JP2003128189A - 原料液注出装置および飲料提供装置 - Google Patents

原料液注出装置および飲料提供装置

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JP2003128189A JP2001331521A JP2001331521A JP2003128189A JP 2003128189 A JP2003128189 A JP 2003128189A JP 2001331521 A JP2001331521 A JP 2001331521A JP 2001331521 A JP2001331521 A JP 2001331521A JP 2003128189 A JP2003128189 A JP 2003128189A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各原料液容器65a,65b内の原料液を使い切
り、一方の原料液容器65a,65bが空になっても原料液を
継続注出できる原料液注出装置25を提供する。 【解決手段】 2つの原料液容器65a,65bを用いる。注
出通路68から2つに分岐した各分岐通路71a,71bを各原
料液容器65a,65bに接続し、分岐通路71a,71bの分岐位
置に負圧動作切換弁70を設ける。負圧動作切換弁70が注
出通路68に対して一方の分岐通路71aを接続状態に保
ち、一方の原料液容器65a内の原料液を注出する。一方
の原料液容器65a内の原料液を使い切って一方の分岐通
路71a側の負圧が他方の分岐通路71b側より所定値以上に
なれば、負圧動作切換弁70が注出通路68に対して他方の
分岐通路71bを接続状態に切り換え、他方の原料液容器6
5b内の原料液を注出する。各原料液容器65a,65b内の原
料液を確実に使い切り、一方の原料液容器65a,65bが空
になっても他方の原料液容器65bから原料液を継続注出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料液を注出する
原料液注出装置、およびこの原料液抽出装置を用いた飲
料提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、カップ入り飲料を提供販
売するカップ式飲料自動販売機などの飲料提供装置で
は、清涼飲料用の原料液をカップに注出するとともに、
希釈液として冷水や炭酸水などをカップに注出し、カッ
プ内で原料液と希釈液とを攪拌混合して飲料を調合し、
さらに選択に応じて氷を入れ、カップ入り飲料を提供し
ている。
【0003】原料液は、清涼飲料の濃縮された原液であ
り、ビニールなどの可撓性を有する袋体によって構成さ
れる原料液容器内に密封状態に収納されている。原料液
容器にはチューブなどの原料液通路の一端が接続され、
この原料液通路に設けられるポンプの作動によって、原
料液容器内の所定量の原料液が原料液通路に吸い上げら
れるとともに原料液通路の他端からカップ内へ注出され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな飲料提供装置では、管理者が定期的に巡回してカッ
プの補充や原料容器の交換などを含めたメンテナンスを
しているが、このメンテナンス作業時に、原料液容器内
に少量の原料液が残っていた場合、原料液容器を新しく
交換しなければ、残っている原料液を有効に使い切るこ
とができるが、次回のメンテナンス作業時までに、原料
液切れが生じ、販売機会を失うことになり、また、原料
液容器を新しく交換すれば、原料切れを防止して販売機
会を多く得ることができるが、残っている原料液を破棄
することになり、無駄が生じる問題がある。
【0005】また、販売頻度が高い飲料に関して原料液
の量を確保するために、1つの原料液容器の容積を大き
くした場合、1つの原料液容器の質量が増加し、原料液
容器の取り扱いに労力を要する問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、原料液容器内の原料液を確実に使い切ることがで
きるとともに、1つの原料液容器内の原料液を使い切っ
ても継続して原料液を注出でき、しかも、1つの原料液
容器の容量を大きくしなくても原料液量を確保できる原
料液注出装置、およびこの原料液抽出装置を用いた飲料
提供装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の原料液注
出装置は、原料液を収納した複数の原料液容器と、原料
液を注出する注出通路、およびこの注出通路から複数に
分岐されて各原料液容器に接続される分岐通路を有する
原料液通路と、この原料液通路の注出通路に設けられ、
原料液容器側から所定量の原料液を吸い上げて注出通路
から注出させるポンプと、前記原料液通路の注出通路か
ら複数の分岐通路が分岐される分岐位置に設けられ、注
出通路に対していずれか1つの分岐通路を接続状態とす
るとともに他の分岐通路を閉止状態とし、注出通路に接
続された1つの分岐通路側の負圧が他の分岐通路側より
所定値以上になることで注出通路に対して他の1つの分
岐通路を接続状態に切り換える負圧動作切換弁とを具備
しているものである。
【0008】そして、この構成では、複数の原料液容器
を用い、原料液通路の注出通路から複数に分岐された各
分岐通路を各原料液容器に接続し、これら複数の分岐通
路の分岐位置に設けられる負圧動作切換弁が注出通路に
対していずれか1つの分岐通路を接続状態に保ち、その
分岐通路を通じて1つの原料液容器内の原料液を注出
し、また、その1つの原料液容器内の原料液を使い切っ
て注出通路に接続された1つの分岐通路側の負圧が他の
分岐通路側より所定値以上になることで、負圧動作切換
弁が注出通路に対して他の1つの分岐通路を接続状態に
切り換え、他の原料液容器内の原料液を注出するため、
原料液容器内の原料液を確実に使い切れるとともに、1
つの原料液容器内の原料液を使い切っても継続して他の
原料液容器から原料液を注出し、しかも、1つの原料液
容器の容量を大きくしなくても原料液量を確保可能とす
る。
【0009】請求項2記載の原料液注出装置は、請求項
1記載の原料液注出装置において、注出通路から分岐さ
れる分岐通路には、各原料液容器に接続される複数の分
岐通路部が分岐されるとともに、これら複数の分岐通路
部が分岐される分岐位置に分岐通路部用負圧動作切換弁
が設けられているものである。
【0010】そして、この構成では、注出通路から分岐
する分岐通路には、各原料液容器に接続される複数の分
岐通路部を分岐するとともに、これら複数の分岐通路部
が分岐される分岐位置に分岐通路部用負圧動作切換弁を
設けるため、より複数の原料液容器を接続してこれら原
料液容器から継続して注出し、原料液量を確保可能とす
る。
【0011】請求項3記載の原料液注出装置は、規定量
の原料液を収納した複数の原料液容器と、原料液を注出
する注出通路、およびこの注出通路から複数に分岐され
て各原料液容器に接続される複数の分岐通路を有する原
料液通路と、この原料液通路の注出通路に設けられ、原
料液容器側から所定量の原料液を吸い上げて注出通路か
ら注出させるポンプと、前記原料液通路の各分岐通路に
設けられ、原料液の流量を測定する流量計と、前記原料
液通路の注出通路から複数の分岐通路が分岐される分岐
位置に設けられ、注出通路に対して選択的にいずれか1
つの分岐通路を接続状態にするとともに他の分岐通路を
閉止状態に切り換える切換弁と、前記注出通路に接続さ
れた1つ分岐通路の流量計で測定される原料液の流量が
原料液容器の規定量に対応する所定量に達したときに、
前記切換弁により注出通路に対して他の1つの分岐通路
を接続状態に切り換える切換制御部とを具備しているも
のである。
【0012】そして、この構成では、規定量の原料液を
収納する複数の原料液容器を用い、原料液通路の注出通
路から複数に分岐された各分岐通路を各原料液容器に接
続し、各分岐通路に原料液の流量を測定する流量計を設
けるとともに、複数の分岐通路の分岐位置に注出通路に
対して選択的にいずれか1つの分岐通路を接続状態にす
る切換弁を設けることにより、注出通路に接続された1
つ分岐通路の流量計で測定される原料液の流量が原料液
容器の規定量に対応する所定量に達したときに、切換弁
により注出通路に対して他の1つの分岐通路を接続状態
に切り換え、切り換えた原料液容器内の原料液を注出す
るため、原料液容器内の原料液を確実に使い切れるとと
もに、一方の原料液容器内の原料液を使い切っても継続
して他の原料液容器から原料液を注出し、しかも、1つ
の原料液容器の容量を大きくしなくても原料液量を確保
可能とする。
【0013】請求項4記載の原料液注出装置は、原料液
を収納した複数の原料液容器と、原料液を注出する注出
通路、およびこの注出通路から複数に分岐されて各原料
液容器に接続される複数の分岐通路を有する原料液通路
と、この原料液通路の注出通路に設けられ、原料液容器
側から所定量の原料液を吸い上げて注出通路から注出さ
せるポンプと、前記原料液通路の注出通路から複数の分
岐通路が分岐される分岐位置に設けられ、注出通路に対
して選択的にいずれか1つの分岐通路を接続状態とする
とともに他の分岐通路を閉止状態に切り換える切換弁
と、前記原料液通路の注出通路から注出された原料液の
質量を測定する注出量測定部と、この注出量測定部によ
る測定に基づき、ポンプの作動時に注出通路から所定量
の原料液が注出されないとき、前記切換弁により注出通
路に対して他の1つの分岐通路を接続状態に切り換える
切換制御部とを具備しているものである。
【0014】そして、この構成では、複数の原料液容器
を用い、原料液通路の注出通路から複数に分岐された各
分岐通路を各原料液容器に接続し、複数の分岐通路の分
岐位置に注出通路に対して選択的にいずれか1つの分岐
通路を接続状態にする切換弁を設けるとともに、原料液
通路の注出通路から注出された原料液の質量を測定する
注出量測定部を設けることにより、この注出量測定部に
よる測定に基づき、注出時に注出通路から所定量の原料
液が注出されないとき、切換弁により注出通路に対して
他の1つの分岐通路を接続状態に切り換え、切り換えた
原料液容器内の原料液を注出するため、原料液容器内の
原料液を確実に使い切れるとともに、一方の原料液容器
内の原料液を使い切っても継続して他の原料液容器から
原料液を注出し、しかも、1つの原料液容器の容量を大
きくしなくても原料液量を確保可能とする。
【0015】請求項5記載の原料液注出装置は、請求項
1ないし4いずれか記載の原料液注出装置において、各
原料液容器毎にこの原料液容器内の原料液の残量が少な
くなったことを検知する検知部と、1つの注出通路に対
して切換接続される全ての原料液容器に対応した全ての
検知部が検知状態になったとき、原料液の注出動作を禁
止する禁止制御部とを具備しているものである。
【0016】そして、この構成では、原料液容器毎にこ
の原料液容器内の原料液の残量が少なくなったことを検
知する検知部を設け、1つの注出通路に対して切換接続
される全ての原料液容器に対応した全ての検知部が検知
状態になったとき、原料液の注出動作を禁止するため、
全ての原料液容器を使用したうえで注出可能とする原料
液の残量が少なく1回に所定量の原料液を注出できるか
確実でない状態での原料液の注出を防止する。
【0017】請求項6記載の飲料提供装置は、カップ内
に原料液を注出する請求項1ないし5いずれか記載の原
料液注出装置と、前記カップ内に希釈液を注出する希釈
液注出装置とを具備しているものである。
【0018】そして、この構成では、請求項1ないし5
いずれか記載の原料液注出装置を備えたため、原料液の
有効利用と飲料の提供機会の増加とを両立可能とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0020】図1ないし図3に第1の実施の形態を示
し、図1は原料液注出装置を用いた飲料提供装置の構成
図であり、図2は原料液抽出装置の負圧動作切換弁を示
し、(a)は注出通路に対して一方の分岐通路を接続した
切換状態の概略断面図、(b)は注出通路に対して他方の
分岐通路を接続した切換状態の概略断面図であり、図3
は原料液注出装置のブロック図である。
【0021】図1において、飲料提供装置としては、カ
ップC内に飲料を調合して販売するカップ式飲料自動販
売機を示し、図示しない機体の前面に販売口が形成さ
れ、この販売口の後方にカップステーション11が配設さ
れている。
【0022】機体内には、カップCを供給するカップ供
給手段12、飲料の粉末原料を供給する複数の粉末原料供
給手段13、およびカップCを搬送するカップ搬送手段14
が配設されている。
【0023】各粉末原料供給手段13は、例えばインスタ
ントコーヒー、紅茶、ココア、砂糖およびミルクなどの
各種の飲料種類の粉末原料をそれぞれ収納するとともに
飲料種類に応じた量の粉末原料を送出するキャニスタ1
6、およびキャニスタ16から送り出される粉末原料を受
け入れて粉末原料供給位置に導く粉末原料シュート17を
有している。
【0024】カップ搬送手段14は、販売動作時に、カッ
プ供給手段12からカップCを受け取り、このカップCを
粉末原料供給手段13からの粉末原料供給位置に搬送して
粉末原料を受け入れてカップステーション11に搬送する
か、受け取ったカップCをカップステーション11に直接
搬送する。
【0025】また、機体内には、水源に接続される給水
部21、湯を供給する湯供給手段22、冷水を供給する冷水
供給手段23、氷を供給する氷供給手段24、原料液を供給
する原料液注出装置25、炭酸水を供給する炭酸水供給手
段26、およびカップC内の内容物を攪拌して飲料を調合
する攪拌手段27が配設されている。そして、湯供給手段
22、冷水供給手段23および炭酸水供給手段26などによっ
て、カップC内に希釈液として湯、冷水、炭酸水を注出
する希釈液注出装置28が構成されている。
【0026】給水部21は、水源に接続される給水管30を
有し、この給水管30の途中にバルブ31,32を介して水フ
ィルタ33が接続され、給水管30の先端が水リザーバ34に
接続され、この水リザーバ34に常に一定量の水が貯留さ
れる。
【0027】湯供給手段22は、所定温度に沸き上げた湯
を貯留する湯タンク37を有し、この湯タンク37には、水
リザーバ34内の水が給水ポンプ38により水リザーバ39を
有する給水経路40を通じて送り込まれる。湯タンク37内
の湯は、出湯電磁弁41の開放によってリザーバ42を有す
る出湯経路43を通じて出湯される。出湯経路43には加圧
液供給手段44が接続され、この加圧液供給手段44は、リ
ザーバ42内の湯を加圧して送出する加圧ポンプ45、およ
びこの加圧ポンプ45で加圧された加圧液つまり加圧湯を
カップステーション11へ導く加圧液流路46を有してい
る。加圧液流路46の先端側には逆止弁47を介してノズル
48が接続され、このノズル48からカップステーション11
に搬送された原料入りのカップC内に加圧湯が吐出され
る。
【0028】冷水供給手段23は、冷却水を貯留する冷却
水槽52、およびこの冷却水槽52の冷却水中に配置される
冷却コイル53を設けた出水管54を有し、水リザーバ34内
の水が水ポンプ55により冷却コイル53に送られてこの冷
却コイル53を通過する間に冷却水との間で熱交換して冷
却される。冷却された冷水は出水管54の出水電磁弁56の
開放によってカップステーション11のカップC内に供給
される。なお、冷却水槽52には給水管路40の途中に設け
たバルブ57の開放によって冷却水用の水が供給され、ま
た、冷却水槽52の冷却水は図示しない冷却手段によって
冷却される。
【0029】氷供給手段24は、水リザーバ34からの水の
供給を受けて製氷する製氷機60を有し、この製氷機60で
製氷された氷が、氷通路61の電磁弁62の開放によってカ
ップステーション11のカップC内に供給される。
【0030】原料液注出装置25は、例えばジュースなど
の清涼飲料の濃縮された原液である原料液を供給するも
ので、規定量の原料液がビニールなどの可撓性を有する
袋体によって構成される原料液容器65内に密封状態に収
納され、さらにこの原料液容器65が段ボール箱などの外
箱内に収容されている。
【0031】原料液容器65は、小サイズの原料液容器65
a,65bと大サイズの原料液容器65Lとがあり、原料液の
種類に応じて2つの原料液容器65a,65bまたは1つの原
料液容器65Lが用いられる。これら各原料液容器65側か
ら種類毎の原料液をカップステーション11のカップC内
へ注出する種類毎の原料液通路66が配設されている。こ
れら各原料液通路66は、チューブなどの管路で構成さ
れ、この管路の途中には原料液容器65側から所定量の原
料液を吸い上げてカップステーション11のカップCへ注
出させるポンプ67が配設されている。
【0032】2つずつの原料液容器65a,65bを使用する
原料液種類に関しての各原料液通路66は、一端である先
端がカップステーション11上に配置されるとともに他端
側が原料液容器65a,65b側に連通される注出通路68を有
し、この注出通路68の途中が原料液の冷却のために冷却
水槽52の冷却水中を通過するように配設され、注出通路
68の途中の冷却水槽52の位置より他端側にポンプ67が配
設され、注出通路68のカップステーション11側の先端近
傍に逆止弁69が配設されている。
【0033】2つずつの原料液容器65a,65bを使用する
原料液種類に関しての各原料液通路66の注出通路68の他
端側は、負圧動作切換弁70を介して、注出通路68から2
つに分岐された分岐通路71a,71bを有し、これら各分岐
通路71a,71bの先端が各原料液容器65a,65bに接続され
ている。
【0034】負圧動作切換弁70は、原料液通路66の注出
通路68から2つの分岐通路71a,71bが分岐される分岐位
置に設けられ、例えば、注出通路68に対して一方の分岐
通路71aを接続状態とするとともに他方の分岐通路71bを
閉止状態とし、注出通路68に接続された一方の分岐通路
71a側の負圧が他方の分岐通路71b側より所定値以上にな
ることで注出通路68に対して一方の分岐通路71aを閉止
状態とするとともに他方の分岐通路71bを接続状態に切
り換える機能を有している。
【0035】すなわち、負圧動作切換弁70は、図2に示
すように、ケース72を有し、このケース72の一側に一方
の分岐通路71aが、他側に他方の分岐通路71bがそれぞれ
接続されるとともに、これら各分岐通路71a,71bの接続
位置の中間に注出通路68が接続されている。ケース72内
には、ばね性を有する可動板73が配置され、この可動板
73の一端がケース72の一端に固定され、他端は自由端と
して摺動部材74が取り付けられている。ケース72の他端
には、摺動部材74が当接する反転用凸部75が形成されて
いる。そして、図2(a)に示すように、可動板73の摺動
部材74が反転用凸部75の頂部より他側に係合した状態
で、一方の分岐通路71aがケース72内を通じて注出通路6
8に接続され、他方の分岐通路71bが可動板73で注出通路
68から遮断された閉止状態とされる。また、図2(a)に
おいて、一方の分岐通路71aに接続された一方の原料液
容器65a内の原料液を使い切った際、一方の分岐通路71a
側の負圧が他方の分岐通路71b側より所定値以上にな
り、この圧力差によって可動板73の摺動部材74が反転用
凸部75の頂部を乗り越えて他側に係合するように反転
し、つまり図2(b)に示すように、可動板73の摺動部材7
4が反転用凸部75の頂部より一側に係合した状態で、他
方の分岐通路71bがケース72内を通じて注出通路68に接
続され、一方の分岐通路71aが可動板73で注出通路68か
ら遮断された閉止状態とされる。
【0036】図1に示すように、機体内には各原料液容
器65,65a,65bを載置する載置台76が配設されている。
2つずつの原料液容器65a,65bを使用する原料液種類に
関しての載置台76には、各原料液容器65a,65bを上方へ
付勢するばね77a,77bが配設されているとともに、各原
料液容器65a,65b毎に原料液容器65a,65b内の原料液の
残量が少なくなったことを検知する検知部78a,78bが配
設されている。これら各検知部78a,78bは、図示しない
スイッチを有し、原料液容器65a,65b内の原料液の残量
が多く残っている状態では、原料液容器65a,65bがその
質量でばね77a,77bの付勢に抗して下降し、この原料液
容器65a,65bの下降状態で検知部78a,78bのスイッチは
オフ状態とされ、また、原料液容器65a,65b内の原料液
の残量が少なくなると、原料液容器65a,65bが軽くなる
ために、ばね77a,77bの付勢で原料液容器65a,65bが上
昇し、この原料液容器65a,65bの上昇で検知部78a,78b
のスイッチがオンして検知する。
【0037】図3には、2つずつの原料液容器65a,65b
を使用する原料液種類に関しての原料液注出装置25の制
御手段79を示し、この制御手段79に各検知部78a,78bか
らの検知信号を入力し、各ポンプ67を制御する。そし
て、制御手段79は、1つの注出通路68に対して切換接続
される全ての原料液容器65a,65bに対応した全ての検知
部78a,78bが検知状態になったとき、原料液の注出動作
を禁止する禁止制御部80の機能を有している。
【0038】炭酸水供給手段26は、冷却水槽52の冷却水
中に炭酸水容器83が配置され、この炭酸水容器83内では
冷却コイル53を通過して冷水ニードル84を通じて導かれ
る冷水の一部および炭酸ボンベ85から炭酸ガスがそれぞ
れ供給されて炭酸水が作られ、この炭酸水が炭酸水供給
管86の電磁弁87の開放によってカップステーション11に
搬送されるカップC内に供給される。
【0039】攪拌手段27は、カップステーション11の上
方に配設され、回転軸90の先端に取り付けられた例えば
インペラなどの攪拌具91、およびこの攪拌具91を回転軸
90を介して回転駆動するとともに昇降させる攪拌具駆動
部92を有している。攪拌具91は、上昇位置を待機位置と
し、下降位置を攪拌位置とし、攪拌位置に下降した際に
カップステーション11に配置されたカップC内に進入し
て内容物を攪拌混合する。
【0040】次に、第1の実施の形態の動作を説明す
る。
【0041】利用者により貨幣が投入され、飲料種類が
選択されることにより、まず、カップ供給手段12からカ
ップCが排出され、このカップCをカップ搬送手段14で
受け取って保持する。
【0042】ここで、粉末原料を使用する飲料が選択さ
れている場合には、カップ搬送手段14によってカップC
を選択された飲料種類の飲料供給位置に移動させ、粉末
原料供給手段13から供給される粉末原料をカップC内に
受け入れる。例えば、コーヒー、砂糖およびミルクによ
って調合される飲料の場合など、複数の粉末原料供給手
段13から粉末原料を受け入れる場合には、カップCを対
応する粉末原料供給位置に順次移動させて、各粉末原料
供給手段13から供給される粉末原料をカップC内に受け
入れる。
【0043】必要とする全ての粉末原料をカップC内に
受け入れたら、カップ搬送手段14によってカップCをカ
ップステーション11に移動させる。
【0044】カップステーション11においては、湯供給
手段22から湯を、または冷水供給手段23から冷水をカッ
プC内に供給し、攪拌手段27の攪拌具91をカップC内に
挿入して回転させ、カップC内の内容物を攪拌混合して
飲料を調合し、攪拌具91を上方に退避させる。さらに、
冷飲料の場合で氷入りの場合に、氷供給装置24から氷を
カップC内に供給する。
【0045】カップC内での飲料の調合が完了したら、
機体の販売口を通じて、カップステーション11内の飲料
入りのカップCを取出可能とする。
【0046】また、原料液を使用する飲料が選択された
場合には、カップ供給手段12から供給されるカップCを
カップ搬送手段14に受け取った後、カップCを空の状態
のままカップステーション11に移動させる。
【0047】カップステーション11において、原料液注
出装置25のうち、選択された原料液種類に対応するポン
プ67を作動し、所定量の原料液をカップC内に注出す
る。さらに、飲料種類に応じて、冷水供給手段23から冷
水を、炭酸水供給手段26から炭酸水をカップC内に供給
し、さらに、利用者の選択に応じて、氷供給手段24から
氷をカップC内に供給し、カップC内で原料液と冷水や
炭酸水とを混合し、飲料を調合する。
【0048】カップC内での飲料の調合が完了したら、
機体の販売口を通じて、カップステーション11内の飲料
入りのカップCを取出可能とする。
【0049】次に、2つずつの原料液容器65a,65bを使
用する原料液種類に関しての原料液注出動作について説
明する。
【0050】2つの原料液容器65a,65bとも原料液が収
納されていて、例えば、図2(a)に示すように、負圧動
作切換弁70の可動板73の摺動部材74が反転用凸部75の頂
部より他側に係合した状態で、一方の分岐通路71aがケ
ース72内を通じて注出通路68に接続され、他方の分岐通
路71bが可動板73で注出通路68から遮断された閉止状態
にある。この状態で、ポンプ67が作動されれば、一方の
分岐通路71aに接続された一方の原料液容器65a内の原料
液を、一方の分岐通路71a、負圧動作切換弁70および注
出通路68を通じてポンプ67に吸い上げ、注出通路68の先
端からカップC内に注出する。
【0051】図2(a)において、一方の分岐通路71aに接
続された一方の原料液容器65a内の原料液を使い切った
際、一方の分岐通路71a側の負圧が他方の分岐通路71b側
より所定値以上になり、この圧力差によって可動板73の
摺動部材74が反転用凸部75の頂部を乗り越えて他側に係
合するように反転し、つまり図2(b)に示すように、可
動板73の摺動部材74が反転用凸部75の頂部より一側に係
合した状態で、他方の分岐通路71bがケース72内を通じ
て注出通路68に接続され、一方の分岐通路71aが可動板7
3で注出通路68から遮断された閉止状態となる。この状
態で、ポンプ67が作動されれば、他方の分岐通路71bに
接続された他方の原料液容器65b内の原料液を、他方の
分岐通路71b、負圧動作切換弁70および注出通路68を通
じてポンプ67に吸い上げ、注出通路68の先端からカップ
C内に注出する。したがって、一方の原料液容器65a内
の原料液を使い切っても、継続して他方の原料液容器65
bから原料液を注出できる。
【0052】そして、管理者によるメンテナンス時に、
2つの原料液容器65a,65bのうち、一方の原料液容器65
aが空になっていれば、空の原料液容器65aを外し、原料
液を収納した新しい原料液容器65aに交換する。
【0053】また、他方の原料液容器65b内の原料液を
使い切った際には、上述したのと同様に、負圧動作切換
弁70が注出通路68と一方の分岐通路71aとが接続される
ように自動的に切り換わり、一方の原料液容器65aから
の原料液の注出に切り換える。
【0054】したがって、管理者によるメンテナンス時
には、2つの原料液容器65a,65bのうち、空になってい
る一方を、原料液を収納した新しいものに交換していく
ことで、継続して原料液の注出ができる。
【0055】このように、複数の原料液容器65a,65bを
用い、原料液通路66の注出通路68から2つに分岐された
各分岐通路71a,71bを各原料液容器65a,65bに接続し、
これら2つの分岐通路71a,71bの分岐位置に設けられる
負圧動作切換弁70が注出通路68に対して一方の分岐通路
71a,71bを接続状態に保ち、例えば、一方の原料液容器
65a内の原料液を注出し、また、この一方の原料液容器6
5a内の原料液を使い切って一方の分岐通路71a側の負圧
が他方の分岐通路71b側より所定値以上になることで、
負圧動作切換弁70が注出通路68に対して他方の分岐通路
71bを接続状態に自動的に切り換え、他方の原料液容器6
5b内の原料液を注出するため、原料液容器65a,65b内の
原料液を確実に使い切ることができるとともに、一方の
原料液容器65a内の原料液を使い切っても継続して他方
の原料液容器65bから原料液を注出できる。しかも、1
つの原料液容器65a,65bの容量を大きくしなくても、2
つの原料液容器65a,65bで継続して原料液の注出ができ
るために原料液量を十分に確保でき、小形で軽い各原料
液容器65a,65bの取り扱いを容易にできる。
【0056】また、原料液容器65a,65b毎に、この原料
液容器65a,65b内の原料液の残量が少なくなったどうか
を検知部78a,78bの検知に基づいて監視している。例え
ば、一方の原料液容器65a内の原料液を使い切っていれ
ば一方の検知部78aが検知状態にあり、この状態で、他
方の原料液容器65b内の原料液の残量が少なくなれば他
方の検知部78bも検知状態となる。したがって、1つの
注出通路68に対して切換接続される全ての原料液容器65
a,65bに対応した全ての検知部78a,78bが検知すること
になり、該当する原料液種類の注出動作つまり販売を禁
止する。そのため、全ての原料液容器65a,65bを使用し
たうえで注出可能とする原料液の残量が少なく1回に所
定量の原料液を注出できるか確実でない状態での注出動
作の継続を防止できる。
【0057】なお、負圧動作切換弁に、3つ以上の分岐
通路を接続し、注出通路に対していずれか1つを接続状
態としてその分岐通路を通じて1つの原料液容器内の原
料液を注出し、また、その1つの原料液容器内の原料液
を使い切って注出通路に接続された1つの分岐通路側の
負圧が他の分岐通路側より所定値以上になることで、注
出通路に対して他の1つの分岐通路を接続状態に切り換
え、他の原料液容器内の原料液を注出する構造を採用す
ることにより、3つ以上の原料液容器を接続して原料液
量を確保できる。
【0058】次に、図4に第2の実施の形態を示す。
【0059】3つの原料液容器65a,65b,65cを用いる
もので、注出通路68から分岐される一方の分岐通路71a
には、2つの各原料液容器65a,65bに接続される2つの
分岐通路部95a,95bが分岐されるとともに、これら2つ
の分岐通路部95a,95bが分岐される分岐位置に分岐通路
部用負圧動作切換弁96が設けられる。この分岐通路部用
負圧動作切換弁96の構成および動作は、負圧動作切換弁
70と同様である。また、各原料液容器65a,65b,65c毎
に対応して検知部78a,78b,78cを備えている。
【0060】そして、例えば、1つの原料液容器65aか
らの原料液の注出経路が形成されている状態において、
この原料液容器65a内の原料液を使い切って注出経路が
負圧になることで、負圧動作切換弁70または分岐通路部
用負圧動作切換弁96のいずれか一方が送出経路を自動的
に切り換え、原料液容器65bまたは原料液容器65cのいず
れか一方からの原料液の注出経路が形成される。
【0061】分岐通路部用負圧動作切換弁96が切り換わ
り、原料液容器65bからの原料液の注出経路が形成され
ている状態において、この原料液容器65b内の原料液を
使い切って注出経路が負圧になることで、負圧動作切換
弁70が送出経路を自動的に切り換え、原料液容器65cか
らの原料液の注出経路が形成される。
【0062】負圧動作切換弁70が切り換わり、原料液容
器65cからの原料液の注出経路が形成されている状態に
おいて、この原料液容器65c内の原料液を使い切って注
出経路が負圧になることで、分岐通路部用負圧動作切換
弁96が送出経路を自動的に切り換え、原料液容器65bか
らの原料液の注出経路が形成される。
【0063】このように、3つの原料液容器65a,65b,
65cから継続して注出でき、原料液量を確保できる。
【0064】なお、他方の分岐通路71b側にも分岐通路
部95a,95bおよび分岐通路部用負圧動作切換弁96を設け
て、原料液容器数を4つにすることもできる。
【0065】次に、図5に第3の実施の形態を示す。
【0066】原料液通路66の各分岐通路71a,71bに、原
料液の流量を測定する流量計99a,99bを配設する。原料
液通路66の注出通路68から複数の分岐通路71a,71bが分
岐される分岐位置に、注出通路68に対して選択的にいず
れか1つの分岐通路71a,71bを接続状態にするとともに
他の分岐通路71a,71bを閉止状態に切り換える切換弁10
0を配設する。切換弁100は、電磁弁などの電気的駆動手
段によって強制的に切換動作する。
【0067】流量計99a,99bからの信号は制御手段79に
入力され、この制御手段79によって切換弁100が制御さ
れる。制御手段79は、各流量計99a,99b毎に入力される
原料液の流量を積算する積算手段の機能、各流量計99
a,99b毎に対応して積算した原料液の流量が原料液容器
65aの規定量に対応する所定量に達したか監視する監視
手段の機能、例えば、注出通路68に接続された1つ分岐
通路71aの流量計99aで測定される原料液の流量が原料液
容器65aの規定量に対応する所定量に達したときに、切
換弁100により注出通路68に対して他の1つの分岐通路7
1bを接続状態に切り換えさせる切換制御部101の機能を
有している。
【0068】そして、例えば、切換弁100によって一方
の原料液容器65aからの原料液の注出経路が形成されて
いる状態において、注出動作に伴って一方の原料液容器
65aから注出される原料液の流量を一方の流量計99aで測
定し、制御手段79で流量計99aから入力される原料液の
流量を積算するとともに、積算した原料液の流量が一方
の原料液容器65aの規定量に対応する所定量に達したか
監視する。
【0069】一方の流量計99aから入力される原料液の
流量の積算値が原料液容器65aの規定量に対応する所定
量に達したときに、切換弁100によって他方の原料液容
器65aからの原料液の注出経路を形成するように切り換
える。この切換状態において、注出動作に伴って他方の
原料液容器65bから注出される原料液の流量を他方の流
量計99bで測定し、制御手段79で流量計99bから入力され
る原料液の流量を積算するとともに、積算した原料液の
流量が他方の原料液容器65bの規定量に対応する所定量
に達したか監視する。
【0070】メンテナンス時において、空の原料液容器
65aを原料液の入った新しい原料液容器65aに交換した際
には、交換したという情報を制御手段79に入力すること
により、他方の原料液容器65bから注出される原料液の
流量が所定量に達したときに、切換弁100によって一方
の原料液容器65a側に切り換え、注出動作を継続でき
る。
【0071】また、空の原料液容器65aを交換しないま
ま、他方の原料液容器65bから注出される原料液の流量
が所定量に達したときには、制御手段79は注出動作を禁
止する。
【0072】このように、規定量の原料液を収納する複
数の原料液容器65a,65bを用い、原料液通路66の注出通
路68から複数に分岐された各分岐通路71a,71bを各原料
液容器65a,65bに接続し、各分岐通路71a,71bに原料液
の流量を測定する流量計99a,99bを設けるとともに、複
数の分岐通路71a,71bの分岐位置に注出通路68に対して
選択的にいずれか1つの分岐通路71a,71bを接続状態に
する切換弁100を設けることにより、例えば、注出通路6
8に接続された1つ分岐通路71aの流量計99aで測定され
る原料液の流量が原料液容器65aの規定量に対応する所
定量に達したときに、切換弁100により注出通路68に対
して他の1つの分岐通路71bを接続状態に切り換え、切
り換えた原料液容器65b内の原料液を注出するため、原
料液容器65a,65b内の原料液を確実に使い切ることがで
きるとともに、一方の原料液容器65a内の原料液を使い
切っても継続して他の原料液容器65bから原料液を注出
できる。1つの原料液容器65a,65bの容量を大きくしな
くても、2つの原料液容器65a,65bで継続して原料液の
注出ができるために原料液量を十分に確保でき、小形で
軽い各原料液容器65a,65bの取り扱いを容易にできる。
【0073】次に、図6に第4の実施の形態を示す。
【0074】原料液通路66の注出通路68から複数の分岐
通路71a,71bが分岐される分岐位置に、注出通路68に対
して選択的にいずれか1つの分岐通路71a,71bを接続状
態にするとともに他の分岐通路71a,71bを閉止状態に切
り換える切換弁100を配設する。切換弁100は、電磁弁な
どの電気的駆動手段によって強制的に切換動作する。
【0075】カップCを載せるカップ搬送手段14に、原
料液通路66の注出通路68からカップC内に注出された原
料液の質量を測定するための注出量測定部104を設け
る。注出量測定部104で測定される質量は、カップCの
質量とカップC内に注出された原料液の質量との両方が
含まれる。
【0076】注出量測定部104からの信号は制御手段79
に入力され、この制御手段79によって切換弁100が制御
される。制御手段79は、注出量測定部104から入力され
る質量の測定値に基づいて所定量の原料液が注出された
か判断する判断手段の機能、ポンプ67の作動時に判断手
段によって所定量の原料液が注出されていないと判断さ
れたとき、切換弁100により注出通路68に対する分岐通
路71a,71bの接続を切り換える切換制御部105の機能を
有している。
【0077】そして、例えば、切換弁100によって一方
の原料液容器65aからの原料液の注出経路が形成されて
いる状態において、注出動作時に一方の原料液容器65a
からの原料液をカップC内に注出した状態での質量を注
出量測定部104で測定し、制御手段79で注出量測定部104
から入力される質量に基づいて所定量の原料液が注出さ
れたか確認し、抽出されていればそのまま飲料提供動作
を継続する。
【0078】また、所定量の原料液が注出されていない
ことが確認された場合には、切換弁100によって他方の
原料液容器65aからの原料液の注出経路を形成するよう
に切り換える。この切換状態において、注出動作時に他
方の原料液容器65bからの原料液をカップC内に注出し
た状態での質量を注出量測定部104で測定し、制御手段7
9で注出量測定部104から入力される質量に基づいて所定
量の原料液が注出されたか確認する。
【0079】メンテナンス時において、空の原料液容器
65aを原料液の入った新しい原料液容器65aに交換した際
には、交換したという情報を制御手段79に入力すること
により、他方の原料液容器65bから所定量の原料液を注
出できなくなったときに、切換弁100によって一方の原
料液容器65a側に切り換え、注出動作を継続できる。
【0080】また、空の原料液容器65aを交換しないま
ま、他方の原料液容器65bの原料液の残量が少なくなっ
たときには、制御手段79は上述した検知部78a,78bの検
知によって注出動作を禁止する。
【0081】このように、複数の原料液容器65a,65bを
用い、原料液通路66の注出通路68から複数に分岐された
各分岐通路71a,71bを各原料液容器65a,65bに接続し、
複数の分岐通路71a,71bの分岐位置に注出通路68に対し
て選択的にいずれか1つの分岐通路71a,71bを接続状態
にする切換弁100を設けるとともに、原料液通路66の注
出通路68から注出された原料液の質量を測定するための
注出量測定部104を設けることにより、この注出量測定
部104による測定に基づき、例えば、一方の原料液容器6
5a側からの注出時に注出通路68から所定量の原料液が注
出されないとき、切換弁100により注出通路68に対して
他方の分岐通路71bを接続状態に切り換え、切り換えた
他方の原料液容器65b内の原料液を注出するため、原料
液容器65a,65b内の原料液を確実に使い切ることができ
るとともに、一方の原料液容器65a,65b内の原料液を使
い切っても継続して他の原料液容器65a,65bから原料液
を注出でき、しかも、1つの原料液容器65a,65bの容量
を大きくしなくても原料液量を確保できる。
【0082】なお、第3および第4の実施の形態におい
て、3つ以上の複数の原料液容器を用い、注出通路から
各原料液容器に接続される3つ以上の複数の分岐通路を
設け、分岐位置に配置される切換弁で注出通路に対して
3つ以上の複数の分岐通路のうち選択的にいずれか1つ
の分岐通路を接続状態にするとともに他の分岐通路を閉
止状態に切り換えることもでき、原料液量を確保でき
る。
【0083】また、以上の各実施の形態に示されたカッ
プ式飲料自動販売機では、原料液の有効利用と飲料の販
売機会の増加とを両立できる。
【0084】次に、図7に第5の実施の形態を示す。
【0085】上述した各実施の形態に適用される原料液
容器65を収納する原料液容器収納部108を示し、この原
料液容器収納部108は、自動販売機の機体の一画に配設
されるもので、前面を開口した収納枠109を有し、この
収納枠109内に上下方向に複数段に原料液容器65が収納
される。収納枠109内の両側には、各段の原料液容器65
の収納位置に対応して、前後2箇所に係止突起110が突
設されている。
【0086】原料液容器65は、小サイズの原料液容器65
a,65bと大サイズの原料液容器65Lとがあり、小サイズ
の各原料液容器65a,65bは、大サイズの原料液容器65L
に対して、半分の容量で、前後の長さおよび上下の高さ
は同一で、幅のみが半分になっている。
【0087】小サイズの原料液容器65a,65bを使用する
運用形態に用いられる棚111と、大サイズの原料液容器6
5Lを使用する運用形態に用いられる棚112とがある。各
棚111,112は、対応する原料液容器65a,65b,65Lを載
せる載置部113、この載置部113の両側から下方へ折曲さ
れた取付片114、載置部113の後縁から立設されて対応す
る原料液容器65a,65b,65Lの後部位置を位置決めする
ストッパ115を有し、各取付片114の前後2箇所には各係
止突起110に係脱可能に係合する係合溝116,117が形成
されている。小サイズ用の棚111には、載置部113の中央
に各原料液容器65a,65bの載置場所を仕切る仕切板118
が立設され、この仕切板118で仕切られた原料液容器65
a,65bの載置場所に各原料液容器65a,65bの質量検知用
の検知部78a,78bが配設されている。
【0088】そして、小サイズの原料液容器65a,65bを
使用する運用形態にする場合には、小サイズ用の棚111
の両側の各係合溝116,117を収納枠109の両側の各係止
突起110に係合して収納枠109内に取り付け、この棚111
の仕切板118で仕切られた両側の載置場所に原料液容器6
5a,65bをセットする。また、大サイズの原料液容器65L
を使用する運用形態にする場合には、大サイズ用の棚11
2の両側の各係合溝116,117を収納枠109の両側の各係止
突起110に係合して収納枠109内に取り付け、この棚112
上に原料液容器65Lをセットする。
【0089】このように、使用する原料液容器65a,65
b,65Lのサイズに応じた運用形態に容易に変更すること
ができる。
【0090】なお、上述した実施の形態に示された構成
は、貨幣の投入に伴ってカップ入り飲料を提供販売する
自動販売機の形態のみに限らず、貨幣の投入を伴わずに
カップ入り飲料を提供する飲料提供装置にも適用でき
る。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の原料液注出装置によれ
ば、複数の原料液容器を用い、原料液通路の注出通路か
ら複数に分岐された各分岐通路を各原料液容器に接続
し、これら複数の分岐通路の分岐位置に設けられる負圧
動作切換弁が注出通路に対していずれか1つの分岐通路
を接続状態に保ち、その分岐通路を通じて1つの原料液
容器内の原料液を注出し、また、その1つの原料液容器
内の原料液を使い切って注出通路に接続された1つの分
岐通路側の負圧が他の分岐通路側より所定値以上になる
ことで、負圧動作切換弁が注出通路に対して他の1つの
分岐通路を接続状態に切り換え、他の原料液容器内の原
料液を注出するため、原料液容器内の原料液を確実に使
い切ることができるとともに、1つの原料液容器内の原
料液を使い切っても継続して他の原料液容器から原料液
を注出でき、しかも、1つの原料液容器の容量を大きく
しなくても原料液量を確保できる。
【0092】請求項2記載の原料液注出装置によれば、
請求項1記載の原料液注出装置の効果に加えて、注出通
路から分岐する分岐通路には、各原料液容器に接続され
る複数の分岐通路部を分岐するとともに、これら複数の
分岐通路部が分岐される分岐位置に分岐通路部用負圧動
作切換弁を設けるため、より複数の原料液容器を接続し
てこれら原料液容器から継続して注出でき、原料液量を
確保できる。
【0093】請求項3記載の原料液注出装置によれば、
規定量の原料液を収納する複数の原料液容器を用い、原
料液通路の注出通路から複数に分岐された各分岐通路を
各原料液容器に接続し、各分岐通路に原料液の流量を測
定する流量計を設けるとともに、複数の分岐通路の分岐
位置に注出通路に対して選択的にいずれか1つの分岐通
路を接続状態にする切換弁を設けることにより、注出通
路に接続された1つ分岐通路の流量計で測定される原料
液の流量が原料液容器の規定量に対応する所定量に達し
たときに、切換弁により注出通路に対して他の1つの分
岐通路を接続状態に切り換え、切り換えた原料液容器内
の原料液を注出するため、原料液容器内の原料液を確実
に使い切ることができるとともに、一方の原料液容器内
の原料液を使い切っても継続して他の原料液容器から原
料液を注出でき、しかも、1つの原料液容器の容量を大
きくしなくても原料液量を確保できる。
【0094】請求項4記載の原料液注出装置によれば、
複数の原料液容器を用い、原料液通路の注出通路から複
数に分岐された各分岐通路を各原料液容器に接続し、複
数の分岐通路の分岐位置に注出通路に対して選択的にい
ずれか1つの分岐通路を接続状態にする切換弁を設ける
とともに、原料液通路の注出通路から注出された原料液
の質量を測定する注出量測定部を設けることにより、こ
の注出量測定部による測定に基づき、注出時に注出通路
から所定量の原料液が注出されないとき、切換弁により
注出通路に対して他の1つの分岐通路を接続状態に切り
換え、切り換えた原料液容器内の原料液を注出するた
め、原料液容器内の原料液を確実に使い切ることができ
るとともに、一方の原料液容器内の原料液を使い切って
も継続して他の原料液容器から原料液を注出でき、しか
も、1つの原料液容器の容量を大きくしなくても原料液
量を確保できる。
【0095】請求項5記載の原料液注出装置によれば、
請求項1ないし4いずれか記載の原料液注出装置の効果
に加えて、原料液容器毎にこの原料液容器内の原料液の
残量が少なくなったことを検知する検知部を設け、1つ
の注出通路に対して切換接続される全ての原料液容器に
対応した全ての検知部が検知状態になったとき、注出動
作を禁止するため、全ての原料液容器を使用したうえで
注出可能とする原料液の残量が少なく1回に所定量の原
料液を注出できるか確実でない状態での注出動作の継続
を防止できる。
【0096】請求項6記載の飲料提供装置によれば、請
求項1ないし5いずれか記載の原料液注出装置を備えた
ため、原料液の有効利用と飲料の提供機会の増加とを両
立できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す原料液注出装
置を用いた飲料提供装置の構成図である。
【図2】同上原料液抽出装置の負圧動作切換弁を示し、
(a)は注出通路に対して一方の分岐通路を接続した切換
状態の概略断面図、(b)は注出通路に対して他方の分岐
通路を接続した切換状態の概略断面図である。
【図3】同上原料液注出装置のブロック図である。
【図4】第2の実施の形態を示す原料液注出装置の構成
図である。
【図5】第3の実施の形態を示す原料液注出装置の構成
図である。
【図6】第4の実施の形態を示す原料液注出装置の構成
図である。
【図7】第5の実施の形態を示す原料液注出装置の原料
液容器収納部を示し、(a)は小サイズの原料液容器を使
用する運用形態の斜視図、(b)は大サイズの原料液容器
を使用する運用形態の斜視図である。
【符号の説明】
25 原料液注出装置 28 希釈液注出装置 65a,65b,65c 原料液容器 66 原料液通路 67 ポンプ 68 注出通路 70 負圧動作切換弁 71a,71b 分岐通路 78a,78b,78c 検知部 80 禁止制御部 95a,95b 分岐通路部 96 分岐通路部用負圧動作切換弁 99a,99b 流量計 100 切換弁 101 切換制御部 104 注出量測定部 105 切換制御部 C カップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 13/10 B67D 1/08 Z // A23L 2/00 A23L 2/00 X (72)発明者 鈴木 光雄 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 吉元 博史 愛知県大府市大府町柊山11番地 株式会社 アペックス内 Fターム(参考) 3E047 AA01 BA01 BA02 BA03 BA04 DA02 DA08 DB01 DB08 DC04 EA04 EB01 3E082 AA02 BB01 CC07 CC10 EE01 EE02 4B017 LP15 LT02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料液を収納した複数の原料液容器と、 原料液を注出する注出通路、およびこの注出通路から複
    数に分岐されて各原料液容器に接続される分岐通路を有
    する原料液通路と、 この原料液通路の注出通路に設けられ、原料液容器側か
    ら所定量の原料液を吸い上げて注出通路から注出させる
    ポンプと、 前記原料液通路の注出通路から複数の分岐通路が分岐さ
    れる分岐位置に設けられ、注出通路に対していずれか1
    つの分岐通路を接続状態とするとともに他の分岐通路を
    閉止状態とし、注出通路に接続された1つの分岐通路側
    の負圧が他の分岐通路側より所定値以上になることで注
    出通路に対して他の1つの分岐通路を接続状態に切り換
    える負圧動作切換弁とを具備していることを特徴とする
    原料液注出装置。
  2. 【請求項2】 注出通路から分岐される分岐通路には、
    各原料液容器に接続される複数の分岐通路部が分岐され
    るとともに、これら複数の分岐通路部が分岐される分岐
    位置に分岐通路部用負圧動作切換弁が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の原料液注出装置。
  3. 【請求項3】 規定量の原料液を収納した複数の原料液
    容器と、 原料液を注出する注出通路、およびこの注出通路から複
    数に分岐されて各原料液容器に接続される複数の分岐通
    路を有する原料液通路と、 この原料液通路の注出通路に設けられ、原料液容器側か
    ら所定量の原料液を吸い上げて注出通路から注出させる
    ポンプと、 前記原料液通路の各分岐通路に設けられ、原料液の流量
    を測定する流量計と、 前記原料液通路の注出通路から複数の分岐通路が分岐さ
    れる分岐位置に設けられ、注出通路に対して選択的にい
    ずれか1つの分岐通路を接続状態にするとともに他の分
    岐通路を閉止状態に切り換える切換弁と、 前記注出通路に接続された1つ分岐通路の流量計で測定
    される原料液の流量が原料液容器の規定量に対応する所
    定量に達したときに、前記切換弁により注出通路に対し
    て他の1つの分岐通路を接続状態に切り換える切換制御
    部とを具備していることを特徴とする原料液注出装置。
  4. 【請求項4】 原料液を収納した複数の原料液容器と、 原料液を注出する注出通路、およびこの注出通路から複
    数に分岐されて各原料液容器に接続される複数の分岐通
    路を有する原料液通路と、 この原料液通路の注出通路に設けられ、原料液容器側か
    ら所定量の原料液を吸い上げて注出通路から注出させる
    ポンプと、 前記原料液通路の注出通路から複数の分岐通路が分岐さ
    れる分岐位置に設けられ、注出通路に対して選択的にい
    ずれか1つの分岐通路を接続状態とするとともに他の分
    岐通路を閉止状態に切り換える切換弁と、 前記原料液通路の注出通路から注出された原料液の質量
    を測定する注出量測定部と、 この注出量測定部による測定に基づき、ポンプの作動時
    に注出通路から所定量の原料液が注出されないとき、前
    記切換弁により注出通路に対して他の1つの分岐通路を
    接続状態に切り換える切換制御部とを具備していること
    を特徴とする原料液注出装置。
  5. 【請求項5】 各原料液容器毎にこの原料液容器内の原
    料液の残量が少なくなったことを検知する検知部と、 1つの注出通路に対して切換接続される全ての原料液容
    器に対応した全ての検知部が検知状態になったとき、原
    料液の注出動作を禁止する禁止制御部とを具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の原料
    液注出装置。
  6. 【請求項6】 カップ内に原料液を注出する請求項1な
    いし5いずれか記載の原料液注出装置と、 前記カップ内に希釈液を注出する希釈液注出装置とを具
    備していることを特徴とする飲料提供装置。
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JP2008522261A (ja) * 2004-11-30 2008-06-26 ネステク ソシエテ アノニム 様々な風味料および栄養添加物付きの温飲料および冷たい飲料を要求時に供給する方法
JP2012101796A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Yazaki Corp ウォーターサーバーの水残量管理システム
JP2016158825A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社イズミフードマシナリ 連続抽出装置及び連続抽出システム
JP2019189250A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 極東産機株式会社 飲料の定量供給装置

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