入力文から検索
式への変換ルール この変換ルールは、検索入力文にマッチする事例文がな
かった場合、即ち検索入力文の類似度が何れの事例文に
対しても閾値に達しなかった場合に、検索入力文の係受
け文構造を検索式に変換する際に利用される。図4は、
変換ルールの一例を示した図である。変換のパターン
は、係り元の深層格が、選言的並列の場合、場所又
は対象の場合、連体修飾の場合の三種類あり、それぞ
れ絞り込みレベルごとに検索式が定義されている。
【0036】絞込みレベルは、絞込みレベル3が標準と
してデフォルト設定されており、ユーザが検索入力画面
から必要に応じて変更できるようになっている。例え
ば、選言的並列の場合は以下のようになる。入力検索
文が「野球かサッカーの見れる場所」であった場合、係
受けは次のようになる。「野球」(深層格:対象)→
「見れる」、「サッカー」(深層格:対象)→「見れ
る」このように、「野球」と「サッカー」が選言的並列
関係となっている。
【0037】絞込みレベルが1、2又は3の場合、検索
式は「野球」or「サッカー」となり、検索語として
「野球」あるいは「サッカー」の少なくとも一方が含ま
れるものがヒットする。絞込みレベルが4又は5の場
合、検索式は「野球」and「サッカー」となり、検索
語として「野球」と「サッカー」の双方が含まれるもの
がヒットし、絞込みレベルが1、2又は3の場合より
も、より絞り込まれた検索結果をえることができる。
【0038】場所又は対象の場合は以下のようにな
る。検索入力文が「広島のデパート」であったとする。
この場合係受けは「広島」(深層格:場所又は対象)→
「デパート」となっている。絞込みレベル1、3の場
合、検索式は、「広島」or「デパート」となる。絞込
みレベル2の場合は、「広島」である。そして、絞込み
レベルが4、5の場合は、「広島」and「デパート」
となる。
【0039】連体修飾の場合は以下のようになる。検
索入力文が「踊れる店」であったとする。この場合係受
けは「踊れる」(深層格:連体修飾)→「店」となって
いる。絞込みレベル1、2の場合は、検索式は「踊れ
る」or「店」となる。絞込みレベルが3、4の場合
は、「踊れる」となる。そして絞込みレベルが5の場合
は「踊れる」and「店」となる。このように、変換部
13は、検索入力文のキーワードを用いて検索式を生成
する検索式生成手段をも構成している。
【0040】(4)単語の拡大解釈ルール この変換ルールは、入力検索文の単語語を拡大解釈して
ヒットする事例やページを増やすために利用される。図
5は、単語の拡大解釈ルールを説明するための図であ
る。単語の拡大範囲は、ユーザが絞込みレベルによって
設定することができる。デフォルトは絞込みレベル3で
ある。
【0041】単語「店」を例として図5により単語の拡
大解釈ルールを説明する。絞込みレベルが1、2の場合
は、単語「店」は、「店」、「売店」、「ストア」、
「ショップ」、「レストラン」、「デパート」、「屋
台」、「コンビニ」・・・、などと拡大解釈される。絞
込みレベルが3の場合は、拡大範囲を狭め、「店」、
「売店」、「ストア」、「ショップ」、「レストラン」
となる。絞込みレベルが2の場合は、更に拡大範囲を狭
め「店」、「売店」、「ストア」、「ショップ」とな
り、絞込みレベルが5の場合は「店」となる。
【0042】この他に、例えば単語「野菜」は、「にん
じん」、「ジャガイモ」、「たまねぎ」、「ごぼう」、
「大根」、「ほうれん草」、「キャベツ」、・・・、など
と拡大解釈される。これらの拡大解釈ルールは様々な単
語に対して設定されており、パラメータ変換ルールデー
タベース14に格納されている。
【0043】次に、図2に戻り、検索依頼部15につい
て説明する。検索依頼部15は、変換部13で生成され
たHTML文書を用いて検索サーバ3に検索を依頼し、
検索結果ページを取得する。検索入力文が事例文とマッ
チした場合は、事例文に関連付けられた専用検索エンジ
ンに検索要求を出し、検索入力文が事例文とマッチしな
かった場合は、予め記憶媒体などに記憶し登録してある
汎用検索エンジンに検索を要求する。このように検索依
頼部15は、検索依頼手段を構成している。
【0044】出力部16は、検索依頼部15が取得した
検索結果をクライアント端末装置2で表示するための検
索結果画面データを作成する。作成された検索結果画面
データは、インターネット5を介してクライアント端末
装置2に送信される。出力部16は、出力画面ルールデ
ータベース17に格納されたルールを参照しながら、検
索結果を用いて検索結果画面を作成する。この画面は検
索支援サーバ1からクライアント端末装置2へ送信され
クライアント端末装置2で提示されることになる。この
ように、出力部16は、提示手段を構成している。
【0045】出力画面ルールデータベース17には、検
索結果ページ解釈ルールとURLランキングルールが格
納されている。検索結果ページ解釈ルールは検索依頼先
の検索エンジンから得た検索結果ページからURLやペ
ージ要約を抽出するために利用するルールである。図6
に検索結果解釈ルールの一例を示す。
【0046】は、建物専門の検索サイトAにて検索し
た結果のHTMLファイルから、検索結果情報を抽出す
るためのルールである。実際の検索結果のHTMLファ
イルと、このルールを照合する。ルール中の「数字」
は、その位置では、任意の数字が照合可能であることを
示す。また、「文字列:URL」は、その位置では、任
意の文字列が照合可能であり、なおかつ、照合した文字
列をURLとして抽出することを示している。以上のよ
うな方式で、実際の検索結果のHTMLファイルと、検
索結果情報抽出ルールを照合し、照合できた場合、リン
ク先URL91、ページタイトル92、及びページ要約
93をそれぞれ読み出す。これらの情報は、検索結果の
ランキングなどに利用される。は、建物専門の検索サ
イトBに関するものである。このように、検索サイトご
とにルールを設定することができる。
【0047】URLランキングルールは、複数の検索エ
ンジンから取得した結果を合成して、あたかも単一の検
索エンジンによって取得したかのように順位付けされた
結果を表示するのに利用される。図7の式1にURLご
とのポイント計算式を示す。式中の各記号の意味は以下
の通りである。
【0048】u:URLを一意的に識別するための標
識、 i:検索入力文に対してマッチした事例文を一意的に識
別するための標識、 j:事例文に対して登録されている検索エンジンを一意
的に識別する標識、 k:検索エンジンごとの検索結果の順位を一意的に識別
するための標識、 Pu:URLごとのポイント、 Mj:事例文の検索入力文に対するマッチングスコア、 Wij:事例文に対して登録されている検索エンジンの
重み(初期値は一律に設定するか、事例文の回答設定に
伴って個別の数値を設定するかで指定する。その後、後
述の方法にて修正する)、 fijku:指定の事例文から検索された、指定の検索
エンジンの結果中の、指定の順位に、指定のURLが出
現していれば1、それ以外は0、
【0049】以上のようにURLごとのポイントを定義
すると、複数の検索エンジンの結果中で上位の順位に出
現したURLがおおよそ高いポイントを得ることができ
る。ポイントの高いURLから順に表示することによ
り、多くの検索エンジンの結果を見て回る必要がなく、
順番に合成されたランキング結果を見ることができる。
【0050】ランキング結果のURLは、「http/
/メタ検索エンジン URL?url=ヒットした事例
文の識別子&j=URLを引くのに利用した検索エンジ
ンの識別子&k=検索エンジンの結果中の順位識別し&
l=合成した結果中の順位の識別子」という形式、もし
くは、同等の情報を含む別の形式で保持し、このURL
の情報から、検索エンジン側で実際の結果のURLへ転
送することによって、検索エンジン側にユーザの選択し
たURLを通知する。
【0051】ユーザが選択したURLごとに図7の式
2、3でMiとWijを修正する。但し、Miは修正可
能な場合に修正する。式中a、bは定数であり、lはユ
ーザが選択したURLの合成した結果中の順位である。
式2、3は、おおよそ、ユーザが選択したURLのポイ
ントに寄与した、検索入力文と事例文のマッチングスコ
アや、事例文に対する検索エンジンの重みを上げて、そ
れより合成した結果中の順位が上位のURLのポイント
に寄与した事例文や検索エンジンの重みを下げるように
修正する。このように、出力部16は、複数の検索エン
ジンの検索結果を順位付けて合成し、これによって検索
結果画面を生成することもできる。このように出力部1
6は検索結果を順序付ける順序付け手段ともなってい
る。
【0052】図8は、検索入力文と事例文がマッチング
する場合に検索支援サーバ1が行う動作の内容を説明す
るための図である。検索入力文取得部11がクライアン
ト端末装置2から「渡辺電気の株価」なる検索入力文6
1を取得したとする。事例マッチング部12は検索入力
文61を構文解析した後、事例文のマッチングを行い
「<会社>の株価」なる事例文62とマッチングする。
事例文62には「[検索先]株価[検索語]<会社>」
なる抽象コマンド63が関連付けられている。このよう
に、事例文マッチング部12は事例文と事例文に関連付
けられた抽象コマンドのセットを備えている。更に、事
例文62には検索エンジン67というように、各事例文
には、所定の専用検索エンジンが関連付けられている。
この関連付けは、パラメータ変換ルールデータベース1
4に格納されている検索先URLが埋め込まれたHTM
L文書に事例文が関連付けられることにより行われてい
る。
【0053】事例文マッチング部12は、抽象コマンド
63を特定した後、検索入力文61から抽出したキーワ
ード「渡辺電気」を検索パラメータとして抽象コマンド
に代入し、検索コマンド64を生成する。次に、変換部
13は、検索コマンド64がパラメータ変換ルールに該
当するか否かをチェックし、該当する場合はこれを変換
する。検索コマンド64の場合は、俗称「渡辺電気」を
正式名称「渡辺電気株式会社」に変換して、変換後の検
索コマンド65を生成した後、これからHTML文書6
6を生成する。なお、図8の例では、1つの検索入力文
が1つの事例文にマッチングしているが、これに限定す
るものではなく、1つの検索入力文が複数の事例文にマ
ッチングするように構成することもできる。この場合
は、複数の事例文に関連付けられた専用検索エンジンの
おのおのに検索要求を行う。
【0054】図9は、検索支援サーバ1の構成を示した
ブロック図である。検索サーバ1は、制御部71、入力
装置72、出力装置73、通信制御装置74、入出力イ
ンターフェース81、記憶装置82などがバスライン7
5を介して接続している。
【0055】制御部26は、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read
Only Memory)、RAMなどから構成され
ており、検索支援プログラムなどに従って、ユーザから
の検索要求に対して検索支援サービスを提供したり、検
索支援サーバ1全体を制御したりなどする。
【0056】ROMは、CPUが各種演算や制御を行う
ための各種プログラム、データ及びパラメータなどを格
納したリードオンリーメモリ(読み出し専用メモリ)で
ある。RAMは、CPUにワーキングメモリとして使用
されるランダムアクセスメモリである。CPUは、RA
Mにプログラムやデータなどを書込んだり消去したりす
ることができる。本実施の形態では、RAMは、検索入
力文の格納、構文解析、事例文マッチング、パラメータ
変換、検索エンジンへの検索の依頼、などを行うための
エリアが確保可能となっている。
【0057】入力装置72は、例えばキーボードやマウ
スなどから構成されている。キーボードは、検索支援サ
ーバ1に対して文字や数字などの情報を入力するための
装置である。キーボードは、カナや英文字などを入力す
るためのキーや数字を入力するためのテンキー、各種機
能キー、カーソルキー及びその他のキーによって構成さ
れている。
【0058】キーボートは、例えば検索支援サーバ1の
管理者が検索支援サーバ1にログインするためのログイ
ンIDやパスワードを入力したり、あるいはメンテナン
スなどのために検索支援サーバ1を操作する際に使用す
る。
【0059】マウスはポインティングデバイスである。
GUI(Graphical User Interf
ace)などを用いて検索支援サーバ1を操作する場
合、表示装置上に表示されたボタンやアイコンなどをマ
ウスでクリックすることにより、所定の情報の入力を行
うことができる。
【0060】出力装置73は、例えば表示装置や印刷装
置などから構成されている。表示装置は、情報を画面上
に提示するための装置であって、例えばCRT(Cat
hode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディ
スプレイ、プラズマディスプレイなどで構成されてい
る。表示装置は、キーボードやマウスの入力結果や、ユ
ーザのアクセスを記録したログデータや、その他の画面
を表示することができる。
【0061】印刷装置は、データなどをテキストの形で
紙などの印刷媒体に印刷する装置である。印刷装置は、
例えば、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ、熱
転写プリンタ、ドットプリンタなどの各種プリンタ装置
によって構成されている。
【0062】通信制御装置74は、検索支援サーバ1を
インターネット5に接続するための装置であって、モデ
ム、ターミナルアダプタその他の装置によって構成され
ている。通信制御装置74はCPUによって制御され、
例えば、TCP/IPなどの所定のプロトコルに従って
クライアント端末装置2や検索サーバ3などとの通信を
行う。
【0063】通信制御装置74はクライアント端末装置
2に対して検索入力文の受信及び検索結果の送信を行
い、検索サーバ3に対して検索の依頼及び検索結果の受
信を行うことができる。また、通信制御装置74は、直
接インターネットに接続するのではなく、LAN(Lo
cal Area Network)などを介してイン
ターネット5に接続するように構成することもできる。
【0064】記憶装置82は、読み書き可能な記憶媒体
と、その記憶媒体に対してプログラムやデータを読み書
きするための駆動装置によって構成されている。当該記
憶媒体として主にハードディスクが使用されるが、その
他に、例えば、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体
メモリなどの他の読み書き可能な記憶媒体によって構成
することも可能である。
【0065】記憶装置82は、検索支援プログラムやO
S(Operating System)、通信制御プ
ログラムなど各種のプログラムを格納したプログラム格
納部83と、パラメータ変換ルールデータベース14や
検索結果解析ルール17、クライアント端末装置2や検
索サーバ3との通信記録を記憶したログファイル、その
他のデータベースを記憶したデータ格納部81などから
構成されている。
【0066】検索支援プログラムは、CPUにロードさ
れて実行されることにより、検索支援サーバ1に検索支
援機能を発揮させることができる。検索支援プログラム
が実行されるとCPUによって、図2に示した事例文マ
ッチング部12、変換部13、検索依頼部15、出力部
16がソフトウェア的に実現される。
【0067】記憶媒体駆動装置81は、着脱可能な記憶
媒体を駆動してデータの読み書きを行うための駆動装置
である。着脱可能な記憶媒体としては、例えば、光磁気
ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、半導体メモリ、
データをパンチした紙テープ、CD−ROMなどがあ
る。なお、CD−ROMは、読み込みのみ可能である。
検索支援サーバ1は、記憶媒体駆動装置81によって記
憶媒体を駆動することにより、例えば、検索プログラム
やOSをアップグレードしたり、ログファイルを記憶媒
体に出力したりすることができる。
【0068】入出力インターフェース44は、例えば、
シリアルインターフェースやその他の規格のインターフ
ェースにより構成されている。入出力インターフェース
44に当該インターフェースに対応した外部機器を接続
することにより、検索支援サーバ1の機能を拡張するこ
とができる。このような外部機器として例えば、ハード
ディスクなどの記憶装置、スピーカ、マイクロフォンな
どがある。
【0069】図10は、検索支援サーバ1の動作を説明
するためのフローチャートである。まず、検索支援サー
バ1のCPUは、インターネット5を介してクライアン
ト端末装置2から受信し、RAMなどに格納する(ステ
ップ10)。次に、CPUは、RAM格納した検索入力
文を構文解析し、検索入力文の文構造を特定する(ステ
ップ13)。
【0070】次に、CPUは、構文解析した検索入力文
の文構造が登録されている事例文パターンに適合するか
どうかマッチングを行う(ステップ15)。次にCPU
は、検索入力文とマッチする事例文があったか否かを判
断する(ステップ20)。検索入力文とマッチする事例
文があった場合(ステップ20;Y)、CPUは、事例
文に関連付けられている抽象コマンドを取得する(ステ
ップ25)。
【0071】次に、CPUは、検索入力文から事例文パ
ターン中の定義された構造部分の語句(キーワード)を
抽出する(ステップ30)。次に、CPUは、抽出した
キーワードを抽象コマンドに挿入し、検索コマンドを生
成する(ステップ35)。次に、CPUは、抽出した語
句を事例文ごとなどに定義された変換ルールに従って変
換する(ステップ40)。
【0072】次に、CPUは、事例文に対して登録され
た検索エンジンに対して、ステップ40にて変換された
語句をパラメータとして検索要求データを送信し、検索
を要求する(ステップ45)。次に、CPUは、検索エ
ンジンから検索結果を受信する。そして、これを結果ペ
ージ解析ルールで解析して検索結果表示画面を生成し、
クライアント端末装置2に送信して検索結果をユーザに
提示する(ステップ50)。
【0073】ステップ20において、CPUが検索入力
文にマッチする事例文がないと判断した場合(ステップ
20;N)、CPUは、検索入力文の構造を語句と演算
子に分解し、検索式を作成して、標準の検索エンジンと
して登録してあるものに対して検索を要求する(ステッ
プ55)。
【0074】(実施例1)クライアント端末装置2から
「なべ電の株価が知りたい」という入力があったとす
る。検索支援サーバ1は、検索入力文取得部11で検索
入力文を取得した後、事例文マッチング部12で登録さ
れている事例文に適合するかどうか検定する。このと
き、事例文マッチング部12に「<会社>の株価」とい
う事例文が登録してあれば、検索入力文をこの事例文に
ヒットさせることができる。そして、事例文マッチング
部12でが抽象コマンド「[検索先]株価検索[検索
語]<会社名>」を検索して会社名を挿入し具体的な検
索コマンド「[検索先]株価検索[検索語]<会社名>
なべ電」が生成される。
【0075】そして変換部13で、俗称から正式名称へ
の変換ルールにより「なべ電」が「渡辺電気株式会社」
に変換され、検索コマンドは「[検索先]株価検索[検
索語]<会社名>渡辺電気株式会社」と変化する。更
に、変換部13で、検索コマンドのHTML文書への変
換によりHTML文書に変換され、自動的に適切な株価
検索エンジンにおける検索結果がユーザに提示される。
【0076】(実施例2)クライアント端末装置2から
「ペット型ロボットが欲しい」という検索入力文を取得
したとする。すると、事例マッチング部12で検索入力
文を「<名詞>が欲しい」という事例文にヒットさせる
ことができる。更に、事例文マッチング部12は、この
事例文に関連付けられている複数の抽象コマンド「[検
索先]商品検索[検索語]<名詞>」、「[検索先]オ
ークション検索[検索語]<名詞>」、「[検索先]懸
賞検索[検索語]<名詞>」から具体的な検索コマンド
「[検索先]商品検索[検索語]<名詞>ペット型ロボ
ット」、「[検索先]オークション検索[検索語]<名
詞>ペット型ロボット」、「[検索先]懸賞検索[検索
語]<名詞>ペット型ロボット」を生成する。その後、
実施例1と同様にして、検索コマンドは実際のHTML
文書に変換され、自動的に適切な検索エンジンにおける
検索結果がユーザに提示される。
【0077】(実施例3)クライアント端末装置2から
「結婚したい」という検索入力文を取得したとする。す
ると、事例文マッチング部12は「結婚したい」という
事例文にヒットさせることができる。このとき、「結婚
した」とは、異なる文章のモード(願望と過去)である
ため、仮に「結婚した」(過去)という事例文があって
も、構文解析により事例文マッチング部12で区別する
ことが可能である。その後、関連付けられている抽象コ
マンド「[検索先]建物検索[検索語]<名詞>結婚式
場」が抽出される。
【0078】その後、実施例1と同様にして検索コマン
ドは実際のHTML文書に変換され、自動的に適切な検
索エンジンにおける検索結果がユーザに提示される。そ
の後、検索結果ページ解釈ルールによって、「検索エン
ジン:順位:URL」という形式で検索結果がまとめら
れる。その後、URLランキングルールに従って、複数
の検索エンジンの結果が合成され、ユーザに提示され、
また、ユーザが選択したURLを学習し、検索エンジン
やマッチングルールの重みを修正する。
【0079】(実施例4)クライアント端末装置2から
「徳島でフランス料理かイタリア料理が食べられる店」
という検索入力文を取得し、事例文マッチング部12で
マッチングした結果、マッチする事例文がなかったとす
る。検索入力文の係受けを解析すると次のようになる。
【0080】「徳島」(深層格:場所)→「食べられ
る」、「フランス料理」(深層格:対象)→「食べられ
る」、「イタリア料理」(深層格:対象)→「食べられ
る」、「食べられる」(深層格:連体修飾)→「店」、
なお、「フランス料理」と「イタリア料理」は選言的並
列の関係にある。
【0081】この係受けと、係受けを用いた検索入力文
から検索式への変換ルールによって「徳島and(フラ
ンス料理orイタリア料理)and店」という検索式が
生成される。その後、上記のパラメータ(単語拡張)変
換ルールがあれば、それによって単語を拡大解釈するこ
とによって、検索式は、「徳島and(フランス料理o
rイタリア料理)and(店or売店orストアorシ
ョップorレストラン)」となる。この検索式をクエリ
ーとして標準的なWeb検索エンジンとして記憶媒体な
どに登録してある検索エンジンに検索を依頼し、検索結
果をユーザに提示する。
【0082】更に、ここで、検索件数を絞り込みたい場
合や、逆に検索件数を多くしたいというユーザの要求が
あった場合、絞込みレベルを調節することによって、変
換ルールを修正し、検索クエリーを容易に修正すること
ができる。検索件数を多くしたい場合、絞込みレベルを
1にすることによって、前記クエリーは「徳島and
(フランス料理orイタリア料理)and(店or売店
orストアorショップorレストランor・・・)」
となり、より多くの検索結果を期待することができる。
検索件数を絞り込みたい場合は、絞込みレベルを5にす
ることによって、前記クエリーは「徳島and(フラン
ス料理orイタリア料理)and店」となり、より絞り
込まれた検索結果を期待できるクエリーとなる。
【0083】図11は、クライアント端末装置2の表示
装置に表示された検索結果画面100の1例を示したも
のである。検索文入力欄101はユーザが検索入力文を
入力する欄である。検索ボタン102がマウス操作など
によりクリックされると、検索支援サーバ1で検索支援
動作が行われる。検索エンジン欄103には検索に使用
した検索エンジンの一覧が表示される。検索結果表示欄
104には、各検索エンジンで出現したURLのうちポ
イントが大きいものから順に表示される。
【0084】なお、次のような変形例も可能である。検
索エンジン表示欄103には、検索入力文の検索に適当
な専用検索エンジンが最適なものから順に上から表示さ
れる。そして、検索結果表示欄104には、検索入力文
の検索に最適な専用検索エンジンの結果が表示され、ユ
ーザが他の専用検索エンジンを使用したい場合は、検索
エンジン欄103で選択することができる。
【0085】次に、先に概略を説明した事例文マッチン
グ部12が行うマッチング方法の詳細について説明す
る。図12は、事例文マッチング部12の各コンポーネ
ントや辞書類の構成を示した図である。これらのコンポ
ーネントは、プログラム格納部83(図9)に格納され
ている検索支援プログラムが制御部71のCPUによっ
て実行されることにより、ソフトウェア的に実現される
ものである。また、辞書類はデータ格納部84に格納さ
れている。
【0086】以下に、事例文マッチング部12の各コン
ポーネントの処理内容について概要を説明する。まず、
ユーザによってキーボードなどから入力された検索入力
文は、形態素解析コンポーネント117に入力される。
なお、この検索入力文は、例えば、「遊園地に行きた
い」などの自然文で構成されていても良い。
【0087】形態素解析コンポーネント117は、入力
された自然文の形態素解析を行い、その結果を形態素リ
ストとして文節解析コンポーネント118に出力する。
形態素とは、文節より更に細かく、語句を自立語と付属
語のレベルまで区分したものである。 文節解析コンポ
ーネント118は、形態素リストから文節リストを作成
する。文節の作成は、基本的に形態素リストにある自立
語と付属語をあわせて文節とする。後に、人名や地名な
どの概念を処理する際に必要であるため、形態素解析の
結果から得られる具体的な数値、人名、地名などの情報
も文節リストに付与する。また、アルファベットやカタ
カナ、記号などの正規化処理も行う。なお、正規化処理
とは、文字コードの全角、半角やアルファベットの大文
字や小文字、漢字の異体字をある一定のものに揃える処
理のことである。例えば、アルファベットを半角小文字
に、半角文字のカタカナを全角文字に、異体字を常用漢
字に揃える処理を考えると、全角文字の「Alphab
et」は半角文字の「Alphabet」に、半角の
「カタカナ」は全角文字の「カタカナ」に、「渡邊」は
「渡辺」に変換することができ。
【0088】語彙処理コンポーネント119は、文節解
析コンポーネント118から文節リストを取得し、語彙
辞書125を用いて該文節リストに意味的な情報を付与
していく。意味的な情報としては、例えば、同義語、類
義語、多義語、同音異義語、概念情報などがある。これ
らの情報は、語彙辞書125にテーブル化されて記憶さ
れている概念情報には、赤や青などの概念である色や西
や東などの概念である方向などのほか、地名や人名など
の特殊概念が存在する。後に説明するように、本実施の
形態では、特殊概念を用いて、形態素解析時に数値、人
名、地名なども概念処理できるようにした。また、後に
述べるように、例えば、9時20分などの時間に関する
表現も概念に含めることができる。
【0089】格フレーム処理コンポーネント120は、
意味を付与された文節リストを語彙処理コンポーネント
119から取得し、動詞に対する目的語と思われる語句
を表層格と概念から決定する。なお、そのときに、文節
リストに深層格の情報を付与することができる。例え
ば、検索入力文が「銀座でデパートを探す」である場
合、動詞は「探す」であり、この動詞に対する目的語は
表層格で「を格」であり、深層格で「対象格」である
「デパート」である。通常動詞の目的語は、「〜を」の
形で表記され、これを表層格では「を格」と呼ばれる。
また、動詞の目的語は、意味的には、その動詞の動作の
対象となるので、深層格では「対象格」と呼ばれる。
【0090】また、格フレーム辞書126には、様々な
語句に対応する格フレームが記憶してある。格フレーム
とは、例えば、「探す」という語句は、表層格では「〜
で〜を探す」又、深層格では「(場所)で(対象格)を
探す」というフレーム(構造)を持ち、「で格」、「場
所格」には、地名という概念が対応し、「を格」、「対
象格」には、デパートなどが対応するといったことがテ
ーブルとなって記憶されたものである。格フレーム処理
コンポーネント120は、文節リストの目的語と思われ
る語句を決定した後、格フレーム辞書126を参照し
て、どの程度、検索入力文が格フレームにマッチしてい
るかを判断する。
【0091】格フレーム情報辞書126の格フレームの
情報から検索入力文がどの格フレームにマッチしている
のかを決定する場合に情報が足りない場合や、語彙情報
が足りない場合がある。このような場合は、例えば、深
層格の情報のみでマッチングするなどマッチングの条件
を緩めて処理を行う。このように、マッチングの条件を
緩めることにより、本来マッチングが困難な場合もそれ
なりにマッチングを行うことができる。
【0092】検索入力文を格フレームとマッチングする
際に、表層格及び概念(又は表記)が一致する場合は、
ランク1とし、ランク1のものが無ければ概念(又は表
記)のみが一致するもの、又は表層格のみが一致するも
のを探し、これをランク2とする。ランク1及びランク
2のものが無ければ、一般的な係り受けの情報を採用
し、これをランク3とする。一般的な係り受けの情報と
は、「を格」は動詞に係る、「に格」は、動詞、又はサ
変名詞に係るといった情報である。格フレーム処理を行
った結果、格フレームの深層格の情報やどのランクで一
致したかという情報を持った文構造が格フレーム処理コ
ンポーネント120により生成される。
【0093】属性付与コンポーネント121は、文構造
(文節)の情報に検索支援装置1などに依存した情報、
例えば、コマンドのパラメータの情報などを付与する。
これらの情報は属性辞書127に記憶されている。特殊
概念を属性とした場合の値は、特殊概念の値をそのまま
属性値とすることができる。例えば、概念で処理した人
名、地名、数値、時間などは、入力された値をそのまま
属性にすることができる。
【0094】マッチング処理コンポーネント122が取
得する文構造は、語彙情報、格フレーム情報、格フレー
ムとマッチングした際のランク、属性情報などを含んで
いる。マッチング処理コンポーネント122は、検索入
力文と事例文の一致度を求め、一致度高い事例文の回答
を回答として採用する処理を行う。検索入力文と事例文
の一致度は、2つの文構造がどれくらい一致しているか
を求めるもので、文節の情報と係り受けの情報から計算
される。
【0095】更に、具体的には、属性付与コンポーネン
ト121から属性を付与された文構造を受け取り、訓練
コーパス(ユーザが入力すると想定される検索入力文と
これに対応する回答を組にしたもの)129の事例文か
ら作成された回答辞書128を用いて事例文と検索入力
文をマッチングする。そして、一致度が高い事例文を特
定し、これから得られる回答を出力情報123として出
力する。回答とは、事例文などから特定されるコマンド
や、属性付与コンポーネント121によって付与された
パラメータなどが、セットになったものである。即ち、
事例文がマッチングによって特定されると、コマンドや
パラメータが特定されるのである。本実施の形態の場合
は、抽象コマンドが特定される。
【0096】図13は、語彙辞書125の構成を示した
図である。語彙辞書125は、同義語を登録した同義語
部131、類義語を登録した類義語部132、多義語を
登録した多義語部133、同音異義語を登録した同音異
義語部134及び例えば時間や人名といった概念を登録
した概念部135などから構成されている。これら各部
の内容については、以下の各処理とともに説明する。
【0097】次に語彙処理コンポーネント119で行わ
れる解析の具体例について説明する。 [同義語の解析例]図14は、同義語部131に作成さ
れた同義語テーブル141を示している。同義語部13
1は、同じ意味を表す語句(同義語)を集めたものであ
り、それぞれの同義語がそれらを代表する代表語に対応
付けられてテーブル化されている。例えば、「購入す
る」は「買う」と同義語であり、「使う」は、「使用す
る」と同義語である。今、例えば検索入力文が「パソコ
ンを買う」であったとする。まず、形態素解析コンポー
ネント117により、形態素解析→パソコン/を/買/
う、と解析され、次いで文節解析コンポーネント118
により、文節解析→パソコンを/買う、と、文節に区切
られる。次いで語彙処理コンポーネント119により、
パソコンを/買う(同義語=購入する)、というように
文節リストに同義語の代表語(ここでは、使用する)が
付与される。
【0098】[類義語の解析例]図15は、「探す」、
「使用する」を代表語とした場合の類義語テーブル14
3を示したものである。類義語部132には、意味的に
は類似しているが完全には同じでない表現を処理するた
めの類義語情報がテーブル化して記憶されている。例え
ば、「探す」、「検索する」、「捜索する」、「探る」
は互いに類義語であり、「使用する」、「利用する」、
「活用する」、「用いる」は互いに類義語である。類義
語部132では、類義語の中から代表語を1つ選び(例
えば、最も一般的に使用される語句を選択するなどす
る)、それが類義語の情報としてテーブル化されて登録
されている。
【0099】例えば、検索入力文が「民族衣装店を検索
する」であった場合、類義語は同義語の場合と同様にし
て以下のように解析される。形態素解析→民族衣装店/
を/検索/する、文節解析→民族衣装店を/検索する、
語彙処理→民族衣装店を/検索する(類義語=探す)、
このように、語彙処理により文節リストに類義語の情報
が付与される。
【0100】[多義語の解析例]図16の多義語テーブ
ル145の一例を示した図である。多義語は、複数の意
味を持つ語句である。例えば、「引く」という動詞に
は、「引き算する」や「引き寄せる」といった複数の意
味を含んでいる。多義語部133では、これらの多義語
がテーブル化されて登録されている。例えば、検索入力
文が「線を引く道具」であった場合、多義語は以下のよ
うに解析される。形態素解析→線/を/引/く/道具、
文節解析→線を/引く/道具、語彙処理→線を/引く
(多義語=引き算する、引き寄せる)/道具、このよう
に、文節リストに多義語の情報が付与される。
【0101】[同音異義語の解析例]図17は、同音異
義語テーブル147の一例を示した図である。同音異義
語に対する処理は、音声認識で異なる意味と解釈されて
しまう可能性のある語句に対して同音異義語の情報を付
与することにより行われる。同音異義語としては、例え
ば「対照」、「対象」、「対称」や「掛ける」、「欠け
る」、「描ける」、「書ける」などがある。同音異義語
部134では、これらの同音異義語がテーブル化されて
登録されている。
【0102】例えば、検索入力文が「高齢者を対象にし
たパソコン教室」であった場合、同音異義語は以下のよ
うに解析される。形態素解析→高齢者/を/対象/に/
した/パソコン教室、文節解析→高齢者を/対象に/し
た/パソコン教室、語彙処理→高齢者を/対象に(同音
異義語=対照、対称)/した/パソコン教室、このよう
に文節リストに同音異義語の情報が付与される。同音異
義語の情報を付与することにより、例えば、音声入力な
どの場合に、誤解析の可能性を少なくすることができ
る。
【0103】[概念情報の解析例]図18は、概念テー
ブル149の一例を示した図である。概念部135で
は、例えば色や方向といった意味内容が同じものをまと
めて扱えるように、概念テーブル149に示したように
テーブル化されて登録されている。例えば、「上」、
「下」、「右」、「左」の概念情報は「方向」であり、
「赤」、「緑」、「青」の概念情報は「色」である。特
殊概念には、人名、地名、数値、時間などがある。これ
らの特殊概念のうち、人名、地名、数値は形態素解析時
に付与された情報を元に概念情報を作成し、時間は、図
示しない時間概念辞書に登録された時間テーブル151
からの時間の値を作成する。図19は、時間テーブル1
51を示した図である。図19に示したように、特殊概
念は値を持つこともできる。また、複数文節にまたがる
ものはコンマで区切って表す。
【0104】例えば、検索入力文が「青い服」であった
場合、概念情報は以下のように解析される。形態素解析
→青/い/服、文節解析→青い/服、語彙処理→青い
(概念=色)/服、
【0105】また、検索入力文が「8月3日に発売され
た新車を検索する」というように時間を含む場合は、概
念は以下のように解析される。 形態素解析→8/月/3/日/に/販売/され/た/新
車/を/検索/する 文節解析→8/月/3/日に/販売された/新車を/検
索する 語彙処理→8(概念=数値・8)/月/3(概念=数
値;3)日に/更新した/ファイルを/検索する このように数値概念は値を持つことができる。また、以
下のように複数文節(8/月/3/日に)を処理するこ
ともできる。語彙処理→8/月/3/日に(概念=時
間;2000/8/3)/更新した/ファイルを/検索
する
【0106】更に、検索入力文が「ソクラテスの文献を
検索する」というよに特殊概念である人名を含む場合
は、以下のように解析される。形態素解析→ソクラテス
/の/文献/を/検索/する、文節解析→ソクラテスの
/文献を/検索する、語彙処理→ソクラテスの(概念=
人名;ソクラテス)/文献を/検索する、このように、
人名概念や地名概念は値を持つことができる。
【0107】[複数文節・多段階処理の場合]語彙処理
コンポーネント119は、時間概念の解析のときと同様
にして複数文節から成り立つものを処理するとともに、
同義語部131、類義語部132などから同義語や類義
語などの情報を付与することができる。例えば、検索入
力文が「用紙に写真を出す装置」であった場合、以下の
ように解析される。形態素解析→用紙/に/写真/を/
出す/装置、文節解析→用紙に/写真を/出す/装置、
語彙処理→用紙に(同義語=紙)/写真を/出す(紙+
出す→同義語=印刷する)/装置、語彙処理コンポーネ
ント119は、同義語処理結果である「紙」と「出す」
を更に多段処理して「印刷する」を付与している。これ
は、同義語部131に図20(a)に示した同義語テー
ブルにより「用紙」に「紙」という類義語情報が付与さ
れ、更に、図20(b)にしめした同義語テーブルによ
り「紙に」、「出す」に「印刷する」という同義語情報
が付与されたものである。
【0108】次に格フレーム処理コンポーネント120
で行われる解析の具体例について説明する。図21は、
格フレーム辞書126に格納されている格フレーム情報
テーブル154の一例を示した図である。例えば、「輸
出する」という語句(述語)は、通常「(国名)に(対
象)を輸出する」と言う形で使用される。(国名)に該
当する文節は、表層格では「に格」、深層格では「相手
格」と呼ばれ、(対象格)に該当する文節は表層格では
「を格」、深層格では「対象格」と呼ばれる。格フレー
ム情報テーブル154では、「輸出する」の「を格」、
「対象格」に該当する表記として「工業製品」を登録し
ており、「に格」、「相手格」に該当する概念情報とし
て「国名」が登録されている。格フレーム処理コンポー
ネント120は、語彙処理された文節リストと、格フレ
ーム辞書126に格納した格フレーム情報をマッチング
し、マッチングの程度をランク付けする。
【0109】例えば、、検索入力文が「アメリカに輸出
した工業製品を転売する」であった場合、形態素解析か
ら語彙処理までは、以下の手順で解析される。形態素解
析→アメリカ/に/輸出/する/工業製品/を/転売す
る、文節解析→アメリカに/輸出する/工業製品を/転
売する、語彙処理→アメリカに(概念=国名)/輸出す
る/工業製品を/転売する
【0110】格フレーム処理コンポーネント120は、
以上のように語彙処理された文節リストと格フレーム情
報を以下のステップでマッチングする。ステップ1:格
フレーム情報テーブル154を用いて「転売する」の文
節から得られる格フレームの情報を取得する。 対象格については、図21の格フレーム情報テーブル1
54の「輸出する」欄の「対象格」欄を参照すると、
「工業製品を」→「転売する」となり、表記(工業製品
を)で一致しているので、この一致はランク1となる。
・・・(1) 相手格については、「輸出する」欄の「相手格」欄を参
照すると、「アメリカに(概念=国名)」→「輸出し
た」となり、概念(国名)で一致しているので、この一
致はランク1となる。・・・(2)
【0111】ステップ2:「工業製品を」の文節から得
られる格フレーム情報を取得する。格フレーム情報テー
ブル154の「語句」欄には、該当する語句がないので
この文節から得られる格フレーム情報は無い。「語句」
欄には、述語となることができる語句が登録されてお
り、工業製品は名詞であるのでこの欄には無い。
【0112】ステップ3:「輸出した」の文節から得ら
れる格フレーム情報を取得する。 格フレーム情報テーブル154の「輸出する」欄の「相
手格」欄を参照すると、「アメリカに(概念=国名)」
→「輸出した」となり、概念で一致するので、この一致
はランク1となる。・・・(3)
【0113】ステップ4:係り受けの発生していない文
節を調べる。係り受けの発生していない文節は「輸出し
た」である。つまり、「輸出した」より前の位置にあっ
て、「輸出した」の相手格、対象格となる語はない。一
方、「送った」は動詞の連体形、即ち体言(名詞・代名
詞)が連なる形なので、名詞、サ変名詞、又は未登録語
に係る。 ここでは、一般的な係り受けを採用し、「輸出した」→
「工業製品を」とする。「輸出した」は「工業製品を」
の修飾語であり、ランク3とする。・・・(4)
【0114】(1)から(4)まででランクの高いも
の、文節の距離が近いものを採用して係り受けの情報
(この例では、(1)、(3)(4)を採用)とし、文
構造を作成する。図22に格フレームコンポーネント1
20が作成した文構造を示す。図22に示したように、
ユーザから入力された自然文の意味は、「工業製品」を
「転売する」ことであり、その「工業製品」は、「アメ
リカに」「輸出した」ものであるとなる。
【0115】次に、属性付与コンポーネント121で行
われる処理の具体例について説明する。格フレーム処理
コンポーネント120によって作成された文構造に検索
支援サーバ1などに依存した値に関する情報を付与す
る。人名、地名、数値、時間などの概念情報は、そのま
ま属性として使用することもできる。また、これらの概
念情報を属性とした場合は、語彙処理コンポーネント1
19で概念情報の処理をした時に取得した概念情報の値
を属性値として利用することもできる。また、属性付与
コンポーネント121での属性情報の処理を行う際に、
独自に概念情報の値を取得する方法を採用しても良い。
【0116】図23は、属性辞書127に格納されてい
る属性テーブル57の一例を示した図である。属性テー
ブル57では、語句と、その語句の概念を表す概念情
報、及びその語句に対応したパラメータが組となって格
納されている。例えば、「細線」は概念情報としては
「線種」であり、細線は「線種」のうちのパラメータ1
で表される。即ち、「細線」は「線種(1)」で表され
る。同様に、語句「赤」は「色(0x0000ff)」
に対応する。
【0117】例えば、検索入力文が「細線を引く道具」
であったとする。この検索入力文は、以下の手順で処理
される。形態素解析→細線/を/引/く、文節解析→細
線を/引く、語彙処理→細線を/引く、格フレーム処理
→(述語)引く、(対象格)細線(を格)、属性処理→
(述語)引く、(対象格)細線(を格) (線種属性=
1)、このように、属性付与コンポーネント121は、
属性辞書127を参照して格フレーム情報コンポーネン
ト120から取得した文構造に属性情報(この場合、線
種属性=1)を付与する。
【0118】また、検索入力文が「細い線を引く」であ
った場合は、以下のように処理される。 形態素解析→細/い/線/を/引/く、 文節解析→細い/線を/引く、 語彙処理→細い/線を/引く、 格フレーム処理→(述語)引く (対象格)線(を格) (修飾語)細い(連体修飾)、 属性処理→(述語)引く (対象格)線(を格)・・・(1) (修飾語)細い(連体修飾)・・・(2) →(1)と(2)から(線種属性=1)、 このように、複数の文節から属性情報を取得することも
できる。
【0119】次に、マッチング処理コンポーネント12
2で行われる処理の具体例について説明する。マッチン
グ処理コンポーネント122は、訓練コーパス129に
ある事例文の文構造と、属性付与コンポーネント121
から取得した文構造を比較して類似度(一致度)を計算
する。類似度は、2つの文構造がどれくらい一致してい
るかを求めるもので、一例として、以下の式のように、
回答候補の文節数と回答候補と一致した文節数からマッ
チング指数として求めるものが考えられる。 (マッチング指数)=(一致した文節数)/(回答候補
の分節数) 回答候補の順位を決める際に、下の式のようにして、マ
ッチング指数だけでなく、「一致した文節」の高いもの
を優先して順位を決めるようにする。 (一致した文節数)>(マッチング指数) 即ち、一致した文節数が(マッチング指数の分子)一番
大きくなる回答をマッチング結果として採用し、一致し
た文節数が同じ場合にはマッチング指数の大きさで判断
する。
【0120】なお、マッチング指数の一致した文節数の
数え方は、文節がどのくらい一致したかという指標とし
て深層格で一致した場合0.3、表記/概念で一致した
場合0.7(類義語で処理したものは0.4)として計
算した。
【0121】更に、格フレームの一致度でランクが低く
なったもの(例えばランク3の場合)に対しては、文節
数の値を1/2にするなどの調整を行う。また、文節の
係り受けの情報を反映させるため、係り受けの前後の文
節が回答候補のものと一致している場合は、文節数はそ
のままとし、係り受けの前記後のどちらかしか一致して
いない場合は文節数を更に2/3にする。係り受けの前
後の両方とも一致しない場合は文節数を1/3にする。
以上のようにして類似度を計算することができる。もっ
ともこれは一例であって他の方法によって計算しても良
い。
【0122】以上、事例文マッチング部12が行うマッ
チング方法について説明したが、これは一例であって、
他の方法によって検索入力文と事例文とをマッチングし
ても良い。
【0123】以上本実施の形態では以下のような効果を
得ることができる。ユーザに検索エンジン選択の負担を
かけずに、自動的に分野に特化した検索エンジンの出力
結果を得ることができる。検索支援サーバ1で、ユーザ
が入力した検索入力文の構造を解析して、自動的に適切
な分野の検索サイトで検索させることができる。複数の
検索エンジンが出力した検索結果を合成してクライアン
ト端末装置で表示するため、ユーザは複数の検索エンジ
ンで目的のサイトを探し回らずにすむ。検索入力文にマ
ッチする事例文がない場合でも検索入力文から検索条件
式を生成することができる。ユーザは、絞込みレベルを
設定することができる。Web初心者でも労力をかけず
に高精度な検索を可能としている。
【0124】また、コンピュータで実行されるメタ検索
方法であって、ユーザの質問文に最も近い規定の文構造
との類似度が規定の閾値以上であった場合、当該文構造
に関連付けられた規定のサードパーティ検索エンジン群
に検索を依頼するメタ検索方法を提供することができ
る。更に、上記メタ検索方法は、ユーザ入力文中から、
類似の規定文構造中の位置を指標として、語句を抽出
し、規定文構造に関連付けられた規定の変換ルールがあ
れば、それによって変換した後、検索キーワードとする
ことができる。なお、変換ルールとして、品詞ごとの品
詞情報(名詞、動詞など)、意味概念情報(動物、書類
など)、係受け情報(表層格、深層格、係り元や係り先
の品詞や意味)の全部又は一部からなる条件部と、それ
に対して条件部の情報を規定の方法で埋め込むことがで
きる文字列を出力する変換部の2部から構成することが
できる。
【0125】以上、本発明の1実施形態について説明し
たが、本発明は説明した実施形態に限定されるものでは
なく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行
うことが可能である。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザに検索エンジン
選択の負担をかけずに、自動的に特定の分野に特化した
検索エンジンの出力結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の検索支援サーバを用いたネット
ワーク構成の一例を示した図である。
【図2】検索支援サーバの論理的な構成の一例を示した
図である。
【図3】検索コマンドをHTML文書に変換した場合の
HTML文書例を示した図である。
【図4】変換ルールの一例を示した図である。
【図5】単語の拡大解釈ルールを説明するための図であ
る。
【図6】検索結果解釈ルールの一例を示した図である。
【図7】URLごとにポイントの計算式などを示した図
である。
【図8】検索入力文と事例文がマッチングする場合に検
索支援サーバが行う動作の内容を説明するための図であ
る。
【図9】検索支援サーバの構成を示したブロック図であ
る。
【図10】検索支援サーバの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図11】検索結果画面の1例を示したものである。
【図12】自然文マッチングシステムの構成を示した図
である。
【図13】語彙辞書の構成の一例を示した図である。
【図14】同義語テーブルの一例を示した図である。
【図15】類義語テーブルの一例を示した図である。
【図16】多義語テーブルの一例を示した図である。
【図17】同音異義語テーブルの一例を示した図であ
る。
【図18】概念テーブルの一例を示した図である。
【図19】時間テーブルの一例を示した図である。
【図20】語彙処理で行われる多段処理を説明するため
の図である。
【図21】格フレーム情報テーブルの一例を示した図で
ある。
【図22】格フレーム処理コンポーネントが作成した文
構造の例を示した図である。
【図23】属性テーブルの一例を示した図である。
【符号の説明】
1 検索支援サーバ 2 クライアント端末装置 3 検索サーバ 5 インターネット 11 検索入力文取得部 12 事例文マッチング部 13 変換部 14 パラメータ変換ルールデータベース 15 検索依頼部 16 出力部 17 出力画面ルールデータベース 71 制御部 72 入力装置 73 出力装置 74 通信制御装置 75 バスライン 80 入出力インターフェース 81 記憶媒体駆動装置 82 記憶装置 83 プログラム格納部 84 データ格納部 117 形態素解析コンポーネント 118 文節解析コンポーネント 119 語彙処理コンポーネント 120 格フレーム処理コンポーネント 121 属性付与コンポーネント 122 マッチング処理コンポーネント 125 語彙辞書 126 格フレーム辞書 127 属性辞書 128 回答辞書 129 訓練コーパス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索入力文を取得する検索入力文取得手
    段と、 前記取得した検索入力文と予め用意された事例文とをマ
    ッチングするマッチング手段と、 前記マッチングした事例文に関連付けられた検索エンジ
    ンを特定する検索エンジン特定手段と、 前記検索入力文からキーワードを抽出する抽出手段と、 前記抽出したキーワードを用いて前記特定した検索エン
    ジンに検索を依頼し、当該検索エンジンから検索結果を
    取得する検索依頼手段と、 前記取得した検索結果を提示する提示手段と、 を具備したことを特徴とする検索支援装置。
  2. 【請求項2】 前記マッチング手段は、前記検索入力文
    と事例文との類似度を算出し、前記類似度が所定の閾値
    よりも大きい事例文を前記検索入力文とマッチングさせ
    ることを特徴とする請求項1に記載の検索支援装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出したキーワードを用いて検索式
    を生成する検索式生成手段を更に具備し、前記マッチン
    グ手段にて前記検索入力文とマッチングする事例文がな
    かった場合、前記検索依頼手段は、前記生成した検索式
    にて所定の検索エンジンに検索を依頼することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の検索支援装置。
  4. 【請求項4】 前記事例文に対して前記検索エンジン特
    定手段が特定した検索エンジンが複数あった場合、前記
    提示手段は、前記複数の検索エンジンの検索結果を合成
    して提示することを特徴とする請求項1、請求項2又は
    請求項3までの内の何れかの1の請求項に記載の検索支
    援装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の検索エンジンから取得した検
    索結果を順序付ける順序付け手段を更に具備し、前記提
    示手段は、検索結果を前記順序付け手段によってつけら
    れた順序に従って提示することを特徴とする請求項4に
    記載の検索支援装置。
  6. 【請求項6】 検索入力文取得手段と、マッチング手段
    と、検索エンジン特定手段と、抽出手段と、検索依頼手
    段と、提示手段と、を具備したコンピュータにおいて、 前記検索入力文取得手段で、検索入力文を取得する検索
    入力文取得ステップと、 前記マッチング手段で、前記取得した検索入力文と予め
    用意された事例文とをマッチングするマッチングステッ
    プと、 前記検索エンジン特定手段で、前記マッチングした事例
    文に関連付けられた検索エンジンを特定する検索エンジ
    ン特定ステップと、 前記抽出手段で、前記検索入力文からキーワードを抽出
    する抽出ステップと、 前記検索依頼手段で、前記抽出したキーワードを用いて
    前記特定した検索エンジンに検索を依頼し、当該検索エ
    ンジンから検索結果を取得する検索依頼ステップと、 前記提示手段で、前記取得した検索結果を提示する提示
    ステップと、 から構成されたことを特徴とする検索支援方法。
  7. 【請求項7】 検索入力文を取得する検索入力文取得機
    能と、 前記取得した検索入力文と予め用意された事例文とをマ
    ッチングするマッチング機能と、 前記マッチングした事例文を用いて検索エンジンを特定
    する検索エンジン特定機能と、 前記検索入力文からキーワードを抽出する抽出機能と、 前記抽出したキーワードを用いて前記特定した検索エン
    ジンに検索を依頼し、当該検索エンジンから検索結果を
    取得する検索依頼機能と、 前記取得した検索結果を提示する提示機能と、 をコンピュータで実現させるための検索支援プログラ
    ム。
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