JP2003129054A - 液晶媒体 - Google Patents

液晶媒体

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JP2003129054A
JP2003129054A JP2002228551A JP2002228551A JP2003129054A JP 2003129054 A JP2003129054 A JP 2003129054A JP 2002228551 A JP2002228551 A JP 2002228551A JP 2002228551 A JP2002228551 A JP 2002228551A JP 2003129054 A JP2003129054 A JP 2003129054A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、正の誘電異方性を有する極性化合
物の混合物を基礎とする液晶媒体を提供することを目的
とする。 【解決手段】 一般式I: 【化1】 (式中、rは0または1、Q1は−CH2CH2−または
単結合、環Aは1,4−フェニレンまたはトランス−
1,4−シクロヘキシレン、LはHまたはF、Rは、7
個までの炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、オキ
サアルキル、フルオロアルキルまたはアルケニル、Xは
F、CF3、OCF3またはOCF2Hである)の1種以
上の化合物、および次の一般式II4〜II7: 【化2】 (式中、R1およびR2は、9個までの炭素原子を有する
n−アルキル、n−アルコキシ、n−フルオロアルキル
またはn−アルケニルである。)から成る群から選択さ
れる1種以上の化合物を含有する液晶媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶媒体、電気光
学的目的へのその使用および本媒体を含有するディスプ
レイに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶は、電圧を印加することによってそ
れらの物質の光学特性を左右することができるので、特
にディスプレイデバイス中の誘電体として使用されてい
る。液晶に基づく電気光学デバイスは当業者に極めてよ
く知られており、種々の効果に基礎を置くことができ
る。この種のデバイスは、例えば、動的散乱効果を有す
るセル、DAP[整列相の変形(deformatio
n of alignedphases)]セル、ゲス
ト/ホストセル、ねじれネマチック構造を有するTNセ
ル、STN[超ねじれネマチック(super−twi
sted nematic)]セル、SBE[超複屈折
効果(super−birefringence ef
fect)]セルおよびOMI[光学的モード干渉(o
ptical mode interferenc
e)]セルである。最も一般的なディスプレイデバイス
はシャット−ヘルフリッヒ(Schadt−Helfr
ich)効果に基づき、ねじれネマチック構造を有する
ものである。
【0003】液晶材料は良好な化学および熱安定性、お
よび電界および電磁放射線に対する良好な安定性を有し
ていなければならない。さらに、液晶材料は低粘度であ
り、かつセル中において短いアドレス時間、低いしきい
電圧および高いコントラストを与えるべきである。さら
に、液晶材料は通常の動作温度、すなわち室温以上およ
び以下のできるだけ広い範囲において適切なメソ相、例
えば上述のセル用のネマチックまたはコレステリックメ
ソ相を有するべきである。液晶は複数の成分の混合物と
して一般に使用されるので、それらの成分が互いに容易
に混和できることが重要である。導電性、誘電異方性お
よび光学異方性のようなさらに他の特性がセルの種類お
よび用途分野に応じた種々の要件を満たさねばならな
い。例えば、ねじれネマチック構造を有するセル用の材
料は正の誘電異方性および低い導電性を有するべきであ
る。
【0004】例えば、個々の像点を切り換えるための集
積非線形素子を含んでいるマトリックス液晶ディスプレ
イ(MLCディスプレイ)に望ましい媒体は高い正の誘
電異方性、広いネマチック相、比較的低い複屈折性、非
常に高い比抵抗、比抵抗の良好なUVおよび温度安定
性、および低い蒸気圧を有しているものである。
【0005】この種のマトリックス液晶ディスプレイは
公知である。個々の像点をそれぞれ切り換えるために使
用することができる非線形素子の例はアクティブ素子
(すなわち、トランジスタ)である。そこで、これを
「アクティブマトリックス」と称し、2タイプ、すなわ
ち 1.基板としてのシリコンウェハ上のMOS(金属酸化
物半導体)トランジスタ 2.基板としてのガラス板上の薄膜トランジスタ(TF
T) に区別することができる。
【0006】基板材料として単結晶シリコンを使用する
と、種々の部分ディスプレイのモジュール集成体でさえ
結合部に問題が生じるので、ディスプレイの大きさが制
限される。
【0007】好ましい、より有望なタイプ2の場合、T
N効果が電気光学効果として通常使用される。二つの技
術、すなわち、例えばCdSeのような化合物半導体か
ら成るTFTと多結晶またはアモルファスシリコンに基
づくTFTとに区別される。後者の技術は猛烈な激しさ
で世界中で研究努力されている。
【0008】TFTマトリックスをディスプレイの一方
のガラス板の内側に付け、他方のガラス板はその内側に
透明な対向電極を支持している。像点電極の大きさと比
べてTFTは非常に小さいので、像にほとんど影響を及
ぼさない。この技術は、各フィルター素子が切り換え可
能な画像素子と対向して位置するようにモザイク状の
赤、緑および青フィルターを配設するフルカラー可能な
画像表示に拡げることもできる。
【0009】TFTディスプレイは交差する偏光子と共
に透過型のTNセルとして通常作用し、背後から照明さ
れる。
【0010】本明細書においてMLCディスプレイとい
う用語は集積非線形素子を有するいかなるマトリックス
ディスプレイ、すなわちアクティブマトリックスに加え
てバリスタまたはダイオード(MIM=金属−絶縁体−
金属)等のパッシブ素子を有するディスプレイも包含す
るものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この種のMLCディス
プレイは、特にTV用(例えば、ポケットテレビ受像
機)に、またはコンピューター用(ラップトップ)およ
び自動車もしくは航空機構造における高い情報量のディ
スプレイに適している。MLCディスプレイにおいて
は、コントラストの角度依存性および切換時間に関する
問題以外に、液晶混合物の不十分な比抵抗のために種々
の問題が生じる[トガシ(TOGASHI),S.、セ
キグチ(SEKIGUCHI),K.、タナベ(TAN
ABE),H.、ヤマモト(YAMAMOTO),
E.、ソリマチ(SORIMACHI),K.、タジマ
(TAJIMA),E.、ワタナベ(WATANAB
E),H.、シミズ(SHIMIZU),H.、Pro
c. Eurodisplay 84(1984年9
月):「二段ダイオードリングによって制御されるA2
10〜288マトリックスLCD(A 210−28
8, Matrix LCD Controlled
by Double Stage Diode Rin
gs)」、141頁以降、パリ;ストロマー(STRO
MER),M.、Proc.Eurodisplay
84(1984年9月):「テレビ用液晶ディスプレイ
のマトリックスをアドレスするための薄膜トランジスタ
の設計(Designof Thin Film Tr
ansistors for MatrixAddre
ssing of Television Liqui
d Crystal Displays)」、145頁
以降、パリ]。抵抗が低下するほど、MLCディスプレ
イのコントラストが劣化し、「残像消去」の問題が生じ
うる。液晶混合物の比抵抗はMLCディスプレイの内面
との相互作用のためにディスプレイの生涯に亘って一般
に低下するので、容認できる運用寿命を得るために高い
(初期)抵抗が非常に重要である。特に、低電圧混合物
の場合に、非常に高い比抵抗を達成することはこれまで
のところ不可能であった。さらに、温度の上昇につれて
および加熱および/またはUV露光後に比抵抗ができる
だけ上昇しないことが重要である。従来技術のMLCデ
ィスプレイはこれらの現下の要求を満たしていない。
【0012】したがって、これらの不都合を有せず、ま
たはほんの僅かしか有せず、同時に広い動作温度範囲、
短い切換時間および低いしきい電圧を伴う非常に高い比
抵抗を有するMLCディスプレイをなお大いに必要とし
ている。
【0013】TN(シャット−ヘルフリッヒ)セルに関
し、セル中で以下の利点を促進する媒体が望ましい: − ネマチック相範囲の拡大(特に、低温に至るまで) − 極めて低い温度における切換え性(野外用途、自動
車、アビオニックス) − UV光に対する安定性の向上(より長い寿命)。
【0014】従来技術から得られる媒体は同時に他のパ
ラメーターを保持しながらこれらの利点を得ることが不
可能である。
【0015】超ねじれ(STN)セルに関し、より大き
なマルチプレックス性および/またはより低いしきい電
圧および/またはより広いネマチック相範囲(特に低温
において)を容易にする媒体が望ましい。このために、
利用しうるパラメーターの寛容度(透明点、スメクチッ
ク−ネマチック転移点または融点、粘度、誘電値、弾性
値)をさらに拡大することが緊急に望まれる。
【0016】本発明の目的は、特に上記の不都合を有せ
ず、またはほんの僅かしか有せず、同時に非常に高い比
抵抗および低いしきい電圧を有するのが好ましいこの種
のMLC、TNまたはSTNディスプレイ用の媒体を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の媒体をディスプ
レイに使用する場合に、この目的を達成することができ
ることをここに見出した。
【0018】したがって、本発明は、正の誘電異方性を
有する極性化合物の混合物を基礎とする液晶媒体であっ
て、一般式I
【0019】
【化15】
【0020】(式中、rは0または1であり、Q1は−
CH2CH2−または単結合であり、Aは1,4−フェニ
レンまたはトランス−1,4−シクロヘキシレンであ
り、LはHまたはFであり、Rは、それぞれの場合に7
個までの炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、オキ
サアルキル、フルオロアルキルまたはアルケニルであ
り、そしてXはF、CF3、OCF3またはOCF2Hで
ある)の1種以上の化合物を含有することを特徴とする
液晶媒体に関する。
【0021】本発明では、後述する一般式II4〜II
7から成る群から選択される1種以上の化合物を含有す
ることが特に好ましいものである。
【0022】本発明は、この種の媒体を含有する電気光
学的ディスプレイ(特に、フレームと共にセルを形成す
る2枚の平らな平行外板、前記外板上の個々の像点を切
り換えるための集積非線形素子、およびセル中に設けら
れた、正の誘電異方性および高い比抵抗のネマチック液
晶混合物を有するSTNまたはMLCディスプレイ)お
よび電気光学的目的にこれらの媒体を使用することにも
関する。
【0023】
【発明の実施の形態】特に、本発明は、約10〜25重
量%の1群:
【0024】
【化16】
【0025】(但し、R1は1〜12個の炭素原子を有
する直鎖アルキル基であり、L1はHまたはFであり、
1はF、CF3、OCF3またはOCF2Hであり、そし
てnは0または1、好ましくは0である)からの1種以
上の化合物、約10〜70重量%の2群:
【0026】
【化17】
【0027】(但し、R2は1〜12個の炭素原子を有
する直鎖アルキル基であり、L2はHまたはFであり、
Qは
【0028】
【化18】
【0029】、好ましくは
【0030】
【化19】
【0031】、そしてX2はF、CF3、OCF3または
OCF2Hである)からの1種以上の化合物、約5〜4
0重量%、特に5〜25重量%の式Ia:
【0032】
【化20】
【0033】(式中、R3は1〜12個の炭素原子を有
する直鎖アルキル基であり、L3はFまたはHであり、
3はF、CF3、OCF3またはOCF2Hであり、nは
0または1、好ましくは0であり、そして
【0034】
【化21】
【0035】である)の1種以上の化合物、約0〜15
重量%の4群:
【0036】
【化22】
【0037】(但し、R5およびR6はそれぞれ独立して
1〜12個の炭素原子を有するアルキル基であり、L4
はHまたはFである)からの1種以上の化合物、約0〜
25重量%の5群:
【0038】
【化23】
【0039】(但し、R7は1〜12個の炭素原子を有
する直鎖アルキル基であり、L5はHまたはFであり、
そしてX5はF、CF3、OCF3またはOCF2Hであ
る)からの1種以上の化合物、および約0〜20重量%
の6群:
【0040】
【化24】
【0041】(但し、
【0042】
【化25】
【0043】は式Iaに関して示した意味であり、そし
てR8およびR9はそれぞれ独立して1〜12個の炭素原
子を有するアルキルまたはアルコキシ基である)からの
1種以上の化合物とを含有することを特徴とする末端お
よびラテラルにフッ素化された化合物を基礎とするネマ
チック液晶組成物に関する。
【0044】この組成物はAMD用に非常に適してい
る。非常に高いRC時間値がそのようなAMDで得るこ
とができる。また、これらの組成物は低下した粘度を示
し、第一の透過極小のAMDでの操作を可能とし、そし
て−30℃において1000時間を越えてもいかなる結
晶化も示さない。
【0045】そのような組成物は、R1がn−ペンチ
ル、n−ヘキシルおよびn−ヘプチルである1群の少な
くとも2種の化合物を含んでいるのが好ましい。
【0046】好ましい実施態様において、本発明のネマ
チック組成物は約15〜20重量%のL1がHであり、
そしてX1がF、CF3またはOCF3である1群からの
2種以上の化合物、約10〜40重量%のL2がHであ
り、X2がOCF3であり、そしてQが
【0047】
【化26】
【0048】である2群からの2種以上の化合物、約1
0〜40重量%のL2がHまたはFであり、X2がFまた
はOCF3であり、そしてQが
【0049】
【化27】
【0050】である2群からの2種以上の化合物、約5
〜15重量%のL3がHであり、そしてX3がFである式
Iaの2種以上の化合物および/または約5〜15重量
%のL3がHであり、そしてX3がOCF3である式Ia
の2種以上の化合物とを含んでおり、更に組成物は0〜
25重量%の式
【0051】
【化28】
【0052】(式中、
【0053】
【化29】
【0054】、R8およびR9は6群に関し示した意味で
ある)の1種以上の化合物を含みうる。
【0055】1〜6群の化合物はドイツ特許第26 3
6 684号および第31 02017号、ヨーロッパ
特許第0 051 738号および第0 125 65
3号、国際特許出願番号第WO 89/02884号、
および米国特許第4,302,352号、第4,71
0,315号および第4,419,264号から公知で
あるか、または公知の化合物に準じて製造することがで
きる。
【0056】本発明の組成物の製造は通常の方法で行わ
れる。一般に、所望の量の少量成分を主構成要素形成成
分に好ましくは高温で溶解する。この温度を主成分の透
明点以上であるように選択する場合、溶解工程を特に容
易に完了することができることが認められる。
【0057】本発明の液晶混合物は利用しうるパラメー
ター寛容度の著しい拡大を容易にする。
【0058】透明点、低温における粘度、熱およびUV
安定性および誘電異方性の達成可能な組合せは従来技術
からの既存の物質よりはるかに優れている。
【0059】高い透明点、−40℃におけるネマチック
相および高いΔεの要件はこれまで不満足な程度にしか
達成されなかった。例えば、ZLI−3119等の系は
同等の透明点および比較的有利な粘度を有しているけれ
ど、それらのΔεは+3でしかない。
【0060】他の混合物系は同等の粘度およびΔε値を
有しているが、60℃の範囲の透明点しか有していな
い。
【0061】本発明の液晶混合物は、低温における低粘
度(−30℃において≦600、好ましくは≦550m
Pa・S;−40℃において≦1800、好ましくは≦
1700mPa・s)、および≧3.5、好ましくは≧
4.0の誘電異方性値Δε、65°を越える、好ましく
は70°を越える透明点および比抵抗の高い値を同時に
達成することを可能とする。このことは優れたSTNお
よびMCLディスプレイを得ることができることを意味
する。
【0062】もちろん、本発明による混合物の成分を適
切に選択することによって、他の有利な特性を保持しな
がらより高いしきい電圧でより高い透明点(例えば、9
0°より上)を達成し、またより低いしきい電圧でより
低い透明点を達成することも可能となる。本発明のML
Cディスプレイはグーチ(Gooch)およびタリー
(Tarry)[C.H.グーチおよびH.A.タリ
ー、Electron.Lett. 10、2〜4頁
(1974年);C.H.グーチおよびH.A.タリ
ー、Appl. Phys.、8巻、1575〜158
4頁(1975年)]の第一の透過極小で操作するのが
好ましい。例えば、類似のディスプレイにおけると同様
なしきい電圧において特性の傾斜がきついことおよびコ
ントラストの低い角度依存性(ドイツ特許第30 22
818号)等の特に好ましい電気光学特性以外に、こ
の場合は第二の極小におけるより低い誘電異方性で十分
である。この結果、本発明の混合物を用いて、シアノ系
化合物を含有する混合物を使用するより著しく高い比抵
抗を第一の極小において達成することができる。当業者
は通常の方法を単に用いて個々の成分およびそれらの重
量割合を適切に選択することによってMLCディスプレ
イの予め特定した層厚さに必要な複屈折を生じさせるこ
とができる。
【0063】20℃における粘度は≦25mPa・sで
あるのが好ましい。ネマチック相範囲は少なくとも70
°、特に少なくとも80°であるのが好ましい。この範
囲は少なくとも−30°から+70°、より好ましくは
−30°から120°に及ぶのが好ましい。
【0064】「電圧保持率(voltage hold
ing ratio)」(HR)[S.マツモト(Ma
tsumoto)等、液晶、、1320頁(1989
年);K.ニワ(Niwa)等、SID会議録、サンフ
ランシスコ、1984年6月、304頁(1984
年);G.ウェーバー(Weber)等、液晶、、1
381頁(1989年)]を測定することによって、式
Iの化合物を含んでいる本発明の混合物は、式Iの化合
物を式
【0065】
【化30】
【0066】のシアノフェニルシクロヘキサン類と置き
換えた類似混合物より温度の上昇に伴うHRの低下が著
しく小さいことが示された。本発明の混合物のUV安定
性もかなり良好である、すなわち、それらはUV露光に
際しおよび/または、例えば100°の高温において著
しく小さいHRの低下を示す。
【0067】本発明の媒体は、著しく広いネマチック相
範囲に加えて有利な粘度値を特徴とし、特にSTNディ
スプレイに使用する場合に従来の媒体より顕著な利益を
得る。
【0068】本発明の媒体は式Iの複数(好ましくは2
種以上)の化合物を基礎とする、すなわち、これらの化
合物の割合が≧25%、好ましくは≧40%であるのが
好ましい。
【0069】本発明の媒体に使用することができる式I
〜XIVおよびそれらの下位式の個々の化合物は公知で
あるか、または公知化合物に準じて製造することができ
る。
【0070】好ましい実施態様を以下に示す: − 媒体は一般式II、IIIおよびIV:
【0071】
【化31】
【0072】(式中、それぞれの基は以下に定義する通
りである: R:それぞれの場合に7個までの炭素原子を有するアル
キル、アルコキシ、オキサアルキル、フルオロアルキル
またはアルケニル、 X6:F、Cl、CF3、OCF3またはOCHF2、 Y1およびY2:それぞれの場合に互いに独立してHまた
はF、 r:0または1)から成る群から選択される1種以上の
化合物を更に含有する。
【0073】− 媒体は一般式V〜VIII:
【0074】
【化32】
【0075】(式中、R、X6、そしてY1およびY
2は、それぞれ互いに独立して前記一般式II〜IVに
定義した通りである)から成る群から選択される1種以
上の化合物を更に含有する。
【0076】− 媒体は一般式IV〜XV:
【0077】
【化33】
【0078】(式中、R、X6、そしてY1およびY
2は、それぞれ互いに独立して前記一般式II〜IVに
定義した通りである)から成る群から選択される1種以
上の化合物を更に含有する。
【0079】− 全混合物中の式I〜IVの化合物の割
合は合せて少なくとも50重量%である。
【0080】− 全混合物中の式Iの化合物の割合は1
0〜50重量%である。
【0081】− 全混合物中の式II〜IVの化合物の
割合は30〜70重量%である。
【0082】
【化34】
【0083】− 媒体は式IIおよびIIIまたはIV
の化合物を含んでいる。
【0084】− Rは2〜7個の炭素原子を有する直鎖
アルキルまたはアルケニルである。
【0085】− 媒体は式I〜IVの化合物から実質的
に成る。
【0086】− 媒体は以下の群:
【0087】
【化35】
【0088】から選択されるのが好ましいさらに別の化
合物を含んでいる。
【0089】− I:(II+III+IV)の重量比
は好ましくは1:4〜1:1である。
【0090】− 媒体は一般式I〜XV(特にI〜XI
V)から成る群から選択される化合物から実質的に成
る。
【0091】通常の液晶材料、特に式II、IIIおよ
び/またはIVの1種以上の化合物を含有する液晶材料
と混合した式Iの化合物の割合が比較的低い場合でさ
え、アドレス時間が顕著に改善され、かつ複屈折性に関
し著しく低い値およびより低いしきい電圧が得られ、ま
た同時に低いスメクチック−ネマチック転移温度を有す
る広いネマチック相が認められることを見出した。式I
〜IVの化合物は無色、安定でありかつ互いにおよび他
の液晶材料と容易に混和する。
【0092】「アルキル」と言う用語は1〜7個の炭素
原子を有する直鎖および枝分れアルキル基、特に直鎖基
であるメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、
ヘキシルおよびヘプチルを包含するものである。2〜5
個の炭素原子を有する基が一般に好ましい。
【0093】「アルケニル」と言う用語は2〜7個の炭
素原子を有する直鎖および枝分れアルケニル基、特に直
鎖基を包含するものである。好ましいアルケニル基はC
2〜C7−1E−アルケニル、C5〜C7−4−アルケニ
ル、C6〜C7−5−アルケニルおよびC7−6−アルケ
ニルであり、特にC2〜C7−1E−アルケニル、C4
7−3E−アルケニルおよびC5〜C7−4−アルケニ
ルである。好ましいアルケニル基の例はビニル、1E−
プロペニル、1E−ブテニル、1E−ペンテニル、1E
−ヘキセニル、1E−ヘプテニル、3−ブテニル、3E
−ペンテニル、3E−ヘキセニル、3E−ヘプテニル、
4−ペンテニル、4Z−ヘキセニル、4E−ヘキセニ
ル、4Z−ヘプテニル、5−ヘキセニル、6−ヘプテニ
ル等である。5個までの炭素原子を有する基が一般に好
ましい。
【0094】「フルオロアルキル」と言う用語は好まし
くは末端弗素を有する直鎖基、すなわちフルオロメチ
ル、2−フルオロエチル、3−フルオロプロピル、4−
フルオロブチル、5−フルオロペンチル、6−フルオロ
ヘキシルおよび7−フルオロヘプチルを包含するもので
ある。しかしながら、他の位置の弗素を排除するもので
はない。
【0095】アルコキシと言う用語は好ましくは式Cn
2n+1−O−(式中、nは1〜6である)の直鎖基を包
含するものである。
【0096】「オキサアルキル」と言う用語は好ましく
は式Cn2n+1−O−(CH2m(式中、nおよびm
は、それぞれ互いに独立して1〜6である)の直鎖基を
包含するものである。nは1であるのが好ましく、そし
てmは1〜6であるのが好ましい。
【0097】R、XおよびYの意味を適切に選択するこ
とによって、アドレス時間、しきい電圧、透過特性の傾
斜等を望むように変更することができる。例えば、1E
−アルケニル基、3E−アルケニル基、2E−アルケニ
ルオキシ基等はアルキルおよびアルコキシ基と比較して
一般に短いアドレス時間、改善されたネマチック傾向性
および高い弾性定数k33(曲げ)対k11(広がり)比を
与える。4−アルケニル基、3−アルケニル基等はアル
キルおよびアルコキシ基と比較して一般に低いしきい電
圧および低いk33/k11値を与える。Z1またはZ2にお
ける−CH2CH2−基は単純な共有結合と比べて一般に
高いk33/k11値を与えることになる。高いk33/k11
値は、例えば90°ねじらせたTNセルにおける平坦な
透過特性傾斜[グレイトーンを達成するため]およびS
TN、SBEおよびOMIセルにおける鋭い透過特性傾
斜(マルチプレックス性が大きい)を促進する、そして
逆もまた同じである。
【0098】式IとII+III+IVの化合物の最適
な混合比はどのような特性を所望するか、式I、II、
IIIおよび/またはIVの成分をどのように選択する
か並びに存在させうる他の成分をどのように選択するか
によって実質的に決まる。上記範囲内の適切な混合比を
場合次第で容易に決定することができる。
【0099】本発明の混合物中の式I〜XIIの化合物
の合計量は重要ではない。したがって、混合物は種々の
特性を最適にするために1種以上の更に他の成分を含有
することができる。しかしながら、アドレス時間および
しきい電圧に対して認められる効果は、式I〜XIVの
化合物の全濃度が高い程一般に大きい。
【0100】特に好ましい実施態様において、本発明の
媒体は、X6がCF3、OCF3またはOCHF2である式
II、III、Vおよび/またはVII(好ましくはI
Iおよび/またはIII)の化合物を含んでいる。式I
の化合物との好ましい相乗効果によって、特に有利な特
性を生じる。
【0101】STNに適用するために、媒体は、X6
OCHF2であるのが好ましい式V〜VIIIから成る
群から選択される化合物を含んでいるのが好ましい。
【0102】本発明の媒体は−1.5〜+1.5の誘電
異方性を有する一般式I’:
【0103】
【化36】
【0104】(式中、R1およびR2は、それぞれ互いに
独立して9個までの炭素原子を有するn−アルキル、n
−アルコキシ、o−フルオロアルキルまたはn−アルケ
ニルであり、環A1、A2およびA3は、それぞれ互いに
独立して1,4−フェニレン、2−もしくは3−フルオ
ロ−1,4−フェニレン、トランス−1,4−シクロヘ
キシレンまたは1,4−シクロヘキセニレンであり、Z
1およびZ2は、それぞれ互いに独立して、−CH2CH2
−、−C≡C−、−CO−O−、−O−CO−または単
結合であり、そしてmは0、1または2である)の1種
以上の化合物から成る成分Aを更に含んでいてもよい。
【0105】成分AはII1〜II7:
【0106】
【化37】
【0107】(式中、R1およびR2は式I’で定義した
通りである)から成る群から選択される1種以上の化合
物を含んでいるのが好ましい。
【0108】成分AはII8〜II20:
【0109】
【化38】
【0110】(式中、R1およびR2は式I’で定義した
通りであり、そしてII8〜II17における1,4−
フェニレン基は、それぞれ互いに独立して弗素でモノま
たはポリ置換されていてもよい)から成る群から選択さ
れる1種以上の化合物を更に含んでいるのが好ましい。
【0111】また、成分AはII21〜II25:
【0112】
【化39】
【0113】(式中、R1およびR2は式I’で定義した
通りであり、そしてII21〜II25における1,4
−フェニレン基は、それぞれ互いに独立して弗素でモノ
またはポリ置換されていてもよい)から成る群から選択
される1種以上の化合物を更に含んでいるのが好まし
い。
【0114】最後に、この種の好ましい混合物は、成分
AがII26およびII27:
【0115】
【化40】
【0116】(式中、Cr2r+1は7個までの炭素原子
を有する直鎖アルキル基である)から成る群から選択さ
れる1種以上の化合物を含んでいるものである。
【0117】ある場合に、式
【0118】
【化41】
【0119】(式中、R1およびR2は式I’で定義した
通りであり、そしてZ0は単結合、−CH2CH2−、
【0120】
【化42】
【0121】である)の化合物を追加すると、比抵抗は
低下するかもしれないが、スメクチック相を抑制するの
に有利になることが判り、またチルト角が改良される。
そのようにする場合、用途に対するパラメーターの理想
の組合せを達成するために、当業者はこれらの化合物を
どのような量で添加しうるかを容易に決定することがで
きる。通常、15%未満、特に5〜10%を使用する。
【0122】III’およびIV’:
【0123】
【化43】
【0124】(式中、R1およびR2は式I’において定
義した通りである)から成る群から選択される1種以上
の化合物を含有する液晶混合物も好ましい。
【0125】正の誘電異方性を有する極性化合物の種類
および量それ自体は重要ではない。当業者は簡単な通常
の実験を使用して広範な公知の、また多くの場合には市
販の成分および基材混合物から適切な材料を選択するこ
とができる。本発明の媒体は式I”
【0126】
【化44】
【0127】(式中、Z1、Z2およびmは式I’で定義
した通りであり、Q1およびQ2は、それぞれ互いに独立
して1,4−フェニレン、トランス−1,4−シクロヘ
キシレンまたは3−フルオロ−1,4−フェニレンであ
り、あるいはまた基Q1およびQ2の一方はトランス−
1,3−ジオキサン−2,5−ジイル、ピリジン−2,
5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイルまたは1,4
−シクロヘキセニレンである)の1種以上の化合物を含
んでいるのが好ましい。
【0128】R0は、それぞれの場合に9個までの炭素
原子を有するn−アルキル、n−アルケニル、n−アル
コキシまたはn−オキサアルキルであり、YはHまたは
Fであり、そしてX’はCN、ハロゲン、CF3、OC
3またはOCHF2である。
【0129】好ましい実施態様において、STNまたは
TN用の本発明の媒体は、X’がCNである式I″の化
合物を基礎とするものである。もちろん、式I”の他の
化合物(X’≠CN)をより少ないまたはより多い割合
で含むこともできる。MLC用としては、本発明の媒体
は式I″のニトリル類を約10%までしか含まないのが
好ましい(しかし、式I”のニトリル類を含まず、その
代わりにX’がハロゲン、CF3、OCF3またはOCH
2である式I’の化合物を含むのが好ましい)。これ
らの媒体は式II〜XVの化合物を基礎とするのが好ま
しい。
【0130】偏光子、電極ベース板および表面処理した
電極からの本発明のSTNおよびMLCディスプレイの
構造はこの種のディスプレイに関する普通の構造と一致
する。普通の構造と言う用語は、この場合広範に解釈さ
れ、MLCディスプレイの全ての派生要素および改良要
素、特に、ポリ−SiTFTまたはMIMに基づくマト
リックスディスプレイ要素も包含するものである。
【0131】しかしながら、本発明のディスプレイとね
じれネマチックセルに基づく従来の普通のディスプレイ
との本質的な相違は液晶層における液晶パラメーターの
選択である。
【0132】本発明に従って使用可能な液晶混合物はそ
れ自体普通の方法で製造される。一般に、所望の量の少
量成分を主構成要素形成成分に高温で都合よく溶解す
る。有機溶媒、例えばアセトン、クロロホルムまたはメ
タノールに溶かした各成分の溶液を混合し、十分に混合
後、例えば蒸留によって溶媒を再び除去することも可能
である。
【0133】これらの誘電体は当業者に公知であり、文
献に記載されている他の添加剤も含有することができ
る。例えば、0〜15%の多色染料またはキラルドーピ
ング剤を添加することができる。
【0134】Cは結晶相を、Sはスメクチック相を、S
BはスメクチックB相を、Nはネマチック相をそしてI
は等方性相を表わす。
【0135】V10は10%透過率(基板表面に垂直な角
度から見て)に対する電圧を表わす。tonおよびtoff
はそれぞれV10の値の2.5倍に相当する動作電圧にお
けるスイッチオン時間およびスイッチオフ時間を表わ
す。Δnは光学異方性を表わし、noは屈折率を表わ
す。Δεは誘電異方性[Δε=ε‖ − ε(但し、
ε‖は分子長軸に平行な誘電率であり、およびεはそ
れに垂直な誘電率である)]を示す。電気光学的データ
は、別に特別に示さないかぎり20℃において第一の極
小で(即ち、0.5のdn値で)TNセル中で測定し
た。光学的データは、別に特別に示さないかぎり20℃
において測定した。
【0136】以下の実施例は本発明を説明するものであ
り、本発明を限定するものではない。上記および下記に
おいて、温度は全て℃表示である。パーセントは重量%
である。
【0137】本願においておよび以下の例において、液
晶化合物の構造は頭字語によって示す。したがって、化
学式への変換は以下の表Aおよび表Bに従って行なわれ
る。基Cn2n+1およびCm2m+1は全てそれぞれnまた
はm個の炭素原子を有する直鎖アルキル基である。表B
における符号化は自明である。表Aにおいて、母構造に
関する頭字語だけを示す。それぞれの場合に、母構造の
頭字語はハイフンで分けて、その後に置換基R1、R2
1、L2およびL3に関する符号がつく。
【0138】
【表1】
【0139】
【表2】
【0140】
【表3】
【0141】
【表4】
【0142】
【表5】
【0143】
【表6】
【0144】
【表7】
【0145】例1 PCH−6F 13.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 10.0 CCP−3OCF3 11.0 CCP−4OCF3 10.0 CCP−5OCF3 12.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−5F.F 12.0 CP−3OCF3 6.0 CP−5OCF3 7.0例2 PCH−6F 13.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 10.0 CCP−3OCF3 11.0 CCP−4OCF3 10.0 CCP−5OCF3 12.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−5F.F 12.0 HP−3OCF3 6.0 HP−5OCF3 7.0例3 ME−3OCF3 5.0 PCH−6F 8.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 10.0 CCP−3OCF3 11.0 CCP−4OCF3 10.0 CCP−5OCF3 12.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−5F.F 12.0 CP−3OCF3 6.0 CP−5OCF3 7.0例4 PCH−5F 5.0 PCH−6F 13.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 10.0 CCP−3OCF3 11.0 CCP−4OCF3 10.0 CCP−5OCF3 12.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−5F.F 12.0 HP−3OCF3 4.0 HP−5OCF3 4.0例5 PCH−5F 13.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 8.0 CCP−3OCF3 10.0 CCP−4OCF3 8.0 CCP−5OCF3 10.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−5F.F 12.0 HP−3OCF3 5.0 HP−5OCF3 5.0 CP−3OCF3 5.0 CP−5OCF3 5.0例6 PCH−5F 5.0 PCH−6F 13.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 10.0 CCP−3OCF3 11.0 CCP−4OCF3 10.0 CCP−5OCF3 12.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−5F.F 12.0 CP−3OCF3 4.0 CP−5OCF3 4.0例7 D−3OCF3 5.0 PCH−6F 8.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 10.0 CCP−3OCF3 11.0 CCP−4OCF3 10.0 CCP−5OCF3 12.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−5F.F 12.0 CP−3OCF3 6.0 CP−5OCF3 7.0例8 PCH−5F 7.0 PCH−6F 7.0 PCH−7F 6.0 CP−3OCF3 10.0 CP−5OCF3 10.0 CCP−2OCF3 10.0 CCP−3OCF3 10.0 CCP−4OCF3 9.0 CCP−5OCF3 10.0 ECCP−3F.F 11.0 ECCP−5F.F 10.0例9 PCH−5F 10.0 PCH−6F 8.0 PCH−7F 6.0 CCP−2OCF3 8.0 CCP−3OCF3 12.0 CCP−4OCF3 7.0 CCP−5OCF3 11.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−5F.F 10.0 CP−3OCF3 5.0 CP−5OCF3 5.0 CBC−33F 2.0 CBC−53F 2.0 CBC−55F 2.0例10 PCH−5F 3.0 PCH−6F 3.0 PCH−7F 3.0 CCP−2OCF3 7.0 CCP−3OCF3 8.0 CCP−4OCF3 7.0 CCP−5OCF3 8.0 CP−3OCF3 6.0 CP−5OCF3 6.0 ECCP−3OCF3 6.0 ECCP−5OCF3 6.0 ECCP−3F.F 8.0 ECCP−5F.F 8.0 CCH−301 11.0 CCH−303 10.0例11 PCH−5F 7.0 PCH−6F 7.0 PCH−7F 6.0 CP−3F 10.0 CP−5F 10.0 CCP−2OCF3 10.0 CCP−3OCF3 10.0 CCP−4OCF3 9.0 CCP−5OCF3 10.0 CP−3OCF3 11.0 CP−5OCF3 10.0例12 PCH−5F 4.0 PCH−6F 4.0 CCH−301 10.0 CCH−303 10.0 CP−3OCF3 10.0 CP−5OCF3 10.0 CCP−2OCF3 11.0 CCP−3OCF3 11.0 CCP−4OCF3 9.0 CCP−5OCF3 10.0 EHP−3F.F 6.0 EHP−5F.F 6.0例13 PCH−5F 9.0 PCH−6F 7.0 PCH−7F 6.0 CP−3F 7.0 CP−5F 7.0 CCP−2OCF3 9.0 CCP−3OCF3 9.0 CCP−4OCF3 8.0 CCP−5OCF3 9.0 CP−3OCF3 10.0 CP−5OCF3 9.0 CCH−301 10.0 例1〜13の特性を以下の表に示す。
【0146】
【表8】
【0147】例14 以下の成分から成る液晶組成物は以下の特性を示す。
【0148】 PCH−5F 8.0% PCH−6F 8.0% CP−3F 5.0% CP−5F 5.0% BCH−3F.F 7.0% BCH−5F.F 7.0% CCP−2OCF3 8.0% CCP−3OCF3 7.0% CCP−4OCF3 7.0% CCP−5OCF3 7.0% ECCP−3F.F 9.0% ECCP−5F.F 8.0% ECCP−3OCF3 7.0% ECCP−5OCF3 7.0% 透明点 +102℃ 粘度(+20℃) 16mm2-1 光学異方性(20℃、589nm) Δn +0.0876 V(10、0、20) 2.10(第一)V例15 PCH−5F 7.6 PCH−6F 7.6 PCH−7F 7.6 FET−3F 5.7 FET−5F 3.8 CFET−3F.F 7.6 CFET−5F 8.5 BCH−3F.F.F 13.3 BCH−5F.F.F 12.3 BCH−52F 7.6 ECCP−3OCF3 6.7 CBC−33F 1.9 CBC−53F 2.9 CBC−55F 1.9 CP−4F 5.0 S < −10 N 82 I V10 2.25ボルト Δn 0.1210例16 PCH−5F 17.0 CCP−2OCF3 15.0 CCP−3OCF3 12.0 CCP−4OCF3 12.0 CCP−5OCF3 12.0 CP−3F 10.0 CP−5F 10.0 PCH−301 7.0 CPTP−301 5.0 S < −30 N 111 I Δn 0.0894 粘度(20℃): 15mm2-110 2.26ボルト例17 以下の成分から成る液晶組成物は広いネマチック相範囲
を示す。
【0149】 PCH−5F 9.0 PCH−6F 6.0 PCH−7F 6.0 CCP−2OCF3 12.0 CCP−3OCF3 12.0 CCP−4OCF3 10.0 CCP−5OCF3 12.0 BCH−3F.F 12.0 BCH−3F.F 10.0 CP−3F 6.0 CP−5F 5.0例18 以下の成分から成る液晶組成物は以下の特性を示す。
【0150】 PCH−5F 7.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 6.0 CCP−3OCF3 6.0 CCP−4OCF3 6.0 CCP−5OCF3 6.0 CP−2OCF3 5.0 CP−3OCF3 5.0 CP−4OCF3 5.0 CP−5OCF3 5.0 ECCP−3F.F 9.0 ECCP−5F.F 9.0 CCH−303 12.0 CCH−501 12.0 透明点 +86℃ 光学異方性(20℃、589nm) Δn +0.0666 V10020 2.10(第一)V 上に示した組成物(例1〜18)は全て≧98%のHR
20/HR0を示し、よってアクティブマトリックスディ
スプレイ用混合物として非常に価値がある。
【0151】HR20:20時間UV露光(280〜40
0nm、12mW cm-2)した後の電圧保持率 HR0 :UV露光前の電圧保持率例19 以下の成分から成る液晶組成物は以下の特性を示す。
【0152】 PCH−3 8.0 PCH−4 9.0 PCH−5 5.0 PCH−302 19.0 PCH−304 13.0 CP−3OCF3 5.0 CP−5OCF3 5.0 ECCP−3F 6.0 CP−33 7.0 CP−35 8.0 CP−43 8.0 CP−45 7.0 透明点 +92℃ 光学異方性(20℃、589nm) Δn 0.0951 V10020: 2.22V例20 PCH−5F 3.0 PCH−6F 3.0 PCH−7F 3.0 CCP−2OCF3 6.0 CCP−3OCF3 6.0 CCP−4OCF3 6.0 CCP−5OCF3 6.0 ECCP−3OCF3 3.0 ECCP−5OCF3 3.0 ECCP−3F.F 8.0 ECCP−5F.F 8.0 CH−33 4.0 CH−35 4.0 CCH−301 11.0 CCH−303 11.0 CCH−501 10.0 CP−3OCF3 3.0 CP−5OCF3 3.0 透明点 88℃ Δn: 0.0651 V10020 2.75V(第一の極小)例21 PCH−5F 7.0 PCH−7F 7.0 CCP−2OCF3 6.0 CCP−3OCF3 6.0 CCP−4OCF3 6.0 CCP−5OCF3 6.0 CP−2OCF3 5.0 CP−3OCF3 5.0 CP−4OCF3 5.0 CP−5OCF3 5.0 ECCP−3F.F 9.0 ECCP−5F.F 9.0 CCH−303 12.0 CCH−501 12.0 透明点 86℃ Δn: 0.0666 V10020 2.14V(第一の極小)例22 以下の成分から成る液晶媒体を製造する。
【0153】 K6 6.0 K9 7.0 K15 8.0 PCH−3 23.0 PCH−302 7.0 CP−3OCF3 6.0 CP−5OCF3 6.0 PTP−102 5.0 PTP−201 5.0 ECCP−3 6.0 ECCP−31 6.0 ECCP−32 5.0 ECCP−33 5.0 BCH−32 5.0 この液晶媒体はSTNディスプレイ中で広いネマチック
相範囲および短い切換時間を示す。
【0154】本出願の開示事項を以下にまとめる。
【0155】1. 正の誘電異方性を有する極性化合物
の混合物を基礎とする液晶媒体であって、一般式I
【0156】
【化45】
【0157】(式中、rは0または1であり、Q1は−
CH2CH2−または単結合であり、環Aは1,4−フェ
ニレンまたはトランス−1,4−シクロヘキシレンであ
り、LはHまたはFであり、Rは、それぞれの場合に7
個までの炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、オキ
サアルキル、フルオロアルキルまたはアルケニルであ
り、そしてXはF、CF3、OCF3またはOCF2Hで
ある)の1種以上の化合物を含有することを特徴とする
液晶媒体であり、好ましい1つの態様では、次の一般式
II4〜II7:
【0158】
【化46】
【0159】(式II4〜II7中、R1およびR2
は、それぞれ互いに独立して9個までの炭素原子を有す
るn−アルキル、n−アルコキシ、n−フルオロアルキ
ルまたはn−アルケニルである。)から成る群から選択
される1種以上の化合物を含有する。
【0160】2. 前記一般式II6およびII7から
成る群から選択される1種以上の化合物を含有すること
を特徴とする上記1記載の液晶媒体。
【0161】3. 前記一般式II6で示される化合物
の1種以上の化合物を含有することを特徴とする上記1
記載の液晶媒体。
【0162】4. 次の一般式II、IIIおよびIV
からなる群から選択される1種以上の化合物をさらに含
有することを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の
媒体。
【0163】
【化47】
【0164】(式II〜IV中、それぞれの基は以下に
定義する通りである: R:それぞれの場合に7個までの炭素原子を有するアル
キル、アルコキシ、オキサアルキル、フルオロアルキル
またはアルケニル、 X6:F、Cl、CF3、OCF3またはOCHF2、 Y1およびY2:それぞれの場合に互いに独立してHまた
はF、 r:0または1。) 5. 次の一般式V〜VIIIからなる群から選択され
る1種以上の化合物をさらに含有することを特徴とする
上記1記載の媒体。
【0165】
【化48】
【0166】(式V〜VIII中、それぞれの基は以下
に定義する通りである: R:それぞれの場合に7個までの炭素原子を有するアル
キル、アルコキシ、オキサアルキル、フルオロアルキル
またはアルケニル、 X6:F、Cl、CF3、OCF3またはOCHF2、 Y1およびY2:それぞれの場合に互いに独立してHまた
はF、 r:0または1。) 6. 次の一般式IX〜XIVからなる群から選択され
る1種以上の化合物をさらに含有することを特徴とする
上記1記載の媒体。
【0167】
【化49】
【0168】(式IX〜XIV中、それぞれの基は以下
に定義する通りである: R:それぞれの場合に7個までの炭素原子を有するアル
キル、アルコキシ、オキサアルキル、フルオロアルキル
またはアルケニル、 X6:F、Cl、CF3、OCF3またはOCHF2、 Y1およびY2:それぞれの場合に互いに独立してHまた
はF、 r:0または1。) 7. 全混合物中の式I〜IVの化合物の割合が合せて
少なくとも50重量%であることを特徴とする上記4記
載の媒体。
【0169】8. 全混合物中の式Iの化合物の割合が
10〜50重量%であることを特徴とする上記1〜7の
いずれかに記載の媒体。
【0170】9. 全混合物中の式II〜IVの化合物
の割合が30〜70重量%であることを特徴とする上記
4記載の媒体。
【0171】10. 一般式I〜XIVから成る群から
選択される化合物から実質的になることを特徴とする上
記1〜9のいずれかに記載の媒体。
【0172】11. 10〜25重量%の1群:
【0173】
【化50】
【0174】(但し、R1は5〜12個の炭素原子を有
する直鎖アルキル基であり、L1はHまたはFであり、
1はF、CF3、OCF3またはOCF2Hであり、そし
てnは0または1である)からの1種以上の化合物、1
0〜70重量%の2群:
【0175】
【化51】
【0176】(但し、R2は3〜5個の炭素原子を有す
る直鎖アルキル基であり、L2はHまたはFであり、X2
はF、CF3、OCF3またはOCF2Hであり、Qは
【0177】
【化52】
【0178】である)からの1種以上の化合物、5〜4
0重量%の式Ia:
【0179】
【化53】
【0180】(式中、R3は、1〜12個の炭素原子を
有する直鎖アルキル基であり、L3はHまたはFであ
り、X3はF、CF3、OCF3またはOCF2Hであり、
nは0または1であり、そして
【0181】
【化54】
【0182】である)の1種以上の化合物、0〜15重
量%の4群:
【0183】
【化55】
【0184】(式中、R5、R6はそれぞれ独立して1〜
12個の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり、L4
はHまたはFである)からの1種以上の化合物、0〜2
5重量%の5群:
【0185】
【化56】
【0186】(但し、R7はそれぞれ独立して1〜12
個の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり、L5はH
またはFであり、X5はF、CF3、OCF3またはOC
2Hである)からの1種以上の化合物、および0〜2
0重量%の6群:
【0187】
【化57】
【0188】(但し、
【0189】
【化58】
【0190】は式Iaに関して示した意味であり、そし
てR8およびR9はそれぞれ独立して1〜12個の炭素原
子を有するアルキルまたはアルコキシ基である)からの
1種以上の化合物とを含有することを特徴とする末端お
よびラテラルにフッ素化された化合物類を基礎とする上
記1〜10のいずれかに記載の媒体。
【0191】12. 電気光学的目的のための上記1記
載の液晶媒体の使用。
【0192】13. 上記1記載の液晶媒体を含有する
電気光学的液晶ディスプレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 リーガー、 ベルンハルト 神奈川県横浜市緑区奈良町大田平2834 ワ コーレ玉川学園 (72)発明者 吉竹 廣喜 神奈川県厚木市宮の里4−11−1 (72)発明者 ヤコブ、 トーマス ドイツ連邦共和国 ダブリュウ−6105 オ ーバー−ラムシュタット イム ヴィーゼ ングルント 28 (72)発明者 プラハ、 ヘルベルト ドイツ連邦共和国 ダブリュウ−6100 ダ ルムシュタット ヴィンゲルツベルクシュ トラーセ 5 (72)発明者 フィケンツェラー、 ウルリヒ ドイツ連邦共和国 ダブリュウ−6831 プ ランクシュタット ヴアルトプファート 74 (72)発明者 クールマイヤー、 ハンス−アドルフ ドイツ連邦共和国 ダブリュウ−6104 ゼ ーハイム−ユーゲンハイム ヒンター デ ア シューレ 3アー Fターム(参考) 4H027 BA01 BB03 BB04 BD01 BD02 BD05 BD08 BD10 BE05 CB01 CC03 CD04 CE04 CL03 CM04 CN01 CP03 CP04 CQ04 CR01 CR04 CS03 CS04 CT03 CU04 CU05 CV01 CW01 CX01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正の誘電異方性を有する極性化合物の混
    合物を基礎とする液晶媒体であって、一般式I 【化1】 (式中、rは0または1であり、Q1は−CH2CH2
    または単結合であり、Aは1,4−フェニレンまたはト
    ランス−1,4−シクロヘキシレンであり、LはHまた
    はFであり、Rは、それぞれの場合に7個までの炭素原
    子を有するアルキル、アルコキシ、オキサアルキル、フ
    ルオロアルキルまたはアルケニルであり、そしてXは
    F、CF3、OCF3またはOCF2Hである)の1種以
    上の化合物、および次の一般式II4〜II7: 【化2】 (式II4〜II7中、R1およびR2は、それぞれ互い
    に独立して9個までの炭素原子を有するn−アルキル、
    n−アルコキシ、n−フルオロアルキルまたはn−アル
    ケニルである。)から成る群から選択される1種以上の
    化合物を含有することを特徴とする液晶媒体。
  2. 【請求項2】 前記一般式II6およびII7から成る
    群から選択される1種以上の化合物を含有することを特
    徴とする請求項1記載の液晶媒体。
  3. 【請求項3】 前記一般式II6で示される化合物の1
    種以上の化合物を含有することを特徴とする請求項1記
    載の液晶媒体。
  4. 【請求項4】 次の一般式II、IIIおよびIVから
    なる群から選択される1種以上の化合物をさらに含有す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の媒
    体。 【化3】 (式II〜IV中、それぞれの基は以下に定義する通り
    である: R:それぞれの場合に7個までの炭素原子を有するアル
    キル、アルコキシ、オキサアルキル、フルオロアルキル
    またはアルケニル、 X6:F、Cl、CF3、OCF3またはOCHF2、 Y1およびY2:それぞれの場合に互いに独立してHまた
    はF、 r:0または1。)
  5. 【請求項5】 次の一般式V〜VIIIからなる群から
    選択される1種以上の化合物をさらに含有することを特
    徴とする請求項1記載の媒体。 【化4】 (式V〜VIII中、それぞれの基は以下に定義する通
    りである: R:それぞれの場合に7個までの炭素原子を有するアル
    キル、アルコキシ、オキサアルキル、フルオロアルキル
    またはアルケニル、 X6:F、Cl、CF3、OCF3またはOCHF2、 Y1およびY2:それぞれの場合に互いに独立してHまた
    はF、 r:0または1。)
  6. 【請求項6】 次の一般式IX〜XIVからなる群から
    選択される1種以上の化合物をさらに含有することを特
    徴とする請求項1記載の媒体。 【化5】 (式IX〜XIV中、それぞれの基は以下に定義する通
    りである: R:それぞれの場合に7個までの炭素原子を有するアル
    キル、アルコキシ、オキサアルキル、フルオロアルキル
    またはアルケニル、 X6:F、Cl、CF3、OCF3またはOCHF2、 Y1およびY2:それぞれの場合に互いに独立してHまた
    はF、 r:0または1。)
  7. 【請求項7】 全混合物中の式I〜IVの化合物の割合
    が合せて少なくとも50重量%であることを特徴とする
    請求項4記載の媒体。
  8. 【請求項8】 全混合物中の式Iの化合物の割合が10
    〜50重量%であることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載の媒体。
  9. 【請求項9】 全混合物中の式II〜IVの化合物の割
    合が30〜70重量%であることを特徴とする請求項4
    記載の媒体。
  10. 【請求項10】 一般式I〜XIVから成る群から選択
    される化合物から実質的になることを特徴とする請求項
    1〜9のいずれかに記載の媒体。
  11. 【請求項11】 10〜25重量%の1群: 【化6】 (但し、R1は5〜12個の炭素原子を有する直鎖アル
    キル基であり、L1はHまたはFであり、X1はF、CF
    3、OCF3またはOCF2Hであり、そしてnは0また
    は1である)からの1種以上の化合物、10〜70重量
    %の2群: 【化7】 (但し、R2は3〜5個の炭素原子を有する直鎖アルキ
    ル基であり、L2はHまたはFであり、X2はF、C
    3、OCF3またはOCF2Hであり、Qは 【化8】 である)からの1種以上の化合物、5〜40重量%の式
    Ia: 【化9】 (式中、R3は、1〜12個の炭素原子を有する直鎖ア
    ルキル基であり、L3はHまたはFであり、X3はF、C
    3、OCF3またはOCF2Hであり、nは0または1
    であり、そして 【化10】 である)の1種以上の化合物、0〜15重量%の4群: 【化11】 (式中、R5、R6はそれぞれ独立して1〜12個の炭素
    原子を有する直鎖アルキル基であり、L4はHまたはF
    である)からの1種以上の化合物、0〜25重量%の5
    群: 【化12】 (但し、R7はそれぞれ独立して1〜12個の炭素原子
    を有する直鎖アルキル基であり、L5はHまたはFであ
    り、X5はF、CF3、OCF3またはOCF2Hである)
    からの1種以上の化合物、および0〜20重量%の6
    群: 【化13】 (但し、 【化14】 は式Iaに関して示した意味であり、そしてR8および
    9はそれぞれ独立して1〜12個の炭素原子を有する
    アルキルまたはアルコキシ基である)からの1種以上の
    化合物とを含有することを特徴とする末端およびラテラ
    ルにフッ素化された化合物類を基礎とする請求項1〜1
    0のいずれかに記載の媒体。
  12. 【請求項12】 電気光学的目的のための請求項1記載
    の液晶媒体の使用。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の液晶媒体を含有する電
    気光学的液晶ディスプレイ。
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