JP2003129904A - コジェネレーション設備と消費機器との運転制御方法、及び運転制御システム - Google Patents

コジェネレーション設備と消費機器との運転制御方法、及び運転制御システム

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JP2003129904A JP2001323435A JP2001323435A JP2003129904A JP 2003129904 A JP2003129904 A JP 2003129904A JP 2001323435 A JP2001323435 A JP 2001323435A JP 2001323435 A JP2001323435 A JP 2001323435A JP 2003129904 A JP2003129904 A JP 2003129904A
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コジェネレーション設備CS及び
消費機器4a,4b,5,6の運転状態を適切なものと
して、需要地側へのコジェネレーション設備CSの導入
によるメリットを充分に発揮させることができるコジェ
ネレーション設備CS及び消費機器4a,4b,5,6
の運転制御技術を実現することを目的とする。 【解決手段】 コジェネレーション設備CSの電力及び
前記熱の発生状態に関する状態情報と、消費機器4a,
4b,5,6の運転予定に関する予定情報とから、コジ
ェネレーション設備CSと消費機器4a,4b,5,6
との夫々の運転条件を決定し、夫々の運転条件に基づい
てコジェネレーション設備CSと前記消費機器4a,4
b,5,6との運転を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、需要地で消費され
る電力及び熱を発生するコジェネレーション設備と、前
記需要地に設けられ前記コジェネレーション設備が発生
した前記電力及び前記熱の少なくとも一方のエネルギを
消費する消費機器との運転を制御する運転制御方法及び
運転制御システム、及び供給される電力及び熱を消費し
て所定の運転を行なう消費機器に関する。
【0002】
【従来の技術】需要地への送電や変電によるエネルギロ
スを少なくする方法の一つとして、分散型プラント方式
がある。分散型プラント方式は、需要地あるいは需要地
の付近に小規模なコジェネレーション設備等の発電プラ
ントを設置する方式で、送電、変電によるロスを抑制し
て、発電によって発生した熱も同時供給するため、総合
的に見たエネルギ効率を高くすることができる。このよ
うなコジェネレーション設備は、燃料電池や、ガスエン
ジン又はガスタービン等の原動機を駆動源とした発電機
等を備えて、電力及び熱を発生するように構成され、発
電した電力を、例えば電力供給業者から受電した電力と
合わせて、需要地に供給することができると共に、発生
した熱を需要地に供給することがするように構成され
る。
【0003】そして、コジェネレーション設備を各家庭
等の需要地に設けることで、需要地で消費される電力の
少なくとも一部をコジェネレーション設備の発電電力で
補うことができるので、電力供給業者との契約電力負荷
を低く押えることができる上に、そのときに発生した熱
をも湯水等として利用することができるため、省エネル
ギ性及び経済性の点で有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】需要地としての家庭に
おける電力及び熱の需要は、工場や商業施設と比較し
て、その規模は小さいものの、その変動幅が非常に大き
いという特徴を持っている。このため、家庭にコージェ
ネレーション装置を導入しても、稼働率(即ち、1日に
おける運転時間割合)及び負荷率(即ち、定格出力に対
する負荷割合)が限られ、省エネルギ性を充分に発揮す
ることができないという問題点がある。
【0005】又、コジェネレーション設備が外部の電力
系統等と接続されている場合には、その電力系統に発電
電力を送出することも考えられるが、通常、家庭で電力
需要が小さくなる深夜などは、電力系統上でも電力が余
る時間帯であり、そのようなときに電力を電力系統へ逆
潮流させて送出することは、社会的にもメリットが少な
い。
【0006】現在、家庭用や小型業務用分散型プラント
として実用化が検討されているコジェネレーション設備
では、蓄電池や貯湯槽を保有して、コジェネレーション
設備の出力の平準化を図ることが考えられているが、蓄
電池における充放電や貯湯槽における蓄熱に伴うエネル
ギロスが大きく、また、エネルギ需要変動を吸収するた
めに充分な容量の蓄電池や貯湯槽を装備すると、非常に
大幅なコストアップとなり、コジェネレーション設備導
入による経済性向上のメリットを発揮できない。
【0007】コジェネレーション設備の貯湯槽について
は、コジェネレーション設備が発生する熱の出力密度が
低いことから、全くなくすことは困難であるが、熱の負
荷変動を吸収するには貯湯槽の容量が大きくする必要が
あり、放熱ロスが増えるだけでなく、設置場所の確保も
困難となる。
【0008】一方、コジェネレーション設備が発生した
電力及び熱の少なくとも一方を消費する消費機器は、コ
ージェネシステムの稼働状況に関係なく、消費者の意の
ままに所定の運転を行い電力又は熱を消費するので、一
時的にコジェネレーション設備の負荷容量を遙かに超え
る需要が集中したり、夜間に需要が殆どなくなったりし
て、コジェネレーション設備としてはきわめて非効率な
運転をしているのが現状である。
【0009】このような状況を改善するため、エネルギ
の使用状況をリアルタイムに表示し、エネルギコストが
高い時間帯に節約を勧める表示機能を持った所謂省エネ
ナビが開発されているが、これが実効をあげられるの
は、需要者が常にその表示に注意し、その勧めに従って
行動をとる場合のみであり、無意識のうちに省エネが実
現できるものではない。
【0010】また、消費機器も、特にコジェネレーショ
ン設備側のエネルギの発生状態を意識することなく、単
独で動作することを前提に作られているため、乾燥機な
どのように、本来熱を消費するものでも、自ら電気で熱
を発生させ、エネルギを浪費しているものも多い。
【0011】従って、本発明は、上記のような事情に鑑
みて、コジェネレーション設備及び消費機器の運転状態
を適切なものとして、需要地側へのコジェネレーション
設備の導入によるメリットを充分に発揮させることがで
きるコジェネレーション設備及び消費機器の運転制御技
術を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】〔構成1〕本発明に係る
運転制御方法は、請求項1に記載したごとく、需要地で
消費される電力及び熱を発生するコジェネレーション設
備と、前記需要地に設けられ前記コジェネレーション設
備が発生した前記電力及び前記熱の少なくとも一方のエ
ネルギを消費する消費機器との運転を制御する運転制御
方法であって、前記コジェネレーション設備の前記電力
及び前記熱の発生状態に関する状態情報と、前記消費機
器の運転予定に関する予定情報とから、前記コジェネレ
ーション設備と前記消費機器との夫々の運転条件を決定
し、前記夫々の運転条件に基づいて前記コジェネレーシ
ョン設備と前記消費機器との運転を制御することを特徴
とする。また、本構成の運転制御方法を実行するため
の、本発明に係る運転制御システムは、請求項5に記載
したごとく、需要地側で消費される電力及び熱を発生す
るコジェネレーション設備と、前記需要地に設けられ前
記コジェネレーション設備が発生した前記電力及び前記
熱の少なくとも一方のエネルギを消費する消費機器との
運転を制御する運転制御システムであって、前記コジェ
ネレーション設備の前記電力及び前記熱の発生状態に関
する状態情報を受付ける状態情報受付手段と、前記消費
機器の運転予定に関する予定情報を受付ける予定情報受
付手段と、前記状態情報と前記予定情報とから、前記コ
ジェネレーション設備と前記消費機器との夫々の運転条
件とを決定する運転条件決定手段と、前記コジェネレー
ション設備を前記運転条件に従って運転するためのコジ
ェネレーション設備制御手段と、前記消費機器を前記運
転条件に従って運転するための消費機器制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0013】〔作用効果〕コジェネレーション設備を家
庭又は集合住宅等に分散型に設ける場合において、本構
成の運転制御方法によれば、本構成の運転制御システム
の状態情報受付手段及び予定情報受付手段等を用いて、
コジェネレーション設備の現在又は未来における電力出
力、熱出力、蓄電力量、及び蓄熱量等の出力状態に関す
る発生情報を認識すると共に、消費機器の運転を行なう
運転時間又はその時の電力又は熱の消費量等の運転予定
に関する予定情報を認識することができ、運転制御シス
テムの運転条件決定手段等を用いて、前記状態情報と前
記予定情報とを考慮し、コジェネレーション設備及び消
費機器の夫々の運転条件を決定することができる。
【0014】そして、本構成の運転制御方法によれば、
本構成の運転制御システムのコジェネレーション設備制
御手段及び消費機器制御手段等を用いて、コジェネレー
ション設備及び消費機器に夫々の制御情報を出力するこ
とで、上記のように決定した夫々の運転条件に基づい
て、コジェネレーション設備及び消費機器の運転を制御
することができ、例えば、コジェネレーション設備が高
効率に運転されるように消費機器の運転を制御すること
ができるので、コジェネレーション設備の負荷率・稼働
率を向上させ省エネルギ性を向上させることができる。
また、消費機器が高効率で運転できるように、コジェネ
レーション設備のエネルギ出力を制御することができる
ので、消費機器のエネルギ効率を向上することができ
る。従って、コジェネレーション設備及び消費機器の夫
々の運転状態を適切なものとすることができ、両運転状
態を最適化して、コジェネレーション設備導入によるメ
リットを充分に発揮させることができる。
【0015】〔構成2〕本発明に係る運転制御方法は、
請求項2に記載したごとく、上記構成1の運転制御方法
の構成に加えて、前記予定情報が、前記消費機器の予定
運転時間と前記エネルギの消費量に関する情報及びエネ
ルギーの形態に関する情報の少なくとも何れか一方であ
ることを特徴とする。また、本構成の運転制御方法を実
行するための、本発明に係る運転制御システムは、請求
項6に記載したごとく、上記構成1の運転制御システム
の構成に加えて、前記予定情報が、前記消費機器の予定
運転時間と前記エネルギの予定消費量に関する情報及び
エネルギーの形態に関する情報の少なくとも何れか一方
であることを特徴とする。
【0016】〔構成3〕本発明に係る運転制御方法は、
請求項3に記載したごとく、上記構成1又は2の運転制
御方法の構成に加えて、前記状態情報と前記予定情報と
から、前記コジェネレーション設備の運転効率が高くな
るように、前記コジェネレーション設備と前記消費機器
との夫々の運転条件を決定することを特徴とする。ま
た、本構成の運転制御方法を実行するための、本発明に
係る運転制御システムは、請求項7に記載したごとく、
上記構成1又は2の運転制御システムの構成に加えて、
前記運転条件決定手段が、前記状態情報と前記予定情報
とから、前記コジェネレーション設備の運転効率が高く
なるように、前記コジェネレーション設備と前記消費機
器との夫々の運転条件を決定する手段であることを特徴
とする。
【0017】〔作用効果〕本構成の運転制御方法及び運
転制御システムによれば、消費機器の運転予定に関する
予定情報としては、消費機器の運転が許容される予定運
転時間の予定開始時間及び予定終了時間の一方又は両方
等に関する情報と、消費機器を運転した場合に消費され
るエネルギの消費量に関する情報及びエネルギーの形態
に関する情報の少なくとも何れか一方に関する情報とを
用いることができる。即ち、本構成の運転制御方法によ
れば、運転制御システムの運転条件決定手段等を用い
て、このような予定情報から認識される予定運転時間内
において、実際に何時消費機器を運転すれば、コジェネ
レーション設備の電力負荷率をできるだけ高くして運転
効率を高くすることができるかを判断して、機器の実際
の運転時間と共に、その実際の運転時間に消費機器で消
費されるエネルギを発生するためのコジェネレーション
設備の運転条件を決定することができ、さらに、その実
際の運転時間におけるコジェネレーション設備の状態情
報から、どのような運転モードで運転すれば、消費機器
の運転状態が最適なものとなるかを判断して、消費機器
の運転条件を決定することができる。
【0018】また、コジェネレーション設備が燃料電池
のように、起動停止や急激な負荷変動に対する迅速な対
応が困難なものである場合には、深夜等でも消費機器の
運転を自動的に行なってコジェネレーション設備の出力
を一定に保つことができるので、高い効率での燃料電池
等のコジェネレーション設備の運転が可能となり、省エ
ネルギ効果を向上することができる。
【0019】さらに、電力及び熱の両方を消費する消費
機器の運転を制御することで、コジェネレーション設備
の電力負荷率だけでなく熱負荷率も同時に最適なものと
することができ、例えば、最終的に貯湯槽に残る湯水の
量を少なくして貯湯槽における放熱ロス等を抑制し、省
エネルギ効果を一層向上することができる。
【0020】〔構成4〕本発明に係る運転制御方法は、
請求項4に記載したごとく、上記構成1から3の何れか
の運転制御方法の構成に加えて、前記消費機器が複数あ
り、前記状態情報と、前記複数の消費機器の夫々の前記
予定情報とから、前記コジェネレーション設備と前記複
数の消費機器との夫々の運転条件を決定し、前記夫々の
運転条件に基づいて前記コジェネレーション設備と前記
複数の消費機器の運転を制御することを特徴とする。ま
た、本構成の運転制御方法を実行するための、本発明に
係る運転制御システムは、請求項8に記載したごとく、
上記構成1から3の何れかの運転制御システムの構成に
加えて、前記コジェネレーション設備と複数の前記消費
機器との間で所定の情報について通信可能に構成され、
前記予定情報受付手段が、前記複数の消費機器の夫々の
前記予定情報を受付ける手段であり、前記運転条件決定
手段が、前記状態情報と前記夫々の予定情報のとから、
前記コジェネレーション設備と前記複数の消費機器との
夫々の運転条件とを決定する手段であり、前記消費機器
制御手段が、前記消費機器制御情報の夫々を、前記複数
の消費機器側に出力する手段であることを特徴とする。
【0021】〔作用効果〕本構成の運転制御方法及び運
転制御システムによれば、コジェネレーション設備から
エネルギを供給する消費機器が複数あった場合には、複
数の消費機器における複数の予定情報を考慮して、夫々
の消費機器を、コジェネレーション設備が高効率で運転
されるように、例えば電力負荷が小さい一定の時間帯に
集中させて運転することができ、コジェネレーション設
備の負荷率・稼働率を一層向上させることができる。
【0022】〔構成5〕本発明に係る運転制御システム
は、請求項9に記載したごとく、上記構成1から4の何
れかの運転制御システムの構成に加えて、前記消費機器
との間で所定の情報について通信可能に構成され、前記
コジェネレーション設備の制御システムとして設けら
れ、前記コジェネレーション設備制御手段が、前記コジ
ェネレーション設備を前記運転条件に従って自動運転す
る手段であることを特徴とする。
【0023】〔作用効果〕本構成の運転制御システムに
よれば、コジェネレーション設備の制御システムとして
設けることができ、このような場合には、単数又は複数
の消費機器との間で、任意のネットワークを介して所定
の情報について通信可能に構成することができる。ま
た、コジェネレーション設備の制御システムとして設け
られるので、コジェネレーション設備制御手段を、コジ
ェネレーション設備を決定した運転条件に基づいて自動
運転可能なものとして構成することができる。
【0024】〔構成6〕本発明に係る運転制御システム
は、請求項10に記載したごとく、上記構成5の運転制
御システムの構成に加えて、需要地側以外の外部との間
で所定の情報について通信可能に構成され、前記需要地
における電力及びガス及び水の少なくとも1つの消費量
を計測する消費量計測手段と、前記消費量計測手段で計
測された消費量に関する情報を前記外部に出力する消費
量出力手段を備えたことを特徴とする。
【0025】〔作用効果〕本構成の運転制御システムに
よれば、電力系統から需要者側へ供給される電力、ガス
導管から需要者側へ供給されるガス、及び水道管から需
要者側へ供給される水の少なくとも1つの、需要地にお
ける消費量を計測する消費量計測手段と、上記消費量出
力手段を設けることで、電力又はガス又は水の供給業者
等の外部に上記消費量に関する情報を自動的に出力する
ことができ、その供給業者側等へ出力された供給量は、
顧客へ課金する電力又はガス又は水の料金の計算等に用
いることができる。
【0026】〔構成7〕本発明に係る消費機器は、請求
項11に記載したごとく、供給される電力及び熱を消費
して所定の運転を行なう消費機器であって、前記供給さ
れる熱の状態に関する熱状態情報を受付ける熱状態情報
受付手段と、前記熱状態情報に基づいて、前記所定の運
転に対する運転モードを決定する運転モード決定手段と
を備えたことを特徴とする。
【0027】〔作用効果〕本構成の消費機器によれば、
電力及び熱を消費して所定の運転を行なうように構成さ
れ、熱状態情報受付手段により、例えば、熱として温水
を消費する場合には温水の温度等の熱状態情報を、外部
から受付けることができる。そして、運転モード決定手
段により、このように受付た熱状態情報に基づいて運転
モードを決定することができ、例えば、熱が充分に供給
される場合には、電力消費量を抑えた運転モードで運転
するなどのように、熱の状態に合わせて適当な運転モー
ドで運転を行なうことができる。
【0028】〔構成8〕本発明に係る消費機器は、請求
項12に記載したごとく、上記構成7の消費機器の構成
に加えて、コジェネレーション設備から前記電力及び前
記熱が供給されると共に、前記コジェネレーション設備
側との間で所定の情報について通信可能に構成され、前
記熱状態情報受付手段が、前記コジェネレーション設備
側に運転予定に関する予定情報を出力することで、前記
コジェネレーション設備側から前記熱状態情報と運転時
間に関する情報とを含む運転条件を受付ける手段として
構成され、前記熱状態情報受付手段で受付けた運転条件
に従って、前記運転モード決定手段で決定した運転モー
ドで前記所定の運転を自動的に行なう自動運転手段を備
えたことを特徴とする。
【0029】〔作用効果〕本構成の消費機器によれば、
コジェネレーション設備で発生した電力及び熱を消費す
るように構成されると共に、コジェネレーション設備側
の上記構成1から6の何れかの運転制御システム等との
間で任意のネットワークを介して所定の情報について通
信可能に構成することができる。そして、熱状態情報受
付手段が、上記予定情報として、消費機器の運転が許容
される予定運転時間の予定開始時間及び予定終了時間の
一方又は両方等に関する情報と、消費機器を運転した場
合に消費されるエネルギの消費量に関する情報及びエネ
ルギーの形態に関する情報の少なくとも何れか一方等を
コジェネレーション設備側へ上記ネットワーク等を介し
て出力することで、コジェネレーション設備側からその
消費機器の予定運転時間に供給することができる熱の状
態についての熱状態情報を受付けるように構成すること
ができる。そして、自動運転手段により、このように受
付けた熱状態情報に基づいて決定した運転モードで所定
の運転を自動的に行なうことができる。従って、消費機
器をこのように構成することで、この消費機器を使用す
る者は、消費機器に運転予定のみを入力しておくこと
で、消費機器がみずからコジェネレーション設備との間
で通信を行なって、コジェネレーション設備を高効率で
運転することができるように、適切な時間に適切な運転
モードで自動運転することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明に係るコジェネレーション
設備と消費機器との運転制御方法、及び運転制御システ
ムの実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0031】図1は、住居H(需要地の一例)に、コジ
ェネレーション設備CSを設けた場合の全体構成図であ
る。一般的に、住居Hには、電力及び湯水の両方を消費
する洗濯乾燥機や食器洗浄乾燥機として構成された消費
機器4a,4bが設けられ、さらに、電力のみを消費す
る冷蔵庫や電灯等の消費機器6、湯水のみを消費する風
呂や給湯栓等の消費機器5、ガスのみを消費するコンロ
等の消費機器8や、水のみを消費する給水栓等の消費機
器7などが設けられている。
【0032】この住居Hにおいて消費される電力として
は、電力供給業者側の電力系統から受電された電力と合
わせて、後述の燃料電池1から出力した電力とが利用さ
れ、上記電力は、その業者が設置した電力メータEMを
介して受電される。そして、電力供給業者は、電力メー
タEMを検針し、電力の電力単価に基づいて課金する。
尚、電力系統から受電された電力の計測は、電力メータ
EMを用いる以外に、燃料電池1側から電力系統への逆
潮流防止などのために、電力系統からの引き込み線上の
コジェネレーション設備の連系接続点までの間に設けら
れた電流・電力センサーを用いて行なっても構わない。
【0033】また、住居Hにおいて消費されるガス及び
水は、ガス供給業者及び水道業者から、その業者が設置
したガスメータGM及び水道メータWMを介して各住居
Hに供給される。そして、夫々の供給業者は、夫々のメ
ータ28,29を検針し、夫々の単価に基づいて、各住
居H夫々の料金を計算し、その料金を各住居H又はそれ
を一括管理する管理組合等に課金する。同様に、コジェ
ネレーション設備CSにも、ガス供給業者及び水道業者
から供給されるガス及び水が供給される。
【0034】上記ガスメータGMを介してコジェネレー
ション設備CSに供給されたガスは、燃料電池1に供給
される。燃料電池1は、詳細な説明は省略するが、高分
子膜を電解質とする固体高分子型などであり、供給され
たガスを改質して得た水素と空気中の酸素との電気化学
反応により発電し、さらに、熱をも発生するコジェネレ
ーション装置として機能する。このように燃料電池1で
出力された電力は、上記受電した電力と合わせて、住居
Hに供給される。
【0035】上記水道メータWMを介してコジェネレー
ション設備CSに供給された水は、燃料電池1から出力
された熱により加熱された温水を貯留する貯湯槽2に供
給される。即ち、コジェネレーション設備CSには、燃
料電池1から出力された熱との熱交換により水を加熱し
て生成した湯水を貯留する貯湯槽2と、その貯湯槽2に
貯留された温水を住居H内に供給するための供給ポンプ
等が設けられている。また、貯湯槽2には、電力を用い
て貯湯槽2内の湯水を加熱するための電気ヒータ2H
と、貯湯槽からの温水を追い炊きしたり貯湯槽の温水が
ない場合に温水を供給したりできるバックアップ給湯器
2Bと、貯湯槽2に貯留されている湯水の温度を検出す
る温度センサ2Tと、貯湯槽2に貯留されている湯水の
量を検出するためのがレベルセンサ2Lとが設けられて
いる。また、この温水を住居Hに供給して貯湯槽2の水
位が下がったことをレベルセンサ2Lで検出した場合に
は、その水位が下がった分の水が、水道業者から水道メ
ータWMを介して供給される。また、制御システム10
は、温度センサ2Tの温度検出しながら、貯湯槽2に供
給する水の量等を調整して、貯湯槽2からの出湯温度を
所定の温度に調整することができる。
【0036】燃料電池1を備えたコジェネレーション設
備CSは、CPUを設けたコンピュータで構成された制
御システム10によって運転開始及び停止及び出力調整
等の運転制御が行われる。尚、制御システム10に設け
られる後述の各手段は、CPUが予めハードディスク等
の記憶手段(図示せず)に格納されたプログラムを実行
することで実現されるものである。
【0037】また、制御システム10は、インターネッ
ト網Iに接続されて、住居H以外の外部との間で所定の
情報について通信可能に構成されている。さらに、制御
システム10は、電力メータEM及びガスメータGM及
び水道メータWMに接続されて、供給業者側から供給さ
れた電力及びガス及び水の消費量を計測する消費量計測
手段16と、そのように計測し一旦蓄積した夫々の消費
量を、インターネット網Iを介して夫々の供給業者又は
夫々の供給業者から委託された業者側のシステムへ送信
する消費量出力手段17とを備えている。そして、電
気、ガス、水道の供給業者は、コジェネレーション設備
CSに蓄積された夫々の消費量を、インターネット網I
を通じて読み出すことにより、現場で実際に検針するこ
となく、消費量を知ることが出来る。また、その消費量
や各業者が課金する料金等を、インターネット網I及
び、家庭内の各種機器間を双方向通信可能に接続するネ
ットワークHNを通じて、住居H内に設置されているテ
レビやパソコンに表示させても構わない。また、インタ
ーネット網Iは、専用回線又は公衆回線であってもよ
い。
【0038】さらに、コジェネレーション設備CSで生
成された電力及び湯水の少なくとも一方のエネルギを消
費する消費機器4a,4b,5,6の夫々には、ネット
ワークHNに接続され、夫々の消費機器4a,4b,
5,6の運転開始及び停止及び運転モード設定等の運転
制御を行なうための制御部4ac,4bc,5c,6c
が設けられている。そして、コジェネレーション設備C
S側の制御システム10も、このネットワークHNに接
続され、ネットワークHNを介して、各制御部4ac,
4bc,5c,6cとの間で所定の情報について双方向
通信可能に構成されている。
【0039】このように消費機器4a,4b,5,6側
との間で双方向通信可能に構成された制御システム10
は、コジェネレーション設備CS及び消費機器4a,4
b,5,6の夫々の運転状態を適切なものとするように
制御して、両運転状態を最適化することができ、その運
転制御方法の特徴について以下に説明する。
【0040】先ず、制御システム10に設けられた状態
情報受付手段11は、コジェネレーション設備CSの電
力及び熱の発生状態に関する状態情報として、燃料電池
1の現在又は未来における電力出力及び貯湯槽2からの
出湯温度及び出湯量に関する情報を、燃料電池1側及び
貯湯槽2側の温度センサ2T及びレベルセンサ2Lから
受付ける。
【0041】一方、制御システム10に設けられた予定
情報受付手段12は、各消費機器4a,4b,5,6の
運転予定に関する予定情報として、各消費機器4a,4
b,5,6の運転が許容される予定運転時間の予定開始
時間又は予定終了時間と、消費機器を運転した場合に消
費される電力及び熱の消費量である電力及び熱のデマン
ドタイムテーブルとを含む情報を、各制御部4ac,4
bc,5c,6cから受付ける。また、上記のような各
消費機器4a,4b,5,6の予定運転時間は、各消費
機器4a,4b,5,6において住居Hの住人により予
め予約設定されたものである。
【0042】そして、制御システム10に設けられた運
転条件決定手段13は、予定情報から認識される予定運
転時間内において、実際に何時消費機器4a,4b,
5,6を運転すれば、燃料電池1の電力負荷率をできる
だけ高くし、さらに、貯湯槽2に貯留されている湯水を
効率よく消費することができるかを判断して、各消費機
器4a,4b,5,6の運転条件としての実際の運転時
間と共に、燃料電池1の運転条件を決定する。さらに、
運転条件決定手段13は、上記のように決定した運転条
件で燃料電池1を運転した場合において、実際の発生さ
れる電力及び貯湯槽2に貯留される湯水の量等を考慮し
て、各消費機器4a,4b,5,6を最適に運転するこ
とができる各消費機器4a,4b,5,6の運転開始時
間及び電力及び熱の消費パターン等の運転条件を決定す
る。
【0043】そして、制御システム10に設けられた燃
料電池制御手段14は、上記のように決定した燃料電池
1の運転条件に従って燃料電池1を自動運転すると共
に、消費機器制御手段15は、ネットワークHNを介し
て、各消費機器4a,4b,5,6の制御部4ac,4
bc,5c,6cとの間で通信を行なって、上記のよう
に決定した各消費機器4a,4b,5,6の運転条件に
従って各消費機器4a,4b,5,6の運転を制御す
る。このように、燃料電池1及び各消費機器4a,4
b,5,6の運転を制御することで、燃料電池1は高効
率に運転できるように各消費機器4a,4b,5,6の
運転を制御することができ、燃料電池1の負荷率・稼働
率を向上させ省エネルギ性を向上させることができる。
また、逆に、各消費機器4a,4b,5,6が高効率で
運転できるように、燃料電池1の出力を制御することが
できるので、消費機器のエネルギ効率を向上することが
できる。
【0044】〔実施例〕次に、住居Hに設けられた消費
機器4aを、貯湯槽2からの湯水注入口と供給される湯
水の温度及び流量との制御部4acを取り付けた温水制
御式洗濯乾燥機4aとして構成し、住居Hに設けられた
消費機器4bを、貯湯槽2からの湯水注入口と供給され
る湯水の温度及び流量との制御部4bcを取り付けた温
水制御式食器洗浄乾燥機4bとして構成した場合におい
て、制御システム10により、燃料電池1及び各消費機
器4a,4bの運転を制御した場合の運転制御方法の実
施例について説明する。
【0045】洗濯乾燥機4aは、酵素入り洗剤を予め仕
込み、37℃の温水を洗剤を溶かしながら一気に洗濯槽に
注入して洗濯物を洗い、脱水の後、50〜60℃程度の温水
で濯ぎ、再び脱水して、電気ヒーターにより洗濯物を乾
燥させる省エネ運転モードに従った運転が可能に構成さ
れている。このような省エネ運転モードは、15℃程度の
水を用いた運転モードと比較して、洗剤を約1/3に、洗
い時間を約半分、濯ぎ回数を2回から1回に、乾燥時間
を約半分にすることが出来る。この結果、洗剤、水を節
約できるほか、電力使用量を約半分に低減することが出
来る。また、洗濯乾燥機4aにおいて、このような省エ
ネ運転モードを行なった場合の消費電力及び消費湯水の
温度及び流量に関する電力及び熱の消費パターンに関す
るデマンドタイムテーブルは、図2に示すような状態と
なり、この電力及び熱のデマンドタイムテーブルは制御
部4acが予め記憶している。
【0046】また、食器洗浄乾燥機4bは、通常の食洗
用洗剤を仕込み、60℃の湯を供給して食器を洗い、60℃
の湯を電気ヒーターで70℃に昇温して濯ぎを行ったの
ち、電気ヒーターにより食器を乾燥させる省エネ運転モ
ードに従った運転が可能に構成されている。このような
省エネ運転モードは、洗濯乾燥機4aと同様に、15℃程
度の水を用いた運転モードと比較して、電力使用量を低
減することが出来る。また、食器洗浄乾燥機4bにおい
て、このよな省エネ運転モードを行なった場合の消費電
力及び消費湯水温度及び量に関する電力及び熱の消費パ
ターンに関するデマンドタイムテーブルは、図3に示す
ような状態となり、この電力及び熱のデマンドタイムテ
ーブルは制御部4bcが予め記憶している。
【0047】また、上記のような省エネ運転モードの決
定は、制御システム10からネットワークHNを介して
受信した熱状態情報に基づいて行われる。即ち、洗濯乾
燥機4a及び食器洗浄乾燥機4bの制御部4ac,4b
cには、コジェネレーション設備CSの制御システム1
0から貯湯槽2からの出湯温度及び流量に関する熱状態
情報を受付ける熱状態情報受付手段41が設けられ、さ
らに、このように受付けた熱状態情報に基づいて所定の
運転に対する運転モードを決定する運転モード決定手段
42と、その決定した運転モードにしたがって自動運転
を行なう自動運転手段43が設けられている。即ち、制
御部4ac,4bcは、上記熱状態情報としての出湯温
度及び流量が、省エネ運転モードの運転を行なえるもの
であるかを判断し、運転モードを決定する。
【0048】次に、洗濯乾燥機4a及び食器洗浄乾燥機
4bの制御部4ac,4bcと制御システム10との間
の通信状態を、図5に基づいて説明する。尚、図5に示
すフロー図は、下方にいくほど時間が経過しているよう
に記載されている。洗濯乾燥機4a及び食器洗浄乾燥機
4bは、住居Hの住人が運転終了時間を設定して運転予
約され、洗濯物又は食器と洗剤等が仕込まれて、運転開
始可能状態とされる。この運転終了時間は、その時間ま
でに運転が完了していればよいと住人が思う時間で、例
えば朝の起床時間に設定すればよい。
【0049】運転予約が入力されると、洗濯乾燥機4a
及び食器洗浄乾燥機4bからは、運転終了時間と、その
時の運転モードにおける前述の図2及び図3に示すよう
な電力及び熱のデマンドタイムテーブルとを含む予定情
報を、ネットワークHNを介して制御システム10に送
信する。
【0050】すると、コジェネレーション設備CS側の
制御システム10は、コジェネレーション設備CSの電
力出力及び出湯温度及び流量の状態情報を考慮して、上
記の運転終了時間に遅れない事を最優先とし、送信され
た電力及び熱デマンドタイムテーブルをもとに、燃料電
池1の電力負荷率が最大になり、燃料電池1の運転終了
時に、貯湯槽2に残存する湯水が最少になるように、図
4に示すように、消費機器4a,4bの運転開始時間を
消費機器4a,4bの運転条件として決定して、燃料電
池1の電力出力を決定し、そのように電力を出力した場
合に貯湯槽2における貯湯量を計算すると共に、そのよ
うに電力を出力するための燃料電池1の運転条件を算出
する。
【0051】このとき、消費機器によって、運転の途中
中断が許容できる場合には、当該消費機器を途中で待機
させることや、貯湯槽2の出湯温度を変える場合など
は、他の消費機器に影響しないように運転条件を定め
る。途中で消費機器の運転予約の追加やキャンセルが発
生した場合には、運転条件の再決定を行う。
【0052】そして、制御システム10は、消費機器4
a,4bの運転開始時間が来れば、制御システム10
は、各制御部4ac,4bcへ、上記で決定した運転条
件としての運転開始時間と、貯湯槽2からの出湯温度に
関する熱状態情報を含む運転開始指令信号を送信し、各
制御部4ac,4bcは、熱状態情報受付手段41及び
運転モード決定手段42及び自動運転手段43を働かせ
て、上記出湯温度から運転モードを決定し、各消費機器
4a,4bの自動運転を行なう。
【0053】詳しくは、住人が全員就寝して、電力負荷
が燃料電池1の最低運転出力を下回り始めたとき、洗濯
乾燥機4aの運転に入り、洗濯乾燥機4aの運転がほぼ
完了し、デマンドが減少した後、食洗の運転に入り、運
転を完了する。このように、燃料電池1を備えたコジェ
ネレーション設備CSの場合は、深夜等電力負荷が極端
に低下する時間帯に、洗濯乾燥機4aや食器洗浄乾燥機
4bなどを分散して運転することにより、効率が低下す
る極端な低出力運転を回避し、効率の高い運転を実施す
ることが出来る。また、貯湯槽2出湯温度を変える場合
でも、住人の生活時間帯を外して運転することで、問題
を起こりにくくすることが出来る。
【0054】また、運転を開始した消費機器4a,4b
は、必要に応じて、制御システム10に対して、出湯温
度等の出力変更の要求を行う。制御システム10は、他
に影響のない限り、この要求に従って出湯温度等の出力
を変更して供給できるようにする。また、このように出
湯温度の変更が許可された場合には、制御システム10
へ運転モードの変更に伴って変更された変更電力及び熱
デマンドタイムテーブルを送信する。なお、このとき、
予期しない台所や洗面所等での出湯があった場合、高温
での出湯により火傷などの危険がないように、所定流量
以上に高温水が出力された場合には自動的に出湯温度を
下げる機能などを備えてもよい。また、給湯栓でのその
ような高温水の出湯を防ぐため、人が直接触れる給湯栓
は、すべて温度調節式混合水栓としておくことが望まし
い。
【0055】〔別実施の形態〕次に、別の実施の形態に
ついて説明する。
【0056】上記実施の形態において、制御システム1
0をコジェネレーション設備CSに設けたが、別に、制
御システム10は、コジェネレーション設備CS及び各
消費機器4a,4b,5,6との間で双方向通信可能に
構成されていればよく、例えば、コジェネレーション設
備CSと燃料電池1等の制御を行なう制御部のみを設け
てその制御部とネットワークHNとを接続し、制御シス
テム10を住居H内に設けられネットワークHNに接続
されたコンピュータ等で構成することもできる。また、
このような制御システム10は、住居Hのネットワーク
HNに接続されたコンピュータにインターネット網等を
介してアクセス可能な外部のコンピュータで構成するこ
ともできる。また、コジェネレーション設備CS及び各
消費機器4a,4b,5,6にアクセス可能な複数のコ
ンピュータを制御システム10に構成された各手段とし
て機能させることもできる。
【0057】上記実施の形態において、コジェネレーシ
ョン設備CSで発生した温水と電力を消費し、制御シス
テム10との間で双方向通信を行なう消費機器として
は、洗濯乾燥機4a及び食器洗浄乾燥機4b等以外に、
食器洗浄機、洗濯機、乾燥機、加湿器、除湿器、空気調
和機などを例示することができ、さらに、これらに限定
されない。また、自動風呂、温水式浴室暖房乾燥機を制
御システム10との間で双方向通信可能に構成し、コジ
ェネレーション設備CSの運転条件及び、自動風呂のお
湯張り時間や温水式浴室暖房乾燥機の運転時間等の運転
条件を、制御システム10側で決定する場合には、制御
システム10を自動風呂、温水式浴室暖房乾燥機の制御
部として機能させても構わない。
【0058】また、制御システム10と住居Hの各消費
機器とを接続するネットワークHNは、双方向通信が可
能である限り特に制限はなく、例えば、制御システム1
0と各消費機器4a,4b,5,6とを双方向通信可能
に接続する通信線として、ネットワークHNの他、電灯
線等を用いた専用通信手段を使用しても構わない。ま
た、ネットワークHNは通信相手を予め特定するシリア
ル通信のようなものであってもよいが、複数の消費機器
を接続する場合は、そのプロトコールは統一しておく必
要がある。また、通信がハングアップするとコジェネレ
ーション設備CSを始め、接続している消費機器が動作
しなくなるので、信頼性が高く、復帰も容易な通信方式
を採用することが望ましい。媒体としては、金属線、光
ファイバー、無線などが例示されるが、特に制約はな
い。
【0059】また、住居Hの住人は、制御システム10
に接続されたネットワークHNをエアコンやビデオ等に
接続して、例えば、外出先から、携帯電話などでインタ
ーネット網Iを介して制御システム10にアクセスし、
エアコンの運転開始やビデオの録画などを操作する事も
出来る。
【0060】上記実施の形態において、コジェネレーシ
ョン設備CSに設ける燃料電池1は、別に、天然ガスを
含む都市ガス、水素ガス、プロパンガス、ブタンガス、
ガソリン、灯油、軽油などを燃料として、電気と熱を同
時に発生するものである限り特に制約はなく、燃料電池
1の代わりには、ガスエンジン、ガスタービン、ディー
ゼルエンジンを駆動源とする発電機等を設けることがで
きる。
【0061】また、常時電主運転され風呂のお湯張りに
あまり影響を受けない燃料電池1を有するコジェネレー
ション設備をの代わりに、ガスエンジンを駆動源とする
発電機を有するガスエンジンコジェネレーション設備を
設けた場合には、以下のように各消費機器の運転を制御
することができる。
【0062】即ち、洗濯乾燥機4aの運転時間が、浴室
乾燥機や風呂のお湯張りとほぼ同時に予約され、風呂の
お湯張り完了付近に、食器洗浄乾燥機4bの運転時間が
予約された場合、ガスエンジンコジェネレーション設備
は所謂熱主運転されるので、制御システム10は、風呂
のお湯張り終了時間から逆算されるお湯張り開始時間か
ら風呂のお湯張りを開始し、同時に、洗濯乾燥機4aの
運転に入る。洗濯乾燥機4aの運転が完了する頃、風呂
のお湯張りが完了するが、この時間帯は、家庭で使用電
力がピークになる頃で、敢えて積極的に消費機器を運転
しなくてもガスエンジンの負荷率は最大になっている。
やがて、住人が入浴を済ませ、就寝し始めると電力負荷
が低下してくるので、食器洗浄乾燥機4bの運転を開始
する。この間の排熱を利用して、浴室乾燥機を運転し、
食器洗浄乾燥機4bと浴室乾燥機の運転を完了させ、コ
ジェネレーション設備CSを停止する。このように熱需
要が集中する夜間に消費機器の運転を集中させることに
より、ガスエンジンコジェネレーション設備運転中の負
荷率をできる限り100%に近づけ、コジェネレーション設
備の運転効率を向上させると共に、温水制御式の食器洗
浄乾燥機や洗濯乾燥機をコージェネシステムと連動させ
て運転することにより、排熱利用率を高めて、家庭内エ
ネルギーシステムとして、省エネルギー性を極大化する
事が出来る。
【0063】本実施形態において、このように制御シス
テム10をインターネット網Iに接続することにより、
住居Hの住人が、コジェネレーション設備CSのメンテ
ナンスを行うサービス業者、電力業者、ガス業者、水道
業者と契約し、住人が保有する銀行口座から夫々の料金
を自動的に決済することができる。即ち、制御システム
10に蓄積された夫々の消費量のデータに従って、電力
業者、ガス業者、水道業者が、住人に料金を請求すると
共に、サービス業者がメンテナンスに対するサービス料
金を請求し、銀行口座から自動引き落としを行う。よっ
て、各業者は、リアルタイムで料金を回収できること
で、料金の回収を確実に行え、一方、住人は、自営業等
を営む場合、決算日を自由に設定することができる。
【0064】また、コジェネレーション設備CSから電
力系統への逆潮流により電力を電力業者に販売する場
合、その販売代金と電力料金を相殺して電力料金を請求
するようにすることができる。通常の積算電力計による
電力の計測では、売電と買電の料金に格差がある場合、
メーターを別々につけて計量する必要があるが、電流の
向きにより、一つのメータで売電と買電を別々に積算す
ることで、メータを追加する必要がなく、コストアップ
なしに逆潮流による売電が可能となる。
【0065】さらに、住居Hの住人は、トータルユーテ
ィリティサービス業者(以下、サービス業者と略称す
る。)と契約することもできる。即ち、当該サービス業
者は、住人に、コジェネレーション設備CSそのもの又
はそのメンテナンスサービスを提供する以外に、電力、
ガス、水道業者に対して、住人に代わって供給条件を交
渉して電力、ガス、水を購入し、住人に販売する。ま
た、サービス業者は、コジェネレーション設備CSで発
生した余剰の電力を電力業者等に販売、もしくは、同じ
サービス業者と契約している顧客に送電することもでき
る。同様に、通信回線業者、インターネットサービスプ
ロバイダー等とも、住人に代わって契約することができ
る。サービス業者は、多数の顧客分のサービスを一括し
て受注することにより、ガス業者等から有利な条件で供
給を受けることが出来るようになるほか、顧客先のコジ
ェネレーション設備CSを発電機として利用できること
から、顧客間で電力を融通したりすることにより、電力
業者との間でより柔軟で安価な電力供給契約を結ぶこと
が可能となる。結果として、その顧客たる住人は、安価
なエネルギー供給を受けることが出来る。サービス業者
は、電力、ガス、水道、通信、メンテナンスサービス等
項目毎に、単価を算出し、使用量に応じて顧客に請求す
る。顧客は、サービス業者の請求内容を、コジェネレー
ション設備CSに接続されたテレビやパソコンで確認す
ることが出来、同時に、サービス業者から提供される電
力等が、確実に安くなっているかどうかを知ることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】集合住宅に設けられたコジェネレーションシス
テムの全体構成図
【図2】洗濯乾燥機の電力及び熱デマンドタイムテーブ
ルの例を示す図
【図3】食器洗浄乾燥機の電力及び熱デマンドタイムテ
ーブルの例を示す図
【図4】コジェネレーション設備の運転条件例を示す図
【図5】制御システムと消費機器の制御部との通信状態
を示すフロー図
【符号の説明】
1 燃料電池 2 貯湯槽 2H 電気ヒータ 2B バックアップ給湯器 2T 温度センサ 2L レベルセンサ 4a 洗濯乾燥機(消費機器) 4b 食器洗浄乾燥機(消費機器) 4ac 制御部 4bc 制御部 41 熱状態情報受付手段 42 運転モード決定手段 43 自動運転手段 5,6 消費機器 10 制御システム(運転制御システム) 11 状態情報受付手段 12 予定情報受付手段 13 運転条件決定手段 14 燃料電池制御手段 15 消費機器制御手段 16 消費量計測手段 17 消費量出力手段 H 住居 I インターネット網 HN ネットワーク EM 電力メータ GM ガスメータ WM 水道メータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02C 6/18 F02C 6/18 Z F24F 11/02 103 F24F 11/02 103D H02P 9/04 H02P 9/04 P (72)発明者 平井 一裕 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BA02 BA05 BA06 5H590 AA03 CA08 CA09 CA21 CA26 CE02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 需要地で消費される電力及び熱を発生す
    るコジェネレーション設備と、前記需要地に設けられ前
    記コジェネレーション設備が発生した前記電力及び前記
    熱の少なくとも一方のエネルギを消費する消費機器との
    運転を制御する運転制御方法であって、 前記コジェネレーション設備の前記電力及び前記熱の発
    生状態に関する状態情報と、前記消費機器の運転予定に
    関する予定情報とから、前記コジェネレーション設備と
    前記消費機器との夫々の運転条件を決定し、前記夫々の
    運転条件に基づいて前記コジェネレーション設備と前記
    消費機器との運転を制御する運転制御方法。
  2. 【請求項2】 前記予定情報が、前記消費機器の予定運
    転時間と前記エネルギの消費量に関する情報及びエネル
    ギーの形態に関する情報の少なくとも何れか一方である
    請求項1に記載の運転制御方法。
  3. 【請求項3】 前記状態情報と前記予定情報とから、前
    記コジェネレーション設備の運転効率が高くなるよう
    に、前記コジェネレーション設備と前記消費機器との夫
    々の運転条件を決定する請求項1又は2に記載の運転制
    御方法。
  4. 【請求項4】 前記消費機器が複数あり、 前記状態情報と、前記複数の消費機器の夫々の前記予定
    情報とから、前記コジェネレーション設備と前記複数の
    消費機器との夫々の運転条件を決定し、前記夫々の運転
    条件に基づいて前記コジェネレーション設備と前記複数
    の消費機器の運転を制御する請求項1から3の何れか1
    項に記載の運転制御方法。
  5. 【請求項5】 需要地側で消費される電力及び熱を発生
    するコジェネレーション設備と、前記需要地に設けられ
    前記コジェネレーション設備が発生した前記電力及び前
    記熱の少なくとも一方のエネルギを消費する消費機器と
    の運転を制御する運転制御システムであって、 前記コジェネレーション設備の前記電力及び前記熱の発
    生状態に関する状態情報を受付ける状態情報受付手段
    と、 前記消費機器の運転予定に関する予定情報を受付ける予
    定情報受付手段と、 前記状態情報と前記予定情報とから、前記コジェネレー
    ション設備と前記消費機器との夫々の運転条件とを決定
    する運転条件決定手段と、 前記コジェネレーション設備を前記運転条件に従って運
    転するためのコジェネレーション設備制御手段と、 前記消費機器を前記運転条件に従って運転するための消
    費機器制御手段とを備えた運転制御システム。
  6. 【請求項6】 前記予定情報が、前記消費機器の予定運
    転時間と前記エネルギの予定消費量に関する情報及びエ
    ネルギーの形態に関する情報の少なくとも何れか一方で
    ある請求項5に記載の運転制御システム。
  7. 【請求項7】 前記運転条件決定手段が、前記状態情報
    と前記予定情報とから、前記コジェネレーション設備の
    運転効率が高くなるように、前記コジェネレーション設
    備と前記消費機器との夫々の運転条件を決定する手段で
    ある請求項5又は6に記載の運転制御システム。
  8. 【請求項8】 前記コジェネレーション設備と複数の前
    記消費機器との間で所定の情報について通信可能に構成
    され、 前記予定情報受付手段が、前記複数の消費機器の夫々の
    前記予定情報を受付ける手段であり、 前記運転条件決定手段が、前記状態情報と前記夫々の予
    定情報のとから、前記コジェネレーション設備と前記複
    数の消費機器との夫々の運転条件とを決定する手段であ
    り、 前記消費機器制御手段が、前記消費機器制御情報の夫々
    を、前記複数の消費機器側に出力する手段である請求項
    5から7の何れか1項に記載の運転制御システム。
  9. 【請求項9】 前記消費機器との間で所定の情報につい
    て通信可能に構成され、 前記コジェネレーション設備の制御システムとして設け
    られ、 前記コジェネレーション設備制御手段が、前記コジェネ
    レーション設備を前記運転条件に従って自動運転する手
    段である請求項5から8の何れか1項に記載の運転制御
    システム。
  10. 【請求項10】 需要地側以外の外部との間で所定の情
    報について通信可能に構成され、 前記需要地における電力及びガス及び水の少なくとも1
    つの消費量を計測する消費量計測手段と、 前記消費量計測手段で計測された消費量に関する情報を
    前記外部に出力する消費量出力手段を備えた請求項9に
    記載の運転制御システム。
  11. 【請求項11】 供給される電力及び熱を消費して所定
    の運転を行なう消費機器であって、 前記供給される熱の状態に関する熱状態情報を受付ける
    熱状態情報受付手段と、 前記熱状態情報に基づいて、前記所定の運転に対する運
    転モードを決定する運転モード決定手段とを備えた消費
    機器。
  12. 【請求項12】 コジェネレーション設備から前記電力
    及び前記熱が供給されると共に、前記コジェネレーショ
    ン設備側との間で所定の情報について通信可能に構成さ
    れ、 前記熱状態情報受付手段が、前記コジェネレーション設
    備側に運転予定に関する予定情報を出力することで、前
    記コジェネレーション設備側から前記熱状態情報と運転
    時間に関する情報とを含む運転条件を受付ける手段とし
    て構成され、 前記熱状態情報受付手段で受付けた運転条件に従って、
    前記運転モード決定手段で決定した運転モードで前記所
    定の運転を自動的に行なう自動運転手段を備えた請求項
    11に記載の消費機器。
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